JPH06225818A - 引出しを有するキャビネット - Google Patents

引出しを有するキャビネット

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Publication number
JPH06225818A
JPH06225818A JP5034506A JP3450693A JPH06225818A JP H06225818 A JPH06225818 A JP H06225818A JP 5034506 A JP5034506 A JP 5034506A JP 3450693 A JP3450693 A JP 3450693A JP H06225818 A JPH06225818 A JP H06225818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
drawer
cabinet
space
plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5034506A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Tokuda
正昭 徳田
Kaoru Miyamoto
薫 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITOOKI KK
Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
Original Assignee
ITOOKI KK
Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITOOKI KK, Itoki Crebio Corp, Itoki Co Ltd filed Critical ITOOKI KK
Priority to JP5034506A priority Critical patent/JPH06225818A/ja
Publication of JPH06225818A publication Critical patent/JPH06225818A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚や仕切り板にて区画されるキャビネットの
引出し内に、横に長い物品でも、縦に長い物品でも必要
に応じて収納可能となした引出しを有するキャビネット
を提供すること。 【構成】 前面を開放した本体ケース1内に引き出し可
能に装着された引出し2の上部に棚6を設けるととも
に、この棚の一部6bを棚下空間から棚6の上方に開放
可能としてなるキャビネットA。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引出しを有するキャビ
ネットに関し、更に詳しくは、引出し内に長尺物を収納
可能とした引出しを有するキャビネットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば机の側位に配設される引出
しを有する袖キャビネット等においては、このキャビネ
ットの本体ケースから引き出し可能に装着された引出し
を棚や仕切り板にて複数の空間に区画し、本体ケースか
ら引き出した状態で引出しの左右両側からこれらの空間
内への物品の出し入れを可能としたものがある。しか
し、このように引出し内を棚や仕切りで細かく区画して
しまうと、長尺の物品を収納することができなくなって
しまうため、引出し内の一部に長尺の物品を収納するた
めの空間を特別に設けたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように引出し内に長尺の物品を入れるための特別の空間
を設けた場合には、この長尺物用の長い空間を引出しの
上下方向に設けると引出し内の横方向の長さがこれと交
差する長い空間によって制限されて引出し内に横に長い
物品を収納することができなくなり、また反対に、長尺
物用の空間を引出しの横方向に設けた場合には、引出し
内の上下方向の長さがこれと交差する長尺物用の空間に
より制限されて縦に長い物品は引出し内に収納すること
ができなくなる、といった問題がある。
【0004】そこで、本発明では上記の点に鑑み、棚や
仕切り板にて区画されるキャビネットの引出し内に、横
に長い物品でも、縦に長い物品でも必要に応じて収納可
能となした引出しを有するキャビネットを提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、前面を開放した本体ケース内に引き出し
可能に装着された引出しの上部に棚を設けるとともに、
この棚の一部を棚下空間から棚の上方に開放可能として
なる引出しを有するキャビネットを構成した。
【0006】
【作用】上記のように構成してなる本発明に係る引出し
を有するキャビネットは、棚の一部を棚下空間から棚の
上方に開放することで、棚の上下に連続した縦に長い空
間が形成され、ここに長尺物を縦に収納することができ
る。また前記のように開放した棚を元の状態に戻して横
に連続した全体にフラットな棚とすることで、引出し内
を棚の上下に区画するとともに、この棚の上に長尺物を
横に収納することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を更に詳細に説明する。
【0008】図1および図2は本発明に係るキャビネッ
