JPH06221129A - 過給機付きエンジンの吸気装置 - Google Patents
過給機付きエンジンの吸気装置Info
- Publication number
- JPH06221129A JPH06221129A JP1431693A JP1431693A JPH06221129A JP H06221129 A JPH06221129 A JP H06221129A JP 1431693 A JP1431693 A JP 1431693A JP 1431693 A JP1431693 A JP 1431693A JP H06221129 A JPH06221129 A JP H06221129A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- supercharger
- oil component
- intake
- blow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブローバイガスによるメインキャタリストの
劣化を防止する。 【構成】 ブローバイガス供給口７ａを過給機３の上流
でエアクリーナ１の下流に設けた。
劣化を防止する。 【構成】 ブローバイガス供給口７ａを過給機３の上流
でエアクリーナ１の下流に設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、過給機付きエンジンの
吸気装置に関する。
吸気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジン又はエンジン排気にて駆動され
る過給機を吸気通路に備え、この過給機で加圧されたエ
アをエンジンの燃焼室に供給することにより、充填効率
を高めてエンジンの出力向上を図ることが知られてい
る。
る過給機を吸気通路に備え、この過給機で加圧されたエ
アをエンジンの燃焼室に供給することにより、充填効率
を高めてエンジンの出力向上を図ることが知られてい
る。
【０００３】従来のこの種の過給機付きエンジンの吸気
装置を図２に示す。同図において、吸気されたエアａは
エアクリーナ１で浄化され、管２を経由して過給機３に
供給される。エアａは過給機３内で加圧され、加圧エア
（過給エア）ｂとして管４を経由してインタクーラ５に
供給される。このインタクーラ５で、加圧されて高温と
なった加圧エアｂは冷却され、冷却エアｃとなって管８
へ吐出される。
装置を図２に示す。同図において、吸気されたエアａは
エアクリーナ１で浄化され、管２を経由して過給機３に
供給される。エアａは過給機３内で加圧され、加圧エア
（過給エア）ｂとして管４を経由してインタクーラ５に
供給される。このインタクーラ５で、加圧されて高温と
なった加圧エアｂは冷却され、冷却エアｃとなって管８
へ吐出される。
【０００４】冷却エアｃは、エンジン６から管７を経由
して管８内へ供給口７ａから供給されたブローバイガス
ｄと混合され、混合エアｅとなって、一部のエアｆは二
次エア取入口９から管１０を経由してメインキャタリス
ト１１に入り、残りのエアｇはエンジン吸気エアとして
プライマリースロットル弁１２、セカンダリースロット
ル弁１３又はアイドルスピードコントロール弁１４を経
由してエンジン６に吸気される。
して管８内へ供給口７ａから供給されたブローバイガス
ｄと混合され、混合エアｅとなって、一部のエアｆは二
次エア取入口９から管１０を経由してメインキャタリス
ト１１に入り、残りのエアｇはエンジン吸気エアとして
プライマリースロットル弁１２、セカンダリースロット
ル弁１３又はアイドルスピードコントロール弁１４を経
由してエンジン６に吸気される。
【０００５】エンジン６からの排気ｈは管１５を経由し
てプリキャタリスト１６およびメインキャタリスト１１
で酸化、還元されて消音器へ吐出される。
てプリキャタリスト１６およびメインキャタリスト１１
で酸化、還元されて消音器へ吐出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したような吸気装
置においては、ブローバイガスｄ中に含まれるガス化し
た潤滑油等のオイル成分が冷却エアｃと混合されるの
で、混合エアｅが二次エア取入口９から吸入されるとき
にそのオイル成分も共に吸入され、管１０を経由してメ
インキャタリスト１１に入り、このメインキャタリスト
１１を劣化させていた。
置においては、ブローバイガスｄ中に含まれるガス化し
た潤滑油等のオイル成分が冷却エアｃと混合されるの
で、混合エアｅが二次エア取入口９から吸入されるとき
にそのオイル成分も共に吸入され、管１０を経由してメ
インキャタリスト１１に入り、このメインキャタリスト
１１を劣化させていた。
【０００７】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、その目的とするところは、ブローバイガス中に
含まれるオイル成分によるメインキャタリストの劣化を
防止できる過給機付きエンジンの吸気装置を提供するこ
とにある。
であり、その目的とするところは、ブローバイガス中に
含まれるオイル成分によるメインキャタリストの劣化を
