JP2007305385A - 押釦スイッチおよびこの押釦スイッチの作製に用いられる接点ばね付きシート - Google Patents

押釦スイッチおよびこの押釦スイッチの作製に用いられる接点ばね付きシート Download PDF

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Abstract

【課題】照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる押釦スイッチの提供。
【解決手段】押圧操作される操作部材3と、この操作部材3に対向する基板4上に設けられた円環状固定接点5および中央固定接点6と、操作部材3と中央固定接点6との間に配置され、中央固定接点6に対応する可動接点9が頂部の凹曲面側に設けられたドーム状の接点ばね7と、基板4に設けられ押釦スイッチの照光の光源となる発光素子13とを備えている。接点ばね7の凸曲面側にはシート部材10が粘着されている。このシート部材10は接点ばね7の外周側において基板4に粘着されることで接点ばね7を基板4に対して反転および復元可能に固定している。シート部材10の操作部材3側の面には発光素子13が発する光を操作部材3の方向へ誘導する複数の突起14が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、断面形状がアーチ状に形成された導電性を有する接点ばねが反転および復元することでオンまたはオフする押釦スイッチ、および、この押釦スイッチの作製に用いられる接点ばね付きシートに関する。
従来の押釦スイッチとしては特許文献1に示されたものがある。この従来の押釦スイッチは、押圧操作される操作部材と、この操作部材に対向する基板上に設けられた固定接点とを備えている。操作部材と固定接点との間には、断面の基本形状がアーチ状に形成された弾性体であって、固定接点に対応する可動接点が頂部の凹曲面側に設けられた接点ばねが配置されている。
基板上における接点ばねの側方には、押釦スイッチの照光の光源となる発光素子が設けられている。基板上には、発光素子が発する光を操作部材に導くための導光板が設けられている。
特許第2768030号公報
ところで、押釦スイッチに対しては薄型化の要望がある。前述した従来技術のように基板上に導光板が設けられるものでは、光を誘導するのに十分な板厚を導光板にもたせなければならないことが、押釦スイッチの薄型化の障害になっていた。
本発明は、前述した実状を考慮してなされたものであり、その目的は、照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる押釦スイッチ、および、この押釦スイッチの作製に用いられる接点ばね付きシートを提供することにある。
〔1〕本発明の押釦スイッチは、押圧操作される操作部材と、この操作部材に対向する基板上に設けられた固定接点と、断面の基本形状がアーチ状に形成された弾性体であって、前記操作部材と前記固定接点との間に配置され、前記固定接点に対応する可動接点が頂部の凹曲面側に設けられた接点ばねと、前記基板に設けられ押釦スイッチの照光の光源となる発光素子とを備えている押釦スイッチであって、前記接点ばねの凸曲面側と前記基板とに粘着されていて前記基板に対して前記接点ばねを反転および復元可能に固定するシート部材を備えていて、このシート部材の前記操作部材側の面に、前記発光素子が発する光を誘導する凹凸が複数設けられていることを特徴とする。
このように構成された本発明では、シート部材に設けられた複数の凹凸が、それらの表面での光の反射によって、発光素子が発する光を誘導する。シート部材に凹凸が設けられたものの厚さ寸法は、導光板よりも薄くすることが可能であるので、照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる。
〔2〕本発明の押釦スイッチは、「〔1〕」に記載の押釦スイッチにおいて、前記凹凸を形成する凹部の深さの程度および凸部の突出する程度の少なくとも一方が部分的に異なっていることを特徴とする。
このように構成した本発明では、照光により模様を形成させるために照光の輝度を部分的に異ならせたり、発光素子からの距離に関係なく輝度を均一にしたりするというように、照光の調整を行うことができる。
