JPH06223037A - 高速同期式データ転送方法 - Google Patents

高速同期式データ転送方法

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JPH06223037A
JPH06223037A JP5012061A JP1206193A JPH06223037A JP H06223037 A JPH06223037 A JP H06223037A JP 5012061 A JP5012061 A JP 5012061A JP 1206193 A JP1206193 A JP 1206193A JP H06223037 A JPH06223037 A JP H06223037A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
master device
clock signal
data
clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP5012061A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Takei
修 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5012061A priority Critical patent/JPH06223037A/ja
Publication of JPH06223037A publication Critical patent/JPH06223037A/ja
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  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】マスタ装置1とスレーブ装置2間でプリント基
板上の信号伝達遅れ時間に左右されぬ高速同期式データ
転送を可能にする。 【構成】平行のバスラインの一端にマスタ装置1を、バ
スライン上にスレーブ装置2−1〜2−3を夫々設け、
マスタ装置がクロック信号を送信する信号線31と受信
する信号線32と2本設け、この2本をマスタ装置と逆
側の端で結合し、信号線31で送られたクロック信号が
信号線32側に折返すようにする。そしてマスタは送信
側のクロック信号を用いデータ転送要求REQをスレー
ブに送る。スレーブは受信側のクロック信号を用い応答
信号ACKと共にデータ信号Dataをマスタに送る。
マスタは受信側のクロック信号を用いこのデータ信号を
ラッチする。この場合先に送信されたクロック信号がマ
スタへ折返してデータ信号と共に戻りデータラッチを可
能とするので送信クロック周期を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板上での信号
伝達遅れ時間に左右されない高速同期式のデータ転送方
法に関する。なお以下各図において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図5はプリント基板上に設けられたデー
タ転送を行うシステムの従来のバスの構成例を示す。同
図において1はデータ転送の要求を行うマスタ装置(マ
スタとも略す)、2(2−1,2−2,2−3)はマス
タ装置1からの要求に従ってデータの送出や受取を行う
スレーブ装置(スレーブとも略す)である。またCLO
CKはバス上のデータ転送用の同期化信号、30はその
信号線、REQは同じくバス上でマスタ1がスレーブ2
に向かって出力するデータ転送要求又はその信号線、A
CKは同じくバス上でスレーブ2がマスタ1に向かって
出力する信号REQに対する応答又はその信号線、Da
taは同じくバス上でマスタ1とスレーブ2間で転送さ
れるデータ信号又はその信号線である。
【0003】図6は図5の動作説明用のタイムチャート
である。なお図6において、 t1=信号がマスタ装置からスレーブ装置に到達するま
での伝達遅れ時間、 t2=REQ信号を出力する素子のCLOCKに対する
出力遅れ時間、 t3=ACK信号を出力する素子のCLOCKに対する
出力遅れ時間、 ts=ACK信号をラッチする素子のセットアップ時間 である。次に図5を参照しつつ図6を説明する。マスタ
装置1はA点(CLOCKの立上り)からデータの読出
し要求信号REQの出力を開始する。このREQ信号は
マスタ装置1内の図外の出力素子の出力遅延t2後にマ
スタ装置1の出力端子に現れ、プリント基板のパターン
上での伝達遅れt1後にスレーブ装置2の入力端子に到
達する。スレーブ装置2は、REQ信号をB点(CLO
CKの入力端での立上り)でラッチする。なおCLOC
Kもクロック信号線30を介しプリント基板のパターン
上での伝達遅れt1後にスレーブ装置2の入力端に到達
する。
【0004】スレーブ装置2はラッチしたREQ信号に
よりデータの用意を開始する。スレーブ装置2は用意が
できると、C点(CLOCKの立上り)から応答信号A
CKを出力する。ACK信号はスレーブ装置2内の図外
の出力素子の出力遅延t3後にスレーブ装置2の端子に
現れ、プリント基板のパターン上での伝達遅れt1後に
マスタ装置1の入力端子に到達する。マスタ装置1は、
D点(ACK信号が“1”の時のCLOCKの立上り)
でデータをラッチするとともにREQ信号を“0”にす
る。ここで、ACK信号をマスタ装置1が確実に取り込
める最小クロック周期twは以下の(1)式で表され
る。
【0005】
【数1】tw>2t1+t3+ts………(1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
転送システムではマスタ1から出力されるCLOCK信
号は、同時にスレーブ2から送信されるData信号を
ラッチするためにも用いられて時間的な拘束を受け、C
LOCK信号の最小周期twは(1)式のようになる。
このように従来の方式においては、プリント基板上の伝
送遅れ時間t1により、同期信号(CLOCK)の周波
数を上げることができない欠点がある。
【0007】そこで本発明はプリント基板での信号伝達
遅れ時間t1に左右されない高速同期式データ転送方法
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1のデータ転送方法では、平行の信号線か
らなるバスラインの一端にマスタ装置(1など)を設
け、このバスライン上に1または複数のスレーブ装置
(2など)を設け、マスタ装置とスレーブ装置との間ま
たはスレーブ装置同士の間のバスライン内の各信号線の
長さがほぼ等しくなるように構成し、マスタ装置とスレ
ーブ装置がこのバスラインを介してデータを転送するシ
ステムにおいて、前記バスライン内に2本のクロック信
号線(31,32など)を設け、このクロック信号線の
マスタ装置と逆側の端部を相互に接続してマスタ装置か
らこのクロック信号線の一方を介して送信された送信側
クロック信号が、このクロック信号線の他方を介し受信
側クロック信号として折返しマスタ装置に受信されるよ
うにし、マスタ装置は送信側クロック信号(CLOCK
aなど)を用いて(信号REQなどを介し)スレーブ装
置にデータ送信を要求したのち、受信側クロック信号
(CLOCKdなど)を用いてスレーブ装置からの送信
データ(Data信号など)をラッチするようにする。
【0009】また請求項2のデータ転送方法では、請求
項1に記載のデータ転送方法において、スレーブ装置は
