JPH06217238A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JPH06217238A
JPH06217238A JP423693A JP423693A JPH06217238A JP H06217238 A JPH06217238 A JP H06217238A JP 423693 A JP423693 A JP 423693A JP 423693 A JP423693 A JP 423693A JP H06217238 A JPH06217238 A JP H06217238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
optical fiber
fiber layer
emitting elements
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP423693A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nishikawa
進 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP423693A priority Critical patent/JPH06217238A/ja
Publication of JPH06217238A publication Critical patent/JPH06217238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】間隔が不均一な発光素子の光を等間隔の位置か
ら外部に放射する。 【構成】ガラスケース16内にある発光素子14からの
光は、ガラスケース16の上側に密着している光ファイ
バー層21を通して外部に放射される。光ファイバー層
21は断面がS字状であり、発光素子14に整合してい
る入射面に対し、出射面23が横方向及び縦方向に所定
の寸法だけずれている。また、光ファイバー層21の出
射面はセル13の境界部にある光ファイバー層21も含
めて同一間隔Pで配置されている。これによって、発光
素子14の横方向の間隔P0,P1が不均一であって
も、発光素子14からの光を同一間隔で外部に放射する
ことが可能になる。これによって、大型映像装置などの
画像を均質にすることが可能になる。また、NAの大き
な光ファイバー層21を使用することにより広範囲な視
野角を得ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大型映像装置などに
適用して好適な画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように縦及び横の寸法が数メ
ートルもあるような大型映像装置1においては、画面1
1が複数のユニット12に分割され、更に1つのユニッ
ト12が複数のセル13に分割されている。セル13に
は図10(A)に示すように例えば上下に各4個の発光
素子14が配置されている。
【0003】発光素子14は青色発光体14Aと、赤色
発光体14Bと、緑色発光体14Cとで構成され、同図
(B)に示すように発光素子14の後側には電極部15
が取付けられている。電極部15には外部から映像信号
が供給されて電子ビームが放射され、これが発光素子1
4に照射されて発光素子14が発光する。これによって
画面11に画像が映しだされる。
【0004】また、セル13の内部は透明なガラスカバ
ー16で真空状態に密封されており、これによって内部
の絶縁特性が保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セル13を
画面11上に配置したとき発光素子14の間隔P0,P
1は同一であることが望ましい。これによって、均質な
画像を得ることができるからである。しかし、従来は次
に説明する理由からセル13内の発光素子14の間隔P
0と、隣接するセル13の境界部にある発光素子14の
間隔P1を同一にすることができなかった。
【0006】すなわち、図11に示すように隣接するセ
ル13の境界部においては各セル13のガラスカバー1
6の側板部16Aが重なっている。ガラスカバー16の
厚さd1は強度上それほど薄くすることができず、しか
もセル13同士の間にはある程度の隙間d0を設けなけ
ればならないので、セル13の境界部にはデッドスペー
スD=d0+2×d1が生じる。
【0007】発光素子14は側板部16Aからある程度
の距離d2を離して配置しなければならないので、セル
13同士の境界部にある発光素子14の間隔P1は最小
の場合でもP1=D+2×d2となる。この間隔P1は
比較的大きな値になる。ここで、セル13内の発光素子
14の間隔P0をセル13の境界部の間隔P1に合わせ
ると、セル13の横幅が大きくなってしまい、また発光
効率も悪くなってしまうという問題が生じる。
【0008】そのため従来は、セル13内の発光素子1
4の間隔P0を境界部の発光素子14の間隔P1より狭
くして、発光効率を上げると共にセル13を小型化して
いる。したがって、セル13を縦横に配列したときに発
光素子14の間隔P0,P1が不均一になるのである。
図11では横方向の間隔P0,P1について説明した
が、縦方向の間隔についても同様の問題がある。
【0009】従来の大型映像装置1の中には、ガラスカ
バー16の表面側に凸レンズ(図示せず)を取付けてデ
ッドスペースD以外の部分を拡大することにより、セル
13内の発光素子14の間隔P0と、セル13の境界部
の発光素子14の間隔P1が同一に見えるようにしたも
のもあるが、これでは、凸レンズの光軸付近にいる観察
者にしか有効に作用しないので、広い視野角を必要とす
る用途には殆ど役に立たないという問題があった。
【0010】そこで本発明は上述のような課題を解決し
たものであって、広い視野角でしかも均質な画像を得る
ことが可能な画像表示装置を提案するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、縦横に配置された複数の発光素子
と、上記発光素子の表面側に配置された透明カバーとを
有する画像表示装置において、発光素子から放射された
光を所定の位置に導くための光ファイバー層が透明カバ
ーに密着されて設けられたことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】図1において、セル13のガラスケース16内
にある発光素子14からの光は、ガラスケース16の上
側に密着している光ファイバー層21を通して外部に放
射される。光ファイバー層21は図4に示すように断面
がS字状であり、発光素子14に整合している入射面2
2に対し、出射面23がX方向及びY方向に所定の寸法
だけずれている。
【0013】また、光ファイバー層21の出射面23は
セル13の境界部にある光ファイバー層21も含めて同
一間隔P,Qで配置されている。これによって、発光素
子14の横方向の間隔P0,P1及び縦方向の間隔Q
0,Q1が不均一であっても、発光素子14からの光を
同一間隔P,Qの位置から外部に放射することが可能に
なる。これによって、大型映像装置1(図9)などの画
像を均質にすることが可能になる。
【0014】
【実施例】続いて、本発明に係わる画像表示装置の一実
施例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、
上述と同一の部分には同一の符号を付けて詳細な説明は
省略した。
【0015】図1は本発明による画像表示装置を適用し
たセル13の配置例を示す。同図は大型映像装置1(図
9)の画面11の一部である。同図において、セル13
の内部には一点鎖線で示すように発光素子14が上下に
各4個配置されている。各発光素子14は青色発光体1
4Aと、赤色発光体14Bと、緑色発光体14Cで構成
されており、各発光体14A〜14Cは図2に示すよう
に後側に取付けられた電極部15から照射される電子ビ
ームによって発光する。電極部15には外部から映像信
号が供給され、これに基づいて電子ビームが放射され
る。各発光素子14は横方向に間隔P0をあけて配置さ
れている。
【0016】セル13の内部は透明なガラスカバー16
で真空状態に密閉されている。また、隣接するセル13
の境界部には隙間d0が設けられている。ガラスカバー
16の側板部16Aの厚さはd1であり、セル13の境
界部にはデッドスペースD=d0+2×d1が生じる。
そして、ガラスカバー16の側板部16Aと発光素子1
4との間には間隔d2が設けられており、隣接するセル
13の境界部にある発光素子14の間隔P1はP1=D
+2×d2である。これは、従来と同様にセル13内の
発光素子14の間隔P0より大きい値である。
【0017】また、図3にも示すようにセル13内にお
ける発光素子14は縦方向に間隔Q0をあけて配置され
ており、セル13の境界部における発光素子14の縦の
間隔Q1はQ1=D+2×d2>Q0である。
【0018】さて、本発明を適用したセル13において
は、ガラスカバー16の表面側に断面がS字状の光ファ
イバー層21が発光素子14と整合するように貼設され
ている。光ファイバー層21は後述するような製造方法
で成形することができるもので、図4に示すように発光
素子14と対峙する入射面22に対して出射面23を例
えばX方向に所定の寸法X1だけずらすことが可能であ
る。
【0019】これによって、発光素子14から放射され
た光をX方向に所定の寸法X1だけ移動した位置に導く
ことが可能になる。この光ファイバー層21を発光素子
14の発光面14Dに沿って所定の角度だけ回転させれ
ば、発光素子14からの光をX方向及びY方向に所定の
寸法だけ移動させることが可能になる。この場合、入斜
面22が発光素子14の発光面14Dを被覆可能な形状
及び寸法としなければならない。
【0020】さて、このセル13においては上述のよう
に光ファイバー層21の入射面22が発光素子14と整
合するようにガラスケース16に貼設され、出射面23
の横方向の間隔Pが隣接するセル13の境界部にある光
ファイバー層21も含めて同一寸法になっている。ま
た、出射面23の縦方向の間隔Qも、セル13の境界部
にある光ファイバー層21も含めて全て同一寸法になっ
ている。
【0021】これによって、セル13内の発光素子14
の間隔P0,Q0と隣接するセル13の境界部にある発
光素子14の間隔P1,Q1が異なっているにもかかわ
らず、発光素子14の光は同一間隔P,Qで配置された
光ファイバー層21の出射面23から外部に放射される
ことになる。したがって、このセル13を配列した大型
映像装置1では均質な画像を得ることが可能になる。
【0022】上述の光ファイバー層21は、図5に示す
ように樹脂製の光ファイバーシート24を複数枚積層圧
着して波状に成形した光ファイバー板25を、波状面に
対して直角な切断面26で所定の厚さTに切断すること
により成形することができる。
【0023】また光ファイバー板25は、図6に示すよ
うに波状の底面31を有する下型32に、光ファイバー
シート24を複数枚重ね合わせて挿入し、これを加熱し
ながら上型33の波状の押圧面34で押圧することによ
り製造することができる。光ファイバーシート24は光
ファイバー線27をシート状に接着したものを使用する
ことができる。
【0024】光ファイバー層21はできるだけ大きな視
野角を得られるものが望ましい。この視野角は光ファイ
バー線27のNA(Numerical Apertu
re)で決まるもので、図7に示すように光ファイバー
線27の受光可能角を2θmax、コア28の屈折率を
n1、クラッド29の屈折率をn2とした場合、NA=
sin(θmax)=((n1)2−(n2)21/2
なる。
【0025】光ファイバー線27の材質としては各種用
いることが可能であるが、コア28にポリカーボネート
を使用し、クラッド29にフッソ樹脂を使用した場合、
コア28の屈折率n1=1.584、クラッド29の屈
折率n2=1.402となるのでNA=0.737とな
る。実際にはこの程度のNAが上限値となる。
【0026】なお、上述の実施例では断面がS字状の光
ファイバー層21を用いた場合について説明したが、こ
れ以外に例えば図8に示すように断面がJ字状の光ファ
イバー層21や、そのほか各種の断面形状を有する光フ
ァイバー層を用いることが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、縦横に配
置された複数の発光素子と、上記発光素子の表面側に配
置された透明カバーとを有する画像表示装置において、
発光素子から放射された光を所定の位置に導くための光
ファイバー層が透明カバーに設けられたものである。
【0028】したがって、本発明によれば例えば大型映
像装置などの発光素子の間隔が不均一である場合でも、
光ファイバー層を適宜な形状にすることにより、発光素
子の光を等間隔で外部に放射することが可能になるか
ら、均一な画質を得ることが可能になると共に、NAの
大きな光ファイバー層を使用することにより広範囲な視
野角が可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像表示装置を適用したセル1
3の配置例を説明する図である。
【図2】セル13の横断面図である。
【図3】セル13の縦断面図である。
【図4】光ファイバー層21の詳細図である。
【図5】光ファイバー層21の成形方法を説明する図で
ある。
【図6】光ファイバー板25の製造方法を説明する図で
ある。
【図7】光ファイバー線27の詳細図である。
【図8】光ファイバー層21の変形例を説明する図であ
る。
【図9】一般的な大型映像装置1の構成図である。
【図10】従来のセル13の構成図である。
【図11】従来のセル13の境界部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 大型映像装置 11 大型映像装置1の画面 12 ユニット 13 セル 14 発光素子 15 電極部 16 透明なガラスケース 21 光ファイバー層 22 入射面 23 出射面 24 光ファイバーシート 25 光ファイバー板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横に配置された複数の発光素子と、上
    記発光素子の表面側に配置された透明カバーとを有する
    画像表示装置において、 上記発光素子から放射された光を所定の位置に導くため
    の光ファイバー層が上記透明カバーに密着されて設けら
    れたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記光ファイバー層は光ファイバーシー
    トの積層体であることを特徴とする請求項1記載の画像
    表示装置。
  3. 【請求項3】 上記光ファイバー層は帯状の光ファイバ
    ーシートの積層体から切りだされたことを特徴とする請
    求項1記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記光ファイバー層は断面がS字状もし
    くはJ字状であることを特徴とする請求項1記載の画像
    表示装置。
JP423693A 1993-01-13 1993-01-13 画像表示装置 Pending JPH06217238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP423693A JPH06217238A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP423693A JPH06217238A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06217238A true JPH06217238A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11578919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP423693A Pending JPH06217238A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06217238A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110110164A (ko) * 2008-12-12 2011-10-06 바스프 에스이 락탐 및 디아민과 디카르복실산의 염으로부터 코폴리아미드의 연속 제조 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110110164A (ko) * 2008-12-12 2011-10-06 바스프 에스이 락탐 및 디아민과 디카르복실산의 염으로부터 코폴리아미드의 연속 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100395729B1 (ko) 백라이트 장치 및 그의 제조방법과 액정표시장치
EP0675318B1 (en) Backlighting device with a transparent sheet having straight ridges
EP0760490B1 (en) Image display apparatus
US7300184B2 (en) Planar light source device and display device using the same
EP0882930B1 (en) Surface light source element and liquid crystal display device, sign device and traffic control sign device using same
KR101286095B1 (ko) 액정표시장치용 일체형 멀티집광시트
KR100985358B1 (ko) 백라이트부
US9057880B2 (en) Laser beam scanned display apparatus and method thereof
JP5500801B2 (ja) 光学プレート、これを備えるバックライトアセンブリ及び表示装置
KR20120031886A (ko) 광원 디바이스 및 입체 표시 장치
US7160016B2 (en) Light guide plate with convergence concavities and method for manufacturing the light guide plate
JP5382168B1 (ja) 配列型表示装置
JP2013195458A (ja) 配列型表示装置
CN110969952B (zh) Led显示屏
JP2013050566A (ja) 画像表示パネル及び画像表示装置
JPH06217238A (ja) 画像表示装置
JP3513944B2 (ja) バックライト
JP4268687B2 (ja) 発光装置のための光学的補正層
US8390610B2 (en) Display apparatus with scanning lines having convex and concave portions
KR102253797B1 (ko) 백라이트 유닛 및 이를 이용한 액정표시장치
JP3298979B2 (ja) 面光源装置用基板
JPH10282497A (ja) 液晶用面状光源装置
JP2009164100A (ja) バックライト
CN220439158U (zh) 一种显示模组及拼接显示模组
JP2570257B2 (ja) 表示装置