JPH06219274A - レールブレーキ装置 - Google Patents

レールブレーキ装置

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JPH06219274A
JPH06219274A JP1167793A JP1167793A JPH06219274A JP H06219274 A JPH06219274 A JP H06219274A JP 1167793 A JP1167793 A JP 1167793A JP 1167793 A JP1167793 A JP 1167793A JP H06219274 A JPH06219274 A JP H06219274A
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JP
Japan
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rail
brake
iron core
electromagnet
brake device
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JP1167793A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Okabe
輝彦 岡部
Toshiro Hasebe
寿郎 長谷部
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Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブレーキシューに付着した雪や雨などの凍結に
よるブレーキ距離の伸びを防ぐ。 【構成】電磁石の励磁コイル4の電源となるバッテリー
2に交流電源1を並列に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両等に組み込ま
れて使用される電磁操作のレールブレーキ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、鉄道車両を減速させるた
めのレールブレーキ装置には、従来からレールと車輪と
の間の摩擦力を利用した粘着ブレーキが用いられてい
る。
【0003】この粘着ブレーキでは、最大取り得るブレ
ーキ力は、車輪とレールとの間の摩擦力(摩擦係数)に
よって決まり、たとえ車輪に大きい制動力を与えても、
車輪とレールとの間の摩擦力を超えるブレーキ力を得る
ことはできない。
【0004】すなわち、今、車輪のブレーキ力をFw、
車輪とレールとの最大摩擦係数をμmax、車輪踏面の
レールブレーキ力をFとすると、
【数1】
【0005】したがって、もし、ブレーキ力を式(1) で
得られる値を超えて得るためには、粘着ブレーキ以外の
レールブレーキ装着によらなければならない。
【0006】ところで、鉄道車両においては、近年、在
来線の車両の高速化の要請が高まり、それに応えるため
に従来の最高速度 100〜 120km/hのものを、 130〜 1
60km/hにまで上げようとする動きがある。ところが、
日本国内の在来線の場合には、非常ブレーキをかけて列
車が停止する迄の距離は、 600m以内であることが法令
で定められている。
【0007】ところが、上述したように従来の粘着ブレ
ーキでは、 130〜 160km/hの高速で走行する車両を 6
00m以内の距離で停止させようとすると、必要なブレー
キ力が最大摩擦係数を超え、車輪がレール上を滑走し
て、ブレーキ力が得られなくなり、車両を 600m以内で
停止させることはできない。
【0008】そこで、この問題を解決するために、車両
のブレーキ力をレール面から直接に得る方法が採用され
ている。この方法には、レール吸着ブレーキ装置(以
下、吸着ブレーキという)と、レール吸着式渦電流ブレ
ーキ(以下、レール吸着式ECBという)がある。以
下、各ブレーキ装置の構成を説明する。
【0009】図6は、従来の吸着ブレーキが車両の台車
に装架された状態を示す側面図である。図6において、
一対の車輪22には、車軸19がそれぞれ貫挿され、各車軸
19の図6において紙面直交方向の両端には、側面図にお
いて略凹字状に形成された台車3が載置されている。
【0010】この台車3の下面中央部には、油圧シリン
ダで構成する一対の油圧装置18が取り付けられ、これら
の各油圧装置18の下端面には、詳細図示しない板状のフ
レームが取り付けられている。このフレームの下面に
は、鉄心25が取り付けられ、この鉄心25の上部の外周に
