JPH06227495A - 大重量輸送用航空機の昇降する着陸装置組立体 - Google Patents

大重量輸送用航空機の昇降する着陸装置組立体

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JPH06227495A
JPH06227495A JP33500593A JP33500593A JPH06227495A JP H06227495 A JPH06227495 A JP H06227495A JP 33500593 A JP33500593 A JP 33500593A JP 33500593 A JP33500593 A JP 33500593A JP H06227495 A JPH06227495 A JP H06227495A
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gear assembly
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longitudinal
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JP33500593A
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English (en)
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Michel Derrien
ドゥリエ ミシェル
Philippe Brisedou
ブリズドゥ フィリップ
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Safran Landing Systems SAS
Original Assignee
Messier Bugatti SA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C25/00Alighting gear
    • B64C25/32Alighting gear characterised by elements which contact the ground or similar surface 
    • B64C25/34Alighting gear characterised by elements which contact the ground or similar surface  wheeled type, e.g. multi-wheeled bogies

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  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 重い航空機の着陸装置組立体を提供すること
である。 【構成】 本発明は昇降し、衝撃吸収主柱101によっ
て構成された下部支持部材と、衝撃吸収棒103を具備
する着陸装置組立体に関するものである。該衝撃吸収棒
の端部に主ビーム130が複数対の車輪を備え枢着され
る。下部支持部材の主ビームは横方向に配置され且つ中
央ヒンジ軸131の周りで枢動し、主ビームの各端部は
それぞれの枢着された長手ビーム110を支持し、該長
手ビームはそれぞれの端部に台回動軸に四輪ロッキング
ボギーを構成するよう取付けられた対の車輪を備え、長
手ビームは長手方向に配置されたそれぞれの関連する長
手安定装置150を介して衝撃吸収主柱に連結される。
好ましくは、前記下部支持部材は機体下部支持部材であ
り、その一側面に配置された翼に取り付けられた昇降す
る下部支持部材によって補助されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機の昇降する着陸装
置組立体、特に、大重量輸送用航空機に関するものであ
り、該組立体はヒンジ軸線を有し且つその軸線の周りで
航空機の構造体に枢着される衝撃吸収主柱によって構成
される下部支持部材と、前記主柱に摺動可能に取付けら
れた衝撃吸収棒とを具備するタイプのものであり、その
棒の端部で主ビームが複数対の車輪を備えるように枢着
されている。
【0002】
【従来の技術】大重量輸送用航空機、つまり、航空機の
重量が400トンよりかなり重い航空機のために、当該
の荷重を支持するように多くの数の車輪を提供する必要
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】航空機の長手中央平面
の一方に配置された2つの機体着陸装置組立体で主要下
部支持部材を構成するものが既に提出され、各着陸装置
組立体は7つの独立した脚を含み、各脚は台回転軸線に
配置された対の車輪(つまり全部で28個)を備え、着
陸装置組立体の車輪の対は、着陸装置が下方位置にある
ときに2つのノーズ下部支持部材が設けられた状態で、
他方の後ろに整列している。この様な、配置は長手方向
にかなりの広さの空間をとり、航空機が移動するときに
その操縦性が制限され、関連する操向装置の提供が必要
となり、重量と着陸装置の製造コストが増す。
【0004】これは、最初に言及した型の着陸装置組立
体が何故現在好まれているかを説明している。この様な
各着陸装置組立体は複数の車輪の対を備えた枢着された
着陸装置組立体要ビームを有する。
【0005】最近、この型の着陸装置組立体は提案さ
れ、この様な各着陸装置組立体は長手方向(つまり、航
空機の長手中央平面に平行)に配置された主ビームを有
し、ビームの各端部は四輪ボギーを支持する。
【0006】欧州特許第A0492685号で、この様
な着陸装置組立体が記述され、2つのボギーが主ビーム
のヒンジ軸線に平行な軸線で回動でき、各着陸装置組立
体が1つがもう1つの後ろに配置された4対の車輪を含
む。欧州特許第A0492687号及び欧州特許第A0
492688号で、類似の着陸装置組立体が記述され、
軸線の少なくとも幾つかが長手方向の軸線の周りでボギ
ーの骨組みに関係して回動するよう枢着され、でこぼこ
のある地面に対する高い適応性を提供する(この様なボ
ギーの長手方向の可動性が既に急降下や衝突に適応さ
せ、軸線の横方向の可動性がこの適応性を補助す
る。)。
【0007】前記の型の着陸装置組立体の主な欠点は、
その長さが長い(約6メートルから7メートルの長さ)
ということであり、これは、移動中に旋回するとき航空
機の操縦性をかなり制限する。この欠点は、操向装置を
付加することにより軽減されるが、これは、着陸装置の
重量と製造コストのかなりの上昇を招く。着陸装置組立
体が上方位置にあるときそれを収容するのに必要な凹部
は長くなければならず、概して、航空機の構造体は結果
として補強されなければならない。
【0008】本発明の技術的背景は、欧州特許第A03
61549号、米国特許第A3643898号、米国特
許第A3096051号及び仏国特許第A898049
号に記載されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記欠
点及び/又は制限を受けないような着陸装置組立体を提
供することであり、特に、着陸装置組立体がそれを収容
する非常にコンパクトな凹部に適し且つ移動時に航空機
の操縦性とでこぼこな地面の許容とに関して高レベルの
性能を提供する構造を有する。
【0010】本発明のもう1つの目的は、横方向の安定
性と着陸装置組立体に備えられた車輪に対する荷重の配
分とに関して高レベルの性能を提供する構造及び配置を
有する着陸装置組立体を提供することである。
【0011】より特徴的には、本発明は、ヒンジ軸線を
有する衝撃吸収主柱によって構成される下部支持部材を
具備した昇降する着陸装置組立体を提供し、その軸線の
周りで、着陸装置組立体は航空機の構造体に枢着され、
衝撃吸収棒が前記主柱に摺動可能に取付けられ、前記衝
撃吸収棒の端部で主ビームは複数対の車輪を備えるよう
に枢着された前記着陸装置組立体は、主ビームが横方向
に且つ中央ヒンジ軸線の周りで枢動可能に配置され、該
中央ヒンジ軸線は摺動可能に取付けられた衝撃吸収棒の
軸線とともに、着陸装置組立体が下方位置にあるときに
航空機の長手中央平面と平行な平面を形成し、前記主ビ
ームの各端部は、上記中央平面に垂直な各軸線の周りで
枢動可能に枢着されたそれぞれの長手ビームを支持し、
各長手ビームの各端部が四輪ロッキングボギーを構成す
るように一対の車輪を備え、各長手ビームは長手方向に
配置されたそれぞれに関連する長手安定手段を介して衝
撃吸収主柱に連結されることを特徴とする。
【0012】好ましくは、主ビームの中央ヒンジ軸線は
関連する長手ビームのヒンジ軸線より低い位置にある。
特にこれは、航空機が地上で旋回するとき外側の車輪の
負荷を最小限にできる。
【0013】有利なことに、両方の長手安定手段は、同
一の構造を有し、主ビームの中央ヒンジ軸線と摺動可能
に取付けられた棒の軸線によって形成される平面に対象
に配置される。
【0014】可能な実施例で、各長手ビームに連結され
る長手安定手段は衝撃吸収主柱に枢着されるベルクラン
クと、前記ベルクランクと関連する長手ビームとに枢着
