JPH0622518Y2 - ワイヤー端末検出装置 - Google Patents

ワイヤー端末検出装置

Info

Publication number
JPH0622518Y2
JPH0622518Y2 JP1981188U JP1981188U JPH0622518Y2 JP H0622518 Y2 JPH0622518 Y2 JP H0622518Y2 JP 1981188 U JP1981188 U JP 1981188U JP 1981188 U JP1981188 U JP 1981188U JP H0622518 Y2 JPH0622518 Y2 JP H0622518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
roller
terminal
detection
lower rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1981188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01127633U (ja
Inventor
隆 谷口
健司 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP1981188U priority Critical patent/JPH0622518Y2/ja
Publication of JPH01127633U publication Critical patent/JPH01127633U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0622518Y2 publication Critical patent/JPH0622518Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワイヤー端末検出装置に関し、特に、電子部品
のリードピン等に加工されるワイヤーの終端末の通過を
検出するワイヤー端末検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のワイヤー端末検出装置として、例えば、第4図よ
り第6図に示すものがある。第4図はリミットスイッチ
を使用するものであり、ベース12の上に検出部20が配置
されており、その前後にワイヤーガイド6,7が設けら
れている。検出部20はアーム21aの先端に設けられた検
出ローラ21を有するリミットスイッチ22を備えている。
1は電子部品のリードピン等に加工されるワイヤーが走
行するラインであり、ワイヤーが走行しているときは検
出ローラ21がワイヤーと接触して押し上げられている。
ワイヤーの端末が通過すると、検出ローラ21は下方に垂
下するためリミットスイッチ22がオンし、端末通過信号
をワイヤーの加工機(図示せず)へ送出する。これによ
って加工機はワイヤーの空打ち加工を行うのが防止され
る。加工機では、例えば、リードピンの頭部にヘッド部
(断面拡開部)を設ける加工が行われる。
この種の端末検出装置が実公昭54-24219号公報に示され
ている。そこに示されているものは、検出ローラに代え
てスプリングで一方向に付勢された検出棒を備えてお
り、ワイヤーの端末が通過したとき検出棒が垂下するこ
とによって検出するようにしている。
第5図はワイヤーガイド6,7間を走行するワイヤー15
に接触する検出端子23を設けたものであり、ワイヤー15
との接触の有無によって端末の通過を検出する。
第6図は検出部20にホトセンサー24を設けたものであ
る。ホトセンサー24は発光ダイオードとホトトランジス
タより成るものであり、反射型、あるいは透過型を問わ
ないが、ワイヤー15の端末の通過を光学的に検出する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、以上述べたワイヤー端末検出装置によると、以
下に述べた問題点がある。
第4図のリミットスイッチ方式では太物ワイヤー(1.5φ
以上)や帯状ワークには向いているが、細物ワイヤー
(特に0.6φ以下)には不向きである。ワイヤーが細い
場合リミットスイッチ22のアーム21aの力でワイヤーが
曲げられ、その結果ワイヤーとリミットスイッチ22との
接触が断たれ、誤検出を行うことになる。実公昭54-242
19号公報に示されるものも同じ欠点を有し、また、構造
が複雑化する。
第5図の方式ではワイヤーの送られる過程で何らかの原
因で振動が発生すると検出端子23とワイヤー15の接触が
断たれ、この場合も誤検出を行う。
第6図の方式では振動やワイヤー15の曲がりぐせなどに
よって光の走っている所以外にワイヤー15が逃げること
があり誤検出の原因となる。また、ホトセンサー24と通
過するワイヤー15の距離が変動することも誤検出の原因
となり取り扱いが難しい。
従って、本考案の目的は検出を的確に行うことができる
ワイヤー端末検出装置を提供することである。
本考案の他の目的は構造の複雑化を招かないで検出の的
確性を維持できるワイヤー端末検出装置を提供すること
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述の目的を実現するため、ワイヤーを一対の
上下ローラで挟持することによってワイヤーの端末を検
出するワイヤー端末検出装置を提供する。
一対の上下ローラを単に対向させたときは、相互の回転
接触、あるいはワイヤーとの接触によって摩耗し、その
間に空隙が形成され、その空隙を通ってワイヤーが走行
すると、誤検出する恐れが生じる。これを防ぐために
は、上下ローラの何れか片方を他方のローラに何らかの
手段、例えば、弾性的に付勢して上下ローラが常時接触
する構造にする必要がある。しかし、そのような機構は
構造の複雑化を招く。従って、本考案では、上下ローラ
の上部ローラの軸上に所定の間隔を設けることにより遊
嵌した遊動ローラ部材を配置し、ワイヤーと接触したと
き遊動ローラ部材が偏心することによりワイヤーと確実
に接触するようにしたワイヤー端末検出装置を提供す
る。
なお、本考案においては下部ローラにおけるワイヤーと
の接触によって電気的回路が形成され、この電気的回路
が形成されなくなったときに即ちワイヤーの端末が下部
ローラ上を通過したときに端末検出信号が発生するよう
になっている。ただし、検出信号発生のためのこのよう
な電気的回路構成自体は一般に用いられているものであ
り、格別新しいところはない。
〔作用〕
上下一対のローラの上部ローラの軸上に設けられる遊動
ローラ部材はワイヤーの走行によりワイヤー走行方向に
偏心し、偏心状態下で回転する。このとき、遊動ローラ
部材は可能な最下位置を自らの重力で占めることにな
り、その結果、下部ローラと常時接触することになる。
従って、ローラ表面が摩耗してローラ外径が小さくなっ
