JPH06217836A - 調整金具 - Google Patents

調整金具

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Publication number
JPH06217836A
JPH06217836A JP3266293A JP3266293A JPH06217836A JP H06217836 A JPH06217836 A JP H06217836A JP 3266293 A JP3266293 A JP 3266293A JP 3266293 A JP3266293 A JP 3266293A JP H06217836 A JPH06217836 A JP H06217836A
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JP
Japan
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bolt
members
adjusting
fitting
adjustment
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3266293A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinzo Hirao
進三 平尾
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication of JPH06217836A publication Critical patent/JPH06217836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの部材の位置関係を容易に調整でき、し
かも強固に固定することのできる調整金具を提供する。 【構成】 調整金具1は2つの金属板2及び3が互いに
組合わされて成っている。そして、金属板2の先部2a
にはボルト4が固着されている。金属板3の先部3aに
は、ボルト4を挿通するためのU字型の切欠部5が形成
されている。そして、金属板2の基部2b及び金属板3
の基部3bには、家具のカウンター等の部材6、7に調
整金具1をボルト8、9で固定するためのボルト穴1
0、11が開けられている。更に、前記ボルト4には、
スリット状のU字型切欠部5を挿通して固定するため
の、ナット12、13が螺合されており、またこれらナ
ット12、13による固定を完全にするために、ワッシ
ャ14、15が使用されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2枚の板等の互いの位
置関係を調整する調整金具に関し、特に、キッチンカウ
ンター等のユニット家具の高さ調整を容易に行うことの
できる調整金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人が先に出願した実公昭3−49
548号公報には、断面がコの字型のチャンネル状調整
金具が開示されている。図4(a)に、この調整金具の
斜視図を、また同図(b)に使用例の断面図を示す。同
図(a)から明らかなように、この調整金具100の両
折り曲げ面101a及び101cは、全長のほぼ半分が
切り欠かれており、この切欠部によって段差が形成され
ている。更に、底面101bには、ボルト穴が2つ開け
られており、その内の1つはボルトの位置調整が可能な
ようにU字型としてある。
【0003】そして同図(b)に示すように、この調整
金具を用いて例えば2つのユニット家具の部材102、
103の高さを調整するには、先ず高さの低い部材10
2の側に前記両折り曲げ面101a、101bの高い側
を、部材102に立設したボルト104及びナット10
5を用いて固定する。次に、この部材102に高さの高
い部材103を押し付けながら、部材103に立設した
ボルト106及びナット107によって、調整金具10
0の切欠部側を部材103と結合する。そして、このナ
ット107の締め具合を加減することによって、上記2
つのユニットカウンターの部材102及び103の高さ
の調整を行っている。
【0004】一方図5は、従来の調整金具の他の例を示
す断面図である。この調整金具110は、2つのZ型金
属板111及び112を組合わせたものである。Z型金
属板111の端面111aには、引きボルト113を通
すためのルーズな穴114、及び押しボルト115のね
じ山と螺合する内ねじを設けた穴116が開けられてい
る。また、このZ型金属板111の中間面111bに
は、両ねじボルト117を通すためのルーズな穴118
が開けられている。
【0005】更に、他方のZ型金属板112の端面11
2aには、引きボルト113のねじ山と螺合する内ねじ
を設けた穴119が開けられている。また、中間面11
2bには、両ねじボルト117を通すためのルーズな穴
120が開けられている。
【0006】調整金具110を用いて2つの部材121
及び122の高さを調整するには、上記Z型金属板11
1を部材121に取り付け、一方、Z型金属板112を
部材122に取り付ける。この場合、部材121及び1
22はどちらが高くてもよい。そして、ルーズな穴11
8及び120を貫通する両ねじボルト117に螺合した
ナットの締め具合によって、部材121及び122間の
隙間を調整しつつ、引きボルト113によって両部材の
段差を調整する。この調整が終了したならば、押しボル
ト115によってZ型金属板112を押圧して調整金具
110のがたつきを防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の家具の高さを合
せる場合に、調整の具合によって前記カウンター部材間
の高低が反対になる(図4において、部材102が高く
なり、部材103が低くなる)ことがある。このような
場合、前記図4に示した調整金具100では、その向き
を切欠部が部材102に当接するように付け替えなくて
はならない。しかし調整金具100は複数使用すること
が普通であるから、この付け替えは非常に面倒である。
【0008】また、調整金具100を使用した場合、部
材103はボルト106によって下方へ引っ張られてい
るだけで部材102と強固に接続されてはいないため、
荷重が掛けられると部材103だけが沈んでしまうとい
う難点がある。
【0009】一方、前記図5の従来技術に関しては、例
えば部材121を押し下げたい(部材122を押し上げ
たい)場合、引きボルト113を弛め、押しボルト11
5で調整し、更に引きボルト113を締め込む必要があ
り、操作が煩雑である。前記のように調整金具110は
複数使用することが普通であるから、この操作は非常に
面倒である。更に、図5から明らかなように、構造が複
雑であるため製造コストも嵩む。
【0010】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、前記家具のカウンター部材等の位置調
整を、簡単な操作で調整できると共に、堅固に固定する
ことが可能な調整金具を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、2つの部材の位置関係を調整する調整金具に係
るものであって、この調整金具は、それぞれの基部が前
記部材に止着され且つ先部が間隔をもって重なり合う2
枚の金属板からなり、前記2枚の金属板のうち一方の先
部にはボルトが固着され、他方の金属板の先部には前記
ボルトが挿通する穴若しくはスリットが形成されてい
る。
【0012】
【作用】本発明の調整金具は、一方の金属板に固着され
たボルトが、他方の金属板の穴若しくはスリットに挿通
されるように組合わせ、2つの部材の高さ調整を行いな
がら前記穴若しくはスリットの上下を2つのナットで挟
んで固定する。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明に基づく調整金具の一例を示す断面
図である。また、図2はこの調整金具の斜視図であり、
図3はこの調整金具を用いた調整過程の一例を示す断面
図である。
【0014】図1に示すように、この調整金具1は2つ
の金属板2及び3が互いに組合わされて成っている。そ
して、金属板2の先部2aにはボルト4が、溶接等の手
段によって固着されている。
【0015】また、図2に示すように、金属板3の先部
3aには、ボルト4を挿通するためのスリット状のU字
型切欠部5が形成されている。また、金属板2の基部2
b及び金属板3の基部3bには、家具のカウンターであ
る部材6、7に調整金具1をボルト8、9で固定するた
めのボルト穴10、11が開けられている。更に、前記
ボルト4には、U字型切欠部5を挿通して固定するため
の、ナット12、13が螺合されており、またこれらナ
ット12、13による固定を完全にするために、ワッシ
ャ14、15が使用されている。
【0016】次に本発明に基づく調整金具1の使用方法
を説明する。図3に示すように、調整前の部材6、7の
高さはずれている。この部材6、7に先ず調整金具1の
金属板2及び金属板3を取り付ける。このとき、金属板
2、3はどちらを高い(低い)部材に取り付けてもよ
い。この取り付け方法としては、本実施例のように部材
6、7の裏面に埋込成形したインサートナット部16、
17にボルト8、9を用いて固定する方法の他、木ね
じ、接着剤等による方法を用いてもよい。
【0017】次に、部材6、7を互いに規定の位置にま
で引き寄せる(このとき、U字型切欠部5にボルト4が
挿通されるように、前記金属板2、3を取り付けてお
く)。そして、ナット12とナット13との間隔を開け
た状態で部材6、7の高さを調整し、この調整が済んだ
らワッシャ14、15を介してナット12、13で調整
金具1を固定する。なお、この固定後であっても、スパ
ナ16(図2に示す)等によってナット12、13を僅
かに弛めることにより、部材6、7の高さあるいは間隔
を更に微調整することができる。
【0018】上記のように、本発明に基づく調整金具1
を使用すれば、容易に2つの部材の高さ及び間隔の調整
を行うことができ、また調整後には堅固に固定すること
ができる。従って、部材6あるいは7の上に荷重を掛け
ても沈むことがない。また、調整金具1の構造から明ら
かなように、部材6、7の高さが逆転した場合であって
も、金属板2、3を付け替えることなく調整を行うこと
が可能である。
【0019】なお、前記ナット12、13は、ワッシャ
と一体化されたものを使用すれば、ワッシャ14、15
を使用する必要がなく、また、ワッシャ15が落下して
施工の邪魔となることがないため取り付けが一層容易と
なる。
【0020】また、前記スリット状の切欠部5は切欠部
である必要はなく穴であってもよい。この場合は、部材
7に金属板3を前もって取り付けず、両部材を規定位置
にセットした後に取り付ける。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の調整金
具は、先部が間隔をもって重なり合う2枚の金属板から
なり、前記2枚の金属板のうち一方の先部にはボルトが
固着され、他方の金属板の先部には前記ボルトが挿通す
る穴若しくはスリットが形成されているため、家具のカ
ウンター等の2つの部材の位置調整を容易に行うことが
できる。また、前記ボルトを穴若しくはスリットに挿通
して緊着するため、前記2つの部材を強固に固定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく調整金具の一例を示す断面図
【図2】本発明に基づく調整金具の一例を示す斜視図
【図3】本発明に基づく調整金具を用いた調整過程の一
例を示す断面図
【図4】従来の調整金具の一例を示す斜視図(a)及び
断面図(b)
【図5】従来の調整金具の他の例を示す断面図
【符号の説明】
1…調整金具、2、3…金属板、2a、3a…先部、2
b、3b…基部、4…ボルト、5…スリット(U字型切
欠部)、6、7…部材、10、11…ボルト穴、12、
13…ナット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの部材の位置関係を調整する調整金
    具において、この調整金具は、それぞれの基部が前記部
    材に止着され且つ先部が間隔をもって重なり合う2枚の
    金属板からなり、前記2枚の金属板のうち一方の先部に
    はボルトが固着され、他方の金属板の先部には前記ボル
    トが挿通する穴若しくはスリットが形成されていること
    を特徴とする調整金具。
JP3266293A 1993-01-28 1993-01-28 調整金具 Withdrawn JPH06217836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3266293A JPH06217836A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 調整金具

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JP3266293A JPH06217836A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 調整金具

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Publication Number Publication Date
JPH06217836A true JPH06217836A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12365080

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3266293A Withdrawn JPH06217836A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 調整金具

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JP (1) JPH06217836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424972B1 (ko) * 2000-06-16 2004-03-27 옥타노름훼아트리이프스게젤샤프트미트베쉬랭크터하프퉁퓌어바우엘레멘테 플레이트 부재, 특히 유리판을 스탠드 기둥에 고정하기위한 고정장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424972B1 (ko) * 2000-06-16 2004-03-27 옥타노름훼아트리이프스게젤샤프트미트베쉬랭크터하프퉁퓌어바우엘레멘테 플레이트 부재, 특히 유리판을 스탠드 기둥에 고정하기위한 고정장치

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