JPH06225006A - Pos自動オーダエントリーシステム用商品発注キット及びこれに使用される操作マニュアル - Google Patents

Pos自動オーダエントリーシステム用商品発注キット及びこれに使用される操作マニュアル

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JPH06225006A
JPH06225006A JP5012877A JP1287793A JPH06225006A JP H06225006 A JPH06225006 A JP H06225006A JP 5012877 A JP5012877 A JP 5012877A JP 1287793 A JP1287793 A JP 1287793A JP H06225006 A JPH06225006 A JP H06225006A
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product
scanner
optical reading
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JP5012877A
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Hiroyuki Nakai
宏行 中井
Munetaka Koga
統隆 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自宅に電話機などがあれば、商品カタログを
見ながら必要な商品を選択し、その商品に付記された光
学読取コードをハンディスキャナーでなぞるだけで、簡
単に商品発注出来るPOS自動オーダエントリーシステ
ムに使用される商品発注キットを提供する。 【構成】 発注すべき商品11毎に、少なくともバーコ
ードなどの光学読取コードCを記した商品カタログ1
と、この商品カタログ1に記された光学読取コ−ドCを
読み取るスキャナー5を有し、このスキャナー5によっ
て読み取った光学読取コードCをト−ン信号に変換し
て、公衆電話回線Lに出力する通信端末ユニット6,や
電話機7とを組み合わせた構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS自動オーダエン
トリーシステムに使用される商品発注キットに関し、更
に詳しくは、バーコードなどの光学読取コードを商品毎
に記した商品カタログと、光学読取コードを読取操作す
るスキャナーとを組み合わせて成る新規な商品発注キッ
トと、POS自動オーダエントリーシステム用操作マニ
ュアルに関する。
【0002】
【従来の技術】近時においては、電話機で発注先のコン
ピュータを呼出し、テンキーを操作して、特定のコード
信号をコンピュータに送って、商品を発注する自動オー
ダエントリーシステムが通信販売用などとして開発され
ており、コンピュータから返信される音声メッセージに
よって、発注した商品も確認出来るようになっている。
このような自動オーダエントリーシステムは、無人稼働
が可能なため24時間の商品受注も可能である。
【0003】ところが、これらの自動オーダエントリー
システムを使いこなすには、テンキーを操作してコマン
ド信号を作成する必要があり、機械に不慣れな者にとっ
ては取分け、その操作が面倒なため敬遠される嫌いがあ
った。このため、通信販売元でこのような自動オーダエ
ントリーシステムを準備しても、発注者は、コンピュー
タに比べると機転の利くオペレータが待機している昼間
の営業時間帯に好んで電話を掛けて商品発注しているの
が現状であり、深夜などに活動する者にとって商品発注
は容易ではなく、せっかくの24時間稼働システムも充
分な効果が発揮できないでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンピュー
タを利用した商品発注システムが、このような事情にあ
るのに鑑みて開発されたもので、公衆電話回線を使用し
て受注先のコンピュータを呼び出した後は、商品カタロ
グを見ながら必要な商品を選択し、その商品に付記され
た光学読取コードをハンディスキャナーでなぞるだけ
で、簡単に発注の出来る商品発注キットと、この商品発
