JPH06227065A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH06227065A JPH06227065A JP4205293A JP4205293A JPH06227065A JP H06227065 A JPH06227065 A JP H06227065A JP 4205293 A JP4205293 A JP 4205293A JP 4205293 A JP4205293 A JP 4205293A JP H06227065 A JPH06227065 A JP H06227065A
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- stopper
- transmission member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録装置において、手動で用紙搬送を行うた
めの用紙搬送ノブが印刷中は操作しても用紙搬送には影
響を与えないようにする。 【構成】 用紙搬送ローラとこの用紙搬送ローラを手動
で駆動するノブを有する記録装置に、印刷中はノブから
用紙搬送ローラへの動力の伝達を遮断する動力伝達遮断
手段を設ける。
めの用紙搬送ノブが印刷中は操作しても用紙搬送には影
響を与えないようにする。 【構成】 用紙搬送ローラとこの用紙搬送ローラを手動
で駆動するノブを有する記録装置に、印刷中はノブから
用紙搬送ローラへの動力の伝達を遮断する動力伝達遮断
手段を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
・ワードプロセッサ・タイプライタ・ファクシミリ等か
ら出力される文字・画像の記録を行う記録装置に関す
る。
・ワードプロセッサ・タイプライタ・ファクシミリ等か
ら出力される文字・画像の記録を行う記録装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、紙、ＯＨＰ用シートなどの記録媒
体（以下記録用紙または単に紙ともいう）に対して記録
を行う記録装置は、種々の記録方式による記録ヘッドを
搭載した形態で提案されている。この記録ヘッドには、
ワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジ
ェット方式によるものなどがある。
体（以下記録用紙または単に紙ともいう）に対して記録
を行う記録装置は、種々の記録方式による記録ヘッドを
搭載した形態で提案されている。この記録ヘッドには、
ワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジ
ェット方式によるものなどがある。
【０００３】かかる記録装置は、用紙搬送ローラを有
し、印字中はこの用紙搬送ローラがモータにより駆動さ
れ、用紙搬送を行っている。また、用紙搬送ローラを手
動で回転する手段として用紙搬送ノブを有し、手差し印
刷時の用紙セット、あるいは紙づまり除去の際には、こ
の用紙搬送ノブを回転させることにより用紙搬送を行っ
ている。
し、印字中はこの用紙搬送ローラがモータにより駆動さ
れ、用紙搬送を行っている。また、用紙搬送ローラを手
動で回転する手段として用紙搬送ノブを有し、手差し印
刷時の用紙セット、あるいは紙づまり除去の際には、こ
の用紙搬送ノブを回転させることにより用紙搬送を行っ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙搬
送ノブが記録装置本体側面から突き出た形態をしている
ため、記録装置本体近傍に置かれた物が用紙搬送ノブに
接触したり、過って手で用紙搬送ノブに触ってしまう等
の状況が発生し易い。印刷中にこのような状況が発生す
ると、用紙搬送ノブは用紙搬送モータの回転に従い、用
紙搬送ローラと同時に回転しているので、モータ駆動に
よる用紙搬送に影響を与え、正常な用紙搬送が行われな
くなる。すなわち、正常な印刷が行われなくなってしま
う。
送ノブが記録装置本体側面から突き出た形態をしている
ため、記録装置本体近傍に置かれた物が用紙搬送ノブに
接触したり、過って手で用紙搬送ノブに触ってしまう等
の状況が発生し易い。印刷中にこのような状況が発生す
ると、用紙搬送ノブは用紙搬送モータの回転に従い、用
紙搬送ローラと同時に回転しているので、モータ駆動に
よる用紙搬送に影響を与え、正常な用紙搬送が行われな
くなる。すなわち、正常な印刷が行われなくなってしま
う。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる問題点
