JPH06223854A - 燃料電池利用の電源装置 - Google Patents

燃料電池利用の電源装置

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JPH06223854A
JPH06223854A JP50A JP1136593A JPH06223854A JP H06223854 A JPH06223854 A JP H06223854A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1136593 A JP1136593 A JP 1136593A JP H06223854 A JPH06223854 A JP H06223854A
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Hideki Inaka
秀樹 伊中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストが安く、しかも、高信頼性の停止時用
電源を供給できて耐久性の面で優れた燃料電池利用の電
源装置を提供する。 【構成】 起動運転時に外部から電力が供給され且つ定
常運転時に直交変換装置11からの出力交流電力を出力
する入出力端子17と、停止時に外部から電力が供給さ
れる停止時用電源供給端子18とが設けられ、起動運転
時に入出力端子17に供給される電力を起動用加熱手段
H、補機A及び制御手段Cに供給する入力状態と、定常
運転時に直交変換装置11からの出力交流電力を入出力
端子17に供給する出力状態とに択一的に切り換え可能
な入出力回路19が設けられ、停止時に停止時用電源供
給端子18に供給される電力を保温用加熱手段1h及び
制御手段Cに供給する停止時用電源供給回路20が開閉
自在に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池からの出力直
流電力を交流電力に変換する直交変換装置と、前記燃料
電池に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部を起動運転時
に加熱する起動用加熱手段と、起動運転時及び定常運転
時に前記燃料電池を駆動する補機と、停止時に前記燃料
電池を保温する保温用加熱手段と、運転状態に応じて前
記保温用加熱手段、前記起動用加熱手段及び前記補機夫
々の作動を制御する制御手段とが設けられ、前記直交変
換装置の出力交流電力を、前記補機及び前記制御手段に
供給する自立運転用電源供給回路が開閉自在に設けられ
た燃料電池利用の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる燃料電池利用の電源装置におい
て、従来は、図4に示すように、定常運転時に直交変換
装置11からの出力交流電力を出力する出力端子41
と、起動運転時に外部から電力が供給される起動運転時
用電源供給端子42とを設けていた。又、定常運転時に
直交変換装置11からの出力交流電力を出力端子41に
供給する出力回路44を開閉自在に設け、起動運転時に
起動運転時用電源供給端子42に供給される電力を起動
用加熱手段H、補機A及び制御手段Cに供給する起動運
転時用電源供給回路45を設けていた。尚、1は、燃料
電池、13は、直交変換装置11の出力交流電力を補機
A及び制御手段Cに供給するための開閉自在な自立運転
用電源供給回路である。
【0003】自立運転用電源供給回路は、電線13wと
その電線13wに介装した開閉装置13sとから構成し
てあり、電線13wは、一端をインバータ11に、他端
を起動用加熱手段H、補機A、制御手段C及び保温用ヒ
ータ1hに対して並列接続点12にて並列接続してあ
る。出力回路44は、一端を直交変換装置11に接続し
他端を出力端子41に接続した電線44wとその電線4
4wに介装した開閉装置44sとから構成してあり、起
動運転時用電源供給回路45は、一端を電線13wにお
ける開閉装置13sの介装箇所と並列接続点12との間
の箇所に接続し他端を起動運転時用電源供給端子42に
接続した電線45wとその電線45wに介装した開閉装
置45sとから構成してある。14,15,16夫々
は、起動用加熱手段H、補機A及び保温用ヒータ1h夫
々への電力供給を断続する開閉装置である。制御手段C
は、運転状態に応じて、開閉装置14,15,16の開
閉制御を行って、保温用ヒータ1h、起動用加熱手段H
及び補機A夫々の作動を制御する。
【0004】即ち、起動運転時には、開閉装置14,1
5,45s閉成状態とし、且つ、開閉装置13s,1
6,44sを開成状態とし、起動運転時用電源供給端子
