JPH0621822A - 2値化回路及び情報再生装置 - Google Patents

2値化回路及び情報再生装置

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JPH0621822A
JPH0621822A JP19613492A JP19613492A JPH0621822A JP H0621822 A JPH0621822 A JP H0621822A JP 19613492 A JP19613492 A JP 19613492A JP 19613492 A JP19613492 A JP 19613492A JP H0621822 A JPH0621822 A JP H0621822A
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JP
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reproduction signal
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JP19613492A
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Katsuya Yamazaki
山崎  勝也
Makoto Hiramatsu
誠 平松
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生信号に対する低いサンプリング周波数の
採用によりD/A変換器を使用せずに2値化を達成す
る。 【構成】 アナログ再生信号はA/D変換器1により再
生信号の最短符号間隔の半分の周期でサンプリングされ
量子化され、DF2によるデジタル演算により波形干渉
が低減され、2値化回路4によって第1のサンプリング
時刻の量子化された再生信号と第2のサンプリング時刻
の量子化された再生信号とを用いてパルス信号を2回の
サンプリングにつき1回の割合で符号化することで2値
化される。尚、第1および第2のサンプリング時刻にお
ける量子化再生信号レベルを加算し、その加算値を基準
時と比較判別して変換比を一時的に変えて2値化信号に
変換する。2値化された符号の位相をFIFO5によっ
て位相の揃った2値符号語として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクのよう
な情報記録媒体から再生される再生信号を、“0”、
“1”等の2値のレベルにする2値化回路及び2値化方
法ならびにこれらを用いた情報再生装置及び情報再生方
法に関するものである。
【0002】更に、本発明は、情報再生装置における記
録情報の再生、検出に関するものであり、特に同期クロ
ックのタイミングで再生信号のレベルを検出する情報再
生装置に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
情報を高密度で記録することと平行して、高密度記録を
行うことで生じる再生信号中の波形干渉を低減させて高
密度記録情報を正確に2値化することについて種々提案
されている。
【0004】その一例として、図9に示すようなものが
示されている。図9に於いて、61は情報記録媒体から
再生された再生信号を量子化するアナログ/デジタル変
換器(以下A/D変換器と記す)であり、62は前記A
/D変換器61で量子化された信号にデジタル演算を実
行するデジタルフィルタ(以下DFと記す)であり、6
3は前記DF62の演算係数を制御するCPUであり、
64はデジタル演算後の量子化された再生信号をアナロ
グ信号にするデジタル/アナログ変換器(以下D/A変
換器と記す)であり、65は前記D/A変換器64の出
力をスムージングするための低域通過フィルター(以下
LPFと記す)であり、66はLPF65出力の再生信
号を2値化の基準値と比較して2値の信号を生成するコ
ンパレータ(以下CMPと記す)である。
【0005】このような回路に於いては、まず始めに、
高密度記録を行ったために波形干渉を起こしている再生
信号をA/D変換器61で量子化される。次に、この量
子化された再生信号は、CPU63の定める適切な演算
係数に基づきDF62でデジタル演算処理され、この演
算によって再生信号の波形干渉は低減される。次に、D
F62で波形干渉を低減された量子化再生信号は、D/
A変換器64で再度アナログ信号に変換され、このアナ
ログ信号中に含まれる不要な高周波成分をLPF65で
取り除いた後に、CMP66を経て2値の再生信号とし
て出力される。
【0006】このように、高密度記録によって生じる再
生信号の波形干渉を低減させる手段としてデジタル演算
を用いることで、再生信号の周波数成分の違いや再生信
号レベルの違い等によって随時最適なデジタル演算を実
行できるため、効率よく再生信号の波形干渉を低減で
き、正確な2値化が可能となる。
【0007】しかしながら、上記従来例に於いては、再
