JPH0621833U - 集塵用穴付きツールバー - Google Patents

集塵用穴付きツールバー

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Publication number
JPH0621833U
JPH0621833U JP6011192U JP6011192U JPH0621833U JP H0621833 U JPH0621833 U JP H0621833U JP 6011192 U JP6011192 U JP 6011192U JP 6011192 U JP6011192 U JP 6011192U JP H0621833 U JPH0621833 U JP H0621833U
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JP
Japan
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toolbar
tool bar
hollow hole
dust
opening
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Pending
Application number
JP6011192U
Other languages
English (en)
Inventor
辰雄 太田
Original Assignee
住友建機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友建機株式会社 filed Critical 住友建機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋削に伴い発生する粉塵等の捕集の効率を向
上させる。 【構成】 ツールバーの中心部に中空穴を設け、その中
空穴の一端の開口をツールバー後端に設けたダクトに接
続可能とし、他端の吸引用開口をツールバー先端の切削
点近傍位置に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はライニング材等の旋削時に発生する粉塵や切屑の捕集に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図3の如く、従来より旋盤等の旋削時に粉塵や切屑が発生する設備に於ける捕 集方法としては、吸引フードによる方法が殆んどであった。 この方法ではツールバーは切削の進行に伴い、図3の下方に移動するが、吸引フ ードはワーク等との干渉を避けるため粉塵等の発生点である切削点に接近するこ とが出来ず捕集効率が落ちるという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ライニング材等の旋削時に発生する粉塵や切屑の捕集効率の向上を図るため、 粉塵等が発生する切削点の常に近傍で集塵可能な集塵用穴付きツールバーを提供 供して、従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するためのものであり、旋盤等に使用するツールバ ーの中心部に中空穴を設け、その中空穴の一端の開口を、ツールバー後端に設け たダクトに接続可能とし、他端の吸引用開口をツールバー先端の切削点近傍位置 に設けたことを特徴とする集塵用穴付きツールバーを提供するものである。
【0005】
【作用】
旋削時に於けるツールバーは切削に伴いワークの奥方へ移動するが、集塵には ツールバーそのものを吸引用ノズルとして使用するため、ワークと干渉すること もなく、切削点で発生する粉塵や切屑を切削点近傍位置に設けた吸引用開口によ り効果的に吸引し、吸引された粉塵や切屑をツールバー中の中空穴から、ツール バー後端のダクトを介して集塵機で効率的に捕集することができる。
【0006】
【実施例】
図1はライニング材を旋盤1で旋削する場合を示す。 2はワークで旋盤チャック3によって固定される。4は本考案の中空穴を有す るツールバー4で旋盤刃物台5に締着されている。ツールバー4の先端には切削 用カートリッジュニット6が取付けられていると共に、ツールバー4の後端には ダクト7を設けて、集塵機(図示せず)へと導かれている。
【0007】 図2(a),(b)はツールバー4の詳細を示す正面図と側面図でありツール バー4の中心部に中空穴8を設け、その中空穴8の一端の開口をツールバー4後 端に設けたダクト7に接続可能とする。9はダクト7を取付けるダクト差し込み 部である。10はツールバー4先端の切削点近傍位置に設けた吸引用開口である 。図2では、吸引用開口10をツールバー中空穴8より小さい開口面積に設定し て、吸引用開口10での流速を増加せしめ吸引力増加による捕集効率の向上を図 っているが、吸引用開口10がツールバー中空穴径8と同等であっても良いこと は言うまでもない。
【0008】 以上の様な構成にしたので、旋盤チャック3に固定されたワーク2に対してツ ールバー4の先端に設けたカートリジュニットを近づけ切削すると、これにより 発生する粉塵や切屑を切削点に近いツールバー4の吸引用開部10により効果的 に吸引し、吸引された粉塵や切屑をツールバー中の中空穴8からツールバー4後 端のダクト7を介して集塵機に捕集される。そして、ツールバー4はワーク2の 切削の進行に伴い図1の下方に移動するが吸引用開口部10は常に切削点と共に 一体で移動するので捕集効率が落ちることがない。
【0009】
【考案の効果】
捕集のための吸引用開口10を切削点近傍位置に設けたことにより捕集効率の 向上を図ると共に、切削が進行しても常に切削点と共に一体で移動するので捕集 効率が落ちることはない。さらに、吸引用開口10をツールバー中空穴8より小 さい開口面積に設定することにより吸引用開口10での流速を増加せしめ吸引力 増加による捕集効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る旋盤の集塵装置。
【図2】図2(a)はツールバーの正面図、図2(b)
はツールバーの側面図。
【図3】従来例の旋盤の集塵装置。
【符号の説明】
1 旋盤 2 ワーク 4 ツールバー 7 ダクト 8 中空穴 10 吸引用開口部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋盤等に使用するツールバーに於いて、
    ツールバーの中心部に中空穴を設け、その中空穴の一端
    の開口を、ツールバー後端に設けたダクトに接続可能と
    し、他端の吸引用開口をツールバー先端の切削点近傍位
    置に設けたことを特徴とする集塵用穴付きツールバー。
  2. 【請求項2】 旋盤等に使用するツールバーに於いて、
    ツールバーの中心部に中空穴を設け、その中空穴の一端
    の開口を、ツールバー後端に設けたダクトに接続可能と
    し、他端の吸引用開口を前記中空穴より小さい開口面積
    に設定して、ツールバー先端の切削点近傍位置に設けた
    ことを特徴とする集塵用穴付きツールバー。
JP6011192U 1992-08-26 1992-08-26 集塵用穴付きツールバー Pending JPH0621833U (ja)

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JP6011192U JPH0621833U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 集塵用穴付きツールバー

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Publications (1)

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JPH0621833U true JPH0621833U (ja) 1994-03-22

Family

ID=13132679

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JP6011192U Pending JPH0621833U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 集塵用穴付きツールバー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142199A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nissey Delica Corp 麺線切出機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010142199A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nissey Delica Corp 麺線切出機

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