は、励磁コイル24が装着されている。鉄心25の下面に
は、帯板状のブレーキシュー26が、このブレーキシュー
26の下方に位置するレール7の上面と対向して平行に固
定され、これらの油圧装置18,鉄心25,励磁コイル24及
びブレーキシュー26などで吸着ブレーキ20を構成してい
る。
【0011】このように構成された吸着ブレーキ20にお
いては、車両を停止するときに各油圧装置18が駆動さ
れ、鉄心25が下方に押圧されるとともに、励磁コイル24
にバッテリーから励磁電流が供給されることで、ブレー
キシュー26の下面はレール7の上面に押圧され、このレ
ール7と鉄心25との間に発生する電磁吸引力によって、
鉄心25はレール7に吸着される。さらに、レール7に誘
起される渦電流との電磁作用によるブレーキ力が加算さ
れる。
【0012】このときの電磁吸引力をFmとし、レール
7と鉄心27の下面のブレーキシュー26との間の摩擦係数
をμrとすると、ブレーキ力Fbは、
【数2】
【0013】次に、図7は、従来のレール吸着式ECB
が台車に装架された状態を示す側面図である。図7にお
いて、一対の車輪22には車軸19が図6と同様にそれぞれ
貫挿され、各車軸19の図7において紙面直交方向の両端
には、側面図において略凹字状に形成された台車3が図
6と同様に載置されている。
【0014】この台車3の下面中央部には、油圧シリン
ダで構成する一対の油圧装置18が取り付けられ、これら
の各油圧装置18の下端面には、詳細図示しない板状のフ
レームが取り付けられている。このフレームの下面に
は、レール7と平行に鉄心5が4個取り付けられ、これ
らの鉄心5の外周には、励磁コイル4がそれぞれ装着さ
れている。これらの鉄心5の下面には、板状のブレーキ
シュー6が、このブレーキシュー6の下方に位置するレ
ール7の上面と対向して平行にそれぞれ固定され、これ
らの油圧装置18,鉄心5,励磁コイル4及びブレーキシ
ュー6などでレール吸着ECB21を構成している。
【0015】このように構成されたレール吸着ECB21
においては、車両を停止するときに各油圧装置18が駆動
され、フレームを介して各鉄心5が下方に押圧されると
ともに、励磁コイル4にバッテリーから励磁電流が供給
されることで、ブレーキシュー6の下面はレール7の上
面に押圧され、このレール7と各鉄心5との間に発生す
る電磁吸引力によって、各鉄心5はレール7に吸着され
る。さらに、レール7に誘起される渦電流との電磁作用
によるブレーキ力が加算される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された吸着ブレーキ20やレール吸着式ECB21にお
いては、寒冷地の特に厳寒期において、ブレーキシュー
6,26の表面に雪が付着する。すると、この雪が凍結し
た状態でブレーキを作動させた場合に、レール7とブレ
ーキシュー6,26の間の雪や氷の影響で所定のブレーキ
力を得ることができず、列車の停止距離が延びるおそれ
がある。
【0017】さらに、油圧装置18の昇降部も上記凍結に
よって動作しなくなるおそれもある。そこで、本発明の
目的は、たとえ、寒冷地の厳寒期に使用されても、所定
の距離で列車を停止させることのできるレールブレーキ
装置を得ることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、蓄電池に接続された電磁石がブレーキシューを介し
レールに対向して台車に懸架されたレールブレーキ装置
において、蓄電池に並列に交流電源を接続したことを特
徴とする。
【0019】また、請求項2に記載の発明は、蓄電池に
接続された電磁石がブレーキシューを介しレールに対向
して台車に懸架されたレールブレーキ装置において、台
車に搭載された主電動機の冷却空気の排気口と電磁石の
間に、風道を配設したことを特徴とする。
【0020】さらに、請求項3に記載の発明は、蓄電池
に接続された電磁石がブレーキシューを介しレールに対
向して台車に懸架されたレールブレーキ装置において、
蓄電池に並列に交流電源を接続し、台車に搭載された主
電動機の冷却空気の排気口と電磁石の間に、風道を配設
するとともに、主電動機の温度上昇により、交流電源を
切り離すスイッチを設けたことを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1に記載の発明においては、交流電源に
よる励磁で電磁石は所定の温度に加熱され、この加熱に
よる電磁石の熱は、ブレーキシューに伝達される。
【0022】請求項に2に記載の発明においては、主電
動機が排気口から排出する冷却空気は、電磁石を加熱
し、この加熱による電磁石の熱は、ブレーキシューに伝
達される。
【0023】請求項3に記載の発明においては、交流電
源による励磁で電磁石は所定の温度に加熱され、この加
熱による電磁石の熱は、ブレーキシューに伝達されると
ともに、主電動機が排気口から排出する冷却空気は、電
磁石を加熱し、この加熱による電磁石の熱は、ブレーキ
シューに伝達され、交流電源は、主電動機の温度上昇に
よって切り離される。
【0024】
【実施例】以下、本発明のレールブレーキ装着の一実施
例を図面を参照して説明する。図1は、請求項1及び請
求項3に記載の発明のレールブレーキ装置のブレーキ回
路を示す接続図、図2は、図1の接続図で示したレール
ブレーキ装置の構成を示す部分縦断面図である。
【0025】このレールブレーキ装置は、非常用のブレ
ーキ装置で、図1の回路で投入・開放される。図1で示
すように、電磁力を利用するブレーキ装置は、万一、架
線からの電源が遮断されても、少なくとも1回は車両を
停止させることができるように、バッテリー2が励磁コ
イル4の電源として使用される。図1においては、バッ
テリー2にスイッチのa接点3aが直列に接続され、こ
れらに対して交流電源1とスイッチのb接点3bが並列
に接続されている。この交流電源1は、架線から受電し
駆動用電動機を駆動する電源から降圧した電源である。
【0026】図2において、上端に横設されたフレーム
8は、図6,図7に示した油圧装置18を介して同じく図
6,図7に示す台車11に懸架されている。フレーム8の
中央部の下面には、鉄心5の上端面が当接し、一対のボ
ルト8aでフレーム8に固定されている。鉄心5の下部
外周には、フランジ部5aが突設されている。
【0027】鉄心5の外周には、励磁コイル4があらか
じめ挿着され、エポキシ樹脂で注型成形されて、鉄心5
と一体となっている。励磁コイル4とフレーム8の外側
には、底部中央に角穴が形成されたカバー9が鉄心5の
下端を突き出して図2において下側から装着され、フレ
ーム8に固定されている。
【0028】鉄心5の下端面には、図示しない底面図で
は帯板状のブレーキシュー6が設けられ、レール7の長
手方向に配置された図示しない一対の皿ボルトで鉄心5
に固定されている。
【0029】このように構成されたレールブレーキ装置
においては、車両の走行で飛散する砂利などの異物から
励磁コイル4をカバー9で保護している。また、定常
時、すなわちブレーキを作動させていないときには、図
1においてスイッチのa接点3aは開放状態にあり、各
励磁コイル4にはスイッチのb接点3bを介して交流電
源が接続されている。ブレーキを作動させるときには、
b接点3bは開放されるとともにa接点3aが投入さ
れ、各励磁コイル4はバッテリーから供給される電源で
励磁される。
【0030】したがって、このように構成されたレール
ブレーキ装置においては、定常時には、各励磁コイル4
に通電される微小な電流で交番磁界が発生し、各鉄心5
が磁化されて内部に発生した起電力で局部的に電流が流
れ、この電流によるジュール熱に、交番磁束によるヒス
テリシス損で発生した熱が加わって、各鉄心5が加熱さ
れる。すると、この熱の一部は、ブレーキシュー6に伝
達されてこのブレーキシュー6が加熱されるので、この
ブレーキシュー6に付着した冬期の雪の凍結を防ぐこと
ができる。
【0031】さらに、各鉄心5で発生した熱の一部は、
フレーム8を経て、このフレーム8が支持された油圧装
置にも伝達されるので、この油圧装置に付着した雪の凍
結を防ぐことができる。
【0032】なお、雪の凍結のおそれのない春秋や夏季
においては、交流電源1の一次側に直列に接続された図
示しないスイッチを開とすることで、ブレーキの作動の
有無にかかわらず、励磁コイル4への給電は停止する。
【0033】次に、請求項2に記載の発明のレールブレ
ーキ装置の一実施例を説明する。図3は、請求項2及び
請求項3に記載の発明のレールブレーキ装置を示す平面
図(注;右側は一部省略してある)、図4は、図3の前
面図で、従来の技術で示した図7に対応する図、図5は
図4のA−A断面拡大詳細図で、図2に対応する図であ
る。
【0034】図3,図4及び図5において、一対の車輪
22には車軸19が図7と同様にそれぞれ貫挿され、各車軸
19の図4において紙面直交方向の両端には、側面図にお
いて略逆凸字状に形成された台車11が同じく載置されて
いる。
【0035】この台車11の下面中央部には、油圧シリン
ダで構成する一対の油圧装置18が取り付けられ、これら
の各油圧装置18の下端面には、詳細図示しない板状のフ
レームが取り付けられている。このフレームの下面に
は、レール7と平行に鉄心5が4個取り付けられ、これ
らの鉄心5の外周には、励磁コイル4がそれぞれ装着さ
れている。各鉄心5及び励磁コイル4はエポキシ樹脂で
一体に注型成形され、外側のカバー9の上部の内側に
は、通風孔17が形成されている。各鉄心5の下面には、
板状のブレーキシュー6が、このブレーキシュー6の下
方に位置するレール7の上面と対向して平行にそれぞれ
固定され、これらの油圧装置18,鉄心5,励磁コイル4
及びブレーキシュー6などでレール吸着ブレーキ10を構
成している。
【0036】さらに、台車11に取り付けられた内扇付き
の主電動機12の詳細省略した冷却風の排気口とレール吸
着ブレーキ10の通風孔17の左端上部との間は、台車21に
設けられた横梁13を介して配設された図3において略逆
L字形の風道14と、通風孔17の左端上部に配設されたた
わみ風道15を介し接続されている。
【0037】このように構成されたレールブレーキ装置
においては、従来と同様に、車両を停止するときに各油
圧装置18が駆動されてフレーム8を介して各鉄心5が下
方に押圧されるとともに、励磁コイル4にバッテリーか
ら励磁電流が供給されることで、ブレーキシュー6の下
面はレール7の上面に押圧されるとともに、このレール
7と各鉄心5との間に発生する電磁吸引力によって、各
鉄心5はレール7に吸着される。さらに、レール7に誘
起される渦電流との電磁作用でブレーキ力が加算され
る。
【0038】さらに、主電動機12から排出された冷却風
は、主電動機12の内部で加熱された後に、風道14,15を
経て通風孔17に導かれるので、鉄心5が加熱される。し
たがって、ブレーキシュー6は鉄心5から伝導される熱
で加熱され、ブレーキシュー6の下面に付着した雪の冬
期における凍結を防ぐことができるので、厳寒期におい
ても、所定のブレーキ距離で車両を停止させることがで
きる。
【0039】なお、列車が出発直後で、まだ主電動機12
から排出される冷却風の温度が低く、ブレーキシュー6
に付着した雪の凍結を防ぐことができない間は、図1,
図2で前述した請求項1に記載の発明のレールブレーキ
装置を一時的に採用し、主電動機12の温度が所定の温度
に上昇した後に主電動機12の交流電源の一次側に接続さ
れた図示しないスイッチを開いて、請求項2に記載の発
明のレールブレーキ装置に切替える請求項3に記載の発
明としてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
蓄電池に接続された電磁石がブレーキシューを介しレー
ルに対向して台車に懸架されたレールブレーキ装置にお
いて、蓄電池に並列に交流電源を接続することで、交流
電源による励磁で電磁石を所定の温度に加熱し、この加
熱による電磁石の熱を、ブレーキシューに伝達したの
で、たとえ、寒冷地の厳寒期に使用されても、所定の距
離で列車を停止させることのできるレールブレーキ装置
を得ることができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、蓄
電池に接続された電磁石がブレーキシューを介しレール
に対向して台車に懸架されたレールブレーキ装置におい
て、台車に搭載された主電動機の冷却空気の排気口と電
磁石の間に、風道を配設することで、主電動機が排気口
から排出する冷却空気で、電磁石を加熱し、この加熱に
よる電磁石の熱を、ブレーキシューに伝達したので、た
とえ、寒冷地の厳寒期に使用されても、所定の距離で列
車を停止させることのできるレールブレーキ装置を得る
ことができる。
【0042】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
蓄電池に接続された電磁石がブレーキシューを介しレー
ルに対向して台車に懸架されたレールブレーキ装置にお
いて、台車に搭載された主電動機の冷却空気の排気口と
電磁石の間に、風道を配設するとともに、主電動機の温
度上昇により、交流電源を切り離すスイッチを設けるこ
とで、交流電源による励磁で電磁石を所定の温度に加熱
し、この加熱による電磁石の熱を、ブレーキシューに伝
達するとともに、主電動機が排気口から排出する冷却空
気で、電磁石を加熱し、この加熱による電磁石の熱を、
ブレーキシューに伝達し、交流電源を、主電動機の温度
上昇によって切り離したので、たとえ、寒冷地の厳寒期
に使用されても、所定の距離で列車を停止させることの
できるレールブレーキ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明のレールブレーキ装置の
