JPH06226804A - 合成樹脂射出成形機 - Google Patents
合成樹脂射出成形機Info
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- JPH06226804A JPH06226804A JP4279391A JP4279391A JPH06226804A JP H06226804 A JPH06226804 A JP H06226804A JP 4279391 A JP4279391 A JP 4279391A JP 4279391 A JP4279391 A JP 4279391A JP H06226804 A JPH06226804 A JP H06226804A
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- Japan
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- clamping plate
- mold clamping
- movable mold
- molding machine
- injection molding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1751—Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
- B29C45/6707—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement
- B29C45/6714—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould
- B29C45/6728—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould the separate element consisting of coupling rods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1761—Means for guiding movable mould supports or injection units on the machine base or frame; Machine bases or frames
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 可動型締板を移動するための技術的な経費を
低減すること、発生する摩耗を減少すること、および高
い安全性を保証することにある。 【構成】 可動型締板３と射出機構２との間に少なくと
も１つの早送りシリンダ６が、その長手軸線１４が水平
の案内軌道１５に対して鋭角αを成すように配置され、
早送りシリンダ６のピストンロッド１１の繰り出し側端
部が射出成形機１の据付けベース４において回転点１３
に回動可能に支持される。また、ピストンロッド１１の
先端が回転点１６で可動型締板３の滑りシュー５にヒン
ジ接続され、金型半部８を持つ可動型締板３の総重心Ｓ
から滑りシュー５における回転点１６までの垂直距離ａ
が、早送りシリンダ６の回転点１３までの距離ｂよりも
小さい。
低減すること、発生する摩耗を減少すること、および高
い安全性を保証することにある。 【構成】 可動型締板３と射出機構２との間に少なくと
も１つの早送りシリンダ６が、その長手軸線１４が水平
の案内軌道１５に対して鋭角αを成すように配置され、
早送りシリンダ６のピストンロッド１１の繰り出し側端
部が射出成形機１の据付けベース４において回転点１３
に回動可能に支持される。また、ピストンロッド１１の
先端が回転点１６で可動型締板３の滑りシュー５にヒン
ジ接続され、金型半部８を持つ可動型締板３の総重心Ｓ
から滑りシュー５における回転点１６までの垂直距離ａ
が、早送りシリンダ６の回転点１３までの距離ｂよりも
小さい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出機構、固定型締板
および据付けベースの案内軌道上で滑りシュー上を移動
できる可動型締板を有し、可動型締板の運動が長い行程
をもつ液圧式早送りシリンダによって行われ、金型が閉
じられている際に両型締板が一方の型締板に片持ち支持
されたバーによって互いに鎖錠でき、かつ、閉鎖力を発
生するために短い行程の液圧式閉鎖シリンダが使用さ
れ、金型組込み高さを調整するために、バーに結合され
ている金型高さ調整装置を有しているような合成樹脂加
工用の射出成形機に関する。
および据付けベースの案内軌道上で滑りシュー上を移動
できる可動型締板を有し、可動型締板の運動が長い行程
をもつ液圧式早送りシリンダによって行われ、金型が閉
じられている際に両型締板が一方の型締板に片持ち支持
されたバーによって互いに鎖錠でき、かつ、閉鎖力を発
生するために短い行程の液圧式閉鎖シリンダが使用さ
