JPH06227B2 - 接着剤の塗布方法 - Google Patents
接着剤の塗布方法Info
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- JPH06227B2 JPH06227B2 JP22377189A JP22377189A JPH06227B2 JP H06227 B2 JPH06227 B2 JP H06227B2 JP 22377189 A JP22377189 A JP 22377189A JP 22377189 A JP22377189 A JP 22377189A JP H06227 B2 JPH06227 B2 JP H06227B2
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- JP
- Japan
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- trim
- adhesive
- decorative cloth
- predetermined
- trim body
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、外表面に装飾布を貼着させた断面略逆U字
形のトリム、所謂布張りトリムを製造するにあたり、装
飾布を貼着するための接着剤を、トリム本体の外表面に
塗布する方法に関する。
形のトリム、所謂布張りトリムを製造するにあたり、装
飾布を貼着するための接着剤を、トリム本体の外表面に
塗布する方法に関する。
<従来の技術とその課題> 従来、布張りトリムを製造する場合には、次のように行
なわれていた(特開昭62−222834号公報、特開
昭63−78737号公報等参照)。
なわれていた(特開昭62−222834号公報、特開
昭63−78737号公報等参照)。
まず、内部に金属インサートを埋設させた状態で平板状
のトリム本体を押出成形により成形する。
のトリム本体を押出成形により成形する。
そして、平板状のトリム本体の所定位置にローラ等によ
り所定の接着剤を塗布し、装飾布を連続的に貼着する。
り所定の接着剤を塗布し、装飾布を連続的に貼着する。
その後、断面を略逆U字形に曲げ加工して、所定形状の
布張りトリムを順次製造していた。
布張りトリムを順次製造していた。
しかし、従来の布張りトリムの製造では、装飾布を貼着
した後に曲げ加工することから、トリムの断面のコーナ
部で装飾布が伸びてしまう。そのため、トリム断面のコ
ーナ部において、装飾布の起毛の密度が少なくなつて、
トリムの外観を低下させたり、あるいは、トリムを曲げ
て所定部位に装着する際、トリム断面のコーナ部の装飾
布が破れてしまう虞れがあつた。
した後に曲げ加工することから、トリムの断面のコーナ
部で装飾布が伸びてしまう。そのため、トリム断面のコ
ーナ部において、装飾布の起毛の密度が少なくなつて、
トリムの外観を低下させたり、あるいは、トリムを曲げ
て所定部位に装着する際、トリム断面のコーナ部の装飾
布が破れてしまう虞れがあつた。
そこで、装飾布を貼着するにあたり、トリム本体を曲げ
加工した状態で装飾布を貼着することが考えられる。
加工した状態で装飾布を貼着することが考えられる。
しかし、このように装飾布を貼着する場合には、断面を
略逆U字形に曲げたトリム本体の外表面に所定の接着剤
を塗布する必要があり、従来のようなローラを使用して
接着剤を塗布することが容易でない。
略逆U字形に曲げたトリム本体の外表面に所定の接着剤
を塗布する必要があり、従来のようなローラを使用して
接着剤を塗布することが容易でない。
そのため、手作業となるハケ塗りで接着剤を塗布した
り、あるいは、スプレー塗布やデイツピングにより塗布
することとなる。
り、あるいは、スプレー塗布やデイツピングにより塗布
することとなる。
しかし、スプレー塗布やデイツピングでは、接着剤の歩
留りが悪く、ハケ塗りでは作業効率が低下してしまう。
留りが悪く、ハケ塗りでは作業効率が低下してしまう。
