JPH06228846A - 編まれた筒状製品の二つの端部を縫い合わせる方法、および装置 - Google Patents

編まれた筒状製品の二つの端部を縫い合わせる方法、および装置

Info

Publication number
JPH06228846A
JPH06228846A JP5278965A JP27896593A JPH06228846A JP H06228846 A JPH06228846 A JP H06228846A JP 5278965 A JP5278965 A JP 5278965A JP 27896593 A JP27896593 A JP 27896593A JP H06228846 A JPH06228846 A JP H06228846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
semi
needles
cylinder
ranked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5278965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3382684B2 (ja
Inventor
Alberto Frullini
アルベルト フルリッニ
Paolo Frullini
パオロ フルリッニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fab & Manufacturing Purinshipuruzu Inc
Fabric & Manufacturing Principles Inc
Conti Florentia Srl
Fabric & Manufacturing Principles
Original Assignee
Fab & Manufacturing Purinshipuruzu Inc
Fabric & Manufacturing Principles Inc
Conti Florentia Srl
Fabric & Manufacturing Principles
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fab & Manufacturing Purinshipuruzu Inc, Fabric & Manufacturing Principles Inc, Conti Florentia Srl, Fabric & Manufacturing Principles filed Critical Fab & Manufacturing Purinshipuruzu Inc
Publication of JPH06228846A publication Critical patent/JPH06228846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3382684B2 publication Critical patent/JP3382684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B9/00Circular knitting machines with independently-movable needles
    • D04B9/42Circular knitting machines with independently-movable needles specially adapted for producing goods of particular configuration
    • D04B9/46Circular knitting machines with independently-movable needles specially adapted for producing goods of particular configuration stockings, or portions thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/02Loop-transfer points
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/04Latch needles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B9/00Circular knitting machines with independently-movable needles
    • D04B9/42Circular knitting machines with independently-movable needles specially adapted for producing goods of particular configuration
    • D04B9/46Circular knitting machines with independently-movable needles specially adapted for producing goods of particular configuration stockings, or portions thereof
    • D04B9/56Circular knitting machines with independently-movable needles specially adapted for producing goods of particular configuration stockings, or portions thereof heel or toe portions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】編み上げられた筒状製品、例えばソックスな
ど、の二つの端部を縫い合わせる方法の提供。 【構成】筒状製品の弾性のある端部から製作を開始し、
開放状態のつまさきの側部で終わる、単一シリンダーの
丸編み機による筒状製品の製造工程をふくみ、それに連
続する工程で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソックスのつまさきの
縫い目[かがり]などのように、筒状製品が編み上げら
れた後でその筒状製品の二つの縁を縫い合わせる方法と
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ソックスは、一つまたは二つの縫い針を
持つ丸編み機で製造され、編み方は、伸縮性のある上部
から始まりつまさき側で終り、そのつまさき側は開放状
態で、後で、適切な縁縫い機械あるいは縫合機械[かが
り機]で閉じられる方法が知られている。さらに詳しく
述べれば、ソックスのつまさきの必要な層列が作られた
後に、いわゆる糸抜き縁部と言われる幾層かの余分な層
列がつくられ、それは通常は1センチメートルの高さの
薄い層の編み部で、縫合時に伝線が起きないようにして
いる。この時に使用される機械では、ソックスは次のよ
うに製造される。
【0003】a)ソックスは連続して順次製作される。
この場合、糸抜き縁部の最後の層は、弾性のあるスムー
ズな、よく見える糸によって、次のソックスの伸縮性の
ある縁部の第一層に連結され、前記の糸は、伸縮性のあ
る縁部にたいする糸供給とは異なった供給装置から繰り
出され、つまさきの縫合を行う前に、一つのソックスを
分離するために、人手によって取り除かれる。
【0004】b)ソックスを互いに分離する。この過程
は、製造されたソックスの分離を行う自動装置のつい
た、一個のあるいは二個の円筒を持つ丸編み機で大部分
が実行される。
【0005】分離されたそれぞれのソックスは、ソック
スの内側で縫合されるようにするために、内側を外側に
ひっくり返す。次に前記余分の端部層を取り除き、足の
甲側の最後のセミランク(semirank)の最後の
部分と、足の裏側の最後の層を互いに縫い合わせて、ソ
ックスを閉じる。
【0006】しかしながら、ソックスを製造する機械の
外でつまさきを縫合することは、製造時間とコストを増
大させることになる。これは主として、ソックスを編む
操作とつまさきを縫合する操作の間に、ソックスを取り
除き、関連する保管場所に移動したり、色やサイズによ
ってソックスを区分したりする中間の多くの操作が必要
となる結果である。これらのすべてのことは、実際的に
は、これらの操作を実行し、監督する人手を必要とする
ことを意味し、また、機械を設置し、ソックスを区分し
保管するのに必要な十分に広い空間を確保する必要のあ
ることを意味する。さらに、大量のソックスが製造され
る場合には、ソックスを製造し、つづいて余分な縁部を
取り除く過程で失われる編み糸の量は多量となり、した
がって、これに関連するコストが多くなり、従来の製造
プラントの経済効率を悪くするように働く。
【0007】また、文献イタリア特許出願9590−A
/87によると、ソックスを丸編み機で製造する過程
で、ソックスのつまさきを閉じる方法が知られており、
この方法では、ソックスは以下のように製造される。す
なわち、つまさきに対応する立体的に編まれたポケット
の製造から始まり、二つの均等な端部を並置状態で連結
した二重の編み物で前記ポケットを形成し、前記ポケッ
トを形成する過程では前もって不動作とされていたかぎ
針を動作状態にした後でソックスの底部をかぎ針で編む
過程に進む。前記の文献は、また、前記の方法を実行す
る装置を提示しており、それには、対応する反対側の針
が持ち上げられるときにそれと噛み合わせるための鈎の
ついた不動作状態になったかぎ針の半円筒のシンカー
(sinker)があり、また、前記シンカーの下端部
に作用するカムがあり、このカムは、シンカーを半径方
向に移動させるようにし、対応する反対側の針の頭部を
円筒の外側に動かせる。さらに、前記シンカーの窪みの
中で回転する輪があり、引っ掛けるポケットの最初のセ
ミランクがかがりのない針の近くに移動するようにして
いる。
【0008】しかしながら、この既知の装置は、すべて
