JPH06223675A - ラバースイッチ - Google Patents
ラバースイッチInfo
- Publication number
- JPH06223675A JPH06223675A JP2996793A JP2996793A JPH06223675A JP H06223675 A JPH06223675 A JP H06223675A JP 2996793 A JP2996793 A JP 2996793A JP 2996793 A JP2996793 A JP 2996793A JP H06223675 A JPH06223675 A JP H06223675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- pair
- operation button
- rubber switch
- contacts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作ボタンがどのように操作されても、片当
りなく正しくスイッチ・オンさせることができるラバー
スイッチを得る。 【構成】 ラバー製のスイッチシート1に一体形成した
操作ボタン2の内端に端子3を装着するとともに、この
端子3に間隙をもって対向する一対の接点4,5を基板
6表面に形成し、操作ボタン2の押圧弾性変位によって
端子3を一対の接点4,5に亘って接触させるように構
成したラバースイッチにおいて、一対の接点4,5を、
それぞれ半径方向に互いに入り込む櫛歯状に形成して環
状に配備してある。
りなく正しくスイッチ・オンさせることができるラバー
スイッチを得る。 【構成】 ラバー製のスイッチシート1に一体形成した
操作ボタン2の内端に端子3を装着するとともに、この
端子3に間隙をもって対向する一対の接点4,5を基板
6表面に形成し、操作ボタン2の押圧弾性変位によって
端子3を一対の接点4,5に亘って接触させるように構
成したラバースイッチにおいて、一対の接点4,5を、
それぞれ半径方向に互いに入り込む櫛歯状に形成して環
状に配備してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プッシュホン、各種の
OA機器、等の押しボタンスイッチに利用されるラバー
スイッチに関する。
OA機器、等の押しボタンスイッチに利用されるラバー
スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にラバースイッチは、図5に示すよ
うに、ラバー製のスイッチシート1に一体形成した操作
ボタン2の内端にカーボン製の端子3を装着するととも
に、この端子3に間隙をもって対向する一対の接点4,
5を基板6の表面に形成し、操作ボタン2の押圧弾性変
位によって端子3を一対の接点4,5に亘って接触させ
るように構成されており、図6(a),(b)に示すよ
うに、端子3は円形に、また、接点4,5は半割り円形
に形成されていた。
うに、ラバー製のスイッチシート1に一体形成した操作
ボタン2の内端にカーボン製の端子3を装着するととも
に、この端子3に間隙をもって対向する一対の接点4,
5を基板6の表面に形成し、操作ボタン2の押圧弾性変
位によって端子3を一対の接点4,5に亘って接触させ
るように構成されており、図6(a),(b)に示すよ
うに、端子3は円形に、また、接点4,5は半割り円形
に形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成においては、
操作ボタン2が基板6に対して直角に押圧されると端子
3が両接点4,5に正しく同時に接触するのであるが、
斜めに押圧されると操作ボタン3が傾斜してしまい、こ
れに伴って傾斜した端子3が一方の接点4あるいは5に
だけ片当りして正しくスイッチ・オンしない場合が発生
するおそれがあった。
操作ボタン2が基板6に対して直角に押圧されると端子
3が両接点4,5に正しく同時に接触するのであるが、
斜めに押圧されると操作ボタン3が傾斜してしまい、こ
れに伴って傾斜した端子3が一方の接点4あるいは5に
だけ片当りして正しくスイッチ・オンしない場合が発生
するおそれがあった。
【0004】また、このような不具合を回避するため
に、図7に示すように、両接点4,5を櫛歯状に入り込
ませた形状に構成したものもあるが、この場合、櫛歯部
の噛み合い方向である図中のA方向に対しては多少接触
点のズレがあっても正しくスイッチ・オンするが、これ
と直交するB方向に端子が傾くとやはり片当り接触が発
生する可能性があり、改良の余地があった。
に、図7に示すように、両接点4,5を櫛歯状に入り込
ませた形状に構成したものもあるが、この場合、櫛歯部
の噛み合い方向である図中のA方向に対しては多少接触
点のズレがあっても正しくスイッチ・オンするが、これ
と直交するB方向に端子が傾くとやはり片当り接触が発
生する可能性があり、改良の余地があった。
【0005】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、操作ボタンがどのように操作されて
も、片当りなく正しくスイッチ・オンさせることができ
るようにすることを第1の目的とする。また、本発明の
他の目的は、前記目的に加えてラバースイッチの機能ア
ップを図ることにある。
れたものであって、操作ボタンがどのように操作されて
も、片当りなく正しくスイッチ・オンさせることができ
るようにすることを第1の目的とする。また、本発明の
他の目的は、前記目的に加えてラバースイッチの機能ア
ップを図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成を採る。すなわち、本第1
発明は、ラバー製のスイッチシートに一体形成した操作
ボタンの内端に端子を装着するとともに、この端子に間