れ、金型組込み高さを調整するために、バーに結合され
ている金型高さ調整装置を有しているような合成樹脂加
工用の射出成形機に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】型締
板に片持ち支持されたバーを持った冒頭に述べた形式の
閉鎖機構は、ＤＤ−ＷＰ特許（ドイツ民主共和国特許）
第１２２６６７号公報、同第１４６４０６号公報および
米国特許第３４６５３８７号明細書で公知である。これ
らの公知技術では、型締板の下側に可動型締板の運動方
向に対して平行に早送りシリンダが配置されている。こ
の早送りシリンダはＤＤ−ＷＰ特許第１２２６６７号公
報および米国特許第３４６５３８７号明細書においては
台座と可動板との間にあり、ＤＤ−ＷＰ特許第１４６４
０６号公報においては両型締板間にある。これら両方の
方式は、金型室への接近が制限されないという利点を有
し、これによって金型交換および射出成形品の取り出し
に関する片持ち形バーの利点が有効に活かされる。
板に片持ち支持されたバーを持った冒頭に述べた形式の
閉鎖機構は、ＤＤ−ＷＰ特許（ドイツ民主共和国特許）
第１２２６６７号公報、同第１４６４０６号公報および
米国特許第３４６５３８７号明細書で公知である。これ
らの公知技術では、型締板の下側に可動型締板の運動方
向に対して平行に早送りシリンダが配置されている。こ
の早送りシリンダはＤＤ−ＷＰ特許第１２２６６７号公
報および米国特許第３４６５３８７号明細書においては
台座と可動板との間にあり、ＤＤ−ＷＰ特許第１４６４
０６号公報においては両型締板間にある。これら両方の
方式は、金型室への接近が制限されないという利点を有
し、これによって金型交換および射出成形品の取り出し
に関する片持ち形バーの利点が有効に活かされる。
【０００３】しかし、これらの公知の方式は、可動型締
板の総重心の下側に位置する力作用点が、加速および減
速の際に傾きトルクを引き起こすという欠点がある。そ
の傾きトルクは可動型締板を傾けようとする。この傾き
をできるだけ小さくするために、可動型締板と機械ベッ
ドとの間に極めて硬くてかさばった案内要素を必要とす
る。さらに、阻止すべき傾き運動によって大きく荷重さ
れる可動型締板の下側にある滑り要素およびころ要素が
著しい摩耗を生ずるという欠点がある。
板の総重心の下側に位置する力作用点が、加速および減
速の際に傾きトルクを引き起こすという欠点がある。そ
の傾きトルクは可動型締板を傾けようとする。この傾き
をできるだけ小さくするために、可動型締板と機械ベッ
ドとの間に極めて硬くてかさばった案内要素を必要とす
る。さらに、阻止すべき傾き運動によって大きく荷重さ
れる可動型締板の下側にある滑り要素およびころ要素が
著しい摩耗を生ずるという欠点がある。
【０００４】１つあるいは複数の早送りシリンダが型締
板の後ろにほぼ総重心にあるいはそれに対して対称に配
置されているような閉鎖機構も知られている（文献「ク
ンストストッフ（Kunststoffe ）」１９７７年、第６
号、第３２９頁およびドイツ連邦共和国特許出願公告第
１１３６７９９号公報参照）。この方式によれば上述し
た欠点は除去されるが、この配置構造のために１つある
いは複数の早送りシリンダに対する補助的な支持装置が
必要であり、射出成形機の閉鎖機構に対して大きな設置
面が必要とされる。
板の後ろにほぼ総重心にあるいはそれに対して対称に配
置されているような閉鎖機構も知られている（文献「ク
ンストストッフ（Kunststoffe ）」１９７７年、第６
号、第３２９頁およびドイツ連邦共和国特許出願公告第
１１３６７９９号公報参照）。この方式によれば上述し
た欠点は除去されるが、この配置構造のために１つある
いは複数の早送りシリンダに対する補助的な支持装置が
必要であり、射出成形機の閉鎖機構に対して大きな設置
面が必要とされる。
【０００５】今まで公知の欠点を除去しようとした早送
り駆動装置は既に提案されている（ＷＰ特許出願第Ｂ２
９Ｃ／３２２１２ ６号参照）。この方式は、据付けベ
ースにおける固定回転点に回動可能に支持されている短
行程の早送りシリンダがそのピストンロッドを介して連
結子に結合されるようにしている。その連結子は自在継
手を介して終端フレームに結合されている。この方式の
利点は、閉鎖機構の構造長さを大きくすることなしに、
早送り駆動装置用の力を可動型締板の水平重心軸の近く
で導入できることである。しかし、この方式は、その早
送り駆動装置に対して非常に高価な技術的な経費を要す
るという欠点がある。
り駆動装置は既に提案されている（ＷＰ特許出願第Ｂ２
９Ｃ／３２２１２ ６号参照）。この方式は、据付けベ
ースにおける固定回転点に回動可能に支持されている短
行程の早送りシリンダがそのピストンロッドを介して連
結子に結合されるようにしている。その連結子は自在継
手を介して終端フレームに結合されている。この方式の
利点は、閉鎖機構の構造長さを大きくすることなしに、
早送り駆動装置用の力を可動型締板の水平重心軸の近く
で導入できることである。しかし、この方式は、その早
送り駆動装置に対して非常に高価な技術的な経費を要す
るという欠点がある。
【０００６】本発明の目的は、可動型締板を移動するた
めの技術的な経費を低減すること、発生する摩耗を減少
すること、および高い安全性を保証することにある。
めの技術的な経費を低減すること、発生する摩耗を減少
すること、および高い安全性を保証することにある。
【０００７】本発明の課題は、金型室への接近を妨げ
ず、可動型締板への良好な力の伝達を保証し、閉鎖機構
に対する構造長さが増大されないような射出成形機にお
ける可動型締板に対するコスト的に有利な早送り駆動装
置を開発することにある。
ず、可動型締板への良好な力の伝達を保証し、閉鎖機構
に対する構造長さが増大されないような射出成形機にお
ける可動型締板に対するコスト的に有利な早送り駆動装
置を開発することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、可動型締板と射出機構との間に少なくとも１つの
早送りシリンダが、その長手軸線が水平の案内軌道に対
して鋭角を成すように配置されていることによって達成
される。早送りシリンダはピストンロッドの繰り出し側
端部が、射出成形機の据付けベースにおける回転点に回
動可能に支持されている。ピストンロッドの先端はその
回転点で可動型締板の滑りシューににヒンジ接続されて
いる。この場合、金型半部を持つ可動型締板の総重心か
ら滑りシューにおける回転点までの垂直距離は、早送り
シリンダの回転点までの距離よりも小さい。
題は、可動型締板と射出機構との間に少なくとも１つの
早送りシリンダが、その長手軸線が水平の案内軌道に対
して鋭角を成すように配置されていることによって達成
される。早送りシリンダはピストンロッドの繰り出し側
端部が、射出成形機の据付けベースにおける回転点に回
動可能に支持されている。ピストンロッドの先端はその
回転点で可動型締板の滑りシューににヒンジ接続されて
いる。この場合、金型半部を持つ可動型締板の総重心か
ら滑りシューにおける回転点までの垂直距離は、早送り
シリンダの回転点までの距離よりも小さい。
【０００９】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１０】図１から図４に概略的に示した射出成形機
１は据付けベース４を有しており、ベース４の上に固定
型締板２および早送りシリンダ６によって滑りシュー５
の上を移動できる可動型締板３が配置され、両型締板
２，３間に金型８が存在している。図１、図２および図
３においては固定型締板２のそばで右側に射出機構１２
が配置され、図４では可動型締型３のそばでかつその左
側に射出機構１２が配置されている。射出機構１２の所
在に関係して、図１および図４から明らかなように早送
りシリンダ６に対して異なった配置構造が生ずる。両型
締板２，３は金型８の両型半部が相互に衝突した状態に
おいて一方の型締板に片持ち支持されたバー７を介して
互いに鎖錠される。閉鎖シリンダ９を介して閉鎖力が与
えられ、これによって射出工程中における金型の両型半
部の押し開きは阻止される。バー７の他端には金型組込
み高さＨを調整するために、チェーン駆動装置１０を介
して作動される金型高さ調整装置が存在している。すべ
ての図において、早送りシリンダ６は射出成形機１の据
付けベース４における水平回転点１３を中心に回動可能
に支持されている。早送りシリンダ６はその長手軸線１
４が据付けベース４の水平案内軌道１５に対して角度α
を成している。この角度αは金型８を離隔運動および接
近運動する際の早送り運動中に変化する。
１は据付けベース４を有しており、ベース４の上に固定
型締板２および早送りシリンダ６によって滑りシュー５
の上を移動できる可動型締板３が配置され、両型締板
２，３間に金型８が存在している。図１、図２および図
３においては固定型締板２のそばで右側に射出機構１２
が配置され、図４では可動型締型３のそばでかつその左
側に射出機構１２が配置されている。射出機構１２の所
在に関係して、図１および図４から明らかなように早送
りシリンダ６に対して異なった配置構造が生ずる。両型
締板２，３は金型８の両型半部が相互に衝突した状態に
おいて一方の型締板に片持ち支持されたバー７を介して
互いに鎖錠される。閉鎖シリンダ９を介して閉鎖力が与
えられ、これによって射出工程中における金型の両型半
部の押し開きは阻止される。バー７の他端には金型組込
み高さＨを調整するために、チェーン駆動装置１０を介
して作動される金型高さ調整装置が存在している。すべ
ての図において、早送りシリンダ６は射出成形機１の据
付けベース４における水平回転点１３を中心に回動可能
に支持されている。早送りシリンダ６はその長手軸線１
４が据付けベース４の水平案内軌道１５に対して角度α
を成している。この角度αは金型８を離隔運動および接
近運動する際の早送り運動中に変化する。
【００１１】本発明に基づいて早送りシリンダ６の回転
