JPH062231Y2 - 油圧圧縮器用絶縁カバー - Google Patents

油圧圧縮器用絶縁カバー

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JPH062231Y2
JPH062231Y2 JP346689U JP346689U JPH062231Y2 JP H062231 Y2 JPH062231 Y2 JP H062231Y2 JP 346689 U JP346689 U JP 346689U JP 346689 U JP346689 U JP 346689U JP H062231 Y2 JPH062231 Y2 JP H062231Y2
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JP
Japan
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cover body
lock pin
recess
hydraulic compressor
cover
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Application number
JP346689U
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JPH0297784U (ja
Inventor
紀幸 海原
康孝 金丸
一男 武川
耕二 河西
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Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電線の圧縮接続作業等に用いられる携帯型の
油圧圧縮器に関し、特に油圧圧縮器の握り部に装着され
る絶縁用のカバーの改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の油圧圧縮器用絶縁カバーの一例を第4図に示す。
この絶縁カバー3は、弾性合成樹脂製のもので、油圧圧
縮器1の握り部2に押し込んで装着されている。握り部
1と絶縁カバー3との固定手段は特に講じられておら
ず、結合は両者の摩擦抵抗のみに依存している。ところ
が、絶縁カバー3の摩耗や劣化により、摩擦力が弱まる
と、使用中に油圧圧縮器1が抜け落ちて予期せぬ事故を
引き起こすおそれがある。
(考案が解決しようとする課題) 従って、本考案は、油圧圧縮器の握り部と絶縁カバーと
の結合を摩擦に頼らず、簡易な機械的結合によって得る
安全性の高い絶縁カバーを提供することを課題としてい
る。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するため、油圧圧縮
器の握り部12を被覆する電気絶縁性で円筒状のカバー
本体14に、このカバー本体14を半径方向に出入り自
由に貫通するようにロックピン15を嵌め込み、このロ
ックピン15の内方端を握り部12の外周に形成した係
合凹所12aに係脱自在にし、かつ常時は内方端が係合
凹所12aに落ち込まないように外方へ付勢し、このロ
ックピン15の外側を取り巻くように、カバー本体14
の外周に回転リング17を回転自在に嵌め込み、この回
転リング17の内側の一部に、ロックピン15を外側へ
逃して係合凹所12aとの係合を外すための受け入れ凹
所17aを形成し、カバー本体14と回転リング17と
の相対回転角度により、ロックピン15を出入りさせて
係合凹所12aに係脱自在とし、油圧圧縮器用の絶縁カ
バーを構成した。
(作用) 本考案の絶縁カバーは、回転リング17の受け入れ凹所
17aをロックピン15の位置に対応させると、ロック
ピン15が付勢力によってカバー本体14に対して半径
方向に外側へ移動して受け入れ凹所17a側に突出し、
ロックピン15の内側端部はカバー本体14の内部に引
き込まれた形になる。この状態でカバー本体14内に圧
縮器の握り部12を挿入し、ロックピン15と係合凹所
12aとを対応させる。そして、回転リング17を回転
させて受け入れ凹所17aの位置をずらすと、ロックピ
ン15は半径方向に内方へ押し込まれ、内側端部が係合
凹所12aに落ち込むから、カバー本体14は握り部1
2に対して確実に抜け止めされる。カバーを取り外す場
合には、回転リング17を回転させて受け入れ凹所17
aをロックピン15に対応させ、外方へ逃してやればよ
い。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図乃至第3図に示す。第1図は
絶縁カバーの斜視図、第2図は断面図、第3図は第2図
III−III断面図である。図において、絶縁カバー13
は、弾性合成樹脂製のもので、油圧圧縮器11の握り部
12を被覆するように装着される。略円筒状のカバー本
体14は、電気絶縁性で、柔軟性を備えた部材から成
る。カバー本体14の一端側には、油圧圧縮器11の円
筒部外周に突設された回り止め凹所11aに嵌合する周
り止め凹所14aが形成されている。
第2図、第3図に示すように、カバー本体14には、こ
れを半径方向に出入り自由に貫通するように、対向一対
のロックピン15が嵌め込まれている。このロックピン
15の内方端は、握り部12の外周に形成された環状の
係合凹所12aに係脱自在であり、かつ弾発部材16に
より、常時は内方端が係合凹所に落ち込まないように外
方へ付勢されている。このロックピン15の外側を取り
巻くように、カバー本体14の外周に、回転リング17
が回転自在に嵌め込まれている。この回転リング17の
内側対向部には、ロックピン15を外側へ逃して係合凹
所12aとの係合を外すための受け入れ凹所17aが形
成されている。18は回転リング17を抜け止めするた
めのストップリングである。従って、カバー本体14と
回転リング17との相対回転角度により、ロックピン1
5を出入りさせて、握り部12の係合凹所12aに係脱
することができる。
しかして、この絶縁カバー13は、回転リング17の位
置を回転調節して、その受け入れ凹所17aをロックピ
ン15の位置に対応させると、ロックピン15が弾発部
材16の付勢力によってカバー本体14に対して半径方
向に外側へ押し出されて受け入れ凹所17a内に突出
し、ロックピン15の内側端部はカバー本体14の内部
に引き込まれた形になる。この状態でカバー本体14内
に圧縮器の握り部12を挿入し、ロックピン15と係合
凹所12aとを対応させる。そして、回転リング17を
回転させて、受け入れ凹所17aの位置をずらすと、ロ
ックピン15は半径方向に内方へ押し込まれ、内側端部
が係合凹所12aに落ち込むから、カバー本体14は握
り部12に対して確実に抜け止めされる。カバー13を
取り外す場合には、回転リング17を回転させて受け入
れ凹所17aをロックピン15に対応させ、これを外方
へ逃してやればよい。
なお、係合凹所12aは、環状である必要はなく、例え
ば係合穴であっても良い。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、油圧圧縮器11の握
り部12を被覆する電気絶縁性で円筒状のカバー本体1
4に、このカバー本体14を半径方向に出入り自由に貫
通するようにロックピン15を嵌め込み、このロックピ
ン15の内方端を握り部12の外周に形成した係合凹所
12aに係脱自在にし、かつ常時は内方端が係合凹所1
2aに落ち込まないように外方へ付勢し、このロックピ
ン15の外側を取り巻くように、カバー本体14の外周
に回転リング17を回転自在に嵌め込み、この回転リン
グ17の内側の一部に、ロックピン15を外側へ逃して
係合凹所12aとの係合を外すための受け入れ凹所17
aを形成し、カバー本体14と回転リング17との相対
回転角度により、ロックピン15を出入りさせて係合凹
所12aに係脱自在とし、油圧圧縮器用の絶縁カバーを
構成したため、油圧圧縮器の握り部との結合を摩擦に頼
らず、簡易な機械的結合によって得ることができ、従っ
て、比較的安価で安全性の高い絶縁カバーを提供するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は絶縁カ
バーの斜視図、第2図は断面図、第3図は第2図III−I
II断面図であり、第4図は従来の油圧圧縮器用絶縁カバ
ーの一例を示す断面図である。 11…油圧圧縮器、12…握り部、12a…係合凹所、
13…絶縁カバー、14…カバー本体、15…ロックピ
ン、16…弾発部材、17…回転リング、17a…受け
入れ凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧圧縮器の握り部を被覆する電気絶縁性
    で円筒状のカバー本体と、 このカバー本体を半径方向に出入り自由に貫通して内方
    端が前記握り部外周の係合凹所に係脱自在に嵌め込ま
    れ、かつ常時は前記内方端が係合凹所に落ち込まないよ
    うに外方へ付勢されたロックピンと、 このロックピンの外側を取り巻くように前記カバー本体
    の外周に回転自在に嵌め込まれ、内側の一部に、前記ロ
    ックピンを外側へ逃して前記係合凹所との係合を外すた
    めの受け入れ凹所を備えた回転リングとを具備し、 前記カバー本体と回転リングとの相対回転角度により、
    前記ロックピンを係合凹所に係脱自在としたことを特徴
    とする油圧圧縮器用絶縁カバー。
JP346689U 1989-01-18 1989-01-18 油圧圧縮器用絶縁カバー Expired - Lifetime JPH062231Y2 (ja)

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JP346689U JPH062231Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 油圧圧縮器用絶縁カバー

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JP346689U JPH062231Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 油圧圧縮器用絶縁カバー

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Publication Number Publication Date
JPH0297784U JPH0297784U (ja) 1990-08-03
JPH062231Y2 true JPH062231Y2 (ja) 1994-01-19

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ID=31205125

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JP346689U Expired - Lifetime JPH062231Y2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 油圧圧縮器用絶縁カバー

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