42に外部から供給される電力を起動用加熱手段H、補
機A及び制御手段Cに供給し、一方、定常運転時には、
開閉装置13s,15,44sを閉成状態とし、且つ、
開閉装置14,16,45s,を開成状態とし、直交変
換装置11の出力交流電力を補機A及び制御手段Cに供
給して自立運転しながら、直交変換装置11の出力交流
電力を出力端子41に供給するようにしていた。又、停
止時には、開閉装置16,45sを閉成状態とし、且
つ、開閉装置14,15,13s,44sを開成状態と
し、起動運転時用電源供給回路45を兼用して、起動運
転時用電源供給端子42に供給される電力を保温用加熱
手段1h及び制御手段Cに供給するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、起動用加熱
手段Hと補機Aとを合わせた消費電力は、燃料電池の出
力電力の50%程度と大きいものであるが、保温用加熱
手段1h及び制御手段Cの消費電力は燃料電池の出力電
力の数%程度と小さい。
【0006】従って、上記従来の装置では、起動運転時
用電源供給回路45を、出力回路44と同等の大容量に
する(例えば、電線45wを大容量の太いものを用い
る)必要がある、即ち、起動運転時用電源供給回路45
及び出力回路44の両方とも大容量にする必要があるの
で、コストが高くなるという問題があった。又、起動運
転時用電源供給端子42に電力を供給するための外部電
源としては、大出力のものが必要となり、例えば商用電
源等が一般に用いられるが、商用電源は停電する場合が
あり、停止時に、商用電源が停電して、保温用加熱手段
1hへの電力供給が断たれると、燃料電池の保温ができ
なくなって燃料電池が劣化するため、耐久性の面で問題
があった。従って、停電することのない高信頼性の停止
時用電源を供給する面で改善の必要性があった。
【0007】ちなみに、起動運転時用電源供給端子42
に電力を供給するための外部電源として、前記商用電源
の代わりに、前記高信頼性を有する大出力の無停電電源
装置を用いて構成する場合が想定されるが、この構成の
ものは、大出力の無停電電源装置のコストが高いため実
用的でない。又、出力端子41及び起動運転時用電源供
給端子42に加えて、更に、停止時に外部から電力が供
給される停止時用電源供給端子を設けるとともに、停止
時に前記停止時用電源供給端子に供給される電力を保温
用加熱手段1h及び制御手段Cに供給する停止時用電源
供給回路を設けて構成する場合が想定される。この構成
のものは、前記停止時用電源供給端子に電力を供給する
ための外部電源としては、コストの安い小出力の無停電
電源装置を用いることができるものの、端子の数が増大
して回路構成が複雑になるため、全体としてコストが高
くなり実用的でない。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、コストが安く、しかも、高信頼
性の停止時用電源を供給できて耐久性の面で優れた燃料
電池利用の電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による燃料電池利
用の電源装置の特徴構成は、起動運転時に外部から電力
が供給され且つ定常運転時に前記直交変換装置からの出
力交流電力を出力する入出力端子と、停止時に外部から
電力が供給される停止時用電源供給端子とが設けられ、
起動運転時に前記入出力端子に供給される電力を前記起
動用加熱手段、前記補機及び前記制御手段に供給する入
力状態と、定常運転時に前記直交変換装置からの出力交
流電力を前記入出力端子に供給する出力状態とに択一的
に切り換え可能な入出力回路が設けられ、停止時に前記
停止時用電源供給端子に供給される電力を前記保温用加
熱手段及び前記制御手段に供給する停止時用電源供給回
路が開閉自在に設けられている点にある。
【0010】
【作用】上記特徴構成によれば、起動運転時には、入出
力回路を入力状態に切り換えて、入出力端子に供給され
る電力を入出力回路により起動用加熱手段、補機及び制
御手段に供給し、定常運転時には、入出力回路を出力状
態に切り換えて、直交変換装置からの出力交流電力を入
出力回路により入出力端子に供給する。又、停止時に
は、停止時用電源供給回路を閉成状態に切り換えて、停
止時用電源供給端子に供給される電力を停止時用電源供
給回路により保温用加熱手段及び制御手段に供給する。
【0011】
【発明の効果】従って、端子の数は、入出力端子と停止
時用電源供給端子との2個で、従来と同じであるので、
端子数の増大による回路構成の複雑化を抑制することが
でき、又、保温用加熱手段及び制御手段の消費電力は小
さいので、停止時用電源供給回路を小容量にすることが
でき、又、停止時用電源供給端子に電力を供給するため
の外部電源としては、コストの安い小出力の無停電電源
装置を用いることができるようになり、これらのことが
相まって、従来に比してコストを低減することができる
ようになった。しかも、高信頼性の停止時用電源を供給
できるようになったので、従来に比して耐久性を向上す
ることができるようになった。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて実施例を説明する。先
ず、図2に基づいて、燃料電池発電部の構成について説
明する、
【0013】図2中の1は、燃料電池であり、燃料ガス
供給部Sから供給される燃料ガス中の水素と送風機2か
ら供給される空気中の酸素とが電解質中で電気化学反応
をして、直流電力を発電するように構成してある。1h
は、燃料電池1の保温用ヒータであり、この保温用ヒー
タ1hは、燃料電池1の運転停止時に作動させて、電解
質としての燐酸の凍結を防止するように設けてある。即
ち、保温用ヒータ1hは、停止時に燃料電池1を保温す
る保温用加熱手段に相当する。
【0014】燃料ガス供給部Sは、天然ガス等の原燃料
ガスを脱硫する脱硫装置3と、水蒸気を生成する気水分
離器4と、脱硫装置3から供給される脱硫原燃料ガスと
気水分離器4から供給される水蒸気とを混合して噴出す
るエジェクタ5と、エジェクタ5から供給される脱硫原
燃料ガスと水蒸気とを水素ガスと一酸化炭素ガスを主成
分とする改質ガスに改質する改質装置6と、改質装置6
から供給される改質ガスを水素ガスと二酸化炭素を主成
分とする燃料ガスに変成する変成装置7を、主な構成装
置として構成してある。8は、冷却水を気水分離器4か
ら燃料電池1に循環供給するポンプである。
【0015】図2中の3hは、起動運転時に脱硫装置3
を脱硫反応が可能な温度に加熱するための脱硫装置用ヒ
ータ、4hは、起動運転時に気水分離器4を水蒸気生成
可能な温度に加熱するための気水分離器用ヒータ、7h
は、起動運転時に変成装置7を変成反応が可能な温度に
加熱するための変成装置用ヒータである。
【0016】即ち、起動運転においては、脱硫装置用ヒ
ータ3h、気水分離器用ヒータ4h及び変成装置用ヒー
タ7hを作動させて、燃料ガス供給部Sを燃料ガスの供
給が可能な温度に加熱し、定常運転において、燃料ガス
供給部Sから燃料電池1に燃料ガスを供給して、発電す
るように構成してある。従って、脱硫装置用ヒータ3
h、気水分離器用ヒータ4h及び変成装置用ヒータ7h
は、燃料電池1に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部S
を起動運転時に加熱する起動用加熱手段Hに相当する。
又、起動運転中及び定常運転中は、送風機2及びポンプ
8を作動させて、燃料電池1に空気を供給するとともに
冷却水を循環供給して、燃料電池1を駆動するように構
成してあり、従って、送風機2及びポンプ8は、補機A
に相当する。
【0017】次に、図1に基づいて、上述の如く構成し
た燃料電池発電部を利用した電源装置の構成について説
明する。図1中のGは、燃料電池発電部であり、11
は、燃料電池1からの出力直流電力を交流電力に変換す
る直交変換装置としてのインバータである。Cは、運転
状態に応じて保温用ヒータ1h、起動用加熱手段H及び
補機A夫々の作動を制御する制御手段としての制御装置
である。インバータ11の出力交流電力を、補機A及び
制御装置Cに供給する自立運転用電源供給回路13を開
閉自在に設けてある。自立運転用電源供給回路13は、
電線13wとその電線13wに介装した開閉装置13s
とから構成してあり、電線13wは、一端をインバータ
11に、他端を起動用加熱手段H、補機A、制御装置C
及び保温用ヒータ1hに対して並列接続点12にて並列
接続してある。尚、14,15,16夫々は、起動用加
熱手段H、補機A及び保温用ヒータ1h夫々への電力供
給を断続する開閉装置である。制御装置Cは、運転状態
に応じて、開閉装置14,15,16の開閉制御を行っ
て、保温用ヒータ1h、起動用加熱手段H及び補機A夫
々の作動を制御する。
【0018】起動運転時に外部から電力が供給され且つ
定常運転時にインバータ11からの出力交流電力を出力
する入出力端子17と、停止時に外部から電力が供給さ
れる停止時用電源供給端子18とを設けてある。
【0019】又、起動運転時に入出力端子17に供給さ
れる電力を起動用加熱手段H、補機A及び制御装置Cに
供給する入力状態と、定常運転時にインバータ11から
の出力交流電力を入出力端子17に供給する出力状態と
