JPH06224495A - レーザ発振器 - Google Patents

レーザ発振器

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Publication number
JPH06224495A
JPH06224495A JP1145793A JP1145793A JPH06224495A JP H06224495 A JPH06224495 A JP H06224495A JP 1145793 A JP1145793 A JP 1145793A JP 1145793 A JP1145793 A JP 1145793A JP H06224495 A JPH06224495 A JP H06224495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airtight container
laser oscillator
opening
atmosphere
hygroscopic material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1145793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Koizumi
俊郎 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP1145793A priority Critical patent/JPH06224495A/ja
Publication of JPH06224495A publication Critical patent/JPH06224495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸湿材が気密容器の大気開放時に大気中の水
分子吸着による性能劣化を防止すると共に、気密容器内
の水分子を除去するようにしたレーザ発振器を提供する
ことにある。 【構成】 第1気密容器3内でガス放電を起させること
によってレーザ発振を起させるよう構成されたレーザ発
振器1であって、前記第1気密容器3外に第1開閉装置
21を介して第2気密容器23を設け、この第2気密容
器23内に吸湿材25を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザ発振器に係り、
更に詳細には第1気密容器内の水分子を除去するように
したレーザ発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスレーザ発振器における気密容
器中に発生又は残留している水分子を吸着するために、
例えば特公昭58−39397号公報や特開昭63−2
29878号公報などが知られている。すなわち、特公
昭58−39397号公報では、気密容器内におけるレ
ーザガスの循環路に吸着剤が設けられ、また特開昭63
−229878号公報では気密容器内におけるレーザガ
スの循環路外に吸着剤が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の気密容器内におけるレーザガスの循環路内又は循環
路外に設けた吸着剤は、吸湿性が高いので、メンテナン
ス等で大気を気密容器に導入する(大気開放)と、大気
中の水分子も吸着してしまい、吸湿性能が落ちてしま
う。そのため、大気開放の度に吸着剤を交換しなければ
ならないという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、吸湿材が気密容器の大気開放時に大気中の水分
子吸着による性能劣化を防止すると共に、気密容器内の
水分子を除去するようにしたレーザ発振器を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、第1気密容器内でガス放電を起させる
ことによってレーザ発振を起させるよう構成されたレー
ザ発振器であって、前記第1気密容器外に第1開閉装置
を介して第2気密容器を設け、この第2気密容器内に吸
湿材を備えてレーザ発振器を構成した。
【0006】前記レーザ発振器において、前記第2気密
容器を着脱自在に設けてなること、または、前記第2気
密容器の外側に第2開閉装置を設けてなることが望まし
いものである。
【0007】
【作用】この発明のレーザ発振器を採用することによ
り、レーザ発振の動作中は第1開閉装置を開かせて第1
気密容器と第2気密容器を開放連通し、第1気密容器内
に存在するレーザ発振に不要かつ悪影響を与える水分子
を第2気密容器に備えてある吸湿材に吸着して水分子が
第1気密容器内から除去される。
【0008】また、第1気密容器に大気を導入すると
き、あるいは真空排気されるときは、第1開閉装置を閉
じて吸湿材が大気にさらされないようにして、大気中の
水分子は吸湿材で吸着されないから吸湿材は劣化されな
い。
【0009】吸湿材が劣化して寿命がきた際には、第2
気密容器を第1気密容器から取外して交換が行なわれ
る。または、第2開閉装置を開放し、吸湿材の吸った水
分を放出させる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図1を参照するに、レーザ発振器1は第1
気密容器3を備えている。この第1気密容器3内の上部
には紙面に対して直交した方向へ延伸した電極5と、こ
の電極5に離隔して対向した位置に電極7とが設けられ
ている。この電極5から電極7へ放電9が行なわれる。
【0012】前記第1気密容器3内の下部には送風器1
1が設けられていると共に、送風器11の図1において
右側には熱交換器13が設けられている。そして、この
熱交換器13と、電極5、電極7の右端との間には側部
ガス流通路15が設けられている。
【0013】前記第1気密容器3の図1において左側壁
の下部には開口部17が設けられており、この開口部1
7の外側には突出部19が設けられている。この突出部
19には第1開閉装置としての例えば第1バルブ21が
設けられていると共に、突出部19には第2気密容器2
3が着脱自在に設けられている。着脱機構はすでに公知
の機構を利用しているので具体的な詳細な説明を省略す
る。この第2気密容器23内には例えばゼオライトなど
の吸湿材25が備えられている。
【0014】上記構成により、電極5から電極7へ向け
て放電9させると共に、レーザガスは矢印で示したごと
く流れてレーザ発振される。
【0015】このレーザ発振の動作中には第1バルブ2
1を開かせておくことにより、第1気密容器3内に存在
するレーザ発振に不要かつ悪影響を与える水分子は開口
部17、突出部19を経て第2気密容器23内に備えて
ある吸湿材25にて吸着される。
【0016】第1気密容器3に大気を導入するとき、あ
