JPH0622047U - 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 - Google Patents

自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置

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JPH0622047U
JPH0622047U JP202791U JP202791U JPH0622047U JP H0622047 U JPH0622047 U JP H0622047U JP 202791 U JP202791 U JP 202791U JP 202791 U JP202791 U JP 202791U JP H0622047 U JPH0622047 U JP H0622047U
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JP
Japan
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shift lever
slide plate
passage hole
hole
operation position
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Pending
Application number
JP202791U
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English (en)
Inventor
俊道 山田
一良 望月
知洋 望月
崇敦 渡辺
靖 浅野
憲夫 栂野
好正 片海
浩 左近
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Fuji Kiko Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の自動変速機のシフトレバーの操作位
置を表示装置である。シフトレバーの通過孔12を遮蔽す
るスライドプレート15の端部へ張り出す長さを少なくす
る。 【構成】 シフトレバーの貫通孔17を有するスライドプ
レート15の側方にはシフトレバーと連動する指示部が形
成されている。スライドプレート15は複数の略矩形板状
のプレート部材16a ,16b を順次折り曲げ可能に連結し
て形成する。各プレート部材16a ,16b はアウターケー
ス10の通過孔12の真下においてインナーケース24とアウ
ターケース10との間を平面的に移動する。 【効果】 シフトレバーの通過孔12を遮蔽するスライド
プレート15は、端末部が通過孔の前部または後部で折れ
曲がり、通過孔の長さに比して長さを短くでき、スライ
ドプレート15の通過孔12の端部における張り出し量を短
くできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置に係り、特に、通過孔 に沿ったシフトレバーの動きに合わせて摺動されこの通過孔の内部を遮蔽するス ライドプレートを備えたものに関する。
【0003】
【従来の技術】
従来のこの種の自動変速機を備えた自動車のシフトレバーの各操作位置を表示 する装置は、例えば、実開昭61ー20434号公報に記載された構造が知られ ている。この従来の構造の表示装置は、図8に示すように、アウターケース1に 形成されている通過孔2に挿通されたシフトレバー3の動きに合せてスライドプ レート4を移動させ、前記シフトレバー3に連動させて操作位置を指示する指示 部を設けた構造が採られている。そして、前記スライドプレート4はシフトレバ ー3のいずれの操作位置においても通過孔2の内部を遮蔽する必要があり、この スライドプレート4は前記通過孔2の長さより長く形成されている。
【0004】 また、実開昭61ー198125号公報に記載されているように、スライドプ レートの張出す端末部を無理に折り曲げ収納する構造が知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記図8に示す従来の構造のシフトレバーの操作位置表示装置では、スライド プレート4はシフトレバー3のいずれの操作位置においても通過孔2の内部を遮 蔽するように、シフトレバー3の通過孔2の長さより長く形成しているため、シ フトレバー3の前部または後部の最端部においては、スライドプレート4の端末 部aが大きく張出し、アウターケース1はこの張出したスライドプレート4の端 末部を位置させるために、端部に広いスペースを形成する必要があり、小形化の 障害となっている。
【0006】 また、スライドプレートの張出す端末部を無理に折り曲げる構造では、スライ ドプレートを無理に弯曲させて収納するようにしているため、スライドプレート を損傷され易く、耐久性の高い材質を必要とし、高価となる問題を有している。
【0007】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、シフトレバーにより移動されるス ライドプレートの端末部の張り出し長さを短くでき、シフトレバーの通過孔にお ける最端部の操作位置におけるスライドプレートの端末部の収納スペースを狭く して、小形に組み立てることができ、また、スライドプレートの端末を無理に弯 曲させる必要もなく、耐久性を向上できる自動変速機のシフトレバーの操作位置 表示装置を提供するものである。
【0008】 〔考案の構成〕
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置は、シフトレバーの通 過孔とこの通過孔に対応する表示部を有するアウターケースと、前記シフトレバ ーの通過孔の真下において摺動自在に配設され前記シフトレバーの貫通孔を有す るスライドプレートと、このスライドプレートの側方にあって前記シフトレバー と連動する指示部とを具備したシフトレバーの操作位置表示装置において、前記 スライドプレートは複数の略矩形板状のプレート部材を順次折り曲げ可能に連結 して形成し、この各プレート部材は前記アウターケースの通過孔の真下において 前記インナーケースとアウターケースとの間を平面的に移動させるものである。
【0010】
【作用】
本考案の自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置は、シフトレバーのア ウターケースの通過孔に沿った動きに応じてスライドプレートが移動し、このス ライドプレートの移動により指示部がシフトレバーの操作位置を表示する。そし て、シフトレバーの通過孔はスライドプレートにて遮蔽されている。このスライ ドプレートは複数の略矩形板状のプレート部材を順次折り曲げ可能に連結して形 成されているため、通過孔の前部または後部の最端部に位置されるとき、順次折 り曲げられて収納され、スライドプレートの端末部における張り出し量が少なく なり、この状態で、シフトレバーは通過孔の最端部の操作位置に設定される。ま た、シフトレバーが最端部から反対側に向って移動されると、このアウターケー スとインナーケースとの間で通過孔の真下では平面的に移動され、通過孔は遮蔽 される。したがって、スライドプレートの端末部の張り出し長さを短くでき、ア ウターケースのスライドプレートの端部を収納するスペースを少なくできる。
【0011】
【実施例】
本考案の一実施例の構成を図1ないし図6について説明する。
【0012】 10は合成樹脂などにて成形されたアウターケースで、このアウターケース10は 上面には自動変速機のシフトレバー11の通過孔12が前後方向に向って略クランク 状に屈曲して形成されている。この通過孔12はパーキング操作位置、後進操作位 置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置が直線状に前後方向に配置され、 このドライブ操作位置から側方(図1右側)に向って4速操作位置が形成され、 この4速操作位置、3速操作位置、2速操作位置が直線状に前後方向に配置され 、さらに、この2速操作位置から側方(図1左側)に1速操作位置が配置され、 前記シフトレバー11を略クランク状に移動させるように形成されている。
【0013】 また、前記アウターケース10の上面一側(図1右側)には、前記通過孔12のパ ーキング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置、 4速操作位置、3速操作位置、2速操作位置および1速操作位置にそれぞれ対応 して操作位置の表示部となる表示窓孔13がそれぞれ形成されている。さらに、こ のパーキング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置の表示窓孔13の側 方(図1右側)、ドライブ操作位置と4速操作位置の表示窓孔13の間、3速操作 位置の表示窓孔13の側方(図1左側)、2速操作位置と1速操作位置の表示窓孔 13の間にそれぞれ表示部となる操作位置の指示窓孔14がそれぞれ形成されている 。
【0014】 次に、15は前記アウターケース10の内面に沿って前後方向に摺動されるスライ ドプレートで、このスライドプレート15は複数の略矩形板状のプレート部材16a ,16b を順次折り曲げ可能に連結して形成されている。そして、この各プレート 部材16a ,16b は前記アウターケース10の通過孔12の真下において平面的に移動 されるようになっている。この中央のプレート部材16a は前記シフトレバー11を 挿通する貫通孔17を形成し、この中央のプレート部材16a は前後対称形状に形成 され、両端両側部に軸支片20がそれぞれ突設されている。また、この中央のプレ ート部材16a の前後に連結されるプレート部材16b は一端両側部には前記軸支片 20を係合する凹段部18が形成され、他端両側部には軸支片20がそれぞれ突設され ている。そして、この凹段部18を軸支片20間に順次嵌着して支軸19にて複数のプ レート部材16b を折り曲げ可能に連結する。そして、前記中央のプレート部材16 a に形成した貫通孔17は左右方向に延びる横長矩形孔にて形成されている。また 、この各プレート部材16a ,16b の一側(図1右側)には透光性板部21が一体に 形成され、この透光性板部21は前記アウターケース10のパーキング操作位置、後 進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置および1速操作位置の表 示窓孔13の内側に対向されている。さらに、この透光性板部21の一側(図1右側 )には前記プレート部材16と同一材質の設定位置指示部22が一体に形成されてい る。さらに、前記中央のプレート部材16a の設定位置指示部22には前記貫通孔17 の幅方向の延長線上に位置しかつ前記指示窓孔14の内側位置に沿って移動される 位置に透光孔23が形成され、この透光孔23には指示部となる赤色の透光性指示体 27が圧入嵌着されている。
【0015】 また、25は発泡ウレタン樹脂などの発泡体にて形成した遮蔽体で、前記中央の プレート部材16a の裏面に前記貫通孔17を遮蔽するように接着されている。そし て、この遮蔽体25には前記シフトレバー11を挿通する貫通孔17とスリット26が形 成されている。
【0016】 さらに、30は透光性表示板で、前記アウターケース10の内面に当接固定され、 この表示板30は前記各表示窓孔13および指示窓孔14にそれぞれ嵌挿されるレンズ 部31,32が形成され、この表示窓孔13に嵌着されるレンズ部31の裏面には表示文 字、記号などの表示33が印刷などによって形成されている。そして、この表示板 30の裏面にはレンズ部31,32を除いて遮光部30a が印刷などによって形成されて いる。
【0017】 34はインナーケースで、前記上面が開口され上面側に向って拡開した遮光壁35 を有するケース状に形成され、ビス36にて前記アウターケース10に止着されてい る。このインナーケース34の底部に開口した取付け孔37には照明用ランプ38が取 付けられている。
【0018】 次にこの実施例の作用について説明する。