ても上下ローラの間に空隙が存在することはない。これ
によって検出精度が向上する。
また、上部ローラを下方へ付勢する弾性軸受等をも必要
としないので構造の複雑化が抑制される。
〔実施例〕
以下、本考案のワイヤー端末検出装置を詳細に説明す
る。
第1図(a),(b)および第2図は本考案の一実施例を示
す。ここで、1はワイヤーの走行ライン、2は上部ロー
ラ、3は下部ローラ、4,5はそれぞれの上部ローラ2
及び下部ローラ3の軸である。ワイヤーの走行ライン1
は上,下ローラ2,3の接触面より0.7mm程度下がって
いる(第2図)。このためワイヤーは下部ローラ3によ
り走行ラインより0.7mm程度持ち上げられる状態とな
り、ワイヤーと上,下ローラ2,3の接触状態は良好に
なる。ワイヤーはワイヤーガイド6、上,下ローラ2,
3の間を通り、ガイド7を経てワイヤー加工機(図示せ
ず)へと進む。第1図(b)において、ワイヤーが走行し
ている間端末通過判定装置14が走行信号を受けて、ワイ
ヤー加工機(図示せず)の主モータを駆動させている。
端末通過判定装置14は警報ランプ14aと信号入力端子14
bを有し、信号ケーブル16を介して検出信号を主モータ
制御装置(図示せず)へ出力する。信号入力端子14bに
は下部ローラ軸5に接続されたリード線13が接続されて
いる。第1図(a)において、8は固定ボルト、9は絶縁
ワッシャー、10は絶縁板であり、検出部20はこれらを介
してベース12に固定されている。
以上の構成において、第3図(a)のように、ワイヤー15
の端末15aが通過すると、端末通過判定装置14はワイヤ
ー15の走行信号(例えば、アース信号)を受けられなく
なり、その時点で信号ケーブル16を介してワイヤー加工
機の制御装置へ停止信号を送り主モーターは停止する。
このようにしてワイヤー加工機の空打ちが防止され、機
械の破損を未然に防止できる。端末通過判定装置14は複
数の信号入力端子14bを有しているので複数の検出装置
から並列的に信号を入力することができる。
尚、上部ローラ2は、第3図(a)では、共通垂直線L上
にあるとき、軸4と同軸状に位置する内外径の寸法を有
するが、第3図(b)に示すように、上部ローラ2が上方
に偏心する内外径の寸法にしても良い。
以上の実施例では、上部ローラを遊動ローラ部材とした
が、これに加えて下部ローラも遊動ローラ部材としても
良い。この場合、下部ローラの内径と下部ローラ軸の外
径の寸法差はできるだけ小さくした方が良い。
〔考案の効果〕
本考案による効果は次の通りである。
(1)接触型であり、構造も単純であるため信頼性が高
い。
(2)走行ワイヤーに対するローラの接触は非常に良く、
かつワイヤーの飛び跳ねや振動に対してもローラの追従
性が良く、誤検出がない。
(3)細物のワイヤーでもローラなどによる変形などの心
配はない。
(4)ワイヤーだけではなく条物にも使用できる。
(5)マイクロスイッチや光センサーのような電気機器で
ないため故障による誤動作などはない。
(6)安価である。
(7)高速(例えば、10m/分)操作ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の一実施例の端末検出装置の側面
図、第1図(b)は第1図(a)の端末検出装置のAA′断面
図、第2図は走行ワイヤーとローラの関係を示す説明
図、第3図(a),(b)は本考案おけるワイヤー端末の通過
とローラの関係を示す説明図、第4図より第6図は従来
のワイヤー端末検出装置を示す説明図。 符号の説明 1……ワイヤーの走行ライン 2……上部ローラ 3……下部ローラ 4……上部ローラ軸 5……下部ローラ軸 6……ワイヤーガイド(出口) 7……ワイヤーガイド(入口) 8……固定ボルト 9……絶縁ワッシャー 10……絶縁板 11……本体 12……ベース 13……リード線 14……端末通過判定装置 15……ワイヤー 15a……ワイヤー端末 16……信号ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の方向へ所定の速度で走行するワイヤ
    ーの端末を検出するワイヤー端末検出装置において、前
    記ワイヤーを挟んで支持する一対の上下ローラにして、
    ワイヤーを下部ローラに押し付ける上部ローラおよびワ
    イヤーと接触することによって電気的回路を形成する下
    部ローラと、前記ワイヤーの端末が前記上下ローラ間を
    通過したとき前記電気的回路が形成されず端末検出信号
    を発生する信号発生部を備え、前記上下ローラの上部ロ
    ーラは上部ローラ軸と、このローラ軸の外径より大きい
    内径の中空部を有し、その軸上に遊嵌されたローラ部材
    より構成されることを特徴とするワイヤー端末検出装
    置。
JP1981188U 1988-02-17 1988-02-17 ワイヤー端末検出装置 Expired - Lifetime JPH0622518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981188U JPH0622518Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 ワイヤー端末検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981188U JPH0622518Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 ワイヤー端末検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01127633U JPH01127633U (ja) 1989-08-31
JPH0622518Y2 true JPH0622518Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31235647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981188U Expired - Lifetime JPH0622518Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 ワイヤー端末検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622518Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9360937B2 (en) 2001-03-09 2016-06-07 Immersion Corporation Handheld devices using tactile feedback to deliver silent status information

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4953936B2 (ja) * 2007-06-20 2012-06-13 Hoya株式会社 内視鏡の湾曲装置
JP6407849B2 (ja) * 2015-12-22 2018-10-17 伊藤工業株式会社 駒連結ピン加工装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9360937B2 (en) 2001-03-09 2016-06-07 Immersion Corporation Handheld devices using tactile feedback to deliver silent status information

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01127633U (ja) 1989-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3225578A1 (en) Condition sensing arrangement for elevator system brake assembly and method
ES2034102T3 (es) Lector/escritor de tarjetas de ci.
JPH03133819A (ja) コンベアベルトまたはコンベアスケールの走行状態を監視するための方法および装置
GB1589283A (en) Apparatus for detecting abnormal condition of wire rope
JPH0622518Y2 (ja) ワイヤー端末検出装置
JP2003192233A (ja) 断線検知装置
KR100551796B1 (ko) 자동차의 점 용접에 사용되는 리일 와이어 방식 용접 장치
US6213374B1 (en) Feeder of wire solder
JP2012218916A (ja) 乗客コンベアの安全装置
CN220340899U (zh) 光盘夹取装置
CN110241526B (zh) 一种断线检测装置及绷缝机
JPS604877A (ja) 検出装置
JP3625813B2 (ja) 配線基板検査用の検査プローブ接触測定方法及びその装置
JPS63206298A (ja) アイロン
JP2657837B2 (ja) ボンディング高さ検出装置
JPH1170861A (ja) 自動洗車機における車体上面検出装置
JPS61258087A (ja) 撚線機における中心線の断線検出方法
GB2151267A (en) Measuring apparatus for untwisting a multi-ply yarn over a predetermined portion thereof
GB2114949A (en) Detector means for conveyor belts
JPS63208492A (ja) エスカレ−タの安全装置
JP3062150U (ja) 溶接ワイヤセンサ
KR200157682Y1 (ko) 포토센서의 주변광 차단구조
JP2728173B2 (ja) 熱定着装置における紙詰まり検知機構
KR880001789B1 (ko) 연선기의 단선 검출장치
JPH0749814Y2 (ja) 球体検出用の光結合装置