生信号の波形干渉を低減させるため、デジタルフィルタ
の後段にD/A変換器を設けているために、以下のよう
な欠点があった: (1)連続的に変化する再生信号を一度量子化し、再度
連続的に変化する再生信号に変換しているために、この
変換の過程での情報の欠陥発生を防ぐためには、元の再
生信号が有する周波数成分よりも十分に高い周波数でサ
ンプリングして量子化信号を得なければならない; (2)また、上記(1)に起因して、A/D変換器、D
/A変換器及びその間に位置するDF等のデジタル処理
系の処理速度には、再生信号の有する周波数成分よりも
十分に高い動作周波数が要求される; (3)さらに、上記(1)及び(2)に起因して、A/
D変換器等の部品コストが高くなる; (4)再生信号の波形干渉を低減させるだけのために、
高価なA/D変換器やD/A変換器を使用するのは不経
済である。
【0008】また、近年、磁気記録再生装置、光磁気記
録再生装置等の情報記録再生装置に対する要求として、
大容量化、高速化と共に装置の小型化、低コスト化とい
う要求も大きくなっている。そこで再生信号をA−D変
換し、以下の処理をデジタルで行なうことによって、チ
ップ数を減らすことが考えられている。
【0009】従来のデジタル処理を行なう情報記録再生
装置の再生系の模式図を図10に示す。この再生系で
は、再生アンプ101より得られた再生信号をA−D変
換手段102によりデジタルデータに変換し、そのデジ
タルデータをデジタルフィルタ103により波形等化
し、2値化手段104によって2値のシリアルデータに
変換し、PLL手段105によってそのシリアルデータ
からクロックを抽出し、データセパレータ106により
先のクロックを用いてシリアルデータから再生データを
検出する。
【0010】図11にA−D変換手段102の模式図を
示す。A−D変換手段に入力される再生信号は、A−D
変換器111に入力され、クロック発生手段112より
供給されるクロックに同期してA−D変換される。この
時、クロック発生手段112から供給されるクロックの
周波数は、再生信号が含む最高周波数より十分に高いこ
とが必要である。
【0011】しかしながら、上記従来例では、波形等化
をデジタルフイルタを用いて行ない、また再生信号のゼ
ロクロス検知を行なうことを考えると、十分なエラーレ
ートを得るためには、A−D変換の変換間隔を短くする
必要がある。その結果、使用するA−D変換器は高速の
ものが必要となり、そのためコスト高になるという問題
があった。
【0012】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、量子化されている信号をアナログ変換する必
要がなく、D/A変換器が不要であり、動作周波数も低
く抑えられる2値化回路及び2値化方法を提供すること
を目的としている。更に、本発明はこの様な2値化回路
や2値化方法を用いて情報再生を行う情報再生装置及び
情報再生方法を提供することをも目的としている。
【0013】また、本発明は上述の問題点を解消するた
めになされたものであり、記録データのもつ基本クロッ
クに同期して変換を行うことにより高速のA−D変換器
を必要としない情報再生装置及び情報再生方法を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明によ
れば、上記の如き目的を達成するものとして、アナログ
信号を一定のサンプリング周期で量子化する手段と、該
量子化された信号を2値化基準値と比較する手段と、前
記量子化信号が基準値を横切ったサンプリング時刻から
1サンプリング時間だけ“H”もしくは“L”となるパ
ルス信号を出力する手段と、前記2値化基準値を横切っ
た第1のサンプリング時刻の量子化信号とそれより1つ
前に2値化基準値を横切った第2のサンプリング時刻の
量子化信号とを用いて前記パルス信号を前記アナログ信
号の2値化信号に変換する手段と、を有することを特徴
とする2値化回路、が提供される。
【0015】本発明によれば、上記の如き目的を達成す
るものとして、アナログ信号を一定のサンプリング周期
で量子化し、該量子化された信号を2値化基準値と比較
し、前記量子化信号が基準値を横切ったサンプリング時
刻から1サンプリング時間だけ“H”もしくは“L”と
なるパルス信号を出力し、前記2値化基準値を横切った
第1のサンプリング時刻の量子化信号とそれより1つ前
に2値化基準値を横切った第2のサンプリング時刻の量
子化信号とを用いて前記パルス信号を前記アナログ信号
の2値化信号に変換する、ことを特徴とする2値化方
法、が提供される。ここで、前記2値化信号に変換する
際に、前記第1及び第2のサンプリング時刻における量
子化信号レベルを加算した加算値の判別により変換比を
変えて2値化信号を得ることができる。
【0016】本発明によれば、上記の如き目的を達成す
るものとして、情報記録媒体から読み出されたアナログ
再生信号を一定のサンプリング周期で量子化する手段
と、該量子化された再生信号を2値化基準値と比較する
手段と、前記量子化再生信号が基準値を横切ったサンプ
リング時刻から1サンプリング時間だけ“H”もしくは
“L”となるパルス信号を出力する手段と、前記2値化
基準値を横切った第1のサンプリング時刻の量子化再生
信号とそれより1つ前に2値化基準値を横切った第2の
サンプリング時刻の量子化再生信号とを用いて前記パル
ス信号を前記アナログ再生信号の2値化再生信号に変換
する手段と、を有することを特徴とする情報再生装置、
が提供される。ここで、前記量子化再生信号を2値化基
準値と比較する前に演算処理する手段を有することが可
能である。更に、前記2値化再生信号の位相を揃える手
段を有することが可能である。
【0017】本発明によれば、上記の如き目的を達成す
るものとして、情報記録媒体から読み出されたアナログ
再生信号を一定のサンプリング周期で量子化し、該量子
化された再生信号を2値化基準値と比較し、前記量子化
再生信号が基準値を横切ったサンプリング時刻から1サ
ンプリング時間だけ“H”もしくは“L”となるパルス
信号を出力し、前記2値化基準値を横切った第1のサン
プリング時刻の量子化再生信号とそれより1つ前に2値
化基準値を横切った第2のサンプリング時刻の量子化再
生信号とを用いて前記パルス信号を前記アナログ再生信
号の2値化再生信号に変換する、ことを特徴とする情報
再生方法、が提供される。ここで、前記2値化再生信号
に変換する際に、前記第1及び第2のサンプリング時刻
における量子化再生信号レベルを加算した加算値の判別
により変換比を変えて2値化再生信号を得ることができ
る。更に、前記一定のサンプリング周期として、前記情
報記録媒体から読み出されたアナログ再生信号の最小符
号間隔の半分を採用することができる。また、サンプリ
ング周期を、上記アナログ再生信号の最小符号間隔の半
分以下の間隔としてもよい。
【0018】以上の様な構成によれば、2値化信号に変
換する手段によって第1のサンプリング時刻の量子化さ
れた再生信号と第2のサンプリング時刻の量子化された
再生信号とを用いて上記パルス信号を2回のサンプリン
グにつき1回の割合で符号化することで再生信号を2値
化信号に変換することができる。
【0019】また、再生信号の第1及び第2のサンプリ
ング時刻による閾値を横切る間隔であるエッジ間隔のサ
ンプリング周期に対する同期関係がずれた時も、第1お
よび第2のサンプリング時刻における量子化再生信号レ
ベルを加算し、その加算値を基準時と比較判別して変換
比を一時的に変えて2値化信号に変換するので、元の再
生信号に対し低いサンプリング周波数による2値化変換
が可能となり、再生信号のエッジ間隔が外乱等により変
動しても変換誤差の少ない2値化変換が可能となる。
【0020】更に、本発明によれば、上記の如き目的を
達成するものとして、情報記録媒体に記録されているデ
ータを再生するための再生手段と、前記データに同期し
たクロックと前記再生手段から出力される再生信号とか
らアナログ−デジタル変換を行なうA−D変換手段と、
該A−D変換手段により出力されたデジタルデータを演
算する演算手段と、前記クロックに同期したタイミング
で前記再生信号のレベルを検出することによって記録デ
ータを検出する手段と、を備えていることをことを特徴
とする情報再生装置、が提供される。
【0021】更に、本発明によれば、上記の如き目的を
達成するものとして、情報記録媒体に記録されたクロッ
クを再生抽出して該クロックに同期したタイミングで再
生信号をA−D変換し、クロック単位で出力されるデジ
タルデータをクロックシフトして加算する演算処理を行
った後に、出力されるデジタルデータの値により記録デ
ータを検出することをことを特徴とする情報再生方法、
が提供される。
【0022】以上の様な構成によれば、再生手段によっ
てデータとデータに同期したクロックとを再生し、再生
抽出したクロックに同期してA−D変換手段は再生デー
タをA−D変換し、演算手段は再生抽出したクロック単
位でディジタルデータをクロックシフトし加算する演算
を行ったのち、記録データ検出手段は出力データの比較
により記録データを検出するので、記録媒体から再生抽
出するデータに同期したクロックによってA−D変換、
波形等化、レベル検知が可能となる。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0024】図1は、本発明による2値化回路を用いた
情報再生装置の概略構成を示す図面である。図1に於い
て、1は不図示の情報記録媒体から再生されるアナログ
再生信号をデジタル再生信号に量子化するアナログ/デ
ジタル変換器(以下A/D変換器と記す)であり、2は
前記A/D変換器1で量子化された再生信号にデジタル
演算を行い波形干渉を低減させるデジタルフィルタ(以
下DFと記す)であり、3は前記DF2の演算係数等を
制御するCPUであり、4は前記DF2で処理された量
子化再生信号を“0”、“1”の2値のレベルに変換す
