JP2545256Y2 - 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 - Google Patents

自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置

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JP2545256Y2
JP2545256Y2 JP202891U JP202891U JP2545256Y2 JP 2545256 Y2 JP2545256 Y2 JP 2545256Y2 JP 202891 U JP202891 U JP 202891U JP 202891 U JP202891 U JP 202891U JP 2545256 Y2 JP2545256 Y2 JP 2545256Y2
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JP
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shift lever
hole
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slide plate
display device
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JP202891U
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俊道 山田
一良 望月
知洋 望月
崇敦 渡辺
靖 浅野
憲夫 栂野
好正 片海
浩 左近
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Nihon Plast Co Ltd
Fuji Kiko Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
Fuji Kiko Co Ltd
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本考案は自動変速機のシフトレバ
ーの操作位置表示装置に係り、特に、通過孔に沿ったシ
フトレバーの動きに合わせて摺動されこの通過孔の内部
を遮蔽するスライドプレートを備えたものに関する。
【0003】
【従来の技術】自動車の自動変速機は、近時、例えば、
実開平2ー54639号公報に記載されているように、
手動操作感を良好とするために、シフトレバーを前後方
向への操作と前後方向と直交する横方向への操作とを組
み合わせたクランク状の屈曲した軌跡を描く操作が必要
な構造が採られている。このような操作軌跡を描くシフ
トレバーの操作位置の表示装置は、従来は図6に示すよ
うな構造が採られている。この表示装置は、アウターケ
ース1の上面にシフトレバー2が通過するクランク状の
通過孔3を形成し、この通過孔3の真下においてアウタ
ーケース1の内面に沿って前後方向に摺動されるスライ
ドプレート4を配設し、このスライドプレート4にシフ
トレバー2を挿通させる貫通孔5を形成し、シフトレバ
ー2の前後方向の動きに合わせてスライドプレート4を
前後方向に移動させ、このスライドプレート4に形成し
た指示部にてシフトレバー2の操作位置を指示するよう
にしている。そして、前記スライドプレート4のシフト
レバー2を挿通させる貫通孔5はシフトレバー2が横方
向に移動できるように横方向に延びる長孔状に形成され
ている。そこで、スライドプレート4の下面に蛇腹状の
変形可能な軟質材にて形成した遮蔽体6を接着固定し、
この遮蔽体6の底部にシフトレバー2を貫通させ、この
遮蔽体6にてスライドプレート4の貫通孔5を遮蔽して
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記図6に示す従来の
構造のシフトレバーの操作位置表示装置では、スライド
プレート4に形成したシフトレバー2の貫通孔5は遮蔽
されるが、スライドプレート4の下面に遮蔽体6を接着
固定しなくてはならず、耐久性に欠け、しかも、遮蔽体
6は蛇腹状のため、シフトレバー2の周辺が深い凹窪状
となり、違和感が生じ目障りとなり易く、さらに、物品
が落ち込むおそれがあり、操作時に障害を来す問題を有
している。
【0005】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、シフトレバーの周辺に違和感を生じる凹窪部をなく
し、物品が落ち込むおそれがなく、操作に支障を起こす
ことがなく、スライドプレートに形成したシフトレバー
の貫通孔を確実に遮蔽することができ、耐久性を向上で
きる自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置を提
供するものである。
【0006】〔考案の構成〕
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の自動変速機のシ
フトレバーの操作位置表示装置は、略クランク状のシフ
トレバーの通過孔とこの通過孔に対応する表示部を有す
るアウターケースと、前記シフトレバーの通過孔の真下
において摺動自在に配設され前記シフトレバーの貫通孔
を有するスライドプレートと、このスライドプレートの
側方にあって前記シフトレバーと連動する指示部とを具
備したシフトプレートの操作位置表示装置において、前
記スライドプレートに形成した貫通孔はこのスライドレ
バーの移動方向に対して直交する横方向に前記シフトレ
バーが移動できる横長孔とし、このスライドプレートの
裏面に前記貫通孔を遮蔽する発泡軟質材にて形成した遮
蔽部材を配設し、この遮蔽部材に前記シフトレバーを貫
通させたものである。
【0008】
【作用】本考案の自動変速機のシフトレバーの操作位置
