JPH0621780U - 農産物の選別装置 - Google Patents
農産物の選別装置Info
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- JPH0621780U JPH0621780U JP064258U JP6425892U JPH0621780U JP H0621780 U JPH0621780 U JP H0621780U JP 064258 U JP064258 U JP 064258U JP 6425892 U JP6425892 U JP 6425892U JP H0621780 U JPH0621780 U JP H0621780U
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- agricultural product
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- agricultural products
- agricultural
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 農産物を選別する選別部の受体に、農産物を
1個ずつ供給することができる農産物の選別装置。 【構成】 選別部Aに農産物Pを供給する供給部Bを、
上り勾配のコンベア21と、このコンベア21にピッチ
をおいて取り付けられた載荷体24と、この載荷体24
にこのコンベア21の搬送方向と直交する方向にスライ
ド自在な摺動体26を配設するとともに、この摺動体2
6をスライドさせるスライド手段28をこのコンベア2
1の搬送方向に沿って設けた。したがってコンベア21
から載荷体24へ2個以上の農産物PA,PBが投入さ
れた場合には、余分の農産物PBは載荷体24から落下
し、1個の農産物PAだけが選別部Aの受体2に投入さ
れる。
1個ずつ供給することができる農産物の選別装置。 【構成】 選別部Aに農産物Pを供給する供給部Bを、
上り勾配のコンベア21と、このコンベア21にピッチ
をおいて取り付けられた載荷体24と、この載荷体24
にこのコンベア21の搬送方向と直交する方向にスライ
ド自在な摺動体26を配設するとともに、この摺動体2
6をスライドさせるスライド手段28をこのコンベア2
1の搬送方向に沿って設けた。したがってコンベア21
から載荷体24へ2個以上の農産物PA,PBが投入さ
れた場合には、余分の農産物PBは載荷体24から落下
し、1個の農産物PAだけが選別部Aの受体2に投入さ
れる。
Description
【0001】
本考案は農産物の選別装置に係り、詳しくは、ニンジンなどのやや長尺の農産 物を確実に1個ずつ秤量して選別するための農産物の選別装置に関する。
【0002】
農産物を重量別に選別する選別装置として、実開平2−120420号公報に 開示された方式のものが広く実施されている。このものは、ローラコンベアから 成る供給コンベア20(符号は同公報援用、以下同)上に農産物Pを供給し、こ の供給コンベア20のローラ21とローラ21の間に農産物Pを1個ずつ位置決 めして前方へ搬送することにより、選別部の受体2に農産物Pを1個ずつ投入し 、この受体2を無端回動チェン1により搬送しながら、この搬送路に設けられた 秤量手段3〜5により重量を計測し、設定重量以上の場合は、受体2を下方へ回 転させて農産物Pを落下選別するようになっている。因みに、受体2に2個以上 の農産物Pが投入されると、小さな軽量の農産物Pを大形の重量のある農産物P と誤って選別されるので、農産物Pは1個づつ受体2に投入されねばならない。
【0003】
ところが上記従来手段では、作業者が供給コンベア20の側部に立ち、テーブ ル23上の農産物Pを1個ずつローラ21とローラ21の間に載せねばならない ため、多大な労力を要するという問題点があった。 そこで本考案は、農産物を自動的に1個ずつ選別部の受体に投入することがで きる農産物の選別装置を提供することを目的とする。
【0004】
このために本考案は、選別部Aに農産物Pを供給する供給部Bを、上り勾配の コンベア21と、このコンベア21にピッチをおいて取り付けられた載荷体24 この載荷体24にこのコンベア21の搬送方向と直交する方向にスライド自在な 摺動体26を配設するとともに、この摺動体26をスライドさせるスライド手段 28をこのコンベア21の搬送方向に沿って設けたものである。
【0005】
上記構成において、コンベア21上に供給された農産物Pは載荷体24上に載 荷され、選別部Aへ向かって搬送されるが、この搬送中に摺動体26が搬送方向 と直交方向に徐々にスライドすることにより、載荷体24上に載荷された余分の 農産物Pは摺動体26に押されて載荷体24の側部から落下する。したがって載 荷体24上には1個の農産物Pが載荷されることとなり、選別部Aの受体2に1 個ずつ投入されて秤量選別される。
【0006】
次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。 図1は農産物の選別装置の全体側面図であって、この選別装置は選別部Aと供 給部Bから成っている。選別部Aは、無端回動チェンから成る無端コンベア1に 農産物Pを載荷する略容器形の受体2をピッチをおいて多数個取り付けて構成さ れており、農産物(本実施例ではニンジン)が投入された受体2を矢印方向に搬 送しながら、搬送路に設けられた秤量手段3により重量を秤量し、設定重量以上 の場合は、受体2を下方へ回転させて、これに載せられたニンジンPを回収部4 に落下させて重量別に回収する。6は無端コンベア1が調帯されたスプロケット 、5はスプロケット6を回転させるモータである。なおこの選別部Aは、前記実 開平2−120420号公報や実開平1−151883号公報などに開示されて いるものと同様のものであり、秤量手段3などの構造の説明は省略する。