この発明は、上述の課題を解決するものであり、曲げ加
工したトリム本体に装飾布を貼着する際、装飾布を貼着
するための接着剤を、歩留り及び作業効率を良好にし
て、トリム本体外表面の所定位置に対して塗布すること
ができる接着剤の塗布方法を提供することを目的とす
る。
工したトリム本体に装飾布を貼着する際、装飾布を貼着
するための接着剤を、歩留り及び作業効率を良好にし
て、トリム本体外表面の所定位置に対して塗布すること
ができる接着剤の塗布方法を提供することを目的とす
る。
<課題を解決するための手段> この発明に係る接着剤の塗布方法は、外表面に装飾布を
貼着させた断面略逆U字形のトリムを製造するにあた
り、前記装飾布を貼着するための接着剤をトリム本体の
外表面に塗布する方法であつて、 前記トリム本体を長手方向に順次搬送させ、前記トリム
本体を断面略逆U字形に曲げた直後に、前記トリム本体
近傍の周囲の所定位置に配置させた複数のノズルから前
記接着剤を前記トリム本体の外表面に滴下して塗布する
ことを特徴とする。
貼着させた断面略逆U字形のトリムを製造するにあた
り、前記装飾布を貼着するための接着剤をトリム本体の
外表面に塗布する方法であつて、 前記トリム本体を長手方向に順次搬送させ、前記トリム
本体を断面略逆U字形に曲げた直後に、前記トリム本体
近傍の周囲の所定位置に配置させた複数のノズルから前
記接着剤を前記トリム本体の外表面に滴下して塗布する
ことを特徴とする。
<発明の作用・効果> この発明に係る塗布方法では、その長手方向に沿つて順
次搬送されてくるトリム本体が、断面を略逆U字形に曲
げ加工された直後に、所定位置に配置された複数のノズ
ルから接着剤が滴下されて、トリム本体の外表面の所定
位置に接着剤が塗布される。
次搬送されてくるトリム本体が、断面を略逆U字形に曲
げ加工された直後に、所定位置に配置された複数のノズ
ルから接着剤が滴下されて、トリム本体の外表面の所定
位置に接着剤が塗布される。
すなわち、この発明に係る塗布方法では、搬送されるト
リム本体近傍の周囲の所定位置に複数のノズルを配置さ
せ、これらのノズルから所定の接着剤を連続的に滴下す
るだけで塗布することができることから、塗布作業を自
動的に行なうことができ、手作業によるハケ塗りに比べ
塗布作業の作業効率を向上させることができる。
リム本体近傍の周囲の所定位置に複数のノズルを配置さ
せ、これらのノズルから所定の接着剤を連続的に滴下す
るだけで塗布することができることから、塗布作業を自
動的に行なうことができ、手作業によるハケ塗りに比べ
塗布作業の作業効率を向上させることができる。
また、各ノズルから滴下される接着剤は、ノズルがトリ
ム本体近傍の周囲に配置されることから、確実にトリム
本体に塗布され、スプレー塗布やデイツピングと異な
り、接着剤が無駄に消費されない。さらに、トリム本体
が曲げ加工された直後に接着剤が塗布されるため、トリ
ム本体の断面形状が所定の形状を維持しており、トリム
本体近傍の周囲の所定位置に配置されたノズルから滴下
される接着剤が、トリム本体外表面の所定位置に対し
て、無駄無く的確に、かつ、塗膜を均一にして、塗布さ
れることとなる。
ム本体近傍の周囲に配置されることから、確実にトリム
本体に塗布され、スプレー塗布やデイツピングと異な
り、接着剤が無駄に消費されない。さらに、トリム本体
が曲げ加工された直後に接着剤が塗布されるため、トリ
ム本体の断面形状が所定の形状を維持しており、トリム
本体近傍の周囲の所定位置に配置されたノズルから滴下
される接着剤が、トリム本体外表面の所定位置に対し
て、無駄無く的確に、かつ、塗膜を均一にして、塗布さ
れることとなる。
したがつて、この発明に係る接着剤の塗布方法では、曲
げ加工したトリム本体に装飾布を貼着する際、装飾布を
貼着するための接着剤を、歩留り及び作業効率を良好に
し、さらに、塗膜を均一にして、トリム本体外表面の所
定位置に対して塗布することができる。
げ加工したトリム本体に装飾布を貼着する際、装飾布を
貼着するための接着剤を、歩留り及び作業効率を良好に