るいは第1気密容器3が真空排気されるときには、第1
バルブ21を閉じることにより、吸湿材25が大気にさ
らされないで済む。したがって、吸湿材25は大気中の
水分子を吸着しないから、吸湿材25の劣化を防ぎ、そ
の長寿命化と性能の安定化が図られる。而して、レーザ
の安定動作、立上がり動作の改善、ガス消耗品の低減化
が可能となる。吸湿材25に寿命がきた際には、第2気
密容器23毎第1気密容器3から取外して吸湿材25の
交換を容易に行なうことができる。
【0017】図2は図1のII矢視部における別の実施例
が示されている。図2において図1における部品と同一
の部品には同じ符号を付し説明を省略し異なる点につい
て説明する。
【0018】図2において、前記第2気密容器23の外
側(図2において左側)は開口されており、その部分に
は第2開閉装置としての例えば第2バルブ27が設けら
れている。しかも、第2気密容器23内には吸湿材25
が備えられていると共に、ヒータ29が備えられてい
る。このヒータ29には電源31が接続されている。
【0019】上記構成により、レーザ発振の動作中は上
述の実施例と同様の作用並びに効果を奏する。また、第
1気密容器3に大気を導入するとき、あるいは第1気密
容器3が真空排気されるときには、第1バルブ21を閉
じることにより、吸湿材25が大気にさらされないで済
む。したがって、吸湿材25は大気中の水分子を吸着し
ないから、吸湿材25の劣化を防ぎ、その長寿命化と性
能の安定化が図られる。吸湿材25が水分を吸着しなく
なった際には、第1バルブ21を閉じると共に電源31
をオンにしてヒータ29を一定の温度に加熱する。ヒー
タ29からの熱で吸湿材25の吸った水分子を第2バル
ブ27を開かせることによって外部へ放出させる。した
がって、第2気密容器を取外すことなく、第2バルブ2
7を開かせるのみで、吸湿材25の放出を行ない、吸湿
材25の再利用を行なうことができる。
【0020】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0021】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、吸湿材が気密容器の大気
開放時に大気の水分子吸着による性能劣化を防止するこ
とができると共に、気密容器内の水分子を除去すること
ができる。
【0022】また、第2気密容器を第1気密容器に対し
て着脱自在に設けてあるので、容易に取外しができ、吸
湿材の交換を容易に行なうことができる。第2気密容器
の外側に第2開閉装置を設けてあるから、第2開閉装置
を開かせることによって、吸湿材の吸った水分子を容易
に放出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すレーザ発振器の構成
説明図である。
【図2】図1のII矢視部における別の実施例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 3 第1気密容器 5 電極 7 電極 17 開口部 19 突出部 21 第1バルブ(第1開閉装置) 23 第2気密容器 25 吸湿材 27 第2バルブ(第2開閉装置) 29 ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1気密容器内でガス放電を起させるこ
    とによってレーザ発振を起させるよう構成されたレーザ
    発振器であって、前記第1気密容器外に第1開閉装置を
    介して第2気密容器を設け、この第2気密容器内に吸湿
    材を備えてなることを特徴とするレーザ発振器。
  2. 【請求項2】 前記第2気密容器を着脱自在に設けてな
    ることを特徴とする請求項1記載のレーザ発振器。
  3. 【請求項3】 前記第2気密容器の外側に第2開閉装置
    を設けてなることを特徴とする請求項1記載のレーザ発
    振器。
JP1145793A 1993-01-27 1993-01-27 レーザ発振器 Pending JPH06224495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1145793A JPH06224495A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 レーザ発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1145793A JPH06224495A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 レーザ発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06224495A true JPH06224495A (ja) 1994-08-12

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ID=11778630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1145793A Pending JPH06224495A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 レーザ発振器

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JP (1) JPH06224495A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990007777A1 (en) * 1988-12-24 1990-07-12 Alcatel N.V. Asynchronous timing circuit for a 2-coordinate memory
WO1999066609A3 (de) * 1998-06-16 2000-01-27 Tuilaser Ag Lichtquelle, mit einem ein gas einschliessenden hohlraum
JP2019173613A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社荏原製作所 真空排気装置および真空排気方法
US11896929B2 (en) 2018-06-29 2024-02-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Laser device and dehumidification management method for laser device

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