〔3〕本発明の押釦スイッチは、「〔1〕」に記載の発明において、前記凹凸の密度が部分的に異なっていることを特徴とする。
このように構成された本発明でも、照光により模様を形成させるために照光の輝度を部分的に異ならせたり、発光素子からの距離に関係なく輝度を均一にしたりするというように、照光の調整を行うことができる。
〔4〕本発明の押釦スイッチは、「〔1〕」に記載の発明において、前記凹凸が前記シート部材に突起を印刷することによって設けられていることを特徴とする。
このように構成された本発明では、凹凸を容易にシート部材に設けることができる。
〔5〕本発明の押釦スイッチは、「〔1〕」に記載の発明において、前記シート部材を挟んで前記接点ばねの頂部に対向するように、前記シート部材および前記操作部材の少なくとも一方に設けられ、前記操作部材に与えられる押圧力を前記接点ばねに伝達するための伝達部を備えていて、この伝達部が、光透過性を有していていることを特徴とする。
このように構成された本発明では、操作部材に与えられた押圧力を接点ばねの頂部に確実に伝達することができる。また、伝達部が光透過性を有するので、伝達部により照光が阻害されるという事態が生じないようにすることができる。
〔6〕本発明の接点ばね付きシートは、「〔1〕」〜「〔5〕」のいずれか1に記載の押釦スイッチの作製に用いられる接点ばね付きシートであって、前記接点ばねと前記シート部材とを備えていて、前記接点ばねの凸曲面側と前記シート部材とが粘着されていて、前記シート部材が、前記基板に設けられた前記発光素子を露出させる孔を有していることを特徴とする。
このように構成された本発明では、発光素子が設けられた基板に対して、孔に発光素子を挿通させながらシート部材を貼り付けることによって、接点ばねとシート部材とをまとめて基板に設けることができる。したがって、照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる押釦スイッチの作製の効率の向上に貢献できる。
〔7〕本発明の接点ばね付きシートは、「〔6〕」に記載の接点ばね付きシートにおいて、前記接点ばねが粘着された前記シート部材の面と前記接点ばねとを覆った状態で、前記シート部材に剥離可能に粘着された剥離シートを備えていることを特徴とする。
このように構成された本発明では、搬送時や保管時に、接点ばねが粘着されたシート部材の面と接点ばねとを剥離シートによって保護することができる。
本発明の押釦スイッチによれば、照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる。また、本発明の接点ばね付きシートによれば、照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる押釦スイッチの作製の効率の向上に貢献できる。
本発明の押釦スイッチの一実施形態、および、本発明の接点ばね付きシートの一実施形態のそれぞれについて説明する。
<押釦スイッチ>
はじめに、本発明の押釦スイッチの一実施形態について図1,2を用いて説明する。図1は本発明の押釦スイッチの一実施形態を複数備えた操作盤から操作部材を取り除いた状態を示す平面図、図2は図1のII−II断面に対応する押釦スイッチの断面図である。
図2に示すように、本実施形態である押釦スイッチ2は、押圧操作されるシート状の操作部材3を備えている。この操作部材3は、光透過性を有する樹脂の成形物である。また、操作部材3には、操作盤1のケースに設けた開口(図示していない)から突出して押釦を構成する突出部3aが形成されている。また、突出部3aの表面には、数字や文字、記号等が印刷等によって形成された表示部が設けられている。
操作部材3に対向する位置には基板4が配置されている。この基板4上には、円環状固定接点5と、この円環状固定接点5が描く円の中央に位置する中央固定接点6とが設けられている。
円環状固定接点5および中央固定接点6と操作部材3との間には、接点ばね7が配置されている。この接点ばね7は例えば銀などで表面がめっきされた金属板ばね等の導電性を有する弾性体であって、その断面の基本形状がアーチ状に形成されたもの、例えばドーム状に形成されたものである。接点ばね7の頂部8の凹曲面側には、中央固定接点6に対応する可動接点9が設けられている。接点ばね7の縁部は、円環状固定接点5に常時接触している。