注キットを用いて商品発注する場合の基本手順を記した
操作マニュアルを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明は、次のような構成となっている。 (請求項1の商品発注キット)商品カタログとスキャナ
ー及び公衆電話回線に接続された通信端末ユニットとを
組み合わせて構成される。商品カタログは、発注可能な
商品にバーコードなどの光学読取コードを付記しててお
り、この光学読取コードは、スキャナーあるいは通信端
末ユニットによってトーン信号(DTMF信号)に変換
され、公衆電話回線に送出されるようになっている。ス
キャナーや通信端末ユニットにメモリ機能を持たせて、
発注に必要な各種コードや商品を指定する複数の光学読
取コードを蓄積して記憶できるようにすれば一層使い勝
手がよい。通信端末ユニットは、電話機やファクシミリ
と同様に公衆電話回線に直接接続されている。スキャナ
ーと通信端末ユニットとは信号線で有線接続される他、
赤外線や微弱電波を用いた信号伝送を行なうワイヤレス
構成にしてもよい。 (請求項2の商品発注キット)商品カタログと電話機や
ファクシリ装置に接続されるスキャナーとを組み合わせ
て構成される。
【0006】商品カタログは、発注可能な商品にバーコ
ードを付記しており、請求項1に記載のものと同じであ
るが、スキャナーは信号線あるいはワイヤレス結線によ
って、既存の電話機に接続出来るようになっている。ス
キャナーでは読み取った光学読取コードが電気信号に変
換され、この電気信号は電話機に内蔵されたトーンジェ
ネレータを作動して、トーン信号を出力させるようにな
っている。 (請求項3の商品発注キット)商品カタログと電話機や
ファクシリ装置に接続されるスキャナーとを組み合わせ
て構成される。
【0007】商品カタログに発注可能な商品にバーコー
ドを付記している点は請求項1に記載されたものと同じ
であるが、スキャナーは、それ自体が読み取った光学読
取コードをトーン信号に変換させるため、トーンジェネ
レータを内蔵している。スキャナーにメモリ機能を持た
せて、発注に必要な各種コード、商品を指定する複数の
光学読取コードや、自動オーダエントリーに必要なコマ
ンドなどを蓄積できるようにしてもよい。 (請求項4の商品発注キット)商品カタログに発注可能
な商品にバーコードを付記している点は請求項1に記載
されたものと同じであるが、商品カタログには、自動オ
ーダエントリーに必要なサービスステーションの電話番
号、提供可能なサービス種別、及び発注者のIDカード
やパスワードなどの発注者の個人情報を記載し、これら
にもバーコードなどの光学読取コードを付記しており、
商品カタログを開き、スキャナーでなぞるだけで自動オ
ーダエントリーが出来るようになっている。 (請求項5の操作マニュアル)自動オーダエントリーに
必要な基本操作手順の説明書きに加えて、操作マニュア
ルの特定ページをスキャナーでなぞるだけで、自動オー
ダエントリーに必要なコードやコマンド信号が形成でき
るようになっている。すなわち、この操作マニュアル
は、商品の発注を受け付けるサービスステーションの電
話番号、提供可能なサービス種別の他、発注者のIDカ
ードやパスワードなどの個人情報にも、光学読取コード
が付記されているので、マニュアルを見ながら、対応し
た箇所の光学読取コードを順次スキャナーで読取走査し
て行くだけで自動オーダエントリーが出来るようになっ
ている。 (請求項6の操作マニュアル)自動オーダエントリーに
必要な基本操作手順の説明に加えて、操作マニュアルの
特定ページをスキャナーでなぞるだけで、自動オーダエ
ントリーに必要なコードやコマンド信号をトーン信号に
変換できるようになっているが、発注者のIDカードや
シークレットカードを貼付したり、収容できるポケット
を操作マニュアルの一部に設けている。自動オーダエン
トリーシステムを使用する発注者には、予め販売元から
発注者のIDコードやパスワードなどの個人情報が登録
されるが、その際発注者にはIDカードやパスワードを
記したシークレットカードが配布されるので、発注者の
IDカードやシークレットカードに記された個人情報
に、光学読取コードを付記して置けば、このIDカード
やシークレットカードを貼付したり、ポケットに収容さ
