JPH06217503A - コイル巻枠の揺動防止装置 - Google Patents
コイル巻枠の揺動防止装置Info
- Publication number
- JPH06217503A JPH06217503A JP33A JP33639891A JPH06217503A JP H06217503 A JPH06217503 A JP H06217503A JP 33 A JP33 A JP 33A JP 33639891 A JP33639891 A JP 33639891A JP H06217503 A JPH06217503 A JP H06217503A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- shaft
- flyer
- bobbin
- scraping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は巻線のためのワイヤを誘導するワイ
ヤ案内管を複雑な機構を用いることなく構成すると共に
巻枠の揺動を防止することを特徴とする。 [構成] フライヤ支持部材に備える連動軸、ワイヤ案
内管及びフライヤに軸受を介して巻枠を備える巻枠取付
軸を設けると共に、連動軸及び巻枠取付軸の一方に備え
るクランクにより、巻枠の回転を整合すし、巻枠を備え
る巻枠取付軸を(巻線中は不動とすることにより巻線中
において巻枠の揺動により生ずる巻線不揃を防止するコ
イル巻枠の揺動防止装止装置である。
ヤ案内管を複雑な機構を用いることなく構成すると共に
巻枠の揺動を防止することを特徴とする。 [構成] フライヤ支持部材に備える連動軸、ワイヤ案
内管及びフライヤに軸受を介して巻枠を備える巻枠取付
軸を設けると共に、連動軸及び巻枠取付軸の一方に備え
るクランクにより、巻枠の回転を整合すし、巻枠を備え
る巻枠取付軸を(巻線中は不動とすることにより巻線中
において巻枠の揺動により生ずる巻線不揃を防止するコ
イル巻枠の揺動防止装止装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイル巻き機械のうち特
に巻枠取付軸の揺動防止に係る機構を提供するものであ
る。
に巻枠取付軸の揺動防止に係る機構を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の機構におていは、巻線する
ための導線(以下ワイヤという)通路が、例えば曲形の
パイプ等であるものにおいては、構造が環状歯車機構等
を用いるものにおいて複雑であり、かつ高価となるばか
りか巻枠揺動防止機構が十分でなかった。
ための導線(以下ワイヤという)通路が、例えば曲形の
パイプ等であるものにおいては、構造が環状歯車機構等
を用いるものにおいて複雑であり、かつ高価となるばか
りか巻枠揺動防止機構が十分でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は構成上におけ
る下方軸受箱に備えるクランクに連結するスプライン軸
と並列する連動軸に前述同様クランクを備えるスプライ
ン軸及びワイヤ案内管とを取りつけ更にはスプライン軸
に併列のフライヤ支持部材を介し直線的に移送されるワ
イヤ案内管を取りつけることにより巻線中は、巻枠取付
軸は固定される装置を提供するものである。
る下方軸受箱に備えるクランクに連結するスプライン軸
と並列する連動軸に前述同様クランクを備えるスプライ
ン軸及びワイヤ案内管とを取りつけ更にはスプライン軸
に併列のフライヤ支持部材を介し直線的に移送されるワ
イヤ案内管を取りつけることにより巻線中は、巻枠取付
軸は固定される装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】1は頂部蓋体にして、更
に同蓋体1上に回転蓋2を図示のように備えると共に、
頂部蓋体1の下方には下方軸受箱4を載置する上方軸受
箱5と接し、これらが一体に構成される。6は従動用タ
イミング・プーリーであり、他方に備える駆動用プーリ
ー7を備え、後述の連動軸13、ワイヤ案内管14及び
スプライン軸23を含みタイミング・ベルト8が張設さ
れる。9はタイミングベルト8の駆動源である。10は
フライヤ支持枠部材にして中心には、巻枠取付軸11を
フライヤ支持部材10に通じて備えると共に、同軸11
には、並列する連動軸13及び巻枠12に巻線のための
ワイヤ案内管14をそれぞれ図示のように備える。15
はワイヤである。16〜18は上方軸受箱5に、19〜
20,20Aは、下方軸受箱4においてそれぞれクラン
ク21(クランク軸21aを含む)、クランク22のそ
れぞれに対応して取りつけた軸受である。24はボスで
ある。29は巻枠取付軸11の軸受である。32は、回
転蓋2をワイヤ案内管14に取りつけるための止めネジ
である。CLは中心線、Dは掻落駆動板、Mはその付勢
源であり、巻枠12の飛躍手段である。
に同蓋体1上に回転蓋2を図示のように備えると共に、
頂部蓋体1の下方には下方軸受箱4を載置する上方軸受
箱5と接し、これらが一体に構成される。6は従動用タ
イミング・プーリーであり、他方に備える駆動用プーリ
ー7を備え、後述の連動軸13、ワイヤ案内管14及び
スプライン軸23を含みタイミング・ベルト8が張設さ
れる。9はタイミングベルト8の駆動源である。10は
フライヤ支持枠部材にして中心には、巻枠取付軸11を
フライヤ支持部材10に通じて備えると共に、同軸11
には、並列する連動軸13及び巻枠12に巻線のための
ワイヤ案内管14をそれぞれ図示のように備える。15
はワイヤである。16〜18は上方軸受箱5に、19〜
20,20Aは、下方軸受箱4においてそれぞれクラン
ク21(クランク軸21aを含む)、クランク22のそ
れぞれに対応して取りつけた軸受である。24はボスで
ある。29は巻枠取付軸11の軸受である。32は、回
転蓋2をワイヤ案内管14に取りつけるための止めネジ
である。CLは中心線、Dは掻落駆動板、Mはその付勢
源であり、巻枠12の飛躍手段である。
【0005】
【作用】駆動源9により、駆動プーリー7を介しタイミ
ングベルト8により、タイミング・プーリー6を付勢す
れば、連動軸13及びワイヤ案内管14の下方に備える
フライやFは回転し、ワイヤ案内管14内を挿通するワ
イヤ15は滑車26〜28を経て巻枠12に捲装され
る。
ングベルト8により、タイミング・プーリー6を付勢す
れば、連動軸13及びワイヤ案内管14の下方に備える
フライやFは回転し、ワイヤ案内管14内を挿通するワ
イヤ15は滑車26〜28を経て巻枠12に捲装され
る。
【0006】
【実施例】駆動源9の付勢によりフライヤ支持部材10
に備える連動軸13→下方軸受箱4→クランク21を介
し上方軸受箱5に至り、下方には巻枠12を備える巻枠
取付軸11は、軸受29を介しボス24に嵌着すると共
に、クランク22に通じ軸受17に嵌着する。かくして
上記の組立てと共に、ワイヤ案内管14のワイヤ15
は、タイミングプーリー6の付勢をうけ、滑車26〜2
8を介し巻枠12に捲装されると共に、下方軸受箱4→
上方軸受箱5−回転蓋2を通じるようにこれらが構成さ
れることにより、捲線中は、後述に示す軌跡L1,L2
を画くことに因り巻枠板取付軸11は不動にして、ワイ
ヤ案内管14、連動軸13のみがフライヤ支持部材10
(図2参照)と共に回転し、巻枠12に捲装されたワイ
ヤ15Aを生じる。次いで付勢源Mの付勢より、仮想線
で示す掻落駆動板D(詳細省略)が巻枠取付軸11を押
し下げ傾斜板30を押下することにより、掻板31は捲
線されたワイヤ15Aをかき落し、もってコイル受35
に挿嵌する。特に本発明においては、図2に示すように
ワイヤ案内管14及び軸受ブラケット36Aに備えるク
ランク軸21aとワイヤ案内管14のそれぞれの軌跡
は、L2,L1に示す如くであり、スプライン軸23に
連結するクランク軸23Aは、上述のように軌跡を生じ
ない。よって巻枠取付軸11は静止することにより、フ
ライヤ支持部材10は巻枠取付軸11の周りに旋回し巻
線に供される。
に備える連動軸13→下方軸受箱4→クランク21を介
し上方軸受箱5に至り、下方には巻枠12を備える巻枠
取付軸11は、軸受29を介しボス24に嵌着すると共
に、クランク22に通じ軸受17に嵌着する。かくして
上記の組立てと共に、ワイヤ案内管14のワイヤ15
は、タイミングプーリー6の付勢をうけ、滑車26〜2
8を介し巻枠12に捲装されると共に、下方軸受箱4→
上方軸受箱5−回転蓋2を通じるようにこれらが構成さ
れることにより、捲線中は、後述に示す軌跡L1,L2
を画くことに因り巻枠板取付軸11は不動にして、ワイ
ヤ案内管14、連動軸13のみがフライヤ支持部材10
(図2参照)と共に回転し、巻枠12に捲装されたワイ
ヤ15Aを生じる。次いで付勢源Mの付勢より、仮想線
で示す掻落駆動板D(詳細省略)が巻枠取付軸11を押
し下げ傾斜板30を押下することにより、掻板31は捲
線されたワイヤ15Aをかき落し、もってコイル受35
に挿嵌する。特に本発明においては、図2に示すように
ワイヤ案内管14及び軸受ブラケット36Aに備えるク