点１３は、可動型締板３と射出機構１２との間で据付け
ベース４に配置されていなければならない。他方、ピス
トンロッド１１の先端は可動型締板３の滑りシュー５に
回転点１６でヒンジ結合されている。さらに金型半部
８、バー７および滑りシュー５を持つ可動型締板３の総
重心Ｓから滑りシュー５における回転点１６までの垂直
距離ａは早送りシリンダ６の回転点１３までの距離ｂよ
りも小さくなければならない。図１に示した早送りシリ
ンダ６の位置は、可動型締板３の閉鎖運動における減速
過程並びに離隔運動における加速過程に対応している。
回転点１６における力作用点が総重心Ｓの下側に位置し
ていることによって、可動型締板３の減速過程並びに加
速過程において傾きトルクが生ずる。早送りシリンダ６
を傾斜して配置することによって、その傾きトルクに対
抗している。閉鎖工程および開放工程中において早送り
シリンダ６を減速および加速する際、案内軌道１５に沿
った水平分力のほかに垂直分力も作用し、この垂直分力
は据付けベース４の案内軌道１５上における滑りシュー
５の支持面を負荷軽減する。これによって作用力および
反力並びにそれに伴うトルクを部分的に補償し、これは
結果的に摩耗荷重を低減する。
点１３は、可動型締板３と射出機構１２との間で据付け
ベース４に配置されていなければならない。他方、ピス
トンロッド１１の先端は可動型締板３の滑りシュー５に
回転点１６でヒンジ結合されている。さらに金型半部
８、バー７および滑りシュー５を持つ可動型締板３の総
重心Ｓから滑りシュー５における回転点１６までの垂直
距離ａは早送りシリンダ６の回転点１３までの距離ｂよ
りも小さくなければならない。図１に示した早送りシリ
ンダ６の位置は、可動型締板３の閉鎖運動における減速
過程並びに離隔運動における加速過程に対応している。
回転点１６における力作用点が総重心Ｓの下側に位置し
ていることによって、可動型締板３の減速過程並びに加
速過程において傾きトルクが生ずる。早送りシリンダ６
を傾斜して配置することによって、その傾きトルクに対
抗している。閉鎖工程および開放工程中において早送り
シリンダ６を減速および加速する際、案内軌道１５に沿
った水平分力のほかに垂直分力も作用し、この垂直分力
は据付けベース４の案内軌道１５上における滑りシュー
５の支持面を負荷軽減する。これによって作用力および
反力並びにそれに伴うトルクを部分的に補償し、これは
結果的に摩耗荷重を低減する。
【００１２】滑りシュー５におけるピストンロッド１１
に対する固定回転点１６の位置は、射出機構１２の配置
構造に左右される。射出機構１２が固定型締板２の後ろ
に在るとき、早送りシリンダ６の支持用回転点１３は据
付けベース４の範囲において固定型締板２の下側に配置
される（図１、図２および図３参照）。これに対して射
出機構１２が可動型締板３の後に配置されているとき
（図４参照）、回転点１３は据付けベース４の範囲にお
いて射出機構１２の下側にある。この場合も、可動型締
板３の総重心Ｓから滑りシュー５における回転点１６ま
での垂直距離ａは早送りシリンダ６の回転点１３までの
垂直距離ｂよりも小さい。
に対する固定回転点１６の位置は、射出機構１２の配置
構造に左右される。射出機構１２が固定型締板２の後ろ
に在るとき、早送りシリンダ６の支持用回転点１３は据
付けベース４の範囲において固定型締板２の下側に配置
される（図１、図２および図３参照）。これに対して射
出機構１２が可動型締板３の後に配置されているとき
（図４参照）、回転点１３は据付けベース４の範囲にお
いて射出機構１２の下側にある。この場合も、可動型締
板３の総重心Ｓから滑りシュー５における回転点１６ま
での垂直距離ａは早送りシリンダ６の回転点１３までの
垂直距離ｂよりも小さい。
【００１３】図２においては図１と異なり早送りシリン
ダ６のピストンロッド１１は繰り出されており、可動型
締板３はその終端位置にある。明らかなように、この位
置において傾き角度αは小さくなっている。
ダ６のピストンロッド１１は繰り出されており、可動型
締板３はその終端位置にある。明らかなように、この位
置において傾き角度αは小さくなっている。
【００１４】図３においてピストンロッド１１と滑りシ
ュー５との間の回転点１６は、滑りシュー５に移動可能
に配置された案内ロッド１７によって長手方向に移動可
能に支持されている。さらに金型高さ調整装置用のチェ
ーン駆動装置１０は案内ロッド１７用の駆動装置１８に
連結されている。この配置構造の利点は、総重心Ｓを変
位することによって（例えば、大きな金型高さＨはより
長く突出したバー７を意味する）、回転点１６における
力作用点も変位することである。この結果、金型半部８
を持つ可動型締板３の大きくなった傾きトルクによっ
て、および同時に早送り運動用の力を導入するためのレ
バーアームａ，ｂが長くなることによって、大きな対抗
トルクが発生される。
ュー５との間の回転点１６は、滑りシュー５に移動可能
に配置された案内ロッド１７によって長手方向に移動可