せれば、そのカードをスキャナーでなぞるだけで自動オ
ーダエントリーが出来る。IDカードやシークレットカ
ードは貼付欄やポケットに収容されるので紛失防止にも
有益である。
【0008】
【実施例】以下では、光学読取コードにバーコードを使
用した例を説明する。図1は、本発明において使用され
る商品カタログの一例を示している。商品カタログ1に
は、販売可能な商品11の外観、特徴や価格に加えて、
商品識別のためにバーコードCが付加されている。これ
らのバーコードCは、商品カタログの寸法が大きくなる
のを防止するため、マイクロバーコード(株式会社ネオ
レックス社)を使用することが望ましい。
【0009】図2は自動オーダエントリーシステムの操
作マニュアルを示している。図例の操作マニュアル2
は、自動オーダエントリーシステムの概要や操作方法を
記した小冊子を想定しているが、1枚のシート状に形成
してもよい。後者の場合には、商品カタログ1に挟んで
使用できる。操作マニュアル2には、利用可能な複数箇
所のサービスステーションの電話番号を記載したサービ
スステーション案内欄21、ピックアップオーダ(発注
した商品を発注者が流通センターに取りに行く)、デリ
バリーオーダ(発注した商品を自宅などに配送してもら
う)、アドバンスオーダ(予約発注)、発注確認など提
供可能なサービス種別を示したサービス案内欄22が設
けられており、これらの欄21,22に記載された電話
番号21aやサービス種別22a・・・にはバーコード
Cが付記されている。
【0010】このような構成によれば、発注者は、後述
するバーコードリーダによって該当欄21,22を読取
走査するだけで、サービスステーションを自動発呼し、
また取引しようとするサービス種別を選択することがで
きる。23,24は、自動オーダエントリーシステムを
利用するために必要な発注者のIDカード3やシークレ
ットカード4を収納するポケット部であり、これらのポ
ケット部23,24にIDカード3やシークレットカー
ド4を収容させれば、その上からバーコードリーダによ
る読取走査が出来る。ここに、IDカード3には、発注
者の住所、氏名、資格期限などの個人情報が記されてお
り、発注者のIDコード31にはバーコードCが付記さ
れている。
【0011】一方のシークレットカード4には、自動オ
ーダエントリーを使用するために必要なパスワード41
や、支払銀行の支店番号、預金口座などの秘密情報42
が記されており、これらのパスワード41や秘密情報4
2にもバーコードCが付記されている。この図例では、
IDカード3、シークレットカード4は、防犯対策上、
別々に作成しているが、1枚に統合してもよく、その場
合、ポケット部は1つで良い。また、ポケット部23.
24の代わりに、貼付欄を設けて、そこにIDカードな
どを貼付するようにしてもよい。シークレットカード4
に記載した個人情報をホストコンピュータに登録してあ
る場合には、シークレットカード4は使用しなくてもよ
い。IDカード3も同様である。更に、このような操作
マニュアルは商品カタログと合本してもよい。
【0012】請求項4において提案された商品カタログ
は、商品カタログに発注可能な商品にバーコードを付記
している点は請求項1〜3に記載されたものと同じであ
るが、この商品カタログには、自動オーダエントリーに
必要なサービスステーションの電話番号、提供可能なサ
ービス種別、及び発注者のIDカードやパスコードなど
の発注者の個人情報を記載してあり、これらにもバーコ
ードを付記した構成になっているので、商品カタログ
と、スキャナーがあれば、操作マニュアルを読まなくて
も、サービスセンターを自動的に呼び出して、オーダエ
ントリーが可能となる。
【0013】図3は、バーコードリーダでスキャナーを
構成した例を示している。このバーコードリーダ5は、
ペンシル型の本体50の下端に、バーコード読取部51
を設けており、この読取部51で読み取られたバーコー
ドは電気信号に変換された後、信号線Sを通じて、通信
端末ユニットや電話機あるいはファクシミリ装置に送出
され、そこから公衆回線にトーン信号として送り出され
るようになっている。本体50の上部には、読取確認ラ
ンプ52が設けられており、側面にはモード切換スイッ
チ53、オールクリアキー54が設けられている。55
は電源スイッチで、56は読み取ったバーコードを送信
するための送信キー(メモリモードでは書込スイッチと
なる)、57はデータの入力終了信号を出力するEND
キー、58は入力したコマンドやバーコードを訂正する
訂正キー、59は入力したコマンドやバーコードを消去
するクリアキーである。
【0014】バーコードCを読取る場合には、図4に示
したように、本体50下端に設けた読取部51をバーコ
ードCに合わせれば、読取確認ランプ52が点灯し、ブ
ザーが鳴動するので、このとき送信キー56を操作すれ
ば、読み取ったバーコードは電気信号に変換されて、公
衆電話回線に接続された通信端末ユニットや電話機、フ
ァクシミリ装置に送信される。バーコードCの読取が不
適格な場合には、読取確認ランプ52は点灯せず、ブザ
ーも鳴動しないので、この違いを判別すれば、バーコー
ドの読取を誤りなく行える。
【0015】このようなバーコードリーダ5は、メモリ
機能を付けなくてもよいが、そのようなものではモード
切換スイッチ53やオールクリアキー54が省略され
る。メモリ機能を付けたものでは、モード切換スイッチ
53をメモリモードに切換設定してから、バーコードを
読み取る毎に、送信キー56を操作すれば、読み取った
バーコードはメモリ内に格納されるので、最後にEND
キー57を操作してメモリ内への読込を完了する。ま
た、オールクリアキー54を操作すれば、メモリ内に記
憶したすべてのデータが消去されるが、訂正キー58を
操作すれば、送信キー56単位で入力したデータを消去
でき、訂正キー58を操作することによって読み取った
バーコードCを読み直しすることもできる。
【0016】発注情報をメモリ送信する場合には、サー
ビスセンターの発呼など所定のプロトコルに応じたコマ
ンドに加えて、発注すべき商品に応じて、すべてのバー
コード読み取って記憶してから、ひとまとめにして送信
すればよく、発注した商品の種別、数量及び価格の確認
は、サービスセンターからの音声メッセージや、ファク
シミリ装置からの印字出力によって行えばよい。
【0017】このようなメモリ機能は、バーコードリー
ダに備えなくても、通信端末ユニットや電話機、ファク
シミリ装置側に備えてもよい。また、メモリ機能を付け
たものでもモード切換スイッチ53を操作して通常モー
ドに切換設定すると、バーコードCを読み取った後、送
信キー56を操作すれば、読み取ったバーコードCを通
信端末ユニット、電話機、ファクシリミリ装置に送出で
きる。このようなものでは、サービスセンターを呼び出
した後、通信端末ユニット、電話機、ファクシミリ装置
のスピーカを通じて、サービスセンターから送出される
誘導メッセージに従いながら、バーコードCを読み取っ
て送信できるので、発注に時間を要するものの操作に誤
りがない。
【0018】なお、図例のバーコードリーダには、テン
キーは設けていないが、図7に示したように、テンキー
や「*」キー,「#」キーを設けていてもよく。この場
合には、通信端末ユニットや電話機、ファクシミリ装置
側のテンキーを操作しなくても、「0」〜「9」、
「*」,「#」のトーン信号を送信できる。発注すべき
商品の個数や、数字を入力する場合に便利である。
【0019】スキャナーは、種々の変更態様をもって実
施が可能であり、図例のものは一例に過ぎない。図5〜
図7は、本発明の商品発注キットの種々の態様を示した
ものである。図5は、請求項1に対応した商品発注キッ
トを示している。通信端末ユニット6は、電話機やファ
クシミリ装置と同じように公衆電話回線に接続されてお
り、スキャナー5で読み取られ電気信号に変換された光
学読取コードをトーン信号に変換して公衆電話回線に送
出するようになっている。この通信端末ユニット6はテ
ンキー61を備えているので、数字やコードはテンキー
61を操作しても入力でき、サービスセンターから返信
される音声メッセージは、モニタスピーカ62を介して
出力される。通信端末ユニット6にメモリを備えて、ス
キャナー5から送出されて来る読取信号を蓄積できるよ
うにしてもよいが、スキャナー5側にメモリを内蔵し
て、読み取った光学読取コードを一時的に蓄積した後、
通信端末ユニット6に送出するようにしてもよい。図例
では、スキャナー5と通信端末ユニット6とは赤外線、