【0007】 次に、図1を参照しながら供給部Bを説明する。供給部Bは第1のコンベア1 1と第2のコンベア21から成っている。第1のコンベア11はローラコンベア であって、スプロケット14に調帯された無端チェン12にピッチをおいてロー ラ13を取着して構成されており、このコンベア11上にホッパー10内のニン ジンPがランダムに投入される。
【0008】 第2のコンベア21はスプロケット22に無端チェン23を調帯して構成され ている。選別部Aのスプロケット6と第2のコンベア21のスプロケット22に はチェン7が調帯され、また第2のコンベア21のスプロケット22と第1のコ ンベア11のスプロケット14にはチェン8が調帯されている。したがって3つ のコンベア1,11,21は同一のモータ5に駆動されて回動する。また第2の コンベア21の上側走行部に沿って、ガイド板28が斜設されており、このガイ ド板28の側方には樋状体の回収部32が配設されている。
【0009】 図2は第2のコンベア21の斜視図、図3は平面図である。左右のスプロケッ ト22には無端チェン23が調帯され、無端チェン23には断面L字形の載荷体 24(24A,24B,24C……)がピッチをおいて架設されている。この載 荷体24の両端部はボルト25により無端チェン23に取り付けられている。ま た載荷体24の上面には摺動体26がスライド自在に配設されている。
【0010】 図4において、摺動体26は金属板を屈曲して形成されたものであって、載荷 体24の底板24aに接地する底板aと、載荷体24の後壁24bに沿うように 屈曲された後板bと、側板cと、底板24aの下面に回り込むように屈曲された 下板dから成っている。下板dの底板にはローラ27が軸着されており、このロ ーラ27は前記ガイド板28に当接する。
【0011】 図2及び図3に示されるように、ガイド板28はコンベア21の搬送方向N1 に交差する方向に斜設されており、したがってコンベア21により載荷体24が 矢印N1方向に搬送されると、ローラ27はガイド板28に案内されてこの方向 N1と直交する横方向N2に移動し、摺動体26は同方向N2に徐々にスライド する。
【0012】 図1において、コンベア21の下測走行部にも、前記ガイド板28と同様のガ イド板28Aが配設されており、載荷体24がこの下側走行部に沿って右方へ搬 送される際は、ローラ27はこのガイド板28Aに当接し、摺動体26は図2及 び図3に示す方向と逆方向にスライドして原位置に復帰する。
【0013】 図1において、第1のコンベア11上のニンジンPは、第2のコンベア21の 載荷体24上に投入されねばならない。しかしながら載荷体24と載荷体24の 間にはある程度の間隔tが必要である。したがってコンベア11からこの間隔t にニンジンPが投入されると、このニンジンPはこの間隔tからそのまま下方へ 落下してしまう。そこで次にこのような不都合を解消するための手段を説明する 。 図4において、載荷体24の後部には、ピン39を介してプレート38が上下 方向に揺動自在に軸着されている。このプレート38は前記間隔tをカバーして 、コンベア11から落下したニンジンPがこの間隔tから下方へ落下しないよう に配設されている。
【0014】 図1において、コンベア21の右下のスプロケット22の回転軸33には三角 形のカム31が装着されており、このカム31はスプロケット22と一体的に回 転する。34は揺動レバーであって、ヒンジ35に軸着されている。このレバー 34の両端部にはローラ30、36が軸着されている。ローラ30はプレート3 8の下面に当接する。
【0015】 図1において、カム33が回転すると、レバー34はヒンジ35を中心に揺動 する。ここで、図4において、レバー34が右方へ揺動すると、前記プレート3 8は上方へはね上げられ、このプレート38上の農産物Pを矢印で示すように下 方へ落下させる。この農産物Pはこのプレート38の真下の次の載荷体24上に 落下する。したがってプレート38上に誤って落下した農産物Pは、次位の載荷 体24に載荷される。
【0016】 この選別装置は上記のような構成より成り、次に全体の動作を説明する。 図1においてホッパー10上にランダムに投入されたニンジンPは、第1のコ ンベア11上にランダムに移乗する。そしてニンジンPはこのコンベア11によ り斜上方へ搬送され、第2のコンベア21の下端部上に落下する。この場合、各 々の載荷体24上には、ニンジンPは1個ずつ投入されるとは限らず、2個以上 が同時に投入されやすい。
【0017】 このように載荷体24に2個以上載荷されたニンジンPがそのままコンベア2 1により上方へ搬送されて、この2個以上のニンジンPが選別部Aの受体2に一 緒に投入されて、これらの農産物Pが秤量手段3でされると、上述したたように 、これらのニンジンPが計量の農産物であっても、重量のある農産物と誤って選 別されてしまう。しかしながら本手段によれば、次に述べる動作により、余分の 農産物Pを回収部32に落下させて、載荷体24上のニンジンPを1個にし、こ の1個のニンジンPのみを受体2に投入することができる。
【0018】 図2及び図3において、PA,PBは載荷体24に載荷された2個のニンジン である。コンベア21が矢印N1方向に上昇すると、ローラ27はガイド板28 にガイドされて左方へ移動し、したがって摺動体26も載荷体24上を左方へス ライドする。するとニンジンPA,PBも左方へスライドし、余分のニンジンP Bは回収部32へ落下し、載荷体24には1個の農産物PAのみが残留する。そ してこのニンジンPAだけが上方のスプロケット22を回動する際に受体2へ投 入される(図1矢印N3参照)。
【0019】 このようにニンジンPは、載荷体24がスプロケット22に沿って回動する際 に、矢印N3で示すように選別部Aの受体2内へ投入される。そしてニンジンP はこの受体2に載荷されて搬送路を搬送されながら秤量手段3により秤量され、 設定重量以上有する場合は、受体2は下方へ回転し、ニンジンPは重量別に回収 部4に回収される。
【0020】 本考案は上記実施例に限定されないのであって、例えば選別対象物としては、 ジャガイモ、カンショなどでもよい。またホッパー10や第1のコンベア11は 必ずしも必要ではなく、作業者が第2のコンベア21の下端部上に農産物Pを直 接ランダムに供給してもよいものであり、更には載荷体や摺動体の形状構造も上 記実施例に限定されないのであって、要は摺動体をスライドさせることにより、 余分の農産物を載荷体から落下させることができる構造のものであればよい。
【0021】
以上説明したように本考案によれば、コンベア21上に農産物Pをランダムに 投入すれば、余分な農産物Pは自動的に落下して載荷体24上には1個の農産物 Pだけが残り、したがって選別部Aの受体2に農産物Pを1個ずつ供給して、秤 量手段3により1個ずつ秤量できる。
【図1】本考案に係る農産物の選別装置の側面図
【図2】本考案に係る農産物の選別装置のコンベアの斜
視図
視図
【図3】本考案に係る農産物の選別装置のコンベアの平
面図
面図
【図4】本考案に係る農産物の選別装置の要部断面図
1 無端コンベア 2 受体 3 秤量手段 21 コンベア 24 載荷体 26 摺動体 28 ガイド板(スライド手段) A 選別部 B 供給部 P 農産物
Claims (1)
- 【請求項1】 農産物Pの受体2と、この受体2を搬送
する無端コンベア1と、この無端コンベア1の搬送路に
設けられて農産物Pの重量を秤量し、設定重量以上の場
合は前記受体2を下方へ回転させてこの受体2に載荷さ
れた農産物Pを下方へ落下させる秤量手段3とから成る
選別部Aと、前記受体2に農産物Pを供給する供給部B
とを備え、 前記供給部Bが、上り勾配のコンベア21と、このコン
ベア21にピッチをおいて取り付けられた載荷体24と
から成り、この載荷体24にこのコンベア21の搬送方
向と直交する方向にスライド自在な摺動体26を配設す
るとともに、この摺動体26が前記選別部Aへ向って搬
送される際に、この摺動体26を前記直交する方向へ徐
々にスライドさせることにより、この載荷体24上の余
分な農産物Pをこの載荷体24から落下させるスライド
手段28をこのコンベア21の搬送方向に沿って設けた
ことを特徴とする農産物の選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP064258U JPH0621780U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 農産物の選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP064258U JPH0621780U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 農産物の選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621780U true JPH0621780U (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=13252988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP064258U Pending JPH0621780U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 農産物の選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621780U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04223920A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-13 | Kubota Corp | 一個送り出し搬送装置 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP064258U patent/JPH0621780U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04223920A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-13 | Kubota Corp | 一個送り出し搬送装置 |
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