可動接点9は、接点ばね7の頂部8の凹曲面側で突出している。可動接点9は、例えば3つ設けられていて、接点ばね7の頂部8の中心を囲んでいる。
接点ばね7の凸曲面側は、伸縮性を有するシート部材10と粘着されている。このシート部材10は、接点ばね7の外周側で基板4に粘着されている。つまり、接点ばね7はシート部材10を介して基板4に対して反転および復元可能に固定されている。
シート部材10は、シート部材本体11とスペーサシート12とが貼り合わされてなる。シート部材本体11は接点ばね7と粘着されている。スペーサシート12は、各接点ばね7を囲む複数の枠部12aを有していて、シート部材本体11と基板4とに粘着されている。この枠部12aは、スペーサシート12を板厚方向に貫通する孔からなり、隣接する孔は空気孔12bによって接続されている。接点ばね7は前記枠部12a内に収容され該孔12a、および空気孔12bがシート部材本体11によって覆われることにより、外部からの塵埃の進入が防止されている。
シート部材10を挟んで接点ばね7の頂部8に対向する位置には、操作部材3に与えられる押圧力を接点ばね7に伝達するための伝達部3bが配置されている。この伝達部3bは、操作部材3の突出部3aに対応する位置で突出部3aと相反する方向に突起する突起部である。この伝達部3bは操作部材3の一部を突出させてなり、光透過性を有している。なお、伝達部3bは、シート部材10および操作部材3の少なくとも一方に設けられていればよく、また、操作部材3やシート部材10と一体でも別体でもよい。また一体化に際しては光透過性の接着剤によって固着させることが可能である。
また、基板4上には、押釦スイッチ2の照光の光源となるLEDなどの発光素子13が設けられている。シート部材10には孔10aが設けられている。シート部材10は、孔10aに発光素子13が挿通された状態で、基板4に貼り付けられている。
シート部材10の操作部材3側の面には、発光素子13が発する光を操作部材3の方向に誘導する凹凸が複数設けられている。複数の凹凸は複数の突起14により形成されている。複数の突起14は、白色等の光を反射しやすい色の樹脂等をドット印刷することにより、シート部材10から操作部材3の方向に向かって細くなるように、シート部材10に設けられている。
凹凸の蜜度すなわち突起14の密度は、部分的に異なっている。例えば、発光素子13から離れるにしたがって突起14の密度が高くなっている。また、伝達部3bが配置される範囲を取り囲むように突起14の密度を高めて形成することで、伝達部3bの上部に位置する押釦(突出部3a)の表示部分の良好な照光を得ることができる。
図1に示す操作盤1では、円環状固定接点5(図1では示していない)および中央固定接点6(図1では示していない)の複数組、例えば21組が、1枚の基板4上に配列されている。そして、円環状固定接点5および中央固定接点6の各組に対応して、接点ばね7が配列されている。また、基板4上には、複数例えば6個の発光素子13が設けられている。
このように円環状固定接点5および中央固定接点6の21組と、21個の接点ばね7と、6個の発光素子13が設けられた基板4に対して、1枚のシート部材10が配置されている。つまり、1枚シート部材10によって、すべての接点ばね7が覆われている。各接点ばね7のそれぞれに対応する21個の操作部材3はシート状に一体化されていて、シート部材10を挟んで基板4と対向して配置されている(図示していない)。この状態では、操作部材3の各突出部3aおよび各伝達部3bが、シート部材10を挟んで接点ばね7の頂部8に対向して配置されている。
押釦スイッチ2の動作について説明する。
押釦スイッチ2は、突出部3aが押圧操作されていないとき、図2に示す状態となっている。この状態で突出部3aが押圧操作されて操作部材3が撓み、伝達部3bが接点ばね7の頂部8に達すると、突出部3aに与えられた押圧力が伝達部3bとシート部材本体11とを介して接点ばね7の頂部8に伝達される。
このようにして接点ばね7の頂部8に押圧力が与えられると、頂部8が没して、すなわち接点ばね7が反転して、3つの可動接点12のいずれか、またはすべてが、中央固定接点6に接触する。これにより、中央固定接点6と円環状固定接点5が接点ばね7を介して導通する、すなわち、押釦スイッチ2がオンする。また接点ばね7の反転によりクリック感触が生起され、操作者に良好な操作感が与えられる。