トAを示すものであり、ここに示したものは、机の袖キ
ャビネットとして使用されるキャビネットの例である。
図中符号1は本体ケース、2は本体ケース1から引き出
した状態の引出しをそれぞれ示している。前記本体ケー
ス1は、前面を開放した箱型形状で、その内部に引出し
2を収納可能となし、図示しないサスペンションレール
によって前記引出し2を本体ケース1から引き出し、ま
た本体ケース1内に押し込み収納可能となっている。更
に、引出し2には、本体ケース1からの引き出し、本体
ケース1内への押し込み動作を円滑とするために、ベー
ス板3の前端部下面にキャスター17を取り付けるとと
もに、本体ケース1の前面下部には、本体ケース1内に
引出し2を押し込んだときに前記キャスター17を受け
入れる切欠18を形成している。
【0009】引出し2は、ベース板3の前端に前板4を
立設するとともに、後端に背板5を立設し、前記前板4
と背板5間の上部に棚6を設け棚6の上下は引出し2の
両側に開放しており、引出し2の左右両側から引出し2
内空間への物品の出し入れを可能としている。この棚6
の上方には前板4と背板5間にわたって上アーム7、7
を架設するとともに、棚6の下方空間を、棚6とベース
板3との間に立設した仕切り板8により前後に区画して
いる。そして、棚6下方の前板4と仕切り板8との間に
は高さ位置調節可能に自由棚9・・を取り付けるととも
に、仕切り板8と背板5との間にはワイヤー等により作
製された仕切り10・・を、これも高さ位置調節可能に
取り付けている。
【0010】そして、本発明では、前記棚6を仕切り板
8の前後で分割し、前側に位置する前板4と仕切り板8
との間の棚板6aを前板4および仕切り板8に連結固定
した固定棚とするとともに、後側の仕切り板8と背板5
との間の棚板6bを取り外し可能な可動棚として、棚6
をこの可動棚6bを取り外すことで仕切り板8と背板5
との間の棚6下方の空間から棚6の上方に開放可能とし
てなる。
【0011】前記可動棚6bは、例えば仕切り板8と背
板5との内面に突設したダボ上に載置した状態で取り外
し自在に取り付けられており、図例の可動棚6bは、図
4に示すように、仕切り板8と背板5のそれぞれの内面
に形成した取付孔11部分に着脱自在な棚受金具12を
取り付け、この棚受金具12で可動棚6bの両側部分を
支持することで、可動棚6bを固定棚6aと同じ高さ位
置に取り付け可能で、また、これを取り外し自在に取り
付けてなるものである。この可動棚6bは、仕切り板8
と背板5との上下方向に複数の取付孔11を設けておく
ことで、仕切り板8と背板5との間の所望の高さに取り
付けることもできる。
【0012】尚、前板4と仕切り板8との間に取り付け
られる自由棚9も、前記の移動棚6bの取り付け構造と
同様に、前板4、仕切り板8の上下方向に複数設けられ
た取付孔11のうちの所望の高さの取付孔11に、この
棚受金具12を取り付けることで高さ位置調節可能に取
り付けられる。また、仕切り板8と背板5との間に取り
付けられるワイヤー仕切り10は、その一側に図3に示
すような突軸19を突設し、この突軸19を背板5に設
けた図示しない係止孔に係止するとともに、ワイヤー仕
切り10の他側は、前記可動棚6bや自由棚9と同様に
棚受金具12により支持して高さ調節調節可能に取り付
けられている。
【0013】上記のような本発明に係る引出しを有する
キャビネットAにおいては、引出し2をキャビネットA
の本体ケース1から引き出すことで、引出し2の左右両
側から引出し2内へ物品を出し入れすることができる。
したがって、このキャビネットAを、机の袖キャビネッ
トとして使用する際には、机の左右両側のいずれに配設
しても引出し2を使用できる。そして、引出し2は、棚
6を構成する可動棚6bを、固定棚6aと同じ高さに取
り付けた状態では、この固定棚6aと可動棚6bとによ
って構成される棚6上を引出し2の奥行き方向に連続
し、かつ全体にフラットな棚として使用することがで
き、長尺の物品であってもこの棚6上に横に収納するこ
とができる。また、棚6により区画された棚下空間は仕
切り板8や自由棚9、ワイヤー仕切り10等により適宜
区画され、この区画された棚下空間にも物品を適宜収納
することができる。また、引出し2内に長尺物を縦に収
納したい場合には、前記可動棚6bを取り外して仕切り
板8と背板5との間の空間を棚6の上方まで開放するこ
とで、仕切り板8と背板5との間に長尺物を縦に収納す
ることができる。更に、前記可動棚6bを仕切り板8と
背板5との間の適宜高さに取りつけることで、物品の寸
法に応じた収納空間を形成することもできる。
【0014】また、前記のように取り外した後の不要と
なった可動棚6bは、これを仕切り板8と背板5との間
のベース板3上に収納することで、場所を取らずに移動
棚6bを保管することができるとと同時に、可動棚6b
を紛失するようなこともない。更にこの取り外した可動
棚6bを仕切り板8と背板5との間のベース板3上に収
納するに際して、図5に示すように、ベース板3の両側
に設けた上向きの凸縁3a、3aに、可動棚6bの下面
に予め設けた係止突部13を係合させるようにすること
で、可動棚6bをベース板3上に確実に固定した状態で
収納することができる。尚、上記の実施例では可動棚6
bを1箇所のみに設けているが、棚6に複数の可動棚6
bを設けて、複数の長尺物用空間を形成することもでき
る。
【0015】図6に示したものは、前記移動棚6bの他
実施例を示すものであって、前記実施例においては、棚