される平坦リンクと、ベルクランクと、球継手を介して
前記主柱に枢着されるピッチダンパーとを具備するヒン
ジ装置によって構成される。
【0015】好ましくは、枢着され且つ衝撃吸収主柱を
摺動可能に取付けられた棒に連結する2つの腕を有する
トルクリンク装置を含む下部支持部材において、ヒンジ
装置の一部である2つのベルクランクは、ヒンジ軸線に
列をなす共通の軸線で回転するよう取付けられ、ヒンジ
軸線で、トルクリンク装置の上腕が前記主柱に枢着され
る。特に、関連する制動機が延びた位置にあるとき、シ
ステムの種々のヒンジが前方から見て一列に配置される
ように各ヒンジ装置が構成されるのは有利である。
【0016】可能なもう1つの実施例では、各長手ビー
ムに関連する長手安定手段は関連する長手ビームに直接
主柱を連結するピッチダンパーによって構成される。
【0017】着陸装置組立体が摺動可能に取付けられた
衝撃吸収棒を主ビーム、例えば、前記主ビームの端部フ
ォークの1つ又はもう1つを介して連結する少なくとも
1つのロールダンパーを更に備えるのは有利であり、該
フォークは長手ビームを枢着するように連結される。
【0018】有利なことに、衝撃吸収主柱のヒンジ軸線
は、その軸線で主柱が航空機の構造物に枢着され、航空
機の長手中央平面に垂直であり、前記軸線は前記着陸装
置組立体を収容する凹部の底部分に配置され、前記着陸
装置組立体は長手及び前方に持ち上がる。
【0019】非常に重い輸送航空機の特に有利なもう1
つの特徴に従って、上記下部支持部材は機体下部支持部
材になるように配置され、翼に取付けられた持ち上がり
且つ前記機体下部支持部材の一側面に配置された下部支
持部材によって補助される。
【0020】好ましくは、翼に取付けられた側面下部支
持部材は航空機の中央平面に垂直な横平面で回転するよ
うに枢着された衝撃吸収主柱を含み、翼に取付けられた
下部支持部材は関連する機体下部支持部材に向かって横
方向に持ち上がる。特に、上記横平面は機体下部支持部
材が下方位置にあるとき、摺動可能に取付けられた機体
降着棒の軸線を含む。
【0021】最期に、着陸装置組立体を収容するための
凹部のコンパクトさを保つために、翼に取付けられた側
面下部支持部材が車輪の1つの対を備えることは有利で
あり、車輪の軸線が上記横平面で固定されるのも有利で
ある。
【0022】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は特別な実施例が
示された以下の記載及び添付の図面を参照することによ
り明らかになるであろう。
【0023】図1は、航空機の(垂直な)長手中央平面
Pの1つの側面上の着陸装置組立体を示している。着陸
装置組立体は、航空機の機体Fに関連する下部支持部材
100と、航空機の翼Eに関連する翼に取付けられた横
方向に昇降する側面の下部支持部材10とを具備する。
この例では、翼に取付けられた下部支持部材または着陸
装置組立体10は2つの付加車輪を提供することにより
機体の下部支持部材または着陸装置組立体100を補助
する。同じ構造体が上記の中央平面Pの反対側に対称に
当然見られる。この図に示されるように翼に取付けられ
た側着陸装置組立体10は従来の横方向に昇降する着陸
装置組立体であり、主柱11は航空機の翼Aの構造体の
点16において枢着され、衝撃吸収棒(図示されていな
い)は前記主柱11内部に枢動可能に取付けられ且つ車
輪20を備え、該数と配置は以下に記述されている。折
りたためる側柱は翼に取付けられた着陸装置10に連結
され、該側柱は航空機構造体の点14に枢着された上腕
12と翼に取付けられた着陸装置組立体の主柱11の突
出部分15に枢着された下腕を具備する。これにより、
衝撃吸収主柱11は上記中央平面Pに垂直である横平面
に回動するように枢着され、翼に取付けられた下部支持
部材は関連する機体下部支持部材の方に横方向に昇降す
る。
【0024】図1と図2に示されている通り、機体下部
支持部材100は、航空機の構成体に枢着するヒンジ軸
線102を有する衝撃吸収主柱101と、前記主柱に摺
動可能に取付けられた衝撃吸収棒(これらの図には示さ
れていない)とを具備し、衝撃吸収棒の終端部で、主ビ
ームは複数対の車輪(当該の8つの車輪120の4対が
図1に示されている)を備えるよう枢着される。衝撃吸
収主柱101のヒンジ軸線102はこの例の長手中央平
面Pに垂直であり、該ヒンジ軸線102は着陸装置組立
体100を収容する凹部Lの底部分且つ前記凹部Lの後
方部分に配置され、着陸装置組立体100が長手方向前
方(図2で、前方は矢印200で表されている)に昇降
する。図1と図2は、衝撃吸収主柱101と連結したブ