に択一的に切り換え可能な入出力回路19を設けてあ
る。入出力回路19は、一端をインバータ11に接続し
他端を入出力端子17に接続した電線19w1 と、その
電線19w1 に介装した開閉装置19s1 と、一端を電
線19w1 における開閉装置19s1 の介装箇所よりも
入出力端子17側の箇所に接続し他端を電線13wにお
ける開閉装置13sの介装箇所と並列接続点12との間
の箇所に接続した電線19w2 と、その電線19w2
介装した開閉装置19s2 とから構成してある。
【0020】又、停止時に、停止時用電源供給端子18
に供給される電力を保温用ヒータ1h及び制御手段Cに
供給する停止時用電源供給回路20を開閉自在に設けて
ある。停止時用電源供給回路20は、一端を電線13w
における開閉装置13sの介装箇所と並列接続点12と
の間の箇所に接続し他端を停止時用電源供給端子18に
接続した電線20wと、その電線20wに介装した開閉
装置20sとから構成してある。
【0021】入出力端子17からの出力ライン21と商
用電源22の出力ライン23を、外部負荷装置24に対
して並列接続してあり、本発明による電源装置と商用電
源22との連系にて、外部負荷装置24に対して電力供
給するように構成してある。又、停止時用電源供給端子
18には、停止時用電源供給ライン25を介して無停電
電源装置26を接続してある。
【0022】本実施例では、制御装置Cを利用して、停
止時及び起動運転時に応じて、開閉装置13s,19s
1 ,19s2 ,20s夫々の開閉制御により、入出力回
路19における入力状態及び出力状態の切り換え、及
び、停止時用電源供給回路20の開閉切り換えを実行し
て、制御装置C、保温用ヒータ1h、起動用加熱手段H
及び補機A夫々に対する電源供給を制御するように構成
してあり、以下、制御装置Cによる制御構成について説
明する。
【0023】停止時には、開閉装置16,20sを閉成
状態に切り換え、且つ、開閉装置13s,14,15,
19s1 ,19s2 を開成状態に切り換える。従って、
無停電電源装置26から停止時用電源供給端子18に供
給される電力が、電線20wを通じて保温用ヒータ1h
及び制御装置Cに供給される。
【0024】起動運転時には、開閉装置14,15,1
9s2 を閉成状態に切り換え、且つ、開閉装置13s,
16,19s1 ,20sを開成状態に切り換える。即
ち、入出力回路19は、入力状態に切り換えられ、従っ
て、商用電源22から入出力端子17に供給される電力
が、電線19w2 を通じて起動用加熱手段H、補機A及
び制御装置Cに供給される。
【0025】続いて、起動運転が終了した後の定常運転
においては、起動運転時の状態から、開閉装置14,1
9s2 を開成状態に切り換え、且つ、開閉装置13sを
閉成状態に切り換える。従って、インバータ11からの
出力交流電力が、補機A及び制御装置Cに供給されて自
立運転が実行される。更に、開閉装置19s1 を、商用
電源22と同期させた状態で閉成状態に切り換える。即
ち、入出力回路19は、出力状態に切り換えられ、従っ
て、インバータ11からの出力交流電力が電線19w1
を通じて入出力端子17に供給される。
【0026】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 図3に基づいて、別実施例を説明する。尚、本別実
施例においては、図1に示す実施例と同一の部材には同
一の符号を付して、その説明を省略する。起動運転時に
入出力端子17に供給される電力を起動用加熱手段H、
補機A及び制御装置Cに供給する入力状態と、定常運転
時にインバータ11からの出力交流電力を入出力端子1
7に供給する出力状態とに択一的に切り換え可能な入出
力回路31を設けてある。入出力回路31は、一端を電
線13wにおける開閉装置13sの介装箇所と並列接続
点12との間の箇所に接続し他端を入出力端子17に接
続した電線31wと、その電線31wに介装した開閉装
置31sとから構成してある。
【0027】本実施例では、制御装置Cを利用して、停
止時及び起動運転時に応じて、開閉装置13s,20
s,31s夫々の開閉制御により、入出力回路31にお
ける入力状態及び出力状態の切り換え、及び、停止時用
電源供給回路20の開閉切り換えを実行して、制御装置
C、保温用ヒータ1h、起動用加熱手段H及び補機A夫
々に対する電源供給を制御するように構成してあり、以
下、制御装置Cによる制御構成について説明する。
【0028】停止時には、開閉装置16,20sを閉成
状態に切り換え、且つ、開閉装置13s,14,15,
31sを開成状態に切り換える。従って、無停電電源装
置26から停止時用電源供給端子18に供給される電力
