JPH06218746A - 鋳型ボックスを密封するための装置及び方法 - Google Patents

鋳型ボックスを密封するための装置及び方法

Info

Publication number
JPH06218746A
JPH06218746A JP5132328A JP13232893A JPH06218746A JP H06218746 A JPH06218746 A JP H06218746A JP 5132328 A JP5132328 A JP 5132328A JP 13232893 A JP13232893 A JP 13232893A JP H06218746 A JPH06218746 A JP H06218746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
box
powder
gasket
powder box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5132328A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert Tischler
ロバート・ティシュラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Davidson Textron Inc
Original Assignee
Davidson Textron Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Davidson Textron Inc filed Critical Davidson Textron Inc
Publication of JPH06218746A publication Critical patent/JPH06218746A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/0038Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with sealing means or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/02Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C41/18Slush casting, i.e. pouring moulding material into a hollow mould with excess material being poured off
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C41/00Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
    • B29C41/34Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C41/38Moulds, cores or other substrates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/047Seal ring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】薄肉プラスチックシェル等の成型品の裁ち落と
し部分の量を少なくすることができる成型装置及び方法
を提供すること。 【構成】パウダーの受入れ及び排出のための開口を有す
るパウダーボックス12と、周縁表面24を有する鋳型
表面20を有し、垂直無用表面部分14a,14b,1
4cを含む鋳型ボックス14と、該パウダーボックス1
2と鋳型ボックス14を、該パウダーボックスの開口と
鋳型ボックスの鋳型表面20とが互いに近接する作動位
置に位置づけづるための位置づけ手段とから成り、垂直
無用表面部分14a,14b,14cをマスクする位置
に配置された高さの異るマスキング部分40a,40
b,40cを備え、パウダーボックスの開口と鋳型表面
20の周縁表面24の間に完全な密封を設定するための
所定の輪郭の選択的装入物適用パネル部材40がパウダ
ーボックスの開口の周りに配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄肉プラスチックシェ
ル(「シェル部品」又は「成型部品」とも称する)を成
型するための装置及び方法に関し、特に、パウダーボッ
クス(粒状又は粉末状材料収容ボックス)と、高さの異
る、深切下げ(凹型に深く切下げられた)鋳型表面を有
する鋳型ボックス(以下、単に「鋳型」とも称する)を
用いて成型するための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄肉プラスチックシェルを成型する工程
においては、熱可塑性樹脂材料は、パウダーボックスの
開口を通して鋳型ボックスの鋳型表面上へ供給される。
一般に、パウダーボックスと鋳型ボックスとは、鋳型ボ
ックスの鋳型表面をパウダーボックスの開口に近接させ
るように作動的に連結されている。樹脂材料は、加熱さ
れた鋳型ボックスの鋳型表面の上に供給され、溶融して
溶融樹脂フィルムとなる。このフィルムを冷却すること
によって薄肉プラスチックシェルが得られ、それを鋳型
表面から剥取る。
【0003】現在、この成型方法は、パウダーボックス
と鋳型ボックスをそれらの合致面において密封した状態
で実施されている。即ち、パウダーボックスの開口の周
りに設けられたライナーの頂面と、鋳型ボックスの鋳型
表面の周縁近辺との間を密封する。しかしながら、この
方法では、粉末樹脂をそれが接触するのが好ましくない
鋳型の表面部分に接触させてしまい、材料の無駄を生じ
るとともに、得られた成型部品を裁ち落とす(トリミン
グする)ことを必要とする。鋳型表面からの樹脂材料の
はみ出しを防止するための他の周知の方法、例えば鋳型
表面にいろいろな遮断材を設ける方法も、やはり、その
ような遮断材を清浄に保つために特殊な衝撃及び、又は
冷却及び、又はブラシ掛け方法を採用しなければならな
いという問題がある。
【0004】例えば、1988年12月13日付けの米
国特許第4,790,510号は、自動車の内装部品の
表面被覆のようなフィルム成型品を成型するためのスラ
ッシ成型装置及び方法を開示している。この装置のパウ
ダーボックスは、鋳型表面の周縁に接触する下縁を連結
したスカート部分を備えている。このスカート部分は、
各特定の形状の鋳型表面に合致させなければならない中
実部材である。
【0005】米国特許第4,773,844号には、各
々熱可塑性材のスキンで被覆された2つの鋳型ボックス
を用いることを開示している。それらの2つの鋳型ボッ
クスの周縁を軽い圧力で結合させ、それらの結合された
スキンから周縁部分(耳部分)を切除するようにしたも
のである。
【0006】現在、この種の成型工程において熱可塑性
樹脂パウダーの流れ(シェル鋳型表面上への樹脂パウダ
ーの適用即ち被覆)を「制御」するために用いられてい
る方法は、上記のものの他に2つある。パウダーの適用
(被覆)場所を選択的に制御するのは、それらの2つの
方のうち第2の方法だけである。第1の方法は、そのよ
うなパウダー、例えばポリ塩化ビニルのパウダーの流れ
を大まかに制御する方法である。パウダーボックスは、
周縁フランジにおいてガスケットにより鋳型ボックスに
対して簡単に密封される。パウダーボックスの周縁ガス
ケットより内側にあるすべての鋳型表面にパウダーが接
触し、鋳型表面の全面にシェル部品を成型する。この方
法の欠点は、鋳型表面の平均して50%が、実際の最終
成形品の表面の成型に関与しないことである。(最終成
形品の表面の成型に関与する鋳型表面は、「クラスA」
鋳型表面と称されることがある。)従って、「非クラス
A」鋳型表面(「クラスA」鋳型表面以外の鋳型表面)
上に成型されたシェル部品は、裁ち落とされ(トリミン
グされ)、スクラップとして廃棄されるので無駄が多
い。
【0007】第2の方法は、「非クラスA」鋳型表面に
取付けた断熱部材を用いる。それらの断熱部材を設けた
ことと、それらの部分における熱調節とにより、パウダ
ーに露呈される「非クラスA」鋳型表面の温度を、パウ
ダーがそれらの表面に付着しない程度の温度(パウダー
が溶融しない程度の温度)に低下させる。従って、断熱
部材が設けられている部分には、シェルが形成されな
い。このような断熱部材は、本出願人の米国特許第4,
683,098号及び4,716,003号に記載され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、特
に、切下げられた深い鋳型表面を有する鋳型ボックスを
使用する場合、パウダーボックスに装着された周縁ガス
ケットが深い鋳型表面にまで突入して成型すべき部品の
周りの周縁鋳型表面に密封係合することができないの
で、鋳型表面の周りに溢れ出る熱可塑性材料の量が多く
なるばかりでなく、熱可塑性材料が均一に加熱された鋳
型の無用表面部分に付着し、成型後成型部品から裁ち落
とさなければならない(トリミングしなければならな
い)無駄な部分が多く成型されてしまうことになる。従
って、本発明は、薄肉プラスチックシェルの成型におい
て材料の無駄をなくすとともに、成形品の裁ち落とし部
分(トリミング)の量を少なくすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、浅い鋳型にも、深い鋳型にも合致するよ
うに高さの異る側部突出部分を有する選択的装入物適用
パネルに装着したガスケット保持部材に保持させた周縁
ガスケット(密封部材)を用いる。このガスケットは、
鋳型ボックスの鋳型表面の周りの周縁表面に係合して高
さの異る幅狭帯状部分を画定し、選択的装入物適用パネ
ルの側部突出部分が、パウダーボックスの開口と鋳型表
面の周縁表面の間に完全な密封を設定するとともに、加
熱された鋳型ボックスの垂直無用表面部分に無駄な熱可
塑性パウダーが付着するのを制限するために該垂直無用
表面部分をマスクする。従って、選択的装入物適用パネ
ルの高さの異る側部突出部分は、「マスキング部分」と
も称される。「無用表面部分」及び「選択的装入物適用
パネル」の意味については、後述する。
【0010】従って、本発明は、その一側面において
は、薄肉プラスチックシェルを成型するための成型装置
であって、パウダーを受入れ、それを排出するための開
口を有するパウダーボックスと、所定の周縁表面を有す
る鋳型表面と、垂直無用表面部分を含む鋳型ボックス
と、該パウダーボックスと鋳型ボックスを、互いに離隔
した中立位置からパウダーボックスの開口と鋳型ボック
スの鋳型表面とが互いに近接する作動位置に位置づけづ
るための位置づけ手段とから成り、前記鋳型ボックスの
前記垂直無用表面部分をマスクする位置に配置された高
さの異るマスキング部分を備え、該パウダーボックスの
開口と前記鋳型表面の周縁表面の間に完全な密封を設定
するための所定の輪郭の選択的装入物適用パネル部材が
前記パウダーボックスの開口の周りに配設されているこ
とを特徴とする成型装置を提供する。
【0011】本発明は、その他の側面においては、薄肉
プラスチックシェルを成型するための方法であって、所
定の周縁表面を有する鋳型表面を備えた鋳型ボックスを
均一な温度に加熱し、樹脂パウダーを収容したパウダー
ボックスと前記鋳型ボックスを、該パウダーボックスの
開口と鋳型ボックスの鋳型表面とが互いに近接する作動
位置に位置づけし、該パウダーボックスの開口と前記鋳
型表面の間に完全な密封を設定するために、ガスケット
を装着した所定の輪郭の選択的装入物適用パネルを設け
て、該ガスケットを該鋳型表面の周縁表面に該ガスケッ
トの長手に沿って異なる高さの部位で密封係合させ、前