操作部材3に与えられていた押圧力がなくなると、接点ばね7は自己のばね性によって初期状態に復帰するので、操作部材3、シート部材10および接点ばね7はそれぞれ復元して、図2に示す状態に戻る。接点ばね7が復元して可動接点9が中央固定接点6から離隔したとき、押釦スイッチ2はオフした状態に復帰する。
また、発光素子13が発した光は、各突起14の表面での光の反射によって、操作部材3側に導かれる。発光素子13が発する光は発光素子13から離れるにしたがって弱くなるが、突起14の密度が発光素子13から離れるにしたがって高くなっていることによって、弱い光が集まって操作部材3の照光となる。
押釦スイッチ2によれば次の効果を得られる。
押釦スイッチ2は、基板4に対して接点ばねを反転および復元可能に固定するシート部材10に設けられた複数の突起14が、発光素子13が発する光を操作部材3側に誘導する。シート部材10に複数の突起14が設けられたものの厚さ寸法は、導光板よりも薄くすることが可能であるので、照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる。
また、押釦スイッチ2では、発光素子13から離れるにしたがって突起14の密度が高くなっていることによって、弱い光を集めて操作部材3の照光とすることができる。これにより、押釦の発光素子13からの距離に関係なく均一な輝度の照光を実現できる。
また、押釦スイッチ2では、凹凸がシート部材10に突起14を印刷することによって設けられている。つまり、凹凸を容易にシート部材10に設けることができる。
また、押釦スイッチ2では、操作部材3に与えられた押圧力を伝達部3bによって接点ばね7の頂部8に確実に伝達することができる。また、伝達部3bが光透過性を有しているので、伝達部3bにより照光が阻害されるという事態が生じないようにすることができる。
なお、押釦スイッチ2は、操作部材3の押釦を構成する突出部3aの照光の輝度を均一にすることを目的として、発光素子13から離れるにしたがって突起14の密度が高くなるようにした例であるが、これは、凹凸の密度すなわち突起14の密度を部分的に異ならせることによって照光の輝度を調整する場合の一例であり、本発明はこれに限るものではない。つまり、照光の輝度を均一にすることを目的とする場合だけでなく、照光により操作部材3に模様を形成させる場合等、照光の輝度を部分的に異ならせることを目的として、突起14の密度を部分的に異ならせてもよい。
また、照光の輝度の調整は、凹凸を形成する凹部の深さの程度および凸部の突出する程度の少なくとも一方、すなわち突起14が突起する程度を部分的に異ならせることによって実現されていてもよい。
<接点ばね付きシート>
次に、本発明の接点ばね付きシートの一実施形態について図3を用いて説明する。図3は本発明の接点ばね付きシートの一実施形態の、図2に対応する断面図である。
本実施形態は、図3に示す接点ばね付きシート20である。この接点ばね付きシート20は、前述した押釦スイッチ2の作製に用いられるものであり、接点ばね7とシート部材10とを備えている。接点ばね7の凸曲面側にはシート部材10が粘着されている。
また、接点ばね付きシート20は、剥離シート21を備えている。この剥離シート21は、シート22とシート23とを貼り合わせてなる。シート22は、接点ばね付きシート20の作製時において接点ばね7とシート部材10を粘着する際に接点ばね7を挿通するための開口22aが形成されている。シート23は、接点ばね7とシート部材10とが粘着された後にシート22に貼り付けられて、シート22の開口22aを塞いでいる。
剥離シート21は、接点ばね7が粘着されたシート部材本体11の面と、接点ばね7と、スペーサシート12とを覆った状態で、スペーサシート12に対して剥離可能に粘着されている。剥離シート21に対向するスペーサシート12の粘着面には粘着層が設けられていて、剥離シート21が剥がされた状態のスペーサシート12は、その粘着層によりシート部材10を基板7に固着できるようになっている。
なお、接点ばね付きシート20では、1枚のシート部材10に対して、操作盤1に備えられるすべて(21個)の接点ばね7が、粘着されている。これらの接点ばね7は、操作盤1に備えられる押釦スイッチ2の配列に対応する所定の配列に並べられている。また、剥離シート21も1枚で、接点ばね7が粘着されたシート部材本体11の面と、すべての可動接点9と、スペーサシート12とを覆うように、スペーサシート12に貼り付けられている。
接点ばね付きシート20によれば次の効果を得られる。
接点ばね付きシート20は、発光素子13が設けられた基板4に対して、孔10aに発光素子13を挿通させながらシート部材10を貼り付けることによって、接点ばね7とシート部材10とをまとめて基板4に設けることができる。したがって、照光のための光の誘導と薄型化とを両立できる押釦スイッチの作製の効率の向上に貢献できる。
また、接点ばね付きシート20は、接点ばね7が粘着されたシート部材10の面と接点ばね7とを覆った状態で、シート部材10に剥離可能に粘着された剥離シート21を備えている。これにより、搬送時や保管時に、接点ばね7が粘着されたシート部材10の面と接点ばね7とを剥離シート21によって保護することができる。
また、接点ばね付きシート20は、1枚のシート部材10に対して、操作盤1に備えられるすべての接点ばね7が粘着されているので、操作盤1を作製する際に、シート部材10とすべての接点ばね7とを1部品としてまとめて基板4に設けることができ、操作盤1の作製の効率の向上に貢献できる。
本発明の押釦スイッチの一実施形態を複数備えた操作盤から操作部材を取り除いた状態を示す平面図である。 図1のII−II断面に対応する押釦スイッチの断面図である。 本発明の接点ばね付きシートの一実施形態の、図2に対応する断面図である。
符号の説明
1 操作盤
2 押釦スイッチ
3 操作部材
3a 突出部
3b 伝達部
4 基板
5 円環状固定接点
6 中央固定接点
7 接点ばね
8 頂部
9 可動接点
10 シート部材
10a 孔
11 シート部材本体
12 スペーサシート
12a 枠部
13 発光素子
14 突起
20 接点ばね付きシート
21 剥離シート
22 シート
22a 開口
23 シート

Claims (7)

  1. 押圧操作される操作部材と、
    この操作部材に対向する基板上に設けられた固定接点と、
    断面の基本形状がアーチ状に形成された弾性体であって、前記操作部材と前記固定接点との間に配置され、前記固定接点に対応する可動接点が頂部の凹曲面側に設けられた接点ばねと、
    前記基板に設けられ押釦スイッチの照光の光源となる発光素子とを備えている押釦スイッチであって、
    前記接点ばねの凸曲面側と前記基板とに粘着されていて前記基板に対して前記接点ばねを反転および復元可能に固定するシート部材を備えていて、
    このシート部材の前記操作部材側の面に、前記発光素子が発する光を誘導する凹凸が複数設けられていることを特徴とする押釦スイッチ。
  2. 請求項1に記載の発明において、
    前記凹凸を形成する凹部の深さの程度および凸部の突出する程度の少なくとも一方が部分的に異なっていることを特徴とする押釦スイッチ。
  3. 請求項1に記載の発明において、
    前記凹凸の密度が部分的に異なっていることを特徴とする押釦スイッチ。
  4. 請求項1に記載の発明において、
    前記凹凸が前記シート部材に突起を印刷することによって設けられていることを特徴とする押釦スイッチ。
  5. 請求項1に記載の発明において、
    前記シート部材を挟んで前記接点ばねの頂部に対向するように、前記シート部材および前記操作部材の少なくとも一方に設けられ、前記操作部材に与えられる押圧力を前記接点ばねに伝達するための伝達部を備えていて、
    この伝達部が、光透過性を有していることを特徴とする押釦スイッチ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の押釦スイッチの作製に用いられる接点ばね付きシートであって、
    前記接点ばねと前記シート部材とを備えていて、
    前記接点ばねの凸曲面側と前記シート部材とが粘着されていて、
    前記シート部材が、前記基板に設けられた前記発光素子を露出させる孔を有していることを特徴とする接点ばね付きシート。
  7. 請求項6に記載の発明おいて、
    前記接点ばねが粘着された前記シート部材の面と前記接点ばねとを覆った状態で、前記シート部材に剥離可能に粘着された剥離シートを備えていることを特徴とする接点ばね付きシート。
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