JPH0621918Y2 - トリツプ昇降ロック装置 - Google Patents
トリツプ昇降ロック装置Info
- Publication number
- JPH0621918Y2 JPH0621918Y2 JP13181188U JP13181188U JPH0621918Y2 JP H0621918 Y2 JPH0621918 Y2 JP H0621918Y2 JP 13181188 U JP13181188 U JP 13181188U JP 13181188 U JP13181188 U JP 13181188U JP H0621918 Y2 JPH0621918 Y2 JP H0621918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trip
- post
- eyebolt
- bracket
- swing lever
- Prior art date
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、充填機のトリツプ支持装置に用いられるトリ
ツプロツクに関するもので、充填機のびん及び缶に搬送
ガイド、スターホイル等の固定にも適用できる。
ツプロツクに関するもので、充填機のびん及び缶に搬送
ガイド、スターホイル等の固定にも適用できる。
第2図は従来のトリツプのロツク装置に一例を示す。容
器の高さが異なる場合に、充填部の高さを変更設定する
必要があるため、昇降する部品の解除および固定する部
品から構成されている。
器の高さが異なる場合に、充填部の高さを変更設定する
必要があるため、昇降する部品の解除および固定する部
品から構成されている。
第2図において、トリツプポスト1Aはサポート10Aに
ボルト11Aにて垂直に立てられている。トリツプポスト
1Aには、トリツプリング6の外周に固定れたブラケツ
ト2Aが差込まれている。
ボルト11Aにて垂直に立てられている。トリツプポスト
1Aには、トリツプリング6の外周に固定れたブラケツ
ト2Aが差込まれている。
ブラケツト2Aには、割り溝が切ってあり、ボルト3A
とナツト4Aの締付けによりトリツプポスト1Aに締付
けられ固定されている。トリツプポスト1Aは通常フイ
ラーボウル7の外周に複数本1A,1B〜に配置されてお
り、トリツプリング6の外周にトリツプポストと同数の
ブラケツト2A,2B〜が取付けられている。
とナツト4Aの締付けによりトリツプポスト1Aに締付
けられ固定されている。トリツプポスト1Aは通常フイ
ラーボウル7の外周に複数本1A,1B〜に配置されてお
り、トリツプリング6の外周にトリツプポストと同数の
ブラケツト2A,2B〜が取付けられている。
容器の高さが異なる場合に充填部の高さを変更設定する
部品は、トリツプリング6、フイラーボウル7である。
部品は、トリツプリング6、フイラーボウル7である。
トリツプリング6とフイラーボウル7との相互高さは常
に一定に保たねばならない。
に一定に保たねばならない。
トリツプリング6、フイラーボウル7の高さを変更する
場合の手順について以下説明する。
場合の手順について以下説明する。
係合金具8A,8Bをフツク9A,9Bに引掛ける。
次に、ボルト3A、ナツト4Aをスパナでゆるめ、ブラ
ケット2Aのロツクを解除する。フイラーボウルの周上
の複数個の係合金具及びボルト・ナツトについて全数の
ブラケット2A,2B−−のロツクを解除する。
ケット2Aのロツクを解除する。フイラーボウルの周上
の複数個の係合金具及びボルト・ナツトについて全数の
ブラケット2A,2B−−のロツクを解除する。
ロツク解除後、フイラーボウル7の高さを変更する。
前述のような従来技術において、トリツプリング6、フ
イラーボウル7を昇降する場合、次のような問題があ
る。
イラーボウル7を昇降する場合、次のような問題があ
る。
(1)ブラケツトのロツク解除時、ボルト3A,3B−−
及びナツト4A,4Bをスパナ等でゆるめるため、時間
がかかる。
及びナツト4A,4Bをスパナ等でゆるめるため、時間
がかかる。
(2)食品衛生上ステンレス製を必要としているため、ね
じ部のカジリが発生する。
じ部のカジリが発生する。
(3)トリツプポスト1A,1Bは丸棒軸のため、各サポ
ートの芯出しの影響を受け、カジリ等を発生する。
ートの芯出しの影響を受け、カジリ等を発生する。
(4)上記(1)〜(3)により、容器変更時の型換えに時間が
かかる。
かかる。
トリツプポストには、平面をもった溝型鋼又は軽量溝型
鋼を使用し、軸のハメアイを不要にする。また、ロツク
機構には摩擦板と組合せたスイングレバーを使用し、ね
じ等をゆるめる作業の廃止により型替時間の短縮を図
る。
鋼を使用し、軸のハメアイを不要にする。また、ロツク
機構には摩擦板と組合せたスイングレバーを使用し、ね
じ等をゆるめる作業の廃止により型替時間の短縮を図
る。
容器の高さが異なる場合に、トリツプリングを昇降する
ためのロツク解除は、第3図に示すスイングレバー24を
時計方向に回転させると、皿バネ27が自由長まで戻り、
摩擦板56とトリツプポスト1との摩擦力が無くなり、ロ
ツクを解除することができる。
ためのロツク解除は、第3図に示すスイングレバー24を
時計方向に回転させると、皿バネ27が自由長まで戻り、
摩擦板56とトリツプポスト1との摩擦力が無くなり、ロ
ツクを解除することができる。
第1図においては、1はトリツプポスト、1Hはトリツ
プポストの平板部に設けた長穴、5はブラケツト、6は
トツプリング、24はスイングレバー、25はアイボルト、
27は皿バネ、28は座金、29はピン、30はボルト、56は摩
擦板である。
プポストの平板部に設けた長穴、5はブラケツト、6は
トツプリング、24はスイングレバー、25はアイボルト、
27は皿バネ、28は座金、29はピン、30はボルト、56は摩
擦板である。
フイラボール、サポート等全体に係る図は、第2図の従
来装置と同様である。トリツプリング6は、ボルト30に
よってブラケツト5に締付けられている。ブラケツト5
はアイボルト25を保持するため、ボスを設け穴が明いて
いる。トリツプポスト1のアイボルト25を通すための長
穴1Hの両側には摩擦板56が組込まれていて、皿バネ27
の作用とこの面の摩擦力によって、溝型鋼又は軽量溝型
鋼製のトリツプポスト1とブラケツト5とを固定してい
る。
来装置と同様である。トリツプリング6は、ボルト30に
よってブラケツト5に締付けられている。ブラケツト5
はアイボルト25を保持するため、ボスを設け穴が明いて
いる。トリツプポスト1のアイボルト25を通すための長
穴1Hの両側には摩擦板56が組込まれていて、皿バネ27
の作用とこの面の摩擦力によって、溝型鋼又は軽量溝型
鋼製のトリツプポスト1とブラケツト5とを固定してい
る。
スイングレバー24はアイボルト25でピン29で係合されて
おり、スイングレバー24のピン29の入いる穴は、同レバ
ー24のボス部の中心に対し偏心して明けられている。皿
バネ27及び座金28を介してスイングレバー24の偏心量に
より、皿バネを押え込む。
おり、スイングレバー24のピン29の入いる穴は、同レバ
ー24のボス部の中心に対し偏心して明けられている。皿
バネ27及び座金28を介してスイングレバー24の偏心量に
より、皿バネを押え込む。
またアイボルト25はトリツプポスト1の長穴1Hを通して
いるため、トリツプポスト1を支えるサポート(第2図
参照)の芯出しのズレがあつてもアイボルト25は前記ズ
レを吸収する作用がある。
いるため、トリツプポスト1を支えるサポート(第2図
参照)の芯出しのズレがあつてもアイボルト25は前記ズ
レを吸収する作用がある。
本考案は、フイラーボウルの外側に複数のトリツプポス
トが立設され、同フイラーボウルを支持するトリツプリ
ングをトリツプポストの所定高さに固定するロツク装置
において、トリツプポストに垂直方向に明けられた長穴
と、トリツプリングを支持し且つトリツプポストの内側
面に接するブラケツトと、前記長穴及びブラケツトを貫
通し内端にブラケツト締付用ナツトを螺着したアイボル
トと、アイボルト外端のピン穴にボス部を偏心して枢着
したスイングレバーと、トリツプポストの外側面とスイ
ングレバーの間でアイボルトの外周に嵌装された弾性部
材とを具え、スイングレバーを回動させることによりト
リツプリングをトリツプポストに対して固定又は昇降可
能としたことにより、次の効果を生ずる。
トが立設され、同フイラーボウルを支持するトリツプリ
ングをトリツプポストの所定高さに固定するロツク装置
において、トリツプポストに垂直方向に明けられた長穴
と、トリツプリングを支持し且つトリツプポストの内側
面に接するブラケツトと、前記長穴及びブラケツトを貫
通し内端にブラケツト締付用ナツトを螺着したアイボル
トと、アイボルト外端のピン穴にボス部を偏心して枢着
したスイングレバーと、トリツプポストの外側面とスイ
ングレバーの間でアイボルトの外周に嵌装された弾性部
材とを具え、スイングレバーを回動させることによりト
リツプリングをトリツプポストに対して固定又は昇降可
能としたことにより、次の効果を生ずる。
1)スイングレバーを回転させるだけで、ワンタツチで
クランプでき、工具締付け等の作業を必要とせず、容器
の高さの異なる場合の型替えを容易に且つ短時間に行う
ことが出来る。
クランプでき、工具締付け等の作業を必要とせず、容器
の高さの異なる場合の型替えを容易に且つ短時間に行う
ことが出来る。
2)ロツク装置にねじ部を停止したため、ステンレス特
有のねじ部のかじりがなくなった。
有のねじ部のかじりがなくなった。
3)トリツプリングを支え、ロツクするアイボルトをト
リツプポストの長穴を貫通させる構造にしたので、サポ
ートの芯ズレの影響をうけなくなった。
リツプポストの長穴を貫通させる構造にしたので、サポ
ートの芯ズレの影響をうけなくなった。
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第2図は従
来装置の斜視図である。 1:トリツプポスト、6:トリツプリング 24:スイングレバー、25:アイボルト 27:皿バネ、56:摩擦板
来装置の斜視図である。 1:トリツプポスト、6:トリツプリング 24:スイングレバー、25:アイボルト 27:皿バネ、56:摩擦板
Claims (1)
- 【請求項1】フイラーボウルの外側に複数のトリツプポ
ストが立設され、同フイラーボウルを支持するトリツプ
リングをトリツプポストの所定高さに固定するロツク装
置において、トリツプポストに垂直方向に明けられた長
穴と、トリツプリングを支持し且つトリツプポストの内
側面に接するブラケツトと、前記長穴及びブラケツトを
貫通し内端にブラケツト締付用ナツトを螺着したアイボ
ルトと、アイボルト外端のピン穴にボス部を偏心して枢
着したスイングレバーと、トリツプポストの外側面とス
イングレバーの間でアイボルトの外周に嵌装された弾性
部材とを具え、スイングレバーを回動させることにより
トリツプリングをトリツプポストに対して固定又は昇降
可能としたことを特徴とするトリツプ昇降ロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13181188U JPH0621918Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | トリツプ昇降ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13181188U JPH0621918Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | トリツプ昇降ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252799U JPH0252799U (ja) | 1990-04-16 |
JPH0621918Y2 true JPH0621918Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31388221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13181188U Expired - Fee Related JPH0621918Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | トリツプ昇降ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621918Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP13181188U patent/JPH0621918Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252799U (ja) | 1990-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |