JPH06216210A - 膜厚測定装置及び膜厚測定方法 - Google Patents

膜厚測定装置及び膜厚測定方法

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JPH06216210A
JPH06216210A JP601793A JP601793A JPH06216210A JP H06216210 A JPH06216210 A JP H06216210A JP 601793 A JP601793 A JP 601793A JP 601793 A JP601793 A JP 601793A JP H06216210 A JPH06216210 A JP H06216210A
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JP
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film thickness
semiconductor wafer
weight
film
forming process
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JP601793A
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Akira Ono
彰 小野
Yuichi Kato
雄一 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハの膜厚測定を自動化し、処理枚
数や膜厚の種類に影響されることなく、正確かつ効率的
に膜厚を測定する。 【構成】 膜厚測定装置100は膜形成処理前に半導体
ウエハ5の重量を測定し、ウエハ情報データベース16
に記録する。ついで、膜形成処理後に再び膜厚測定装置
100で半導体ウエハ5の重量を測定し、ウエハ情報デ
ータベース16から膜形成処理前の重量の情報を取り出
し、それと測定した結果から増加した重量を得る。つい
で、膜質の情報から膜厚・重量比データベース15から
膜厚・重量比を取り出し、これと増加した重量から半導
体ウエハ5の膜厚を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハの膜厚
測定装置及び膜厚測定方法に関し、膜形成処理前・後の
半導体ウエハの重量から形成された膜厚を求める膜厚測
定装置及び膜厚測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体ウエハの膜厚測定方法につ
いて図4を参照しながら説明する。図4は、従来の半導
体ウエハの膜厚測定方法の概要を示す図である。
【0003】図4において、1は電子天秤、2は膜形成
処理装置、5は半導体ウエハ、7は半導体ウエハ5に形
成する膜の情報(膜質)、16a及び16bは膜形成処
理前及び膜形成処理後の半導体ウエハ5の重量とロット
ナンバーを記録するメモである。
【0004】次に、従来の半導体ウエハの膜厚測定方法
の動作について説明する。まず、測定者によって、膜形
成処理前の半導体ウエハ群の中から膜厚の測定の対象と
なる半導体ウエハ5を抜き出し、電子天秤1で半導体ウ
エハ5の重量を測定し、メモ16aに測定した重量を記
録する。
【0005】つづいて、半導体ウエハ5を膜形成処理前
の半導体ウエハ群へ戻し、膜形成処理装置2により膜形
成処理する。膜形成処理後の半導体ウエハ群から、膜形
成前に重量を測定した半導体ウエハ5を抜き出し、電子
天秤1でその重量を再び測定し、メモ16bにその測定
した重量を記録する。その後、半導体ウエハ5を膜形成
後の半導体ウエハ群へ戻す。
【0006】そして、メモ16bに記録した膜形成後の
半導体ウエハ5の重量からメモ16aに記録した膜形成
前の半導体ウエハ5の重量を差し引いて、形成した膜の
重量を算出する。
【0007】形成した膜の情報7から膜厚・重量比を読
みだし、上記算出した膜の重量と掛け合わせることによ
って半導体ウエハ5に形成した膜厚を得ることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体ウエハの膜厚測定方法では、その全作業を人手で
行っており、測定においては精密さに欠けるという問題
点があり、さらに測定する半導体ウエハの数や形成する
膜の種類が増えるに従って作業が極めて煩雑化するとい
う好ましくない問題点があった。
【0009】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、半導体ウエハの膜厚測定を自動化
でき、処理枚数や膜厚の種類に影響されることなく、正
確かつ効率的に膜厚を測定することができる膜厚測定装
置及び膜厚測定方法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る膜厚測定装置においては、次に掲げる手段を備えたも
のである。 〔1〕 膜形成処理前・後の半導体ウエハの重量を密閉
した空間で自動的に測定する測定手段。 〔2〕 前記半導体ウエハのロットナンバー及び前記膜
形成処理前の半導体ウエハの重量を記憶するウエハ情報
データベース。 〔3〕 膜質に対応した膜厚・重量比を記憶する膜厚・
重量比データベース。 〔4〕 前記膜形成処理前・後の半導体ウエハの重量及
び前記膜質に対応した膜厚・重量比に基づいて前記半導
体ウエハの膜厚を演算する制御手段。
【0011】また、この発明の請求項2に係る膜厚測定
方法においては、次に掲げるステップを含むものであ
る。 〔1〕 搬送ロボットにより半導体ウエハが格納された
カセットを測定手段まで運ぶ搬送ステップ。 〔2〕 前記測定手段により膜形成処理前・後の半導体
ウエハの重量を密閉した空間で自動的に測定する測定ス
テップ。 〔3〕 制御手段によりウエハ情報データベースに記憶
された前記半導体ウエハのロットナンバー及び前記膜形
成処理前の半導体ウエハの重量、膜厚・重量比データベ
ースに記憶された膜質に対応した膜厚・重量比、並びに
前記膜形成処理後の半導体ウエハの重量に基づいて前記
半導体ウエハの膜厚を演算する演算ステップ。
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係る膜厚測定装置におい
ては、測定手段によって、膜形成処理前・後の半導体ウ
エハの重量が密閉した空間で自動的に測定される。ま
た、ウエハ情報データベースによって、前記半導体ウエ
ハのロットナンバー及び前記膜形成処理前の半導体ウエ
ハの重量が記憶される。さらに、膜厚・重量比データベ
ースによって、膜質に対応した膜厚・重量比が記憶され
る。そして、制御手段によって、前記膜形成処理前・後
の半導体ウエハの重量及び前記膜質に対応した膜厚・重
量比に基づいて前記半導体ウエハの膜厚が演算される。
【0013】この発明の請求項2に係る膜厚測定方法に
おいては、搬送ステップによって、搬送ロボットにより
半導体ウエハが格納されたカセットが測定手段まで運ば
れる。また、測定ステップによって、前記測定手段によ
り膜形成処理前・後の半導体ウエハの重量が密閉した空
間で自動的に測定される。そして、演算ステップによっ
て、制御手段によりウエハ情報データベースに記憶され
た前記半導体ウエハのロットナンバー及び前記膜形成処
理前の半導体ウエハの重量、膜厚・重量比データベース
に記憶された膜質に対応した膜厚・重量比、並びに前記
膜形成処理後の半導体ウエハの重量に基づいて前記半導
体ウエハの膜厚が演算される。
【0014】
【実施例】実施例1.この発明の実施例1の構成につい
て図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、この
発明の実施例1に係る膜厚測定装置の正面を示す図であ
る。また、図2は、この発明の実施例1に係る膜厚測定
装置を他の装置と共に示すブロック図である。
【0015】図1において、4は半導体ウエハ5を格納
したカセット、10は半導体ウエハ5の重量を測定する
ひょう皿、11はひょう皿10とカセット4の間で半導
体ウエハ5を搬送する搬送ロボット、12はひょう皿1
0とカセット4の間で半導体ウエハ5を搬送するときの
み入口を開けるシャッターである。
【0016】例えば、シャッター12は、モータ(図示
せず)を動力源としている。シャッター12は、後述す
る制御部からの指示によって上下に動作する。また、シ
ャッター12が上端又は下端まで動作すると、上端、下
端に設置されたセンサに入力があり、上記制御部がそれ
を検知して上記モータの回転を停止させる。
【0017】また、別の例として、シャッター12は、
エアシリンダー(図示せず)を動力源としており、上記
エアシリンダーは上昇用エアシリンダーと下降用エアシ
リンダーの2種類によって構成される。シャッター12
は、上記制御部からの指示で空気(エア)が各エアシリ
ンダーに注入されることによって上下に動作する。ま
た、シャッター12は、上端及び下端となる位置にスト
ッパーがついており、その範囲で動作する。
【0018】まず、この発明の実施例1の上述した測定
の機構部分(後述する測定部)の動作について説明す
る。図1において、最初は、ひょう皿10には測定物は
なく、シャッター12は閉じている。また、搬送ロボッ
ト11は、ひょう皿10とカセット4の中間位置、すな
わちカセット4の取り置きやシャッター12の開閉が自
由にできる位置にある。さらに、半導体ウエハ5の格納
されたカセット4はカセット設置位置すなわち図1の状
態にある。
【0019】これは、半導体ウエハ5の重量の測定を開
始できる状態である。測定をする場合、シャッター12
が開き、搬送ロボット11が重量を測定する半導体ウエ
ハ5を取りに行き、それぞれ図1の状態となる。それか
ら、搬送ロボット11が半導体ウエハ5をひょう皿10
まで搬送し、再び中間位置まで戻り、シャッター12が
閉じる。ひょう皿10の振動がおさまるまで待って重量
の測定をし、先ほどとは逆の手順で半導体ウエハ5をカ
セット4まで搬送する。
【0020】すなわち、半導体ウエハ5を自動的にカセ
ット4とひょう皿10間で搬送する搬送ロボット11を
設け、自動的に半導体ウエハ5の重量を測定する。ま
た、膜厚測定装置100の入口にシャッター12を設け
て測定時にシャッター12を閉じ、外界からの影響を減
らして測定精度を上げるものである。
【0021】以上のように、この発明の実施例1に係る
膜厚測定装置によれば、半導体ウエハ5を自動的にカセ
ット4とひょう皿10間で搬送する搬送ロボット11を
設けたため、自動的に半導体ウエハ5の重量を測定する
ことができる。また、ひょう皿10の入口に重量測定時
に外界からの影響を減らすシャッター12を設けたた
め、正確に半導体ウエハ5の重量を測定することができ
る効果がある。
【0022】図2において、100は内部の構造をブロ
ック化して示した膜厚測定装置、2は膜形成処理装置、
4a及び4bは半導体ウエハ5を格納したカセットで、
それぞれ膜形成処理前の半導体ウエハと膜形成処理後の
半導体ウエハを格納する。また、3は半導体ウエハ5の
膜厚を測定するために膜厚測定装置100にその指示を
与える上位計算機である。さらに、13はこの発明の測
定手段であって、実施例1では図1で示した測定部(測
定の機構部分)、14はこの発明の制御手段であって、
実施例1ではCPUなどを含む制御部、15は膜厚・重
量比データベース、16はウエハ情報データベースであ
る。
【0023】この発明の実施例1の動作について説明す
る。図2において、いま右側のカセット4aには、膜形
成処理によって形成される膜厚を測定する膜形成処理前
の半導体ウエハ5が格納されている。このカセット4a
は、操作者(人手)によって膜厚測定装置100へ搬送
され、同時に上位計算機3から膜厚測定装置100へ通
信回線を通じて測定する半導体ウエハ5のロットナンバ
ー(半導体ウエハ5の個別認識のための情報)と膜形成
処理前であるという情報も送信される。
【0024】つづいて、膜厚測定装置100は、半導体
ウエハ5の重量を測定し、重量とロットナンバーの情報
をウエハ情報データベース16に記録する。また、同時
に測定処理の終了を上位計算機3及び操作者に報告す
る。重量の測定は図1において説明したとおりである。
【0025】ついで、操作者によって、カセット4aは
膜厚測定装置100から膜形成処理装置2に搬送され、
半導体ウエハ5が膜形成処理された後、再び膜厚測定装
置100へ搬送される。同時に上位計算機3から膜厚測
定装置100へ測定する半導体ウエハ5のロットナンバ
ーと膜形成処理後であるという情報、そして形成した膜
の情報(膜質)も送信される。
【0026】膜厚測定装置100は、半導体ウエハ5の
重量を測定し、ロットナンバーからウエハ情報データベ
ース16の中の膜形成処理前の重量の情報を取り出し、
それを測定した膜形成処理後の重量から差し引いて増加
した重量を得る。ついで、形成した膜質の情報から膜厚
・重量比データベース15の中の膜質に対応した膜厚・
重量比を取り出し、この膜厚・重量比と先ほどの増加し
た重量を乗算して膜厚を算出し、上位計算機3に伝送
(報告)する。その後、操作者は、膜厚測定装置100
にある膜形成処理後のカセット4bを搬出する。
【0027】膜形成処理前の半導体ウエハ5の情報(ロ
ットナンバーと測定した重量)を記録するウエハ情報デ
ータベース16を膜厚測定装置100に設けたため、膜
厚の測定対象である半導体ウエハ5を膜形成処理前と膜
形成処理後に重量を測定して、自動的に形成した膜の重
量を測定できる。また、膜質と膜厚・重量比の情報から
なる膜厚・重量比データベース15を設けたため、形成
した膜の情報(膜質)から膜厚・重量比データベース1
5より膜厚・重量比を取り出し、これと形成した膜の重
量から自動的に形成した膜厚を算出することができると
いう効果を奏する。
【0028】つまり、膜形成処理前の半導体ウエハ5の
ロットナンバーと重量を記録するウエハ情報データベー
ス16を設け、膜形成処理前に測定したデータを記録す
る。膜形成処理後の半導体ウエハ5の重量を測定すれば
ウエハ情報データベース16から膜形成処理前の同じ半
導体ウエハ5の情報を検索し、膜形成処理前の重量を取
り出し、膜形成処理後の重量との差を取り、形成した膜
の重量を算出する。さらに、膜質と膜厚・重量比の情報
からなる膜厚・重量比データベース16を設け、形成し
た膜の情報から膜厚・重量比データベース16より膜厚
・重量比を取り出し、これと形成した膜の重量から形成
した膜厚を算出する。
【0029】この発明の実施例1は、前述したように、
半導体ウエハ5の膜厚測定を自動化し、処理枚数や膜厚
の種類に影響されることなく、正確かつ効率的に膜厚を
測定する膜厚測定装置100を得ることを目的とする。
膜厚測定装置100は、測定部13により膜形成処理前
に半導体ウエハ5の重量を測定し、ウエハ情報データベ
ース16に記録する。ついで、膜形成処理後に再び測定
部13により半導体ウエハ5の重量を測定し、ウエハ情
報データベース16から膜形成処理前の重量の情報を取
り出し、それと測定した結果から増加した重量を得る。
ついで、膜質の情報から膜厚・重量比データベース15
から膜厚・重量比を取り出し、これと増加した重量から
半導体ウエハの膜厚を算出する。
【0030】実施例2.この発明の実施例2の構成につ
いて図3を参照しながら説明する。図3は、この発明の
実施例2の構成を示す図であり、実施例1で示した膜厚
測定装置100を用いて半導体ウエハ5の膜厚を自動的
に測定する半導体ウエハの膜厚自動測定方式を示すもの
である。
【0031】図3において、100は実施例1で示した
膜厚測定装置、2は膜形成処理装置、3は半導体ウエハ
の膜厚自動測定システムを全体的に制御する上位計算
機、4は半導体ウエハ5を格納したカセット、6a,6
b,6c及び6dはカセット4を搬送する搬送ロボット
である。
【0032】次に、この発明の実施例2の動作について
説明する。図3において、いまカセット4には膜形成処
理によって形成される膜厚の測定対象である膜形成処理
前の半導体ウエハ5が格納されている。このカセット4
は、上位計算機3から無線により指示を受けた搬送ロボ
ット6aによって自動的に膜厚測定装置100へ搬送さ
れ、同時に上位計算機3は測定対象の半導体ウエハ5の
ロットナンバーと膜形成処理前であるという情報を膜厚
測定装置100に送信する。
【0033】つづいて、膜厚測定装置100は半導体ウ
エハ5の重量を測定する。また、カセット4は、上位計
算機3から無線で指示を受けた搬送ロボット6bによっ
て膜厚測定装置100から膜形成処理装置2に搬送さ
れ、半導体ウエハ5に膜形成処理が施される。その後、
カセット4は、上位計算機3から無線で指示を受けた搬
送ロボット6cによって再び膜厚測定装置100へ搬送
され、同時に上位計算機3は測定対象の半導体ウエハ5
のロットナンバーと膜形成処理後であるという情報そし
て形成した膜質の情報を膜厚測定装置100へ送信す
る。
【0034】そして、膜厚測定装置100は上述した実
施例1で説明した手順により膜厚を算出し、上位計算機
3は半導体ウエハ5の膜厚の情報を受け取る。その後、
カセット4は、上位計算機3から無線で指示を受けた搬
送ロボット6dによって搬出される。
【0035】なお、実施例2では搬送ロボットを4台だ
け使用したが、4台以上の多数の搬送ロボットを使用し
てもよいし、1台の搬送ロボットだけでもよい。また、
上位計算機3からの無線により搬送ロボットを制御して
いたが、有線でもよい。
【0036】膜形成処理前の半導体ウエハ5が格納され
たカセット4の膜厚測定装置100への搬送、同時に情
報の送信、重量測定後のカセット4の膜形成処理装置2
への搬送、膜形成処理後のカセット4の膜厚測定装置1
00への搬送、同時に情報の送信、これらを自動的に行
う上位計算機3を用いることによって、半導体ウエハ5
に形成した膜厚の情報を自動的に上位計算機3に報告さ
れる。
【0037】この発明の実施例2に係る半導体ウエハ5
の膜厚を自動的に測定する方法においては、膜厚測定装
置100に膜形成処理前の半導体ウエハ5が格納された