を解決することを目的とし、そのため、本発明は、手動
で用紙搬送を行うための用紙搬送ノブに、印刷中は操作
しても用紙搬送に影響を与えないようにする手段を設け
た。
を解決することを目的とし、そのため、本発明は、手動
で用紙搬送を行うための用紙搬送ノブに、印刷中は操作
しても用紙搬送に影響を与えないようにする手段を設け
た。
【０００６】
（第１実施例）図１は本発明の実施例であるインクジェ
ット記録装置の外観を示す斜視図である。図中、符号１
はインクジェット記録装置本体を示し、２はコンピュー
タ、ワードプロセッサ、タイプライタ、ファクシミリ等
のホストマシンと信号の送受信を行うインターフェース
ケーブルを示し、３は手動で用紙搬送を行うための用紙
搬送ノブを示し、４は印刷媒体である用紙を挿入する用
紙挿入口を示し、５はインクジェット記録装置の電源ス
イッチを示す。
ット記録装置の外観を示す斜視図である。図中、符号１
はインクジェット記録装置本体を示し、２はコンピュー
タ、ワードプロセッサ、タイプライタ、ファクシミリ等
のホストマシンと信号の送受信を行うインターフェース
ケーブルを示し、３は手動で用紙搬送を行うための用紙
搬送ノブを示し、４は印刷媒体である用紙を挿入する用
紙挿入口を示し、５はインクジェット記録装置の電源ス
イッチを示す。
【０００７】ここで、インクジェット記録装置１につい
て、図２を参照して説明する。この実施例のインクジェ
ット記録装置１では、インクジェット記録ヘッドとイン
クタンクを一体化したヘッドカートリッジ７が装着され
たキャリッジ８が、駆動モータ９の駆動力を伝達する駆
動ベルト１０の一部に連結されて、互いに平行に配設さ
れたガイドシャフト１１・ガイドプレート１２に対して
摺動可能に取り付けられており、また、ヘッドカートリ
ッジ７はその吐出面が記録用紙に対向するように配置さ
れている。前記駆動モータ９の駆動力により、前記ヘッ
ドカートリッジ７は用紙搬送ローラ１３とピンチローラ
１４でプラテン１５に給送される記録媒体である記録用
紙の全幅にわたつて往復運動して該記録用紙への記録を
行う構成となつている。
て、図２を参照して説明する。この実施例のインクジェ
ット記録装置１では、インクジェット記録ヘッドとイン
クタンクを一体化したヘッドカートリッジ７が装着され
たキャリッジ８が、駆動モータ９の駆動力を伝達する駆
動ベルト１０の一部に連結されて、互いに平行に配設さ
れたガイドシャフト１１・ガイドプレート１２に対して
摺動可能に取り付けられており、また、ヘッドカートリ
ッジ７はその吐出面が記録用紙に対向するように配置さ
れている。前記駆動モータ９の駆動力により、前記ヘッ
ドカートリッジ７は用紙搬送ローラ１３とピンチローラ
１４でプラテン１５に給送される記録媒体である記録用
紙の全幅にわたつて往復運動して該記録用紙への記録を
行う構成となつている。
【０００８】図３は図２の断面図であり、Ａ方向から挿
入された記録用紙は、ピンチローラ１４によって用紙搬
送ローラ１３に向けて付勢され、その摩擦力によって送
られる。記録用紙先端は、プラテンのすくい部１５Ａと
ペーパーパン前面部２１の内側との間に、ばね２２（両
側に設けてある）の力に抗してプラテン１５を軸１９Ａ
を回転中心軸としてＢ方向に回動させつつ入り込む、な
お、前面部２１は吐出口形成面との間隙が適切に調整さ
れ、固定されている。
入された記録用紙は、ピンチローラ１４によって用紙搬
送ローラ１３に向けて付勢され、その摩擦力によって送
られる。記録用紙先端は、プラテンのすくい部１５Ａと
ペーパーパン前面部２１の内側との間に、ばね２２（両
側に設けてある）の力に抗してプラテン１５を軸１９Ａ
を回転中心軸としてＢ方向に回動させつつ入り込む、な
お、前面部２１は吐出口形成面との間隙が適切に調整さ
れ、固定されている。
【０００９】従って、プラテン１５上の記録用紙は、紙
厚によらずプラテン１５がＢ方向に逃げることでヘッド
カートリッジ７の吐出口と最適なヘッドギャップが保た
れることになる。そして、プラテン１５の前面の延長線
上には記録用紙厚によってＢ方向に逃げた場合にも排紙
ローラ１９と拍車２０の接点があり、記録用紙の先端が
容易に排紙ローラ１９と拍車２０との間に進入できる。
厚によらずプラテン１５がＢ方向に逃げることでヘッド
カートリッジ７の吐出口と最適なヘッドギャップが保た
れることになる。そして、プラテン１５の前面の延長線
上には記録用紙厚によってＢ方向に逃げた場合にも排紙
ローラ１９と拍車２０の接点があり、記録用紙の先端が
