JPH06218848A - 折畳みカートンの開口方法およびその装置 - Google Patents

折畳みカートンの開口方法およびその装置

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JPH06218848A
JPH06218848A JP5034660A JP3466093A JPH06218848A JP H06218848 A JPH06218848 A JP H06218848A JP 5034660 A JP5034660 A JP 5034660A JP 3466093 A JP3466093 A JP 3466093A JP H06218848 A JPH06218848 A JP H06218848A
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carton
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carton material
suction
gripping means
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Toshinori Taniguchi
俊則 谷口
Kenji Igai
謙二 猪飼
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機械の高速運転時においても、カートンを開
口する際にカートン内部に貼着された筒状フイルムの開
口端縁部の折れ曲りを防止する。 【構成】 容器部内に筒状フイルム3を貼着した折畳み
カートン素材1の開口方法において、カートンマガジン
部11より1枚づつ取出されたカートン素材1を、把持
手段83bに受け渡す工程と、把持手段83bにてカー
トン素材1の対角縁部を把持して把持手段83bが旋回
される際に同把持手段83bが徐々に閉成しながらカー
トン素材1を開口する工程と、把持手段83bの閉成に
より僅かに開口された時点でカートン素材1に吊着され
た筒状フイルム3を吸着して補助開口する工程とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、折畳み偏平状のカー
トンを立体状に開口する方法およびその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の折畳み偏平状のカートン
を立体状に開口する技術としては各種に開発され、例え
ば特開昭59−155030号公報、特開昭63−19
1725号公報のものがあり、これら各公報の対象とす
る折畳み偏平状のカートンは例えば図15(イ)(ロ)
に示すように折畳みカートン素材1はその容器部2の折
り目線1a,1bで偏平状に折畳まれ、この折畳まれた
カートン素材1がカートンマガジンに集積され、このカ
ートンマガジンよりカートン素材1を吸着手段により取
出し、次位のカートン搬送装置に継承する過程で(ロ)
に示すように容器部2を箱形に製函していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
対象とするカートン素材1が図14に示すように容器部
2内に筒状フイルム3が貼着されて、その対角折り目1
a,1bが重ね状に折畳まれたカートン素材1を開口す
ることで箱形に製函する場合、折畳み状の容器部2内の
空間部4は僅かの空間しかなく、このため、筒状フイル
ム3の材質やその軟硬度(腰の強さ)、厚さ等により、
容器部2を箱型に成形すると、空間部4は急激に増大す
るため容器部2内は一時的に真空状態となり、これによ
り筒状フイルム3の両縁部3aが容器部2内方へ引き寄
せられて折り曲りカートンの開口不良が発生する。とく
に、機械の高速運転時にその現象が著しい。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、機械の高速運転時においても、カート
ンを開口する際にカートン内部に貼着された筒状フイル
ムの開口端縁部の折れ曲りを防止し、良好な製函を行う
ことのできる折畳みカートンの開口方法およびその装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、容器部内に筒状フイルムを貼着した折
畳みカートン素材の開口方法において、カートンマガジ
ン部より1枚づつ取出されたカートン素材を、把持手段
に受け渡す工程と、把持手段にてカートン素材の対角縁
部を把持して把持手段が旋回される際に同把持手段が徐
々に閉成しながらカートン素材を開口する工程と、把持
手段の閉成により僅かに開口された時点でカートン素材
に吊着された筒状フイルムを吸着して補助開口する構成
とした折畳みカートンの開口方法であり、また、容器部
内に筒状フイルムを貼着した折畳みカートン素材を縦方
向に集積するカートンマガジン部と、回動されるロータ
リディスクと、このロータリディスクに所定の間隔で開
閉可能に配設される複数組の把持手段と、前記カートン
マガジン部よりカートン素材を受渡しする手段と、前記
把持手段の内外に配設されて、把持手段により把持した
カートン素材の対応する面側の筒状フイルムの縁部近傍
を吸着して内外に引張る吸着手段とより構成した折畳み