記均一に加熱された鋳型ボックスの垂直無用表面部分を
マスクすることを特徴とする成型方法を提供する。
【0012】本発明の好ましい実施例においては、上記
選択的装入物適用パネルは、ポリウレタンフォームのコ
アとガラス繊維製の外側カバーとで構成した所定の輪郭
のパネルであり、そのパネルをパウダーボックスに付設
する。パネルの頂縁に金属製又はプラスチック製のガス
ケット保持部材を取付け、ガスケット保持部材に弾性の
シールガスケットを装着する。選択的装入物適用パネル
は、上述した「クラスA」鋳型表面の直ぐ外側で鋳型の
周縁表面に合致し、密封を設定するように構成される。
【0013】熱可塑性パウダーは、鋳型内へ投入される
と、「クラスA」鋳型表面のその周りの幅狭帯状部分に
だけ接触する。この幅狭帯状部分は、後述するように成
型後完成した成型部品を鋳型から取出すのを容易にする
ための耳部分を形成する。本発明の選択的装入物適用パ
ネルは、熱可塑性パウダーが鋳型の無用表面部分に付着
するのを防止する。従来技術では無用表面部分に付着し
た材料は、成型後裁ち落され(トリミングされ)スクラ
ップ材とされていた。
【0014】従って、本発明によれば、成型される薄肉
シェルの実際の周縁の周りにおいて鋳型を密封するの
で、ほとんどあるいは全く材料の無駄を生ぜず、成型品
の裁ち落し(トリミング)を必要としない。又、本発明
の密封手段即ち所定の輪郭の選択的装入物適用パネル
は、パウダーボックスの移動行程によっては届かない深
い鋳型内へ突入させることができるので、浅い鋳型だけ
でなく、深い鋳型に対しても、パウダーボックスの開口
と鋳型表面の周縁との間に密封を設定することができ
る。従って、本発明は、浅い鋳型に対しても、深い鋳型
に対しても適用することができる。
【0015】
【実施例】添付図を参照して説明すると、本発明に従っ
て構成された、薄肉プラスチックシェルを成型するため
の成型装置即ち金型組立体10は、基本的に、樹脂パウ
ダー(粉末)13即ち鋳型ボックスへの装入物を収容し
たパウダーボックス12と、鋳型ボックス14とから成
る。パウダーボックス12と、鋳型ボックス14とは、
斯界において周知の適当な手段によって締め合わされ
る。「鋳型ボックス」とは、鋳型表面即ち成型表面を有
するシェル鋳型(シェル部品を成型する鋳型)を含む金
型全体のことをいうが、ここでは便宜上、鋳型ボックス
を単に「鋳型」とも称することとする。
【0016】パウダーボックス12の開口18を鋳型ボ
ックス14の鋳型表面20に心合させるのに斯界におい
て周知の形式の調心機構16(図4)が用いられる。こ
の心合操作は、パウダーボックス12を、その開口18
と鋳型表面20とが互いに引離されている位置から開口
18と鋳型表面20を互いに近接させる図4の作動位置
へ移動させる際に行われる。パウダーボックス12を位
置づけするための手段は、斯界において一般に使用され
ている昇降機であってよい。あるいは別法として、鋳型
ボックス14を固定のパウダーボックス12に対して位
置づけする可動部材としてもよい。
【0017】鋳型表面20は、斯界において周知のよう
に適当な伝熱性を有するニッケルの電鋳鋳型であってよ
い。鋳型表面20は、成型すべき部品の形状を画定す
る。図に示されるように、鋳型表面20は、深切下げ
(凹型に深く切下げられた)鋳型表面鋳型表面20a
と、それに連接した段違い鋳型表面20b,20c,2
0d(図4参照)と、それらの段違い鋳型表面を囲繞し
た高さの異る周縁鋳型表面20eを含む。これらの表面
20b〜20eは、均一に加熱されて熱可塑性パウダー
を溶融させ、鋳型ボックス14の周縁表面24より小さ
い寸法の高さの異る周縁フランジ22を有する成型部品
21を成型する。換言すれば、成型すべき部品21の周
縁フランジ22の外周縁22aは、鋳型の周縁表面24
の実際の外周縁26から内方へ離隔された、高さの異る
幅狭帯状部分28の外周縁に対応する。鋳型ボックス1
4のこの幅狭帯状部分28は、鋳型内に投入された熱可
塑性パウダーが溢れ出る部分であり、「溢れ出し表面」
とも称される。成型操作において、パウダーボックス1
2と鋳型ボックス14を近接させると、パウダーボック
ス12の周縁密封ガスケット30が、鋳型の周縁表面2
4にガスケット接触ライン32に沿って係合し、鋳型ボ
ックス14に成型部品21の周りの高さの異る周縁フラ
ンジ22に対応する幅狭帯状部分28(図1参照)を画
定する。
【0018】成型装置即ち鋳型組立体10は、熱可塑性
樹脂パウダーから薄肉プラスチックシェル21を成型す
るためのものである。そのために、パウダーボックス1
2は、熱可塑性樹脂パウダー13を収容するためのチャ
ンバー34と、特定輪郭の選択的装入物適用パネル(マ
スキング手段)36を有している。
【0019】本発明の1つの特徴は、特定輪郭の選択的
装入物適用パネル36にガスケット保持部材38に保持
させた密封ガスケット30を装着することである。ガス
ケット保持部材38は、パウダーボックス12の周縁に
沿って設けられた特定輪郭の選択的装入物適用パネル
(マスキング手段)36のパネル部材40に連結する。
パネル部材40は、パウダーボックス12と鋳型ボック
ス14を組合せたとき、図3に一部切除して示されてい
るように、鋳型ボックス14の内部に突入する異る幅の
側部突出部分即ちマスキング部分40a,40b,40
cを有している。
【0020】周縁ガスケット30は、図1に示されるよ
うに、鋳型ボックス14のガスケット接触ライン32に
沿って密封し、鋳型ボックスに小面積の垂直無用表面部
分14a,14b,14c並びに密封された幅狭帯状部
分28を画定するようにガスケット保持部材(以下、単
に「保持部材」とも称する)38の高さの異る部分38
a,38b,38cに沿って装着される。鋳型ボックス
の「無用」表面部分とは、例えば、熱可塑性パウダーを
溶融させて硬化させる加熱された鋳型表面のうち、成型
後鋳型ボックスから取出された成形品から裁ち落して
(トリミングして)廃棄しなければならないような部分
を成型する表面部分のことをいう。従って、鋳型ボック
スの「無用」表面部分が大きいほど、無駄にされる材料
の量が多いことになる。鋳型ボックスのこれらの無用表
面部分14a,14b,14cにパウダーが被着したと
すれば、後にそれらの部分をトリミングしなければなら
ないが、本発明によれば、後述するように、無用表面部
分14a,14b,14cにパウダーが被着しないよう
に選択的装入物適用パネル36のパネル部材40によっ
てマスクする。ガスケット30は、パウダーボックス1
2のフランジ部分12a,12b,12c、12dに沿
って延長しており、パウダーボックス12と鋳型ボック
ス14とが結合されたとき、それらの間から樹脂パウダ
ーが漏出するのを防止するように完全なシールを設定
し、鋳型ボックスの表面のうち「無用」表面部分と考え
られる部分へ流れるパウダーの広がりを制限する。
【0021】詳述すると、本発明によれば、ガスケット
30は、特定輪郭の選択的装入物適用パネル(マスキン
グ手段)36のパネル部材40上に保持されており、パ
ウダーボックス12を周知の態様で上昇させて鋳型ボッ
クス14に結合させたとき鋳型表面20に圧接される。
図1及び4に示されるように、ガスケット30は、成型
すべき部品21の外縁輪郭の周りに高さの異る幅狭帯状
部分28を画定し、それによって、成型工程において成
型部品21に形成される「無用」表面21a,21b
(図6参照)の面積を縮小する。鋳型ボックス14の各
部分間に温度差が生じるのを回避するために、鋳型ボッ
クス14のすべての部分を同一温度に加熱することがで
きる。さもないと、鋳型ボックス14の各部分間に温度
差が生じて歪み差を生じ、その結果として、鋳型ボック
スの素材金属に亀裂を生じることがある。得られた成型
部品21は、図6に示されるように、高さの異る周縁2
2を有する。周縁22は、成型工程後鋳型ボックス14
から成型部品21を取出すのを容易にする耳として用い
られる。鋳型ボックス14は、本出願人の米国特許第
4,217,325号、4,331,626号及び4,
621,995号に記載された態様で油又は空気によっ
て加熱される。
【0022】本発明の別の特徴は、熱可塑性樹脂パウダ
ーが加熱された鋳型の全表面に接触するのを防止するた
めにパウダーボックス12の特定輪郭の選択的装入物適
用パネル(マスキング手段)36のパネル部材40を鋳
型ボックス14内へ突入させることである。従来技術に
おいては、多くの場合、鋳型ボックス14の平面状表面
の相当大きな部分が、実際には、成型部品の表面を形成
するのに使用されず、従って、完成成型部品を形成する
のにトリミングしなければならない相当大きな無駄な部
分が生じる。
【0023】本発明では、パネル部材40により、鋳型
ボックス14の、成型すべき部品21の完成形状の外周
縁の水平方向でみて内側の地点に位置する垂直無用表面
部分14a,14b,14cがマスクされる。かくし
て、成型工程において鋳型ボックス14には、乾燥熱可
塑性パウダーが選択的に装入される。パネル36を「選
択的」装入物適用パネルと称するのはこのためである。
【0024】パウダーボックス12から鋳型ボックス1
4への乾燥熱可塑性パウダーの装入は、単に、結合され
たパウダーボックスと鋳型ボックスを180°回転させ
て上下逆さにし、重力によってパウダーをパウダーボッ
クスから鋳型ボックスへ落下させることによって行うこ
とができる。あるいは、結合されたパウダーボックスと
鋳型ボックスを多重軸線回転系に支持して上下逆さにし
た後回転させ、パウダーを鋳型ボックス14の加熱され
た露出鋳型表面に遠心力によって分配させる場合もあ
る。結合されたパウダーボックスと鋳型ボックスが図4
に示されるように上下逆さにされて乾燥熱可塑性パウダ
ーがパウダーボックス12から鋳型ボックス14内へ投
入されたとき、パウダーは、鋳型ボックス14の鋳型表
面20と、成型されるべき部品21の周りの高さの異る
幅狭帯状部分28にのみ接触する。選択的装入物適用パ
ネル36のパネル部材40のマスキング部分40a,4
0b,40cが、鋳型ボックス14の垂直無用表面部分
14a,14b,14cを覆い(マスクし)熱可塑性樹
脂パウダーがそれらの表面部分14a,14b,14c
に被着するのを防止する。各マスキング部分40a,4
0b,40cは、パウダーボックス12と鋳型ボックス
14を引きつけて結合させるのを容易にするために傾斜
端40a' ,40b' ,40c' を有している。従っ
て、加熱された鋳型ボックスの、薄肉プラスチックシェ
ルを成型する必要のない部分にスクラップが形成される
ことがなく、材料のむだを削減することができるととも
に、裁ち落し(トリミング)の必要性を排除する。
【0025】本発明の方法は、所定形状のシェル部品を
成型するための第1内部表面部分と、無駄な材料が被着
する可能性のある特定の高さを有する少くとも1つの垂
直方向の第2内部表面部分を含むシェル鋳型を準備する
工程と、該鋳型の第1内部表面部分及び第2内部表面部
分を均一に同じ成型温度にまで加熱する工程と、無駄な
材料が被着する可能性のある、前記加熱された鋳型の垂
直側部表面の露出部分を小さくするために、前記内部表
面部分の周りに幅狭帯状部分を画定するガスケット接触
ラインを前記鋳型ボックスに画定するように付形されて
おり、該内部表面部分の周りに位置づけされる高さの異
る選択的装入物適用パネルを備えた、熱可塑性パウダー
を主要したパウダーボックスを準備する工程と、前記鋳
型ボックスとパウダーボックスを結合し、前記加熱され
たシェル鋳型に熱可塑性パウダーを分配する工程とから
成る。本発明のこの方法によれば、シェル鋳型内に分配
されたに熱可塑性パウダーは、成型すべき部品の周縁か
ら延長した高さの異る幅狭帯状部分を形成し、熱可塑性
パウダーが被着される部分を前記幅狭帯状部分と第1内
部表面部分に限定することによって無駄な材料が被着す
