JPH0622268A - 静止画像記録装置 - Google Patents

静止画像記録装置

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Publication number
JPH0622268A
JPH0622268A JP4194589A JP19458992A JPH0622268A JP H0622268 A JPH0622268 A JP H0622268A JP 4194589 A JP4194589 A JP 4194589A JP 19458992 A JP19458992 A JP 19458992A JP H0622268 A JPH0622268 A JP H0622268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sample
adder
chsv
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4194589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Ohashi
一仁 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4194589A priority Critical patent/JPH0622268A/ja
Publication of JPH0622268A publication Critical patent/JPH0622268A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相基準信号を付加した映像信号サンプル値
列を再サンプルホールドすることで、映像信号サンプル
値列に対して位相基準信号を正確に等間隔かつ同位相に
付加できるようにする。 【構成】 記録媒体に対して静止画像のサンプル値列を
アナログ記録する静止画像記録装置であって、撮像素子
101とCHSVカメラ信号処理回路103の間に加算
器102aとサンプルホールド回路102bからなるI
T付加回路102を設け、撮像素子101の出力に対し
て加算器102aにより位相基準信号を付加し、さらに
加算器102aの出力信号に対してサンプルホールド回
路102bにより所定のクロックでサンプリングを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体に静止画
像を記録するための静止画像記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、2インチの磁気ディスク(以
下、SVフロッピーという)にNTSC方式の静止画像
を記録するシステムとして、SV(スチル・ビデオ)シ
ステムがある。そして、最近、このSVフロッピーに1
000画素(垂直)×1300画素(水平)程度の画質
による記録を可能にしながら、従来のSVシステムとの
互換性もとれる方式として、CHSV(Format
Compatible High Definitio
n SV)方式が提案されている。
【0003】ここで、CHSV方式の概略について説明
する。CHSV方式では、サンプル値アナログ伝送とい
う技術を用いる。これは、HDTV(高品位テレビジョ
ン)の伝送方式として日本放送協会(NHK)の提案し
ているMUSE(マルチプル・サブ・ナイキスト・サン
プリング・エンコーディング)方式にも用いられている
技術であり、所定の帯域制限のかかったアナログ伝送路
を用いて、サンプル値列(時間間隔Tとする)を正しく
伝送しようとするものである。
【0004】このサンプル値アナログ伝送を実現するた
めの条件としては、次にあげる2つがある。 アナログ伝送路の周波数特性が直線位相で、且つ、
(1/2T)の周波数を中心とした対象ロールオフ特性
になっている。 受信側(再生時)において、正しいサンプル点を再サ
ンプルする。
【0005】CHSV方式では、上記条件を満足した上
で、映像信号のサンプル値列を、従来のSVシステムの
記録フォーマットに準拠して、SVフロッピーに記録
し、再生することを基本とする。即ち、図8に示すよう
に、サンプルした入力信号をローパスフィルタ(LP
F)11を通したのちFM変調器12によってFM変調
し、このFM変調器12の出力によってSVフロッピー
3に対する記録を行う。また、再生に際しては、ヘッド
(不図示)によって得た再生信号をFM復調器13によ
ってFM復調し、さらにローパスフィルタ14を通して
得た信号をサンプリング回路15で再サンプリングし、
これを出力信号としている。
【0006】図6にはCHSV方式において、SVフロ
ッピーに記録するY〔輝度〕信号(図6の(a))及び
C1,C2〔色差〕信号(図6の(b)及び(c))の
サンプル点を示す。ここで、色差信号C1,C2として
は、(R−Y)信号及び(B−Y)信号を示すことにな
るが、サンプル点の取り方を示す分類として、C1、C
2という表示をする。したがって、C1=(R−Y)の
場合は、C2=(B−Y)であり、逆にC1=(B−
Y)の場合はC2=(R−Y)である。そして、CHS
V方式では、図6に示したサンプル・パターンのY,C
1,C2信号を4種に分割し、SVフロッピーの4つの
トラックに記録する。
【0007】分割の方法はY信号、C1信号、C2信号
で異なる。 Y信号 YA信号:(4n+0)ライン上のY信号サンプル点 YB信号:(4n+1) 〃 〃 YC信号:(4n+2) 〃 〃 YD信号:(4n+3) 〃 〃 C1信号 C1A:(8n+0)ライン上のC1信号サンプル点 C2B:(8n+2) 〃 〃 C3C:(8n+4) 〃 〃 C4D:(8n+6) 〃 〃 C2信号 C2A:(8n+1)ライン上のC2信号サンプル点 C2B:(8n+3) 〃 〃 C2C:(8n+5) 〃 〃 C2D:(8n+7) 〃 〃 従来のSVシステムの記録フォーマットでは、FM変調
されたY信号と、FM変調されたC1/C2(色差線順
次)信号が周波数多重されて記録される(図10参
照)。CHSV方式では、YA〜YD信号に対し、C1
A〜C1D,C2A〜C2D信号を以下に示す組み合わ
せによりFM変調後の信号を周波数多重する。 (I) YA,C1A/C2C (II) YB,C2A/C1C (III)YC,C1B/C2D(あるいはC2B/C
1D) (IV) YD,C2B/C1D(あるいはC1B/C
2D) 上記(I)〜(IV)の信号を、SVフロッピーに記録
する際の記録パターン例を示したのが図8である。
【0008】したがって、CHSV方式で記録されたS
Vフロッピーを従来のSV再生装置で再生する場合、少
なくともフィールド再生は完全に互換性があり、図8の
第2トラック、第3トラックをフレーム再生する際に
は、フレーム再生の互換もとることができる。
【0009】またCHSV再生時には、4トラックに記
録されているサンプル値列を正しいサンプル点で再サン
プルすることで、完全に元のサンプル値が復元される。
それらは再生時にメモリに格納され、その後、図9に示
したサンプル点以外の画素を補間することで1000〜
1300程度の静止画像が再生される。以上がCHSV
方式の概要である。
【0010】ところで、CHSV方式においては、上記
したように、サンプル値アナログ伝送のために必要とな
る及びの条件を満たす必要がある。このうち、の
「受信側(再生時)において、正しいサンプル点を再サ
ンプルする」ために、CHSV方式ではサンプル点の基
準を示す1サンプル点分の矩形信号(=位相基準信号、
以下、IT信号という)をY信号及びC信号に付加して
記録する。なお、IT信号はインターバル(Interval T
est)信号の略である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
にあっては、IT信号発生源からの信号を単に加算器に
より映像信号のサンプル値列(CHSVカメラの場合、
撮像素子からの出力そのものであり、サンプル値の各々
は撮像素子の各画素の信号である)に加算していた。し
かし、このようにしてIT信号を付加する場合、映像信
号サンプル値列と正確に同じ間隔及び位相でIT信号を
付加することが要求される。
【0012】このような要求を満足するためには、加算
器のみによる加算では非常に難しく、特に、温度によっ
てIT信号の付加する位相が映像信号サンプル値列に対
し、変化しやすいという欠点があった。
【0013】本発明の目的は、映像信号サンプル値列に
対して位相基準信号を正確に等間隔かつ同位相に付加で
きるようにする静止画像記録装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、記録媒体に対して静止画像のサンプル値
列をアナログ記録する静止画像記録装置において、記録
対象の映像信号に位相基準信号を付加するための加算器
と、この加算器の出力信号を所定のクロックでサンプリ
ングするサンプルホールド回路とを設けるようにしてい
る。
【0015】
【作用】上記した手段によれば、記録対象の映像信号に
位相基準信号を付加した後、この信号に対してサンプル
ホールド回路によって再サンプリングが行われる。した
がって、映像信号サンプル値列に対して位相基準信号を
正確に等間隔かつ同位相に付加することが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0017】図1は本発明による静止画像記録装置の概
略構成を示すブロック図であり、図2は図1のIT付加
回路の詳細を示す回路図である。また、図3は図2のI
T付加回路の動作を示す各部の動作波形図である。
【0018】図1において、撮像素子101は、例え
ば、CCD素子を用いて構成され、光学像を画像信号に
変換する。撮像素子101にはIT付加回路102が接
続され、このIT付加回路102にはCHSVカメラ信
号処理回路103が接続されている。
【0019】IT付加回路102は、図2に示すよう
に、撮像素子101の出力信号にIT信号を加算する加
算器102a、及び加算器102aの加算結果をサンプ
ルホールド(S/H)するサンプルホールド回路102
bから構成される。
【0020】以上の構成において、撮像素子101の出
力(映像信号サンプル値列)に対し、IT付加回路10
2の加算器102aによってIT信号が付加される。こ
のままでは映像信号サンプル値列に対し、IT信号は正
しい位相では付加されていない。そこで、サンプルホー
ルド回路102bによって加算器102aの出力信号を
周期Tのクロックで再サンプルを行う。これにより、I
T信号は映像信号サンプル値列に対し同間隔かつ同位相
に正確に修正される。
【0021】サンプルホールド回路102bの出力信号
は、CHSVカメラ信号処理回路103によって所定の
信号処理を行い、このCHSVカメラ信号処理回路10
3によってSVフロッピー3に対して記録を行う。
【0022】以上のように、映像信号サンプル値列に対
しIT信号が同間隔かつ同位相に正確に加算できる結
果、安定で高品位な画像再生が可能になる。
【0023】なお、上記実施例においては、入力信号が
映像信号サンプル値列であるとしたがCHSVカメラで
色差信号の場合、入力される信号は折り返し防止のため
の前置フィルタを通った連続的なアナログ信号である。
この場合、サンプルホールド回路102bは色差信号の
再サンプルとIT信号の位相及び幅の修正機能を兼ねる
ことになる。
【0024】図4は本発明による静止画像記録装置の他
の実施例を示すブロック図である。本実施例は、図1の
実施例におけるIT付加回路102とCHSVカメラ信
号処理回路103の接続順を入れ換えたところに特徴が
ある。この実施例では、CHSVカメラ信号処理回路1
03で信号処理を行った後にIT信号を付加することに
なるが、得られる効果は前記実施例と同一である。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、記録媒
体に対して静止画像のサンプル値列をアナログ記録する
静止画像記録装置において、記録対象の映像信号に位相
基準信号を付加するための加算器と、この加算器の出力
信号を所定のクロックでサンプリングするサンプルホー
ルド回路とを設けるようにしたので、映像信号サンプル
値列に対して位相基準信号を正確に等間隔かつ同位相に
付加することが可能になり、安定した画像記録を行うこ
とができ、画像品位の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静止画像記録装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】図1のIT付加回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図3】図2のIT付加回路の動作を示す各部の動作波
形図である。
【図4】本発明による静止画像記録装置の他の実施例を
示すブロック図である。
【図5】CHSV方式による映像信号のサンプル値のア
ナログ伝送の概念を示す説明図である。
【図6】Y信号及びC1,C2信号のサンプルパターン
を示す説明図である。
【図7】スチルビデオ(SV)フォーマットにおける周
波数アロケーションを示す概念図である。
【図8】CHSV方式の記録パターンの形成方法を示す
説明図である。
【符号の説明】
101 撮像素子 102 IT付加回路 102a 加算器 102b サンプルホールド回路 103 CHSVカメラ信号処理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して静止画像のサンプル値
    列をアナログ記録する静止画像記録装置において、記録
    対象の映像信号に位相基準信号を付加するための加算器
    と、この加算器の出力信号を所定のクロックでサンプリ
    ングするサンプルホールド回路とを具備することを特徴
    とする静止画像記録装置。
JP4194589A 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置 Pending JPH0622268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4194589A JPH0622268A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4194589A JPH0622268A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置

Publications (1)

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JPH0622268A true JPH0622268A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16327062

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4194589A Pending JPH0622268A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 静止画像記録装置

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