し、さらに、塗膜を均一にして、トリム本体外表面の所
定位置に対して塗布することができる。
<実施例> 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
実施例に使用する塗布装置Mは、第1図に示すように、
曲げ加工機20と接着剤滴下装置30とから構成されて
いる。塗布装置Mは、第6図に示すように、布張りトリ
ム1の製造ラインに配置されている。
曲げ加工機20と接着剤滴下装置30とから構成されて
いる。塗布装置Mは、第6図に示すように、布張りトリ
ム1の製造ラインに配置されている。
この布張りトリム1の製造ラインを説明すると、まず、
リールに巻かれている魚骨形状のインサート2aを引き
込んで押出機4により、断面を略平板状とするトリム本
体2を押出成形する。その後、加硫槽5で加硫し、冷却
槽6で冷却後、曲げ加工機7により断面略U字形のトリ
ム本体2を形成し、所定部位にプライマー塗布機8によ
りプライマーを塗布する。そして、空冷槽9で空冷した
後、塗布装置Mにより所定部位に接着剤を塗布して、乾
燥炉10で乾燥させ、その後、布張り機11で装飾布3
を貼着する。そして、硬化炉12を通過させて装飾布3
の貼着状態を完全にし、かしめ機13によつて最終製品
形状の断面に微調整の曲げ加工をし、その後、裁断機1
4により裁断して所定長さの布張りトリム1を製造する
ものである。なお、15は、ライン途中に配置される引
取機であり、16は、トリム本体2をUターンさせる案
内ローラである。
リールに巻かれている魚骨形状のインサート2aを引き
込んで押出機4により、断面を略平板状とするトリム本
体2を押出成形する。その後、加硫槽5で加硫し、冷却
槽6で冷却後、曲げ加工機7により断面略U字形のトリ
ム本体2を形成し、所定部位にプライマー塗布機8によ
りプライマーを塗布する。そして、空冷槽9で空冷した
後、塗布装置Mにより所定部位に接着剤を塗布して、乾
燥炉10で乾燥させ、その後、布張り機11で装飾布3
を貼着する。そして、硬化炉12を通過させて装飾布3
の貼着状態を完全にし、かしめ機13によつて最終製品
形状の断面に微調整の曲げ加工をし、その後、裁断機1
4により裁断して所定長さの布張りトリム1を製造する
ものである。なお、15は、ライン途中に配置される引
取機であり、16は、トリム本体2をUターンさせる案
内ローラである。
また、製造する布張りトリム1は、第5図に示すよう
に、断面を略逆U字形状として、トリム本体2の外周面
の所定位置に、起毛されているポリエステル繊維等から
なる装飾布3が貼着されており、トリム本体2は、イン
サート2a周囲に、それぞれEPDM等からなるソリツ
ド部2bとスポンジ部2cとを被覆されて構成されてい
る。
に、断面を略逆U字形状として、トリム本体2の外周面
の所定位置に、起毛されているポリエステル繊維等から
なる装飾布3が貼着されており、トリム本体2は、イン
サート2a周囲に、それぞれEPDM等からなるソリツ
ド部2bとスポンジ部2cとを被覆されて構成されてい
る。
接着剤塗布装置Mの曲げ加工機20は、トリム本体2の
断面の上下左右に配置されてそれぞれ回転自在とする四
つのローラ21・22・23・24を備えている。上下
のローラ21・22は、第2図に示すように、トリム本
体2の中央壁部2Aを挟持するように配置されている。
また、左右のローラ23・24は、所定の加工面23a
・24aを備えてトリム本体2の左右の側壁部2B・2
Cの開口幅を所定寸法に狭める加工を行なえるように配
置されている。なお、25は、トリム本体2を支持して
挿通させるガイドブロツクであり、26は、トリム本体
2を搬送させるようにそれぞれ回転駆動される引取ロー
ラである。
断面の上下左右に配置されてそれぞれ回転自在とする四
つのローラ21・22・23・24を備えている。上下
のローラ21・22は、第2図に示すように、トリム本
体2の中央壁部2Aを挟持するように配置されている。
また、左右のローラ23・24は、所定の加工面23a
・24aを備えてトリム本体2の左右の側壁部2B・2
Cの開口幅を所定寸法に狭める加工を行なえるように配
置されている。なお、25は、トリム本体2を支持して
挿通させるガイドブロツクであり、26は、トリム本体
2を搬送させるようにそれぞれ回転駆動される引取ロー
ラである。
接着剤滴下装置30は、接着剤Bを滴下させる四つのノ
ズル33を備え、各ノズル33は、それぞれ、装置30
のフレーム31に固定される保持アーム32によつて支
持されるとともに、可撓性を有するホース34を介在さ
せて接着剤Bを貯溜させているタンク35に接続されて
いる。
ズル33を備え、各ノズル33は、それぞれ、装置30
のフレーム31に固定される保持アーム32によつて支
持されるとともに、可撓性を有するホース34を介在さ
せて接着剤Bを貯溜させているタンク35に接続されて
いる。
各タンク35は、第3図に示すように、接続されたエア
ホース36から内部に加圧されたエアが流入されること
により、貯溜された接着剤Bをノズル33から滴下可能
に流出できるように構成されている。なお、37は圧力
計、38は減圧弁、39はストツプ弁、40はエア源で
ある。また、各タンク35は、温度調整器45により温
度調整された水Wが循環される水槽41内に浮かんで配
設され、水槽41内には、各タンク35の接着剤Bの残
量を検知できるようにレベルスイツチ42が配設されて
いる。
ホース36から内部に加圧されたエアが流入されること
により、貯溜された接着剤Bをノズル33から滴下可能
に流出できるように構成されている。なお、37は圧力
計、38は減圧弁、39はストツプ弁、40はエア源で
ある。また、各タンク35は、温度調整器45により温
度調整された水Wが循環される水槽41内に浮かんで配
設され、水槽41内には、各タンク35の接着剤Bの残
量を検知できるようにレベルスイツチ42が配設されて
いる。
また、接着剤滴下装置30の前後部には、搬送されるト
リム本体2を所定位置で搬送できるように、所定形状の
凹部43a・44aを備えた位置決めガイド43・44
がフレーム31に固定されて配設されている。そして、
トリム本体2は、位置決めガイド43・44間で反転し
て搬送されるように構成されている。
リム本体2を所定位置で搬送できるように、所定形状の
凹部43a・44aを備えた位置決めガイド43・44
がフレーム31に固定されて配設されている。そして、
トリム本体2は、位置決めガイド43・44間で反転し
て搬送されるように構成されている。
そして、この接着剤滴下装置30では、各ノズル33A
・33B・33C・33Dから滴下される接着剤B1・
B2・B3・B4を第4図に示すトリム本体2の所定位
置に塗布できるように、各ノズル33A・33B・33
C・33Dが、それぞれ保持アーム32によつて、トリ
ム本体2の近傍の周囲に配置されている。また、各ノズ
ル33A・33B・33C・33Dから滴下される接着
剤B1・B2・B3・B4は、装飾布3を貼着させた後
の使用時の布張りトリム1の外観を良好にするため、異
なつた性質のものが使用されている。具体的に述べる
と、トリム本体2の内周側に塗布される接着剤B1は、
接着力と硬化後の硬度が最も高いものが使用され、トリ
ム本体2の中央壁部2Aの外周面に塗布される接着剤B
4は、薄く塗布できて硬化後の硬度が低くて柔かいもの
が使用されている。また、側壁部2Bの外周面に塗布さ
れる接着剤B3は、薄く塗布できて接着力が高いものが
使用され、側壁部2Cの端部に塗布される接着剤B2
は、接着剤B4と接着剤B3との中間の性質のものが使
用されている。なお、トリム本体2のスポンジ部2cの
外周面には接着剤Bを塗布しない。その理由は、スポン
ジ部2c外周面に接着剤Bを塗布して装飾布3を貼着し
ては、布張りトリム1を曲げて所定部位に装着する際、
スポンジ部2c外周面に貼着された装着布3によつて、
布張りトリム1が、スポンジ部2cを潰されて所定の
(防音・保温等の)シール性を確保できなくなつてしま
うからである。
・33B・33C・33Dから滴下される接着剤B1・
B2・B3・B4を第4図に示すトリム本体2の所定位