る可能性のある垂直方向の第2内部表面部分をマスク
し、材料の無駄を少なくすることができる。
【0026】従来の装置及び方法に比べて、成型部品2
1のトリミングは、必要があるとしてもごく僅かであ
る。なぜなら、パウダーボックスから投下されるパウダ
ーは、鋳型表面20のうち、成型すべき部品21の広が
り範囲に正確に対応する該部品の周縁22によって画定
される部分にしか被着されないからである。
【0027】
【発明の効果】上述した本発明の装置及び方法の利点
は、鋳型ボックスに無駄な材料が付着するのを防止する
ために鋳型ボックスに別個の加熱帯域を設ける必要性を
排除することである。従来技術におけるように、そのよ
うな別個の加熱帯域を設けた場合、成型サイクルの終了
後加熱帯域の熱的に隔絶された低温表面上に部分的に残
留材料が付着することがあるので、成型品(鋳造品)に
瑕疵が生じるのを防止するために、成型サイクルが終る
度にそのような残留材料を真空吸引によって除去しなけ
ればならない。しかも、真空吸引によって収集された、
半ば硬化した残留材料は、再循還することができず、ス
クラップにしなければならない。
【0028】先に述べたように、パネル部材40は、ポ
リウレタンフォームのコア46とガラス繊維製の外側カ
バー44とで構成することができる(図3参照)。ガス
ケット保持部材38は、金属製又はプラスチック製のク
ランプ又は溝部材であってよく、ガスケット30は、そ
れぞれの用途に適するエラストマー材、例えばゴムで形
成することができる。
【0029】本発明の別の利点は、加熱鋳型に隔離部材
や選択的加熱回路を用いる従来のシステムに比べて、メ
ンテナンスの必要性が少ないことである。隔離部材や別
個の加熱又は冷却回路を鋳型ボックスに連結した場合、
鋳型の修理又は鋳型の表面洗浄を行う度に隔離部材や加
熱又は冷却回路を鋳型ボックスから外さなければなら
ず、修理又は洗浄操作の終了後、隔離部材や加熱又は冷
却回路を再度鋳型ボックスに取付けなければならない。
これは、時間のかかる作業であり、成型作業のスケジュ
ールを不当に複雑にするとともに、特定の成型装置を設
定するためには長い休止時間を必要とする。
【0030】鋳型ボックスに成型すべき部品21の周縁
を囲繞する幅狭帯状部分28を画定するように付形され
た本発明の選択的挿入物適用パネル36を有するパウダ
ーボックス12を使用した場合、加熱鋳型に補助部品を
連結する必要がない。本発明による場合、成型部品に付
加物が形成されることが回避されるので、汚染の問題を
防止する。例えば米国特許第4,683,098号及び
4,716,003号に開示されているタイプの密封性
の悪い隔離部材を用いた場合汚染の問題が生じる。なぜ
なら、1つの色の樹脂パウダーが隔離部材内に捕捉され
ることがあり、その場合、隔離部材内に捕捉された樹脂
パウダーが後に別の鋳型内に落下して侵入し、その成型
部品に望ましくない瑕疵を生じるからである。そのよう
な成型部品はスクラップにしなければならない。
【0031】本発明の選択的装入物適用式成型方法及び
装置は、又、加熱される鋳型ボックスの有効寿命を長く
する。なぜなら、本発明の選択的挿入物適用パネル36
を有するパウダーボックス12と組合せて鋳型ボックス
を使用する場合、鋳型ボックス上の異る表面部分間に温
度差を設定する必要がなく、従って、鋳型ボックスに亀
裂を生じ、最終的に成型部品の瑕疵につながるような度
合の歪みを起すことが少ないからである。
【0032】本発明の選択的装入物適用パネルのマスキ
ング効果は、最終成型部品の形状に合致するように加熱
された鋳型表面にパウダーを選択的に装入し、成型すべ
き部品の周りに幅狭の帯状部分を画定することであり、
そのおかげで、薄肉プラスチックシェルを成型するのに
鋳型表面の全部が使用されるにせよ、あるいは一部分だ
けが使用されるにせよ、鋳型表面全体を同じ温度に加熱
することができるので、パウダーの無駄を最少限にする
ために用いられていた従来の鋳型ボックス加熱及び隔離
手段に随伴する歪み差を小さくすることができる。
【0033】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、鋳型の周縁の幅狭帯状部分と垂直「無
用」表面部分を密封する(マスクする)選択的装入部物
適用パネルを備えた本発明の成型装置の透視図である。
【図2】図2は、図1のパウダーボックスの透視図であ
り、パウダーボックスの開口部が上に向けられ、パウダ
ーが充填されたところを示す。
【図3】図3は、図1のパウダーボックスの透視図であ
り、加熱された鋳型ボックスに結合されたところを示
す。鋳型ボックスは一部切除されて示されている。
【図4】図4は、結合されたパウダーボックスと鋳型ボ
ックスを上下逆さにして樹脂パウダーを鋳型表面上に投
下したところを示す概略図である。
【図5】図5は、結合されたパウダーボックスと鋳型ボ
ックスを、部品を成型した後上下に回転して元の状態に
戻したころを示す概略図である。
【図6】図6は、図1の成型装置から取出された成型部
品の透視図である。
【符号の説明】
10:成型装置(金型組立体) 12:パウダーボックス 14:鋳型ボックス 14a,14b,14c:垂直無用表面部分 18:開口 20:鋳型表面 20a:深切下げ鋳型表面 20b,20c,20d:段違い鋳型表面 20e:高さの異る周縁鋳型表面 21:成型部品 22:周縁フランジ 24:鋳型ボックスの周縁表面 26:外周縁 28:幅狭帯状部分(溢れ出し表面) 30:周縁ガスケット 32:ガスケット接触ライン 36:所定輪郭の選択的装入物適用パネル 38:ガスケット保持部材 40:パネル部材 40a,40b,40c:マスキング部分(側部突出部
分)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性パウダーを収容するパウダーボッ
    クス(12)と、該パウダーボックスから投下される熱