微弱電波によるワイヤレス結線になっているが、有線接
続であってもよい。
【0020】図6は、請求項2に対応した商品発注キッ
トを示している。通信端末ユニットの代わりに、公衆電
話回線に接続された既存の電話機7に信号線Sを介して
スキャナー5を接続しており、スキャナー5で読み取ら
れ電気信号に変換された光学読取コードで電話機7に内
蔵されたトーンジェネレータ(不図示)を作動して、ト
ーン信号を公衆電話回線に送出するようになっている。
数字やコードは電話機7のテンキー71を操作すれば入
力でき、サービスセンターから返信される音声メッセー
ジは、電話機7に設けたモニタスピーカ72より聞き取
ることが出来る。スキャナー5にメモリを備えておけ
ば、読み取った光学読取コードを一時的に蓄積した後、
電話機7に送出できるので、便利である。
【0021】図7は、請求項3に対応した商品発注キッ
トを示している。公衆電話回線に接続された既存の電話
機7にスキャナー5を信号線Sを介して接続しており、
スキャナー5は読み取った光学読取コードを直接トーン
信号に変換するためトーンジェネレータ(不図示)を内
蔵している。図例では、スキャナー5にテンキー59を
付加しているので、スキャナー5の操作のみで、数字な
どの入力もでき、サービスセンターから返信される音声
メッセージは、電話機7に設けたモニタスピーカ72か
ら聞き取ることが出来る。スキャナー5にメモリを備え
ておけば、読み取った光学読取コードを一時的に蓄積し
た後、電話機7に送出できることはいうまでもない。ま
た、図例では、スキャナー5は、電話機7よりハンドセ
ット73を取り外して、モジュラジャック74を取換え
て接続できるようになっているが、図6に示したよう
に、ハンドセット用モジュラ74を2股ジャックにすれ
ば、ハンドセット73とスキャナー5の双方の使用が出
来る。
【0022】なお、図6,図7に示した電話機に代え
て、ファクシリ装置を使用すれば、発注した商品確認情
報をファクシミリ装置から印字出力させることができる
ので利便である。また、図6,図7では、スキャナー5
は通信線Sを介して接続されているが、赤外線や微弱電
波を使用したワイヤレス構成にしてもよい。最後に、自
動オーダエントリーシステムについて説明する。 [商品発注の前処理]サービスセンターを発呼する。サ
ービスセンターが着信すれば、応答メッセージが返信さ
れ、更に誘導メッセージが返信されるので、パスワード
を入力するなどした後、IDコードを入力し、更にサー
ビスコードを入力して、発注の種別を指定する。そし
て、必要に応じて注文番号(通番)や、支払銀行の支店
番号や預金口座などを指定した銀行情報などを入力し、
発注した商品内容の確認書をファクシミリ装置などで受
け取りたいときには、更にFAX確認を指定する。以上
の前処理操作は、電話機に設けたテンキーを直接操作し
てコマンド信号を作成して行なってもよいが、商品カタ
ログや操作マニュアルに記されたバーコードをバーコー
ドリーダで読み取って、コマンド信号を作成して行なっ
てもよい。後者の方法では、コマンド信号を作成するた
めのテンキー操作が不要なため便利である。
【0023】このようにして、サービスセンターでは取
引に必要なデータを受けると、受信したデータにエラー
がないかどうかをチェックし、受信したデータをホスト
コンピュータに送信して、登録事項のチェックを要求す
る。この結果、ホストコンピュータ側では登録したID
コード、パスコードの一致確認、発注者の資格期限、取
引拒否の指示の有無などから取引可能かどうかが判別さ
れるが、この判断処理は、電話回線の使用時間を短縮化
するため、次の商品発注と平行して行なえばよい。
【0024】登録事項のチェックの結果、商品発注の受
け入れを拒否すべき理由がある場合には、そのことを音
声メッセージによって発注者に通知する。 [商品発注]サービスセンターでは、受信したデータに
エラーがないことを確認すると、商品発注の受け付けを
誘導する音声メッセージを出力する。発注者は、この誘
導メッセージに応えて、製品番号と発注数量、発注単位
(セットと単品とを区別)を発注すべき商品毎に順次入
力し、最後にENDキーを操作する。ENDキーが操作
されると、商品発注は終了となるので、サービスセンタ
ー側では、ホストコンピュータによって集計された発注
