JPH06217410A - 誘導電動機式電気車の制御装置 - Google Patents

誘導電動機式電気車の制御装置

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JPH06217410A
JPH06217410A JP5299397A JP29939793A JPH06217410A JP H06217410 A JPH06217410 A JP H06217410A JP 5299397 A JP5299397 A JP 5299397A JP 29939793 A JP29939793 A JP 29939793A JP H06217410 A JPH06217410 A JP H06217410A
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省司 河西
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中村  清
Tetsuji Hirotsu
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    • B60L2200/26Rail vehicles
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の誘導電動機を複数の可変電圧可変周波数
インバータの出力により駆動することにより電気車を駆
動する誘導電動機式電気車において、空転時の制御を良
好に保ちつつ、粘着時においては他系からの外乱を受け
にくい制御装置を提供することを目的とする。 【構成】上記各周波数制御装置は、自己のインバータに
より制御される少なくとも1つの電動機の回転により得
られる回転速度信号と、少なくとも1つの他のインバー
タにより制御される少なくとも1つの電動機の回転速度
に基づき得られる回転速度信号値とのうち力行時には最
小値,制動時には最大値を上記電動機回転速度として選
択する手段を有する。 【効果】従って、空転時の制御を良好に保ちつつ、粘着
時において他系からの外乱を受けにくく良好に制御を行
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導電動機により駆動さ
れる電気車の制御装置に関し、特に粘着性能を向上させ
る制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導電動機を駆動するインバータ
を2台以上設け、電気車を走行制御する電気車の制御装
置の一例が特開平4−121004 号公報に示されている。こ
の制御装置においては、全ての誘導電動機の回転速度の
うち力行時は最小値,回生制動時は最大値を選択し、こ
の選択された値とすべり周波数指令を加算して得た値を
各インバータの共通のインバータ周波数指令とするよう
周波数制御系を構成し、全ての電動機の電流のうちの最
大値を各インバータに帰還して各インバータの出力電流
を制御するよう電流制御系を構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、軌道上を走行する電気車の動輪に空転が発生した場
合に、電動機のトルクを強制的に低下させて動輪を軌道
に再粘着させる制御(再粘着制御)を実行する必要がな
いという効果は期待できる。しかし、周波数制御系にお
いては単に全ての電動機の回転速度のうちの最小値また
は最大値を選択しているにすぎないため、各インバータ
の駆動系は他のインバータ駆動系における外乱による影
響を受けやすいという問題がある。
【0004】本発明の目的は、制御系を安定に保ちつ
つ、誘導電動機の分巻特性を最大限生かし、電気車の粘
着性能を高め得る誘導電動機式電気車の制御装置を提供
するにある。
【0005】本発明の他の目的は、複数の電気車sから
成る列車編成全体を考慮にいれ、誘導電動機の分巻特性
を最大限生かし、電気車sの粘着性能を高め得る誘導電
動機式電気車の制御装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一面によれば複
数の誘導電動機を複数の可変電圧可変周波数インバータ
の出力により駆動することにより電気車を駆動する誘導
電動機式電気車の制御装置であって、該複数のインバー
タ毎に、該インバータの周波数指令を電動機回転速度と