送信側クロック信号を用いてマスタ装置からのデータ送
信要求を受付け、受信側クロック信号を用いて(信号A
CKなどと共に)マスタ装置への送信データを出力する
ものであるようにする。
【0010】
【作用】図1は本発明の一実施例としてのバスの配線パ
ターンを示す。バスを構成するCLOCK信号線,デー
タ転送要求信号線REQ,応答信号線ACK,データ信
号線(D00〜D05,─)の各信号線は全てほぼ平行
に配列され、このバスの一端にはマスタ1が配置され、
このバス上にはマルチドロップ状にスレーブ2−1〜2
−3が配置されている。なおCLOCK信号線は31と
32の2本設けられ、CLOCK信号は送信側クロック
信号線31を介してマスタ1から出力され、受信側クロ
ック信号線32を介してマスタに戻るように構成されて
いる。各スレーブ装置はCLOCK信号を信号線31,
32の2箇所から取り込む。送信側と受信側の2つのC
LOCK信号は、出力信号用の同期化と入力信号のラッ
チ用として使い分ける。以上の構成は、CLOCK信号
とそれ以外の信号の送信端から受信端までの配線パター
ン長を等しくするものであり、CLOCK信号とその他
の信号の伝達遅れ時間t1を等しくするためのものであ
る。
【0011】
【実施例】図2は本発明の一実施例としてのバスの構成
図であり、図3は図1の動作説明用のタイムチャートで
ある。また図4はマスタ装置とスレーブ装置の内部回路
を示す。なお図4において12はマスタ装置1内のクロ
ック信号の発振器、13は同じくクロックドライバ、1
1は同じくデータ転送要求信号REQをラッチするため
のフリップフロップ、14は同じくデータ信号Data
をラッチするためのデータラッチである。また22はス
レーブ装置2内のデータ転送要求信号REQを受付ける
ラッチ、21は同じく応答信号ACKをラッチするため
のフリップフロップである。
【0012】また図3において、 t1=信号がマスタ装置からスレーブ装置に到達するま
での伝達遅れ時間、 tsk=受信クロックと送信クロック間のスキュー、 t1’=t1=信号がスレーブ装置からマスタ装置に到
達するまでの伝達遅れ時間、 t2=REQ信号を出力する素子のCLOCKに対する
出力遅れ時間、 t3=ACK信号を出力する素子のCLOCKに対する
出力遅れ時間、 ts=ACK信号をラッチする素子のセットアップ時間 である。
【0013】次に図2,図4を参照しつつ図3を説明す
る。マスタ装置1はA点(送信側クロック信号CLOC
Kaの立上り)からデータの読出し要求信号REQの出
力を開始する。REQ信号は出力素子(フリップフロッ
プ)11の出力遅延t2後にマスタ装置1の出力端子に
現れ、プリント基板のパターン上での伝達遅れt1後に
スレーブ装置2の入力端子に到達する。
【0014】スレーブ装置2は、REQ信号をB点(C
LOCKbの立上り)でフリップフロップ22によりラ
ッチする。スレーブ装置2は、ラッチしたREQ信号に
よりデータの用意を開始する。スレーブ装置2は、用意
ができると、C点(CLOCKcの立上り)から応答信
号ACKを出力する。ACK信号は出力素子(フリップ
フロップ)21の出力遅延t3後にスレーブ装置2の端
子に現れ、プリント基板のパターン上での伝達遅れt
1’=t1後にマスタ装置1の入力端子に到達する。
【0015】マスタ装置1はD点(ACK信号が“1”
の時の受信側クロック信号CLOCKdの立上り)でデ
ータラッチ14を介してデータをラッチするとともにR
EQ信号を“0”にする。ここで、ACK信号をマスタ
装置1が確実に取り込める最小クロック周期twは以下
の(2)式になり、配線パターン上での伝達遅れ時間t
1は無視できる。
【0016】
【数2】tw>t3+ts………(2)
【0017】
【発明の効果】本発明によれば各信号線が平行のバスラ
インの一端にマスタ装置を設け、このバスライン上に1
または複数のスレーブ装置をマルチドロップ状に設け、
マスタ装置とスレーブ装置が前記バスラインを介してデ
ータを転送するシステムにおいて、前記バスライン内に
マスタ装置がクロック信号を夫々送信及び受信するため
の2本のクロック信号線を設け、このクロック信号線の
マスタ装置と逆側の端部を相互に接続して送信側クロッ
ク信号が受信側クロック信号として折返すようにし、マ
スタ装置が送信側のクロック信号を用いてスレーブ装置
にデータ送信を要求したのち、受信側のクロック信号を
用いてスレーブ装置からの送信データをラッチするよう
にしたので、プリント配線板上での信号遅延時間によら
ない高速のデータ転送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのバス配線パターンの
構成図
【図2】同じくデータ転送システムのバスの構成図
【図3】図2の動作説明用のタイムチャート
【図4】図2のマスタおよびスレーブの内部回路の要部
の構成図
【図5】図2に対応する従来のシステムのバスの構成図
【図6】図5の動作説明用のタイムチャート
【符号の説明】
1 マスタ装置(マスタ) 2(2−1〜2−3) スレーブ装置(スレーブ) 11 フリップフロップ(FF) 12 発振器 13 クロックドライバ 14 データラッチ 21,22 フリップフロップ(FF) 31 送信側クロック信号線 32 受信側クロック信号線 REQ データ転送要求信号(またはその信号線) ACK 応答信号(またはその信号線) Data データ信号(またはその信号線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行の信号線からなるバスラインの一端に
    マスタ装置を設け、このバスライン上に1または複数の
    スレーブ装置を設け、マスタ装置とスレーブ装置との間
    またはスレーブ装置同士の間のバスライン内の各信号線
    の長さがほぼ等しくなるように構成し、マスタ装置とス
    レーブ装置がこのバスラインを介してデータを転送する
    システムにおいて、 前記バスライン内に2本のクロック信号線を設け、この
    クロック信号線のマスタ装置と逆側の端部を相互に接続
    してマスタ装置からこのクロック信号線の一方を介して
    送信された送信側クロック信号が、このクロック信号線
    の他方を介し受信側クロック信号として折返しマスタ装
    置に受信されるようにし、 マスタ装置は送信側クロック信号を用いてスレーブ装置
    にデータ送信を要求したのち、受信側クロック信号を用
    いてスレーブ装置からの送信データをラッチするように
    したことを特徴とする高速同期式データ転送方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ転送方法におい
    て、 スレーブ装置は送信側クロック信号を用いてマスタ装置
    からのデータ送信要求を受付け、受信側クロック信号を
    用いてマスタ装置への送信データを出力するものである
    ことを特徴とする高速同期式データ転送方法。
JP5012061A 1993-01-28 1993-01-28 高速同期式データ転送方法 Pending JPH06223037A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5012061A JPH06223037A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 高速同期式データ転送方法