レースと、軸線107の周りで航空機構成物に枢着され
た上部平坦リンク106とを示し、前記ブレースは前記
衝撃吸収主柱101の突出部分104に枢着された下腕
105を具備している。図2の一点鎖線で示されるとお
り、機体着陸装置組立体100は凹部Lに収容された上
方位置にあるとき、かなりコンパクトである。このよう
に、本発明の着陸装置組立体100の構成体の構成部分
がより詳しく後述され、該構成体は機体の各側面に機体
着陸装置組立体を提供することを可能にし、該機体着陸
装置組立体は短く、該機体着陸装置組立体が上方位置に
あるとき極短い長さの凹部に収容できる。それ故に、凹
部Lは実質的にコンパクトにでき、当然、凹部Lが小容
量なので、利用できる保持空間の容量が対応してより大
容量になる。
【0025】図2で、参照符号Qは横平面(つまり、上
記の長手中央平面Pに垂直な面)を示し、翼に取付けら
れた着陸装置組立体10の軸線はその横平面にあり、機
体着陸装置組立体100が下方位置にあるとき、機体着
陸装置組立体100の主柱101は前記横平面Qに位置
した軸線を有する。この配置は部分平面図3でよく分か
り、その図で長手中央平面Pの片側に位置した機体着陸
装置組立体100の8つの車輪と、翼に取付けられた着
陸装置組立体10の車輪20(この例では2つの車輪)
とを示し、該車輪は同じ側に位置する。
【0026】この様な配置により、最も短い下部支持部
材(つまり、機体下部支持部材)の最大車輪数を集める
一方で、荷重、特に側面の荷重(航空機が20個の車輪
を備える)の良好な配分ができる。更に、各機体着陸装
置組立体に2列の車輪のみ有することによって、地上で
の航空機の操縦性は、補助操向装置を提供しなくても十
分であり、前記操縦性を下げずに各機体着陸装置組立体
を補助するように翼に取付けられた着陸装置組立体が配
置され、着陸装置は、下方位置にあるとき平面Qに固定
される。実際に、主柱101及び11の軸線Xと軸線
X’との間の関連する距離は、着陸装置が下方位置にあ
り且つ航空機が旋回するときにできるだけ回転角度を制
限し、更に前記距離は、着陸装置組立体が関連する継続
なく昇降するときに互いの車輪の軌道を妨害する可能性
が確実になくなる。
【0027】図3で、参照番号121は車輪120の2
つの軸線を示し、上方位置にあるとき着陸装置組立体1
00は関連する凹部Lに収容され、翼に取付けられた着
陸装置組立体の2つの車輪20は丁度機体着陸装置組立
体の後ろに収容され、上方位置が一点鎖線によって示さ
れている(翼に取付けられた着陸装置組立体は二つ以上
の車輪を備えることができるが、凹部は長く作らなけれ
ばならない)。凹部Lのコンパクトさに加えて、機体着
陸装置組立体が長手方向前方に昇降することは、空力効
果が着陸装置組立体を降ろすのを補助する限りにおい
て、付加的な利点を構成する。更に、機体の底部の主柱
101のヒンジ軸線102の位置は、長手方向の力を良
好に且つ確実に提言することを補助する。
【0028】図1と図2では、車輪20及び120は地
面Sに接触して示され、延びた位置での同じ車輪は一点
鎖線で示されている。図2で示されているように、機体
着陸装置組立体の車輪120に関連したボギー110は
地面に接触する前は傾斜して配置されている。明快であ
るので、図2は衝撃吸収主柱101をヒンジ軸線102
で回転させるための駆動アクチュエータは示していな
い。着陸装置組立体の昇降のために、アクチュエータは
主柱の関連する突出部分に固定される。
【0029】着陸装置組立体100の特徴的な実施例は
図4及び図5を参照することでより詳しく下に記述され
る。
【0030】これらの図は、軸線がXで参照される衝撃
吸収主柱101と主柱に摺動可能に取付けられた衝撃吸
収棒103とを示す。トルクリンク装置104は衝撃吸
収主柱と摺動可能に主柱に取付けられた棒との間に従来
の方法で備えられる。フォーク142はトルクリンク装
置の下腕141を枢着するために、摺動可能に取付けら
れた棒103の底端部に備えられ、前記トルクリンク装
置の上腕143は、衝撃吸収主柱101の一体的に設け
られた部分である関連するフォーク144の軸線149
の周りで枢着される。
【0031】衝撃吸収棒103の底端部は、枢着された
主ビーム130に連結したフォーク132を備え、中央
ヒンジ軸線131に枢着される。主ビームー130は、
中央ヒンジ軸線131と摺動可能に取付けられた棒の軸
線Xによって形成された平面の両側に延び、該平面は着
陸装置組立体100の垂直中央平面を構成し、この例で
は、更に、構成部分に対称な平面を構成する。この配置
では、上記の公知の着陸装置組立体の配置とは異なっ
て、ビーム130は横方向に配置される。この例では、
着陸装置組立体の主柱101のヒンジ軸線102の角度
位置を与えられ、そのヒンジ軸線102は長手中央平面
Pに対して垂直であり、主ビーム130は着陸装置の上
方位置及び下方位置の両方において本質的に横方向にな
り、軸線131は航空機の長手中央平面Pに平行になっ
ている。主ビーム130の各端部で、主ビーム130は
関連するフォーク133を介して枢着された各長手ビー
ム110を支持し、各長手ビーム110のヒンジ軸線1
11は前記ビームの中央を通り抜ける。各長手ビーム1
10は前記中央平面Pに垂直な各軸線111の周りで回
動するよう枢着される。更に、長手ビーム110の各端
部は、4つの固定ボギーを構成するように対の車輪(対
応する軸線121は図4及び図5に示されている)に枢
着される。
【0032】一点鎖線は主ビーム130に、この例で
は、関連する突出部分161を備えた端部フォーク13
3の1つを介して、(関連する突出部部分162を介す
る)摺動可能に取付けられた棒103まで関連するロー
ルダンパー160を備えることが可能であることを示し
ている。この様なロールダンパー160は軸線Xの片側
または両側に備えられ、ロールダンパー160は当然活
発に又は適応して制御される。好ましくは、この様なロ
ールダンパー160は下部支持部材の内側(左舷の主要
な下部支持部材を示している図4の左側)に設けられ、
ロールダンパー160は下部支持部材の内側の車輪に負
荷をかける傾向があり、負荷は、航空機が旋回するとき
内側への横方向の力によって相殺される。
【0033】主ビーム130の中央ヒンジ軸線131が
関連する長手ビーム110のヒンジ軸線111のより下
に配置されることに注目すると興味深い。この様な配置
は外側の車輪120のタイヤの負荷を、地上で航空機が
旋回する間、最小限にできる。
【0034】例として、図4及び図5は着陸装置組立体
100の各長手ビーム110に関連する長手安定手段の
可能な実施例を示している。長手安定手段150の1つ
だけがこの例(もう1つは単に一点鎖線によって表さ
れ、該手段が同一の構造であり、主ビーム130の中央
ヒンジ軸線131と摺動可能に取付けられた棒の軸線X
とによって形成される平面に対象に配置される。)に示
されている。長手安定手段150は、ヒンジ装置の形状
をし、トルクリンク装置の上腕143が主柱101に枢
着されているヒンジ軸線149を形成するピンまでエク
ステンション145を介して衝撃吸収主柱101に枢着
されたベルクランク151と、ベルクランク151及び
関連する長手ビーム110とに枢着された平坦なリンク
152と、前記ベルクランク151に接合され且つ球継
手を介して主柱に枢着されるピッチダンパー153とを
具備する。軸線154の周りで関連する長手ビーム11
0に枢着された平坦なリンクの形状をした要素152を
作ることによって、組立体の横方向の安定性を提供する
ことができ、前記平坦なリンク152は更に軸線155
の周りでベルクランク151に枢着される。伸ばされ、
着陸体制にあるピッチダンパー153は、主柱101に
球で接合され(球継手フォーク157が主柱の関連する
突出部分158に取付けられているのが分かる。)、一
方で衝撃吸収棒はベルクランク151に軸線156で枢
着される。図4で、上記軸線155及び156の間の各
勾配がより明らかに分かる。この例では、ベルクランク
151の端部は、エクステンション145に枢着され、
該エクステンション145はトルクリンク装置140の
上腕143を枢着するのに利用するフォーク144に連
結される。ヒンジ装置の一部分である2つのベルクラン
ク151はヒンジ軸線149と整列する共通軸線155
の周りで回動するように取付けられる。
【0035】図4で示されるように、各ヒンジ装置15
0は、ピッチダンパー153が伸ばされた位置にあると
き、システムの種々のヒンジを正面から見ると一列に配
置されるように構成される。当該のヒンジの注目すべき
点は文字A、B、C及びDによって表されている。この
様な配置は長手ビーム110に妨害となるようなねじれ
力が作用するのを防ぐことができるという限りにおいて
当然有利である。
【0036】図6は各長手ビームに関連するもう1つの
長手安定手段の可能な実施例を示す。この実施例では、
長手安定手段は、直接関連する長手ビーム110に(突
出部159を介して)主柱101(この例では、前述の
実施例と類似する球継手157によって)を連結するピ
ッチダンパー150’によって構成される。この場合、
着陸装置組立体100は主柱の軸線Xと主ビーム130
のヒンジ軸線131によって形成された対称な平面の両
側に各ピッチダンパー150’を含む。この様に、特に
単純な構造によって、航空機が移動するとき補助動作の
十分な制御を得ることができる。
【0037】この様に、着陸装置組立体は両方が短く
(機体下部支持部材が短い)、多くの車輪を有すること
ができるように提供され、荷重、特に横の荷重の良好な
配分を与え、一方で、でこぼこした地面の十分な許容を
有し、一方で、移動しているとき、特に、旋回すると
き、航空機の十分な操縦性と安定性を与える。着陸装置
組立体を収容するための関連する凹部は、翼に取付けら
れた側面着陸装置組立体が各機体着陸装置組立体を補助
する時でさえ、特に短く、これにより、飛行に利用でき
る容量を残す。
【0038】本発明は上記の実施例では限定されない。
反対に、上記主要な特徴を模倣する同等の手段を利用し
た変形体に及ぶ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この場合機体の長手に上がる(下方位置にあ
る)着陸装置組立体によって構成される本発明の着陸装
置組立体を示す正面図であり、着陸装置組立体は翼に取
付けられた横に上がる従来技術による側面着陸装置組立
体によって補足されている。
【図2】上記機体着陸装置組立体の部分立面図であり、
着陸装置組立体を収容するための関連する凹部を示して
いる(翼に取付けられた側面着陸装置組立体の2つの車
輪と共に、着陸装置組立体の上方位置が一点鎖線によっ
て示されている。)。
【図3】下方位置にある機体下部支持部材と翼に取付け
られた下部支持部材の車輪の配置を示す部分平面図であ
る。
【図4】本発明(着陸装置組立体の8つの車輪が軸線に
よって単独に示されている)の機体着陸装置組立体の正
面図であり、この図は、2つの長手ビーム(の1つに関
連する第1の長手安定手段の実施例(第2の手段は第1
の手段に対象に構成され、一点鎖線によってこの図に単
に示されている。)を示している。
【図5】図4に示された着陸装置組立体の側面図であ
る。
【図6】各長手ビームに関連する長手安定手段が長手ビ
ームを直接衝撃吸収主柱に関連するピッチダンパーによ
って構成されている変形物の側面図である。
【符号の説明】
10…下部支持部材 20…車輪 100…下部支持部材 101…衝撃吸収主柱 102…ヒンジ軸線 103…衝撃吸収棒 110…長手ビーム 111…ヒンジ軸線 120…車輪 130…主ビーム 131…中央ヒンジ軸線 133…端部フォーク 141…下腕 143…上腕 149…ヒンジ軸線 150…長手安定手段 151…ベルクランク 152…平坦リンク 153…ピッチダンパー 160…ロールダンパー L…凹部 P…長手中央平面 Q…横平面 X…軸線

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機構造体にヒンジ軸線の周りで枢着
    された衝撃吸収主柱によって構成された下部支持部材
    と、前記主柱に摺動可能に取付けられた衝撃吸収棒とを
    具備し、複数対の車輪を備えた主ビームが該衝撃吸収棒
    の端部に枢着された、昇降する着陸装置組立体におい
    て、 主ビーム(130)が横方向に且つ中央ヒンジ軸線(1
    31)の周りで枢動可能に配置され、該中央ヒンジ軸線
    は前記摺動可能に取付けられた衝撃吸収棒の軸線ととも
    に、少なくとも着陸装置が下方位置にあるときに航空機
    の長手中央平面(P)と平行な平面を形成し、前記主ビ
    ーム(130)の各端部が前記中央平面(P)と垂直な
    それぞれの軸線(111)の周りで枢動可能に枢着され
    たそれぞれの長手ビーム(110)を支持し、各長手ビ
    ーム(110)の各端部が四輪ロッキングボギーを構成
    するように一対の車輪を備え、各長手ビーム(110)
    が長手方向に配置されたそれぞれに関連する長手安定手
    段(150,150’)を介して衝撃吸収主柱(10
    1)に連結されることを特徴とする着陸装置組立体。
  2. 【請求項2】 主ビーム(130)の中央ヒンジ軸線
    (131)が関連する長手ビーム(110)のヒンジ軸
    線(111)より低い請求項1に記載の着陸装置組立
    体。
  3. 【請求項3】 長手安定手段(150,150’)の両
    方が、同一の構造を有し、主ビーム(130)の中央ヒ
    ンジ軸線(131)と摺動可能に取付けられた棒の軸線
    (X)とによって形成された平面に対称に配置されるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の着陸装置
    組立体。
  4. 【請求項4】 各長手ビーム(110)に関連する長手
    安定手段が、衝撃吸収主柱に枢着されたベルクランク
    (151)と、前記ベルクランクと関連する長手ビーム
    に枢着された平坦リンク(152)と、前記ベルクラン
    クに枢着され且つ球継手を介して前記主柱に枢着された
    ピッチダンパー(153)とを具備することを特徴とす
    る請求項1から請求項3いづれかに記載の着陸装置組立
    体。
  5. 【請求項5】 衝撃吸収主柱を摺動可能に取付けられた
    棒に連結する枢着された2つの腕(141,143)を
    有するトルクリンク装置を含み、ヒンジ装置(150)
    の一部分である2つのベルクランク(151)が、ヒン
    ジ軸線(149)に整列する共通軸線(155)の周り
    で枢動するように取付けられ、ヒンジ軸線(149)の
    周りでトルクリンク装置の上腕(143)が前記主柱に
    枢着されていることを特徴とする請求項4に記載の着陸
    装置組立体。
  6. 【請求項6】 各ヒンジ装置(150)が、関連する制
    動機が延びた状態にあるとき、ヒンジ装置の種々のヒン
    ジが前方から見たとき整列するように配置されているこ
    とを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の着陸装置
    組立体。
  7. 【請求項7】 各長手ビーム(110)に関連する長手
    安定手段が主柱を直接関連する長手ビーム(110)に
    連結するピッチダンパー(150’)によって構成され
    ていることを特徴とする請求項1から請求項3いづれか
    に記載の着陸装置組立体。
  8. 【請求項8】 摺動可能に取付けられた衝撃吸収棒(1
    03)を、前記主ビームの端部フォーク(133)の1
    つ又はもう一方を介して主ビーム(130)に連結する
    少なくとも1つのロールダンパー(160)を含み、該
    端部フォークが枢着された長手ビーム(110)と関連
    して設けられていることを特徴とする請求項1から請求
    項7いづれかに記載の着陸装置組立体。
  9. 【請求項9】 衝撃吸収主柱(101)のヒンジ軸線
    (102)が、航空機の長手中央平面(P)に垂直であ
    り、その軸線の周りで前記衝撃吸収主柱(101)が航
    空機構造物に枢着され、前記軸線が前記着陸装置組立体
    を収容する凹部(L)の底部に配置され、前記着陸装置
    組立体が長手方向前方に持ち上がることを特徴とする請
    求項1から請求項8いづれかに記載の着陸装置組立体。
  10. 【請求項10】 前記下部支持部材(100)が機体下
    部支持部材であるように配置され、前記機体下部支持部
    材の一側面に配置された翼に取付けられた昇降する下部
    支持部材(10)が補助的に設けられることを特徴とす
    る請求項1から請求項9いづれかに記載の着陸装置組立
    体。
  11. 【請求項11】 翼に取付けられた側面の下部支持部材
    (10)が航空機の中央平面(P)に垂直な横平面
    (Q)で枢動可能に枢着された衝撃吸収主柱(11)を
    含み、翼に取付けられた下部支持部材が関連する機体下
    部支持部材(100)に向かって横方向に昇降すること
    が可能なことを特徴とする請求項10に記載の着陸装置
    組立体。
  12. 【請求項12】 上記横平面(Q)が、機体下部支持部
    材が下方位置にあるとき、摺動可能に取付けられた機体
    下部支持部材棒の軸線(X)を含むことを特徴とする請
    求項11に記載の着陸装置組立体。
  13. 【請求項13】 翼に取付けられた側面の下部支持部材
    (10)が一対の車輪(20)を備え、車輪の回転軸線
    が上記横平面(Q)で固定されていることを特徴とする
    請求項11又は請求項12に記載の着陸装置組立体。
JP33500593A 1992-12-28 1993-12-28 大重量輸送用航空機の昇降する着陸装置組立体 Pending JPH06227495A (ja)

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FR9215784 1992-12-28
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