容易に排紙ローラ１９と拍車２０との間に進入できる。
【００１０】図４は、本発明の第１実施例の用紙搬送ノ
ブ周辺部品の分解図である。用紙搬送ローラ１３の軸で
ある用紙搬送ローラ軸２３に伝達部材２５が穴２５１で
嵌合し、穴２５１の凹部２５２に平行ピン２４が入り込
むことで、用紙回転ローラ１３と常に同時に回転する。
また、伝達部材２５には弾性部２５４と、その先端に設
けられたピン状のストッパ２５３が設けられている。１
６は切替カムギヤで長穴１６１が設けられており、伝達
部材２５のストッパ２５３が摺動可能に入り込む。３は
用紙搬送ノブを示し、この用紙搬送ノブ３には溝３０１
が設けられており、伝達部材２５のストッパ２５３が出
入りする。
ブ周辺部品の分解図である。用紙搬送ローラ１３の軸で
ある用紙搬送ローラ軸２３に伝達部材２５が穴２５１で
嵌合し、穴２５１の凹部２５２に平行ピン２４が入り込
むことで、用紙回転ローラ１３と常に同時に回転する。
また、伝達部材２５には弾性部２５４と、その先端に設
けられたピン状のストッパ２５３が設けられている。１
６は切替カムギヤで長穴１６１が設けられており、伝達
部材２５のストッパ２５３が摺動可能に入り込む。３は
用紙搬送ノブを示し、この用紙搬送ノブ３には溝３０１
が設けられており、伝達部材２５のストッパ２５３が出
入りする。
【００１１】図５、図６は第１実施例の動作を示す図で
あり、（Ａ）は断面図、（Ｂ）は伝達部材２５のストッ
パ２５３と切替カム１６の長穴１６１と用紙搬送ノブ３
の溝３０１の関係を示した図である。
あり、（Ａ）は断面図、（Ｂ）は伝達部材２５のストッ
パ２５３と切替カム１６の長穴１６１と用紙搬送ノブ３
の溝３０１の関係を示した図である。
【００１２】図５はインクジェット記録装置の停止状態
を示す図であり、伝達部材２５のストッパ２５３は、切
替カムギヤ１６の長穴１６１の最外周側に存在し、用紙
搬送ノブ３の溝３０１に入り込んでいる。これにより、
用紙搬送ノブ３を回転させると、用紙搬送ローラ１３の
回転力が伝達され、用紙搬送ローラ３が回転する。
を示す図であり、伝達部材２５のストッパ２５３は、切
替カムギヤ１６の長穴１６１の最外周側に存在し、用紙
搬送ノブ３の溝３０１に入り込んでいる。これにより、
用紙搬送ノブ３を回転させると、用紙搬送ローラ１３の
回転力が伝達され、用紙搬送ローラ３が回転する。
【００１３】図６はインクジェット記録装置が印刷中の
状態を示す図である。不図示のモータが回転し、伝達ギ
ヤ１７等を通して切替カムギヤ１６が回転させられる。
用紙搬送ローラ１３にはピンチローラ１４により負荷が
かかっているため、切替カムギヤが回転しても、すぐに
は回転せず、切替カムギヤ１６が回転して、伝達部材２
５の弾性部２５４がたわみながら、ストッパ２５３が切
替カムギヤの内周側に移動して初めて、伝達部材２５に
駆動力が伝わり、用紙搬送ローラが回転を始める。この
時、伝達部材２５のストッパ部材２５３は用紙搬送ノブ
３の溝３０１から外れているため、用紙搬送ノブ３は、
つば３０２で外装２８から外れないように支持されてい
るだけとなり、用紙搬送ノブ３を回しても、空回りする
状態になる。
状態を示す図である。不図示のモータが回転し、伝達ギ
ヤ１７等を通して切替カムギヤ１６が回転させられる。
用紙搬送ローラ１３にはピンチローラ１４により負荷が
かかっているため、切替カムギヤが回転しても、すぐに
は回転せず、切替カムギヤ１６が回転して、伝達部材２
５の弾性部２５４がたわみながら、ストッパ２５３が切
替カムギヤの内周側に移動して初めて、伝達部材２５に
駆動力が伝わり、用紙搬送ローラが回転を始める。この
時、伝達部材２５のストッパ部材２５３は用紙搬送ノブ
３の溝３０１から外れているため、用紙搬送ノブ３は、
つば３０２で外装２８から外れないように支持されてい
るだけとなり、用紙搬送ノブ３を回しても、空回りする
状態になる。
【００１４】印刷終了後は、用紙排出後、モータを逆転
して、図５の状態にして、インクジェット記録装置が停
止するように不図示のＣＰＵが制御する。
して、図５の状態にして、インクジェット記録装置が停
止するように不図示のＣＰＵが制御する。
【００１５】（第２実施例）図７は、本発明の第２実施
例の用紙搬送ノブ周辺部品の分解図である。用紙搬送ロ
ーラ１３の軸である用紙搬送ローラ軸２３に伝達部材２
９が穴２９１で嵌合し、穴２９１の凹部２９２に平行ピ
ン２４が入り込むことで、用紙回転ローラ１３と常に同
時に回転する。また、伝達部材２９にはピン状のストッ
パ２９３が設けられている。３０はスライド側切替カム
を示し、このスライド切替カム３０でインクジェット記