すべり周波数との加算により得る周波数制御装置と有す
る誘導電動機式電気車の制御装置において、上記各周波
数制御装置は、自己のインバータにより制御される少な
くとも1つの電動機の回転により得られる回転速度信号
と、少なくとも1つの他のインバータにより制御される
少なくとも1つの電動機の回転速度に基づき得られる回
転速度信号値とのうち力行時には最小値,制動時には最
大値を上記電動機回転速度(fr)として選択することを
特徴とする。
【0007】
【作用】一般に、誘導電動機は直流電動機の分巻特性と
同様な特性を有しており、例えば、電動機入力周波数
(インバータ周波数)を一定にしておけば、車輪が空転
して同期速度に近づくとすべり周波数が小さくなってト
ルクが減少する。これにより、車輪は強制的にトルクを
減少させる再粘着制御を施さなくても自己再粘着され
る。
【0008】ところで、車輪(動輪)とレール間が完全
に粘着している状態よりも、微小空転している状態の方
が、電気車は最も大きな牽引力を得ることができる。こ
の微小空転の状態をクリープ領域という。すなわち、電
車や電気機関車などの電気車がこのクリープ領域で運転
されることが望ましい。
【0009】さて、電気車が誘導電動機の分巻特性を利
用し、自己再粘着性を生かして走行した場合、空転が拡
大すると分巻特性によりその分トルクが減少しクリープ
領域に引き戻されるので、比較的大きな牽引力で走行す
ることができる。
【0010】さて、本発明の一例においては、インバー
タ毎に個々に、最小回転数・最大回転数選択手段を設
け、自インバータにより制御される電動機の回転速度と
他インバータにより制御される電動機の回転速度に基づ
いて得られる信号とを上記手段に入力し、この手段の出
力に基づいて自インバータを制御するようにしたので、
空転状態の値で制御される可能性が極めて少なく、自己
再粘着性が生かすことができ、自然粘着の機会を増大さ
せることができると共に、不必要に他系の帰還値選択し
ないように極力自系の帰還値によって自系インバータを
制御するようにしたので制御系の安定を図ることができ
る。
【0011】即ち、本発明の一例においては、自系のイ
ンバータにより制御される少なくとも1つの電動機の回
転により得られる回転速度信号と、少なくとも1つの他
系のインバータにより制御される少なくとも1つの電動
機の回転速度に基づき得られる回転速度信号値とのうち
力行時には最小値,制御時には最大値を、自系のインバ
ータの周波数指令用の電動機回転速度として得ているた
め、各系のインバータ制御装置においては、空転時の制
御を良好に保ちつつ、粘着時においては他系からの外乱
を受けにくい。
【0012】また、複数の電気車で列車を編成した場
合、列車編成特有のトルク指令に基づいて各帰還電流を
正規化し、この最大値をトルク指令に基づいて補正して
各インバータに帰還するので、適正に自然再粘着を図る
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明による誘導電動機式電気車の制
御装置の実施例sを添付図を用いて説明する。尚、各図
において同一機能を有するものは同一符号を付し、その
重複説明を省略する。
【0014】図1は本発明による誘導電動機式電気車の
制御装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
図1は複数の駆動系、例えばa系からi系の駆動系によ
り電気車の制御装置が構成されている場合を示す。以下
の各図において、各構成要素の符号に付した添字a〜i
はそれぞれa系〜i系の駆動系に属することを示すもの
とする。
【0015】図1において架線1から供給される直流は
パンタグラフ2により受電され電気車に取込まれ、各駆
動系に設けられたフィルタ回路(フィルタリアクトル3
1a…31i,フィルタコンデンサ32a…32i)を
介して、各駆動系のインバータ33a…33iに入力さ
れる。
【0016】インバータ33a…33iは、後述する電
圧指令,インバータ周波数指令に基づいて可変電圧・可
変周波数の三相交流を出力する。この三相交流を受け、
それぞれのインバータ33a…33iに並列接続された
誘導電動機350a,351a…350i,351iが駆動
される。
【0017】以上が主回路3a…3iの説明である。本
実施例では、直流電気車の場合を例にとって説明した
が、以降の説明から明らかように、交流を受電しコンバ
ータによって直流に変換し、インバータに給電するシス
テムでも支障ない。また、各インバータは同一のパンタ
グラフに接続されるものに拘束されない。さらに、各イ
ンバータが駆動する誘導電動機の個数は2個に限定され
るものではなく、少なくとも1個あれば充分である。
【0018】以下に、これら各系のインバータを制御す
るインバータ制御装置4a〜4i、すなわち各系におけ
る、インバータ周波数指令を得る周波数制御装置,イン
バータの出力電流を制御する電流制御装置について、a
系を例にとり説明する。他のb系(図示せず)〜i系の
制御装置4b〜4iの構成,動作もa系と同様であり説
明を省略する。
【0019】誘導電動機350a,351aの回転速度
(回転数,回転周波数とも云う)は、夫々a系の回転速
度選択器5aに入力され、電気車の力行時には最小値,
制動時(回生時)には最大値を選択し、a系の回転速度
raを得て、自系回転速度選択器80aに入力される。
【0020】自系回転速度選択器80aでは、他の系
(b系〜i系)の回転速度frb〜friに基づいて他系回
転速度選択器82aにより一義的に得られた回転速度f
rxと、a系の回転速度fraとを入力し、これらの入力の
うち、力行時に最小値,制動時に最大値を選択してa系
の回転速度fr を出力する。他系回転速度選択器82a
は、他の系(b系〜i系)の回転速度frb〜friのうち
力行時に最小値,制動時に最大値を選択して回転速度f
rxを得るか、または回転速度frb〜friの平均値を得
る。
【0021】尚、回転速度選択器5a,80a,82a
はそれぞれ外部から与えられる力行/制動指令に基づき
力行時,制動時における入力の選択を行う。
【0022】一方、インバータ33aの出力電流は電流
検出器34aで検出されa系インバータ出力電流Ima
して各系共通の電流選択器7に入力される。同様に他系
のインバータ出力電流もそれぞれの電流検出器で検出さ
れ、電流選択器7に全て入力される。
【0023】電流選択器7は、これら入力のうち最大値
を選択して各系共通のインバータ出力電流Im を各駆動
系に出力する。
【0024】回転速度fr 及びインバータ出力電流Im
は、各系の制御装置4a…4iに入力される。
【0025】a系において、入力されたインバータ出力
電流Im は、電流指令(限流値)Ip と比較器41aで
比較され、その偏差がすべり周波数指令演算部42aに
入力される。
【0026】すべり周波数演算部42aは、増幅器42
0a及び加算器421aから構成される。電流偏差は増
幅器420aに入力され、すべり周波数補正値Δfs
作成し、加算器421aにおいて、基準すべり周波数指
令fspと加算されて力行時には正の、回生時には負のす
べり周波数指令fs を出力する。
【0027】このすべり周波数指令fs と前述の回転速
度fr とが加算器43aにて加算され、インバータ周波
数指令fINV となりインバータ33aに入力される。ま
た、該指令fINは掛算器44aにも入力され、所定の値
V/fと掛算され、電圧指令Vを得てインバータ33a
に入力される。
【0028】インバータ33aは、これら指令fINV
Vに基づいてパルス幅変調された可変電圧・加変周波数
の交流を出力する。
【0029】上記実施例の動作原理を以下説明する。
【0030】電気車の空転・滑走対策として一般に行わ
れている制御は、空転を検出すると空転軸のトルクを減
少させて再粘着を図る再粘着制御である。この制御の問
題点は、空転の度に強制的にトルクを減少(すべり周波
数指令fs を零とする)させるので、空転が頻繁におこ
る場合車両全体のトルク低下を招く。ひとつのインバー
タで複数誘導電動機を制御している場合、粘着している
電動機のトルクも低下させてしまうのでこの問題は顕著
である。
【0031】また、近年の鉄道電気車両用誘導電動機
は、小型・高効率化のため低すべり周波数(fs=1H
z 程度)の誘導電動機が多く用いられており、牽引ト
ルクを低下させずに再粘着を図るように微小周波数を制
御して再粘着制御を行うことは困難である。
【0032】そこで、本実施例では、誘導電動機の有す
る分巻特性を利用し、極力自己再粘着する機会を増すこ
とにより、上記問題を解決するようにした。
【0033】すなわち、本実施例においては、全インバ
ータに接続される誘導電動機の回転速度の最小値(力行
時)から全インバータの出力周波数を演算するのみなら
ず、全インバータの出力電流の最大値を全インバータの
電流制御系における帰還値としたので、制御に使用され
る回転速度は必ず粘着している電動機の回転速度であ
り、電流帰還値も粘着している電動機を制御しているイ
ンバータの出力電流である。
【0034】このことを図1及び図2を用いて説明す
る。
【0035】図1の誘導電動機350a,351a…3
50i,351iのうちi系の電動機を除いた全ての電
動機が空転したとする。この時、a系からh系(図示な
し)の制御装置に入力される回転速度及びインバータ出
力電流は、共に粘着しているi系の値が選択され、fr
=fri,Im=Imiとなる。
【0036】図2において、空転が発生したa系(i系
を除く他系(b系〜R系)も同様)では、回転速度fra
は空転速度に対応して上昇し(図2の(a))、インバ
ータ出力電流Imaは減少する(図2の(b))。
【0037】しかし、上記のようにa系の制御装置4a
には、空転していないi系の回転速度及びインバータ出
力電流値が入力されるので、すべり周波数指令fs ,イ
ンバータ周波数指令fINV 共にa系空転による変化を示
さず、インバータ周波数指令fINV は、電気車の加速度
を上回っては上昇しない。
【0038】従って、回転速度fraが急速にインバータ
周波数fINV に近付くにつれ、誘導電動機内部のすべり
周波数が減少するため、この誘導電動機の発生トルクが
絞られ、クリープ速度にて自己再粘着する(他系も同
様)。
【0039】インバータ出力電流の最大値を選択する理
由は、もし、空転している誘導電動機を駆動している出
力電流を帰還値として用いて制御すると、電流偏差が増
大し、その結果得られるすべり周波数指令も増大して、
インバータ周波数指令の増加率が電気車の加速度を上回
り、空転を発散させてしまうからである。
【0040】以上説明したように本実施例によれば、各
駆動系から得られた複数の回転速度とインバータの出力
電流の中から空転に関与しない値を選択して各インバー
タの制御系に与えることができるので、極めてまれにし
か発生しない場合を除き、極力自然再粘着の機会を増大
させることができる。その結果、空転または滑走の速度
が微小値(クリープ速度)に押えられ、高粘着運転が可
能となる。
【0041】また、本実施例は、1インバータで複数の
誘導電動機を駆動するような場合に効果がある。何故な
ら、再粘着制御を実行すると非空転電動機のトルクも低
下してしまい1インバータとしてのトルクが低下してし
まうからである。しかし、本実施例によれば、空転して
いる電動機は自ら再粘着し、非空転電動機には通常の加
速指令が与えられるので、この駆動系のトルクは低下し
ない。さらに、この駆動系が全軸空転した場合において
も、再粘着制御を施す場合に比べクリープ速度で再粘着
するので大きなトルクの落ち込みはない。
【0042】本実施例に係る制御装置を搭載した電気車
における効果として、電気においては編成全体の電動車
数を低減できる外、電動車数をそのままにしておけば、
高加減速高速運転が可能となる。
【0043】また、本実施例によれば、各インバータ制
御装置4a〜4i毎に個別に回転速度選択器80a〜8
0i(図示せず)を設け、各回転速度選択器80a〜8
0iにおいては、他系回転速度選択器から一義的に得ら
れる他系の回転速度と自系の回転速度のうち最小値又は
最大値を選択してそれを自系の回転速度fra〜friとし
ている。従って、空転時の制御を良好に保ちつつ、粘着
時において他系からの外乱を受けにくいという効果があ
る。
【0044】例えば、電気車がレールの継ぎ目を渡る
時、動輪の回転速度は振動的になる。この場合、従来の
様に単に全ての系の動輪の回転速度のうちの最大値また
は最小値を選択しそれを自系の回転速度とするのみで
は、各動輪がレール継ぎ目を通過する毎にそれに伴う該
動輪の振動的な最小値又は最大値を選択してしまうた
め、編成全体が継ぎ目を通過し終わるまで他系の振動的
な最小値又は最大値を選択し他系の制御装置の外乱を受
けてしまう。しかし、本実施例では、他系回転速度選択
器82a〜82i(図示せず)に例えば他系の入力回転
速度を平均化する機能や他系の入力回転速度を入力する
ローパスフィルタを設ける等の方法を採用することによ
り、自系の動輪の粘着時には自系の回転速度を選択させ
ることができる。従って、自系の制御装置においては自
系の動輪が継ぎ目を通過する際の外乱のみの影響を受け
るだけで済み、他系の外乱の影響を受けにくい。
【0045】尚、本実施例において、インバータの出力
電流を検出することとしたが、その理由は、各電動機電
流を検出するには、各電動機毎に、しかも三相分の電流
検出器を設ける必要があり、現状の電流検出器が大きい
という点を考慮するとスペース及び配置の点から困難が
あると判断したためである。艤装し得る程小型の電流検
出器が現れた場合は電動機毎の電流を検出しても構わな
い。
【0046】図3は本発明の第2の実施例の要部構成を
示すブロック図である。図中、8a〜8iはa系〜i系
のインバータ制御装置を示す。
【0047】本実施例が図1の実施例と異なる構成は、
以下の点である。即ち、他の駆動系から得られた複数の
回転速度(信号)を他系回転速度選択器82aに与え、
力行時に最小回転速度,制動時に最大回転速度となる信
号を選択するか、もしくは複数の他系回転速度(信号)
の平均値を求めて信号frxとして出力する。この出力信
号frxを掛算器81aに入力し、係数Krを乗じた信号
ryを得、a系回転速度選択器80aに入力して、自系
から得た回転速度fraと比較し、力行時に最小回転速
度,回生時に最大回転速度を選択して、回転周波数信号
Frを出力するように構成している。
【0048】ここで、掛算器81aで乗算する係数Kr
は、力行時Kr>1,制動時Kr<1とし(図示しない
が外部から与えられる力行/制動指令に基づく)、この
係数Krは車輪,レール間のクリープ特性や誘導電動機
のすべり率に対応して決定される。すなわち、他系の回
転速度が選択される場合を、クリープ速度から空転に移
行する臨界近辺となるようにする(他系も同様)。
【0049】ここに、係数Krの値は好ましくは力行時
は、103%〜105%,制動(回生)時は95%〜9
7%であり、またKrは車輛速度に応じて変化してもよ
く、その場合はよりきめ細かな制御が可能となる。又、
Krの値は車輪径差を考慮して各系毎に可変値として良
い。
【0050】このように構成した本実施例によれば、当
該駆動系の車輪が粘着状態にある場合には自系の駆動系
から得られた回転速度に基づいた回転速度fr で制御系
が構成されるので、車両間の動揺等による速度変動の影
響を受けず安定な周波数制御が行われる効果がある。
【0051】また、空転・滑走時には微小空転状態で、
粘着状態にある他系の駆動系から得られた回転速度に基
づいて演算された信号が回転速度fr として出力され、
これによってインバータの周波数制御が行われるので、
微小空転(クリープ速度)を継続する。
【0052】従って、自然に再粘着する機会を増すこと
ができ、高粘着運転が実現できる効果がある。
【0053】図4は変発明の第3の実施例の要部構成を
示すブロック図である。図中、9a〜9iでは各系のイ
ンバータ制御装置を示す。
【0054】本実施例が図3の実施例と異なる点は電流
選択器7を回転速度選択器(80a〜82a)とほぼ同
様の構成として各系に設けると共に、各系(例えばa
系)において、自系回転速度選択器80a及び自系電流
選択器90aからの信号に連動して電流指令Ip を切換
える入力切換スイッチSw を設けた点にある。
【0055】すなわち、図3の電流選択器7の代りに他
系電流選択器92a,掛算器91a及びa系電流選択器
90aを用い、他系電流選択器92aでは他系から検出
した複数の出力電流の最大値ないし平均値を演算出力
し、掛算器91aで係数KI(ただし、KI<1)を乗じ
た信号を作成し、a系電流選択器90aに入力される。
ここで、係数KI は好ましくは、95%〜97%であ
り、またKI は車輛速度に応じて変化してもよく、その
場合はよりきめ細かな制御が可能となる。又、KI の値
は後述の様に各系毎に可変として良い。
【0056】a系電流選択器90aでは自系のインバー
タ出力電流Imaと掛算器91aの出力とを比較し、大き
い方の値を電流帰還信号Im として出力電流制御系の入
力信号とする(他の系についても同様)。
【0057】以上のようにして得られた回転速度fr
びインバータ出力電流Im をそのまま用いても充分に効
果は発揮されるが、自然の再粘着をさらに速めるように
した構成が以下に述べる実施例である。
【0058】入力切換スイッチSw は、粘着時はA側に
接続されて所定の電流指令Ip を比較器41aに出力す
る。
【0059】a系電流選択器90aがその出力として自
系でなく他系を選択した時点でクリープ速度から脱し空
転または滑走が発生したとして、そのことを示す90a
からの信号93aに応答して入力切換スイッチSw はB
側に切換わる。すると、比較器41aの入力が夫々同じ
信号となり、零が出力され、回転速度fr と加算される
すべり周波数fs は、基準すべり周波数fspとなる。
【0060】そして、a系回転速度選択器80aがその
出力として自系の回転速度fraを選択した時点で、クリ
ープ速度に戻り粘着したものと判断して、そのことを示
す80aからの信号83aに応答して入力切換スイッチ
w はA側に復帰する。
【0061】このようにすることにより、空転した場
合、極力早くクリープ速度に戻すことができるという効
果がある。
【0062】以上は、空転・滑走しても、自然に再粘着
することを期待しているため、トルクを零にする再粘着
制御を施さなかったが(第2の実施例においても基準す
べり周波数指令fspは残る)、前記した極めてまれな場
合、列車編成中の全ての動輪が同時に空転してしまった
場合(降雪時の急な勾配等、しかし、編成が同時に空転
とは考え難いが)やむなく再粘着制御を施さなければな
らない。
【0063】列車編成全ての動輪の空転・滑走を検知す
る手段は、図1の第1の実施例においては、回転速度選
択器80aの出力である回転速度frの時間変化率(d
r/dt)が所定値を越えたことで検出できる。
【0064】また、図3の第2の実施例においても、各
駆動系における、自系回転速度選択器80a…80iの
出力の時間変化率が所定値を越えたことで検出できる。
【0065】また、これらの回転速度fr と従輪の回転
速度との差に基づいても検出可能である。
【0066】このように、空転・滑走検知のための回転
速度を全回転速度の中から選択された値を用いる理由
は、編成全ての動輪が同時に空転・滑走状態になる限界
まで、自己再粘着の機会を与えるためである。
【0067】全軸空転・滑走を検知したら、直ちにすべ
り周波数指令fs を零に絞り、電流制御系を制御から切
離す公知の再粘着制御を施して再粘着を図る。
【0068】尚、図3,図4の実施例において係数
r,KIの乗算は掛算器を用いずにソフトウェア的に行
っても良い。
【0069】次に、上記した第1乃至第3の実施例のい
ずれかを複数の電気車から成る列車編成に適用した場合
の実施例について説明する。
【0070】図5に本実施例の全体構成を示す。複数の
電動車と付随車とから構成された列車編成を例にとる。
各電動車は、インバータと複数の誘導電動機とを組合せ
た駆動系a系・b系・c系・d系から成る。
【0071】それぞれの駆動系(a系〜d系)からの回
転速度信号fra…frdとインバータ出力電流Ima…Imd
とを検出し、これらの信号を例えば付随車Tcの運転台
51に設けた周波数/電流情報制御装置52の回転速度
選択器80a〜80d,82a〜82d及び電流選択器7
に車に設けたLAN(local area network) により伝送
し、これら選択器によりそれぞれ選択された回転速度f
r 及び帰還電流Im を各インバータの制御系に入力して
インバータ周波数fINV を制御するように構成してい
る。
【0072】上記本実施例においては第1実施例に適用
して、電流選択器7はインバータ出力電流Ima…Imd
うち、最大電流のものを帰還電流Im として選択し出力
するように構成しているが、電流選択器7の代りに図4
に示した自系電流選択器90a…90d他系電流選択器9
2a〜92d,掛算器91a〜91dを用いることも可
能である。但し、この場合は、これら選択器は、各系制
御装置に存在するので単に車上LANがあれば充分であ
る。また、第2実施例を適用して回転速度frを掛算器
81a〜81dを更に用いて得るようにしても良い。
【0073】尚、これら選択器を一括して運転台に設け
てもさしつかえない。
【0074】次に、図6を用いて列車を編成としてみた
場合の上記第1〜第3の実施例の適用例について説明す
る。尚、列車編成は図5の編成とする。
【0075】本実施例における周波数/電流情報制御装
置52では、a系〜d系から得られた回転速度fra…f
rd及びインバータ出力電流Ima…Imdの他に各駆動系a
系〜d系に備えられた応荷重装置(図示せず)からの応
荷重信号を入力する。
【0076】回転速度選択器6は、力行時に最小回転速
度,制動時に最大回転速度を選択して回転速度fr を得
るように構成し、電流選択器7は最大電流を帰還電流I
m として選択出力するように構成しているが、図3及び
図4に示した実施例のように構成してもよい。
【0077】トルク指令器520は、前記した応荷重信
号に応じて各駆動系a系…d系に与えるトルク指令Tc
(a)…Tc(d)を演算し出力する。
【0078】この指令の値は、その系の応荷重信号が基
準値より小さければその割合だけトルク指令を小さく
し、反対に大きければ、その割合だけトルク指令を大き
くする。
【0079】このようにして演算されたトルク指令Tc
(a)…Tc(d)は、各系の電流指令発生器50a…
50d及び基準すべり周波数指令発生器422a…42
2dに対応したトルク指令が出力される共に、電流値補
正器521及び帰還電流設定器522にも出力される。
【0080】電流値補正器521では、各駆動系a系…
d系から得られた各インバータ出力電流Ima…Imdに基
準トルク指令値Tcとトルク指令値Tc(a)…Tc
(d)との比、Tc/Tc(a),…Tc/Tc(d)
を夫々乗算して正規化したインバータ出力電流を演算し
て、電流選択器7に出力する。
【0081】また、帰還電流設定器522では、トルク
指令値Tc(a)…Tc(d)と基準トルク指令値Tc
との比、Tc(a)/Tc…Tc(d)/Tcを、電流
選択器7の出力である最大値に乗算して、各駆動系毎の
帰還電流値に戻して各駆動系に伝送する。各駆動系にお
ける動作は、前述した通りである。
【0082】本実施例によれば、各駆動系が出力するト
ルクに対応して空転していなければ得られるであろう電
流帰還値を演算し各系に帰還しているので、空転が発生
しても適正に自己再粘着を図ることができる。よって、
列車編成全体の期待粘着係数を高めることができる。
【0083】ところで、各系のトルク指令を定める要因
として、さらに列車編成における位置,軸重が考えられ
る。
【0084】まず列車編成における位置について説明す
る。
【0085】一般に、進行方向前方に位置する動輪程空
転し易い。従って、先頭車両から後方になるにつれてト
ルク指令値が大きくなるように設定すれば、編成全体と
して期待粘着係数が高くなる。
【0086】また、編成変え、増結,切離し等が行われ
た場合は、手動もしくは、自動列車番号設定器等によ
り、トルク指令値を変更する。
【0087】次に、軸重について説明する。
【0088】車両の軸重は、電気車力行時に、車両の進
行方向前方が軽くなり、回生時に、後方が軽くなるとい
う性質がある。従って、力行時には、進行方向前方が空
転し易く、回生時は、後方が滑走し易くなる。
【0089】この場合も、前方の駆動系に与えるトルク
指令を力行時に小さく、回生時に大きくし、後方の駆動
系に与えるトルク指令を力行時に大きく、回生時に小さ
くすることにより、やはり、編成全体の期待粘着係数は
高まる。
【0090】以上のトルク指令をトルク指令器520で
総合して各系ごとに個別に重み付けされたトルク指令を
作成し、電流帰還値もその値に見合った値とすることに
より、列車編成全体として、高粘着運転が可能となり、
高加減速高速運転をすることができる。
【0091】
【発明の効果】以上、本発明によれば、誘導電動機が元
来有する自己再粘着特性を最大限生かし、自然再粘着の
機会を増したので、電気車を、微小空転状態(クリープ
領域)で走行させることができ、高粘着運転が可能とな
る。
【0092】また列車編成全体としての期待粘着係数が
高まるため、高加減速高速運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による誘導電動機式電気車の制御装置の
第一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1の実施例における車輪空転時の動作を説明
するための波形図。
【図3】本発明による誘導電動機式電気車の制御装置の
第2実施例の要部構成を示すブロック図。
【図4】本発明による誘導電動機式電気車の制御装置の
第3実施例の要部構成を示すブロック図。
【図5】本発明による誘導電動機式電気車の制御装置が
搭載された電気車sの列車編成の一例を示す図。
【図6】本発明を列車編成に適用した場合の誘導電動機
式電気車の制御装置の構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
5a〜5i…回転速度選択器、7…電流選択器、33a
〜33i…インバータ、80a〜80i…自系回転速度
選択器、81a〜81i…掛算器、82a〜82i…他
系回転速度選択器、90a〜90i…自系電流選択器、
91a〜91i…掛算器、92a〜92i…他系電流選択
器、350a〜350i,351a〜351i…誘導電
動機、520…トルク指令器、521…電流値補正器、
522…帰還電流設定器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の誘導電動機を複数の可変電圧可変周
    波数インバータの出力により駆動することにより電気車
    を駆動する誘導電動機式電気車の制御装置であって、こ
    れら複数のインバータ毎に、これらインバータの周波数
    指令を電動機回転速度とすべり周波数との加算により得
    る周波数制御装置を有する誘導電動機式電気車の制御装
    置において、 上記各周波数制御装置は、自己のインバータにより制御
    される少なくとも1つの電動機の回転による得られる回
    転速度信号と、少なくとも1つの他のインバータにより
    制御される少なくとも1つの電動機の回転速度に基づき
    得られる回転速度信号値とのうち力行時には最小値,制
    動時には最大値を上記電動機回転速度として選択する手
    段を有することを特徴とする誘導電動機式電気車の制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1の誘導電動機式電気車の制御装置
    において、 自己のインバータの出力電流と、上記少なくとも1つの
    他のインバータの出力電流に基づき得られる電流信号値
    とのうちの最大値を選択する手段と、該選択された値に
    基づき自己のインバータの出力電流を制御する手段とを
    有する電流制御装置を備えたことを特徴とする誘導電動
    機式電気車の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1の誘導電動機式電気車の制御装置
    において、 上記各周波数制御装置は、上記他のインバータにより制
    御される少なくとも1つの電動機の回転速度に所定の第
    1の係数を乗算して得た値を、上記少なくとも1つの電
    動機の回転速度に基づき得られる回転速度信号値として
    得ることを特徴とする誘導電動機式電気車の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項2の誘導電動機式電気車の制御装置
    において、 上記各電流制御装置は、上記少なくとも1つの他のイン
    バータの出力電流に所定の第2の係数を乗算して得た値
    を、上記少なくとも1つの他のインバータの出力電流に
    基づき得られる電流信号値として得ることを特徴とする
    誘導電動機式電気車の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3の誘導電動機式電気車の制御装置
    において、 上記第1の係数値は各周波数制御装置毎に可変値とする
    誘導電動機式電気車の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項4の誘導電動機式電気車の制御装置
    において、 上記第2の係数値は各電流制御装置毎に可変値とする誘
    導電動機式電気車の制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1の誘導電動機式電気車の制御装置
    において、 上記各周波数制御装置は、上記他のインバータにより制
    御される電動機の回転速度を平均化して得た値を、上記
    電動機の回転速度に基づき得られる回転速度信号値とし
    て得ることを特徴とする誘導電動機式電気車の制御装
    置。
  8. 【請求項8】請求項2の誘導電動機式電気車の制御装置
    において、 上記各周波数制御装置は、上記他のインバータの出力電
    流を平均化して得た値を、上記他のインバータの出力電
    流に基づき得られる電流信号値として得ることを特徴と
    する誘導電動機式電気車の制御装置。
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