【0019】 インナーケース34に取付けたランプ38からの照射でアウターケース10の表示窓 孔13に嵌着した表示板30の各レンズ部31の表示33が照明されている。この表示33 に合わせて自動変速機のシフトレバー11をアウターケース10の通過孔12に沿って 操作すると、シフトレバー11の動きに応じてスライドプレート15がアウターケー ス10とインナーケース34との間を移動する。このスライドプレート15がアウター ケース10とインナーケース34との間を通過するときには、各プレート部材16a , 16b は平面状に保持されて移動する。そして、シフトレバー11の動きによっても 貫通孔17を挿通されたスライドプレート15にて通過孔12は遮蔽され、矩形孔状の 貫通孔17はシフトレバー11をスリット26に挿通した遮蔽体25で遮蔽されている。
【0020】 このスライドプレート15の移動により透光孔23に嵌着した赤色の透光性指示体 27がシフトレバー11のシフト操作した表示窓孔14の表示に対応するレンズ部32を ランプ38の光が赤色に照明し、設定操作したシフトレバー11の操作位置を表示す る。
【0021】 そして、シフトレバー11をドライブ操作位置と4速操作位置との間の切換え、 および2速操作位置と1速操作位置との間の切換え操作時にはシフトレバー11は 側方向への動きとなり、このときには、遮蔽体25は伸縮するかまたはスリット26 に入り込み、スライドプレート15の貫通孔17が開口されることがない。
【0022】 また、シフトレバー11が前部または後部に向って移動されると、スライドプレ ート15の端末部の各プレート部材16は支軸19と軸支片20との軸支点を中心として 自重で下方に折れ曲がり、アウターケース10の端部に収納され、また、シフトレ バー11を反対方向に移動させると、スライドプレート15の端末部の折れ曲がった プレート部材16b は平面状に復帰され、通過孔12を閉塞して、シフトレバー11に よってスライドプレート15は反対側に連動して移動される。
【0023】 このように、スライドプレート15の端末部の通過孔12の最端部より張出す部分 を短くでき、アウターケース10のスライドプレート15の端部を収納するスペース を少なくできる。
【0024】 なお、前記実施例では、スライドプレート15は複数のプレート部材16a ,16b を軸支片20と凹段部18の支軸19にて折り曲げ可能に連結したが、第7図に示すよ うに、スライドプレート15を一体形成として各プレート部材16c を薄肉ヒンジ部 28にて折り曲げ可能とすることもできる。
【0025】 なお、前記実施例では、アウターケース10に形成したシフトレバー11の通過孔 12を略クランク状に形成したが、通過孔12の形状が直線状でも適用できる。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、シフトレバーのアウターケースの通過孔に沿った動きに応 じてスライドプレートが移動し、このスライドプレートの移動により指示部がシ フトレバーの操作位置を表示でき、このシフトレバーの通過孔を遮蔽するスライ ドプレートは、端末部は通過孔の前部または後部で折れ曲がり、通過孔の長さに 比して長さを短くでき、しかも、スライドプレートの通過孔の前部または後部で 張出す部分を短くでき、アウターケースのスライドプレートの端部を収納するス ペースを少なくでき、小形化が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す自動変速機のシフトレ
バーの操作位置表示装置の分解斜視図である。
【図2】同上縦断正面図である。
【図3】同上縦断側面図である。
【図4】同上スライドプレートの一部の分解斜視図であ
る。
【図5】同上表示装置の平面図である。
【図6】同上斜視図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す自動変速機のシフト
レバーの操作位置表示装置の縦断正面図である。
【図8】従来の自動変速機のシフトレバーの操作位置表
示装置の縦断正面図である。
【符号の説明】
10 アウターケース 11 シフトレバー 12 通過孔 13,14 表示部 15 スライドプレート 16a ,16b ,16c プレート部材 17 貫通孔 21 指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 望月 知洋 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)考案者 渡辺 崇敦 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)考案者 浅野 靖 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)考案者 栂野 憲夫 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)考案者 片海 好正 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)考案者 左近 浩 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーの通過孔とこの通過孔に対
    応する表示部を有するアウターケースと、前記シフトレ
    バーの通過孔の真下において摺動自在に配設され前記シ
    フトレバーの貫通孔を有するスライドプレートと、この
    スライドプレートの側方にあって前記シフトレバーと連
    動する指示部とを具備したシフトレバーの操作位置表示
    装置において、 前記スライドプレートは複数の略矩形板状のプレート部
    材を順次折り曲げ可能に連結して形成し、この各プレー
    ト部材は前記アウターケースの通過孔の真下において前
    記インナーケースとアウターケースとの間を平面的に移
    動させることを特徴とする自動変速機のシフトレバーの
    操作位置表示装置。
JP202791U 1991-01-25 1991-01-25 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 Pending JPH0622047U (ja)

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