隙をもって対向する一対の接点を基板表面に形成し、操
作ボタンの押圧弾性変位によって端子を一対の接点に亘
って接触させるように構成したラバースイッチであっ
て、前記一対の接点を、それぞれ半径方向に互いに入り
込む櫛歯状に形成して環状に配備してあることを特徴と
する。
に、本発明は次のような構成を採る。すなわち、本第1
発明は、ラバー製のスイッチシートに一体形成した操作
ボタンの内端に端子を装着するとともに、この端子に間
隙をもって対向する一対の接点を基板表面に形成し、操
作ボタンの押圧弾性変位によって端子を一対の接点に亘
って接触させるように構成したラバースイッチであっ
て、前記一対の接点を、それぞれ半径方向に互いに入り
込む櫛歯状に形成して環状に配備してあることを特徴と
する。
【0007】また、本第2発明は、ラバー製のスイッチ
シートに一体形成した操作ボタンの内端に端子を装着す
るとともに、この端子に間隙をもって対向する一対の接
点を基板表面に形成し、操作ボタンの押圧弾性変位によ
って端子を一対の接点に亘って接触させるように構成し
たラバースイッチであって、前記一対の接点を、それぞ
れ半径方向に互いに入り込む櫛歯状に形成して環状に配
備するとともに、その中心部に発光体を設け、かつ、前
記端子をリング状に形成するとともに、操作ボタンを透
光可能に構成してあることを特徴とする。
シートに一体形成した操作ボタンの内端に端子を装着す
るとともに、この端子に間隙をもって対向する一対の接
点を基板表面に形成し、操作ボタンの押圧弾性変位によ
って端子を一対の接点に亘って接触させるように構成し
たラバースイッチであって、前記一対の接点を、それぞ
れ半径方向に互いに入り込む櫛歯状に形成して環状に配
備するとともに、その中心部に発光体を設け、かつ、前
記端子をリング状に形成するとともに、操作ボタンを透
光可能に構成してあることを特徴とする。
【0008】
【作用】第1発明の構成によると、一対の接点が櫛歯状
に入り込んで環状に配備されているので、操作ボタンが
傾斜操作されて端子がどのように傾いても、周方向のい
ずれかの箇所において両接点の櫛歯状部分に同時に接触
して、正しいスイッチ・オン状態が得られる。
に入り込んで環状に配備されているので、操作ボタンが
傾斜操作されて端子がどのように傾いても、周方向のい
ずれかの箇所において両接点の櫛歯状部分に同時に接触
して、正しいスイッチ・オン状態が得られる。
【0009】また、第2発明の構成によると、上記機能
に加えて、接点の中心にある発光体からの光を、端子お
よび操作ボタンを通して外部に導くことができ、取扱性
に優れた照明付きボタンスイッチを構成することができ
る。
に加えて、接点の中心にある発光体からの光を、端子お
よび操作ボタンを通して外部に導くことができ、取扱性
に優れた照明付きボタンスイッチを構成することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1および図2に、本第1発明の実施例を示す。
このラバースイッチは、ラバー製のスイッチシート1に
一体形成した操作ボタン2の内端にカーボン製の端子3
を装着するとともに、この端子3に間隙をもって対向す
る一対の接点4,5を基板6の表面にプリント形成し、
操作ボタン2の押圧弾性変位によって端子3を一対の接
点4,5に亘って接触させるように構成されている。
する。図1および図2に、本第1発明の実施例を示す。
このラバースイッチは、ラバー製のスイッチシート1に
一体形成した操作ボタン2の内端にカーボン製の端子3
を装着するとともに、この端子3に間隙をもって対向す
る一対の接点4,5を基板6の表面にプリント形成し、
操作ボタン2の押圧弾性変位によって端子3を一対の接
点4,5に亘って接触させるように構成されている。
【0011】ここで、図2(a),(b)に示すよう
に、前記一対の接点4,5は、それぞれ半径方向に互い
に入り込む櫛歯状に形成して環状に配備されるととも
に、端子3が接点4,5の外径より小径のリング状に構
成され、操作ボタン2が傾斜操作されて端子3がどのよ
うに傾いても、周方向のいずれかの箇所において両接点
4,5の櫛歯状部分に同時に接触して、正しいスイッチ
・オン状態が得られるようになっている。
に、前記一対の接点4,5は、それぞれ半径方向に互い
に入り込む櫛歯状に形成して環状に配備されるととも
に、端子3が接点4,5の外径より小径のリング状に構
成され、操作ボタン2が傾斜操作されて端子3がどのよ
うに傾いても、周方向のいずれかの箇所において両接点
4,5の櫛歯状部分に同時に接触して、正しいスイッチ
・オン状態が得られるようになっている。
【0012】なお、上記実施例では、端子3をリング状
に構成したが、本第1発明では必ずしもそうする必要は
なく、端子3を円板状に構成してもよい。
に構成したが、本第1発明では必ずしもそうする必要は
なく、端子3を円板状に構成してもよい。
【0013】図3および図4に、本第2発明の実施例を
示す。この場合、上記第1発明の構成において、前記接
点4,5の中心に位置させてミニモールドLEDやチッ
プLEDなどの発光体7が基板6上に配備されるととも
に、スイッチシート1自体が透光性を有するシリコンゴ
ムなどの材料で形成され、発光体7からの光がリング状
の端子3および操作ボタン2を通して外部に導かれるよ
うになっている。
示す。この場合、上記第1発明の構成において、前記接
点4,5の中心に位置させてミニモールドLEDやチッ
プLEDなどの発光体7が基板6上に配備されるととも
に、スイッチシート1自体が透光性を有するシリコンゴ
ムなどの材料で形成され、発光体7からの光がリング状
の端子3および操作ボタン2を通して外部に導かれるよ
うになっている。
【0014】この場合、発光体7は常時発光して操作ボ
タン2の識別を容易にするのに利用したり、あるいは、