録装置に回転しないように支持されている。３１は回転
側切替カムを示し、この回転切替カム３１で伝達部材２
５のストッパ２５３が摺動可能に入り込む。３は用紙搬
送ノブを示し、この用紙搬送ノブ３には溝３０１が設け
られており、溝３０１に伝達部材２９のストッパ２９３
が出入りする。
例の用紙搬送ノブ周辺部品の分解図である。用紙搬送ロ
ーラ１３の軸である用紙搬送ローラ軸２３に伝達部材２
９が穴２９１で嵌合し、穴２９１の凹部２９２に平行ピ
ン２４が入り込むことで、用紙回転ローラ１３と常に同
時に回転する。また、伝達部材２９にはピン状のストッ
パ２９３が設けられている。３０はスライド側切替カム
を示し、このスライド切替カム３０でインクジェット記
録装置に回転しないように支持されている。３１は回転
側切替カムを示し、この回転切替カム３１で伝達部材２
５のストッパ２５３が摺動可能に入り込む。３は用紙搬
送ノブを示し、この用紙搬送ノブ３には溝３０１が設け
られており、溝３０１に伝達部材２９のストッパ２９３
が出入りする。
【００１６】図８、図９は第２実施例の動作を示す図で
あり、図８はインクジェット記録装置１の停止状態を示
す図である。伝達部材２９はスペーサ３２と側板２７に
設けられて、用紙搬送ローラ１３を支持する軸受２６と
の間に設けられたスプリング３３により用紙搬送ノブ３
の方へ押されており、スライド側切替カム３０も回転側
切替カム３１に押し付けられて、完全に歯がかみ合った
状態になっいる。この時、伝達部材２９のストッパ２９
３は、用紙搬送ノブ３の溝３０１に入り込んでおり、用
紙搬送ノブ３を回転させることで、用紙搬送ローラ１３
が連動して回転する。
あり、図８はインクジェット記録装置１の停止状態を示
す図である。伝達部材２９はスペーサ３２と側板２７に
設けられて、用紙搬送ローラ１３を支持する軸受２６と
の間に設けられたスプリング３３により用紙搬送ノブ３
の方へ押されており、スライド側切替カム３０も回転側
切替カム３１に押し付けられて、完全に歯がかみ合った
状態になっいる。この時、伝達部材２９のストッパ２９
３は、用紙搬送ノブ３の溝３０１に入り込んでおり、用
紙搬送ノブ３を回転させることで、用紙搬送ローラ１３
が連動して回転する。
【００１７】図９はインクジェット記録装置１が印刷中
の状態を示す図である。インクジェット記録装置１の不
図示のＣＰＵがコンピュータ、ワードプロセッサ、タイ
プライタ、ファクシミリ等のホストマシンから印刷命令
を受けると、ＣＰＵが不図示の切替モータに数ステップ
回転する指令を出し、回転側切替カム３１に設けられた
ギヤ部３１１にかみ合ったギヤ３５等を通して回転側切
替カム３１を回転させる。スライド側切替カム３０は回
転しないように支持されており、スライド側切替カム３
０、回転側切替カム３１のカムの作用により、スライド
側切替カム３０が用紙搬送ローラ軸２３上をスプリング
３３の力に逆らって、用紙搬送ノブ３より離れる方向に
スライドする。それにともない伝達部材２９および伝達
部材２９に設けられたストッパ２９３も、用紙搬送ノブ
３より離れる方向にスライドする。これにより、ストッ
パ２９３が用紙搬送ノブ３の溝３０１からはずれるた
め、用紙搬送ノブ３により用紙搬送ローラ１３を回転さ
せる手段が断たれ、用紙搬送ノブ３は外装２８により支
持されるだけで空回りする状態となる。そして、ＣＰＵ
からの制御により、不図示の用紙搬送モータによる駆動
力が、ギヤ１７等を通して用紙搬送ローラ１３に伝達さ
れ、回転する。
の状態を示す図である。インクジェット記録装置１の不
図示のＣＰＵがコンピュータ、ワードプロセッサ、タイ
プライタ、ファクシミリ等のホストマシンから印刷命令
を受けると、ＣＰＵが不図示の切替モータに数ステップ
回転する指令を出し、回転側切替カム３１に設けられた
ギヤ部３１１にかみ合ったギヤ３５等を通して回転側切
替カム３１を回転させる。スライド側切替カム３０は回
転しないように支持されており、スライド側切替カム３
０、回転側切替カム３１のカムの作用により、スライド
側切替カム３０が用紙搬送ローラ軸２３上をスプリング
３３の力に逆らって、用紙搬送ノブ３より離れる方向に
スライドする。それにともない伝達部材２９および伝達
部材２９に設けられたストッパ２９３も、用紙搬送ノブ
３より離れる方向にスライドする。これにより、ストッ
パ２９３が用紙搬送ノブ３の溝３０１からはずれるた
め、用紙搬送ノブ３により用紙搬送ローラ１３を回転さ
せる手段が断たれ、用紙搬送ノブ３は外装２８により支
持されるだけで空回りする状態となる。そして、ＣＰＵ
