JPH06223765A - 走査電子顕微鏡における熱電子陰極自動制御方法 - Google Patents

走査電子顕微鏡における熱電子陰極自動制御方法

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JPH06223765A
JPH06223765A JP902093A JP902093A JPH06223765A JP H06223765 A JPH06223765 A JP H06223765A JP 902093 A JP902093 A JP 902093A JP 902093 A JP902093 A JP 902093A JP H06223765 A JPH06223765 A JP H06223765A
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JP
Japan
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sample
heating current
electron beam
electron
current
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Application number
JP902093A
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English (en)
Inventor
Hironobu Moriwaki
弘暢 森脇
Akihiko Haraguchi
明彦 原口
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NIPPON DENSHI TEKUNIKUSU KK
Jeol Ltd
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NIPPON DENSHI TEKUNIKUSU KK
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱電子陰極の加熱電流を最適な状態に正確に
自動的に設定することができる走査電子顕微鏡における
熱電子陰極の自動制御方法を実現する。 【構成】 コンピュータ20の制御により、加熱電源5
から熱電子陰極2に供給される電流を予想される最適値
Iaの値から少なめのIbに設定する。そして加熱電流
を徐々に増やしていき、その間試料13から発生する2
次電子を検出し、検出信号をAD変換器19によってデ
ィジタル信号に変換し、コンピュータ20に供給する。
コンピュータ20は2次電子信号強度の変化を監視し、
その強度が飽和した時点で加熱電源5を制御し、電流の
増加動作を停止させる。そして、2次電子信号強度が飽
和したときの加熱電流となるように加熱電源5を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電子銃を用いた走査
電子顕微鏡において、電子銃の熱電子陰極の加熱を自動
的に制御するための走査電子顕微鏡における熱電子陰極
の自動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】走査電子顕微鏡では、電子銃から発生し
た電子ビームを集束レンズ,対物レンズで試料上に細く
集束し、さらに、電子ビームを偏向コイルによって2次
元的に走査し、試料への電子ビームの照射によって発生
した2次電子や反射電子などを検出するようにしてい
る。検出された信号を電子ビームの2次元走査に同期し
た陰極線管に供給することにより、陰極線管上に2次電
子像や反射電子像を表示することができる。このような
走査電子顕微鏡において、電子銃としては、タングステ
ンやLaBなどの材料で形成された熱電子陰極を通電
加熱するタイプのものが広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱電子陰極
を用いた走査電子顕微鏡においては、良好な像を観察す
るためには、電子銃の熱電子陰極の加熱電流を最適に制
御することが重要である。すなわち、加熱電流を最適に
制御し、電子銃からの電子ビームの電流を最大とするこ
とにより、明るいSN比の優れた走査像を得ることがで
きる。しかしながら、この加熱電流の調整は、観察者が
走査像を観察しながら手動で行っており、熟練を要する
作業であると共に、最適な状態に電流を設定することは
困難である。
【0004】また、加熱電流を自動設定することも行わ
れている。この自動設定においては、加熱電流を変化さ
せて熱電子陰極からのエミッション電流を測定し、この
電流の変化率(微分処理)を求め、変化率が特定の値と
なった際の電流に熱電子陰極の加熱電流を設定してい
る。しかしながら、変化率(微分)を用いる方式のた
め、設定変化率がある範囲を有しているので、自動設定
後において常に一定のエミッション電流とならず(再現
性が悪く)、正確な制御を行うことが困難である。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、熱電子陰極の加熱電流を最適な状
態に正確に自動的に設定することができる走査電子顕微
鏡における熱電子陰極の自動制御方法を実現するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく走査電子
顕微鏡における熱電子陰極の自動制御方法は、熱電子陰
極を通電加熱する方式の電子銃からの電子ビームを試料
上に細く集束すると共に、電子ビームを2次元的に走査
し、試料への電子ビームの照射に伴って得られた情報に
基づいて試料の走査像を得るようにした走査電子顕微鏡
において、熱電子陰極の加熱電流を初期状態から変化さ
せると共に、試料からの情報信号を検出し、加熱電流を
増加させても検出信号強度が飽和してほぼ変化しない状
態に加熱電流を設定するか、あるいは、加熱電流を検出
信号の急峻なピークの時の電流値に設定するようにした
ことを特徴としている。
【0007】また、上記加熱電流の設定動作の前に、熱
電子陰極の加熱電流を初期状態に設定すると共に、試料
からの情報信号を検出しつつ、電子銃のアライメント手
段を操作して電子銃からの電子ビームの出射方向の傾斜
状態を変化させ、検出信号の最大値の状態に電子ビーム
の傾斜方向を設定する傾斜方向の設定と、電子ビームの
出射方向を水平方向に変化させ、検出信号の最大値の状
態に電子ビームの出射方向の水平方向位置を設定する水
平方向位置の設定とを行うようにしたことを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明に基づく走査電子顕微鏡における熱電子
陰極の自動制御方法は、熱電子陰極の加熱電流を初期状
態から変化させると共に、試料からの情報信号を検出
し、加熱電流を増加させても検出信号強度が飽和してほ
ぼ変化しない状態に加熱電流を設定するか、あるいは、
加熱電流を検出信号の急峻なピークの時の電流値に設定
する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明を実施するための走査電子
顕微鏡の一例を示しており、1は電子銃である。電子銃
1はタングステンやLaBなどの材料で形成された熱
電子陰極(フィラメントともいう)2,ウェーネルト電
極3,アノード4を有している。熱電子陰極2は加熱電
源5によって通電加熱されると共に、加速電源6から加
速電圧が印加される。熱電子陰極2とウェーネルト電極
3との間にはバイアス抵抗7が挿入されている。また、
アノード4は接地されている。
【0010】アノード4の下部にはアライメントコイル
8,9が配置されているが、アライメントコイル8,9
にはアライメント電源10からアライメント電流が供給
される。電子銃1から発生し加速された電子ビームは集
束レンズ11,対物レンズ12によって細く集束され、
試料13に照射される。試料13上の電子ビームの照射
位置は、偏向コイル14に走査信号を供給することによ
って走査される。15は偏向コイル14に走査信号を供
給する走査信号発生回路である。
【0011】試料13への電子ビームの照射に伴って発
生した2次電子は、フォトマルチプライアなどの2次電
子検出器16によって検出される。検出器16によって
検出された信号は、増幅器17によって増幅された後、
陰極線管18に輝度変調信号として供給される。また、
増幅器17の出力信号は、AD変換器19によってディ
ジタル信号に変換された後、コンピュータ20に供給さ
れる。コンピュータ20は、熱電子陰極の加熱電源5,
加速電源6,アライメント電源10,走査信号発生回路
15などを制御する。このような構成の動作を次に説明
する。
【0012】通常の走査像を得る場合、コンピュータ2
0は走査信号発生回路15を制御し、試料13上の所望
の範囲を電子ビームが走査するように、回路15から走
査信号を偏向コイル14に供給する。試料13への電子
ビームの照射に伴って発生した2次電子は、検出器16
によって検出され、検出信号は増幅器17によって増幅
された後、走査信号が供給されている陰極線管18に輝
度信号として供給されることから、陰極線管18上には
試料13の所定領域の2次電子走査像が表示される。
【0013】さて、上記した走査像の取得の前に、熱電
子陰極2の加熱電流を制御し、熱電子陰極2からのエミ
ッションを最適に設定する必要がある。ここで、加熱電
源5から熱電子陰極2に供給される電流を変化させ、熱
電子陰極から放出された電子ビームを試料13上に照射
し、その際試料13から発生した2次電子を検出する
と、加熱電流の変化に対し、2次電子の検出信号は図2
に示すように変化する。この変化曲線では、加熱電流が
ある値(Ia)になると、それ以上加熱電流を増加させ
ても2次電子信号の強度は飽和しており、一定となる。
本発明の一実施例では、加熱電源5から熱電子陰極2に
供給される電流を、この2次電子信号の飽和点における
加熱電流Iaに設定する。この設定の方法を次に説明す
る。
【0014】まず、コンピュータ20の制御により、加
熱電源5から熱電子陰極2に供給される電流を予想され
る最適値Iaの値から少なめのIbに設定する。そして
加熱電流を徐々に増やしていき、その間試料13から発
生する2次電子を検出し、検出信号をAD変換器19に
よってディジタル信号に変換し、コンピュータ20に供
給する。コンピュータ20は2次電子信号強度の変化を
監視し、その強度が飽和した時点で加熱電源5を制御
し、電流の増加動作を停止させる。そして、2次電子信
号強度が飽和したときの加熱電流となるように加熱電源
5を制御する。その後、この加熱電流のもとで電子ビー
ムを発生させ、試料13の所望領域で走査することによ
り、最適の輝度の走査像を得ることが可能となる。
【0015】この2次電子が飽和する電流値はフィラメ
ントのある使用時間内では一点であり、そのため、この
実施例における加熱電流の自動設定は正確に所定の電流
値とすることができ、また、再現性にも優れている。な
お、2次電子信号強度が熱電子陰極2の加熱電流の増加
によっても飽和して一定値となる理由は、熱電子陰極か
らのエミッション電流は加熱電流の増加にともなって増
加するものの、エミッション電流が特定の値以上となる
と、電子はウェーネルト電極3により多く当たるように
なり、アノード4を通って試料に向かう電子の量は変化
しなくなるためである。
【0016】上述した実施例において、試料13に照射
される電子ビームの焦点をずらした状態と正確に焦点が
あった状態とで自動加熱電流の設定を行ったが、焦点を
ずらした状態のほうがより再現性に優れていることが確
認された。また、試料上で走査しながら加熱電流の設定
を行った場合と、試料13上にスポット状に電子ビーム
を照射し、電子ビームの走査を行わない場合とで比較を
行ったが、スポット状に電子ビームを照射した状態で加
熱電流の自動設定を行うほうがより再現性が優れている
ことが確認された。
【0017】前記した実施例では、図2に示した変化曲
線を用いて自動的に加熱電流の設定を行ったが、電子銃
1からの電子ビームの軸が合っていない場合には、図3
に示すように飽和点(Ia)を過ぎてから加熱電流を増
加させると2次電子信号強度が減少してしまう。この図
3に示したカーブでは、正確な加熱電流の設定が困難と
なる。そのため、加熱電流の自動設定の前に、電子銃1
のアライメントを行う必要がある。
【0018】この電子銃1のアライメントは、まず加熱
電流を適宜な値に固定し、コンピュータ20からの制御
によってアライメント電源10を制御し、アライメント
コイル8,9に電子ビームの照射方向の傾斜補正の信号
を供給する。この際、常に2次電子検出信号の強度を監
視し、信号強度が最大のときのコイル8,9に供給した
アライメント電流の組み合わせを検出し、傾斜補正のア
ライメント電流をその組み合わせに設定する。次にアラ
イメントコイル8,9に水平(X,Y)方向のシフト用
の補正信号を供給し、傾斜補正と同様に2次電子検出信
号を監視する。そして、信号強度が最大のときのコイル
8,9に供給したアライメント電流の組み合わせを検出
し、水平方向の補正のアライメント電流をその組み合わ
せに設定する。このような動作を行うことにより、図3
の変化カーブを図2の変化カーブとすることができ、そ
の後自動的な加熱電流の設定動作を行えば、再現性の良
い正確な加熱電流の設定を実行することができる。な
お、電子銃1のアライメントは、先ず水平方向の補正
(設定)を行い、次に傾斜方向の補正(設定)を行って
も良い。
【0019】前記した自動的な加熱電流の設定は、図2
のカーブにおいて、2次電子検出信号が飽和する点Ia
に対して行ったが、このIa点は、加熱電流の値が最も
低い状態である。従って、この状態で走査像を得れば、
最適な輝度とコントラストの像を得ることができる一
方、加熱電流が低いので熱電子陰極2の寿命も長くする
ことができる。熱電子陰極2の寿命を更に長くするため
には、加熱電流をより低い状態で使用すれば良く、例え
ば、図2のカーブで最初のピーク位置Icに加熱電流を
設定しても、輝度について言えばかなり良い状態で使用
することができる。しかしながら、最初のピーク位置I
cで使用すると、電子銃1の輝度は比較的高いものの、
電子ビームのビーム径は大きくなり、試料13上で細く
集束できず、得られる像の分解能が悪化してしまう。
【0020】ところで、像倍率が低くなると必ずしも電
子ビームを最大に細く絞る必要もなくなる。すなわち、
倍率が低い場合には、最初のピークIcで加熱電流を設
定しても分解能上はそれ程影響されない。このような点
から、倍率が低い場合には、最初のピークIcに加熱電
流を設定して使用することは熱電子陰極2の寿命を考慮
すると有効である。そのため、倍率が低く設定された場
合、例えば、5千倍以下の場合、コンピュータ20から
の制御により加熱電源5は制御され、熱電子陰極2に供
給される加熱電流の値は低くされる。加熱電流を徐々に
低くすると共に2次電子信号強度の変化を監視し、コン
ピュータ20により急峻に2次電子検出信号強度が変化
する位置(Ic)を検出し、この検出した位置における
加熱電流に熱電子陰極の加熱電流を設定する。
【0021】なお、この最初のピーク位置Icを利用す
る場合、僅かな加熱電流の変化により輝度が大きく変化
するため、短いステップで加熱電流の自動設定動作を実
行する必要がある。もちろん、飽和位置Iaを利用する
場合には、加熱電流の変化に対する輝度(2次電子信号
強度)の変化は僅かであるので、加熱電流の自動設定動
作を行うステップはそれ程短くする必要はない。
【0022】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこれらの実施例に限定されない。例えば、2次電子信
号を監視するようにしたが、反射電子信号や試料の吸収
電流などを監視するようにしても良い。
【0023】また、上記実施例においては、先ず加熱電
流を予想される最適値Iaの値から少なめのIbに設定
したが、加熱電流をIaの値から若干多めの値に設定
し、加熱電流をIaよりも更に下げ、そして電流を徐々
に増やしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づく走
査電子顕微鏡における熱電子陰極の自動制御方法は、熱
電子陰極の加熱電流を初期状態から変化させると共に、
試料からの情報信号を検出し、加熱電流を増加させても
検出信号強度が飽和してほぼ変化しない状態に加熱電流
を設定するか、あるいは、加熱電流を検出信号の急峻な
ピークの時の電流値に設定するようにしたので、熱電子
陰極の加熱電流を最適な状態に正確に自動的に設定する
ことができる。また、より低い加熱電流に設定できるの
で、熱電子陰極の寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための走査電子顕微鏡の一例
を示す図である。
【図2】熱電子陰極の加熱電流と試料の2次電子信号強
度との関係を示す図である。
【図3】熱電子陰極の加熱電流と試料の2次電子信号強
度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 電子銃 2 熱電子陰極 3 ウェーネルト電極 4 アノード 5 加熱電源 6 加速電源 7 バイアス抵抗 8,9 アライメントコイル 10 アライメント電源 11 集束レンズ 12 対物レンズ 13 試料 14 偏向コイル 15 走査信号発生回路 16 2次電子検出器 18 陰極線管 19 AD変換器 20 コンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電子陰極を通電加熱する方式の電子銃
    からの電子ビームを試料上に細く集束すると共に、電子
    ビームを2次元的に走査し、試料への電子ビームの照射
    に伴って得られた情報に基づいて試料の走査像を得るよ
    うにした走査電子顕微鏡において、熱電子陰極の加熱電
    流を初期状態から変化させると共に、試料からの情報信
    号を検出し、加熱電流を増加させても検出信号強度が飽
    和してほぼ変化しない状態に加熱電流を設定するように
    した走査電子顕微鏡における熱電子陰極の自動制御方
    法。
  2. 【請求項2】 熱電子陰極を通電加熱する方式の電子銃
    からの電子ビームを試料上に細く集束すると共に、電子
    ビームを2次元的に走査し、試料への電子ビームの照射
    に伴って得られた情報に基づいて試料の走査像を得るよ
    うにした走査電子顕微鏡において、熱電子陰極の加熱電
    流を初期状態に設定すると共に、試料からの情報信号を
    検出しつつ、電子銃のアライメント手段を操作して電子
    銃からの電子ビームの出射方向の傾斜状態を変化させ、
    検出信号の最大値の状態に電子ビームの傾斜方向を設定
    する傾斜方向の設定と、電子ビームの出射方向を水平方
    向に変化させ、検出信号の最大値の状態に電子ビームの
    出射方向の水平方向位置を設定する水平方向位置の設定
    とを行い、その後、熱電子陰極の加熱電流を初期状態か
    ら変化させると共に、試料からの情報信号を検出し、加
    熱電流を増加させても検出信号強度が飽和してほぼ変化
    しない状態に加熱電流を設定するようにした走査電子顕
    微鏡における熱電子陰極の自動制御方法。
  3. 【請求項3】 熱電子陰極を通電加熱する方式の電子銃
    からの電子ビームを試料上に細く集束すると共に、電子
    ビームを2次元的に走査し、試料への電子ビームの照射
    に伴って得られた情報に基づいて試料の走査像を得るよ
    うにした走査電子顕微鏡において、熱電子陰極の加熱電
    流を初期状態から変化させると共に、試料からの情報信
    号を検出し、加熱電流を検出信号の急峻なピークの時の
    電流値に設定するようにした走査電子顕微鏡における熱
    電子陰極の自動制御方法。
JP902093A 1993-01-22 1993-01-22 走査電子顕微鏡における熱電子陰極自動制御方法 Pending JPH06223765A (ja)

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JP (1) JPH06223765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004192903A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Prazmatec:Kk 電子銃
KR100858982B1 (ko) * 2007-07-23 2008-09-17 서울산업대학교 산학협력단 통합 제어형 전자현미경

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004192903A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Prazmatec:Kk 電子銃
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Effective date: 20000606