が、電線20wを通じて保温用ヒータ1h及び制御装置
32に供給される。
【0029】起動運転時には、開閉装置14,15,3
1sを閉成状態に切り換え、且つ、開閉装置13s,1
6,20sを開成状態に切り換える。即ち、入出力回路
31は、入力状態に切り換えられ、従って、商用電源2
2から入出力端子17に供給される電力が、電線31w
を通じて起動用加熱手段H、補機A及び制御装置Cに供
給される。
【0030】続いて、起動運転が終了した後の定常運転
においては、起動運転時の状態から、開閉装置14,3
1sを開成状態に切り換え、且つ、開閉装置13sを閉
成状態に切り換える。従って、インバータ11からの出
力交流電力が、補機A及び制御装置Cに供給されて自立
運転が実行される。更に、開閉装置31sを、商用電源
22と同期させた状態で閉成状態に切り換える。即ち、
入出力回路19は、出力状態に切り換えられ、従って、
インバータ11からの出力交流電力が電線31wを通じ
て入出力端子17に供給される。
【0031】 上記実施例において、無停電電源26
に代えて、非常用発電機を停止時用電源供給ライン25
を介して停止時用電源供給端子18に接続しても良い。
【0032】 上記実施例では、制御装置Cにより、
開閉装置13s,19s1 ,19s2,20s夫々の開
閉制御を行って、入出力回路19における入力状態及び
出力状態の切り換え、及び、停止時用電源供給回路20
の開閉切り換えを実行するように構成する場合について
例示したが、これに代えて、手動にて、開閉装置13
s,19s1 ,19s2 ,20s夫々の開閉制御を行っ
て、入出力回路19における入力状態及び出力状態の切
り換え、及び、停止時用電源供給回路20の開閉切り換
えを実行するように構成しても良い。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる燃料電池利用の電源装
置のブロック図
【図2】燃料電池利用の電源装置における燃料電池発電
部の全体構成図
【図3】別実施例における燃料電池利用の電源装置のブ
ロック図
【図4】従来の燃料電池利用の電源装置のブロック図
【符号の説明】
1 燃料電池 1h 保温用加熱手段 11 直交変換装置 13 自立運転用電源供給回路 17 入出力端子 18 停止時用電源供給端子 19,31 入出力回路 20 停止時用電源供給回路 A 補機 C 制御手段 H 起動用加熱手段 S 燃料ガス供給部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池(1)からの出力直流電力を交
    流電力に変換する直交変換装置(11)と、前記燃料電
    池(1)に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部(S)を
    起動運転時に加熱する起動用加熱手段(H)と、起動運
    転時及び定常運転時に前記燃料電池(1)を駆動する補
    機(A)と、停止時に前記燃料電池(1)を保温する保
    温用加熱手段(1h)と、運転状態に応じて前記保温用
    加熱手段(1h)、前記起動用加熱手段(H)及び前記
    補機(A)夫々の作動を制御する制御手段(C)とが設
    けられ、 前記直交変換装置(11)の出力交流電力を、前記補機
    (A)及び前記制御手段(C)に供給する自立運転用電
    源供給回路(13)が開閉自在に設けられた燃料電池利
    用の電源装置であって、 起動運転時に外部から電力が供給され且つ定常運転時に
    前記直交変換装置(11)からの出力交流電力を出力す
    る入出力端子(17)と、停止時に外部から電力が供給
    される停止時用電源供給端子(18)とが設けられ、 起動運転時に前記入出力端子(17)に供給される電力
    を前記起動用加熱手段(H)、前記補機(A)及び前記
    制御手段(C)に供給する入力状態と、定常運転時に前
    記直交変換装置(11)からの出力交流電力を前記入出
    力端子(17)に供給する出力状態とに択一的に切り換
    え可能な入出力回路(19),(31)が設けられ、 停止時に前記停止時用電源供給端子(18)に供給され
    る電力を前記保温用加熱手段(1h)及び前記制御手段
    (C)に供給する停止時用電源供給回路(20)が開閉
    自在に設けられている燃料電池利用の電源装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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