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JP5012061A JPH06223037A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 高速同期式データ転送方法

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JPH06223037A true JPH06223037A (ja) 1994-08-12

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ID=11795089

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012061A Pending JPH06223037A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 高速同期式データ転送方法

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JP (1) JPH06223037A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926837A (en) * 1996-11-13 1999-07-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Memory system capable of reducing timing skew between clock signal and data
US6768346B2 (en) 1996-06-07 2004-07-27 Hitachi, Ltd. Signal transmission system
US6810454B2 (en) * 1998-09-04 2004-10-26 Renesas Technology Corp. Information processing apparatus having a bus using the protocol of the acknowledge type in the source clock synchronous system
WO2015076009A1 (ja) * 2013-11-25 2015-05-28 株式会社村田製作所 高周波装置及び該高周波装置の制御方法

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US6768346B2 (en) 1996-06-07 2004-07-27 Hitachi, Ltd. Signal transmission system
US5926837A (en) * 1996-11-13 1999-07-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Memory system capable of reducing timing skew between clock signal and data
US6810454B2 (en) * 1998-09-04 2004-10-26 Renesas Technology Corp. Information processing apparatus having a bus using the protocol of the acknowledge type in the source clock synchronous system
WO2015076009A1 (ja) * 2013-11-25 2015-05-28 株式会社村田製作所 高周波装置及び該高周波装置の制御方法

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