カートンの開口装置に存する。
【0006】
【作用】本発明は、上記のように構成したことにより、
容器部内に貼着した筒状フイルム内が真空状態となるの
を防止し、同筒状フイルムの開口端縁の折れ込みの起因
を排除して確実に開口する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について説明する
と、このカートン開口装置10は図14に示すようにカ
ートン素材1の容器部2内に筒状フイルム3を貼着した
ものを対象とするもので、容器部2は図示のように対角
折り目1a,1bおよび1c,1dが付されて面2a,
2b,2c,2dは略箱形状に設けられ、その上部開口
側には折込み片2e,2f,2gおよび上蓋2hが形成
され、下部開口側には折込み片2j,2k,2lおよび
底蓋2mが形成され、同容器部2内には筒状フイルム3
が貼着されて両開口縁部3aは図示のように引出され
て、対角折り目1a,1bで偏平状に折畳まれている。
このカートン開口装置10は図1の略体平面図に示すよ
うにカートンマガジン部11とカートン開口給送部50
とから構成され、このカートンマガジン部11は図2な
いし図4に示すように所定の長さを有する断面略U字形
状のマガジンフレーム12にはカバー部材13が閉蓋に
取付けられて中空状に形成され、同フレーム12の左右
両側にはサイドフレーム14a,14bが連結バー15
a,15bを介して並設されている。
【0008】このマガジンフレーム12の前部(図示左
側)には駆動軸16が回転可能に支承され、同軸16に
は駆動プーリ17が取付けられている。また、同フレー
ム12の後部側には従動軸18が回動可能に取付けら
れ、同従動軸18には従動プーリ19が取付けられ、こ
の両プーリ17,19間には所定の幅を有する無端状の
コンベヤベルト20が掛着されている。なお、このコン
ベヤベルト20のキャリヤ側はカバー部材13の上面側
を回動するように設けられている。
【0009】また、駆動軸16のサイドフレーム14a
側の端部には駆動鎖車21が着脱可能に取付けられ、ま
た、サイドフレーム14aの後部側の所定の位置にはホ
ルダー部材22が取付けられるとともに、同ホルダー部
材22には軸ピン23が着脱可能に取付けられ、同軸ピ
ン23には従動鎖車24が駆動鎖車21と対応して着脱
可能に取付けられている。この設けられた両鎖車21,
24間には無端状のチェーン25が掛着され、このチェ
ーン25の各駒には図示はしないがサイドフレーム14
a側へ水平状に張出すピンが突設されている。また、こ
のサイドフレーム14a側には図2に示すようにその前
後に所定の間隔で支持部材26a,26bが立設されて
同支持部材26a,26b間にはチェーン25のキャリ
ヤ側を摺接案内する上下の案内レール27a,27bが
横架されている。
【0010】また、このサイドフレーム14の前後の所
定の位置には所定の高さのシャフト支持部材28a,2
8bが立設されるとともに、両支持部材28a,28b
間にはスライドシャフト29が横架されている。このよ
うに設けられたスライドシャフト29にはスライドメタ
ル30が摺動可能に外嵌されている。このスライドメタ
ル30にはプレートホルダー32が取付けられ、このプ
レートホルダー32には図4のように図示形状のカート
ン1を押送する押送プレート33が取付けられ、また、
このプレートホルダー32には軸ピン34が図示水平状
に取付けられるとともに、同軸ピン34の先端にはシャ
フト支持部材28a,28bの上端の内側に横架された
ガイドレール36を転動する転動子35が枢着されて押
送プレート33は位置保持されている。また、スライド
メタル30には下方へ延出してチェーン25に突設した
ピンと係合するストッパー37が設けられている。この
ように設けられた押送プレート33は図4に示すように
スライドシャフト29を中心として図示矢印方向へ回動
可能に設けられて同ストッパー37はチェーン25のピ
ンと係脱可能に設けられて回動した状態でスライドシャ
フト29に沿って移動可能に設けられている。
【0011】また、左右のサイドフレーム14a,14
bの前部側に対応して立設状に設けられた縦枠部材38
の上下にはコンベヤベルト20上に縦方向にして集積し
た最前部のカートン素子1を堰止可能に同経路上に突設
するローラ39が枢着されている。
【0012】また、駆動軸16の他端にはカートンマガ
ジン部11の駆動部40が設けられている。この駆動部
40は空圧源に連繋された作動シリンダ41と駆動軸1
6の端部に取付けられたワンウェイクラッチ42に取付
けられた作動レバー43の端部に作動シリンダ41のピ
ストンロッド41aが枢着されて、この作動シリンダ4
1の伸長作動によりチェーン25のピンに係合したスト
ッパー37を介して押送プレート33を所定の距離移動
するように設けられている。また、この左右に設けたサ
イドフレーム14a,14bには図4に示すようにカー
トン素材1を縦方向にして案内するガイドレール44
a,44b,44c,44dが設けられている。また、
サイドフレーム14bの前部側の側部の所定の範囲にレ
ール45が配設され、同レール45にはカートン素材1
の欠品を検知する光電管46とカートン素材1の残数を
検知する光電管47がスライド位置設定可能に取付けら
れている。このように配設されたカートンマガジン部1