表示装置は、シフトレバーのアウターケースの通過孔に
沿った動きに応じてスライドプレートが移動し、このス
ライドプレートの移動により指示部がシフトレバーの操
作位置を表示する。そして、シフトレバーを通過させる
通過孔はスライドプレートにて遮蔽されており、また、
シフトレバーを貫通させるスライドプレートの貫通孔は
遮蔽部材にて遮蔽されている。このシフトレバーが前後
方向に対して直交方向の横方向に操作されると、シフト
レバーはスライドプレートを移動させることなく、貫通
孔を横方向に移動し、このシフトレバーの動きに応じて
遮蔽部材が伸縮して貫通孔が露出されることがなく遮蔽
されている。そして、遮蔽部材によってシフトレバーの
貫通孔の周辺に凹窪部による違和感を感じさせず、ま
た、異物の落ち込みがなく、操作性が損なわれることが
ない。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例の構成を図1ないし図4に
ついて説明する。
【0010】10は合成樹脂などにて成形されたアウター
ケースで、このアウターケース10の上面には自動変速機
のシフトレバー11の通過孔12が前後方向に向って略クラ
ンク状に屈曲して形成されている。そして、この通過孔
12は図2に示すように、パーキング操作位置、後進操作
位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操作位置が直線
状に前後方向に配置され、このドライブ操作位置から側
方(図2右側)に位置して4速操作位置が形成され、こ
の4速操作位置から3速操作位置、2速操作位置が前後
方向に直線状に配置され、この2速操作位置から側方
(図2左側)に1速操作位置が形成されている。
【0011】また、前記アウターケース10の上面一側
(図2右側)には、前記通過孔12のパーキング操作位
置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、ドライブ操
作位置、4速操作位置、3速操作位置、2速操作位置お
よび1速操作位置に対応して操作位置の表示部となる表
示窓孔13がそれぞれ形成されている。さらに、このパー
キング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置
の表示窓孔13の側方(図2右側)、ドライブ操作位置と
4速操作位置の表示窓孔13の間、3速操作位置の表示窓
孔13の側方(図2左側)、2速操作位置と1速操作位置
の表示窓孔13の間にそれぞれ表示部となる操作位置の指
示窓孔14がそれぞれ形成されている。
【0012】また、前記アウターケース10の前後面には
外方に下方に向って弧状に膨出した突出部15が一体に形
成されている。
【0013】次に、16は前記アウターケース10の内面に
沿って前後方向に摺動されるスライドプレートで、前記
シフトレバー11を挿通する貫通孔17が左右方向に延びる
横長矩形孔にて形成されている。このスライドプレート
16の一側(図2右側)には透光性板部18が一体に形成さ
れ、この透光性板部18は前記アウターケース10のパーキ
ング操作位置、後進操作位置、ニュートラル操作位置、
ドライブ操作位置および1速操作位置の表示窓孔13の内
側に対向されている。さらに、この透光性板部18の一側
(図2右側)には前記スライドプレート16と同一材質の
設定位置指示部19が一体に形成され、この設定位置指示
部19には前記貫通孔17の幅方向の延長線上に位置しかつ
前記指示窓孔14の内側位置に沿って移動される位置に透
光孔20が形成され、この透光孔20には指示部となる赤色
の透光性指示体21が圧入嵌着されている。
【0014】また、22は発泡ウレタン樹脂などの発泡軟
質材質にて形成された遮蔽部材で、前記シフトレバー11
を挿通する貫通孔23を有し、この遮蔽部材22は前記スラ
イドプレート16の貫通孔17の裏面周辺部位置においてシ
フトレバー11に接着され、貫通孔17を遮蔽している。そ
して、この遮蔽部材22は前記シフトレバー11の横方向の
動きに合せて左右方向に伸縮されて貫通孔17を遮蔽して
いる。
【0015】さらに、30は透光性表示板で、前記アウタ
ーケース10の内面に当接固定され、この表示板30は前記
各表示窓孔13および指示窓孔14にそれぞれ嵌挿されるレ
ンズ部31,32が形成され、この表示窓孔13に嵌着される
レンズ部31の裏面には表示文字、記号などの表示33が印
刷などで形成されている。なお、レンズ部31,32以外の
部分の裏面には遮光部30a が印刷などで形成されてい
る。
【0016】34はインナーケースで、前記上面が開口さ
れ上面側に向って拡開した遮光壁35を有するケース状に
形成され、ビス36にて前記アウターケース10の内面に止
着されている。このインナーケース34の底部に開口した
取付け孔37には照明用ランプ38が取付けられている。
【0017】次にこの実施例の作用について説明する。
【0018】インナーケース34に取付けたランプ38から
の照射でアウターケース10の表示窓孔13に嵌着した表示
板30の各レンズ部31の表示33が照明されている。この表
示33に合わせて自動変速機のシフトレバー11をアウター
ケース10の通過孔12に沿って操作すると、シフトレバー
11の動きに応じてスライドプレート16がアウターケース
10とインナーケース34との間を移動する。このシフトレ
バー11の動きによっても貫通孔17を挿通したスライドプ
レート16にて通過孔12は遮蔽され、矩形孔状の貫通孔17
はシフトレバー11を貫通孔23に挿通した遮蔽部材22にて
遮蔽されている。
【0019】このスライドプレート16の移動により透光
孔20に嵌着した赤色の透光性指示体21がシフトレバー11
の操作設定した表示窓孔14の表示に対応するレンズ部32
をランプ38の光が赤色に照明し、設定操作したシフトレ
バー11の操作位置を表示する。