能に支持されている。さらに金型高さ調整装置用のチェ
ーン駆動装置１０は案内ロッド１７用の駆動装置１８に
連結されている。この配置構造の利点は、総重心Ｓを変
位することによって（例えば、大きな金型高さＨはより
長く突出したバー７を意味する）、回転点１６における
力作用点も変位することである。この結果、金型半部８
を持つ可動型締板３の大きくなった傾きトルクによっ
て、および同時に早送り運動用の力を導入するためのレ
バーアームａ，ｂが長くなることによって、大きな対抗
トルクが発生される。
【００１５】本発明の別の実施態様において、その鋭角
がピストンロッドが引っ込められた状態において最大角
３０°であり、ピストンロッドが繰り出された状態にお
いて最小角２０°であることが有利である。
がピストンロッドが引っ込められた状態において最大角
３０°であり、ピストンロッドが繰り出された状態にお
いて最小角２０°であることが有利である。
【００１６】さらにピストンロッドの先端を回転点にお
いて可動型締板の滑りシュー内を移動できる案内ロッド
にヒンジ接続すること、および金型高さ調整装置用のチ
ェーン駆動装置を案内ロッドを移動するための駆動装置
に連結することが有利である。
いて可動型締板の滑りシュー内を移動できる案内ロッド
にヒンジ接続すること、および金型高さ調整装置用のチ
ェーン駆動装置を案内ロッドを移動するための駆動装置
に連結することが有利である。
【００１７】
【発明の効果】本発明の利点は、早送り駆動装置用の技
術的経費が安価であることである。射出成形機の据付け
ベースに早送りシリンダを傾斜して回動可能に配置する
ことによって、一方では金型室に無制限に接近できるこ
とが保証される。他方では可動型締板に傾斜して力を導
入することによって、可動型締板の加速および減速の際
に生ずる傾きトルクに対抗する分力が発生される。この
ことは摩耗を低減し、機能安全性を高める。
術的経費が安価であることである。射出成形機の据付け
ベースに早送りシリンダを傾斜して回動可能に配置する
ことによって、一方では金型室に無制限に接近できるこ
とが保証される。他方では可動型締板に傾斜して力を導
入することによって、可動型締板の加速および減速の際
に生ずる傾きトルクに対抗する分力が発生される。この
ことは摩耗を低減し、機能安全性を高める。
【図１】射出機構が固定型締板の後ろに配置されている
射出成形機の早送りシリンダのピストンロッドが引っ込
められている状態の概略側面図。
射出成形機の早送りシリンダのピストンロッドが引っ込
められている状態の概略側面図。
【図２】早送りシリンダのピストンロッドが繰り出され
ている状態の図１における射出成形機の概略側面図。
ている状態の図１における射出成形機の概略側面図。
【図３】金型高さ調整装置用のチェーン駆動装置が早送
り駆動装置に連結されている図２における射出成形機の
概略側面図。
り駆動装置に連結されている図２における射出成形機の
概略側面図。
【図４】射出機構が可動型締板の後ろに配置されている
射出成形機の早送りシリンダが引っ込められている状態
の概略側面図。
射出成形機の早送りシリンダが引っ込められている状態
の概略側面図。
【符号の説明】 １ 射出成形機 ２ 固定型締板 ３ 可動型締板 ４ 据付けベース ５ 滑りシュー ６ 早送りシリンダ ７ バー ８ 金型 ９ 閉鎖シリンダ １０ 金型高さ調整装置用のチェーン駆動装置 １１ ピストンロッド １２ 射出機構 １３ 回転点（ヒンジ点） １４ 長手軸線 １５ 案内軌道 １６ 回転点（ヒンジ点） １７ 案内ロッド １８ 案内ロッド用の駆動装置 Ｈ 金型高さ α 傾き角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス、フューラー ドイツ連邦共和国シュウェリン、フルンゼ シュトラーセ、２ (72)発明者 マンフレート、ガルベルディング ドイツ連邦共和国シュウェリン、フルンゼ シュトラーセ、２
Claims (3)
- 【請求項１】射出機構、固定型締板および据付けベース
の案内軌道上で滑りシュー上を移動できる可動型締板を
有し、可動型締板の運動が長い行程をもつ液圧式早送り
シリンダによって行われ、金型が閉じられている際に両
型締板が一方の型締板に片持ち支持されたバーによって
互いに鎖錠でき、閉鎖力を発生するために短い行程をも
つ液圧式閉鎖シリンダが使用され、かつ金型組込み高さ
を調整するために、バーに結合されている金型高さ調整
装置を有している合成樹脂射出成形機において、 可動型締板（３）と射出機構（２）との間に少なくとも
１つの早送りシリンダ（６）が、その長手軸線（１４）
が水平の案内軌道（１５）に対して鋭角（α）を成すよ
うに配置され、早送りシリンダ（６）のピストンロッド
（１１）の繰り出し側端が射出成形機（１）の据付けベ
ース（４）における回転点（１３）に回動可能に支持さ
れ、ピストンロッド（１１）の先端が回転点（１６）で
可動型締板（３）の滑りシュー（５）にヒンジ接続さ
れ、かつ、金型半部（８）を持つ可動型締板（３）の総
