JPH0621769U - 回転噴水装置 - Google Patents

回転噴水装置

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JPH0621769U
JPH0621769U JP5885192U JP5885192U JPH0621769U JP H0621769 U JPH0621769 U JP H0621769U JP 5885192 U JP5885192 U JP 5885192U JP 5885192 U JP5885192 U JP 5885192U JP H0621769 U JPH0621769 U JP H0621769U
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nozzle
central axis
fountain
pressure water
support member
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Application number
JP5885192U
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English (en)
Inventor
靖洋 村山
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力水に対する回転シール部材を不要にし、
製作・組立の簡単化、生産性の向上を図るとともに、耐
久性についての不安も解消し、ランニングコストの低減
を図れるようにする。 【構成】 噴水軸線Pと交叉する中心軸線Xの周りに回
転可能に配置されたノズル1と上記中心軸線X上の圧力
水供給配管4とをフレキシブル管5を介して接続し、上
記ノズル1を、ノズル支持部材6およびノズル回転駆動
機構14(23)を介して上記中心軸線Xの周りに駆動
回転させるように構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば公園や各種のイベント会場の広場などに設置されて涼感など を演出するように用いられる噴水装置で、詳しくは、噴水用ノズルを回転させて 広範囲に及ぶ噴水を行なわせるようになされている回転噴水装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の噴水装置として、図4に示すように、への字形に形成されたノ ズル41をその基端部41aが噴水軸線Pと交叉する中心軸線Xに一致する状態 で、圧力水給水配管42が接続された中空状のノズル保持体43に回転可能に支 承し、このノズル保持体43内に設けたメカニカルシールのような回転シール部 材44A,44Bによりノズル貫挿部45A,45Bを封止して、上記圧力水供 給配管42からノズル保持体43内に供給される圧力水Wを上記ノズル41から 噴出させながら、このノズル41をモータ46により上記中心軸線Xの周りに駆 動回転させるようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来の回転噴水装置によれば、ノズル41を支承する中 空状のノズル保持体43内を経由して圧力水Wをノズル41に供給しているので 、このノズル保持体43に圧力水Wに対する回転シール部材44を設けなければ ならず、この回転シール部材44自体の製作・組立が面倒で手間がかかることか ら、装置全体の生産効率が悪い。また、上記回転シール部材44は常に回転ノズ ル41に摺接しており、その耐久性に限界があるために、これの保守・交換など に要する負担も大きいという問題があった。
【0004】 また、ノズル41をノズル保持体43に回転自在に支承し、モータを使用せず に、圧力水Wの噴出反力により上記ノズル41を回転させるようにしたものもあ るが、やはり回転シール部材44を設けなければならず、上記と同様の問題を有 している。
【0005】 本考案は上記のような従来の問題点を解消するためになされたもので、回転シ ール部材の使用を不要にして、生産性の向上を図ることができ、また、耐久性に ついての不安もなくて長期間にわたって安定よく噴水動作させることができる回 転噴水装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る回転噴水装置は、噴水軸線と交叉す る中心軸線の周りに回転可能に配置されたノズルと、上記中心軸線上に配置され た圧力水供給配管と、上記ノズルと圧力水供給配管とを接続するフレキシブル管 と、上記噴水軸線上に配置された軸受を介して上記ノズルを支承するノズル支持 部材と、このノズル支持部材を介して上記ノズルを上記中心軸線の周りに駆動回 転させるノズル回転駆動機構とを具備したものである。
【0007】 特に、上記ノズル回転駆動機構を上記中心軸線と同軸線上に配置された中空軸 モータから構成し、この中空軸モータの回転子にノズル支持部材を固定する構成 とすることが好ましい。
【0008】
【作用】
上記構成の回転噴水装置によれば、噴水軸線と交叉する中心軸上に位置する圧 力水供給配管に対してノズルがフレキシブル管を介して接続されているので、上 記中心軸線の周りのノズル回転はフレキシブル管体の撓みで許容させることがで きる。すなわち、ノズルに直接、圧力水を供給しながら回転させることによって 、圧力水に対する回転軸シール部材の設置を不要にすることができる。これによ って、製作・組立が簡単で手間がかからず、また、回転シール部材を使用しなく てよいために、それの耐久性についての問題もなくなる。
【0009】 特に、上記ノズル回転駆動機構として、中空軸モータを使用する場合は、部品 点数も少なくなり、装置全体を一層コンパクトに構成することが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。 図1は本考案の一実施例による回転噴水装置を示す断面図であり、同図におい て、1は噴水用ノズルであり、その噴水軸線Pと交叉する中心軸線Xの周りに回 転可能に配設されている。2は上記ノズル1の下方に配置されたベースであり、 このベース2における上記中心軸Xと同軸上の孔部3には、上記ノズル1に圧力 水Wを供給するための圧力水供給配管4が嵌装されている。この圧力水供給配管 4の出口端と上記ノズル1の基端とが、フレキシブル管、たとえば蛇腹状のフレ キシブルホース5で接続されている。6は逆L形のノズル支持部材であり、その 先端部6aには、上記噴水軸線P上でノズル1を支承する軸受7が取り付けられ ている。
【0011】 上記中心軸Xと同軸上に配置させて上記ベース2から一体に突設させた円筒状 ボス部8には軸受9を介して従動歯車10が回転自在に支持されており、この従 動歯車10の上側面に上記ノズル支持部材6の下端が固定されている。11は上 記ベース2に取り付けられたモータであり、このモータ11の回転軸12に上記 従動歯車10に噛合する原動歯車13が固定されており、これら両歯車10,1 3およびモータ11などにより、上記ノズル1を中心軸線Xの周りに駆動回転さ せるノズル回転駆動機構14が構成されている。
【0012】 上記構成の回転噴水装置において、圧力水供給配管4からの圧力水Wはフレキ シブルホース5を介してノズル1に供給され、このノズル1の先端から噴水軸線 Pに沿って噴出される。この時、モータ11により原動歯車13を回転駆動すれ ば、従動歯車10を介してノズル支持部材6が中心軸線Xの周りに駆動回転され る。これにともなって、上記ノズル1も圧力水Wを噴出しながら、中心軸線Xの 周りに駆動回転されることになり、このノズル1の回転運動は、上記フレキシブ ルホース5の撓みによって許容される。なお、このノズル1の回転運動時に、ノ ズル支持部材6の先端部6aにおける軸受7が中心軸線Xの周りで公転しながら 噴出軸線Pの周りで自転することによって上記フレキシブルホース5に捻れなど を生じることがない。
【0013】 このように、上記圧力水供給配管4に対してノズル1をフレキシブルホース5 を介して接続して圧力水Wを直接ノズル1に供給しているので、圧力水Wに対す る回転シール部材は不要となる。回転シール部材が不要になることによって、製 作・組立が簡単となり、装置全体を効率良く生産することが可能となる。また、 回転シール部材に対する耐久性の問題もなくなるので、保守・交換などの負担も なくなり、もって、ランニングコストの低減化も図ることができる。
【0014】 ところで、上記の実施例では、モータ11や歯車10,13を用いてノズル回 転駆動機構14を構成したが、図2に示すように、固定子21や回転子22をも った中空軸モータ23を上記中心軸線Xと同軸上に配置し、このモータ23の回 転子22に上記ノズル支持部材6を取り付けて、ノズル1を駆動回転させるよう にしてもよい。この場合は、部品点数が少なくなり、このモータ23に圧力水供 給配管4を挿通して取り付けられるので、装置全体の一層のコンパクト化が図れ る。
【0015】 図3は、本考案のさらに他の実施例を示し、ノズル支持部材6の先端部6aに 球面座31aをもった軸受31を設ける一方、圧力水供給配管4をピニオン23 とラック33を介して中心軸線Xに沿って往復運動可能に構成したものである。 この場合は、圧力水Wを噴出するノズル1を中心軸線Xの周りに駆動回転させな がら、ピニオン32とラック33を介して圧力水供給配管4を上記中心軸線Xに 沿って往復運動させることにより、上記ノズル1の上記中心軸線Xとの交叉角度 が球面座31aをもった軸受31によって時々刻々と変化することになる。その ために、ノズル1からの噴出形態を立体感のある状態に変化させることが可能と なる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、噴水軸線と交叉する中心軸線上に位置する圧 力水供給配管とノズルとをフレキシブル管で接続して上記ノズルを中心軸線の周 りに駆動回転させるようにしたので、圧力水に対する回転シール部材が必要とな り、これによって、製作・組立が簡単となって、装置全体の生産効率を高めるこ とができるとともに、回転シール部材の耐久性についての問題がなくなり、長期 間にわたって、安定よい、かつ水漏れなどのない効果的な噴水動作を維持するこ とができる。
【0017】 また、請求項2のように、ノズル回転駆動機構として中空軸モータを使用する 場合は、部品点数の削減によるコストダウンとともに、装置全体の小形化を図り やすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による回転噴水装置を示す縦
断面図である。
【図2】本考案の他の実施例による回転噴水装置を示す
縦断面図である。
【図3】本考案のさらに他の実施例による回転噴水装置
を示す縦断面図である。
【図4】従来の回転噴水装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ノズル 4 圧力水供給配管 5 フレキシブル間体 6 ノズル支持部材 7,31 軸受 14 ノズル回転軸駆動機構 23 中空軸モータ P 噴水軸線 W 圧力水 X 中心軸線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴水軸線と交叉する中心軸線の周りに回
    転可能に配置されたノズルと、上記中心軸線上に配置さ
    れた圧力水供給配管と、上記ノズルと圧力水供給配管と
    を接続するフレキシブル管と、上記噴水軸線上に配置さ
    れた軸受を介して上記ノズルを支承するノズル支持部材
    と、このノズル支持部材を介して上記ノズルを上記中心
    軸線の周りに駆動回転させるノズル回転駆動機構とを具
    備したことを特徴とする回転噴水装置。
  2. 【請求項2】 上記ノズル回転駆動機構が、上記中心軸
    線と同軸上に配置された中空軸モータで構成され、この
    中空軸モータの回転子にノズル支持部材が固定されてな
    る請求項1の回転噴水装置。
JP5885192U 1992-08-21 1992-08-21 回転噴水装置 Pending JPH0621769U (ja)

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