    可塑性パウダーを受容する鋳型表面及び垂直無用表面部
    分を有する鋳型ボックス(14)とから成る金型組立体
    (10)において、 前記パウダーボックスには、該パウダーボックスが前記
    鋳型ボックスに結合されたとき、鋳型ボックスから熱可
    塑性パウダーが漏出するのを防止するために鋳型ボック
    スの溢れ出し表面(28)に係合するガスケット(3
    0)が連結されており、該パウダーボックスに所定の輪
    郭の選択的装入物適用パネル部材(40)が連結されて
    おり、前記ガスケット(30)は、該選択的装入物適用
    パネル部材(40)に連結されたガスケット保持部材
    (36)に結合されており、該ガスケットは、前記鋳型
    ボックスの前記溢れ出し表面に係合して高さの異る幅狭
    帯状部分(28)を画定するように可変高さを有し、該
    選択的装入物適用パネル部材の側部突出部分(40a,
    40b,40c)が、加熱された前記鋳型ボックスに無
    駄な熱可塑性パウダーが付着するのを制限するために前
    記垂直無用表面部分をマスクするようになされているこ
    とを特徴とする金型組立体。
  2. 【請求項2】薄肉プラスチックシェルを成型するための
    成型装置(10)であって、 パウダーを受入れ、それを排出するための開口(18)
    を有するパウダーボックス(12)と、 所定の周縁表面(24)を有する鋳型表面(20)と、
    垂直無用表面部分(14a,14b,14c)を含む鋳
    型ボックス(14)と、 該パウダーボックス(12)と鋳型ボックス(14)
    を、該パウダーボックスの開口(18)と鋳型ボックス
    の鋳型表面(20)とが互いに近接する作動位置に位置
    づけづるための位置づけ手段とから成り、 前記鋳型ボックス(14)の前記垂直無用表面部分(1
    4a,14b,14c)をマスクする位置に配置された
    高さの異るマスキング部分(40a,40b,40c)
    を備え、該パウダーボックスの開口(18)と前記鋳型
    表面(20)の周縁表面(24)の間に完全な密封を設
    定するための所定の輪郭の選択的装入物適用パネル部材
    (40)が前記パウダーボックスの開口(18)の周り
    に配設されていることを特徴とする成型装置。
  3. 【請求項3】熱可塑性パウダーを収容するパウダーボッ
    クス(12)と、該パウダーボックスから投下される熱
    可塑性パウダーを受容する鋳型ボックス(14)とから
    成る金型組立体(10)において、 前記パウダーボックスには、該パウダーボックスが前記
    鋳型ボックスに結合されたとき、鋳型ボックスから熱可
    塑性パウダーが漏出するのを防止するために鋳型ボック
    スの溢れ出し表面(28)に係合するガスケット(3
    0)が連結されており、 前記鋳型ボックス(14)は、成型すべき部品の最終外
    表面の形状に対応する形状の鋳型表面(20)を画定す
    る深切下げ表面(20a)及び複数の連接した段違い表
    面(20b,20c)と、垂直無用表面部分(14a,
    14b,14c)を有し、 前記鋳型表面の周縁輪郭に対応する周縁輪郭を有する所
    定輪郭の選択的装入物適用パネル部材(40)が前記パ
    ウダーボックスに連結されており、該選択的装入物適用
    パネル部材(40)は、該鋳型表面の周りに幅狭帯状部
    分(28)を画定するように該鋳型表面の外周縁(2
    6)より水平方向に所定距離だけ内側のライン(32)
    に沿って延長しており、前記垂直無用表面部分(14
    a,14b,14c)をマスクするために垂直に延長し
    た側部突出部分(40a,40b,40c)を有してお
    り、 前記ガスケット(30)は、熱可塑性パウダーが加熱さ
    れた前記鋳型ボックスの幅狭帯状部分(28)より内側
    の深切下げ表面(20a)及び段違い表面(20b,2
    0c)上に投下されるようにするために、該幅狭帯状部
    分(28)の水平方向でみて外側で、高さの異る部位で
    該鋳型ボックスに接触するように前記選択的装入物適用
    パネル部材(40)に連結されたガスケット保持部材
    (36)に結合されていることを特徴とする金型組立
    体。
  4. 【請求項4】薄肉プラスチックシェル(21)を成型す
    るための方法であって、 所定の周縁表面(24)を有する鋳型表面(20)を備
    えた鋳型ボックス(14)を均一な温度に加熱し、 樹脂パウダー(13)を収容したパウダーボックス(1
    2)と前記鋳型ボックスを、該パウダーボックスの開口
    (18)と鋳型ボックスの鋳型表面(20)とが互いに
    近接する作動位置に位置づけし、 該パウダーボックスの開口(18)と前記鋳型表面(2
    0)の間に完全な密封を設定するために、ガスケット
    (30)を装着した所定の輪郭の選択的装入物適用パネ
    ル(36)を設けて、該ガスケットを該鋳型表面(2
    0)の周縁表面(24)に該ガスケットの長手に沿って
    異なる高さの部位で密封係合させ、前記均一に加熱され
    た鋳型ボックスの垂直無用表面部分(14a,14b,
    14c)をマスクすることを特徴とする成型方法。
JP5132328A 1992-05-21 1993-05-12 鋳型ボックスを密封するための装置及び方法 Withdrawn JPH06218746A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/886,683 US5290499A (en) 1992-05-21 1992-05-21 Apparatus and method for sealing a mold box