の動作状態にある針が適切に織り糸と噛み合うことを常
に保証するものではなく、加えて、編み上げが進行する
と、ポケットが小さくなるので、それは等しい一様な編
み上がりを保証するものではない。
【0009】また、文献イタリア特許出願9465−A
/90からは、ソックスをつまさきから製造する丸編み
機を用いて、ソックスのつまさきを編み上げる方法を提
示しており、その方法によると、編み上げられる[かが
られる]ポケットの自由なセラミンクの限られた部分
を、水平方向の順次減少する移動によって漸次外側に引
っ張るようにしており、対応するかがりのない針の近傍
に前記部分を保持するようにしている。これは、スプリ
ングの先端を使って針の円筒の内側からポケットの第一
の自由セミランクの中心に向かって押しつけ、このと
き、二つの鉤針が対になって使用され、一方は水平方向
の反復運動をし、それぞれの移動の終りに交互の旋回を
行なって、前記半列のかがりを順次行い、残りを針円筒
に向かってそれを越えて引っ張る機能を持ち、もう一方
は、垂直方向の反復運動をし、第一の鈎で処理された半
列領域を保持し、再び動作状態となった編み目なしの針
によってそのかがり動作をできるようにしている。
【0010】しかしながら、この既知の技術は、完成さ
れた製品の質に関しても、機械の生産性および信頼性に
関しても、適切な利点を持つものではなく、うね模様の
ある伸縮性の縁があり、内側で糸をぬいたソックスを製
造することができないことが経験で示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
上記の欠点を克服することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、この課
題は次の方法、すなわち、弾性のある端部から開始さ
れ、開放状態におかれるつまさきの側部で終わる、単一
の丸編み機による筒状製品の製造方法を採用することに
よって解決される。すなわち、その方法は、下記のステ
ップを含む: − シンカー(sinker)によって、関連する編み
目を保持しながら、第一セミランク(ここでセミランク
という言葉は、複数の並んだ編み目を意味する)のあら
かじめ決められた数の針を持ち上げ; − シンカーが開いた状態で、対応する編み目をそこか
ら取りはずすのに適当な高さまで、前記セミランクの針
をさらに持ち上げ、 − あらかじめ切れられた数の第二セミランクの針を、
編み目を第一のセミランクと同じレベルまで動かせて、
さらに持ち上げ; − 編み目を、第二のセミランクを対応する針の上に移
送するための手段によって、前記セミランクから取り除
き; − 第一セミランクの前記針を押し下げ; − こうして取り出された編み目を、針円筒の水平直径
方向の軸の周りに180°回転して移送し、このように
移送されたそれぞれの編み目が、第二セミランクの対応
する針に合致するようにし; − 第二セミランクの針をもちあげて、第一セミランク
の移送された編み目を乗せ、それらを対応する移送手段
から解放し; − 詰めて並べられた同軸の第二のセミランクのそれぞ
れの針の上に重ねて、一対の編み目を配置して、かがり
操作が適切に行われるようにし; − このように並べられた編み目のある第二のセミラン
クの針をさらに持ち上げ; − 間欠的な動作で針円筒を回転し、かがり用の針を、
一ステップづつ、持ち上げられた一対の編み目の中に差
し込み、そのとき、製品を編むために使用する糸(F)
を連続的に供給し、その後で針を抜き取ってかがりの行
われた平らなチェーン状の編み目を形成し; − 最後のかがりによる縫い合わせが行われた後で、二
つあるいはそれ以上の閉じ結び用の結び目を作り; − 編むために使用する糸、およびかがりを行うために
使用する糸の切断を行い; − 前記第二セミランクの針をその取り外し位置まで下
げおろし、完成された製品を下ろす。
【0013】前記方法を実行するための装置は、以下の
ように構成される。すなわち、 − 編み目の第一および第二のセミランクのあらかじめ
決められた数の針を押し上げたり押し下げたりする操作
のための第一のカム手段であり、それは、編むためのカ
ムが動作していないときに動作状態となり、逆に編むた
めのカムが動作しているときに不動作状態となる; − 第一および第二のセミランクの前記あらかじめ決め
られた数の針をさらに押し上げたり、押し下げたりする
操作のための第二のカム手段であって、それは、編むた
めのカムが動作していないときに動作状態となり、逆に
編むためのカムが動作しているときに不動作状態とな
る; − 前記第一のセミランクの編み目を取り除き、針円筒
の水平直径方向の軸の周りに編み目を180°回転させ
るための手段であって、該手段はそれぞれの編み目に対
して一対のスパイクと、少なくとも一個の対応する開い
たり閉じたりする掛け釘があり、そのスパイクと掛け釘
は、半円形のセクターの対応するスロットに滑り込むよ
うになっており、さらに、このセクターは、丸編み機の
シンカーの上部で、針円筒の水平直径方向の軸の周り
に、両方向に180°角度回転出来るように装着されて
いる; − 針円筒に前記半円形のセクターを固定する手段であ
り、動作モードでは放射状のシャッターが二つの位置、
すなわち針円筒へセクターを固定する位置と、それを解
放する位置、の間を移動し、前記二つの位置は一定の、
予め設定された長さだけ離れている; − 前記半円形のセクターが針円筒と共に水平方向に回
転する間、シンカーのケースを止めておくフォーク手段
であって、該フォーク手段は、前記半円形のセクターの
支持部に固定された対応する駆動カム手段によって駆動
される; − 第二のセミランクの針に当たられた一対の重なり合
った編み目のかがりを行う手段であり、該手段は鍵状を
したかがり針およびクローシェ針を有して、前記編み目
に対して反対側にある針を操作し、また、該手段は、か
がり操作の時に編み目をかがり位置に保つための編み地
(fabric)を保持する輪あるいは滑動部を有し、
前記輪あるいは滑動部は編み針に関して、かがり針と同
じ側に位置している。
【0014】
【作用】本発明の利点は、基本的には、編まれた筒状の
製品の爪先を、それを編むのと同じ機械で、縫い合わせ
ることが出来、したがって、製品を作る時間とコストを
大幅に減少できることである。これは、編まれた筒状の
製品の爪先を縫い合わせる伝統的な過程のある部分、た
とえば、糸を抜く操作およびそれによる無駄な材料がで
きること、製品を丸編み機から保管場所へ、あるいは、
縫ったりかがったりする機械へ移送すること、爪先を縫
い合わせること、および製品をひっくり返すこと、爪先
を縫い合わせてその製品を正しい面にひっくり返すこと
などの過程を安全に無くすことが出来るからである。さ
らに本発明の利点は、前記かがり操作を、編み目の最後
の層に使用されたのと同じ糸を使ってかがり操作を行え
ることである。すなわち筒状製品の製作サイクルを中断
することなしに、かがり操作が行えることである。また
本発明の利点は、優れた弾性的ふるまいをし、市場に出
回っている織り糸を使うことができる“チェーン状編み
目”のようなニット製品を作るのに適したどんな編み目
にでも、前記のかがり操作が行えることである。また本
発明の利点は、伝統的な縫い合わせに比べて、いわゆる
“魚の口”と呼ばれる縫い合わせや“さめの口”とよば
れる縫い合わせのような様々な形のソックスの爪先を閉
じることができることである。また本発明の利点は爪先
を縫い合わせる前に、かかとと反対の場所で筒状製品の
どちらかの側に単に膨らんだ部分を編み込むことによっ
て、ソックスの甲の部分あるいは裏の部分に前記縫い合
わせ部を作ることができる点である。また本発明の利点
は縫い合わせラインが厚みを増すことなしに、二つの爪
先の端部を編み合わせ連結するので、その外見や機能に
関する限り、高い品質の製品を完成できることである。
また本発明の利点は長く使用した後でも、高い信頼性の
ある装置を提供できることである。さらに本発明の利点
は伝統的な丸編み機を、その機能的な構造を極端に減少
させないで提供できることである。
【0015】本発明のこれらの、およびその他の利点や
特徴は、この種の技術に精通した人にとっては、本発明
の実施例として示された添付図面と共に以下の記述を読
むことによって、よく理解されよう。しかしこれらの実
施例は本発明をそれらだけに限定するものではないこと
を考慮されたい。
【0016】
【実施例】添付された図16−30の図面を参照して、
本発明の方法の基本的構造に還元すると、編み上げられ
た筒状製品、例えばソックスなどの、二つの端部を縫い
合わせる本発明の方法は、弾性のある端部から開始さ
れ、開放状態におかれるつまさきの側部で終わる、単一
シリンダーの丸編み機による筒状製品の製造ステップ
と、これに連続する以下の操作ステップとから構成され
る。すなわち、 (a)シンカー装置6によって、対応する編み目を取り
除き領域31に保持することにより、第一セミランクの
あらかじめ決められた数の針3を持ち上げる; (b)シンカー装置6が開いた状態で、対応する編み目
8をそこから取りはずすのに適当なレベルまで、前記セ
ミランクの前記針3をさらに持ち上げる; (c)あらかじめ決められた数の針7を、第二のセミラ
ンクの編み目80と共に、第一のセミランクと同じレベ
ルまで持ち上げる; (d)編み目8を他のセミランクの対応する針7の上に
移送するための手段4,13によって、前記セミランク
の編み目8を取り除く; (e)第一セミランクの針3を下げる; (f)こうして取り出された編み目8を、針円筒1の水
平直径方向の軸の周りに180°回転して移送し、この
ように移送されたそれぞれの編み目8が、第二セミラン
クの対応する針7に合致するようにする; (g)第二セミランクの針7をもちあげて、第一のセミ
ランクの移送された編み目8を乗せ、それらを対応する
移送手段4,13から取り出す; (h)詰めて並べられた同軸の第二のセミランクのそれ
ぞれの針7の上に重ねて一対の編み目8,80を配置し
て、この結果、かがり操作が適切に行われるようにす
る; (i)このように並べられた編み目8,80のある第二
のセミランクの針7をさらに持ち上げる; (l)間欠的な動作で針円筒1を回転し、かがり用の針
9を、ステップをふんで、持ち上げられた一対の編み目
の中に差し込み、そのとき、製品を編むために使用する
糸Fを連続的に供給し、その後で、針を抜き取ってかが
りの行われた平らなチェーン状の編み目を形成する; (m)最後のかがりによる縫い合わせが行われた後で、
二つあるいはそれ以上の閉じ結び用の結び目I,IIを形
成する; (n)糸Fの切断を行う; (o)前記第二のセミランクの針7を、その取り外し位
置まで下げおろし、こうして完成した製品を下ろす。
【0017】本発明によると、これは利点であるが、前
記ステップcは第一のステップとして実行することがで
き、この場合にはステップaとbはそれぞれ第二および
それに対応する第三のステップとして実行される。
【0018】同じように、これも利点であるが、前記ス
テップcとbとは、それぞれ第二および第三のステップ
としても実行される。
【0019】さらに、前記ステップ1で、針3,7の円
筒1は、一様に回転でき、かがり用の針9は、この場
合、一対の編み目8,80に挿入され、針が針円筒の動
きに従うようにし、その最初の位置に戻るようにしてい
る。
【0020】一方、図31−32を参照すると、移送さ
れた編み目8を解放する前記ステップgの後で、それに
引き続くステップの代りに、以下のステップが行われ
る。
【0021】(h′)第二のセミランクの針7を、対応
する編み目80の取り外しのレベルまで持ち上げる; (i′)シンカー6が開いた状態で、前記第二のセミラ
ンクの針7を、対応する移送された上部の編み目8が取
り外し条件を満たす点まで下げる; (l′)次にシンカー6が閉じた状態で、前記針7を持
ち上げて、対応する編み目8がかがり操作に適切な位置
高さに配置されるようにする; (m′)シンカー6が開いた状態で、前記針7を更に持
ち上げて、対応する編み目8を、かがり操作に適切なレ
ベルにまで配置する; (n′)間欠的な動作で、針3,7のついた円筒1を回
転し、かがり用の針9をステップをふんで、このように
持ち上げられた一対の編み目の中に差し込み、そのとき
製品を編むために使用する糸Fを連続的に供給し、その
後で、針を抜き取ってかがりの行われた平らなチェーン
状の編み目を形成する。; (o′)最後のかがりによる縫い合わせが行われた後
で、二つあるいはそれ以上の閉じ結び用の結び目I,II
を作る; (p′)糸Fの切断を行う; (q′)前記第二のセミランクの針7を、その取り外し
位置まで下げおろし、こうして製品を完成製品を下す。
【0022】本発明によると、これは利点であるが、前
記ステップn′の間、針3,7の円筒1は、均一に回転
することができ、この場合針9は、ひき続く円筒1の移
動によって編み目8を貫き、次に針3,7のある円筒1
から離れて、元の最初の位置に戻る。
【0023】前記方法を実行すための装置については、
本発明によると、そして、添付された図面について説明
すると、以下の手段を含む: − 編み目8,80の第一および第二のセミランクのあ
らかじめ決められた数の針3,7を押し上げたり押し下
げたりする操作のための第一のカム手段2;該手段は、
編むためのカムが動作していないときに動作状態とな
り、逆に編むためのカムが動作しているときに不動作状
態となる; − 分かりやすくするためにここでは示されていない
が、第一および第二のセミランクの前記あらかじめ決め
られた数の針3,7をさらに押し上げたり、対応して押
し下げたりする操作のための第二のカム手段;該手段
は、編むためのカムが動作していないときに動作状態と
なり、逆に編むためのカムが動作しているときに不動状
態となる; − 前記第一のセミランクの編み目8を取り除き、針
3,7の円筒1の水平直径方向の軸a−aの周りに編み
目を180°回転させるための手段;該手段にはそれぞ
れの編み目8に対して一対のスパイク13がついてお
り、スパイクには、取り外しの時に下に回転される頭部
の近くに窪み部130があり、前記窪み部130は、対
応する編み目8を受入て、そこに保つようになってお
り、スパイク13のそれぞれの対には二つの対応する開
口部と対応する掛け釘4があり、そのスパイク13と掛
け釘4は、半円形のセクター5の対応するスロットに滑
り込むようになっており、したがって、ひっくり返すと
セクター5の両側に動くように作られている。さらに、
このセクター5は、シンカー6の上部で、針3,7の円
筒1の水平直径方向の軸a−aの周りに、両方向に18
0°角度回転出来るように装着されている; − 針3,7の円筒1に前記セクター5を固定する手
段;該手段は、動作モードでは針3,7の円筒1に固定
された部品の対応する溝61に噛み合わされる放射状の
シャッター60を有し、その噛み合いは対応するカムが
二つの位置、すなわち針3,7の円筒1へのセクター5
の支持を遮る位置と、針3,7の同じ円筒1から、それ
を解放する位置、の間を移動する動作により行われ、前
記二つの位置は一定の、予め設定された長さだけ離れて
いる; − 前記セクター5が針円筒1と共に水平方向に回転す
る間、シンカーのケースを止めておく手段であり;二つ
のフォーク62が機械の固定部分に支持されており、ま
たそのフォークは円筒1に対して半径方向にスライドで
き、さらにそのフォークにはシンカーのハウジングに固
定された二つの対応する垂直方向のピンに結合し、セク
ター5の前記支持部に固定された対応する駆動カム64
があり、従って、その回転によって少なくとも一個のフ
ォーク52が対応するピンと共にシンカーのケースを保
持するようになっている; − 第二のセミランクの針7に当てられた一対の重なり
合った編み目8,80のかがりを実行する手段;該手段
はその棒の先端に固定した鍵状をしたかがり針9を有
し、該棒はその軸の周りに交互の回転運動ができるよう
になっており、さらに対応するかぎ針10が前記針9の
側部で、編み目8,80に対して反対側に配置され、か
がり操作の時に編み目8,80をかがり位置に保つため
の編み地を保持する輪あるいは滑動部11を有し、前記
輪あるいは滑動部11は編み針3,7に対して、かがり
針9と同じ側に位置している。
【0024】本発明によれば、これは利点であるが、前
記セクター5の半径方向のスロットはお互いに二対が平
行で、それぞれの対は対応する針3と7を貫通して、セ
クター5の対応する半径方向に向っている。
【0025】さらなる利点は、前記かがり針9が第二セ
ミランクの針7の後方に位置することである。
【0026】逆に言えば、前記かがり針9は第二セミラ
ンクの針7の前方に位置させることもできる。
【0027】本発明によると、前記針9は、連続運動の
回転をする針3,7の円筒1に連動して水平反復振動運
動をさせることができる。
【0028】本発明のさらなる利点は、前記スパイク1
3には、反対側から突き出した、しかし垂直に並んだ二
つのヒール131があり、対応した水平方向に固定され
たカム装置14によって前記セクター5の対応するスロ
ットの中で反復運動できるようにしており、セクター5
に対して二つの方向に、また針円筒1に対して、スパイ
ク13の相対的な移動ができるようにしている。
【0029】同様の利点は、前記かけ針4には反対側か
ら突き出した、そして垂直方向に段違いになった二つの
ヒール40がついており、前記カム14によって動かさ
れることである。
【0030】さらなる利点は前記スパイク13には、く
さび状の形をもつ頭部があり、移送される対応する編み
目8の捕捉と対応する解放を容易にできるようにしてい
ることである。
【0031】本発明によると、スパイク13と掛け釘4
の前記ヒール131,40は、対応する駆動カム14の
形状に合わせて選ばれた高さをもっている。
【0032】本発明によると、図1および図2に示され
るように、前記振動するセクター5は、水平方向に同軸
に互いに直径方向の反対側にある二つの対応する円筒形
のヒンジ50に遊びをもって装着されており、ヒンジは
針円筒1と同軸にある円形リング53に固定されてお
り、前記セクターには、対応する垂直方向に動く掛け釘
15と噛み合わされるフォーク51があり、前記セクタ
ーを斜の軸をもつ対応する駆動装置によって180°の
交互回転ができるようにしており、前記垂直の掛け釘1
5は、二つの位置、フォーク51の水平方向の回転を駆
動できる持ち上げられた位置および静止状態の位置、の
間を垂直方向にスライドできるようになっている。
【0033】さらに本発明によると、図10A−10C
に示されるように、第1のセミランクの前記針3には、
そのどちらかの側にスロット31がついており、対応す
るスパイク13の頭部を受入れ、スパイクが対応する編
み目に挿入されるようにしており、さらに前記カム手段
の一つによって駆動される,編むためのヒール33′を
捕捉するためのヒール33がついている。
【0034】さらに図11に示されるように、第1のセ
ミランクの前記針7には、編むためのヒール74′を捕
捉するヒール74がついており、それは前記カム手段に
よって駆動される。さらにその軸b−bがステム73の
長手方向の軸に対して下方に傾斜し、また、針3−7の
円筒1に対して遠心力方向に傾斜したスロット71がつ
いており、そのスロットはすべての針7に対して同じ側
面につくられ、かがり針9を導くようになっている。
【0035】一方また、前記針7のスロット71の軸
が、ステム73の長手方向の軸に対して上方に傾斜し、
また、針3,7の円筒1に対して遠心力方向に傾斜する
ようにも出来る。
【0036】ある種の編み機では、針3,7を捕捉する
前記ヒール33,73を、編むために使用するヒール3
3′,73′と同一のものとすることは、本発明の利点
となる。
【0037】さらに、図12A−12Cに示されるよう
に、前記スパイク13には、対応するスライドの方向に
対して横におよび内側に曲げられた先端部があり、それ
を第一のセミランクの対応する針3の受入部31に容易
に差し込めるようにし、このようにして編み目8を確実
に捕えられるようにしているのは、本発明の更なる利点
である。
【0038】本発明では、前記方法は、奇数あるいは偶
数の針3,7をもつ針円筒1の手段で実行される。
【0039】特に、図3Aを参照すると、セクター5の
回転軸a−aは、二つの直径方向に反対側の針と一致
し、したがって、第一セミランクの引っ張り出された編
み目8の個数は、円筒上の針3,7の個数から2を引
き、2で割った個数で、その編み目は、第二セミランク
の同じ個数の針7に移送されることが特徴となってい
る。その結果、第二のセミランクの端部にきて、第一の
セミランクの編み目8の移送過程で引き出される二つの
針7の編み目80は、同様に縫い合わせられる(かがら
れる)。
【0040】図3Bに示される配置では、セクター5の
回転軸a−aが、針円筒1の直径方向に反対側にある一
対の針3,7の間を通るようになっている。このように
すると、移送される編み目の個数は、針の全数の半分と
なる。
【0041】図3Cを参照すると、円筒1の針3,7の
個数が奇数の場合には、セクター5の回転軸a−aは、
第二のセミランクの端部の針7と対応するセミランクの
端部の針3,7の中心を通るようになり、そのような場
合には、移送される編み目の個数は、針の全個数から1
を引いたものを2で割った個数となり、第二セミランク
の針7の個数は、第一セミランクの針3の個数に1を加
えたものに等しくなる。
【0042】図3Bに示されるような針3,7の配置を
取る場合、その操作は次のように行われる。
【0043】製品を編む操作が終わった後で、すなわ
ち、編み目の最後の層が終わった後で、最後に完成した
セミランクのそれぞれの針3が、シンカー6によって対
応する編み目を押さえた状態で順次持ち上げられ、針は
取り除き位置に持ってこられる。その後、シンカー6が
解放の状態で、それぞれの針3がさらに持ち上げられ、
対応する編み目8が、引き続く取り除き操作の出来る適
切な位置まで持ってこられる(図16,17,18)。
その後で、もう一つのセミランクの針7が順次持ち上げ
られ、対応する編み目80をもう一つの編み目8と同じ
高さに持ってきて、こうして、編み地(図19)が余分
に伸びるのを防いでいる。つぎに、それぞれの針3は、
対応する編み目8を持ち上げるために、さらに持ち上げ
られ、編み目がスパイク13によって捕えられるように
し、一方、スパイクは、その頭部が対応するスロット3
1の中にはまり込むまで前に進められる(図20,2
1)。その後で、スパイク13のそれぞれの対は、対応
する針3に向かって移動され、スパイク13の受け入れ
口130を閉じて、そこに編み目8を保持する(図2
2)。その後で、それぞれの針が押し下げられ、したが
って、スパイク13が確実に編み目8を掴んで運べるよ
うにする(図23)。この操作が終わった後で、回転セ
クター5が、スパイク13、掛け釘4および対応する編
み目8と共に、針3,7の円筒1の上で180°回転さ
れ、それぞれの編み目8は、もう一つのセミランクの針
7の上に、その針と同軸的に位置決めされる(図2
4)。この時点で、第二のセミランクのそれぞれの針7
が順次持ち上げられ、第一のセミランクの対応する編み
目8の中に、それを越えて突き出る。次に、それぞれの
スパイク13と掛け釘4は、針7上の編み目を解放し、
さらに針7が持ち上がれるようにして、その完全な解き
放しが出来るようにする(図25,26,27)。この
様な方法で、第一のセミランクのそれぞれの編み目8
が、もう一方のセミランクの対応する編み目80の上部
で、針7の首に固定されるようにする。その後、針7は
押し下げられて、対応するスパイク13の下に持ってこ
られる。スパイク13をひき続き前進させた後で、それ
ぞれの針7が、対応する編み目8,80が対応するスロ
ット71にまたがる所まで持ち上げられる。次に、編み
目8に結びついたスパイク13とかけ釘4が引っ込めら
れて、針7がさらに持ち上げられて、編み地をかがり操
作に適切なレベルにまで持っていく。針7の上でかがり
操作ができるように編み目80を予め揃える操作は、ス
パイク13ではなく、スライド11の方法によって行わ
れる(図29)。この時点で針3,7の円筒1は断続的
に回転される。かがり針9は一回に一ピッチだけ前方に
動かされ、編み目8,80を貫通してそれぞれの針7の
スロット71にとおされ、かぎ針編み10に連続的に、
製品を編むために使用される糸Fが供給される。その後
でそれは引き戻され平なチェーン状の編み目を形成す
る。最後の編み目かがりが実行された後で、前記針9と
対応するクローシェ10はスライド11と協力して二つ
あるいはそれ以上の結び目(I,II)を作るように操作
する。次に糸Fはつぎのように切断される。すなわちか
がり手段が引っ込められて、それ自体はよく知られた切
断用鋸などの切断手段が糸Fを切断するよう動作する。
切断用鋸の付いていない丸編み機では、前記切断は、そ
れ自体はよく知られた鋏あるいはナイフで行われる。こ
の時点で、それぞれの針7が取り外し位置まで押し下げ
られて、その最終位置でその製品が下ろされる。
【0044】本発明によると、図7A−Dに示されるよ
うに、“魚の口”タイプのソックの爪先を縫い合わせる
場合は、丸編み機で作られる製品に、二つの同じ曲線を
描く端部S,Rを取付けるだけで十分で、その端部が本
発明の方法による同じ機械によって縫い合わされる[か
がられる]。
【0045】かがりをする部分が“さめの口”タイプ、
すなわち縫い目が足の裏の側だけにくるような場合に
は、製品の終端部S,Rに異なる数の編み目の層を付け
ることが必要である(図8A−D)。
【0046】かがり部Zが足の甲あるいは裏側だけにあ
るような伝統的なタイプのソックスの爪先を縫い合わせ
る場合は、前記丸編み機によって、編み地t′の膨らみ
部を足の裏側あるいは足の甲側に作るようにして、本発
明の方法で爪先の縫い合わせを行うことができる。
【0047】実際的にはすべての構造の詳細は、本発明
の方法で採用された内容や概念の範囲から外れることな
く、従って、産業発明に対して本特許がその保護を保証
された範囲で、その形状やその寸法や部品の配置や使用
される材料の性質などに関して修正を加えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置が装備された丸編み機の部分平面
図である。
【図2】図1の丸編み機の線A−Aに沿った断面図を示
す。
【図3】(A)は、図1の丸編み機の針円筒の模式平面
図であり、第一の実施例によると、偶数の針があり、か
がりが行われる線(n−m)は、直径方向に反対側にあ
る二つの針をむすぶ線にとられている。(B)は、図1
の丸編み機の針円筒の模式平面図であり、第二の実施例
によると、偶数の針があり、かがりが行われる線(n−
m)は、直径方向に反対側にある二つの針を通る線にと
られている。(C)は、図1の丸編み機の針円筒の模式
平面図であり、さらにこの実施例によると、奇数の針が
あり、かがりが行われる線(n−m)は、側部Nの針の
ある点と、側部Mの一対の針の中心点とを結ぶ直径方向
線にとられている。
【図4】(A)は、図3(A)あるいは図3(C)の針
円筒上の側部nで、かがり操作が行われる前の編み目の
最後の列の部分拡大詳細平面図を示す。(B)は、図3
(A)あるいは図3(C)の針円筒上の側部nで、かが
り操作が行われる前で、最後の編み目(T)がたぐられ
て輪状になっていて、それにかかわる針から解放されて
いない状態の編み目の最後の列の部分拡大詳細平面図を
示す。(C)は、図3(B)あるいは図3(C)の針円
筒上の側部mで、かがり操作が行われる前の編み目の最
後の列の部分拡大詳細平面図を示す。
【図5】(A)は、つまさきをかがる最初のステップ
で、かがり用糸が編み地の片側(x)からつまみ上げら
れた様子を示す図4(C)の詳細平面図である。(B)
は、つまさきをかがる最初のステップで、かがり用糸が
編み地の片側(y)からつまみ上げられた様子を示す図
4(C)の詳細平面図である。(C)は、つまさきをか
がる最初のステップでの、図4(A)の詳細平面図であ
る。(D)は、つまさきをかがる最初のステップでの、
図4(B)の詳細平面図である。(E)は、つまさきを
かがるステップで、かがり糸を固定するために二つの端
部結び目(I,II)がある筒状製品の詳細図を示す。
【図6】(A)は、開放状態のつまさきのある一般的な
筒状製品の斜視図を示す。(B)は、つまさきを縫い合
わせる最後から二番目のステップでの、図6(A)の筒
状製品の模式図である。(C)は、つまさきを縫い合わ
せる最後のステップでの、図6(A)の筒状製品を模式
図である。(D)は、図6(C)の長手方向の断面図で
ある。
【図7】(A)は、二つの半円形の隣接した端部(S,
R)により作られる,いわゆる“魚の口”と呼ばれるつ
まさきのついたソックスの斜視図である。(B)は、つ
まさきを縫い合わせる最後から二番目のステップでの、
図7(A)のソックスの模式図である。(C)は、つま
さきを縫い合わせる最後のステップでの、図7(A)図
のソックスの模式図である。(D)は、図7(C)の長
手方向の断面図である。
【図8】(A)は、異なる数の層をもつ二つの端部から
構成される、いわゆる“サメの口”と呼ばれるつまさき
のあるソックスの斜視図である。(B)は、つまさきを
縫い合わせる最後から二番目のステップでの、図8
(A)のソックスの模式図である。(C)は、つまさき
を縫い合わせる最後のステップでの、図8(A)のソッ
クスの模式図である。(D)は、図8Cの側面図であ
る。
【図9】(A)は、伝統的なタイプの、開いたつまさき
のあるソックスの斜視図である。(B)は、つまさきを
縫い合わせる最後から二番目のステップでの、図9
(A)のソックスの模式図である。(C)は、つまさき
を縫い合わせる最後のステップでの、図9(A)のソッ
クスの模式図である。(D)は、図9(C)のソックス
の90°回転した斜視図である。
【図10】(A)は、編み目を移送するための針の側面
図である。(B)は、図10(A)で、線R−Rにそっ
た断面図である。(C)は、図10(A)で、線S−S
にそった断面図である。
【図11】(A)は、かがり動作のステップでの、編み
目を支持する針の側面図を示す。(B)は、図11
(A)の針の背面図を示す。
【図12】(A)は、編み目を取り除きひっくり返すた
めのスパイクの側面図を示す。(B)は、頭部が右に向
けられた、図12(A)のスパイクの前面図を示す。
(C)は、頭部に左に向けられた、図12(A)の同様
のスパイクの前面図を示す。
【図13】図12のスパイクにある編み目を開いたり閉
じたりするための掛け釘の側面図を示す。
【図14】(A)は、二つのスパイクと開いた状態にあ
る掛け釘の装置の平面図を示す。(B)は、図14
(A)の線C−Cの断面図を示す。
【図15】(A)は、閉じた状態にある図14(A)の
装置の平面図を示す。(B)は、図15(A)の線D−
Dにそった断面図を示す。
【図16】本発明によるソックスのつまさきを縫い合わ
せるステップの最初での図10Aの針を示す。
【図17】図16の針が最初の持ち上がり状態にあるス
テップを示す。
【図18】図17の針がその持ち上がり位置への移動の
中間状態にある様子を詳細に示す。
【図19】図11の針が最初の持ち上がりの最終ステッ
プにある状態の詳細を示す。
【図20】適切なスパイクのある図18の針が、対応す
る編み目に近づくように動くステップでの様子を示す。
【図21】関連する編み目を保持するステップにある、
図20の針とスパイクを示す。
【図22】スパイクによって、編み目の取り除きを行う
最終ステップでの、図20の針とスパイクを示す。
【図23】図20の針が下がった位置にある状態を示
す。
【図24】第一層の編み目がひっくり返されるステップ
での図1の機械の模式的垂直断面図を示す。
【図25】図11の針が対応する移送された編み目を途
中で止めるステップでの詳細を示す。
【図26】掛け釘を開く前に、針の首で対応する編み目
を支えるステップの状態にある図25のスパイクを示
す。
【図27】対応する移送された編み目を開放位置に押し
上げた状態にある、図26の針を示す。
【図28】対応する移送された編み目を開放した後の状
態にある、図26の針を示す。
【図29】編み目をあらかじめかがりの位置に配置する
ステップでの、図28の針を示す。
【図30】針の上に編み目のかがりが行われた状態での
図29の針を、対応するクローシェ用かぎ針および編み
地を保持する移動台と共に示す。
【図31】本発明のほかの実施例で、対応する第二層の
編み目を突縁から外す持ち上げステップでの図11の針
を示す。
【図32】移送された編み目をとめるステップおよびそ
の下に位置する編み目を外すステップの間の図31の針
を示す。
【図33】対応する移送された編み目をかがり高さに置
くための持ち上げステップにおける図32の針を、閉じ
られたおもりと共に示す。
【図34】対応する編み目をかがり高さに置くための持
ち上げ最終位置にある、図33の針を示す。
【符号の説明】
1 円筒 2 カム 3 針 4 掛け釘、移送するための手段 5 セクター 6 シンカー 7 針 8 編み目 9 かがり針 10 クローシェ 11 スライド 13 スパイク、移送するための装置 15 掛け釘 31 スロット、取り除き領域 33′ ヒール 40 ヒール 50 ヒンジ 51 フォーク 53 円形リング 71 スロット 73 ステム 73′ ヒール 74′ ヒール 80 第二セミランクの編み目 130 窪み部
フロントページの続き (71)出願人 593204270 コンティフロ−レンティア エッセ エッ レ エッレ イタリア国 フロ−レンス フラクション バディア ア セッティモ スカンディ ッチ ヴィア デッル フォンティ 6 /ビ− (72)発明者 フルリッニ アルベルト イタリア国 50145 フロ−レンス ヴィ ア ディ ブロッヅィ 151/エ− (72)発明者 フルリッニ パオロ イタリア国 50145 フロ−レンス ヴィ ア ディ ブロッヅィ 151/エ−

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編み上げられた筒状製品、特にソックス
    の二つの端部を縫い合わせる方法であって、弾性のある
    端部から開始され、開放状態におかれるつまさきの側部
    で終わる、単一シリンダー丸編み機による筒状製品の製
    造ステップを含む方法において、連続する以下の操作ス
    テップを行うことを特徴とする方法: (a)シンカー装置(6)によって、対応する編み目を
    取り除き領域(31)に保持することにより、第一セミ
    ランクのあらかじめ決められた数の針(3)を持ち上
    げ; (b)シンカー装置(6)が開いた状態で、対応する編
    み目(8)をそこから取りはずすのに適当なレベルま
    で、前記セミランクの前記針(3)をさらに持ち上げ; (c)あらかじめ決められた数の針(7)を、第二のセ
    ミランクの編み目(80)と共に、第一のセミランクと
    同じレベルまで持ち上げ; (d)編み目(8)を他のセミランクの対応する針
    (7)の上に移送するための手段(4,13)によっ
    て、前記セミランクの編み目(8)を取り除き; (e)第一セミランクの針(3)を下げ; (f)こうして取り出された編み目(8)を、針円筒
    (1)の水平直径方向の軸の周りに180°回転して移
    送し、このように移送されたそれぞれの編み目(8)
    が、第二セミランクの対応する針(7)に合致するよう
    にし; (g)第二セミランクの針(7)をもちあげて、第一の
    セミランクの移送された編み目(8)を乗せ、それらを
    対応する移送手段(4,13)から解放し; (h)詰めて並べられた同軸の第二のセミランクのそれ
    ぞれの針(7)の上に重ねて一対の編み目(8,80)
    を配置して、かがり操作が適切に行われるようにし; (i)このように並べられた編み目(8,80)のある
    第二のセミランクの針(7)をさらにかがりレベルにま
    で持ち上げ; (l)間欠的な動作で針円筒(1)を回転し、かがり用
    の針(9)を、着実に持ち上げられた一対の編み目の中
    に差し込み、そのとき、製品を編むために使用する糸
    (F)を連続的に供給し、その後で、針を抜き取ってか
    がりの行われた平らなチェーン状の編み目を形成し; (m)最後のかがりによる縫い合わせが行われた後で、
    二つあるいはそれ以上の閉じ結び用の結び目(I,II)
    を作り; (n)糸(F)の切断を行い;そして (o)前記第二のセミランクの針(7)を、その取り外
    し位置まで下げおろし、こうして完成した製品を下ろ
    す。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(c)を第一のステップと
    して実行し、この場合にはステップ(a)と(b)はそ
    れぞれ第二および第三のステップとして実行することを
    特徴とする,請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(c)と(b)とを、それ
    ぞれ第二および第三のステップとして実行することを特
    徴とする,請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(1)で、針(3,7)の
    円筒(1)は一様に回転し、かがり用の針(9)は針が
    針円筒(1)の動きに従うようにして、一対の編み目
    (8,80)に挿入され、そして針が引っ込められて同
    じ円筒(1)の場所を離れ、その最初の位置に戻るよう
    にすることを特徴とする,請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 移送された編み目(8)を開放する前記
    ステップ(g)の後で、それに引き続くステップのとこ
    ろで、 (h′)第二のセミランクの針(7)を、対応する編み
    目(80)の取り外しのレベルまで持ち上げ; (i′)シンカー(6)が開いた状態で、前記第二のセ
    ミランクの針(7)を、対応する移送された上部の編み
    目(8)が取り外し状態に配置されるまで押し下げ; (l′)シンカー(6)が閉じた状態で、前記針(7)
    を持ち上げて、対応する編み目(8)がかがり操作に適
    切な位置高さに配置し; (m′)シンカー(6)が開いた状態で、前記針(7)
    を更に持ち上げて、対応する編み目(8)を、かがり操
    作に適切なレベルに配置し; (n′)間欠的な動作で、針(3,7)のついた円筒
    (1)を回転し、かがり用の針(9)を着実に、このよ
    うに配置された各編み目の中に差し込み、そのとき、製
    品を編むために使用する糸(F)を連続的に供給し、そ
    の後で、針を抜き取ってかがりの行われた平らなチェー
    ン状の編み目を形成し; (o′)最後のかがりによる縫い合わせが行われた後
    で、二つあるいはそれ以上の閉じ結び用の結び目(I,
    II)を作り; (p′)編むのに使われるおよびかがるのに使われる糸
    (F)の切断を行い; (q′)前記第二のセミランクの針(7)を、その取り
    外し位置まで下げおろし、こうして製品を完成させるこ
    とを特徴とする,請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(n′)の間、針(3,
    7)の円筒(1)は均一に回転し、かがり針(9)は、
    ひき続く円筒(1)の移動によって一対の編み目(8,
    80)を貫き、次に円筒(1)から離れて、元の最初の
    位置に戻ることを特徴とする,請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記丸編み機によって作られた筒状製品
    の縫い合わせ[かがり]が行われる爪先が、二つの同じ
    曲線で囲まれた端部(S,R)で形成されて、“魚の
    口”の形状の縫い合わせを作ることを特徴とする,請求
    項1−6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記丸編み機によって作られた筒状製品
    の縫い合わせ[かがり]が行われる爪先が、二つの同じ
    曲線で囲まれた端部(S,R)で形成されて、“サメの
    口”の形状の縫い合わせを作ることを特徴とする,請求
    項1−6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記丸編み機によって作られた筒状製品
    が、足の甲側あるいは足の裏側に編み地のポケット
    (T′)のついたソックスであることを特徴とする,請
    求項1−6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1−9に記載された方法に従っ
    て、編まれた管状製品の二つの端部を縫い合わせるため
    の、以下の手段から構成される装置: − 編み目(8,80)の第一および第二のセミランク
    のあらかじめ決められた数の針(3,7)を押し上げた
    り押し下げたりする操作のための第一カム手段(2)で
    あって、編むためのカムが動作していないときに動作状
    態となり、逆に編むためのカムが動作しているときに不
    動作状態となるように配置されている該第一カム手段
    (2); − 第一および第二のセミランクの前記のあらかじめ決
    められた数の針(3,7)をさらに押し上げたり、押し
    下げたりする操作のための第二のカム手段であって、編
    むためのカムが動作していないときに動作状態となり、
    逆に編むためのカムが動作しているときに不動作状態と
    なるように配置されている第二カム手段; − 前記第一のセミランクの編み目(8)を取り除き、
    針(3,7)の円筒(1)の水平直交方向の軸(a−
    a)の周りに該編み目を180°回転させるための手段
    であって、該手段はそれぞれの編み目(8)に対して一
    対のスパイク(13)がついており、該スパイクには、
    取り外しの時に下に回転される頭部の近くに窪み部(1
    30)があり、該窪み部(130)は、関連する編み目
    (8)を受入て、そこに保つようになっており、スパイ
    ク(13)のそれぞれの対には二つの対応する開口部と
    対応する掛け釘(4)があり、そのスパイク(13)と
    掛け釘(4)は、半円形のセクター(5)の対応するス
    ロットにスライド可能に収容させており、そして針
    (3,7)の円筒(1)に相対的な位置に関しては、セ
    クター(5)の両側に動くように構成されており、該セ
    クター(5)は、シンカー(6)の上部で、針(3,
    7)の円筒(1)の水平直径方向の軸(a−a)の周り
    に、両方向に180°角度回転出来るように装着されて
    いる; − 放射状のシャッター(60)を備えた、針(3,
    7)の円筒(1)に前記セクター(5)を固定する手段
    であって、該放射状のシャッター(60)は、対応する
    カムが二つの位置、すなわち針(3,7)の円筒(1)
    へのセクター(5)の支持を遮る位置と、針(3,7)
    の同じ円筒(1)からそれを解放する位置との間を移動
    する動作によって、針(3,7)の円筒(1)に固定さ
    れた部品の対応する溝(61)に噛み合わされ、前記二
    つの位置は一定の、予め設定された長さだけ離れてい
    る; − 前記セクター(5)が針円筒(1)と共に水平方向
    に回転する間、シンカーのケースを止めておく手段であ
    って、二つのフォーク(62)が機械の固定部分に支持
    されており、またそのフォークは円筒(1)に対して半
    径方向にスライドでき、さらに該フォークにはシンカー
    のハウジングに固定された二つの対応する垂直方向のピ
    ンに結合し、該手段はまたセクター(5)の前記支持部
    に固定された対応する駆動カム(64)を有し、従っ
    て、その回転によって少なくとも一個のフォーク(5
    2)が対応するピンと共にシンカーのケースを保持する
    ようになっている; − 第二のセミランクの針(7)に当てられた一対の重
    なり合った編み目(8,80)のかがりを実行する手段
    であって、該手段は棒の先端に固定し鍵状をしたかがり
    針(9)を有し、該棒はその軸の周りに交互の回転運動
    ができ、また前記軸に沿った反復平行運動ができるよう
    になっており、さらに対応するかぎ針(10)が前記針
    (9)の側部で、編み目(8,80)に対して反対側に
    配置され、また該手段はかがり操作の時に編み目(8,
    80)をかがり位置に保つための編み地を保持する輪あ
    るいは滑動部(11)を有し、前記輪あるいは滑動部
    (11)は編み針(3,7)に対して、かがり針(9)
    と同じ側に位置している。
  11. 【請求項11】 前記セクター(5)の半径方向のスロ
    ットは、互いに二対が平行で、それぞれの対は対応する
    針(3)と(7)を貫通して、セクター(5)の対応す
    る半径に従って配向していることを特徴とする,請求項
    10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記かがり針(9)が、第二セミラン
    クの針(7)の後方に位置することを特徴とする,請求
    項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記かがり針(9)が、第二セミラン
    クの針(7)の前方に位置することを特徴とする,請求
    項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記針(9)が、連続運動の回転する
    針(3,7)の円筒(1)に連動して、水平反復振動運
    動をするように駆動される,請求項10に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記スパイク(13)の各々には、反
    対側から突き出した、しかし垂直に並んだ二つのヒール
    (131)があり、対応した水平方向に固定されたカム
    (14)によって前記セクター(5)の対応するスロッ
    トの中で反復運動できるようになっており、従って、セ
    クター(5)に対して二つの方向に、また針円筒(1)
    に対して、スパイク(13)が相対的な移動ができるこ
    とを特徴とする,請求項10に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記かけ釘(4)には反対側から突き
    出した、そして垂直方向に段違いになった二つのヒール
    (40)が設けられており、前記カム(14)によって
    動かされることを特徴とする,請求項10に記載の装
    置。
  17. 【請求項17】 前記スパイク(13)にはくさび状の
    形をもつ頭部があり、移送される対応する編み目(8)
    の捕捉と解放を容易にしていることを特徴とする,請求
    項10に記載の装置。
  18. 【請求項18】 スパイク(13)と掛け釘(4)の前
    記ヒール(131,40)が、対応する駆動カム(1
    4)の形状に合わせて選ばれた高さをもっていることを
    特徴とする,請求項10に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記振動するセクター(5)が、水平
    方向に同軸で互いに直径方向の反対側にある二つの対応
    する円筒形のヒンジ(50)に遊びをもって装着されて
    おり、該ヒンジは針円筒(1)と同軸にある円形リング
    (53)に固定されており、前記セクターには対応する
    垂直方向に動く掛け釘(15)と噛み合われるフォーク
    (51)があり;前記セクターは、斜の軸をもつ対応す
    る駆動手段によって180°の交互回転ができるように
    なっており、前記垂直の掛け釘(15)は、二つの位
    置、フォーク(51)の水平方向の回転を駆動できる持
    ち上げられた位置と静止状態の位置との間を垂直方向に
    スライドすることを特徴とする,請求項10に記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 第一のセミランクの前記針(3)に
    は、そのどちらかの側にスロット(31)がついてお
    り、対応するスパイク(13)の頭部を受入れ、スパイ
    クが対応する編み目に挿入されるようにしており、さら
    に前記カム手段の一つによって駆動される,編むための
    ヒール(33′)を捕捉するためのヒール(33)がつ
    いていることを特徴とする,請求項10に記載の装置。
  21. 【請求項21】 第一のセミランクの前記針(7)に
    は、編むためのヒール(74′)を捕捉するヒール(7
    4)がついており、それは前記カム手段によって駆動さ
    れ、さらにその軸(b−b)がステム(73)の長手方
    向の軸に対して下方に傾斜し、また、針(3,7)の円
    筒(1)に対して遠心力方向に傾斜したスロット(7
    1)がついており、そのスロットは第二のセミランクの
    すべての針(7)に対して同じ側面につくられ、かがり
    針(9)を導くようになっていることを特徴とする,請
    求項10に記載の装置。
  22. 【請求項22】 ある種の丸編み機で、針(3,7)を
    捕捉する前記ヒール(33,73)が、編むために使用
    するヒール(33′,73′)と一致することを特徴と
    する,請求項10に記載の装置。
  23. 【請求項23】 第二のセミランクの前記針(7)のス
    ロット(71)の軸が、ステム(73)の長手方向の軸
    に対して上方に傾斜し、そして針(3,7)の円筒
    (1)に対して遠心力方向に傾斜することを特徴とす
    る,請求項10に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記スパイク(13)には、頭部に対
    応して、それぞれのスライドの方向に対して横におよび
    内側に曲げられた先端部があり、それを第一のセミラン
    クの対応する針(3)の窪み部(31)に差し込めるよ
    うにし、このようにして関連する編み目(8)を確実に
    捕えられるようにしていることを特徴とする,請求項1
    0に記載の装置。
  25. 【請求項25】 円筒(1)の前記針(3,7)の総数
    が偶数である,請求項10に記載の装置。
  26. 【請求項26】 第一のセミランクの針の個数が、第二
    のセミランクの針(7)の個数に等しい,請求項10に
    記載の装置。
  27. 【請求項27】 第二のセミランクの針(7)の個数
    が、第一のセミランクの針(3)の個数に2を加えたも
    のに等しい,請求項10に記載の装置。
  28. 【請求項28】 円筒(1)の針(3,7)の総数が奇
    数で、第二のセミランクの針(7)の個数が、第一のセ
    ミランクの針の個数に1を加えたものである,請求項1
    0に記載の装置。
JP27896593A 1992-10-09 1993-10-12 編まれた筒状製品の二つの端部を縫い合わせる方法、および装置 Expired - Fee Related JP3382684B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT92A194 1992-10-09
ITFI920194A IT1259688B (it) 1992-10-09 1992-10-09 Metodo e dispositivo per eseguire l'unione di due lembi di un manufatto tubolare tessuto a maglia al termine della sua formazione

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06228846A true JPH06228846A (ja) 1994-08-16
JP3382684B2 JP3382684B2 (ja) 2003-03-04

Family

ID=11350226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27896593A Expired - Fee Related JP3382684B2 (ja) 1992-10-09 1993-10-12 編まれた筒状製品の二つの端部を縫い合わせる方法、および装置

Country Status (17)

Country Link
US (1) US5570591A (ja)
EP (1) EP0592376B1 (ja)
JP (1) JP3382684B2 (ja)
KR (1) KR0137005B1 (ja)
CN (1) CN1039146C (ja)
AT (1) ATE155832T1 (ja)
BR (1) BR9304137A (ja)
CA (1) CA2108090C (ja)
CZ (1) CZ280672B6 (ja)
DE (1) DE69312420T2 (ja)
ES (1) ES2106999T3 (ja)
IL (1) IL107128A (ja)
IT (1) IT1259688B (ja)
MX (1) MX9306266A (ja)
RU (1) RU2085637C1 (ja)
SK (1) SK282337B6 (ja)
TW (1) TW246701B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015096199A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 ター カン チー チー クー フェン ユー シエン コン スー 靴下の縫い合わせ装置

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1259688B (it) * 1992-10-09 1996-03-25 Conti Florentia Srl Metodo e dispositivo per eseguire l'unione di due lembi di un manufatto tubolare tessuto a maglia al termine della sua formazione
IT1265881B1 (it) * 1993-07-12 1996-12-12 Fabric & Mfg Principles Metodo e dispositivo per eseguire l'unione di due lembi di un manufatto tubolare tessuto a maglia al termine della sua formazione
IT1262486B (it) * 1993-07-29 1996-06-28 Paolo Frullini Metodo per eseguire l'unione di due lembi di un manufatto tubolare tessuto a maglia al termine della sua formazione.
DE69503827D1 (de) * 1994-04-26 1998-09-10 Sangiacomo Spa Vorrichtung zur Verarbeitung von gestrickten Produkten, welche an Strumpfrundstrickmaschinen hergestellt sind
IT1269062B (it) * 1994-05-17 1997-03-18 Golden Lady Spa Dispositivo per chiudere l'estremo iniziale di un manufatto a maglia, come un calzino od altro
IT1269117B (it) * 1994-06-16 1997-03-21 Golden Lady Spa Dispositivo per la automatica formazione iniziale di una punta chiusa in un manufatto tubolare a maglia su macchine da maglieria circolari
IT1269399B (it) * 1994-09-07 1997-04-01 Alberto Frullini Metodo e dispositivo per il trattamento delle maglie di manufatti tessili
IT1278684B1 (it) * 1995-05-24 1997-11-27 Golden Lady Spa Procedimento e dispositivo per la formazione iniziale di una punta chiusa su di una macchina circolare da maglieria ed in specie da calze
IT1278732B1 (it) * 1995-07-14 1997-11-27 Golden Lady Spa Congegno per la chiusura di un manufatto tubolare a maglia all'inizio della sua formazione su di una macchina circolare da calze e simili
IT1277395B1 (it) * 1995-07-28 1997-11-10 Matec Srl Procedimento per la produzione di calze o simili a punta chiusa con una macchina circolare monocilindrica
IT1277396B1 (it) * 1995-07-28 1997-11-10 Matec Srl Procedimento e dispositivo per eseguire l'unione di due lembi di un manufatto tubolare al termine della sua formazione particolarmente
IT1278799B1 (it) * 1995-11-28 1997-11-28 Golden Lady Spa Dispositivo per realizzare la chiusura di un'estremita' di manufatto tubolare sulla stessa macchina circolare che lo ha prodotto
IT1281598B1 (it) * 1996-01-08 1998-02-20 Matec Srl Macchina circolare monocilindrica per maglieria calzetteria o simile ad elevata versatilita' di impiego
IT1286540B1 (it) * 1996-01-31 1998-07-15 Golden Lady Spa Metodo e macchina circolare a doppio cilindro per formare calzini a coste od altro
IT1289504B1 (it) * 1996-12-20 1998-10-15 Lonati Spa Procedimento per la produzione di manufatti tubolari,del tipo calze o simili,con una macchina circolare monocilindrica
IT1297377B1 (it) * 1997-12-04 1999-09-01 Fabritex Srl Metodo e dispositivo per la fabbricazione di manufatti tessili tubolari
ITFI980039A1 (it) * 1998-02-20 1999-08-20 Fabritex Srl Metodo ed apparecchiatura per unire i lembi di manufatti tessuti a maglia.
IT1304868B1 (it) * 1998-07-07 2001-04-05 Golden Lady Spa Metodo e dispositivo per la chiusura della punta di un manufattotubolare su una macchina da maglieria
IT1312444B1 (it) 1999-05-14 2002-04-17 Lonati Spa Procedimento per la produzione di manufatti tubolari,del tipo calze osimili,chiusi in corrispondenza di un'estremita' assiale,con una
IT1316679B1 (it) * 2000-02-28 2003-04-24 Matec Spa Procedimento per la produzione di manufatti tubolari,in particolarecalze,chiusi in corrispondenza di un'estremita' assiale con macchine
IT1316678B1 (it) * 2000-02-28 2003-04-24 Matec Spa Procedimento ed apparecchiatura per la produzione di manufattitubolari,in particolare calze,chiusi in corrispondenza di
IT1316815B1 (it) * 2000-03-20 2003-05-12 Matec Spa Macchina circolare per maglieria calzetteria o simile con dispositivoatto a consentire la produzione di manufatti tubolari chiusi in
ITFI20010038A1 (it) * 2001-03-08 2002-09-08 Metalworking And Finance Group Dispositivo per il prelievo di un manufatto tubolare a maglia da una macchina da maglieria e per la cucitura della punta
ITFI20010037A1 (it) * 2001-03-08 2002-09-09 Metalworking And Finance Group Metodo e dispositivo per la produzione di manufatti tubolari a magliaed in particolare per la chiusura
ITFI20010143A1 (it) 2001-07-24 2003-01-24 Fabritex Srl Metodo e dispositivo per manipolare o movimentare le maglie di un manufatto tessile
JP2005508455A (ja) * 2001-11-09 2005-03-31 レジェンド・ケア・アイ・ピー・リミテッド ソックス
ITFI20020199A1 (it) 2002-10-21 2004-04-22 Fabritex Srl Metodo e apparato per unire i lembi di un manufatto tubolare tessuto a maglia
WO2007135697A1 (en) * 2006-05-22 2007-11-29 Orion Srl Integrated system and relative device for closing the stocking on circular machines for the production of semi-finished tubular knitting
US7882711B2 (en) * 2009-06-19 2011-02-08 Massimo Bianchi Device for closing the toe at the end of tubular hosiery articles
US8443633B1 (en) * 2012-09-05 2013-05-21 Da Kong Enterprise Co., Ltd. Apparatus and method for transferring loops from the knitting machine needle
ITMI20130050A1 (it) * 2013-01-16 2014-07-17 Lonati Spa Procedimento per attuare la chiusura automatizzata di un'estremita' assiale di un manufatto tubolare e il suo scarico in assetto a rovescio ed apparecchiatura per la sua esecuzione.
ITFI20130081A1 (it) * 2013-04-12 2014-10-13 Gianni Conti "metodo e macchina per la tessitura di manufatti tubolari a maglia"
CN107109727B (zh) * 2014-10-10 2019-03-15 斯塔乌布利意大利股份公司 用于编织管状针织制品的方法和机器
TWI570293B (zh) * 2014-12-15 2017-02-11 Da Kong Enterprise Co Ltd Socks suture method and structure
TWI589747B (zh) * 2015-03-04 2017-07-01 Coil folding device
CN105887324B (zh) * 2015-12-07 2018-05-18 浙江海润精工机械有限公司 转移缝头
US10385486B2 (en) 2017-02-06 2019-08-20 Nike, Inc. Garment for foot with triangular ankle panels
IT201800002290A1 (it) * 2018-02-01 2019-08-01 Lonati Spa Procedimento per la realizzazione di tratti di manufatto a maglia mediante una macchina circolare per maglieria con cilindro degli aghi azionabile con moto rotatorio alternato attorno al suo asse.
IT201900005636A1 (it) * 2019-04-11 2020-10-11 Gianni Conti Metodo ed apparecchiatura per la produzione di manufatti tubolari a maglia a punta chiusa
CN110512359B (zh) * 2019-06-10 2021-08-13 浙江叶晓机械科技有限公司 一种织袜机缝头装置及缝头方法
IT201900023577A1 (it) * 2019-12-11 2021-06-11 Lonati Spa Dispositivo prelevatore per operare il prelievo di un manufatto tubolare a maglia da una macchina circolare per maglieria, calzetteria o simile.
JP2023542610A (ja) * 2020-10-01 2023-10-11 ロナティ エッセ.ピ.ア. 編成された管状の製品を軸方向端部で閉じるための方法
US12080492B2 (en) 2021-12-16 2024-09-03 Darfon Electronics Corp. Keyswitch structure and lift mechanism thereof

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2696093A (en) * 1950-02-08 1954-12-07 Mellor Bromley & Company Ltd Machine and method of joining rows of loops of knitted fabric, and particularly of closing the toes and heels of full-fashioned stocking blanks
DE1635992A1 (de) * 1968-01-02 1971-07-29 Feinstrumpfwerke Esda Veb Vorrichtung an Einzylinder-Rundstrickmaschinen zum Schliessen der Spitze eines von derselben her gearbeiteten Strumpfes
FR2045000A5 (en) * 1969-05-29 1971-02-26 Elitex Zavody Textilniho Knitting wedge-shaped heel and toes of sto- - ckings on multi-feed circular machines
US4162620A (en) * 1971-07-06 1979-07-31 Kolesnikova Elena N Circuit-knit closed end tubular article
EP0449544B1 (en) * 1990-03-28 1995-05-24 Shima Seiki Mfg., Ltd. Connective knitting method of belt-shaped knit end and belt-knit fabric having the end part linked in knit state
IT1259688B (it) * 1992-10-09 1996-03-25 Conti Florentia Srl Metodo e dispositivo per eseguire l'unione di due lembi di un manufatto tubolare tessuto a maglia al termine della sua formazione

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015096199A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 ター カン チー チー クー フェン ユー シエン コン スー 靴下の縫い合わせ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1108710A (zh) 1995-09-20
RU2085637C1 (ru) 1997-07-27
EP0592376B1 (fr) 1997-07-23
CA2108090C (en) 2002-12-24
ATE155832T1 (de) 1997-08-15
BR9304137A (pt) 1994-04-26
IT1259688B (it) 1996-03-25
TW246701B (ja) 1995-05-01
CA2108090A1 (en) 1994-04-10
IL107128A (en) 1997-01-10
KR0137005B1 (ko) 1998-04-28
JP3382684B2 (ja) 2003-03-04
EP0592376A1 (fr) 1994-04-13
ITFI920194A0 (it) 1992-10-09
US5570591A (en) 1996-11-05
SK108793A3 (en) 1995-04-12
MX9306266A (es) 1994-07-29
SK282337B6 (sk) 2002-01-07
ITFI920194A1 (it) 1994-04-09
DE69312420T2 (de) 1998-02-26
IL107128A0 (en) 1994-08-26
DE69312420D1 (de) 1997-09-04
CZ280672B6 (cs) 1996-03-13
ES2106999T3 (es) 1997-11-16
CZ210793A3 (en) 1995-02-15
KR940009400A (ko) 1994-05-20
CN1039146C (zh) 1998-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3382684B2 (ja) 編まれた筒状製品の二つの端部を縫い合わせる方法、および装置
US5487281A (en) Method and apparatus for joining two edges of a knitted tubular article
US5606876A (en) Device for handling knitted products manufactured on circular stocking knitting machines
CZ20011295A3 (cs) Způsob a zařízení pro ąití ąpičky ponoľky
TWI749282B (zh) 縫合管狀針織物開口端之縫紉機及其編織方法
CN101454492A (zh) 用于自动封闭针织管状织物如长袜或短袜的端缘的机器
KR20030088036A (ko) 편성기로부터 튜블러 편성품을 집어올려 발가락 부분을봉합하는 장치
TW201037115A (en) Device for drawing a sock from a cylindrical machinery for the production of tubular manufacture with seamed end
EP1127971A2 (en) Method and apparatus for manufacturing tubular items, particularly hosiery items, closed at an axial end
US4122787A (en) Sewing method and machine
JP2791938B2 (ja) ニットした管状物品の完成後、該物品の二端を結合する方法
JP2005500088A (ja) 管状編物を製造する、特につま先を閉じる方法及び装置
US3119360A (en) Machine for joining knitted fabrics
JP2004065976A (ja) 特に靴下類の爪先部又は筒状製品全般の軸方向端部の縫合を行う縫製方法、及びこの縫製方法を実施する装置
JP3786723B6 (ja) 編製管状物品の二端を結合する方法および装置
JPS58357B2 (ja) ミシン縫い方法およびミシン
EA044148B1 (ru) Способ закрытия конца трубчатого изделия, изготовленного непосредственно на чулочно-носочных и трикотажных кругловязальных машинах, и соответствующая кругловязальная машина
KR810001094B1 (ko) 봉합안부(Sadle)의 장단봉합눈을 기계적으로 형성하는 재봉기
JP2003268659A (ja) 縫い目なく一端が閉じられた管状編成物品、特に靴下類物品を丸編み機により製造する方法
JPS63500429A (ja) ウェブの縁を縫合するための三糸環縫い、およびこれを実施する方法並びに機械
BE521511A (ja)
BE461904A (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091220

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees