JPH0622135A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH0622135A
JPH0622135A JP3324655A JP32465591A JPH0622135A JP H0622135 A JPH0622135 A JP H0622135A JP 3324655 A JP3324655 A JP 3324655A JP 32465591 A JP32465591 A JP 32465591A JP H0622135 A JPH0622135 A JP H0622135A
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秀志 石原
Haruo Yamashita
春生 山下
Tsumoru Fukushima
積 福島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 周囲の画素と相関のない雑音成分を強調せ
ず、めりはりのあるMTF補正をする画像処理方法。 【構成】 マイクロコンピュ−タ5が、外部インタ−フ
ェ−ス1で8ビットのデジタル信号に変換された入力の
画像信号を画像メモリ2に格納し、入力の0近傍で出力
が単調増加である入出力特性を持つ関数を用いて強調係
数テ−ブルメモリ4に強調係数kのデ−タを作成し、注
目画素の信号と参照画素のうち第1の参照画素の信号と
の差である第1の差分を用いて強調係数テーブル4を参
照して強調係数kを求め、強調係数kと第1の差分に比
例して注目画素を強調し、第1の方向と直交する方向に
注目画素を挟んで対向する第2,第3の参照画素の信号
の平均値を注目画素の信号から減算した結果の第2の差
分と強調係数kに比例して注目画素をぼかす。すべての
入力信号に対しこの処理を、注目画素を囲む4方向の参
照画素に関して繰り返し、注目画素の信号を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間フィルタを用いて
入力の画像信号を補正し、ボケた画像を鮮鋭化する画像
処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル複写機やファクシミリ
装置などの原稿読み取り部において、レンズ等の光学系
やCCD等の光電変換センサの空間周波数特性によりM
TF(Modulation Transfer Function)が低下し、画像
のボケが発生することが知られている。画像のボケは、
光学系やセンサの空間周波数特性が低周波成分に比べ高
周波成分をより大きく減衰させるために生じるもので、
従来はこの画像のボケを補正するために、画像の高周波
成分を強調することにより画像を鮮鋭化するよう、画像
の2次微分であるラプラシアン成分を用いたラプラシア
ン・フィルタと呼ばれる空間フィルタリング処理を施
し、MTFの劣化を補正し、再生画像の鮮鋭化を図って
いる。ここで、従来のラプラシアン・フィルタ処理を説
明する。図15はラプラシアンの原理を説明する模式図で
ある。図15においてD(i,j)は注目画素の信号、D(i,j-
1),D(i-1,j),D(i+1,j),D(i,j+1)は注目画素を囲
む4方向に位置する参照画素の信号を表す。ラプラシア
ン・フィルタを用いた補正後の信号D′(i,j)は、(数式
1)で表わされる。
【0003】
【数1】 D′(i,j)=D(i,j)+a・∇2D a:定数 ∇2D=4×D(i,j)−{D(i,j-1)+D(i-1,j)+D(i+1,j)+D(i,j+1)} これは、注目画素の信号と、注目画素を囲む4方向に位
置する参照画素の信号の和の差分を注目画素の信号に加
算することにより行われるものである。一般に、このラ
プラシアン・フィルタによるMTF補正を行うと、画像
に含まれる雑音もともに強調してしまうため、S/Nの
劣化したざらつき感のある画像になることから、(数式
1)におけるラプラシアン∇2Dが所定の閾値以下の場
合には、aを0とする不感帯を設け、強調を行わない方
法が提案されてる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ラプラシアン・フィルタ処理では、画像に含まれる雑音
のレベルが前記した前記した閾値以下の場合には補正後
の信号に雑音の影響が含まれないが、雑音のレベルが閾
値を超える場合には雑音を強調してしまうことになる。
逆に強調を施すべき輪郭線であるにも関わらず、ラプラ
シアン∇2Dが前記した閾値以下の場合には強調が施さ
れないという問題を有していた。また、現在テレビシス
テムで用いられているNTSC(National Television
SystemCommittee)方式では、クロスカラー、ドット
妨害と呼ばれる障害により本来直線である信号が1画素
ごとのギザギザ線になって再現されてしまうことが知ら
れている。このギザギザな線に従来のラプラシアン・フ
ィルタ処理を施せば・本来直線であるこのギザギザな線
を強調し、画質を劣化させてしまうという問題を有して
いた。さらに、現在テレビ信号等をハードコピーするビ
デオプリンタが商品化されているが、このビデオプリン
タは記録画素数としては、テレビ信号のフレームに相当
する画素数の記録を行うが、入力信号が動画信号の場合
にはフレームを構成するフィールド間に動きが生じるた
めフィールド信号をデジタイズし、デジタイズしたフィ
ールド信号を補間することによりフレーム信号の画素数
として記録を行う。
【0005】しかしながら、この補間された信号に従来
のラプラシアン・フィルタ処理を施すと、補間の効果が
打ち消されて、特に斜め方向の滑らかさを損なってしま
うという問題を有していた。本発明は上記従来の問題を
解決するものであり、画像中の孤立した雑音成分に対
しては強調の度合を抑え、ざらつき感を生じることな
く、かつめりはりのある画像を再現する。クロスカラ
ー、ドット妨害等による1画素のギザギザな線に対する
強調を抑え、連続した直線を強調する。フィールド信
号を補間することにより作成されたフレーム信号に対し
ても、斜め方向の滑らかさを損なうことなく、かつめり
はり感のある強調を行う、等の画像処理方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像処理方法は、入力画像の注目画素を囲む
4方向もしくは8方向のうち第1の方向に位置する参照
画素を第1の参照画素とし、前記第1の方向と直交する
方向に位置し、前記注目画素を挟んで対向する参照画素
を第2,第3の参照画素とすると、前記注目画素の信号
と前記第1の参照画素の信号との差分、および入力の0
近傍で単調増加な入出力特性を持つ関数に前記差分を入
力して得られる強調係数とに比例して前記注目画素を強
調し、かつ、前記注目画素の信号と前記第2,第3の参
照画素の信号の平均との差分、および前記強調係数に比
例して前記注目画素をぼかす処理を、前記4方向もしく
は8方向の各方向に繰り返すことにより前記注目画素の
信号を補正するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した方法により、注目画素の信号
と第1の参照画素の信号との差を注目画素を強調するよ
う作用させ、第2,第3の参照画素の信号の平均値と注
目画素の信号との差を注目画素をぼかすように作用させ
る処理を、注目画素を囲む4画素または、8画素の参照
画素に関して繰り返すことにより、周辺画素と相関のな
い孤立した雑音成分や、クロスカラーやドット妨害によ
るギザギサを強調することはない。また、フィールド信
号を補間することにより作成されたフレーム信号に対し
て、斜めの方向の滑らかさを損なうことなく、めりはり
感のある強調を行うことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について画面を
参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける画像処理装置のブロック構成を示すものである。
図1において、1は入力の画像信号を8ビットのデジタ
ル信号に変換する外部インターフェース、2は入力の画
像信号および補正後の画像信号を格納する画像メモリ、
3は画像メモリ2に格納された画像信号を処理の過程に
おいてライン単位で格納するラインメモリ、4は強調係
数を格納する強調係数テーブルメモリ、5は画像メモリ
2に格納された画像信号,ラインメモリ3のデータおよ
び強調係数テーブルメモリ4のデータを制御し、画像処
理を施すマイクロコンピュータであり、CPU,RA
M,ROM,および入出力部を有するものである。
【0009】以上のように構成された画像処理装置にお
いて、第1の実施例ではマイクロコンピュータ5により
本発明の画像処理がソフト処理として実行されるが、マ
イクロコンピュータ5により実行される処理の全体の流
れを図2に、更に詳細な処理の流れを図3、図4に示
す。なお、第1の実施例では、空間フィルタのマトリク
スサイズを3×3、参照画素として注目画素の水平方
向、垂直方向の4方向に位置する4個の画素を用いて、
図15に示すように、注目画素の信号をD(i,j)、参照画
素の信号をD(i,j-1)、D(i-1,j)、D(i+1,j)、D(i,j+
1)と表す。まず、図2を用いて、全体の処理手順を示
す。ステップ201で処理を施すべき入力画像信号を外部
インターフェ−ス1で8ビットのデジタル信号に変換
し、画像メモリ2に格納する。ステップ202で予め強調
係数テーブルメモリ4に強調係数のデータを作成し、ス
テップ203で入力画像信号を用いた空間フィルタ処理を
行うため、処理のライン周期毎に画像メモリ2から画像
信号を読み出し、ラインメモリ3に書き込む。ステップ
204で注目画素信号D(i,j)に対する処理を施す。続い
て、ステップ205,206,207,208において、処理を施す
画素の位置を設定し、順次、処理を施すことにより、補
正後の画像を得るものである。
【0010】次に、ステップ204の注目画素信号D(i,j)
に関する処理を図3のフローチャートを用いて説明す
る。ステップ204の注目画素信号D(i,j)に対する処理で
は、まず、ステップ301で注目画素の垂直上方向に位置
する参照画素を第1の参照画素とし、この第1の参照画
素の信号D(i,j-1)に関する強調処理結果K(i,j-1)を求
める。同様にステップ302〜ステップ304で参照画素信号
D(i-1,j)〜D(i,j+1)に関する強調処理結果K(i-1,j)
〜K(i,j+1)を求める。そして、ステップ305で注目画素
信号D(i,j)と各参照画素に関する強調処理結果K(i,j-
1)〜K(i,j+1)との加算を行うことにより補正後の画像
信号D′(i,j)の数式2を得る。
【0011】
【数2】 D′(i,j)=D(i,j)+K(i,j-1)+K(i-1,j)+K(i+1,j)+K(i,j+1) そして、ステップ306で補正後の画像信号D′(i,j)を画
像メモリ2に書き込み、1画素に対する処理を終える。
更に、ステップ301〜304に関しステップ301を例に取
り、図4のフローチャートを用いて説明する。ステップ
301の処理では、注目画素を囲む4方向のうち垂直上方
向を第1の方向とし、D(i,j-1)で表されている参照画
素を第1の参照画素する。そして、第1の方向と直交す
る水平方向に位置し、注目画素を挟んで対向するD(i-
1,j),D(i+1,j)で表される画素を第2,第3の参照画
素として強調処理を行う。ステップ401で注目画素と第
1参照画素の差である第1の差分を(数式3)により求め
る。
【0012】
【数3】|D(i,j)−D(i,j-1)| ステップ402で第1の差分により強調係数テーブルメモ
リ4を参照し、強調係数kを求め、ステップ403で第1
の差分と強調係数に比例して注目画素を強調するよう、
注目画素信号D(i,j)から第1の参照画素信号D(i,j-1)
を減算した結果に強調係数kを乗じることにより第1の
乗算結果A(i,j-1)を数式4により求める。
【0013】
【数4】A(i,j-1)=k・{D(i,j)−D(i,j-1)} ステップ404で第2,第3の参照画素の信号により注目
画素をぼかすよう、注目画素信号D(i,j)から第2の参
照画素の信号D(i-1,j)と第3の参照画素信号合D(i+1,
j)の平均値を減算した結果に強調係数kを乗じることに
より第2の乗算結果B(i,j-1)を数式5から求める。
【0014】
【数5】 B(i,j-1)=k・[D(i,j)−{D(i-1,j)+D(i+1,j)}/2] ステップ405で第1の乗算結果A(i,j-1)から第2の乗算
結果B(i,j-1)を減算することにより、第1の参照画素
信号D(i,j-1)に関する強調結果K(i,j-1)が数式6から
得られる。
【0015】
【数6】K(i,j-1)=A(i,j-1)−B(i,j-1) 図示しないが、ステップ302〜304の処理も図4と同様の
フローチャートで表され、ステップ302では第1の参照
画素信号をD(i-1,j)、第2,第3の参照画素信号をそ
れぞれD(i,j-1),D(i,j+1)とすることにより、ステッ
プ303では第1の参照画素信号をD(i+1,j)、第2,第3
の参照画素信号をそれぞれD(i,j-1),D(i,j+1)とする
ことにより、ステップ304では第1の参照画素信号をD
(i,j+1)、第2,第3の参照画素信号をそれぞれD(i-1,
j),D(i+1,j)とすることにより、注目画素を囲む4方
向に位置する参照画素に関する強調結果K(i-1,j)〜K
(i,j+1)を得ることができる。
【0016】次に、本発明の第1の実施例における強調
係数テーブルメモリ4のデータを作成する際に用いた関
数を説明する。図5は第1の実施例で用いた強調係数k
を決定する関数の入出力特性を示す特性図で、横軸に数
式2で表される注目画素と第1の参照画素の差分をと
り、縦軸に強調係数kを取っている。第1の実施例では
この関数を入力の0近傍で単調増加となるように数式7
のように定めた。
【0017】
【数7】 k=0 x ≦ TH1 k=a・x TH1<x≦TH2 k=C TH2<x a:定数 x:第1の差分 C:定数 以上、本発明の画像処理装置の第1の実施例に関して、
その構成と処理を説明した。続いて第1の実施例の処理
結果の例を示す。図6は第1の実施例の処理結果を表す
図であり、図6(a),(c),(e)は処理前の入力画像信号
で、図6(b),(d),(f)はそれぞれ補正後の画像信号で
ある。また、従来の補正方法で処理を行なった例を図7
に同様に示す。なお、従来の補正方法でラプラシアン∇
22Dに対する不感帯を表す閾値を60、(数式1)のa=
0.5としてあり、本発明の補正方法においては注目画素
の信号と参照画素の信号の差が16の場合に同程度の強
調効果を示すように、数式7に示した第1の閾値TH1
=8、第2の閾値TH2=128、a=0.00236とした例で
ある。図6(b)および図7(b)はそれぞれ周辺の画素と相
関のない孤立した雑音成分に対する補正結果であり、図
6に示した本発明の補正では雑音成分の周辺4画素は若
干のレベル変動を起こしているが、雑音成分そのものは
強調されることなく値が変化していないことが分かる。
それに対して図7に示した従来の補正では、雑音成分の
値と周辺の画素の値と差が不感帯となる閾値以上である
ため雑音成分の周辺4画素のレベル変動とともに、雑音
成分そのものが大きく強調されてしまっていることが分
かる。図6(d)および図7(d)はそれぞれ縦方向の線分に
対する補正結果であり、図6に示した本発明の補正では
縦方向の線分を表す画素、およびその両側に位置する画
素の信号のレベルが線分を強調するよう変化しているこ
とが分かる。それに対して図7に示した従来の補正で
は、強調すべき線分を表す信号であるにも関わらずラプ
ラシアンの値が閾値以下であるため強調されていないこ
とが分かる。図6(f)および図7(f)はそれぞれ縦方向の
直線である信号がNTSCのクロスカラー、ドット妨害
により1画素ごとのギザギザな線になってしまった信号
に対する補正結果であり、図6に示した本発明の補正で
は強調の度合は小さい。それに対して図7に示した従来
の補正では、ギザギザな線であるにも関わらず強調され
ており、クロスカラー、ドット妨害の悪影響をさらに強
調してしまっていることが分かる。以上のように、第1
の実施例によれば、注目画素の信号と参照画素のうち第
1の方向に位置する第1の参照画素の信号との差である
第1の差分により入力の0近傍で出力が単調増加である
入出力特性を持つ関数を参照して得られる強調係数と第
1の差分に比例して強調し、第1の方向と直交する方向
に位置するものであり注目画素を挟んで対向する第2,
第3の参照画素の信号の平均値を注目画素の信号から減
算した結果である第2の差分と前記強調係数に比例して
ぼかす処理を、4方向に繰り返し注目画素の信号を補正
することにより、周辺画素と相関のない孤立した雑音成
分を強調することなく、入力画像信号に存在する線分を
強調することができる。また、NTSCのクロスカラ
ー、ドット妨害によるギザギザな線を過度に強調するこ
ともない。
【0018】以下、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。本発明の第2の実施例は処
理に用いる参照画素として注目画素を囲む8方向に位置
する画素を用いるもので、注目画素の水平方向,垂直方
向に位置する4画素、および注目画素の左上方向,右上
方向,左下方向,右下方向に位置する4画素、計8画素
とし、図8に示すように注目画素の信号をD(i,j)、参
照画素の信号をD(i-1,j-1),D(i,j-1),D(i+1,j-
1),D(i-1,j),D(i+1,j),D(i-1,j+1),D(i,j+1),
D(i+1,j+1)と表す。第2の実施例における全体の処理
の流れは第1の実施例と同じであるが、第1の実施例に
比べ参照画素が8画素に増えており、注目画素信号D
(i,j)に対する処理が異なる。第2の実施例におけるス
テップ204の注目画素信号D(i,j)に対する処理の詳細な
フローチャートを図9に示す。第2の実施例における注
目画素信号D(i,j)に対する処理(ステップ204)では、ス
テップ901で注目画素の左上方向に位置するD(i-1,j-1)
で表される参照画素を第1の参照画素とし、この第1の
参照画素の信号に関する強調結果K(i-1,j-1)を求め
る。同様に、ステップ902〜908で参照画素信号D(i,j-
1)〜D(i+1,j+1)に関する強調結果K(i,j-1)〜K(i+1,j
+1)を求める。そして、ステップ909で注目画素信号D
(i,j)と各参照画素信号に関する強調結果K(i-1,j-1)〜
K(i+1,j+1)との加算を行うことにより補正後の画像信
号D′(i,j)を数式8により決定する。
【0019】
【数8】
【0020】ステップ910で処理後の画像信号D′(i,j)
を画像メモリ2に書き込み、1画素に対する処理を終え
る。なお、ステップ901〜908の各参照画素D(i-1,j-1)
〜D(i+1,j+1)に関する強調結果K(i-1,j-1)〜K(i+1,j
+1)を求める処理は、第1の実施例で説明した図4に示
すフローチャートと同様であり、ステップ901では第1
の参照画素信号をD(i-1,j-1)、第2,第3の参照画素
信号をそれぞれD(i+1,j-1),D(i-1,j+1)とすることに
より、ステップ902では第1の参照画素信号をD(i,j-
1)、第2,第3の参照画素信号をそれぞれD(i-1,j),
D(i+1,j)とすることにより、ステップ903では第1の参
照画素信号をD(i+1,j-1)、第2,第3の参照画素信号
をそれぞれD(i-1,j-1),D(i+1,j+1)とすることによ
り、ステップ904では第1の参照画素信号をD(i-1,j)、
第2,第3の参照画素信号をそれぞれD(i,j-1),(i,j+
1)とすることにより、ステップ905では第1の参照画素
信号をD(i+1,j)、第2,第3の参照画素信号をそれぞ
れD(i,j-1),D(i,j+1)とすることにより、ステップ90
6は第1の参照画素信号をD(i-1,j+1)、第2,第3の参
照画素信号をそれぞれD(i-1,j-1),D(i+1,J+1)とする
ことにより、ステップ907では第1の参照画素信号をD
(i,j+1)、第2,第3の参照画素信号をそれぞれD(i-1,
j),D(i+1,j)とすることにより、ステップ908では第1
の参照画素信号をD(i+1,j+1)、第2,第3の参照画素
信号をそれぞれD(i+1,j-1),D(i-1,j+1)とすることに
より、それぞれの参照画素に関する強調結果K(i-1,j)
〜K(i,j+1)を決定するものである。続いて、第2の実
施例の処理結果の例を説明する。図10は本実施例の処理
結果を表す図であり、図10(a)は処理前の入力画像信号
で、補間により作成された斜め方向の境界線を想定して
いる。図10(b)は処理後の画像信号である。また、従来
方法で処理を行なった例を図11に示す。なお、図11は本
発明と対比させるため、周囲8画素によるラプラシアン
を用いた補正とし、ラプラシアンの不感帯の閾値を12
0、数式1のa=1とした例である。また、本発明の補
正における強調係数を求める関数は第1の実施例と同様
の関数を用いた。斜め方向に輪郭がある入力画像信号に
対して、本発明の補正では斜めの輪郭を滑らかに強調し
ているが、従来の補正ではラプラシアンの値が閾値以下
であるため、本来強調されるべきである輪郭が全く強調
されていない。以上のように、本実施例によれば参照画
素を注目画素の周囲8画素としたことにより、例えば補
間により作成された方向の境界線も、滑らかさを損なう
ことなく強調することが可能で、めりはりのある画像を
再現することができる。
【0021】次に、本発明の第3の実施例に関して説明
する。本発明の第3の実施例は第1の実施例に比べ、図
4における第1の乗算結果A(i,j-1)、第2の乗算結果
B(i,j-1)を求める処理(図4のステップ403,404)が異
なるものである。第3の実施例における図4のステップ
403、ステップ404に対応するステップを図12に示す。第
3の実施例では、図12のステップ1403に示すように強調
係数kに定数である第2の強調係数k2を加算した結果
と第1の差分との乗算結果を第1の乗算結果A(i,j-1)
を数式9とし、図12のステップ1404に示すように強調係
数kから第2の強調係数k2を減算した結果と注目画素
信号から第2,第3の参照画素の信号の平均値を減算し
た結果とを乗算した結果を第2の乗算結果B(i,j-1)を
数式10とするものである。
【0022】
【数9】 A(i,j-1)=(k−k2)・{D(i,j)−D(i,j-1)}
【0023】
【数10】 B(i,j-1)=(k−k2)・[D(i,j)−{D(i-1,j)+D(i+1,j)}/2] すなわち、第3の実施例では第1の参照画素の信号を用
いて注目画素を強調する度合いと第2,第3の参照画素
の信号の平均値を用いて注目画素をぼかす度合を第2の
強調係数k2を用いて操作するものであり、第2強調係
数k2の符号を正とした場合には強調する度合をぼかす
度合に比べ大きくし、第2の強調係数k2の符号を負と
した場合には、強調する度合をぼかす度合に比べ小さく
することができる。入力画像信号のS/Nがよい場合に
は補正による強調の度合を強くすることが可能であるた
め第2の強調係数k2の符号を正とすることにより、め
りはり感の強い画像を再現することが可能となった。ま
た、入力画像信号のS/Nがさほど良くない場合には強
調の度合を強くすることができないため第2の強調係数
k2の符号を負とすることにより、雑音成分の強調を抑
えざらつき感の少ない画像を再現することが可能となっ
た。以上のように、本実施例は注目画素の信号から第1
の参照画素の信号を減算した結果に強調係数kと定数で
ある第2の強調係数k2との和を乗じることにより第1
の乗算結果A(i,j-1)を求め、注目画素の信号から第
2,第3の参照画素の信号の平均値を減算した結果に強
調係数kから第2の強調係数k2を減算した結果を乗じ
ることにより第2の乗算結果B(i,j-1)を求めるもの
で、第2の強調係数k2を用いて強調の度合と、ぼかし
の度合を操作し、補正による強調の度合を調整すること
が可能となるものである。
【0024】次に本発明の第4の実施例について説明す
る。本発明の第4の実施例は、第1の実施例と図4にお
ける第1の乗算結果を求める処理(図のステップ403)
が異なるものである。第4の実施例では、第1の差分に
強調係数kを乗じ、さらに定数である第3の強調係数k
3を乗じた結果を第1の乗算結果A(i,j-1)とするもので
ある(数式11)。
【0025】
【数11】 A(i,j-1)=k3・k・{D(i,j)−D(i,j-1)} すなわち、第4の実施例では第1の参照画素の信号を用
いて注目画素を強調する度合を第3の強調係数k3を用
いて操作するものであり、第3の強調係数k3の値を1
より大きな値にした場合には強調する度合をぼかす度合
に比べ相対的に大きくすることになり、第3の強調係数
k3の値を1より小さな値にした場合には強調する度合
をぼかす度合に比べ相対的に小さくすることになる。入
力画像信号のS/Nがよい場合には補正による強調の度
合を強くすることが可能であるため第3の強調係数k3
の値を1より大きな値とすることにより、めりはり感の
強い画像を再現することが可能となった。また、入力画
像信号のS/Nがさほど良くない場合には強調の度合を
強くすることができないため第3の強調係数k3の値を
1より小さな値とすることにより、雑音成分の強調を抑
えざらつき感の少ない画像を再現することが可能となっ
た。以上のように、第4の実施例は第1の乗算結果に定
数である第3の強調係数k3を乗じた結果を新たに第1
の乗算結果A(i,j-1)として用いるもので、第3の強調
係数k3を用いて相対的に強調する度合とぼかす度合を
操作することにより、補正による強調の度合を調整する
ことが可能となるものである。
【0026】次に、本発明の第5の実施例に関して説明
する。第5の実施例は第1の実施例と強調係数を求める
関数が異なるものである。図13(a)第5の実施例に用い
た強調係数を求める関数の入出力特性を、図13(b)にこ
の関数を用いた場合の第1の乗算結果を示す。第5の実
施例では入出力の特性が連続で、入力が第1の閾値TH
1以下の時には出力が単調増加、第1の閾値より大きい
時には単調減少である数式12の関数を用いた。
【0027】
【数12】 k= a1・x x≦TH1 k=-a2・x TH1<x a1,a2:正の定数 x:第1の差分 図13(b)から分かるように、注目画素の信号と第1の参
照画素の信号の差分が第1の閾値以下の場合には差分の
増加にともない強調の度合も増加し、第1の閾値より大
きい場合には差分の増加にともない強調の度合が減少す
ることになる。そして、注目画素の信号と第1の参照画
素の信号の差分が第1の閾値より小さいときには、差分
の増加にともない滑らかに強調の度合を強めながら自然
な強調を施すことが可能となる。また、差分が第1の閾
値より大きい時には、強調の度合を抑えることにより、
不自然に強調を施すことがなく、強調が目立ちすぎるこ
とがない。以上のように、本実施例は強調係数を求める
関数として、入出力の特性が連続で、入力が第1の閾値
TH1以下の時には単調増加で、第1の閾値TH1より
大きい時には単調減少である関数を用いるものであり、
滑らかに強調の度合を強め自然な強調を施し、かつ、入
力画像信号で輪郭がはっきりしている画素に関しては、
不自然に強調を施すことがなく強調の目立ちを抑えるこ
とが可能で、自然な強調が可能となるものである。ま
た、第5の実施例に示したように単調増加、単調減少の
関数をそれぞれ入力の1次関数とした場合には、簡素な
ハードウェアにより強調係数を決定する回路が構成する
ことが可能となる。
【0028】次に本発明の第6の実施例に関して説明す
る。第6の実施例は第1の実施例と強調係数を求める関
数が異なるものである。図14(a)に本実施例に用いた強
調係数を求める関数の入出力特性を、図14(b)にこの関
数を用いた場合の第1の乗算結果を示す。第6の実施例
では入出力の特性が連続で、入力が第2の閾値TH2以
下の時には出力が0で、第2の閾値TH2より大きく第
1の閾値TH1(TH2<TH1)以下の時には単調増加
でその導関数が単調減少で、第1の閾値より大きい時に
は単調減少でその導関数も単調減少である数式13の関数
を用いた。