1はカートン開口給送部50に接続されている。
【0013】このカートン開口給送部50は図5ないし
図9に示すようにカートン吸着機構115 とカートン給送
把持機構65とカートン開口カム機構92とより構成さ
れ、このカートン開口給送部50の機枠51には基板5
2と中板53およびベース板54と天板55とが設けら
れ、この基板52の所定の位置には図6の如く軸受5
6,57を介して主駆動軸58が回転可能に支承され、
この主駆動軸58は図示はしない駆動源に連繋駆動され
るもので、同駆動軸58の軸受57側の両側にはカート
ンマガジン部11よりカートン素材1を吸着してカート
ン給送把持機構65へ受渡しするカートン吸着機構115
の作動用の吸着用溝カム60とカートン開口カム機構9
2のカム作動用溝カム61がキー着され、また、カム作
動用溝カム61より所定の間隔位置にはカートン供給把
持機構65の駆動鎖車62がキー着されている。
【0014】このカートン給送把持機構65は中板53
の所定の位置に配設されるローラギヤインデックス66
により間欠駆動される上下のロータリディスク79,8
0とこの上下のロータリディスク79,80に枢着され
る複数組の対をなす把持爪83a,83bとからなるも
ので、このインデックス66の入力軸67にはオーバー
トルククラッチ69を有し、主駆動軸58に取付けた駆
動鎖車62と対応して従動鎖車68が取付けられ、両鎖
車62,68間には無端状のチェーン70が掛装されて
いる。また、ベース板53の下面の所定位置には同チェ
ーン70のテンションローラユニット71が設けられて
いる。また、インデックス66の出力軸72には2枚合
せ歯車73が着脱可能に取付けられ、同2枚合せ歯車7
3はロータリディスク79、80の回転軸75の下端に
取付けられた歯車77と噛合い連繋されている。
【0015】この回転軸75はベース板54と天板55
間の所定の位置に軸受76a,76bにより垂直状に回
転可能に取付けられ、同回転軸75の上下の所定の位置
には取付けフランジ78a,78bを介してロータリデ
ィスク79,80が着脱可能に取付けられている。
【0016】このロータリディスク79,80は同形状
に形成されるもので、下部側のロータリディスク80に
ついて図8および図9を参照して説明すると、このロー
タディスク80は図8に示すように所定の径を有する円
板状に形成されるとともに、その外周の等角度位置、例
えば5等分角度位置には略長方形状の切込部81が形成
されて、等角度位置に把持爪83a,83bの取付凸部
82が形成され、同切込部81を挟んで左右対をなす把
持爪83a,83bが取付けられている。
【0017】この左右の把持爪83a,83bは肉厚状
に形成されてその先端側に把持凹部83cが形成され、
この把持爪83a,83bは取付凸部82に対応して取
付けられた軸ピン84a,84bにそれぞれ枢着される
作動レバー85,86に取付けられるもので、この軸ピ
ン84a側に取付けられる作動レバー85は取付片85
aと作動片85bとが所定の角度αで一体状に形成さ
れ、この取付片85aには把持爪83aが着脱可能に取
付けられている。また、作動レバー86は取付片86a
と作動片86bとが所定の角度βで一体状に取付けら
れ、この作動片86bのほぼ中央部にはロータリディス
ク80内方側に突出する連繋凸部86cが突設され、同
連繋凸部86cにはねじ軸87が取付けられている。ま
た、この作動片86bの先端側には後述の作動カム95
の外周面を転動する転動子88が枢着されている。この
ように設けられた作動レバー85の作動片85bの端部
はターンバックル89を介して連繋凸部86cに取付け
たねじ軸87に連結されるとともに、同ねじ軸87はロ
ータリディスク80の所定の5等分角度位置に螺着され
たばね掛け90に所定のばね圧を有するコイルばね91
を介して弾着されている。なお、これら各把持部材は上
下対称位置に取付け配設されている。このように回転軸
75の上下のロータリディスク79,80に取付けられ
た各対をなす把持爪83a,83bはインデックス66
により図8に示すように、カートンマガジン部11より
カートン素材1を受取る第1停止位置A、カートン素材
1の開口姿勢を吸着修正する第2停止位置Bおよび開口
したカートン素材1を搬送コンベヤ155 側へ受け渡す第
3停止位置Cで間欠停止するように設けられている。こ
のように設けられた上部側のロータリディスク79の上
部側および下側のロータリディスク80の下部側の所定
の位置には作動カム94,95が軸受部材93a,93
bを介して回転可能に取付けられている。
【0018】この作動カム94,95はともに同形状に
形成されて対称に配設されるもので、図8に示す下部側
の作動カム95側について説明すると、この作動カム9
5は図10に示すように円板状に形成され、その角度範
囲θ1 は所定の半径で開拡作動面96が形成され、ま
た、角度範囲θ2 は開拡作動面96の角度範囲θ1 の半
径より小径の半径で閉じ作動面97が形成されるととも
に、この開拡作動面96と閉じ作動面97のカートンマ
ガジン部11側の所定の角度範囲X1 には閉成傾斜面9
8が形成され、また、他方側の所定の角度範囲X2 には
若干長いほぼ円弧状の解放傾斜面99が形成されてい
る。また、この角度範囲θ2,の閉じ作動面97は閉成
