JPH0622192U - インフレータブルボート - Google Patents

インフレータブルボート

Info

Publication number
JPH0622192U
JPH0622192U JP6115892U JP6115892U JPH0622192U JP H0622192 U JPH0622192 U JP H0622192U JP 6115892 U JP6115892 U JP 6115892U JP 6115892 U JP6115892 U JP 6115892U JP H0622192 U JPH0622192 U JP H0622192U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom member
boat
partial
attached
air cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6115892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2584276Y2 (ja
Inventor
徳昭 谷口
淳 堀井
忠良 佐山
義夫 新江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Okamoto Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd, Okamoto Industries Inc filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP1992061158U priority Critical patent/JP2584276Y2/ja
Publication of JPH0622192U publication Critical patent/JPH0622192U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2584276Y2 publication Critical patent/JP2584276Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)
  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、インフレータブルボートに対
して、気胴と船底部材からなるボート本体を分割する手
段を具備せしめることにより、持ち運び性を向上させる
ことを目的とする。 【構成】 剛性を有する船底部材1の周囲に気胴2
を取付固定してなるインフレータブルボートにおいて、
前記した気胴2を複数個に分割すると共に、分割した個
々の部分気胴21,22,23同士を着脱可能な接続手
段31a,31bを介して接続し、この気胴2を船底部
材1に対し取付手段4を介して着脱可能に取付固定した
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、剛性材からなる船底部材の周囲に気胴を取付固定してなるインフ レータブルボートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインフレータブルボートの中には、走行性能を向上させる為に船底面を FRP等の剛性部材を用いて形成し、この船底部材の周囲を囲む様に平面U字形 若しくはO形に形成した気胴を取付固定して構成したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したようなインフレータブルボートを運搬する際には、気胴に取り付けた 取手等を持ちながら数人で運ぶことになるが、FRP等からなる船底部材の重量 の他に気胴の重量がプラスされることからボート本体の重量はかなりのものとな る。また、船底部材の周囲に気胴が取り付けられる状態で運搬するので、運搬途 中に船体を障害物等にぶつけて重要な気胴を損傷させてしまう場合があった。 このようなことから、従来のインフレータブルボートにおいては、ボートを運搬 する車が置かれる駐車場と使用場所との間をボートを持って運搬する作業が非常 に大変であった。
【0004】 本考案は、上記したようなインフレータブルボートに対して、気胴と船底部材 からなるボート本体を分割する手段を具備せしめることにより、持ち運び性を向 上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決する為に本考案は、剛性材を用いてボート本体の船底部を 構成し、この船底部材の周囲に気胴を取付固定してなるインフレータブルボート において、前記気胴を複数個に分割すると共に、分割した個々の部分気胴同士を 着脱可能な接続手段を介して接続し、この気胴を船底部材に対し取付手段を介し て着脱可能に取付固定したものである。
【0006】
【作用】
以上の手段によれば、船底部材の周囲に取付固定される気胴は、複数個の部分 気胴に分割され、各部分気胴同士が接続手段を介して着脱可能に接続される。 また、上記したように複数個の部分気胴が接続されてなる気胴は、取付手段を介 して船底部材に対し着脱可能な状態で取付固定される。 よって、上記した取付手段による固定を外して気胴を船底部材から取り外すと共 に、気胴の接続手段を外すと、ボート本体は船体部材と複数の部分気胴に分割さ れる。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、船底部材に対して気胴を着脱可能に取付固定す ると共に、複数個の部分気胴に分割可能に構成したものであるから、ボートを運 搬する際には、ボート本体を船底部材と複数の部分気胴に分割した状態で持ち運 ぶことができる。よって、重量の嵩むボート本体を各部材ごとに分けて楽に運ぶ ことが出来るようになり、また、運搬中に気胴をぶつけて傷つけてしまうような 可能性も低減することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明する。 図1及び図2にて示すインフレータブルボートは、剛性材からなる船底部材1の 周囲に気胴2を取付固定してボート本体aを構成している。
【0009】 船底部材1は、FRPや金属板等の剛性材料からなり、V字形の船底面11の 周縁部から周壁12とトランサム板13を一体に立ち上げ形成することにより凹 状の船体内部を構成している。また、船底部材1の周壁12の外面は、気胴2を 安定して固定する為に断面円弧状に形成し、この円弧面に気胴2を沿わせた状態 で取付けてある。
【0010】 気胴2は、ゴム引布等を用いて構成した気密チューブであり、上記した船底部 材1の周囲に沿うように平面略U字形に形成してある。尚、気胴2は、気密性に 優れたものであれば材質、厚さなど特に限定されるものではなく、ゴム引布の他 に、ゴムシート、PVC等の樹脂材、あるいはレザー材などを用いて形成する。 上記した気胴2は、U形に屈曲する船体前半部の部分気胴21と船体左右両側の 気胴22,23とに分割し、各々が独立する気室を形成するように構成してある 。従って、各々の部分気胴21,22,23には空気口21a,22a,23a が1個ずつ設けてある。 上記したように分割される各部分気胴21,22,23は、左右2箇所の接続部 3によって着脱可能に接続される。この接続部3によりU字形の部分気胴21の 両端部に対して部分気胴22及び23の先端を突き合わさた形で接続される。
【0011】 図3にて示すように、接続部3にはベルベット式ファスナを用いた接続手段が 設けてあり、気胴21,22,23の端部同士の接続と分離を可能に構成してい る。 即ち、部分気胴21の両端部端面と部分気胴22,23の先端部端面との双方に は雄ファスナ31aと雌ファスナ31bとが貼着してあり、この雄雌両ファスナ 31a,31bを係合させることにより、部分気胴21の両端と部分気胴22, 23の先端とが接着する。 また、部分気胴21の両端部周縁部と部分気胴22,23の先端部周縁とには雄 雌一方のファスナ32aが帯状に周設してある。そして、そのファスナ32aの 外側に雄雌他方のファスナ32bを設けた連結ベルト33を巻回し、上記した雄 雌両ファスナ32a,32bを係合させることにより、部分気胴同士21,22 ,23の接続を連結ベルト33を介してより強固に行なっている。 上記したようにベルベット式ファスナを利用した接続手段によれば、部分気胴2 1,22,23同士の接続を確実に行なうことができると共に、接続、分離の際 の作業も容易に行なうことができる。
【0012】 接続部3に用いる接続手段は、上記したベルベット式ファスナを利用したもの の他に、図4のように紐を利用したり、若しくは図5のようにボタンを利用した ものであってもよい。
【0013】 図4にて示すものは、部分気胴21の両端部周縁に連結帯131を周設すると 共に、部分気胴22と23の先端部周縁にも同様な連結体132を周設し、環状 となった両連結体131,132の周面に沿って通し孔133を等間隔を置いて 穿設してある。そして、上記した両連結体131,132を突き合わせ、通し孔 133同士の位置を合わせた状態で重ね合わせる。この状態から、上記した通し 孔133に紐134を縫うように通して両連結体131,132を結合する。 さらに、前記したと同様な連結ベルト135を上記した連結体131,132の 外周に巻回し、該連結ベルト135に設けたベルベット式ファスナの一方136 bを部分気胴21,22,23の端部外周に取り付けた他方のベルベット式ファ スナ136aに対して係合させてある。
【0014】 図5にて示すものは、部分気胴21の両端部周縁に周設した連結帯231を周 設して環状となし、この連結帯231の内周に沿ってボタン232aを所定の間 隔をおいて取付てある。また、部分気胴22,23の先端部周縁に沿っては、上 記したボタン232aと係合するボタン232bが同じ間隔を置いて取付てあり 、上記した連結対231を部分気胴22,23の先端部に嵌合させた状態で、ボ タン232a,232b同士を嵌め合わすことにより結合する。
【0015】 ところで、上記した気胴2は、船底部材1の外周に沿わせて装着するだけでは 自由に外れる状態にあるので、固定ベルト4を用いて船底部材1に対して固定し てある。 固定ベルト4は各部分気胴21に対して4本、部分気胴22,23に対しては2 本ずつ設けてある。各固定ベルト4は、ベルトの一端を船底部材1の下縁部に止 着してあり、部分気胴21,22,23に下から上に向けて巻回し、船底部材1 上縁部に固定した締め付け金具4aに通して締め付けてある。各部分気胴21, 22,23は上記した固定ベルト4の締め付けにより船底部材1に対して取付固 定される。
【0016】 以上のように構成したインフレータブルボートにおいては、固定ベルト4を外 して気胴2を船底部材から取り外すと共に、気胴2の接続部3に設けた接続手段 を外すことにより、ボート本体aを船底部材1と3個の部分気胴21,22,2 3とに分割することができる。 よって、運搬の際には、ボート本体aを各部材ごとに分けて持ち運ぶことができ るようになり、重量の嵩むボート本体をそのまま運搬していた従来と比較すると ボートの持ち運びを大変楽に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施したインフレータブルボート
を示す斜視図。
【図2】 同ボートの横断平面図。
【図3】 接続部を示す斜視図。
【図4】 紐を利用した接続部を示す斜視図。
【図5】 ボタンを利用した接続部を示す斜視図。
【符号の説明】
a・・・ボート本体 1・・・船底部材 2・・・気胴 21,22,23・・・部分気胴 3・・・接続部 4・・・固定ベルト
フロントページの続き (72)考案者 佐山 忠良 栃木県足利市上渋垂町901−2 (72)考案者 新江 義夫 栃木県足利市堀込町3173−5

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性材を用いてボート本体の船底部を
    構成し、この船底部材の周囲に気胴を取付固定してなる
    インフレータブルボートにおいて、前記気胴を複数個に
    分割すると共に、分割した個々の部分気胴同士を着脱可
    能な接続手段を介して接続し、この気胴を船底部材に対
    し取付手段を介して着脱可能に取付固定したインフレー
    タブルボート。
JP1992061158U 1992-08-31 1992-08-31 インフレータブルボート Expired - Fee Related JP2584276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992061158U JP2584276Y2 (ja) 1992-08-31 1992-08-31 インフレータブルボート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992061158U JP2584276Y2 (ja) 1992-08-31 1992-08-31 インフレータブルボート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0622192U true JPH0622192U (ja) 1994-03-22
JP2584276Y2 JP2584276Y2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=13163058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992061158U Expired - Fee Related JP2584276Y2 (ja) 1992-08-31 1992-08-31 インフレータブルボート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2584276Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200477781Y1 (ko) * 2013-05-24 2015-07-24 서승용 합성수지 이중주름관을 이용한 콤비보트
KR20200113596A (ko) * 2019-03-26 2020-10-07 조기상 이중공간직물을 이용한 고무보트

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150200U (ja) * 1976-05-10 1977-11-14
JPS61202996A (ja) * 1985-03-01 1986-09-08 メツツエラー、カウチユウ、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング スポーツ用ボート

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150200U (ja) * 1976-05-10 1977-11-14
JPS61202996A (ja) * 1985-03-01 1986-09-08 メツツエラー、カウチユウ、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング スポーツ用ボート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200477781Y1 (ko) * 2013-05-24 2015-07-24 서승용 합성수지 이중주름관을 이용한 콤비보트
KR20200113596A (ko) * 2019-03-26 2020-10-07 조기상 이중공간직물을 이용한 고무보트

Also Published As

Publication number Publication date
JP2584276Y2 (ja) 1998-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001269418A (ja) マスク
JPH0622192U (ja) インフレータブルボート
US2456086A (en) Collapsible boat and method of making the same
JP2003299682A (ja) コルセットベルト
JPH0125759Y2 (ja)
JPH1111481A (ja) 荷崩れ防止シート
US11708141B2 (en) Collapsible paddle for watercraft
JPH0742647Y2 (ja) 鋸の柄
US1767101A (en) Method and apparatus for the manufacture of boats
JPS6342115U (ja)
JP2002233586A (ja) マスク
JP3104805U (ja) 電気掃除機の背負い具
JPS6113434Y2 (ja)
JPH0320238Y2 (ja)
JP3180445B2 (ja) エアボート
JPH02139890U (ja)
JP2568957Y2 (ja) エアーボート
JPH09255000A (ja) 吸排気弁付きの袋
JPS5815277Y2 (ja) 潜水用呼吸具におけるパイプ止め
JPS63201165U (ja)
JP2000016377A (ja) インフレ−タブルボート
JP3043551U (ja) 雌雄の固定良好なボタン
JPS61185711U (ja)
JPH0622189U (ja) インフレータブルボート
JPH0740392U (ja) エアボート

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees