JPH06216216A - 自動搬送装置及びそれを用いた物品の自動搬送方法 - Google Patents

自動搬送装置及びそれを用いた物品の自動搬送方法

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JPH06216216A
JPH06216216A JP517593A JP517593A JPH06216216A JP H06216216 A JPH06216216 A JP H06216216A JP 517593 A JP517593 A JP 517593A JP 517593 A JP517593 A JP 517593A JP H06216216 A JPH06216216 A JP H06216216A
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JP
Japan
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wafer carrier
stocker
bar code
cleaning
agv
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JP517593A
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Toshifumi Matsuo
俊史 松尾
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】半導体ウエハ洗浄工程などの加工工程のより精
密な動作制御及び管理を行うこと。 【構成】AGV(物品搬送ロボット)30の、例えば、
アーム装置36に、物品であるウエハキャリヤ1を保持
した状態で、それに付されたバーコード3が読み取れる
バーコードリーダー37Aを内蔵させ、ウエハキャリヤ
1をストッカー120から洗浄装置13へ、またはその
逆に搬送する間、前記バーコード3を読み取り、そのウ
エハキャリヤ1の位置情報を伝送できるように構成した
自動搬送方法である。 【効果】ウエハキャリヤの搬送中、その現在位置情報が
時々刻々キャッチできるので、ウエハキャリヤの現在位
置とホストコンピューターシステムに予め入力されてい
るウエハキャリヤ追跡情報による位置とのずれを低減す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、RIE、C
VD、洗浄などの半導体ウエハのプロセス処理を行う半
導体ウエハ加工工程における、複数枚の半導体ウエハを
収納したウエハキャリヤのような物品を搬送する自動搬
送装置及びそれを用いた物品の自動搬送方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4乃至図7を用いて従来技術の自動搬
送装置及びそれを用いた物品の自動搬送方法を説明す
る。図4は複数枚の半導体ウエハを収納したウエハキャ
リヤの自動搬送方法の一例を説明するための、従来技術
の半導体ウエハ洗浄工程の一部を示していて、同図Aは
その平面図であり、同図Bは同図Aにおける一設備であ
るストッカーの概略的斜視図であり、図5は物品である
ウエハキャリヤの概略的斜視図であり、図6は図4に示
したストッカーと一加工装置との間でウエハキャリヤを
搬送する場合の制御方法を説明するためのブロックダイ
ヤグラムであり、図7は従来技術とこの発明の半導体ウ
エハ洗浄工程におけるウエハキャリヤのウエハキャリヤ
追跡情報と現在位置をチェックできるタイミング範囲を
示した関係図である。
【0003】従来技術の物品の自動搬送方法を、図4を
用いて説明する。なお、搬送しようとする物品として
は、図5に示したような、複数枚の半導体ウエハ2を収
納し、一側面外表面にバーコード3を施したウエハキャ
リヤ1を挙げ、これらの半導体ウエハ2の洗浄を行う洗
浄装置に移載し、またこれより回収する半導体ウエハ洗
浄工程を挙げて説明する。
【0004】また、このような半導体ウエハ洗浄工程に
おいては、この半導体ウエハ洗浄工程内を、ウエハキャ
リヤ1を自動搬送するために自動搬送装置であるロボッ
トが活用されている。通常、このようなロボットはオー
トマティック・ガイディッド・ヴィーヒクルと呼ばれて
いるので、以下、単に「AGV」と略して説明に用い
る。
【0005】図4Aにおいて、符号10は全体として半
導体ウエハ洗浄工程を指す。この半導体ウエハ洗浄工程
10では、クリーンルームの床11上に、複数枚の半導
体ウエハ2を収納したウエハキャリヤ1を収納したスト
ッカー12と、複数の洗浄装置、例えば、洗浄液として
薬品Aが用いられる洗浄装置13と、その後工程に在
り、洗浄液として薬品Bが用いられる洗浄装置14と、
更にその後工程に在り、純水を用いて最終の洗浄を行う
洗浄装置15とが所定の間隔で設置されている。
【0006】更に、これらストッカー12と洗浄装置1
3、14、15の前面に在って、前記床11に敷かれた
レール16に沿って、後記のホストコンピュータHで制
御されるAGV20が移動できるように設置されてい
る。このAGV20はウエハキャリヤ1を保持、搬送で
きる一組のアーム装置21を備えている。
【0007】また、前記ストッカー12には、図4Bに
示したように、入庫口12Aと出庫口12Bとが設けら
れていて、それぞれに入庫口バーコードリーダー13A
と出庫口バーコードリーダー13Bとが配置されてい
る。
【0008】このような半導体ウエハ洗浄工程10は半
導体ウエハ2の洗浄を人手によらず、機械により自動洗
浄しようとするものである。即ち、この半導体ウエハ洗
浄工程10は、ストッカー12内に在るウエハキャリヤ
1が出庫口12BからAGV20で取り出され、そのA
GV20がそのままレール16に沿って保持、搬送(供
給)し、そのウエハキャリヤ1は第1段階の洗浄装置1
3へセットされ、洗浄される。ここでの洗浄が終了する
と、AGV20はレール16に沿って逆走しながら、こ
の洗浄された半導体ウエハ2を収納したウエハキャリヤ
1をストッカー12の入庫口12Aまで保持、搬入す
る。
【0009】そして、この第1段階で洗浄された半導体
ウエハ2を収納したウエハキャリヤ1はまたAGV20
でストッカー12から保持、搬出され、第2段階の洗浄
装置14にセットされ、洗浄を開始する。この第2段階
の洗浄中に、AGV20はストッカー12に戻り、他の
未洗浄の半導体ウエハ2が収納された次のウエハキャリ
ヤ1を搬出し、第1段階の洗浄装置13にセットし、こ
こでこの半導体ウエハ2の洗浄を開始させる。
【0010】第2段階で洗浄された半導体ウエハ2を収
納したウエハキャリヤ1は、再度AGV20で保持、搬
送されて、前記ストッカー12に搬入され、そして更に
またAGV20によりこのストッカー12から搬出され
て、最終段階の洗浄装置15にセットされ、洗浄され
る。
【0011】この最終段階の洗浄中、AGV20は、前
記動作と同様の動作を繰り返し、第1段階で洗浄された
次の半導体ウエハ2を収納したウエハキャリヤ1をスト
ッカー12に搬入し、そしてストッカー12から搬出し
て第2段階の洗浄装置14にセットし、このセットが終
わるとAGV20はストッカー12に戻り、その次の未
洗浄の半導体ウエハ2を収納したウエハキャリヤ1をス
トッカー12から搬出し、第1段階の洗浄装置13にセ
ットする。以後、この半導体ウエハ洗浄工程10はスト
ッカー12に収納された必要数のウエハキャリヤ1が洗
浄し終わるまで同様の作業を繰り返し、最終的に洗浄さ
れた全てのウエハキャリヤ1がストッカー12内に収納
され、保管される。
【0012】この半導体ウエハ洗浄工程10の動作制御
は、図6に示したような制御システムで行われる。即
ち、前記ストッカー12、AGV20及び各洗浄装置
(図6では説明の簡略化のため、洗浄装置13のみを示
した)はホストコンピューターシステムHで統括制御さ
れる。ストッカー12及び洗浄装置13を制御する制御
情報とAGV20のウエハキャリヤ追跡情報などが予め
ホストコンピューターシステムHに入力されている。
【0013】従って、各ストッカー12、AGV20及
び洗浄装置13の動作制御、管理などの前記統括制御
は、前記ホストコンピューターシステムHの前記制御情
報やウエハキャリヤ追跡情報を基準にして、それぞれス
トッカーコントローラー17、AGVコントローラー1
8及び洗浄装置コントローラー19を介して行われる。
【0014】前記のように、この制御システムは、ウエ
ハキャリヤ1がストッカー12の出庫口12Bから取り
出され、また洗浄装置からストッカー12の入庫口12
Aを通じて入庫される時、前記出庫口バーコードリーダ
ー13B及び入庫口バーコードリーダー13Aが、ウエ
ハキャリヤ1のバーコード3を読み取り、ホストコンピ
ューターシステムHでそのウエハキャリヤ1の現在位置
の情報を把握し、ホストコンピューターシステムHに予
め入力されている基準のウエハキャリヤ追跡情報と比較
されて、前記半導体ウエハ洗浄工程10の動作制御、管
理が行なわれるものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バーコ
ードリーダーはいずれもストッカー12の入庫口12A
と出庫口12Bにしか設置されていないため、前記ホス
トコンピューターシステムHで認識している各ウエハキ
ャリヤ1のウエハキャリヤ追跡情報と現在位置情報が正
しく一致しているか否かがチェックできるタイミング
は、図7にも示したように、ストッカー12からウエハ
キャリヤ1を搬出する時と、ストッカー12にウエハキ
ャリヤ1を搬入する時のバーコード3の読み取り時のみ
である。
【0016】従って、各段階で洗浄されたウエハキャリ
ヤは必ず一旦ストッカー12に搬入され、入庫口バーコ
ードリーダー13Aでチェックを受け、そして搬出され
る毎に出庫口バーコードリーダー13Bでチェックを受
ける必要があり、そのためウエハキャリヤ1を第1段階
の洗浄装置13から次の第2段階の洗浄装置14へ、そ
してこの洗浄装置14から最終段階の洗浄装置15へ直
接搬送することができず、非能率的であった。
【0017】また、このような自動化半導体ウエハ洗浄
工程10において、AGV20がウエハキャリヤ1を搬
送中に、前記自動化半導体ウエハ洗浄工程10内に誤っ
て作業者や他の物体が進入したり、AGV20自身に何
らかの故障が発生して停止した場合は、その警報信号が
前記ホストコンピューターシステムHにも伝達され、同
時にそのホストコンピューターシステムHも停止するよ
うになっている。これらの障害物や故障を取り除いて、
そのAGV20のリセットボタンを働かすと、前記AG
V20やホストコンピューターシステムHは同時に復旧
するが、前記停止時間が長引いた場合には、AGV20
の現在位置情報とウエハキャリヤ追跡情報とが大きくず
れて、正常に動作しない場合があり、このような場合に
は、この自動化半導体ウエハ洗浄工程10を再調整する
必要がある。
【0018】更にまた、前記停止状態を復旧させるに
は、このシステム上最悪の事態であり、滅多に起こり得
ることではないが、そのAGV20が保持しているウエ
ハキャリヤ1を入れ替えれば、復旧させることができる
場合もある。その結果、そのウエハキャリヤは各洗浄装
置で洗浄処理が終了した後、ストッカー12に入庫され
るまで、あたかも正常に生産していた状況になり、スト
ッカー12に入庫される時のバーコード3を読み取って
始めて異常であったことが判明する。従って、従来技術
の半導体ウエハ洗浄工程10は良好な生産管理を行うに
は不都合な生産システムであった。それ故、この発明で
は、このような不都合な状況を防止することを課題とす
るものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、前記AGVの、例えば、アーム装置に
ウエハキャリヤを保持した状態で、それに付されたバー
コードが読み取れるバーコードリーダーを内蔵させ、ウ
エハキャリヤをストッカーから洗浄装置へ、またはその
逆に搬送する間、或いは前記ウエハキャリヤを洗浄装置
から他の洗浄装置に、またはその逆に搬送する間、前記
バーコードを読み取り、そのウエハキャリヤの位置情報
を伝送できる自動搬送方法を採って、前記課題を解決し
た。
【0020】
【作用】従って、AGVによるウエハキャリヤの搬送
中、そのウエハキャリヤの現在位置情報が時々刻々キャ
ッチできるので、ウエハキャリヤ1の現在位置とホスト
コンピューターシステムに予め入力されているウエハキ
ャリヤ追跡情報による位置とのずれを低減することがで
き、従ってまた、そのウエハキャリヤの搬送中に発生し
たトラブルを早期に発見することができる。更にまた、
ウエハキャリヤが万一取り替えられたとしても、その時
点で異常であることが判り、その生産システムの動作を
停止させることができる。
【0021】
【実施例】次に、この発明の自動搬送装置及びそれを用
いた物品の自動搬送方法を図1及び図2を用いて説明す
る。図1はこの発明のAGVの実施例を示す概略の斜視
図であり、図2は複数枚の半導体ウエハを収納したウエ
ハキャリヤの自動搬送方法の一例を説明するための、こ
の発明の半導体ウエハ洗浄工程の一部を示す平面図であ
り、図3はこの発明の半導体ウエハ洗浄工程におけるス
トッカーと一加工装置である洗浄装置との間でウエハキ
ャリヤを搬送する場合の制御方法を説明するためのブロ
ックダイヤグラムである。なお、従来技術の自動搬送装
置及びそれを用いた物品の自動搬送方法の構成と同一の
部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0022】先ず、この発明の一つであるAGVを図1
を用いて説明する。このAGV30は、その本体31
と、この表面上で回動自在に支持されたテーブル32
と、更にこのテーブル32の上に所定の角間隔で配置さ
れ、前記テーブル32の表面に設けられたレール33で
案内され、前進、後退するように支持された一対のアー
ム支持部材34A、34Bと、これらアーム支持部材3
4A、34Bの一側面に形成された一対の平行なレール
35で案内されて、上下に移動できる一対のアーム装置
36と、このアーム装置36の上方に在って、前記アー
ム支持部材34A、34Bの上端部に設置、固定された
バーコードリーダー37A、37Bとから構成されてい
る。
【0023】この図1は、アーム支持部材34Aのアー
ム装置36が複数枚の半導体ウエハ2が収納されている
ウエハキャリヤ1を保持している状態を示していて、そ
のウエハキャリヤ1の一側面に付されたバーコード3が
上向きになるように保持し、そのバーコード3の上方に
バーコードリーダー37Aが配設され、読み取れる状態
になっている。
【0024】従って、この発明のAGV30はバーコー
ドリーダー37A、37Bを内蔵した構成であるので、
各バーコードリーダー37A、37Bはアーム装置36
がウエハキャリヤ1を保持した時に、直ちにそのバーコ
ード3を読み取り、後記の半導体ウエハ洗浄工程の生産
システムに投入した場合には、前記ウエハキャリヤ1の
移動中、このホストコンピューターシステムHにその現
在位置情報を時々刻々伝達することができる。
【0025】次に、図2、図3及び図7を用いて、この
発明の自動搬送装置を用いた物品の自動搬送方法を説明
する。図2において、符号10Aは全体として半導体ウ
エハ洗浄工程を指す。この半導体ウエハ洗浄工程10A
では、クリーンルームの床11上に、複数枚の半導体ウ
エハ2を収納したウエハキャリヤ1を収納したストッカ
ー120と、図4に示した従来技術の半導体ウエハ洗浄
工程10と同様の複数の洗浄装置、即ち、洗浄装置1
3、14、15が所定の間隔で設置されている。
【0026】更に、前記AGV30が、これらストッカ
ー120と洗浄装置13、14、15の前面で、レール
16に沿って移動できるように設置されている。
【0027】前記ストッカー120には、図4に示した
従来技術のストッカー12と同様に入庫口12Aと出庫
口12Bとが設けられているが、それぞれには前記入庫
口バーコードリーダー13Aや出庫口バーコードリーダ
ー13Bを設置していない。即ち、手動で搬出、搬入作
業を行う場合も想定すると、これらは従来技術のストッ
カー12と同様に入庫口バーコードリーダー13Aや出
庫口バーコードリーダー13Bを設置しておくとよい
が、完全自動搬送を行わせる場合には、それらの設置の
必要性はない。
【0028】このような半導体ウエハ洗浄工程10Aで
は、ストッカー12内に在るウエハキャリヤ1が出庫口
12BからAGV30で取り出されると、前記アーム支
持部材34A(アーム支持部材34Bについても同様の
機能を持っているが、説明の簡略化のため、省略する)
の上端部に配設したバーコードリーダー37Aがそのウ
エハキャリヤ1のバーコード3を直ちに自動的に読み取
り、そのまま引き続き、そのAGV30がレール16に
沿ってそのウエハキャリヤ1を保持、搬送し、第1段階
の洗浄装置13へそのウエハキャリヤ1が移載されるま
で、図7にも示したように、そのウエハキャリヤ1の現
在位置情報をホストコンピューターシステムHに伝送し
続ける。
【0029】そして、この第1段階の洗浄装置13での
洗浄が終了すると、前記AGV30はその洗浄されたウ
エハキャリヤ1をまた保持、搬送して、バーコード3を
読み取り、図7に示したように、その現在位置情報をホ
ストコンピューターシステムHに伝送しながら、次の洗
浄装置14へ移載し、またここでの洗浄が終了すると、
同様にAGV30がその洗浄されたウエハキャリヤ1を
保持、搬送し、またバーコード3を読み取りながら、次
の最終段階の洗浄装置15へ移載し、ここでも洗浄が終
了すると、そのAGV30は洗浄されたウエハキャリヤ
1を取り出し、保持、搬送して、またレール16に沿っ
て逆走しながら、ストッカー12の入庫口12Aまで回
収し、そして最終的にそのウエハキャリヤ1をストッカ
ー12内に収納、保管する。この間もバーコードリーダ
ー37Aはバーコード3を読み取り、その現在位置情報
をホストコンピューターシステムHに伝送する。
【0030】この半導体ウエハ洗浄工程10Aの動作制
御は、図3に示したような制御システムで行われる。即
ち、前記ストッカー120、AGV30及び各洗浄装置
(図3では説明の簡略化のため、洗浄装置13のみを示
した)はホストコンピューターシステムHで統括制御さ
れる。ストッカー120及び洗浄装置13、14、15
の動作を制御する制御情報とAGV30のより詳細なウ
エハキャリヤ追跡情報などが予めホストコンピューター
システムHに入力されている。
【0031】従って、各ストッカー120、AGV30
及び洗浄装置13の動作制御、管理などの前記統括制御
は、前記ホストコンピューターシステムHの前記制御情
報やウエハキャリヤ追跡情報を基準にして、それぞれス
トッカーコントローラー17、AGVコントローラー1
8及び洗浄装置コントローラー19を介して行われる。
【0032】前記のように、この制御システムは、ウエ
ハキャリヤ1がストッカー120の出庫口12Bから取
り出され、また洗浄装置からストッカー120の入庫口
12Aを通じて入庫されるまでの搬送中の、ウエハキャ
リヤ1の現在位置情報を時々刻々把握し、ホストコンピ
ューターシステムHに予め入力されている基準の前記ウ
エハキャリヤ追跡情報と比較されるものである。
【0033】前記の説明では、半導体装置製造工程とし
て半導体ウエハ洗浄工程を採り挙げたが、この発明の自
動搬送装置を用いた物品の自動搬送方法は、冒頭に記し
たように、RIE、CVDなどの半導体ウエハのプロセ
ス処理を行う半導体ウエハ加工工程にも流用することが
できることはいうまでもない。
【0034】また、この発明の自動搬送装置を用いた物
品の自動搬送方法は、例えば、HD、CD、MD、レン
ズなどの加工工程にも応用できるので、搬送される物体
としては、半導体ウエハやウエハキャリヤに限定される
ものではなく、HD、CD、MD、レンズなどであって
もよい。
【0035】
【発明の効果】従って、この発明の物品の自動搬送方法
によれば、図7の右端に示したように、ウエハキャリヤ
のバーコードチェック可能なタイミング範囲が従来技術
のそれよりも広がり、それだけ前記半導体ウエハ洗浄工
程のより精密な動作制御及び管理を行うことができる。
【0036】また、AGVで物品を、洗浄装置13のよ
うな加工装置からストッカー12へ一々搬入することな
く、加工装置から次の加工装置に、またはその逆に自由
自在に直接搬送することができる。
【0037】更にまた、AGVによるウエハキャリヤの
搬送中にトラブルが発生した時に、その搬送中のウエハ
キャリヤを不用意に入れ替えて、自動半導体ウエハ洗浄
工程を復旧しようとしても、直ちにそのエラーを発見
し、その復旧を許さないので、不良品の発生を防止し、
ひいては生産性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のAGVの実施例を示す概略の斜視図
である。
【図2】複数枚の半導体ウエハを収納したウエハキャリ
ヤの自動搬送方法の一例を説明するための、この発明の
半導体ウエハ洗浄工程の一部を示す平面図である。
【図3】この発明の半導体ウエハ洗浄工程におけるスト
ッカーと一加工装置である洗浄装置との間でウエハキャ
リヤを搬送する場合の制御方法を説明するためのブロッ
クダイヤグラムである。
【図4】複数枚の半導体ウエハを収納したウエハキャリ
ヤの自動搬送方法の一例を説明するための、従来技術の
半導体ウエハ洗浄工程の一部を示していて、同図Aはそ
の平面図であり、同図Bは同図Aにおける一設備である
ストッカーの概略的斜視図である。
【図5】物品であるウエハキャリヤの概略的斜視図であ
る。
【図6】図4に示した半導体ウエハ洗浄工程におけるス
トッカーと一加工装置との間でウエハキャリヤを搬送す
る場合の制御方法を説明するためのブロックダイヤグラ
ムである。
【図7】従来技術とこの発明の半導体ウエハ洗浄工程に
おけるウエハキャリヤのウエハキャリヤ追跡情報と現在
位置をチェックできるタイミング範囲を示した関係図で
ある。
【符号の説明】
H ホストコンピューターシステム 10A 半導体ウエハ洗浄工程 11 床 12A 入庫口 12B 出庫口 13 洗浄装置 14 洗浄装置 15 洗浄装置 16 レール 17 ストッカーコントローラー 18 AGVコントローラー 19 洗浄装置コントローラー 30 AGV 31 本体 32 テーブル 33 レール 34A アーム支持部材 34B アーム支持部材 35 レール 36 アーム装置 37A バーコードリーダー 37B バーコードリーダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコードが付与された物品を搬送する自
    動搬送装置において、前記物品を保持した状態で前記バ
    ーコードが読み取れるバーコードリーダーを内蔵してい
    ることを特徴とする自動搬送装置。
  2. 【請求項2】バーコードが付与された物品を搬送する自
    動搬送方法において、請求項1に記載の自動搬送装置を
    用い、前記物品をストッカーから或る加工装置へ、また
    はその逆に搬送する間、或いは前記物品を或る加工装置
    から他の加工装置に、またはその逆に搬送する間、前記
    バーコードを読み取り、前記物品の現在位置情報を伝送
    することを特徴とする物品の自動搬送方法。
JP517593A 1993-01-14 1993-01-14 自動搬送装置及びそれを用いた物品の自動搬送方法 Pending JPH06216216A (ja)

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