傾斜面98の基部から解放傾斜面99の基部までに亘り
暫時小径となって把持爪83a,83bを徐々に閉じ方
向へ作動するもので、この閉じ作動面97の内、解放傾
斜面99の基部より所定の角度範囲θ3 は角度範囲θ2
ー角度範囲θ3の範囲より傾斜面99の基部側に向けて
把持爪83a,83bをさらに閉じ方向へ作動する閉じ
面97aが形成されている。このように形成された上下
の作動カム94,95はカム作動用溝カム61側に連繋
されている。
【0019】このカートン開口カム機構92は図5およ
び図6に示すように主駆動軸58に取付けた吸着用溝カ
ム60およびカム作動用溝カム61と対応して支持ブラ
ケット100a,100b を介して支持軸101 が平行状に設けら
れて同支持軸101 にはカム用揺動レバー102 とカートン
吸着機構115 の吸着用揺動レバー103 とが枢着され、こ
のカム用揺動レバー102 の一方のアーム102aは図示はし
ないが先端に取付けられた転動子がカム作動用溝カム6
1の一方の面に凹設された所定形状のカム溝に転動可能
に嵌込まれ、同溝カム61の回転により他方の作動アー
ム102bを所定の角度揺動するように設けられている。ま
た、この作動アーム102bの端部はベース板54の背面側
の所定の位置に垂設された軸104 に水平回動可能に取付
けられたベルクランク105 の一方のアーム105aにターン
バックル106 を介して連結されている。
【0020】また、作動カム94,95の第3停止位置
C側の所定位置のベース板54と天板55間には軸受部
材107a,107b を介して作動軸108 が回動可能に取付けら
れ、同作動軸108 はベース板54より下方へ延出されて
その端部にはアーム109 が取付けられて、同アーム109
の先端とベルクランク105 の他方のアーム105b間にはタ
ーンバックル110 により連結されている。また、この作
動軸108 には所定の間隔で作動アーム111a,111b が対応
して位置調整可能に取付けられ、この作動アーム111a,1
11b は下部に取付けたアーム109 と所定の角度で取付け
られている。また、この作動アーム111a,111b の先端は
作動カム94,95の所定の位置に取付けたボルト112
とターンバックル113 を介してそれぞれ連結されて、カ
ム用揺動レバー102 の揺動により上下の作動カム94,
95を所定の角度範囲、往復回動するように設けられて
いる。
【0021】また、カートン吸着機構115 の吸着用揺動
レバー103 は図5、図6および図7に示すように、カム
用揺動レバー102 と同様に一方のアーム103aは図示はし
ないが先端に取付けられて転動子が吸着用溝カム60の
一方の面に凹設された所定形状のカム溝に転動可能に嵌
め込まれ、同溝カム60の回転により他方の作動アーム
103bを所定の角度揺動するように設けられている。ま
た、この作動アーム103bの端部はベース板54の第1停
止位置A側の背面側の所定位置に垂設された軸116 に水
平回動可能に取付けられたベルクランク117 の一方のア
ーム117aにターンバックル118 を介して連結されてい
る。
【0022】また、ベース板54の軸116 を設けた反対
側の所定の位置には図7に示すように軸受ハウジング11
9 が取付けられて作動軸120 が回動可能に立設され、同
作動軸120 は下方へ延出されてその端部にはアーム121
が取付けられ、同アーム121とベルクランク117 の他方
のアーム117bとはターンバックル122 により連結されて
いる。また、この作動軸120 には所定の間隔で支持アー
ム123a,123b が上下のロータリディスク79,80間へ
延出して位置調整可能に取付けられ、この両支持アーム
123a,123b には先端に吸引源に接続してカートンマガジ
ン部11に指向した吸盤124 を位置調整可能に取付けた
取付杆125 が取付けられている。このように設けられた
カートン吸着機構115 は吸着用揺動レバー102 の揺動に
より上下の吸盤124 は支持アーム123a,123b 及び取付杆
125 を介して作動軸120 を中心としてカートンマガジン
部11側へ回動されてカートン素材1を吸着し、復動し
て第1停止位置Aの把持爪83a,83bに受渡しする
ように設けられている。
【0023】このように設けられたカートン開口給送部
50の第2停止位置Bには図8および図9に示すように
把持爪83a,83bに把持されたカートン素材1を開
口補助する吸着開口部125 が配設されている。この吸着
開口部125 はカートン素材1に貼着された筒状フイルム
3の開口を確実に行うためと、把持爪83a,83bが
閉成した際にカートン素材1が内側へくの字状に折れ曲
がってしまった場合の開口の補助を行うものであって、
この吸着開口部125 は図示のように左右に吸着部126,12
9 が配設されている。この吸着部126 は垂直状の支持プ
レート127 の上下には吸引源に接続された吸盤128a,128
b が取付けられるとともに、この支持プレート127 は図
示はしないが機枠51側に設けた作動シリンダのピスト
ンロッドに取付けられて垂直状に保持されて、作動シリ
ンダの伸長作動により図9に示されるように吸盤128aは
カートン素材1の容器部2の面2b側の筒状フイルム3