一実施例を示す接続図。
【図2】請求項1及び請求項3に記載の発明のレールブ
レーキ装置の一実施例を示す部分縦断面図。
【図3】請求項2及び請求項3に記載の発明のレールブ
レーキ装置の一実施例を示す平面図。
【図4】図3の前面図。
【図5】図4のA−A断面拡大詳細図。
【図6】従来のレールブレーキ装置のなかのレール吸着
ブレーキ装置の一例を示す側面図。
【図7】従来のレールブレーキ装置のなかのレール吸着
式渦電流ブレーキの一例を示す側面図。
【符号の説明】
1…交流電源、2…バッテリー、3a…a接点、3b…
b接点、4…励磁コイル、5…鉄心、6,26…ブレーキ
シュー、7…レール、8…フレーム、9…カバー、10…
レール吸着ブレーキ、11…台車、14,15…風道、16…レ
ールブレーキ、17…通風孔、18…油圧装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷部 寿郎 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池に接続された電磁石がブレーキシ
    ューを介しレールに対向して台車に懸架されたレールブ
    レーキ装置において、前記蓄電池に並列に交流電源を接
    続したことを特徴とするレールブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 蓄電池に接続された電磁石がブレーキシ
    ューを介しレールに対向して台車に懸架されたレールブ
    レーキ装置において、前記台車に搭載された主電動機の
    冷却空気の排気口と前記電磁石の間に、風道を配設した
    ことを特徴とするレールブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 蓄電池に接続された電磁石がブレーキシ
    ューを介しレールに対向して台車に懸架されたレールブ
    レーキ装置において、前記蓄電池に並列に交流電源を接
    続し、前記台車に搭載された主電動機の冷却空気の排気
    口と前記電磁石の間に、風道を配設するとともに、前記
    主電動機の温度上昇により、前記交流電源を切り離すス
    イッチを設けたことを特徴とするレールブレーキ装置。
JP1167793A 1993-01-27 1993-01-27 レールブレーキ装置 Pending JPH06219274A (ja)

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JP1167793A JPH06219274A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 レールブレーキ装置

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JP1167793A JPH06219274A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 レールブレーキ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4042276A1 (de) * 1990-12-31 1992-07-02 Castolin Sa Vorrichtung und verfahren zum herstellen von schutzschichten
EP1744330A1 (de) * 2005-04-25 2007-01-17 Bombardier Transportation GmbH Elektromagnet, insbesondere für ein Zugsicherungssystem, und Verfahren zu dessen Herstellung
KR102114867B1 (ko) * 2018-12-05 2020-05-27 한국생산기술연구원 레일용 전복 안전 장치를 구비한 시설원예용 전기작업차 및 전복 안전 장치의 작동방법

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DE4042276A1 (de) * 1990-12-31 1992-07-02 Castolin Sa Vorrichtung und verfahren zum herstellen von schutzschichten
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