防止できる過給機付きエンジンの吸気装置を提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、スロットル弁の上流に過給機とインタクーラ
とを備え、前記過給機による過給エアを前記スロットル
弁の近傍の二次エア取入口から排気系に二次エアとして
供給する過給機付きエンジン吸気装置において、ブロー
バイガス供給口を過給機の上流でエアクリーナの下流に
設けるようにした。
本発明は、スロットル弁の上流に過給機とインタクーラ
とを備え、前記過給機による過給エアを前記スロットル
弁の近傍の二次エア取入口から排気系に二次エアとして
供給する過給機付きエンジン吸気装置において、ブロー
バイガス供給口を過給機の上流でエアクリーナの下流に
設けるようにした。
【０００９】また、上記発明において、二次エア取入口
を吸気管の上部に設けるようにした。
を吸気管の上部に設けるようにした。
【００１０】
【作用】ブローバイガス中のオイル成分は、過給機で加
圧された後、インタクーラで冷却されることにより、そ
の殆どが完全な液化状態となり、従って混合エア中には
ガス化したオイル成分が殆ど含まれなくなり、二次エア
取入口から排気系に供給される二次エア中にガス化して
混入するオイル成分の量を大幅に低減できる。また、二
次エア取入口を吸気管の上部とすることにより、さらに
二次エア取入口から吸入されるミスト状等の液化したオ
イル成分の量を低減できる。
圧された後、インタクーラで冷却されることにより、そ
の殆どが完全な液化状態となり、従って混合エア中には
ガス化したオイル成分が殆ど含まれなくなり、二次エア
取入口から排気系に供給される二次エア中にガス化して
混入するオイル成分の量を大幅に低減できる。また、二
次エア取入口を吸気管の上部とすることにより、さらに
二次エア取入口から吸入されるミスト状等の液化したオ
イル成分の量を低減できる。
【００１１】
【実施例】本発明による過給機付きエンジンの吸気装置
の一実施例を図１に示す。図１において図２と同一部分
又は相当部分には同一符合が付してある。
の一実施例を図１に示す。図１において図２と同一部分
又は相当部分には同一符合が付してある。
【００１２】図１と図２の異なるところは、ブローバイ
ガスｄの供給口の位置であり、図２では供給口７ａはス
ロットル弁１２、１３とインタクーラ５とを接続する管
８に設けられているのに対し、図１では過給機２とエア
クリーナ１とを接続する管２に設けられている。
ガスｄの供給口の位置であり、図２では供給口７ａはス
ロットル弁１２、１３とインタクーラ５とを接続する管
８に設けられているのに対し、図１では過給機２とエア
クリーナ１とを接続する管２に設けられている。
【００１３】このように、ブローバイガスｄの供給口７
ａを過給機２の上流側に設けたことにより、過給機２で
加圧された混合エアｂ′中のブローバイガスｄはインタ
クーラ５で冷却され、そのオイル成分の殆どが完全に液
化されるので、インタクーラ５からの冷却エア（混合エ
ア）ｃ′中にはガス化したオイル成分は殆ど含まれず、
従って、混合エアｃ′が二次エア取入口９からエアｆと
して吸入されるときでもガス化したオイル成分は殆ど吸
入されず、管１０へのオイル成分の吸入は従来の吸気装
置と比べ大幅に低減される。このようにして、オイル成
分によるメインキャタリスト１１の劣化が防止される。
また、ブローバイガスｄ中のミスト状等の液化状態のオ
イル成分の一部は過給機２とインタクーラ５とで捕獲さ
れるので、インタクーラ５から吐出される冷却後の混合
エアｃ′中に混入するミスト状等の液化状態のオイル成
分の量自体も減少する。
ａを過給機２の上流側に設けたことにより、過給機２で
加圧された混合エアｂ′中のブローバイガスｄはインタ
クーラ５で冷却され、そのオイル成分の殆どが完全に液
化されるので、インタクーラ５からの冷却エア（混合エ
ア）ｃ′中にはガス化したオイル成分は殆ど含まれず、
従って、混合エアｃ′が二次エア取入口９からエアｆと
して吸入されるときでもガス化したオイル成分は殆ど吸
入されず、管１０へのオイル成分の吸入は従来の吸気装
置と比べ大幅に低減される。このようにして、オイル成
分によるメインキャタリスト１１の劣化が防止される。
また、ブローバイガスｄ中のミスト状等の液化状態のオ
イル成分の一部は過給機２とインタクーラ５とで捕獲さ
れるので、インタクーラ５から吐出される冷却後の混合
エアｃ′中に混入するミスト状等の液化状態のオイル成
分の量自体も減少する。
【００１４】なお、液化されたミスト状等のオイル成分
は管８の下部を流れることとなるので、二次エア取入口
９を管８の上部に設けた方がオイル成分の取込みはより
少なくなる。
は管８の下部を流れることとなるので、二次エア取入口
９を管８の上部に設けた方がオイル成分の取込みはより
少なくなる。
【００１５】上記実施例ではブローバイガス供給口７ａ
を過給機３とエアクリーナ１との間に設けたが、管４に
設けることも考えられる。しかし、管４の混合エアｂ′
は過給機３により加圧されたエア（過給エア）であるの
で、圧力の関係で、ブローバイガスは容易に管４内には
吸入されない。従って、管４にブローバイガス供給口を
設けることは得策ではない。
を過給機３とエアクリーナ１との間に設けたが、管４に
設けることも考えられる。しかし、管４の混合エアｂ′
は過給機３により加圧されたエア（過給エア）であるの
で、圧力の関係で、ブローバイガスは容易に管４内には
吸入されない。従って、管４にブローバイガス供給口を
設けることは得策ではない。
【００１６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る過給機付きエンジンの吸気装置では、エンジンからの
ブローバイガスは過給機で加圧された後、インタクーラ
で冷却されるから、ブローバイガス中に混入したオイル
成分はその殆どが完全な液化状態となり、二次エア取入
口から排気系に供給されるガス化状態のオイル成分の量
を大幅に低減できる。
る過給機付きエンジンの吸気装置では、エンジンからの
ブローバイガスは過給機で加圧された後、インタクーラ
で冷却されるから、ブローバイガス中に混入したオイル
成分はその殆どが完全な液化状態となり、二次エア取入
口から排気系に供給されるガス化状態のオイル成分の量
を大幅に低減できる。
【００１７】また、二次エア取入口を吸気管の上部とす
ることにより、さらに、排気系に供給されるミスト状等
の液化状態のオイル成分の量を低減できる
ることにより、さらに、排気系に供給されるミスト状等
の液化状態のオイル成分の量を低減できる
【図１】本発明による過給機付きエンジンの吸気装置の
一実施例を示す構成図である。
一実施例を示す構成図である。
【図２】従来の過給機付きエンジンの吸気装置を示す構
成図である。
成図である。
１ エアクリーナ ２、４、７、８、１０、１５ 管 ３ 過給機 ５ インタクーラ ６ エンジン ９ 二次エア取入口 １１ メインキャタリスト １２ プライマリースロットル弁 １３ セカンダリースロットル弁 １４ アイドルスピードコントロール弁 １６ プリキャタリスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｍ 35/10 ３１１ Ｚ 9247−3Ｇ
Claims (2)
- 【請求項１】 スロットル弁の上流に過給機とインタク
ーラとを備え、前記過給機による過給エアを前記スロッ
トル弁の近傍の二次エア取入口から排気系に二次エアと
して供給する過給機付きエンジン吸気装置において、ブ
ローバイガス供給口を過給機の上流でエアクリーナの下
流に設けたことを特徴とする過給機付きエンジンの吸気
装置。 - 【請求項２】 前記二次エア取入口を吸気管の上部に設
けたことを特徴とする請求項１記載の過給機付きエンジ
ンの吸気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1431693A JPH06221129A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 過給機付きエンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1431693A JPH06221129A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 過給機付きエンジンの吸気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06221129A true JPH06221129A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11857693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1431693A Pending JPH06221129A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 過給機付きエンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06221129A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057526A (ja) * | 2006-09-02 | 2008-03-13 | Man Diesel Sa | 過給式内燃機関 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1431693A patent/JPH06221129A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057526A (ja) * | 2006-09-02 | 2008-03-13 | Man Diesel Sa | 過給式内燃機関 |
| KR101375449B1 (ko) * | 2006-09-02 | 2014-03-17 | 만 디젤 앤 터보 에스이 | 과급식 내연기관 |
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