ランク軸21aとワイヤ案内管14のそれぞれの軌跡
は、L2,L1に示す如くであり、スプライン軸23に
連結するクランク軸23Aは、上述のように軌跡を生じ
ない。よって巻枠取付軸11は静止することにより、フ
ライヤ支持部材10は巻枠取付軸11の周りに旋回し巻
線に供される。
【0007】
【発明の効果】本発明はタイミング・プーリー6により
連動軸13、ワイヤ案内管14のみを共に回転し、巻枠
取付軸11を介しクランク22を固定する構成により有
害な振動を減少し巻枠取付軸11に捲装されるワイヤは
容易に整列巻きとなり、コイル受35えの挿入が従来に
比し円滑になると共に構成が簡易となった利便がある。
連動軸13、ワイヤ案内管14のみを共に回転し、巻枠
取付軸11を介しクランク22を固定する構成により有
害な振動を減少し巻枠取付軸11に捲装されるワイヤは
容易に整列巻きとなり、コイル受35えの挿入が従来に
比し円滑になると共に構成が簡易となった利便がある。
【図1】コイル巻き機械の要部を示す断面図。
【図2】第1図の平面図。
11 巻枠取付軸 13 連動軸 14 ワイヤ案内管 21 クランク 22 クランク
Claims (1)
- 【請求項1】 クランクを連結する巻枠取付軸の中心を
横切する線のもとに、クランクを連結する連動軸及びワ
イヤ案内管を配置すると共にタイミングプーリを備える
下方軸受箱及び上方軸受箱を一体となるように配置して
成るコイル巻枠の揺動防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33A JPH06217503A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | コイル巻枠の揺動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33A JPH06217503A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | コイル巻枠の揺動防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06217503A true JPH06217503A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=18298725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33A Pending JPH06217503A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | コイル巻枠の揺動防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06217503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002027714A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-25 | Odawara Engineering Co Ltd | 電機子の巻線装置 |
CN106920678A (zh) * | 2017-04-24 | 2017-07-04 | 无锡华测电子系统有限公司 | 一种微型电感绕制工装 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP33A patent/JPH06217503A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002027714A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-25 | Odawara Engineering Co Ltd | 電機子の巻線装置 |
JP4589488B2 (ja) * | 2000-07-04 | 2010-12-01 | 株式会社小田原エンジニアリング | 電機子の巻線装置 |
CN106920678A (zh) * | 2017-04-24 | 2017-07-04 | 无锡华测电子系统有限公司 | 一种微型电感绕制工装 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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