6の一部を取り外し可能な可動棚6bとしているのに対
し、ここでは、分割された棚6の一部6cの一端を固定
棚6aの一端に蝶番14により開閉自在に連結した開閉
棚とし、仕切り板8と背板5の間に長尺物を収納する場
合には、この開閉棚6cを蝶番14を中心に上方へ回動
することで仕切り板8と背板5との間の空間を棚6の上
方にまで開放する。この開放した開閉棚6cは、先端に
設けたボールキャッチ15等の係止手段により上アーム
7に位置固定される。このように分割した棚6の一部を
開閉棚6cとして固定棚6aへ開閉自在に取り付けてお
くことで、上方へ回動した開閉棚6cが固定棚6a上と
の間を遮断する仕切りの役目を果たすこととなり、背板
5との間に形成される長尺物収納空間を、仕切り板8と
開閉棚6cとによって他の収納空間と完全に区画するこ
とができる。
【0016】図7に示したものは、更に他の実施例を示
すものであって、ここでは、分割した棚6の一部6dの
後端部を枢軸16により上方に回動自在に取り付けた開
閉棚としたものであって、この開閉棚6dの前部を枢軸
16を中心に上方へ回動させてボールキャッチ15によ
り上アーム7へ固定することで仕切り板8と背板5との
間の空間を棚6の上方へ開放して、ここに長尺物を収納
可能とするものである。尚、図6、図7中、符号20で
示すものは、前記開閉棚6cや開閉棚6dを閉じた時
に、これを支持する棚受け用突部である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る引出しを有
するキャビネットは、引出し内の空間を上下に区画する
棚の一部を棚下空間から棚の上方まで開放する可能とし
てなるので、この部分の棚を開放することで形成される
縦長空間に長尺物を縦に収納することができ、また、移
動棚を元の状態に戻せば、棚により引出し内空間が上下
に区画されるとともに、前記棚上全面を連続したフラッ
トな棚面として広く使用することができ、長尺物用の収
納空間を固定的に構成した従来の引出しのように、他の
収納空間が犠牲になることもなく、必要に応じて多様な
態様での使用を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】引出しを引き出した状態のキャビネットの斜視
図。
【図2】同じく側面図。
【図3】引出しの要部を示す斜視図。
【図4】引出しの可動棚の取付構造の1例を示す引出し
の要部の縦断面図。
【図5】引出しの可動棚の収納構造の1例を示す引出し
の要部の縦断面図。
【図6】引出しの棚の他の実施例を示す引出し要部の側
面図。
【図7】引出しの棚の更に他実施例を示す引出し要部の
断面説明図。
【符号の説明】
A キャビネット 1 本体ケース 2 引出し 3 ベース板 4 前板 5 背板 6 棚 6a 固定棚 6b 可動棚 6c 開閉棚 6d 開閉棚 7 上アーム 8 仕切り板 9 自由棚 10 ワイヤー仕切り 11 取付孔 12 棚受金具 13 係止突部 14 蝶番 15 ボールキャッチ 16 枢軸 17 キャスター 18 切欠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開放した本体ケース内に引き出し
    可能に装着された引出しの上部に棚を設けるとともに、
    この棚の一部を棚下空間から棚の上方に開放可能として
    なることを特徴とする引出しを有するキャビネット。
JP5034506A 1993-01-30 1993-01-30 引出しを有するキャビネット Withdrawn JPH06225818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034506A JPH06225818A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 引出しを有するキャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034506A JPH06225818A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 引出しを有するキャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06225818A true JPH06225818A (ja) 1994-08-16

Family

ID=12416150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5034506A Withdrawn JPH06225818A (ja) 1993-01-30 1993-01-30 引出しを有するキャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06225818A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099956A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Itoki Corp キャビネット
JP2016214691A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社イトーキ 収納家具

Cited By (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20000404