カセット4を搬送ロボット6aにより搬送し、同時に膜
形成処理前であるという情報と膜厚を測定する半導体ウ
エハ5のロットナンバーを送信し、半導体ウエハ5の重
量測定後、カセット4を膜形成処理装置2まで搬送ロボ
ット6bにより搬送し、膜形成処理後に再びカセット4
を膜厚測定装置100へ搬送ロボット6cにより搬送
し、同時に膜形成処理後であるという情報と膜厚を測定
するロットナンバーそして形成した膜質の情報を送信
し、形成した膜厚を演算で求めてその膜厚情報を上位計
算機3へ報告するものである。
【0038】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る膜厚測定装置
は、以上説明したとおり、膜形成処理前・後の半導体ウ
エハの重量を密閉した空間で自動的に測定する測定手段
と、前記半導体ウエハのロットナンバー及び前記膜形成
処理前の半導体ウエハの重量を記憶するウエハ情報デー
タベースと、膜質に対応した膜厚・重量比を記憶する膜
厚・重量比データベースと、前記膜形成処理前・後の半
導体ウエハの重量及び前記膜質に対応した膜厚・重量比
に基づいて前記半導体ウエハの膜厚を演算する制御手段
とを備えたので、半導体ウエハの膜厚測定を自動化で
き、処理枚数や膜厚の種類に影響されることなく、正確
かつ効率的に膜厚を測定することができるという効果を
奏する。
【0039】この発明の請求項2に係る膜厚測定方法
は、以上説明したとおり、搬送ロボットにより半導体ウ
エハが格納されたカセットを測定手段まで運ぶ搬送ステ
ップと、前記測定手段により膜形成処理前・後の半導体
ウエハの重量を密閉した空間で自動的に測定する測定ス
テップと、制御手段によりウエハ情報データベースに記
憶された前記半導体ウエハのロットナンバー及び前記膜
形成処理前の半導体ウエハの重量、膜厚・重量比データ
ベースに記憶された膜質に対応した膜厚・重量比、並び
に前記膜形成処理後の半導体ウエハの重量に基づいて前
記半導体ウエハの膜厚を演算する演算ステップとを含む
ので、半導体ウエハの膜厚測定を自動化でき、処理枚数
や膜厚の種類に影響されることなく、正確かつ効率的に
膜厚を測定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る膜厚測定装置を示す
図である。
【図2】この発明の実施例1に係る膜厚測定装置を関連
する装置と共に示す図である。
【図3】この発明の実施例2に係る膜厚測定方法を示す
図である。
【図4】従来の膜厚測定方法を示す図である。
【符号の説明】
2 膜形成処理装置 3 上位計算機 4、4a、4b カセット 5 半導体ウエハ 6a、6b、6c、6d 搬送ロボット 10 ひょう皿 11 搬送ロボット 12 シャッター 13 測定部 14 制御部 15 膜厚・重量比データベース 16 ウエハ情報データベース 100 膜厚測定装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜形成処理前・後の半導体ウエハの重量
    を密閉した空間で自動的に測定する測定手段、前記半導
    体ウエハのロットナンバー及び前記膜形成処理前の半導
    体ウエハの重量を記憶するウエハ情報データベース、膜
    質に対応した膜厚・重量比を記憶する膜厚・重量比デー
    タベース、並びに前記膜形成処理前・後の半導体ウエハ
    の重量及び前記膜質に対応した膜厚・重量比に基づいて
    前記半導体ウエハの膜厚を演算する制御手段を備えたこ
    とを特徴とする膜厚測定装置。
  2. 【請求項2】 搬送ロボットにより半導体ウエハが格納
    されたカセットを測定手段まで運ぶ搬送ステップ、前記
    測定手段により膜形成処理前・後の半導体ウエハの重量
    を密閉した空間で自動的に測定する測定ステップ、並び
    に制御手段によりウエハ情報データベースに記憶された
    前記半導体ウエハのロットナンバー及び前記膜形成処理
    前の半導体ウエハの重量、膜厚・重量比データベースに
    記憶された膜質に対応した膜厚・重量比、並びに前記膜
    形成処理後の半導体ウエハの重量に基づいて前記半導体
    ウエハの膜厚を演算する演算ステップを含むことを特徴
    とする膜厚測定方法。
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Cited By (2)

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