の上開口縁部3a近傍を吸着し、吸盤128bは面2bの下
方を吸着するように設けられている。
【0024】また、吸着部129 は上下の支持プレート13
0a,130b にそれぞれ吸引源に接続された吸盤131a,131b
が取付けられるとともに、この支持プレート130a,130b
は図示はしないが機枠51側に設けた上下の作動シリン
ダのピストンロッドに取付けられて、この吸盤131a,131
b は吸着部126 より図8に示すように若干位置ずれして
配設され、上下の作動シリンダの同調伸長作動により図
示のように吸盤131aはカートン素材1の容器部2の面2
d側の筒状フイルム3の上開口縁部3a近傍を吸着し、
吸盤131bは面2d側の筒状フイルム3aの下開口縁部3
a近傍を吸着するように設けられている。このように配
設された吸着部126,129 の各シリンダが伸縮作動される
ことで、カートン素材1に貼着された筒状フイルム3の
開口縁部3aが内方へ折れ曲がるのを防止するととも
に、カートン素材1が内方へ折れ曲がった場合の開口補
助を行うように設定されている。
【0025】また、カートン開口給送部50の第3停止
位置C側には図11ないし図13に示すように搬送コン
ベヤ155 に開口したカートン素材1を移載するカートン
移載吸着機構135 が配設されている。この移載吸着機構
135 は駆動部136 とスライド吸着部145 とからなり、こ
の駆動部136 は主駆動軸58の所定の位置に取付けられ
る作動用溝カム137 と作動レバー138 とより構成され、
この作動レバー138 はブラケット139a,139b を介して揺
動可能に設けられるもので、駆動レバー140 と主作動レ
バー141 とからなり、この駆動レバー140 は図示はしな
いが先端に取付けられた転動子が作動用溝カム137 に凹
設されたカム溝に転動可能に嵌込まれて、同溝カム137
の回転により主作動レバー141 を所定の角度揺動するよ
うに設けられたいる。また、主作動レバー141 は図示の
ように略くの字形状で長尺に形成され、その他端はベー
ス板54に開設された長孔状のガイド溝142 に挿通され
て上方へ延出されてスライド吸着部145 に連結されてい
る。
【0026】このスライド吸着部145 は搬送コンベヤ15
5 側に設けられるもので、ベース板54に開設したガイ
ド溝142 に近接して平行状にスライド支持プレート146
が立設され、同スライド支持プレート146 には上下のス
ライド部材148 を平行状にスライド支持するローラ147
が図示のように上下左右に8個取付けられている。ま
た、上下のスライド部材148 はローラ147 にスライド可
能に取付けられるレール149 とこのレール149 の前端よ
り直角状に第3停止位置Cの前面側へ延出する支持杆15
0 が設けられ、この支持杆150 には吸引源に接続された
吸盤151 がそれぞれ位置調整可能に取付けられている。
このように設けられた上下のスライド部材148 の後端部
側は連結プレート152 により連結されるとともに、この
連結プレート152 の所定位置にはターンバックル153 の
一端が枢着され、同ターンバックル153 の他端は主作動
レバー141 の上端に枢着連繋されている。このように設
けられたカートン移載吸着機構135 は主作動レバー141
の揺動により、上下のスライド部材148 は第3停止位置
C側へ移動されて第3停止位置Cで開口保持されたカー
トン素材1を吸着し、復動することで搬送コンベヤ155
へ移載するように設けられている。
【0027】次に、上記のように構成されたカートン開
口装置10の作用について説明すると、カートンマガジ
ン部11にはカートン素材1が縦方向にして集積待機さ
れている。この状態でカートン給送把持機構65のロー
タリディスク79,80はインデックス66によりその
対をなす把持爪83a,83bは図8に示すように第1
停止位置Aで停止される。この状態で作動レバー86の
転動子88は図示のように開拡作動面96側に位置され
て把持爪83a,83bは開拡された状態にある。
【0028】この第1停止位置Aに停止されると、引続
きカム作動用溝カム61に連繋されたカートン吸着機構
115 が作動され、支持アーム123a,123b は作動軸120 を
中心としてカートンマガジン部11側へ回動し、その先
端に取付けた吸盤124 によりカートンマガジン部11の
カートン素材1を吸着し、復動動作で同カートン素材1
を1枚当て引出し、対をなす把持爪83a,83b間に
受渡しする。
【0029】この受渡しに際し、カム作動用溝カム61
によりカートン開口カム機構92が作動されて作動軸10
8 に取付けられた作動アーム111a,111b およびターンバ
ックル113 を介して上下の作動カム94,95を図8に
示すように破線矢印方向へ所定の角度範囲回動する。こ
れにより把持爪83bを取付けた作動レバー86の転動
子88は開拡作動面96より閉成傾斜面98側へ転動停
止される。これにより把持爪83a,83bは閉じ方向
へ作動されてカートン素材1は挾持され、また、吸着機
構115 の作動は、カートン素材1の吸着を維持した状態
で、把持爪83a,83bへに受け渡し位置より更に内
方へ移動するとともに、把持爪83a,83bによる把
持より若干の時間だけ遅延した後に吸着作用が解除され
る。また、カートン素材1が若干内側へ折り曲がるよう
引っ張ることで折りくせを付与し、上記吸着開口部125
との協同作用により把持爪83a,83bがカートン素
材1を挾持して徐々に閉成する際に、カートン素材1が
外側にくの字状に折れ曲がるのを防止するように設定さ
れている。
【0030】このようにカートン素材1が把持爪83
a,83bにより挾持され吸着作用が解除されると、イ
ンデックス66が作動され、これにより転動子88は閉
じ作動面97を転動し、把持爪83a,83bは徐々に
閉成しながらカートン素材1を僅かに開口し、閉じ作動
面97をこの開口状態を保持した状態で転動した第1停
止位置Aのカートン素材1は第2停止位置Bへ、また、
次位の把持爪83a,83bは第1停止位置Aへ割出し
停止される。この第1停止位置Aに停止された把持爪8
3a,83bには上記と同様にしてカートン素材1が供
給されるとともに、第2停止位置Bのカートン素材1は
図示のように僅かに開口され、同位置Bに配設された吸
着開口部125 の吸着部126,129 により開口されてその把
持姿勢が修正される。すなわち、吸着部126 は作動シリ
ンダの伸長作動により図示のように吸盤128aはカートン
素材1の容器部2の面2b側の筒状フイルム3の上開口
縁部3a側近傍を吸着し、吸盤128bは面2b側下部近傍
を吸着する。一方、吸着部129 は上下の作動シリンダの
同調伸長作動により図示のように吸盤131aおよび131bは
カートン素材1の容器部2の面2d側の筒状フイルム3
の上下開口縁部3a,3a近傍を吸着する。そして各シ
リンダが短縮作動されることで面2dに位置する筒状フ
イルム3の上開口縁3aと、面2dに位置する筒状フイ
ルム3の上下開口縁3a,3aとがそれぞれ離反する方
向に引っ張られ、また、カートン素材1の容器部2の面
2dの下部近傍が外側に向けて引っ張られることで、筒
状フイルム3の開口縁部3aが内方に折れ曲がることな
く確実に開口されるとともに、カートン素材1の開口補
助が行われ、例えばカートン素材1が内反り状態となっ
た場合でも、確実に開口することができる。
【0031】この挾持した状態で再びインデックス66
が作動され第2停止位置Bのカートン素材1は第3停止
位置Cへ、第1停止位置Aのカートン素材1は第2停止
位置Bへ、また、第1停止位置Aへ次位の把持爪83
a,83bがそれぞれ割出し停止され、上記と同様にに
第1停止位置Aでカートン素材1を供給するとともに、
第2停止位置Bでカートン素材1の開口姿勢が修正され
る。また、この第2停止位置Bより第3停止位置Cへ移
動する過程で作動レバー86の転動子88は作動カム9
4,95の閉じ面97aを転動することで両把持爪83
a,83bは閉じ方向へ作動されるとともに、位置Bに
おいて開口姿勢を修正したことからカートン素材1は容
易に大きく開口することができて第3停止位置Cで停止
される。
【0032】カートン素材1が第3停止位置Cに至ると
カートン移載吸着機構135 の主作動レバー141 が作動さ
れてスライド吸着部145 の上下のスライド部材148 が前
進され、その吸盤151 はカートン素材1の容器部2の面
2aの所定の位置を吸着すると同時にカートン開口カム
機構92が作動されて図8に示すように作動カム94,
95が図示破線矢印方向へ回動されると同位置Cのカー
トン素材1を把持した把持爪83bの作動レバー86の
転動子88は同作動カム94,95の解放傾斜面99を
転動し、これにより把持爪83a,83bは開拡されて
カートン素材1は解放されるとともに、スライド部材14
8 は復動される。この復動過程で搬送コンベヤ155 への
導入経路上の左右に配設されたガイド部材156,157 によ
りカートン素材1は完全な箱型に矯正成形されて搬送コ
ンベヤ155 側へ移載される。以下、カートンマガジン部
11よりカートン素材1を受取る第1停止位置A、カー
トン素材1の開口姿勢を吸着修正する第2停止位置Bお
よび開口したカートン素材1を搬送コンベヤ155 側へ受
け渡す第3停止位置Cで上記した各動作により筒状フイ
ルム3を貼着したカートン素材1は順次開口されて搬送
コンベヤ155 側へ受け渡される。
【0033】このように本例カートン開口装置10は、
そのロータリディスク79,80の第1停止位置Aにお
いて、カートン吸着機構115 を介してカートンマガジン
部11よりカートン素材1をロータリディスク79,8
0の対をなす把持爪83a,83bに受け渡しするに際
し、カム作動用溝カム61によりカートン開口カム機構
92が作動されて作動軸108 に取付けられた作動アーム
111a,111b およびターンバックル113 を介して上下の作
動カム94,95を図8に示すように破線矢印方向へ所
定の角度範囲回動する。これにより把持爪83bを取付
けた作動レバー86の転動子88は開拡作動面96より
閉成傾斜面98側へ転動停止される。これにより把持爪
83a,83bは閉じ方向へ作動されてカートン素材1
は挾持され、吸着機構115 の作動は、カートン素材1の
吸着を維持した状態で、把持爪83a,83bへの受け
渡し位置より更に内方へ移動するとともに、把持爪83
a,83bによる把持より若干の時間だけ遅延した後に
吸着作用が解除される。また、カートン素材1が若干内
側へ折り曲がるよう引っ張ることで折りくせを付与し、
上記吸着開口部125 との協同作用により把持爪83a,
83bがカートン素材1を挾持して徐々に閉成する際
に、カートン素材1が外側にくの字状に折れ曲がるのを
防止するように設定され、カートン素材1が把持爪83
a,83bにより挾持され、吸着作用が解除されると、
インデックス66が作動され、これにより転動子88は
閉じ作動面97を転動し、把持爪83a,83bは徐々
に閉成しながらカートン素材1を僅かに開口していくも
のである。したがって、このカートン素材1の容器部2
内に貼着された筒状フイルム3の内部側は真空状態とな
ることなく徐々に開口されるので、その両開口縁部3a
の筒状内方への折れ込みを防止することができて確実な
開口が可能となり、機械の高速運転に対応することがで
きる。また、第2停止位置Bにおいては、カートン素材
1は、同位置Bに配設された吸着開口部125 の吸着部12
6 は作動シリンダの伸長作動により吸盤128aはカートン
素材1の容器部2の面2b側の筒状フイルム3の上開口
縁部3a側近傍を吸着し、吸盤128bは面2b側のの下部
近傍を吸着する。一方、吸着部129 は上下の作動シリン
ダの同調伸長作動により図示のように吸盤131aおよび13
1bがカートン素材1の容器部2の面2d側の筒状フイル
ム3の上下開口縁部3a近傍を吸着する。そして各シリ
ンダが短縮作動されることで、面2dに位置する筒状フ
イルム3の上開口縁3aと、面2dに位置する筒状フイ
ルム3の上下開口縁3a,3aとがそれぞれ離反する方
向に引っ張られ、また、カートン素材1の容器部2の面
2dの下部近傍が外側に向けて引っ張られることで、筒
状フイルム3の開口縁部3aが内方に折れ曲がることな
く確実に開口されるとともに、カートン素材1の開口補
助が行われ、例えばカートン素材1が内反り状態となっ
た場合でも、確実に開口することができる。
【0034】なお、上記実施例においてはロータリディ
スク79,80はインデックス66で間欠回動されるよ
うになっているが適宜駆動機構により連続回転されるも
のとされ、吸着手段、吸着開口手段はその連続回転に応
じて連係して作動させる方式によりその作用が実施でき
るものであってもよい。また、吸着開口部125 にあって
は、少なくとも上方の吸盤128a,131a により筒状フイル
ム3の上開口縁部3aを吸着して開口することで真空状
態が解除されて良好の開口を行うことができる。また、
吸着部126 の位置を下方へ位置ずれして設定し、吸盤12
8aによりカートン素材1の容器部2の面2bの上方を吸
着し、吸盤128bにより同面2b側の筒状フイルム3の下
開口縁部3a近傍を吸着して開口してもよい。また、こ
の吸着部126 を位置ずれした状態で、下方の吸盤128b,1
31b のそれぞれ下開口縁部の吸盤にて筒状フイルムの下
開口縁部3a側のみを吸着して開口してもよい。また、
カートンマガジン部からカートン素材を把持手段に受け
渡しする手段として吸着手段を例示したが、これに限定
するものではなく、他の供給手段例えば上方より供給す
る手段としてもよい。また、ロータリディスクおよび把
持手段を上下に配設してカートン素材の上下を把持する
ように例示したが、これに限定するものではなく、例え
ば1ロータリディスクによりカートン素材の容器部の中
央位置の所定範囲を把持する把持手段を配設する構成で
あってもよい。また、カートン開口カム機構、カートン
吸着機構を溝カムによるリンク機構で例示したが、これ
に限定するものではなく、例えば作動シリンダ、電磁ソ
レノイド等の電気制御による構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したものであ
るから、第1停止位置おいては、カートン素材の容器部
内に貼着された筒状フイルムの内部側は真空状態となる
ことなく徐々に開口されるので、その両開口縁部の筒状
内方への折れ込みを防止することができて確実な開口が
可能となり、機械の高速運転に対応することができる。
また、カートン素材が僅かに開口した時点で、カートン
素材を、吸着手段により対設するカートン素材の容器部
の面側の筒状フイルムの開口縁部近傍を吸着し、離反す
る方向へ引っ張るようにした場合には、筒状フイルムの
開口縁部の筒状内方への折れ込みが発生した場合でも強
制的に開口することで更に確実な開口を行うことが可能
となり、カートン素材を確実な開口状態に修正すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートン開口装置の略体平面図である。
【図2】カートンマガジン部の正面図である。
【図3】カートンマガジン部の平面図である。
【図4】カートンマガジン部の側面図である。
【図5】カートン開口給送部の正面図である。
【図6】カートン開口給送部の平面図である。
【図7】カートン開口給送部の側面図である。
【図8】カートン給送把持機構の拡大平面図である。
【図9】カートン給送把持機構の第2停止位置の側面図
である。
【図10】作動カムの平面図である。
【図11】カートン移載吸着機構の正面図である。
【図12】カートン移載吸着機構の平面図である。
【図13】カートン移載吸着機構の側面図である。
【図14】カートン素材の斜視図である。
【図15】(イ)(ロ)は従来のカートン素材の開口を
説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…カートン素材 2…容器部 3…筒状フイルム 10…カートン開口装置 11…カートンマガジン部 50…カートン開口給送部 65…カートン給送把持機構 83a,83b…把持爪(把持手段) 85,86…作動レバー(把持手段) 94,95…作動カム 115 …カートン吸着機構(カートンを受け渡しする吸着
手段) 125 …吸着開口部(開口補助する吸着手段) 126,129 …吸着部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器部内に筒状フイルムを貼着した折畳
    みカートン素材の開口方法において、カートンマガジン
    部より1枚づつ取出されたカートン素材を、把持手段に
    受け渡す工程と、把持手段にてカートン素材の対角縁部
    を把持して移動する過程で同把持手段が徐々に閉成しな
    がらカートン素材を開口する工程と、把持手段の閉成に
    より僅かに開口された時点でカートン素材に貼着された
    筒状フイルムを開口補助する工程とより構成した折畳み
    カートンの開口方法。
  2. 【請求項2】 容器部内に筒状フイルムを貼着した折畳
    みカートン素材を縦方向に集積するカートンマガジン部
    と、ロータリディスクに所定の間隔で開閉可能に配設さ
    れる複数組の把持手段と、前記カートンマガジン部より
    前記把持手段にカートン素材を受渡しする手段と、前記
    把持手段の内外に配設されて、把持手段により把持した
    カートン素材の対応する面側の筒状フイルムの縁部近傍
    を吸着して内外に引張る吸着手段とより構成した折畳み
    カートンの開口装置。
  3. 【請求項3】 前記カートンマガジン部よりカートン素
    材を把持手段に受け渡す手段として吸着手段を設定し、
    把持手段に対してカートン素材を受け渡す過程で、把持
    手段が閉成してカートン素材を把持した後に、更に内方
    に向けて移動させて、カートン素材の把持された時点よ
    り若干遅延して吸着を解除する受け渡し工程と、更に、
    カートン素材が僅かに開口した時点で、カートン素材を
    外方から吸着して引っ張って開口補助する工程とより構
    成した請求項1の折畳みカートンの開口方法。
  4. 【請求項4】 前記カートンマガジン部よりカートン素
    材を把持手段に受け渡す手段として吸着手段を設定し、
    把持手段に対してカートン素材を受け渡す過程で、把持
    手段が閉成してカートン素材を把持した後に、更に内方
    に向けて移動させて、カートン素材の把持された時点よ
    り若干遅延して吸着を解除可能に設け、更に、カートン
    素材が僅かに開口した時点で、カートン素材を外方から
    吸着して引っ張って開口補助する吸着手段とより構成し
    た請求項2の折畳みカートンの開口装置。
  5. 【請求項5】 容器部内に筒状フイルムを貼着した折畳
    みカートン素材を縦方向に集積したカートンマガジン部
    と、適宜駆動手段により間欠回転されるロータリディス
    クと、該ロータリディスクに所定の間隔で開閉可能に配
    設される把持手段と、前記ロータリディスクに並設さ
    れ、所定の角度範囲回動可能に設けられて前記把持手段
    を開閉する作動カムと、前記カートンマガジン部と対設
    する間欠停止位置の把持手段との間に位置してカートン
    マガジン部よりカートン素材を吸着して把持機構に受け
    渡す吸着手段とを設けるとともに、前記作動カムは、ロ
    ータリディスクの回転停止時に所定の角度回動する作動
    機構に連繋されて、カートン素材が前記カートンマガジ
    ン部から受け渡された後から開口後次工程へ向けて受け
    渡す所定の角度範囲に前記把持手段を徐々に閉成可能と
    するカム面を形成する構成とした折畳みカートンの開口
    装置。
  6. 【請求項6】 前記作動カムにより把持手段が徐々に閉
    成されて、カートン素材が僅かに開口した間欠停止位置
    において、カートン素材の内部に貼着された筒状フイル
    ムの少なくとも上方または下方縁部近傍の何れか一方を
    吸着して開口補助する吸着開口部を設ける構成とした請
    求項4および請求項5の折畳みカートンの開口装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4415590Y1 (ja) * 1965-10-19 1969-07-04
JPS5258688A (en) * 1975-11-10 1977-05-14 Sanyo Kokusaku Pulp Co Method of open mouth typed feeding of packaging paper box with inside bag
JPS59155030U (ja) * 1983-04-02 1984-10-18 安西 逸見 底あげ湯沸器

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