JPH0622318Y2 - 着座検知装置付き便座ボックス - Google Patents

着座検知装置付き便座ボックス

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JPH0622318Y2
JPH0622318Y2 JP1989111319U JP11131989U JPH0622318Y2 JP H0622318 Y2 JPH0622318 Y2 JP H0622318Y2 JP 1989111319 U JP1989111319 U JP 1989111319U JP 11131989 U JP11131989 U JP 11131989U JP H0622318 Y2 JPH0622318 Y2 JP H0622318Y2
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JP
Japan
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toilet seat
detection device
support shaft
box
seating
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Application number
JP1989111319U
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English (en)
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JPH0351099U (ja
Inventor
勝 市野
修 松本
英司 齋藤
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は着座検知装置付き便座ボックスに係り、特に着
座検知装置の作動精度が著しく向上されるよう改良され
た着座検知装置付き便座ボックスに関する。
[従来の技術] 側壁部及び天蓋部が一体のボックスカバー並びに該カバ
ー部の底面部に連結されたベースプレートを有する便座
ボックスと、該側壁部に設けられた開口に挿通された便
座支持軸と、便座ボックス内に設けられており、便座へ
の着座荷重を検知して便座への着座を検知する着座検知
装置とを有する着座検知装置付き便座ボックスは従来よ
り広く用いられている。この着座検知装置の検知信号は
例えば便器に設けられている人体の臀部の温水洗浄装置
の作動用信号として利用される。
従来の着座検知装置付き便座ボックスにおいては、着座
検知装置はベースプレートと便座支持軸との間に介在さ
れ、着座荷重により便座支持軸とベースプレートとの間
で挟圧可能とされている(例えば実開昭58−1402
80号、同63−50978号)。
第6図は実開昭63−50978号の着座検知装置付き
便座ボックスを示す分解斜視図であり、便座1の後部が
支持軸2を介して便座ボックス3に枢支されている。便
座ボックス3は側壁部4aと天蓋部4bとが一体成形さ
れたボックスカバー4と、ボックスカバー4の底部に連
結されるベースプレート5よりなる。側壁部4aには上
下に長いスリット状の開口6が設けられ、支持軸2が該
開口6を通って便座ボックス3内に挿入されている。便
座ボックス3内には軸承部材7がベースプレート5から
立設されており、その軸承面に感圧センサ(着座検知装
置)8が設けられている。9はセンサ8からのリード
線、10は便蓋、11は温水洗浄装置のノズルである。
便座1に人体が着座すると、支持軸2が便座1と共に下
降し、感圧センサ8を下方に押圧する。これにより感圧
センサ8は支持軸2とベースプレート5(軸承部材7)
との間で挟圧され、着座信号を出力する。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の如く着座検知装置(感圧センサ)8を支持軸
2とベースプレート5との間で挟圧するものにあって
は、軸承部材7がベースプレート5に取り付けられてい
るため、支持軸2と軸承部材7との相対的な位置関係が
一定しない場合があった。即ち、ベースプレート5は平
板状であるため反りが生じ易い。また、ベースプレート
5をボックスカバー4にビスで留め付けるに際し、ベー
スプレート5の位置が予定位置からずれることもある。
このような反りやずれのために支持軸2が軸承部材7に
対して予定した正規姿勢にては係合せず、この結果感圧
センサ8の検知作動精度が低下するおそれがあった。
[課題を解決するための手段] 本考案は側壁部及び天蓋部が一体のボックスカバー並び
に該カバー部の底面部に連結されたベースプレートを有
する便座ボックスと、該側壁部に設けられた開口に挿通
された便座支持軸と、便座ボックス内に設けられてお
り、便座支持軸に加えられる着座荷重を検知して便座へ
の着座を検知する着座検知装置とを有する着座検知装置
付き便座ボックスに関する。
請求項1の着座検知装置付き便座ボックスは前記便座支
持軸が前記開口を支点として上下に揺動自在に設けら
れ、前記着座検知装置は着座荷重により該便座支持軸と
前記天蓋部との間にて挟圧可能に設けられていることを
特徴とするものである。
請求項2の着座検知装置付き便座ボックスは前記便座支
持軸が前記開口を支点として上下に揺動自在に設けら
れ、前記側壁部の内面のうち支持軸上方部位に突部がボ
ックスカバーと一体に設けられており、前記着座検知装
置は着座荷重により該便座支持軸と突部との間にて挟圧
可能に設けられていることを特徴とするものである。
[作用] 請求項1、2の着座検知装置付き便座ボックスにおい
て、人体が便座に着座すると、着座検知装置が支持軸と
ボックスカバーの天蓋部(請求項1)又は突部(請求項
2)との間にて挟圧され、着座が検知される。
この支持軸はボックスカバーの側壁部の開口を支点とし
て揺動し、着座時には支持軸のボックス内側の部分が上
方に移動して着座検知装置を上方に向って押圧する。
請求項1、2の着座検知装置付き便座ボックスにおいて
は、着座検知装置はボックスカバーの一部をなす天蓋部
又はボックスカバーと一体の突部と支持軸との間に設置
されているので、その設置位置は便座ボックスのベース
プレートの変形やズレがあっても不変、一定のものとな
る。この結果、着座時の着座検知装置の応答特性はバラ
ツキのない一定のものとなる。
[実施例] 以下、図面を用いて本考案の実施例について詳細に説明
する。
第5図は実施例に係る着座検知装置付き便座ボックスの
全体斜視図であり、便座1及び便蓋10が便座ボックス
3に支持軸2(第6図では図示されない)を介して枢支
されている。この便座ボックス3は無底箱状のボックス
カバー4と、該ボックスカバー4の底面部にビス等によ
り留め付けられたベースプレート5とを備えている。
第1図は便座1及び便蓋10(第1図では図示略)の枢
支部の構成を示す縦断面図である。
ボックスカバー4の側壁部4aの開口6には支持軸2が
挿通され、該開口6を支点として支持軸2の両端側が揺
動自在とされている。この開口6は円形孔であり、ボッ
クス内側には支持軸2の鍔部13を係止するためのスト
ッパ部14が設けられている。本実施例では、ボックス
カバー4は合成樹脂の射出成形品であり、ストッパ部1
4も一体に射出成形により形成されている。なお、支持
軸2は鍔部13をストッパ部14内に押し込むようにし
て開口6に挿入される。
着座検知装置を構成する感圧センサ8は、支持軸2の挿
通孔15を有している。該挿通孔15に支持軸2が挿通
された感圧センサ8は、支持軸2の先端のフランジ部1
6と、支持軸2に装着されたEリング17とにより支持
軸2の軸心線方向の移動が阻止されている。感圧センサ
8の上面には凸部8aが設けられ、該凸部8aがボック
スカバー4の天蓋部4bに当接している。感圧センサ8
には上下方向に小孔18が穿設されており、該小孔18
にばね19が挿設されている。このばね19は天蓋部4
bに反力を得て、支持軸2を下方に付勢している。
このように構成された着座検知装置付き便座ボックスに
おいて、人体が便座1に着座していない自由状態にあっ
ては、便座1の重量とばね19との下方への付勢力がバ
ランスし、感圧センサ8へは荷重がかからず、感圧セン
サ8は非検知状態となっている。
便座1に人体が着座すると、第1図(b)の如く便座1
が下方に押し下げられ、支持軸2のボックス内側部分が
上方に押し上げられる。そうすると、感圧センサ8が支
持軸2と天蓋部4bとの間で挟圧され、感圧センサ8が
人体検知信号を出力する。人体が便座1から立ち上がる
と、ばね19により支持軸2が元姿勢に復帰し、感圧セ
ンサ8は非検知状態となる。
第2、3、4図はそれぞれ本考案の別の実施例を示すも
のである。なお、第2図(b)、第3図(b)は第1図
(b)と同様に着座時の状態を示している。
第2図では天蓋部4bに感圧センサ8の保持部20が設
けられ、感圧センサ8が該保持部20に嵌合されて保持
されている。第2図では感圧センサ8が第1図と天地逆
に配設され、凸部8aが支持軸2に当接している。
第3図では、開口6に防水用ブッシュ21が嵌着されて
いる。
第4図ではボックスカバー4の側壁部4aのうち開口6
の上方部位に棚状の突部22が設けられており。感圧セ
ンサ8の上面の凸部8aが該突部22の下面に当接して
いる。着座時には感圧センサ8は支持軸2と該突部22
とにより挟圧され、着座が検知される。
第2〜4図のその他の構成は第1図と同様であり、その
着座検知作動も同じである。
なお、第4図において、突部22はボックスカバー1の
成形時に一体に成形される。
第1〜4図のいずれの構成においても、感圧センサ8は
支持軸2と天蓋部4b又は突部22との間で挟圧され
る。この天蓋部4b、突部22はボックスカバー4の一
部を構成するように設けられており、開口6に対する相
対位置は正確に一定のものとなる。このため、感圧セン
サ8の挟圧状態も正確に予定通り(設計通り)のものと
なり、感圧センサ8の作動精度がきわめて高いものとな
る。
[効果] 以上の通り、請求項1及び2の着座検知装置付き便座ボ
ックスによると、着座検知装置の作動精度がきわめて高
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図の各図は実施例に係る着座検知装置
付き便座ボックスの要部断面図、第5図は実施例に係る
着座検知装置付き便座ボックスの全体斜視図、第6図は
従来例を示す分解斜視図である。 1……便座、2……支持軸、 3……便座ボックス、4……ボックスカバー、 4a……側壁部、4b……天蓋部、 5……ベースプレート、6……開口、 8……着座検知装置(感圧センサ)、 22……突部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁部及び天蓋部が一体のボックスカバー
    並びに該カバー部の底面部に連結されたベースプレート
    を有する便座ボックスと、該側壁部に設けられた開口に
    挿通された便座支持軸と、便座ボックス内に設けられて
    おり、便座支持軸に加えられる着座荷重を検知して便座
    への着座を検知する着座検知装置とを有する着座検知装
    置付き便座ボックスにおいて、 前記便座支持軸が前記開口を支点として上下に揺動自在
    に設けられ、前記着座検知装置は着座荷重により該便座
    支持軸と前記天蓋部との間にて挟圧可能に設けられてい
    ることを特徴とする着座検知装置付き便座ボックス。
  2. 【請求項2】側壁部及び天蓋部が一体のボックスカバー
    並びに該カバー部の底面部に連結されたベースプレート
    を有する便座ボックスと、該側壁部に設けられた開口に
    挿通された便座支持軸と、便座ボックス内に設けられて
    おり、便座支持軸に加えられる着座荷重を検知して便座
    への着座を検知する着座検知装置とを有する着座検知装
    置付き便座ボックスにおいて、 前記便座支持軸が前記開口を支点として上下に揺動自在
    に設けられ、 前記側壁部の内面のうち支持軸上方部位に突部がボック
    スカバーと一体に設けられており、前記着座検知装置は
    着座荷重により該便座支持軸と突部との間にて挟圧可能
    に設けられていることを特徴とする着座検知装置付き便
    座ボックス。
JP1989111319U 1989-09-22 1989-09-22 着座検知装置付き便座ボックス Expired - Lifetime JPH0622318Y2 (ja)

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JPH0351099U JPH0351099U (ja) 1991-05-17
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