置に塗布できるように、各ノズル33A・33B・33
C・33Dが、それぞれ保持アーム32によつて、トリ
ム本体2の近傍の周囲に配置されている。また、各ノズ
ル33A・33B・33C・33Dから滴下される接着
剤B1・B2・B3・B4は、装飾布3を貼着させた後
の使用時の布張りトリム1の外観を良好にするため、異
なつた性質のものが使用されている。具体的に述べる
と、トリム本体2の内周側に塗布される接着剤B1は、
接着力と硬化後の硬度が最も高いものが使用され、トリ
ム本体2の中央壁部2Aの外周面に塗布される接着剤B
4は、薄く塗布できて硬化後の硬度が低くて柔かいもの
が使用されている。また、側壁部2Bの外周面に塗布さ
れる接着剤B3は、薄く塗布できて接着力が高いものが
使用され、側壁部2Cの端部に塗布される接着剤B2
は、接着剤B4と接着剤B3との中間の性質のものが使
用されている。なお、トリム本体2のスポンジ部2cの
外周面には接着剤Bを塗布しない。その理由は、スポン
ジ部2c外周面に接着剤Bを塗布して装飾布3を貼着し
ては、布張りトリム1を曲げて所定部位に装着する際、
スポンジ部2c外周面に貼着された装着布3によつて、
布張りトリム1が、スポンジ部2cを潰されて所定の
(防音・保温等の)シール性を確保できなくなつてしま
うからである。
つぎに、この塗布装置Mを使用した実施例の塗布方法を
説明する。
説明する。
まず、曲げ加工機7によりある程度曲げ加工されたトリ
ム本体2が、引取機15や引取ローラ26によつて順次
搬送され、曲げ加工機20において、ガイドブロツク2
5を通過するとともに上下左右のローラ21・22・2
3・24間を通過することとなる。その際、トリム本体
2は、ローラ23・24の加工面23a・24aによ
り、その側壁部2B・2Cの開口幅を所定寸法に規制さ
れる。
ム本体2が、引取機15や引取ローラ26によつて順次
搬送され、曲げ加工機20において、ガイドブロツク2
5を通過するとともに上下左右のローラ21・22・2
3・24間を通過することとなる。その際、トリム本体
2は、ローラ23・24の加工面23a・24aによ
り、その側壁部2B・2Cの開口幅を所定寸法に規制さ
れる。
そして、接着剤滴下装置30において、トリム本体2
は、所定の断面形状を維持した状態で、位置決めガイド
43・44により、所定の軌道を通過することとなる。
は、所定の断面形状を維持した状態で、位置決めガイド
43・44により、所定の軌道を通過することとなる。
その際、位置決めガイド43・44間では、トリム本体
2の外周面の所定位置に、各ノズル33A・33B・3
3C・33Dから滴下する所定の性質の接着剤B1・B
2・B3・B4が自動的に塗布されることとなり、塗布
作業を効率良く行なうことができる。
2の外周面の所定位置に、各ノズル33A・33B・3
3C・33Dから滴下する所定の性質の接着剤B1・B
2・B3・B4が自動的に塗布されることとなり、塗布
作業を効率良く行なうことができる。
また、各ノズル33A・33B・33C・33Dから滴
下される接着剤B1・B2・B3・B4は、各ノズル3
3がトリム本体2の近傍の周囲に配置されることから、
確実にトリム本体2に塗布され、無駄に消費されない。
さらに、トリム本体2が曲げ加工機20により曲げ加工
された直後に接着剤Bを塗布されるため、トリム本体2
の断面形状が所定の形状を維持しており、トリム本体2
の近傍の周囲の所定位置に配置された各ノズル33から
滴下される接着剤Bが、トリム本体2の外表面の所定位
置に対して、無駄無く的確に、かつ、塗膜を均一にして
に、塗布されることとなり、既述の発明の作用・効果の
欄で述べたと同様な効果を奏する。
下される接着剤B1・B2・B3・B4は、各ノズル3
3がトリム本体2の近傍の周囲に配置されることから、
確実にトリム本体2に塗布され、無駄に消費されない。
さらに、トリム本体2が曲げ加工機20により曲げ加工
された直後に接着剤Bを塗布されるため、トリム本体2
の断面形状が所定の形状を維持しており、トリム本体2