からの制御により、不図示の用紙搬送モータによる駆動
力が、ギヤ１７等を通して用紙搬送ローラ１３に伝達さ
れ、回転する。
【００１８】（第３実施例）図１０、図１１は第３実施
例を示す図である。第２実施例においてモータにて切り
替えていた方法を、ソレノイドを用いて伝達部材２９を
スライドさせる方法に置き換えたものである。３６はス
ライド部材で、３７のソレノイドにより移動する。
例を示す図である。第２実施例においてモータにて切り
替えていた方法を、ソレノイドを用いて伝達部材２９を
スライドさせる方法に置き換えたものである。３６はス
ライド部材で、３７のソレノイドにより移動する。
【００１９】（第４実施例）図１２、図１３は第４実施
例を示す図である。第２実施例においてモータにて切り
替えていた方法を、切替レバーを用いて手動で伝達部材
２９をスライドさせる方法に置き換えたものであり、３
８は切替レバーで、そのギヤ部が回転側切替カム３１の
ギヤ部３１１とかみ合っていて、回転切替カム３１を回
転させる。但し、上記第１実施例から第４実施例につい
ては、今回インクジェット記録装置を例に説明を行った
が、インクジェット記録装置に限るものではなく、ワイ
ヤードッド方式、感熱方式、熱転写方式の記録装置等に
も利用できるものである。また、シリアル方式の記録装
置に限定するものでもなく、長尺ヘッドを用いた記録装
置にも利用できる。
例を示す図である。第２実施例においてモータにて切り
替えていた方法を、切替レバーを用いて手動で伝達部材
２９をスライドさせる方法に置き換えたものであり、３
８は切替レバーで、そのギヤ部が回転側切替カム３１の
ギヤ部３１１とかみ合っていて、回転切替カム３１を回
転させる。但し、上記第１実施例から第４実施例につい
ては、今回インクジェット記録装置を例に説明を行った
が、インクジェット記録装置に限るものではなく、ワイ
ヤードッド方式、感熱方式、熱転写方式の記録装置等に
も利用できるものである。また、シリアル方式の記録装
置に限定するものでもなく、長尺ヘッドを用いた記録装
置にも利用できる。
【００２０】
【発明の効果】手動で用紙搬送を行うための用紙搬送ノ
ブに、印刷中は操作しても用紙搬送に影響を与えない手
段を設けたことで、記録装置本体側面から突き出た用紙
搬送ノブが、印刷中に記録装置本体近傍に置かれた物と
接触してしまったり、過って印刷中に、手で用紙搬送ノ
ブに触ってしまった場合でも、正常な用紙搬送を可能に
した。
ブに、印刷中は操作しても用紙搬送に影響を与えない手
段を設けたことで、記録装置本体側面から突き出た用紙
搬送ノブが、印刷中に記録装置本体近傍に置かれた物と
接触してしまったり、過って印刷中に、手で用紙搬送ノ
ブに触ってしまった場合でも、正常な用紙搬送を可能に
した。
【図１】図１は本発明の一実施例であるインクジェット
記録装置をしめす斜視図である。
記録装置をしめす斜視図である。
【図２】図２はインクジェット記録装置内部を示す斜視
図である。
図である。
【図３】図３は図２の断面図である。
【図４】図４は本発明の第１実施例の用紙搬送ノブ周辺
部品の分解図である。
部品の分解図である。
【図５】図５は第１実施例の動作を示す図である。
【図６】図６は第１実施例の動作を示す図である。
【図７】図７は本発明の第２実施例の用紙搬送ノブ周辺
部品の分解図である。
部品の分解図である。
【図８】図８は第２実施例の動作を示す図である。
【図９】図９は第２実施例の動作を示す図である。
【図１０】図１０は第３実施例の動作を示す図である。
【図１１】図１１は第３実施例の動作を示す図である。
【図１２】図１２は第４実施例の動作を示す図である。
【図１３】図１３は第４実施例の動作を示す図である。
１ インクジェット記録装置 ３ 用紙搬送ノブ ７ ヘッドカートリッジ １３ 用紙搬送ローラ １４ ピンチローラ １５ プラテン ２５ 伝達部材 ３０ スライド側切替カム ３１ 回転側切替カム ３７ ソレノイド ３８ 切替レバー
Claims (9)
- 【請求項１】 用紙搬送ローラと該用紙搬送ローラを
手動で駆動するノブとを有する記録装置において、印刷
中はノブから用紙搬送ローラへの動力の伝達を遮断する
動力伝達遮断手段を設けたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の記録装置において、前
記ノブには動力を伝達するための第１係合手段が設けら
れており、前記動力伝達遮断手段は、前記用紙搬送ロー
ラに取り付けられかつ前記第１係合手段と係合可能な第
２係合手段が設けられた伝達部材と、該伝達部材の第２
係合手段を前記第１係合手段と係合させる第１位置と前
記第２係合手段を前記第１係合手段から分離させる第２
位置にもたらすように第２係合手段の位置を切り替える
切替手段とから成ることを特徴とする記録装置。 - 【請求項３】 請求項２記載の記録装置において、前
記第１係合手段は前記ノブの裏面内側に形成された溝で
あり、前記第２係合手段は前記伝達部材に弾力的に変位
可能に設けられかつ前記溝に係合しかつ分離するような
位置まで突出するストッパであり、前記切替手段は前記
ストッパを受入れて前記第１位置および前記第２位置の
いずれかにストッパを案内する長穴を有する切替カムギ
ヤであることを特徴とする記録装置。 - 【請求項４】 請求項３記載の記録装置において、前
記切替カムギヤは前記ストッパを前記第１位置または前
記第２位置に持たすように回転させられることを特徴と
する記録装置。 - 【請求項５】 請求項２記載の記録装置において、前
記第１係合手段は前記ノブの裏面内側に形成された溝で
あり、前記第２係合手段は前記伝達部材に設けられかつ
前記溝に係合しかつ分離するような位置まで突出するス
トッパであり、切替手段は、一方の面が前記伝達部材に
当接し他方の面にカム部分を有しかつ前記第１位置およ
び前記第２位置のいずれかにストッパを移動させるよう
に用紙搬送ローラの軸線方向にスライド可能に配置され
た第１切替カムと、前記第１切替カムのカム部分と係合
するカム部分を有しかつ回転されることによって第１切
替カムを用紙搬送ローラの軸線方向に移動させる第２切
替カムとから成ることを特徴とする記録装置。 - 【請求項６】 請求項５記載の記録装置において、前
記第２切替カムの回転がモータによって行われることを
特徴とする記録装置。 - 【請求項７】 請求項５記載の記録装置において、前
記第２切替カムの回転が切替レバーによって手動で行わ
れることを特徴とする記録装置。 - 【請求項８】 請求項５ないし７のいずれか１つに記
載の記録装置において、前記ストッパを前記第１位置に
もたらすように、前記第１切替カムを付勢するスプリン
グをさらに有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項９】 請求項２記載の記録装置において、前
記第１係合手段は前記ノブの裏面内側に形成された溝で
あり、前記第２係合手段は前記伝達部材に設けられかつ
前記溝に係合しかつ分離するような位置まで突出するス
トッパであり、前記切替手段は、前記伝達部材に当接し
かつ前記第１位置および前記第２位置のいずれか一方か
ら他方にストッパを移動させるようにソレノイドで駆動
されるスライド部材から成ることを特徴とする記録装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4205293A JPH06227065A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4205293A JPH06227065A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227065A true JPH06227065A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12625349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4205293A Pending JPH06227065A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06227065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009293795A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 回転軸のロック装置、およびこれを備えた記録装置 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP4205293A patent/JPH06227065A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009293795A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 回転軸のロック装置、およびこれを備えた記録装置 |
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