商品と数量、単位、合計金額を音声メッセージで発注者
に通知し、発注確認を行なう。このとき登録事項の判別
結果によって取引できない場合には、音声メッセージに
よって、その内容を伝え、発注を無効にする。
【0025】このようにして、サービスセンターからの
音声メッセージによって、発注商品と金額を確認した発
注者は、訂正すべき点があればクリアキーを操作して発
注をキャンセルするが、訂正のないときにはSENDキ
ーを操作して発注承認を行なう。以上は図8のステップ
100〜109参照。図9は、自動オーダエントリーシ
ステムの概略構成を示している。
【0026】ハンディタイプのスキャナー5と、商品カ
タログ1を備えた発注者の住戸局Aと、サービスセンタ
ーBとは通常のアナログ公衆電話回線網Lで接続されて
いる。サービスセンターBには、住戸局Aより公衆電話
回線網Lを通じて送信されて来るトーン信号を受信し、
解読するために通信処理インターフェースCI/Fを備
え、この通信処理インターフェースCI/Fによって解
読したトーン信号をホストコンピュータHCに送出する
ようになっている。ホストコンピュータHCでは磁気デ
ィスクなどの外部記憶装置4などに記憶させた発注者デ
ータ、商品情報のなかから、商品の在庫を確認し、発注
された商品の価格を集計できるようになっている。ま
た、通信処理インターフェースCI/Fは、住戸局Aか
らの呼び出しに応答した後は、住戸局Aから所定の発注
手順に従って送信されて来るトーン信号を解読し、音声
メッセージを返信して、住戸局Aからの発注を受取って
いる。
【0027】このようにして、ホストコンピュータHC
で解析され、集計された商品の発注情報は、発注確認情
報として通信処理インターフェースCI/Fを通じて音
声メッセージに変換されて住戸局Aに返信され、必要に
応じて(住戸局A側がファクシリミ装置による発注確認
を要求している場合)サービスセンターに設置したデー
タ出力分配装置FSなどによって住戸局Aに設置したフ
ァクシミリ装置Fなどの通信端末装置によって、発注確
認情報を記録紙に印字出力出来る。
【0028】このような自動オーダエントリーシステム
によれば、ホストコンピュータが商品発注情報を受け取
る毎に、発注管理が出来るので、伝票の集計や発送の手
配も同時に処理出来る。
【0029】
【発明の効果】本発明の商品発注キットによれば、電話
機などが自宅にあれば、商品カタログを見ながら必要な
商品を選択し、その商品に付記された光学読取コードを
ハンディスキャナーでなぞるだけで、簡単に発注するこ
とが出来る。また、本発明の操作マニュアルによれば、
マニュアルを広げて、光学読取コードをハンディスキャ
ナーでなぞるだけで、サービスセンターを発呼して、簡
単に自動オーダエントリーが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品発注キットを構成する商品カタロ
グの一例を示した図である。
【図2】本発明の操作マニュアルの一例を示した図であ
る。
【図3】本発明の商品発注キットを構成するスキャナー
の一例を示した図である。
【図4】本発明の商品発注キットの使用例を示した図で
ある。
【図5】本発明の商品発注キットの一例(請求項1)を
示した図である。
【図6】本発明の商品発注キットの一例(請求項2)を
示した図である。
【図7】本発明の商品発注キットの一例(請求項3)を
示した図である。
【図8】自動オーダエントリーシステムの基本手順を示
したフローチャートである。
【図9】自動オーダエントリーシステムの概略構成を示
したブロック図である。
【符号の説明】
1・・・商品カタログ 11・・・商品 2・・・操作マニュアル 21・・・サービスセンター案内欄 22・・・サービス種別案内欄 3・・・IDカード 31・・・IDコード 4・・・シークレットカード 41・・・パスワード 42・・・銀行情報 5・・・スキャナー 6・・・通信端末ユニット 7・・・電話機 C・・・光学読取コード A・・・住戸局 B・・・サービスセンター CI/F・・・通信処理インターフェース F・・・ファクシミリ FS・・・ファクシミリサーバ L・・・公衆電話回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発注すべき商品毎に、少なくともバーコ
    ードなどの光学読取コードを記した商品カタログと、 この商品カタログに記された光学読取コ−ドを読み取る
    スキャナーを有し、このスキャナーによって読み取った
    光学読取コードをト−ン信号に変換して、公衆電話回線
    に出力する通信端末ユニットとを組み合わせて成るPO
    S自動オーダエントリーシステム用商品発注キット。
  2. 【請求項2】 発注すべき商品毎に、少なくともバーコ
    ードなどの光学読取コードを記した商品カタログと、 公衆電話回線網に接続された電話機に接続可能とされ、
    上記商品カタログより読み取った光学読取コ−ドを電気
    信号に変換して、電話機のト−ンジェネレータを作動さ
    せてトーン信号を出力させるスキャナーとを組み合わせ
    て成るPOS自動オーダエントリーシステム用商品発注
    キット。
  3. 【請求項3】 発注すべき商品毎に、少なくともバーコ
    ードなどの光学読取コードを記した商品カタログと、 公衆電話回線網に接続された電話機に接続可能とされ、
    上記商品カタログより読み取った光学読取コ−ドを直接
    トーン信号に変換出力させるトーンジェネレータを内蔵
    したスキャナーとを組み合わせて成るPOS自動オーダ
    エントリーシステム用商品発注キット。
  4. 【請求項4】 発注すべき商品毎にバーコードなどの光
    学読取コードを付記し、かつ自動オーダエントリーに必
    要なサービスステーションの電話番号、提供可能なサー
    ビス種別、及び発注者のIDカードやパスワードなどの
    発注者の個人情報にもバーコードなどの光学読取コード
    を付記した商品カタログと、 これらの光学読取コードを読み取って、トーン信号に変
    換して、公衆電話回線に出力させる請求項1〜3に記載
    されたスキャナーとを組み合わせて成るPOS自動オー
    ダエントリーシステム用商品発注キット。
  5. 【請求項5】 自動オーダエントリーに必要な基本操作
    手順を記した操作マニュアルにおいて、 商品の発注を受け付けるサービスステーションの電話番
    号、提供可能なサービス種別、及び発注者のIDカード
    やパスワードなどの発注者の個人情報に請求項1〜3に
    記載されたスキャナーによって読み取られ、トーン信号
    に変換される光学読取コードを付記したことを特徴とす
    るPOS自動オーダエントリーシステム用操作マニュア
    ル。
  6. 【請求項6】 自動オーダエントリーに必要な基本操作
    手順を記した操作マニュアルにおいて、 商品の発注を受け付けるサービスステーションの電話番
    号、提供可能なサービス種別には、請求項1〜3に記載
    されたスキャナーによって読み取られ、トーン信号に変
    換される光学読取コードが付記され、かつ自動オーダエ
    ントリーに必要な発注者の個人情報には、請求項1〜3
    に記載したスキャナーによって読み取られ、トーン信号
    に変換されるバーコードなどの光学読取コードを付記し
    たIDカードやシークレットカードの貼付欄やこれらを
    収容するポケットを設けていることを特徴とするPOS
    自動オーダエントリーシステム用操作マニュアル。
JP5012877A 1993-01-28 1993-01-28 Pos自動オーダエントリーシステム用商品発注キット及びこれに使用される操作マニュアル Withdrawn JPH06225006A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2387246A (en) * 2002-04-03 2003-10-08 Steven Daniels Data transfer system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2387246A (en) * 2002-04-03 2003-10-08 Steven Daniels Data transfer system

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