る2値化回路であり、5は前記2値化回路4で得られた
2値化信号の位相を揃えるファーストイン・ファースト
アウトレジスタ(以下FIFOと記す)である。
【0025】図2は図1に示す2値化回路4の一例を示
す図面である。図2に於いて、21,22は図1のDF
2によって演算された量子化再生信号を2値化の基準値
(以下閾値と記す)と比較する比較器であり、23,2
4は、各々前記比較器21,22の出力が“H”レベル
から“L”レベルに変化した時刻から1サンプリングの
時間だけ“L”レベルを出力するワンショットマルチバ
イブレータ(以下ワンショットと記す)であり、25,
26は前記ワンショット23,24の出力が“H”レベ
ルから“L”レベルになるのをトリガとして図1のDF
2から送られてくる演算済量子化再生信号を一時保持す
るラッチ回路であり、27はワンショット23,24の
論理和をとるNANDゲートであり、28はラッチ回路
25,26が保持している量子化再生信号レベルを加算
する加算器(ADD)であり、29は加算器28の演算
結果に応じて後段の回路を制御するタイミング回路であ
り、30はサンプリングクロックを1/2分周する分周
器であり、31,32,33,34は各々図2に示す通
りの論理演算をする論理ゲートである。また36はNA
NDゲート27の出力を一時保持するフリップフロップ
(以下FFと記す)である。
【0026】つぎに、図1に基づき本発明の概略動作を
説明する。図1に於いて、不図示の情報記録媒体から再
生されたアナログ再生信号は、A/D変換器1により前
記アナログ再生信号の最短符号間隔(以下Tminと記
す)の半分の時間間隔ごとにデジタル再生信号に量子化
を行う。
【0027】A/D変換器1で量子化されたデジタル再
生信号は、高密度記録を行ったために生じた波形干渉を
DF2によるデジタル演算によって低減され、本発明に
よる2値化回路4にデジタル再生信号の状態で送られ
る。このとき、CPU3は、不図示の情報記録媒体から
再生されるアナログ再生信号の周波数成分や信号レベル
などに応じて、アナログ再生信号の波形干渉を低減させ
るに適切な演算係数を前記DF2に設定し、随時最良の
波形干渉の低減をはかっている。
【0028】2値化回路4に送られたデジタル再生信号
は、“0”、“1”の2値のレベルに2値化される。2
値化された信号は、後述するが、符号の位相が一定とな
らないため、FIFO5によって位相の揃った2値符号
語とされ、不図示の復号器によってデータに変換され
る。
【0029】次に、図1に於いて不図示の情報記録媒体
から再生される再生信号が1−7符号変調のピットエッ
ジ記録のものである場合を例にとり、本発明の2値化回
路について説明する。
【0030】1−7符号変調のピットエッジ記録の記録
最高周波数を6.25MHzとすると、最小符号間隔T
minは40nsecであり、このことから、本実施例
に於いては、1サンプリング間隔は20nsec(サン
プリング周波数=50MHz)となる。
【0031】上記のように、Tmin=40nsecで
あるような再生信号を、20nsecのサンプリング間
隔でサンプリングすると、いかなるタイミングで再生信
号をサンプリングしたとしても、上記Tminの時間内
でのサンプリング回数は2回である。このことは、再生
信号が閾値を横切る時刻から次に閾値を横切る時刻まで
の間(以下エッジ間と記す)にサンプリングされる再生
信号の数が、2の整数倍であることを意味する。本実施
例に於いては、前記エッジ間でのサンプリング数は、2
Tのエッジ間隔(80nsec)の時4回、3Tのエッ
ジ間隔(120nsec)の時6回、同様にして8Tの
エッジ間隔(320nsec)の時16回となる。
【0032】しかしながら、現実には、再生信号のエッ
ジ間隔は、種々の外乱によって、Tminの整数倍にな
ることは極めて少なく、このことは前記エッジ間でのサ
ンプリング数が2Tのエッジ間隔の時4回、3Tのエッ
ジ間隔の時6回、同様にして、8Tのエッジ間隔の時1
6回とはならないことがあることを意味する。このよう
にエッジ間隔が変動した場合の各記録パターンのエッジ
間隔を、正規のエッジ間隔±(Tmin)/2と定める
と、2Tは60nsec以上100nsec未満、3T
は100nsec以上140nsec未満、同じように
8Tは300nsec以上340nsec未満となり、
前記エッジ間でのサンプリング数は次のように改められ
る。即ち、2Tのエッジ間隔60nsec以上100n
sec未満の場合3個か4個か5個、3Tのエッジ間隔
100nsec以上140nsec未満の場合5個か6
個か7個、同様に8Tのエッジ間隔300nsec以上
340nsec未満の場合15個か16個か17個とな
る。
【0033】図3、図4及び図5は図2の回路の動作の
タイミングチャートである。
【0034】図2及び図3を用いて、各々のエッジ間隔
がTminの整数倍であるときの2値化の順序を示す。
【0035】図3に於いて、信号Aは図2のDF2の出
力である量子化再生信号を示し、特に黒丸印で示すとこ
ろが、比較器21もしくは比較器22で閾値との比較の
結果閾値を横切ったときのサンプリング値であることを
示している。
【0036】信号Bは、図1に不図示の情報記録媒体か
ら再生される再生信号を、A/D変換器1で量子化する
タイミングをはかるサンプリングクロックであり、本実
施例に於いては50MHzのクロックである。
【0037】信号Cは、比較器21によって、DF2に
よって演算された量子化再生信号Aと閾値とを比較した
結果を示し、量子化再生信号>閾値であるとき“L”を
出力する。同様に、信号Dは、比較器22によって、D
F2によって演算された量子化再生信号Aと閾値とを比
較した結果を示し、量子化再生信号<閾値であるとき
“L”を出力する。
【0038】信号E及び信号Fは、それぞれワンショッ
ト23及びワンショット24の出力を示し、信号Gは、
前記ワンショット23,24の出力の論理和をとるNA
NDゲート27の出力を示している。
【0039】信号H及び信号Iは、サンプリングクロッ
ク(信号B)を分周器30で1/2分周した結果を示
し、信号Hは正論理、信号Iは負論理である。また信号
Jは、ORゲート34の出力を示し、信号Kは、AND
ゲート35の出力を示し、信号Lは、FF36の出力を
示すものである。
【0040】ここで、各々のエッジ間隔がTminの整
数倍であるときの、エッジ間におけるサンプリング数を
示しておく。2Tのエッジ間隔(80nsec)の時は
4個のサンプリング、3Tのエッジ間隔(120nse
c)の時は6個のサンプリング、同じようにして7Tの
エッジ間隔(280nsec)の時は14個のサンプリ
ング、8Tのエッジ間隔(320nsec)の時は16
個のサンプリングである。
【0041】まず始めに、DF2でデジタル演算された
量子化再生信号Aは、比較器21,22で閾値と比較さ
れ、この比較の結果、量子化再生信号Aのレベルが閾値
を横切ったとすると、比較器21,22はそれぞれの出
力C,Dを“H”の状態から“L”の状態へ、もしくは
“L”の状態から“H”の状態へ変える。
【0042】次に、比較器21,22の出力C,Dが、
“H”レベルから“L”レベルに変化したことにより、
ワンショット23,24は、比較器21,22の出力の
変化したサンプル時刻から1サンプリングの時間だけ
“L”となる信号E,Fを出力し、NANDゲート27
によってこれらワンショット23,24の出力E,Fの
論理和がとられる。
【0043】このNANDゲート27の出力Gは、量子
化再生信号が閾値を横切った時刻から1サンプリングの
間だけ“H”となるものであり、このことは、NAND
ゲート27の出力Gが“H”である時間内に、再生信号
のエッジ位置が存在することを意味するものである。ま
た、再生信号のサンプリング周波数が再生信号のTmi
nの半分の時間であることから、前記NANDゲート2
7の出力信号Gを2回のサンプリングにつき1回の割合
で符号語に変換することにより、再生信号の2値化が達
せられる。本実施例においては、サンプリングクロック
を分周し、サンプリングクロックをマスクした信号(信
号K)を用いて、前記NANDゲート27の出力信号G
をFF36に一時保持することで2値化を達成してい
る。
【0044】次に、図2、図4及び図5を用いて、各々
のエッジ間隔がTminの整数倍よりも狭くなった時や
Tminの整数倍よりも広くなったときの2値化の手順
を示す。図4及び図5に於ける信号A〜信号Lは、図3
における信号A〜信号Lと同じところの信号である。
【0045】ここで、各々のエッジ間隔がTminの整
数倍よりも狭くなったときの、エッジ間におけるサンプ
リング数を示しておく。2Tのエッジ間隔(60nse
c〜80nsec)の時は3個か4個のサンプリング、
3Tのエッジ間隔(100nsec〜120nsec)
の時は5個か6個のサンプリング、同じように7Tのエ
ッジ間隔(260nsec〜280nsec)の時は1
3個か14個のサンプリング、8Tのエッジ間隔(30
0nsec〜320nsec)の時は15個か16個の
サンプリングである。
【0046】また、各々のエッジ間隔がTminの整数
倍よりも広くなったときの、エッジ間におけるサンプリ
ング数を示しておく。2Tのエッジ間隔(80nsec
〜100nsec)の時は4個か5個のサンプリング、
3Tのエッジ間隔(120nsec〜140nsec)
の時は6個か7個のサンプリング、同じように7Tのエ
ッジ間隔(280nsec〜300nsec)の時は1
4個か15個のサンプリング、8Tのエッジ間隔(32
0nsec〜340nsec)の時は16個か17個の
サンプリングである。
【0047】まず始めに、DF2でデジタル演算された
量子化再生信号Aは、比較器21,22で閾値と比較さ
れ、この比較の結果、量子化再生信号Aのレベルが閾値
を横切ったとすると、比較器21,22はそれぞれの出
力C,Dを“H”の状態から“L”の状態へ、もしくは
“L”の状態から“H”の状態へ変える。
【0048】次に、比較器21,22の出力C,Dが、
“H”レベルから“L”レベルに変化したことにより、
ワンショット23,24は、比較器21,22の出力の
変化したサンプル時刻から1サンプリングの時間だけ
“L”となる信号E,Fを出力し、NANDゲート27
によってこれらワンショット23,24の出力E,Fの
論理和がとられる。
【0049】このNANDゲート27の出力Gは、量子
化再生信号が閾値を横切った時刻から1サンプリングの
間だけ“H”となるものであり、このことは、NAND
ゲート27の出力Gが“H”である時間内に、再生信号
のエッジ位置が存在することを意味するものである。ま
た、再生信号のサンプリング周波数が再生信号のTmi
nの半分の時間であることから、前記NANDゲート2
7の出力信号Gを2回のサンプリングにつき1回の割合
で符号語に変換することにより、再生信号の2値化が達
せられる。
【0050】ここまでの過程は、前記エッジ間隔がTm
inの整数倍であるときの2値化手順と同じようにして
達成される。
【0051】しかしながら、エッジ間隔がTminの整
数倍よりも狭くなったことで、エッジ間におけるサンプ
リング数が2の整数倍にならないことが生じ(3Tに於
ける5個のサンプリング等)、また、エッジ間隔がTm
inの整数倍よりも広くなったことでも、エッジ間にお
けるサンプリング数が2の整数倍にならないことが生じ
(2Tに於ける5個のサンプリング等)、2回のサンプ
リングにつき1符号語への変換では正確な2値化が行わ
れなくなる。
【0052】また、エッジ間隔が狭くなった時と広くな
った時との識別が困難となる。例えば、3Tのエッジ間
隔が狭くなった時にはエッジ間で5個のサンプリングが
なされるが、2Tのエッジ間隔が広くなった時にもエッ
ジ間で5個のサンプリングがなされることがあり、この
エッジ間が2Tであるか3Tであるかはっきりとしない
ところがでる。
【0053】しかしながら、本発明によると上記の問題
も解決されている。その過程を以下に示す。
【0054】図4に示すように、エッジ間隔が狭くなっ
たことで、例えば3Tの場合、エッジ間のサンプリング
数が6個であるべきところが5個となることがある(図
4中S1 で示すところを参照)。このようなとき、閾値
を横切った時の量子化再生信号としてラッチ25,26
に一時保持されている量子化再生信号のレベルは、エッ
ジ間隔がTminの整数倍であるときに比べて閾値から
離れたレベルである。換言すれば、ラッチ25,26に
一時保持されている量子化再生信号レベルと、閾値レベ
ルとの差の絶対値は、エッジ間隔がTminの整数倍の
時に比べると、エッジ間隔がTminの整数倍よりも狭
くなったときの方が大きいということである。
【0055】また、図5に示すように、エッジ間隔が広
くなったことで、例えば3Tの場合、エッジ間のサンプ
リング数が6個であるべきところが7個となることがあ
る(図5中S2 で示すところを参照)。このようなと
き、閾値を横切った時の量子化再生信号としてラッチ2
5,26に一時保持されている量子化再生信号のレベル
は、エッジ間隔がTminの整数倍であるときに比べて
閾値により近いレベルである。換言すれば、ラッチ2
5,26に一時保持されている量子化再生信号レベルと
閾値レベルとの差の絶対値は、エッジ間隔がTminの
整数倍の時に比べると、エッジ間隔がTminの整数倍
よりも広くなったときの方が小さいということである。
【0056】これらのことを利用して、本発明に於いて
は、ラッチ25,26の保持する量子化再生信号をAD
D28で加算し、その加算値が閾値レベルに対してどれ
だけ離れているかをタイミング回路29で判別してい
る。
【0057】タイミング回路29による判別の結果、エ
ッジ間隔が狭くなった状態である判定されると、NAN
Dゲート27の出力信号Gによって符号語に変換する変
換比を一時的に1サンプリングにつき1符号語とするた
めの制御信号が、タイミング回路29から出力される。
具体的には、分周器30の出力を正論理出力から負論理
出力に切り替え、もしくは負論理出力から正論理出力に
切り替えることで達成される(図4中S1 で示すところ
を参照)。
【0058】同様に、タイミング回路29による判別の
結果、エッジ間隔が広くなった状態である判定される
と、NANDゲート27の出力信号Gによって符号語に
変換する変換比を一時的に3サンプリングにつき1符号
語とするための制御信号が、タイミング回路29から出
力される。具体的には、分周器30の出力を1サンプリ
ングの時間だけ禁止の後、分周器30の出力を正論理出
力から負論理出力に切り替え、もしくは負論理出力から
正論理出力に切り替えることで達成される(図4中S2
で示すところを参照)。
【0059】この様にして、エッジ間隔が変動したとし
ても、本発明に於いては正しい2値化が行われる。
【0060】また、上述の様に、NANDゲート27の
出力信号Gを2値符号語にするときの変換比をサンプリ
ングクロックに対して2:1、1:1、もしくは3:1
と変えているために、図2に於けるFF36によって得
られる2値符号語(信号L)の位相は一定周期とならな
い。
【0061】しかしながら、上記変換比を示す信号とし
て信号Kがあり、この信号Kが前記信号Lにおける符号
語の数を示していることから、図2のFF36の出力信
号Lを、信号Kをクロックとして、図1のFIFO5に
入力し、このFIFO5から一定周期の符号語クロック
によって、前記信号Lの位相を揃えて取り出すことによ
って、本発明に於ける2値化が達成される。
【0062】図6は本発明による情報再生装置の再生信
号処理系の一実施例を示す模式図である。図6におい
て、再生アンプ41より得られた再生信号をA−D変換
手段42によりデジタルデータに変換し、そのディジタ
ルデータを波形等化器43により波形等化し、2値化手
段44によって2値のシリアルデータに変換して再生デ
ータを検出する。
【0063】図7は図6に示すA−D変換手段42の模
式図である。A−D変換手段42に入力される再生信号
は、A−D変換器46に入力され、クロック生成手段4
7より供給されるクロックに同期してA−D変換され
る。この時、クロック生成手段47から供給されるクロ
ックは、情報が記録される以前から情報記録担体に埋め
込まれたものより生成されたものである。
【0064】図8に波形等化器43及び2値化手段44
の模式図を示す。
【0065】つぎに本実施例の動作について説明する。
波形等化として、3タップのトランスバーサルフィルタ
及びクラス1のパーシャルレスポンスを採用したとす
る。
【0066】A−D変換手段42より出力されたパラレ
ルのnビットのデータをnビットのパラレルのシフトレ
ジスタ51に入力し、2クロックシフトさせたデータに
1クロックシフトさせたデータと3クロックシフトさせ
たデータを2ビット桁を落として加算器52により加算
する。これにより、タップディレイが1クロック、タッ
プゲイン0.25の3タップのトランスバーサルフィル
タの処理を行なったことになる。
【0067】更に、その結果を再びシフトレジスタ53
に入力し、1クロックシフトさせたデータと2クロック
シフトさせたデータとを加算器54により加算すること
によりクラス1のパーシャルレスポンス処理を行なった
ことになる。この出力を比較器55,56に入力し、前
もって決定されている数値と比較することにより、再生
データを検出することが可能となる。この場合、クラス
1のパーシャルレスポンスを採用しているため、2つの
比較器により、2つの数値と出力データを比較してい
る。
【0068】以上説明したように、この信号処理系にお
いては、A−D変換の変換間隔は再生データがもつ基本
クロックの周期で良いため、高速のA−D変換器を用い
ることなくディジタル信号処理が可能となる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
D/A変換器を使わずに2値化が達成でき、従ってデジ
タル処理系として処理速度の遅いものをも使用でき、更
に再生信号を一度量子化するだけで2値化まで全てデジ
タル処理ができるためワンチップのIC化が容易になる
などの効果が得られる。
【0070】また、以上説明したように、記録データの
もつ基本クロックに同期して、再生信号をA−D変換
し、クロック単位で波形等化する方式で波形等化し、そ
の信号をクロック単位でレベル検知することにより、高
速のA−D変換を要することなくデジタル処理が可能と
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2値化回路を用いた情報再生装置
の概略構成を示す図面である。
【図2】図1に示す2値化回路の一例を示す図面であ
る。
【図3】図2の回路の動作のタイミングチャートであ
る。
【図4】図2の回路の動作のタイミングチャートであ
る。
【図5】図2の回路の動作のタイミングチャートであ
る。
【図6】本発明による情報再生装置の再生信号処理系の
一実施例を示す模式図である。
【図7】図6に示すA−D変換手段の模式図である。
【図8】波形等化器及び2値化手段の模式図である。
【図9】従来の2値化回路の構成図である。
【図10】従来の情報記録再生装置の再生系の模式図で
ある。
【図11】A−D変換手段の模式図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 デジタルフィルタ 3 CPU 4 2値化回路 5 FIFOレジスタ 41 再生アンプ 42 A−D変換手段 43 波形等化器 44 2値化手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号を一定のサンプリング周期
    で量子化する手段と、該量子化された信号を2値化基準
    値と比較する手段と、前記量子化信号が基準値を横切っ
    たサンプリング時刻から1サンプリング時間だけ“H”
    もしくは“L”となるパルス信号を出力する手段と、前
    記2値化基準値を横切った第1のサンプリング時刻の量
    子化信号とそれより1つ前に2値化基準値を横切った第
    2のサンプリング時刻の量子化信号とを用いて前記パル
    ス信号を前記アナログ信号の2値化信号に変換する手段
    と、 を有することを特徴とする2値化回路。
  2. 【請求項2】 アナログ信号を一定のサンプリング周期
    で量子化し、該量子化された信号を2値化基準値と比較
    し、前記量子化信号が基準値を横切ったサンプリング時
    刻から1サンプリング時間だけ“H”もしくは“L”と
    なるパルス信号を出力し、前記2値化基準値を横切った
    第1のサンプリング時刻の量子化信号とそれより1つ前
    に2値化基準値を横切った第2のサンプリング時刻の量
    子化信号とを用いて前記パルス信号を前記アナログ信号
    の2値化信号に変換する、 ことを特徴とする2値化方法。
  3. 【請求項3】 前記2値化信号に変換する際に、前記第
    1及び第2のサンプリング時刻における量子化信号レベ
    ルを加算した加算値の判別により変換比を変えて2値化
    信号を得ることを特徴とする、請求項2に記載の2値化
    方法。
  4. 【請求項4】 情報記録媒体から読み出されたアナログ
    再生信号を一定のサンプリング周期で量子化する手段
    と、該量子化された再生信号を2値化基準値と比較する
    手段と、前記量子化再生信号が基準値を横切ったサンプ
    リング時刻から1サンプリング時間だけ“H”もしくは
    “L”となるパルス信号を出力する手段と、前記2値化
    基準値を横切った第1のサンプリング時刻の量子化再生
    信号とそれより1つ前に2値化基準値を横切った第2の
    サンプリング時刻の量子化再生信号とを用いて前記パル
    ス信号を前記アナログ再生信号の2値化再生信号に変換
    する手段と、 を有することを特徴とする情報再生装置。
  5. 【請求項5】 前記量子化再生信号を2値化基準値と比
    較する前に演算処理する手段を有することを特徴とす
    る、請求項4に記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】 前記2値化再生信号の位相を揃える手段
    を有することを特徴とする、請求項4に記載の情報再生
    装置。
  7. 【請求項7】 情報記録媒体から読み出されたアナログ
    再生信号を一定のサンプリング周期で量子化し、該量子
    化された再生信号を2値化基準値と比較し、前記量子化
    再生信号が基準値を横切ったサンプリング時刻から1サ
    ンプリング時間だけ“H”もしくは“L”となるパルス
    信号を出力し、前記2値化基準値を横切った第1のサン
    プリング時刻の量子化再生信号とそれより1つ前に2値
    化基準値を横切った第2のサンプリング時刻の量子化再
    生信号とを用いて前記パルス信号を前記アナログ再生信
    号の2値化再生信号に変換する、 ことを特徴とする情報再生方法。
  8. 【請求項8】 前記2値化再生信号に変換する際に、前
    記第1及び第2のサンプリング時刻における量子化再生
    信号レベルを加算した加算値の判別により変換比を変え
    て2値化再生信号を得ることを特徴とする、請求項7に
    記載の情報再生方法。
  9. 【請求項9】 前記一定のサンプリング周期として、前
    記情報記録媒体から読み出されたアナログ再生信号の最
    小符号間隔の半分を採用することを特徴とする、請求項
    7に記載の情報再生方法。
  10. 【請求項10】 情報記録媒体に記録されているデータ
    を再生するための再生手段と、前記データに同期したク
    ロックと前記再生手段から出力される再生信号とからア
    ナログ−デジタル変換を行なうA−D変換手段と、該A
    −D変換手段により出力されたデジタルデータを演算す
    る演算手段と、前記クロックに同期したタイミングで前
    記再生信号のレベルを検出することによって記録データ
    を検出する手段と、 を備えていることをことを特徴とする情報再生装置。
  11. 【請求項11】 情報記録媒体に記録されたクロックを
    再生抽出して該クロックに同期したタイミングで再生信
    号をA−D変換し、クロック単位で出力されるデジタル
    データをクロックシフトして加算する演算処理を行った
    後に、出力されるデジタルデータの値により記録データ
    を検出することをことを特徴とする情報再生方法。
JP19613492A 1992-06-30 1992-06-30 2値化回路及び情報再生装置 Pending JPH0621822A (ja)

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