重心（Ｓ）から滑りシュー（５）における回転点（１
６）までの垂直距離（ａ）が早送りシリンダ（６）の回
転点（１３）までの距離（ｂ）よりも小さいことを特徴
とする合成樹脂射出成形機。 - 【請求項２】ピストンロッド（１１）の先端が回転点
（１６）において可動型締板（３）の滑りシュー（５）
内を移動できる案内ロッド（１７）にヒンジ接続され、
金型高さ調整装置用のチェーン駆動装置（１０）が案内
ロッド（１７）を移動するための駆動装置（１８）に連
結されていることを特徴とする請求項１記載の射出成形
機。 - 【請求項３】鋭角（α）がピストンロッド（１１）が引
っ込められた状態において最大角３０°であり、ピスト
ンロッド（１１）が繰り出された状態において最小角２
０°であることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２
項に記載の射出成形機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DD29C/337868-4 | 1990-02-15 | ||
| DD33786890A DD291960A5 (de) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | Spritzgiessmaschine zur kunststoffverarbeitung |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226804A true JPH06226804A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=5616470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4279391A Pending JPH06226804A (ja) | 1990-02-15 | 1991-02-15 | 合成樹脂射出成形機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0442364A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06226804A (ja) |
| DD (1) | DD291960A5 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19847306C1 (de) * | 1998-10-14 | 2000-04-20 | Fischer W Mueller Blasformtech | Vorrichtung zum Anpassen einer Kunststoffverarbeitungsmaschine, insbesondere Blasformmaschine, an unterschiedliche Formdicken |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1136799B (de) * | 1955-03-19 | 1962-09-20 | Iaindustrieia V H V Lohuizen & | Druckgiessmaschine |
| DD122667A1 (ja) * | 1975-11-20 | 1976-10-20 | ||
| DD146406A1 (de) * | 1979-11-29 | 1981-02-11 | Lothar Elsner | Verfahren und hydraulische schaltungsanordnung zum spritzgiessen |
| DE3934622C2 (de) * | 1988-11-24 | 1994-02-24 | Hemscheidt Maschtech Schwerin | Eilgangantrieb für die Schließeinheit einer Spritzgießmaschine |
-
1990
- 1990-02-15 DD DD33786890A patent/DD291960A5/de not_active IP Right Cessation
-
1991
- 1991-02-06 EP EP19910101603 patent/EP0442364A3/de not_active Withdrawn
- 1991-02-15 JP JP4279391A patent/JPH06226804A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DD291960A5 (de) | 1991-07-18 |
| EP0442364A3 (en) | 1992-03-25 |
| EP0442364A2 (de) | 1991-08-21 |
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