US886683 1992-05-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06218746A true JPH06218746A (ja) 1994-08-09

Family

ID=25389531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5132328A Withdrawn JPH06218746A (ja) 1992-05-21 1993-05-12 鋳型ボックスを密封するための装置及び方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5290499A (ja)
EP (1) EP0574700A1 (ja)
JP (1) JPH06218746A (ja)
KR (1) KR930023150A (ja)
AU (1) AU3714093A (ja)
CA (1) CA2094689A1 (ja)
CZ (1) CZ91193A3 (ja)
MX (1) MX9302971A (ja)
PL (1) PL299013A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ237115A (en) * 1991-02-13 1994-02-25 Gary Douglas Macdougall Forming hollow boat hull with internally contacting strengthening ribs by
US5601048A (en) * 1993-08-12 1997-02-11 Macdougall; Gary D. Boat hull shell having an integral support structure
US5558731A (en) * 1994-12-19 1996-09-24 Davidson Textron Inc. Method for fabricating vinyl covered foamed parts
US5612066A (en) * 1995-04-11 1997-03-18 Davidson Textron, Inc. Heat insulating mold panel for a mold tool
US6082989A (en) * 1998-11-13 2000-07-04 Mcnally; Douglas J. Slush molding apparatus
US6284182B1 (en) 1999-03-12 2001-09-04 Konal Engineering And Equipment Inc. Molding process employing heated fluid
US6814915B2 (en) * 2002-03-15 2004-11-09 Collins & Aikman Automotive Company Inc. Method for annealing an electrodeposition structure
US6673288B2 (en) 2002-06-07 2004-01-06 Intertec Systems Multi element moving vacuum chamber and process for powder slush plastic casting
US9120608B2 (en) * 2009-11-17 2015-09-01 Cdf Corporation Sustainable packaging system for shipping liquid or viscous products
CA2818242A1 (en) * 2010-11-16 2012-05-24 Cdf Corporation Secondary packaging system for pre-packaged products
EP2808147B1 (en) * 2013-05-30 2017-03-01 Airbus Operations S.L. Hybrid tool for curing pieces of composite material
DE102018126477A1 (de) 2018-10-24 2020-04-30 International Automotive Components Group Gmbh Werkzeug und Verfahren zur Herstellung einer Kunststoffhaut

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4217325A (en) * 1977-04-21 1980-08-12 Mccord Corporation Method using modular slush molding machine
JPS6022944B2 (ja) * 1980-11-10 1985-06-05 日本ゼオン株式会社 血液用ポンプ装置
JPS6124419A (ja) * 1984-07-14 1986-02-03 Toyota Motor Corp スラツシユ成形型
DE3520152A1 (de) * 1985-06-05 1986-12-18 Ymos Aktiengesellschaft Industrieprodukte, 6053 Obertshausen Verfahren und vorrichtung zum herstellen einer kunststoffhaut
JPS62144913A (ja) * 1985-12-19 1987-06-29 Inoue Mtp Co Ltd パウダ−スラッシュ成形装置
US4683098A (en) * 1986-05-05 1987-07-28 Ex-Cell-O Corporation Apparatus for reducing waste in a plastic mold
US4716003A (en) * 1986-05-22 1987-12-29 Ex-Cell-O Corporation Apparatus and method for reducing neck waste in a cast vinyl shell
US4925151A (en) * 1988-04-25 1990-05-15 Davidson Textron Inc. Apparatus for molding two-tone colored plastic shells
US5046941A (en) * 1989-10-13 1991-09-10 Davidson Textron Inc. Apparatus for molding multicolor thin wall plastic shell
US5093066A (en) * 1989-10-13 1992-03-03 Davidson Textron Inc. Method for molding multicolor thin wall plastic shell
US5033954A (en) * 1990-03-12 1991-07-23 Davidson Textron Inc. Tool for manufacturing a two tone vehicle door shell
US5127818A (en) * 1990-10-10 1992-07-07 Davidson Textron Inc. Apparatus for extending contour gaskets
US5137679A (en) * 1990-10-10 1992-08-11 Davidson Textron Inc. Method of extending contour gaskets

Also Published As

Publication number Publication date
KR930023150A (ko) 1993-12-18
MX9302971A (es) 1993-11-01
EP0574700A1 (en) 1993-12-22
AU3714093A (en) 1993-11-25
CZ91193A3 (en) 1994-02-16
CA2094689A1 (en) 1993-11-22
PL299013A1 (en) 1994-02-07
US5290499A (en) 1994-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06218746A (ja) 鋳型ボックスを密封するための装置及び方法
US4562025A (en) Mold method and apparatus for multi-color plastic shells
EP0183344B1 (en) Method and apparatus for moulding coloured plastic shells and joining them together with a narrow strip of a matching colour
US5316715A (en) Method and apparatus for producing multi-color shells utilizing an indexing divider mold
US6579487B1 (en) Method and apparatus for forming a thermoplastic part with injected elastomer seal
US4773844A (en) Apparatus for producing a synthetic resin skin
JPH10323859A (ja) 2色成形法
US8771580B2 (en) Method for making molded skins from multiple plastics
CA1311895C (en) Apparatus for molding two-tone colored plastic shells
US5046941A (en) Apparatus for molding multicolor thin wall plastic shell
EP0186319B1 (en) Body panel joint finishing moulded to vehicle body
US5033954A (en) Tool for manufacturing a two tone vehicle door shell
US5225261A (en) Two tone vehicle door shell
US20040164457A1 (en) Method of rotational molding
JPH11348057A (ja) 多色表皮の成形方法
JPS6237112A (ja) 粉体スラッシュ成形方法
JPH05138669A (ja) 薄肉プラスチツクシエルを成型するための装置及び方法
JP3670596B2 (ja) パウダースラッシュ成形表皮材及びその成形装置
JPH0337929Y2 (ja)
JPH042084B2 (ja)
EP0307005A2 (en) Multi-colour plastic shells
JP3708290B2 (ja) 異色プラスチック表皮の成形方法およびその成形装置
JPS63172618A (ja) 皮膜状プラスチツク成形品の製造方法
JPH0233507B2 (ja) Goseijushihyohitainoseizoho
WO2003031276A1 (fr) Procede de formation d'une pellicule sur un bouchon de liege

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000801