【0020】そして、シフトレバー11をドライブ操作位
置と4速操作位置との間の切換え、および2速操作位置
と1速操作位置との間の切換え操作時には、シフトレバ
ー11は側方向への動きとなり、このときには、遮蔽部材
22は側方に摺動し、スライドプレート16の貫通孔17が開
口されることがない。そして、このシフトレバー11の横
方向の動きに対して遮蔽部材22が伸縮して遮蔽部材22が
シフトレバー11に干渉することがないとともに貫通孔17
を遮蔽している。
【0021】なお、遮蔽部材22は図5に示すように、シ
フトレバー11の横方向の移動方向に貫通孔23から連続す
るスリット24を形成し、シフトレバー11の横方向の動き
に対して遮蔽部材22の伸縮量を減少させて耐久性を高め
ることもできる。
【0022】この構造では、シフトレバー11の横方向の
動きでシフトレバー11は遮蔽部材22のスリット24に入り
込み、遮蔽部材22の伸縮性でシフトレバー11の周囲に接
触され、スライドプレート16の貫通孔17が露出されるこ
となく遮蔽されている。
【0023】
【考案の効果】本考案によれば、シフトレバーのアウタ
ーケースの通過孔に沿った動きに応じてスライドプレー
トが移動し、このスライドプレートの移動により指示部
にてシフトレバーの操作位置が表示される。そして、シ
フトレバーを通過させる通過孔はスライドプレートにて
遮蔽されており、また、シフトレバーを貫通させるスラ
イドプレートの貫通孔はシフトレバーの横方向の動きに
対応できるように横方向に拡げても遮蔽部材の伸縮性に
より確実に遮蔽され露出されることがない。そして、耐
久性を有し、遮蔽部材によってシフトレバーの貫通孔の
周辺に凹窪部による違和感を感じさせず、また、異物の
落ち込みがなく、操作性が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す自動変速機のシフトレ
バーの操作位置表示装置の縦断側面図である。
【図2】同上分解斜視図である。
【図3】同上斜視図である。
【図4】同上スライドプレートの遮蔽部材部の平面図で
ある。
【図5】本考案の他の実施例を示す自動変速機のシフト
レバーの操作位置表示装置におけるスライドプレートの
遮蔽部材の平面図である。
【図6】従来の自動変速機のシフトレバーの操作位置表
示装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
10 アウターケース 11 シフトレバー 12 通過孔 13,14 表示部 16 スライドプレート 17 貫通孔 21 指示部 22 遮蔽部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 望月 知洋 静岡県富士市青島町218番地 日本プラ スト株式会社内 (72)考案者 渡辺 崇敦 静岡県富士市青島町218番地 日本プラ スト株式会社内 (72)考案者 浅野 靖 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株 式会社 鷲津工場内 (72)考案者 栂野 憲夫 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株 式会社 鷲津工場内 (72)考案者 片海 好正 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株 式会社 鷲津工場内 (72)考案者 左近 浩 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株 式会社 鷲津工場内 (56)参考文献 実開 昭64−47430(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略クランク状のシフトレバーの通過孔と
    この通過孔に対応する表示部を有するアウターケース
    と、前記シフトレバーの通過孔の真下において摺動自在
    に配設され前記シフトレバーの貫通孔を有するスライド
    プレートと、このスライドプレートの側方にあって前記
    シフトレバーと連動する指示部とを具備したシフトレバ
    ーの操作位置表示装置において、 前記スライドプレートに形成した貫通孔はこのスライド
    プレートの移動方向に対して直交する横方向に前記シフ
    トレバーが移動できる横長孔とし、 このスライドプレートの裏面に前記貫通孔を遮蔽する発
    泡軟質材にて形成した遮蔽部材を配設し、この遮蔽部材
    に前記シフトレバーを貫通させたことを特徴とする自動
    変速機のシフトレバーの操作位置表示装置。
JP202891U 1991-01-25 1991-01-25 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置 Expired - Lifetime JP2545256Y2 (ja)

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JP202891U JP2545256Y2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置

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JP202891U JP2545256Y2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 自動変速機のシフトレバーの操作位置表示装置

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JPH0622048U JPH0622048U (ja) 1994-03-22
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