の近傍の周囲の所定位置に配置された各ノズル33から
滴下される接着剤Bが、トリム本体2の外表面の所定位
置に対して、無駄無く的確に、かつ、塗膜を均一にして
に、塗布されることとなり、既述の発明の作用・効果の
欄で述べたと同様な効果を奏する。
そして、所定位置に接着剤Bが塗布されたトリム本体2
は、その後、乾燥炉10で乾燥された後、布張り機11
で装飾布3が貼着され、さらに、硬化炉12を通過され
て装飾布3の貼着状態が完全にされ、かしめ機13によ
つて最終製品形状の断面に微調整の曲げ加工がなされ、
裁断機14によりに裁断されて所定長さの布張りトリム
1となる。
は、その後、乾燥炉10で乾燥された後、布張り機11
で装飾布3が貼着され、さらに、硬化炉12を通過され
て装飾布3の貼着状態が完全にされ、かしめ機13によ
つて最終製品形状の断面に微調整の曲げ加工がなされ、
裁断機14によりに裁断されて所定長さの布張りトリム
1となる。
なお、実施例の場合、接着剤Bの膜厚を15〜85ミクロンの範
囲内で略均一に塗布することができた。
囲内で略均一に塗布することができた。
また、各接着剤B1・B2・B3・B4をスプレー塗布
した場合には、トリム本体2の1mあたりにつき18gの消
費量となつていたが、実施例の場合には、トリム本体2
の1mあたりにつき6.5gの消費量で済み、著しく歩留りを
向上することができた。
した場合には、トリム本体2の1mあたりにつき18gの消
費量となつていたが、実施例の場合には、トリム本体2
の1mあたりにつき6.5gの消費量で済み、著しく歩留りを
向上することができた。
さらにまた、実施例で使用する接着剤滴下装置30で
は、各ノズル33A・33B・33C・33Dから異な
つた性質(接着力、硬化後の硬度、粘度等)の接着剤B
1・B2・B3・B4をトリム本体2に塗布できること
から、塗布する面の形状や貼着する装飾布3の性質等に
応じて、適切に異形断面のものに接着剤Bを塗布するこ
とができる。
は、各ノズル33A・33B・33C・33Dから異な
つた性質(接着力、硬化後の硬度、粘度等)の接着剤B
1・B2・B3・B4をトリム本体2に塗布できること
から、塗布する面の形状や貼着する装飾布3の性質等に
応じて、適切に異形断面のものに接着剤Bを塗布するこ
とができる。
さらに、実施例では、トリム本体2の側壁部2Cにスポ
ンジ部2cを設けたものを示したが、勿論、スポンジ部
2cを設けないトリム本体に装飾布3を貼着する場合に
利用しても良い。ちなみに、スポンジ部2cを設けない
トリム本体2の外周面の全面に装飾布3を貼着する場合
には、第7図に示すように、トリム本体2の側壁部2B
・2Cの端部の内周面側に、接着力と硬化後の硬度が高
い接着剤B1を塗布し、また、中央壁部2Aの外周面
側、若しくは、コーナ部の外周面側に、薄く塗布できて
硬化後の硬度が低くて柔かい接着剤B4を塗布すれば良
い。
ンジ部2cを設けたものを示したが、勿論、スポンジ部
2cを設けないトリム本体に装飾布3を貼着する場合に
利用しても良い。ちなみに、スポンジ部2cを設けない
トリム本体2の外周面の全面に装飾布3を貼着する場合
には、第7図に示すように、トリム本体2の側壁部2B
・2Cの端部の内周面側に、接着力と硬化後の硬度が高
い接着剤B1を塗布し、また、中央壁部2Aの外周面
側、若しくは、コーナ部の外周面側に、薄く塗布できて
硬化後の硬度が低くて柔かい接着剤B4を塗布すれば良
い。
第1図は、この発明の一実施例に使用する塗布装置の斜
視図、 第2図は、同実施例に使用する曲げ加工機の部分断面
図、 第3図は、同実施例に使用する接着剤滴下装置のノズル
周囲の断面図、 第4図は、同実施例のトリム本体外周面に塗布する接着
剤の配置を示す図、 第5図は、同実施例で製造する布張りトリムの断面図、 第6図は、同実施例で製造する布張りトリムの製造ライ
ンを説明する工程図、 第7図は、他の実施例を示すトリム本体の断面図であ
る。 1…布張りトリム、 2…トリム本体、 3…装飾布、 20…曲げ加工機、 30…接着剤滴下装置、 33…ノズル、 M…塗布装置、 B…接着剤。
視図、 第2図は、同実施例に使用する曲げ加工機の部分断面
図、 第3図は、同実施例に使用する接着剤滴下装置のノズル
周囲の断面図、 第4図は、同実施例のトリム本体外周面に塗布する接着
剤の配置を示す図、 第5図は、同実施例で製造する布張りトリムの断面図、 第6図は、同実施例で製造する布張りトリムの製造ライ
ンを説明する工程図、 第7図は、他の実施例を示すトリム本体の断面図であ
る。 1…布張りトリム、 2…トリム本体、 3…装飾布、 20…曲げ加工機、 30…接着剤滴下装置、 33…ノズル、 M…塗布装置、 B…接着剤。
Claims (1)
- 【請求項1】外表面に装飾布を貼着させた断面略逆U字
形のトリムを製造するにあたり、前記装飾布を貼着する
ための接着剤をトリム本体の外表面に塗布する方法であ
つて、 前記トリム本体を長手方向に順次搬送させ、前記トリム
本体を断面略逆U字形に曲げた直後に、前記トリム本体
近傍の周囲の所定位置に配置させた複数のノズルから前
記接着剤を前記トリム本体の外表面に滴下して塗布する
ことを特徴とする接着剤の塗布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22377189A JPH06227B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 接着剤の塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22377189A JPH06227B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 接着剤の塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386272A JPH0386272A (ja) | 1991-04-11 |
JPH06227B2 true JPH06227B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16803452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22377189A Expired - Fee Related JPH06227B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 接着剤の塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06227B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4832251B2 (ja) * | 2006-10-26 | 2011-12-07 | エバック株式会社 | 合成樹脂製ホースの製造方法 |
CN103394444B (zh) * | 2013-07-04 | 2016-01-06 | 武汉东海敏实汽车零部件有限公司 | 不干胶注入辅助装置 |
CN105058784B (zh) * | 2015-09-29 | 2018-01-09 | 四川南格尔生物科技有限公司 | 一种医用塑料软管粘接剂涂抹器及使用方法 |
CN106040528B (zh) * | 2016-06-14 | 2018-08-24 | 谢骏逸 | 水平翻转全自动浸塑设备 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP22377189A patent/JPH06227B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386272A (ja) | 1991-04-11 |
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JPS6345868B2 (ja) |
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