【0029】
【数13】
【0030】図14(b)から分かるように、注目画素の信
号と第1の参照画素の信号の差分が第2の閾値以下の場
合第1の乗算結果は0となり、第2の閾値より大きく第
1の閾値以下の場合には差分に比例して増加し、さらに
第1の閾値より大きな値の場合には定数a1となる。第6
の実施例の関数を用いると、注目画素の信号と第1の参
照画素の信号の差である第1の差分が第2の閾値以下の
時には、強調係数が0となり第1の参照画素の信号を用
いて注目画素を強調する度合、第2,第3の参照画素を
用いて注目画素をぼかす度合がそれぞれ0となる。すな
わち、高周波成分のうち比較的低レベルの雑音成分に対
して不感帯を設けることになり、雑音成分によるざらつ
き感を抑えることになる。そして、第1の差分が第2の
閾値より大きく第1の閾値より小さいときには強調係数
に第1の差分を乗じた第1の乗算結果が、第1の差分の
増加に関して線形に増加することになり、第1の差分に
比例して滑らかに強調の度合を強めながら自然な強調を
施すことが可能となる。また、第1の差分が第1の閾値
より大きい時には、強調係数に第1の差分を乗じた第1
の乗算結果が定数となり、高周波成分の減衰の度合が少
なく入力画像信号の輪郭がはっきりした画素に関して、
不自然に強調を施すことがなく、強調が目立ちすぎるこ
とがない。以上のように、第6の実施例は強調係数を求
める関数として、入出力の特性が連続で、入力が第2の
閾値TH2以下の時には出力が0で、第2の閾値TH2
より大きく第1の閾値TH1(TH2<TH1)以下の時
には単調増加でその導関数が単調減少で、第1の閾値よ
り大きい時には単調減少でその導関数も単調減少である
関数を用いるものであり、高周波成分のうち比較的低レ
ベルの雑音成分を強調することなくざらつき感を抑え、
強調を施すべき画素に関しては自然な強調を施し、か
つ、入力画像信号で輪郭がはっきりしている画素に関し
ては、不自然に強調を施すことがなく強調の目立ちを抑
えることが可能で、自然な強調が可能となるものであ
る。なお、第1の実施例では強調係数を様々な関数によ
り決定する検討を行うために、画像信号を入力する度に
マイクロコンピュ−タ5がテ−ブルデ−タをRAMで構
成した強調係数テ−ブルメモリ4に作成しているが、こ
の強調係数テ−ブルのデ−タをあらかじめROMに格納
しておくことも可能である。この場合には入力画像信号
を取り込む度にテ−ブルを作成する必要がないことか
ら、より高速に処理を実行できる。また、第1の実施例
では強調係数テ−ブルメモリ4を設け、注目画素の信号
と第1参照画素の信号との差分により強調係数テ−ブル
メモリ4を参照し強調係数を求める構成としているが、
強調係数と第1の差分との積を格納した第1の乗算結果
のテ−ブル、注目画素の信号と第2,第3の参照画素の
信号の平均値との差分に強調係数を乗じた結果を格納し
た第2の乗算結果のテ−ブルをそれぞれ設け、第1の乗
算結果、第2の乗算結果を直接参照する構成とすること
も可能であり、この場合には処理における乗算が除かれ
ることから、より高速に処理を実行できる。
【0031】
【発明の結果】以上のように本発明の画像処理方法は、
注目画素の信号と参照画素のうち第1の方向に位置する
第1の参照画素の信号との差である第1の差分により入
力の0近傍で出力が単調増加である入出力特性を持つ関
数を参照して得られる強調係数と第1の差分に比例して
強調し、第1の方向と直交する方向に位置するものであ
り注目画素を挟んで対向する第2,第3の参照画素の信
号の平均値を注目画素の信号から減算した結果である第
2の差分と前記強調係数に比例してぼかす処理を、4方
向もしくは8方向に繰り返すことにより注目画素の信号
を補正するものであり、周辺画素と相関のない孤立した
雑音成分を強調することなく入力画像信号の線分のみを
強調することが可能となる。また、本発明の画像処理に
よるとNTSCのクロスカラ−、ドット妨害により本来
直線である信号がギザギザとなった信号に対して、ギザ
ギザを強調することなく入力画像信号の線分のみを強調
することが可能である。さらに、フィ−ルド信号を補間
することにより作成されたフレ−ム信号に対しても、斜
め方向の滑らかさを損なうことなく、めりはり感のある
強調を行うことが可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像記録装置の
ブロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例における画像処理のメイ
ンのフロ−チャ−トである。
【図3】本発明の第1の実施例における注目画素に関す
る処理を表すフロ−チャ−トである。
【図4】本発明の第1の実施例における参照画素に関す
る強調結果を求めるフロ−チャ−トである。
【図5】本発明の第1の実施例における強調係数を求め
る関数を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例による処理結果の具体例
を示す図である。
【図7】従来の補正方法による処理結果の具体例を示す
図である。
【図8】本発明の実施例における注目画素と参照画素を
表した模式図である。
【図9】本発明の第2の実施例における注目画素に関す
る処理を表すフロ−チャ−トである。
【図10】本発明の第2の実施例による処理結果の具体
例を示す図である。
【図11】従来の補正方法における処理結果の具体例を
示す図である。
【図12】本発明の第3の実施例における処理内容を表
した図である。
【図13】本発明の第5の実施例における強調係数を求
める関数を示す図である。
【図14】本発明の第6の実施例における強調係数を求
める関数を示す図である。
【図15】ラプラシアンの原理(空間フィルタリング処
理)を説明する模式図である。
【符号の説明】
1…外部インタ−フェ−ス、 2…画像メモリ、 3…
ラインメモリ、 4…強調係数テ−ブルメモリ、 5…
マイクロコンピュ−タ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像の注目画素を囲む4画素または
    8画素の参照画素において、注目画素を中心とした4方
    向もしくは8方向の第1の方向に位置する参照画素を第
    1の参照画素とし、前記第1の方向と直交する方向に位
    置し、前記注目画素を挟んで対向する参照画素を第2,
    第3の参照画素とすると、前記注目画素の信号と前記第
    1の参照画素の信号との差分と、入力の0近傍で単調増
    加な入出力特性を持つ関数に前記差分を入力して得られ
    る強調係数とに比例して前記注目画素を強調し、かつ、
    前記注目画素の信号と前記第2,第3の参照画素の信号
    の平均との差分と前記強調係数とに比例して前記注目画
    素をぼかす処理を、前記4方向もしくは8方向の各方向
    に繰り返すことにより前記注目画素の信号を補正するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 入力画像の注目画素を囲む4画素または
    8画素の参照画素において、注目画素を中心とした4方
    向もしくは8方向のうち第1の方向に位置する参照画素
    を第1の参照画素とし、前記第1の方向と直交する方向
    に位置し、前記注目画素を挟んで対向する参照画素を第
    2,第3参照画素とすると、前記注目画素の信号と前記
    第1の参照画素の信号との差である第1の差分と、前記
    第1の差分を入力の0近傍で単調増加な入出力特性を持
    つ関数の入力として求めた強調係数との積である第1の
    乗算結果を求め、前記注目画素の信号と前記第2,第3
    の参照画素の信号の平均との差である第2の差分と前記
    強調係数との積である第2乗算結果を、前記第1の乗算
    結果から減算して求めた前記第1の方向に関する強調デ
    ータを、前記4方向もしくは8方向に関して重ね合わせ
    た総合強調データを前記注目画素の信号に加えることに
    より階調を補正することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理方法。
  3. 【請求項3】 強調係数を求める関数が入出力の特性が
    連続で、入力が第1の閾値以下の時には単調増加で、第
    1の閾値より大きい時には単調減少な特性を持つ関数で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 第1の差分に強調係数と定数である第2
    の強調係数との和を乗じた結果を第1の乗算結果とし、
    第2の差分に強調係数と前記第2の強調係数との差を乗
    じた結果を第2の乗算結果とすることを特徴とする請求
    項2記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 第1の乗算結果に定数である第3の強調
    係数を乗じた結果を、新たに第1の乗算結果とすること
    を特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 強調係数を求める関数が、入出力の特性
    が連続で、第1の閾値より小さい第2の閾値に対して、
    入力が第2の閾値以下の時には出力が0であることを特
    徴とする請求項5記載の画像処理方法。
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