スイッチ・オンしたときだけ発光させて操作の確認に利
用する等、任意の使用形態で実施できる。
タン2の識別を容易にするのに利用したり、あるいは、
スイッチ・オンしたときだけ発光させて操作の確認に利
用する等、任意の使用形態で実施できる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本第1
発明によると、操作ボタンがどのような方向に傾斜操作
されても、ボタン内端の端子が基板上の両接点に同時接
触するので、スイッチを確実にON状態にすることがで
きる。
発明によると、操作ボタンがどのような方向に傾斜操作
されても、ボタン内端の端子が基板上の両接点に同時接
触するので、スイッチを確実にON状態にすることがで
きる。
【0016】また、本第2発明によると、第1発明の機
能に照明機能が付加されているので、さらに取扱い性を
向上するのに有効である。
能に照明機能が付加されているので、さらに取扱い性を
向上するのに有効である。
【図1】第1発明の実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図2】(a)接点の平面図である。 (b)端子の平面図である。
【図3】第2発明の実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図4】接点の平面図である。
【図5】従来例の要部の縦断面図である。
【図6】(a)接点の平面図である。 (b)端子の平面図である。
【図7】従来の他の接点の平面図である。
1… スイッチシート 2… 操作ボタン 3… 端子 4,5… 接点 6… 基板 7… 発光体
Claims (2)
- 【請求項1】 ラバー製のスイッチシートに一体形成し
た操作ボタンの内端に端子を装着するとともに、この端
子に間隙をもって対向する一対の接点を基板表面に形成
し、操作ボタンの押圧弾性変位によって端子を一対の接
点に亘って接触させるように構成したラバースイッチで
あって、 前記一対の接点を、それぞれ半径方向に互いに入り込む
櫛歯状に形成して環状に配備してあることを特徴とする
ラバースイッチ。 - 【請求項2】 ラバー製のスイッチシートに一体形成し
た操作ボタンの内端に端子を装着するとともに、この端
子に間隙をもって対向する一対の接点を基板表面に形成
し、操作ボタンの押圧弾性変位によって端子を一対の接
点に亘って接触させるように構成したラバースイッチで
あって、 前記一対の接点を、それぞれ半径方向に互いに入り込む
櫛歯状に形成して環状に配備するとともに、その中心部
に発光体を設け、かつ、前記端子をリング状に形成する
とともに、操作ボタンを透光可能に構成してあることを
特徴とするラバースイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2996793A JPH06223675A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | ラバースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2996793A JPH06223675A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | ラバースイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06223675A true JPH06223675A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12290744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2996793A Pending JPH06223675A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | ラバースイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06223675A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104299832A (zh) * | 2014-10-15 | 2015-01-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 发光按键 |
KR20200085119A (ko) * | 2019-01-04 | 2020-07-14 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 실리콘 버튼모듈 및 이를 포함하는 차량 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP2996793A patent/JPH06223675A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104299832A (zh) * | 2014-10-15 | 2015-01-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 发光按键 |
CN104299832B (zh) * | 2014-10-15 | 2016-06-22 | 京东方科技集团股份有限公司 | 发光按键 |
KR20200085119A (ko) * | 2019-01-04 | 2020-07-14 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 실리콘 버튼모듈 및 이를 포함하는 차량 |
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