JPH06215887A - 高輝度放電ランプ用給電回路および方法 - Google Patents

高輝度放電ランプ用給電回路および方法

Info

Publication number
JPH06215887A
JPH06215887A JP5273935A JP27393593A JPH06215887A JP H06215887 A JPH06215887 A JP H06215887A JP 5273935 A JP5273935 A JP 5273935A JP 27393593 A JP27393593 A JP 27393593A JP H06215887 A JPH06215887 A JP H06215887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
current
signal
error signal
bus voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5273935A
Other languages
English (en)
Inventor
Louis R Nerone
ルイス・ロバート・ネロン
David J Kachmarik
デイビッド・ジョセフ・カクマリク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH06215887A publication Critical patent/JPH06215887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/36Controlling
    • H05B41/38Controlling the intensity of light
    • H05B41/39Controlling the intensity of light continuously
    • H05B41/392Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2881Load circuits; Control thereof
    • H05B41/2882Load circuits; Control thereof the control resulting from an action on the static converter
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2881Load circuits; Control thereof
    • H05B41/2882Load circuits; Control thereof the control resulting from an action on the static converter
    • H05B41/2883Load circuits; Control thereof the control resulting from an action on the static converter the controlled element being a DC/AC converter in the final stage, e.g. by harmonic mode starting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S315/00Electric lamp and discharge devices: systems
    • Y10S315/07Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高輝度放電ランプ用給電回路および方法にお
いてランプの老化等によるランプインピーダンスの変動
を補償してほぼ一定のランプ電力を得る。 【構成】 直流母線電圧供給回路304、ならびに第一
および第二の帰還制御回路を含む。第一の帰還制御回路
302は、ピークランプ電流に比例する動的信号とピー
クランプ電流に対する設定値信号との差に比例する第一
の誤差信号に応動して、該誤差信号を最小にするように
母線電流供給導線上の母線電圧を調整する。第二の帰還
制御回路308は、平均母線電流に比例する動的信号と
動的設定値信号との差に比例する第二の誤差信号に応動
して、該誤差信号を最小にするようにランプを駆動し
て、ランプの電力を調整する。動的設定値信号は調整母
線電圧に比例する動的信号とランプ電力に関する設定値
信号との差に比例する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高輝度放電ランプのため
の電源の分野に関するものであり、更に詳しくは、ラン
プに供給される電圧または電流を調整するために帰還制
御を使用する電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧ナトリウムランプ(HPSL:hi
gh pressure sodium lamp)は
高輝度放電ランプの一例であり、他の例としては石英水
銀灯等がある。高圧ナトリウムランプは、特に投光照明
および道路照明のような戸外の照明用途のため、多年広
く使用されてきた。高圧ナトリウムランプの一つの問題
は、ランプの老化により通常ランプのインピーダンスが
かなり大きくドリフトすることである。このようなイン
ピーダンスのドリフトは、ナトリウムを収容するアーク
管内に活性ランプ素子のナトリウムが気体として放出さ
れるような要因によるものである。インピーダンス値の
ドリフトは上向きであり、ランプを使用するにつれて、
ますます大きな電力が必要となり、ついには、その電源
回路の容量を超え、ランプが故障することになる。
【0003】ランプ毎のインピーダンスの変動も通常の
製造の許容差から生じる。たとえば、同じランプ駆動電
圧を使用した場合、このようなインピーダンス変動によ
り、ランプ毎にルーメン出力と放出される光の波長スペ
クトル(すなわち、発生される光の色)の両方が変動す
る。ランプが同じであっても、線路電圧の変化によっ
て、ランプ特性の同様の変動が生じ得る。
【0004】上記の問題を軽減する一つの手法は、米国
特許第4,928,038号に開示されている。この米
国特許では、電力スイッチが用いられる。この電力スイ
ッチがオンすなわち導通しているとき、直流母線電圧す
なわちコンプライアンス電圧がランプとドライバまたは
安定器のインダクタとの直列組み合わせの両端間に印加
される。スイッチがオフすなわち導通していないとき、
ランプは母線電圧から隔離され、以後、ランプ電流はド
ライバのインダクタのインピーダンスおよびランプの内
部インピーダンスによって制御される。電力スイッチを
通る平均電流が測定される。帰還ループでは、平均スイ
ッチ電流と電流設定値との差を本質的に表す「誤差」信
号が作成される。次に、誤差信号を使用することによ
り、誤差信号を最小にするように電力スイッチのオン−
オフ動作が制御される。設定値自体は動的であってもよ
く、また交流電源の線路電圧の変動によって生じる直流
母線電圧の変動に応じて定めてもよい。
【0005】上記米国特許第4,928,038号の手
法では、高圧ナトリウムランプに給電するための従来の
回路に比べて、特に交流線路電圧のかなりの変動を補償
する点で明確な利点が得られた。しかし、ランプ性能が
更に改善されることが望ましい。特に、ランプ毎の、ま
たはランプの老化によるランプインピーダンスのかなり
の変化を補償する能力が更に改善されることが望まし
い。
【0006】更に、再現可能な色出力が得られるように
高輝度放電ランプに一定振幅の駆動電流を供給すること
が望ましい。
【0007】
【発明の概要】したがって本発明の一つの目的は、ラン
プのインピーダンス値がかなり変化してもランプに所望
のパワーレベルを達成するように高輝度放電ランプに給
電するための帰還制御回路および方法を提供することで
ある。本発明のもう一つの目的は、ランプに対する駆動
電流をほぼ一定の振幅にする上記の型の帰還制御回路お
よび方法を提供することである。
【0008】更にもう一つの目的は低コストの、容易に
入手できる回路構成要素で具体化することができる上記
の型の回路および方法を提供することである。上記の目
的は、本発明による、高輝度放電ランプに給電するため
の回路および方法によって実現される。この回路は、直
流母線電圧を供給するための手段、ならびに第一および
第二の帰還制御手段を含む。第一の帰還制御手段は、第
一の誤差信号に応動して、第一の誤差信号を最小にする
ように母線電流供給導線上の母線電圧を調整する。第一
の誤差信号は、(1)ピーク母線電流にほぼ比例する動
的信号と(2)ピークランプ電流に対する設定値信号と
の間の差にほぼ比例する。第二の帰還制御手段は第二の
誤差信号に応動して、第二の誤差信号を最小にするよう
に調整母線電圧でランプを駆動し、これによりランプの
電力を調整する。第二の誤差信号は、(1)平均母線電
流にほぼ比例する動的信号と(2)動的設定値信号との
間の差にほぼ比例する。動的設定値信号は、(i)調整
母線電圧にほぼ比例する動的信号と(ii)ランプ電力
に関する設定値信号との間の差にほぼ比例する。
【0009】本発明の方法は、直流母線電圧を供給する
ステップ、および第一の誤差信号に応動して第一の誤差
信号を最小にするように母線電流供給導線の母線電圧を
調整するステップを含む。第一の誤差信号は、(1)ピ
ークランプ電流にほぼ比例する動的信号と(2)ピーク
ランプ電流に対する設定値信号との間の差にほぼ比例す
る。方法は更に、第二の誤差信号に応動して第二の誤差
信号を最小にするように調整母線電圧でランプを駆動
し、これによりランプの電力を調整するステップも含
む。第二の誤差信号は、(1)平均母線電流にほぼ比例
した動的信号と(2)動的設定値信号との間の差にほぼ
比例する。動的設定値信号は、(i)調整母線電圧にほ
ぼ比例する動的信号と(ii)ランプ電力に関する設定
値信号との間の差にほぼ比例する。
【0010】本発明の上記の目的および他の利点は付図
を参照した以下の説明から明らかとなる。本発明の以下
の詳細な説明では、付図を参照する。
【0011】
【実施例の記載】本発明の理解を容易にするため、ま
ず、高圧ナトリウムランプに供給される電力を調整する
ための上記米国特許第4,928,038号の従来技術
の手法について図1乃至3を参照して説明する。図1は
高圧ナトリウムランプ(HPSL:high pres
sure sodium lamp)のような高輝度放
電ランプ100に給電するための回路の簡略化された回
路図である。図示例では、リンク電圧またはコンプライ
アンス電圧としても知られる母線電圧VB として、全波
ブリッジ整流器104の直流出力電圧が用いられる。全
波ブリッジ整流器104の電流出力はIB である。整流
器104には、電源106から交流電力が供給される。
整流器104と交流電源106との間の電流経路に、標
準の電力補正回路(図示しない)を配置してもよい。母
線電圧VB と母線電流IB が供給されるランプドライバ
回路108は、後で説明するようにランプ100を適当
な電圧または電流波形で「駆動」する。これにより、ラ
ンプ電力が一定値に向かって調整される。
【0012】図2に示される帰還ループの発生する帰還
誤差信号Eによって、ランプドライバ108が制御され
る。図2で、低域フィルタ120は後で説明する電流I
S に比例する信号αIS を受ける。ここで、αは比例定
数である。低域フィルタ120は標準の加算増幅器12
2の正入力にαIS の時間平均された値を出力する。加
算増幅器122の負入力には、平均電流には対する目標
値すなわち設定値SP 1 が供給される。この設定値SP
1 は非動的(non−dynamic)であってもよ
い。加算増幅器122の出力は、増幅器124の利得G
1 によってスケーリングされて誤差信号Eを構成する。
この誤差信号Eに応動して、ランプドライバ108は平
均ランプ電力を一定値に向かって調整する。
【0013】図3は、交流電源106(図1)の線路電
圧の変動によって生じる直流母線電圧VB の変動を補償
するための図2の帰還ループに対する強化を示す。図3
の回路は図2の帰還ループで使用される設定値SP1
動的信号とする。図3に於いて、信号SP1 は標準加算
増幅器140の出力を増幅器142の利得G2 でスケー
リングしたものである。加算増幅器140の正入力は非
動的設定値SP2 であり、加算増幅器140の負入力は
母線電圧VB を増幅器144の利得G3 でスケーリング
したものである。
【0014】ランプドライバ108(図1)の詳細が図
4に示されている。後で明らかになるように、図4の回
路は素子の発明的な組み合わせの一部を含み得る。この
ため、図4およびこれに対応する図5および図6は従来
技術とは云えない。図4に示すように、ゲート制御回路
200は誤差信号Eを受けて、ランプドライバ108の
電力用電界効果トランジスタ(FET:field−e
ffecttransistor)等の電力スイッチ2
02のオン(導電)およびオフ(非導電)状態を制御す
る。ランプ電流IL が最初零であるとすれば、電力スイ
ッチ202をオンにすることにより、ランプ100の下
側端子が抵抗Rを介して接地される。そして、インダク
タLの初期電圧が零であるので、全母線電圧VB がラン
プの両端子間に印加される。ダイオードDは最初、非導
電状態になっている。スイッチ202をターンオフする
と、ダイオードDはランプ電流IL を通し、その後この
ランプ電流IL はインダクタLを通って減衰する。ダイ
オードDが非導電状態になっているときは、電力スイッ
チ202の電流、すなわち電流IS は母線電流IB と共
通、すなわち母線電流IB と同じである。スイッチ20
2がオフで、ダイオードDが導電状態にあるとき、電力
スイッチ202の電流、すなわち電流IS と母線電流I
B はともに零である。したがって図示された回路では、
スイッチ電流IS と母線電流IB は同じである。
【0015】スイッチ電流IS (したがって母線電流I
B )は抵抗Rにより測定される。この抵抗Rを通って、
スイッチ電流IS が流れる。既知の関係V=IRによ
り、抵抗Rの上側端子に印加される電圧VR はスイッチ
電流IS に比例する。電圧VRは、図2の低域フィルタ
120に印加される信号αIS である。ゲート制御回路
200(図4)はスイッチ202のオン−オフ動作を制
御することにより、図5に示される電流波形を作成す
る。図5で、実線の曲線はスイッチ電流IS を表す。そ
して実線の曲線には、一定のデューティサイクル周期T
内のN個の台形パルスの列220、およびその後に続く
次のデューティサイクル周期TのN個のパルスの列22
2が含まれている。時間軸の下に、スイッチ202に対
するオン−オフのタイミングサイクルが示されている。
【0016】パルス列220の最初の二つのパルスが図
6に示されている。図6に示されているように、スイッ
チ202がターンオンしたとき、パルス列220の最初
のパルスが零から予め設定された最大値に上昇する(曲
線240)。その間、スイッチ電流はランプ電流IL
共通、すなわちランプ電流IL と同じである。最大電流
値に達したとき、スイッチ202がターンオフし、スイ
ッチ電流IS が急速に零に低下する(曲線242)。し
かし、ランプ電流IL はダイオードDを介してインダク
タL(図4)を通って減衰し、やはり「IL 」と表され
た傾斜する破線の曲線244に従う。スイッチ202が
再びターンオンすると、スイッチ電流I S は曲線246
に沿って急速に上昇した後、そのとき共通のランプ電流
L と一緒に、曲線248に沿って最大値まで上昇す
る。スイッチ202がこのように循環的に動作すること
により、N個のパルスの列220が作成される。
【0017】図5には次のパルス列222が示されてい
る。これもN個であるが、第一のパルス列220の期間
1 より短い期間W2 に生じる。期間W2 が短くなって
いるのは、パルス列220の間に比べてパルス列222
の間はスイッチ202がより高い周波数でスイッチング
されていることによる。期間W1 、W2 等の長さはラン
プを駆動するための一定周期(T)のデューティサイク
ルの活性部分を構成するので、このような期間W1 、W
2 等の長さを調整することによりランプの平均電流が調
整される。
【0018】図4のランプドライバ108、特にその中
のゲート制御回路200の詳細は上記米国特許第4,9
28,038号に、特にその特許の図3に関して説明さ
れている。 〔米国特許第4,928,038号の帰還ループの数学
的解析〕再び図4を参照して説明する。電力スイッチ2
02のオン−オフ動作を制御するために、これまで説明
してきたように一定値に向けてのランプ電力の調整が行
われる。したがって、本出願の用語を使えば、上記米国
特許第4,928,038号(たとえば、その欄3−
4)には、ランプ電力が本質的に直流母線電圧VBとス
イッチ電流IS (図4)との数学的積に比例するという
ことが開示されている。直流母線電圧VB は、数学的解
析のため一定と仮定されている。これは数学的に次式の
ように表すことができる。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、PL はランプ電力、αは比例定
数、VB は母線電圧、そしてAVE.IS はスイッチ2
02(図4)に流れる平均電流である。式1によれば、
一定値に向かって平均スイッチ電流IS (または共通母
線電流IB )を調整することにより、ランプ電力が一定
になる傾向がある。しかし、上記米国特許第4,92
8,038号の手法はランプ性能に明確な改善をもたら
したが、より一層の改善が望ましいことが見出された。
たとえば本発明では、高圧ナトリウムランプのようなラ
ンプの時間とともに増大するインピーダンスをより充分
に補償するようなやり方でランプ電力が調整される。
【0021】本発明に従って、図7乃至8は高圧ナトリ
ウムランプのような高輝度放電ランプ300の電力を調
整するための回路を示す。全波ブリッジ整流器304に
より、交流電源306からの交流電圧が直流電圧に変換
されて、整流器の「+」と「−」の出力端子の間に現れ
る。従来技術の図1と異なり、整流器304の直流出力
とランプドライバ308との間に、母線電圧VB の調整
器320が挿入される。このVB 調整器320は母線電
流IB を供給し、母線電圧VB の値を調整し、これによ
り後で示すようにランプ電流のピーク値を調整する。高
圧ナトリウムランプの場合、ほぼ一様なランプ色が非常
に望ましく、この一様さを達成するためにピークランプ
電流が重要な役割を果たすことが知られている。したが
って、この電流値の調整によって、高圧ナトリウムラン
プのランプ色が強い影響を受ける。更に、VB 調整器3
20は誤差信号E1 によって帰還制御される。誤差信号
1 はランプドライバ308に供給される誤差信号E2
とは別の信号である。 図8は誤差信号E1 を発生する
ための帰還ループを示す。ループの始まりはランプ電流
L である。電流−電圧変換器330には、図10に示
される変圧器400が含まれている。変圧器400の一
次巻線にはランプ電流IL が流れ、変圧器400の二次
巻線には電流αIL が流れる。ここで、αは変圧器の二
次巻線対一次巻線の巻数比の比例定数を示す。電流−電
圧変換器330は変換利得H2 で出力を発生する。この
変換利得H2 には、上記の巻線の巻数比が含まれてい
る。変換器330の出力は更に増幅器332の利得H1
によってスケーリングされた後、ピーク保持回路334
に達する。線336上のピーク保持回路の出力は、ラン
プ電流IL のピーク値に比例する。標準の加算増幅器3
38で、線336上のピーク保持回路の出力から設定値
SP1 が減算され、加算増幅器の出力として誤差信号E
1 が得られる。
【0022】誤差信号E1 に応動するVB 調整器320
(図7)が図10に更に詳しく示されている。図10に
示されているように、VB 調整器320は標準のML4
813CP集積回路(IC:integrated c
ircuit)402を使用することができる。以下の
説明では、これを使用しているものとする。IC402
として上記のものが使用される場合、図8の帰還ループ
の加算増幅器338はICの内部にある。したがって、
IC402のピン8(P8)は図8に示される線336
に対応し、IC402のピン7(P7)は加算増幅器3
38の負入力(図8)に対応する。設定値SP1 は基準
電圧Vr によってIC402のピン7に都合よく与えら
れる。基準電圧Vr は非動的であってもよい。IC40
2には更に標準の力率制御(power factor
control)回路404も含まれている。力率制
御回路404は誤差信号E1 に応動し、その出力は変形
された誤差信号を表す。この変形された誤差信号は、電
力スイッチ414のデューティサイクル、すなわちオン
−オフ動作を制御するために使用される。このようにし
て、0.99の力率制御が達成された。
【0023】変圧器406を通って流れる二次電流は調
整母線電圧(regulatedbus voltag
e)REG.VB を間接的に示す。変圧器406の二次
電流は調整母線電圧REG.VB にほぼ比例する。その
理由は、スイッチ414がオフであるときにダイオード
412および変圧器406を介してコンデンサ410に
「ポンプ」入力される電荷量によって、コンデンサ41
0上の調整母線電圧REG.VB の値が決まるからであ
る。したがって、ピン12(P12)上のIC402の
出力によって決められる、スイッチ414のオン−オフ
動作のタイミングによって、調整母線電圧REG.VB
の値が制御される。コンデンサ410、ダイオード41
2、およびスイッチ414は共同して、標準の構成のバ
ックブースト(buck−boost)回路416を構
成する。バックブースト回路416は必要に応じて、調
整母線電圧REG.VB を調整し、必要であれば、RE
G.VB を整流器304(図3A)から供給される直流
母線電圧より上に上げる。
【0024】VB 調整器320は、後段のランプドライ
バ308の動作周波数とは対照的にほぼ一定である調整
母線電圧REG.VB を供給する。後で述べるように、
調整母線電圧REG.VB を供給することにより、ラン
プ300を駆動するために使用される電流の振幅がほぼ
一定となる。高圧ナトリウムランプでは、これによりラ
ンプ300が一貫して所望の色スペクトルを示す。更に
B 調整器320は、交流電源306の線路電圧のかな
りの変化を補償する。
【0025】図9は、図7のランプドライバ308が応
動する誤差信号E2 を発生するために使用される帰還ル
ープを示す。図9で標準加算増幅器350は、電流−電
圧変換器330’への入力として信号IB ’を受ける帰
還枝路から負入力を受ける。信号IB ’の平均値は少な
くとも平均母線電流IB を近似する。変換器330’の
出力は、信号IB ’を変換器の変換利得H2 でスケーリ
ングしたものを表す。次に、低域フィルタ351は変換
器330’の出力を平均する。これにより、加算増幅器
350の負入力に平均値が与えられる。
【0026】一例として、電流−電圧変換器330’が
受ける信号IB ’は母線電流IB であってもよい。図4
の実施例では、母線電流IB はスイッチ電流IS と共通
である。信号IB ’はランプ電流IL であってもよい。
ランプ電流IL の平均値は母線電流IB の平均値を近似
する。ランプ電流IL が変換器330’に入力される場
合、図8の変換器330と変換器330’は同じものに
することができる。
【0027】増幅器352の入力は、調整母線電圧RE
G.VB にほぼ比例し、変圧器406(図10)からの
二次巻線電流で構成してもよい。上記のように、変圧器
406からの二次巻線電流は調整母線電圧REG.VB
を間接的に示す。変圧器406の二次巻線電流はほぼ
(NS /NP )(REG.VB )に比例する。ここで、
REG.VB は調整母線電圧であり、NS /NP は変圧
器406の二次対一次の巻数比である。増幅器352
は、演算増幅器(図示しない)の負入力に接続された入
力抵抗(図示しない)を介して変圧器406から入力電
流を受けるように構成することが好ましい。このとき、
演算増幅器の入力は帰還抵抗(図示しない)を介して増
幅器の出力に接続される。このとき、増幅器352の利
得mは帰還抵抗対入力抵抗の比である。このとき、この
ような演算増幅器の正入力は、後で述べるように、MC
34066Pチップを含むIC470のピン5および1
5(図示しない)に接続してもよい。増幅器352の出
力は(REG.VB )(NS /NP )mである。ここ
で、mは増幅器352の利得である。このような出力は
負入力として標準加算増幅器354に印加される。
【0028】増幅器354の正入力は設定値SP2 であ
る。設定値SP2 は非動的であってもよい。設定値SP
2 の値はここではKと呼ばれ、非動的であってもよい。
加算増幅器354の出力は増幅器356の利得aによっ
てスケーリングされて、動的設定値SP3 が得られる。
この動的設定値SP3 は正入力として加算増幅器350
に印加される。増幅器350の出力は誤差信号E2 であ
る。増幅器350の正入力と負入力との間には通常、い
わゆるオフセット電圧VO が存在する。オフセット電圧
O の値は正であるかも知れないし、負であるかも知れ
ない。図9の帰還ループの両方の設定値SP2 およびS
3 はランプ電力に著しく影響する。
【0029】〔本発明の帰還ループの数学的解析〕図8
および9に示された帰還ループの数学的解析はたとえ
ば、ランプの長寿命に対する望ましい特性である、ラン
プ300(図7)のインピーダンスZL のかなりの変化
を補償できる能力を示す。図9の帰還ループを参照して
説明する。設定値SP3 は次のように、増幅器352の
入力信号およびSP3 を生じる次の演算で表すことがで
きる。
【0030】
【数2】 SP3 =[K−(REG.VB )(NS /NP )m]a (式2) ここで、Kは設定値SP2 、(REG.VB )(NS
P )mは上記の増幅器352の出力、そしてaは増幅
器356の利得である。式2で定義されたSP3 を用い
て、平均ランプ電流AVE.IL は図9の帰還ループか
ら次のように表すことができる。
【0031】
【数3】 AVE.IL =(SP3 +VO )/H2 (式3) ここで、AVE.IL は平均ランプ電流、H2 は電流−
電圧変換器330’(図9)の変換利得、そしてVO
上記の加算増幅器350のオフセット電圧である。
【0032】ランプ300(図7)の電力は次式を満足
するものとする。
【0033】
【数4】 PL =(AVE.IL )(REG.VB ) (式4) ここで、PL はランプの電力、AVE.IL は平均ラン
プ電流IL 、そしてREG.VB は調整母線電圧であ
る。更に一般的に、式3および4の平均ランプ電流AV
E.IL はAVE.IB ’で置き換えることができる。
ここで、AVE.IB ’は少なくとも母線電流IBの平
均値を近似する。
【0034】AVG.IL の項を消去するために式3と
式4を組み合わせると、次式が得られる。
【0035】
【数5】 PL =[(SP3 +VO )/H2 ](REG.VB ) (式5) 調整母線電圧REG.VB は次のように表すことができ
る。
【0036】
【数6】 REG.VB =(PEAK IL )[(AVE.ZL )+ZD ] (式6) ここで、PEAK IL はランプのピーク電流、AV
E.ZL はランプ300の周波数に依存するインピーダ
ンスの平均、そしてZD はランプドライバ308のイン
ピーダンスである。
【0037】ピーク電流PEAK IL は設定値SP1
(図8)から次のように定義される。
【0038】
【数7】 PEAK IL =(SP1 )/(H2 1 ) (式7) ここで、H2 は電流−電圧変換器330(図8)の利
得、そしてH1 は増幅器332(図8)の利得である。
式5、6および7を組み合わせることにより、ランプイ
ンピーダンスならびに図8および9の帰還ループのパラ
メータによるランプ電力についての次式が得られる。
【0039】
【数8】 PL =[(SP1 )/(H2 2 1 )][(AVE.ZL ) +ZD ](SP2 +VO ) (式8) 式2、6および7を組み合わせることにより、図8およ
び図9の帰還回路のパラメータによる動的設定値SP3
(図10)が次のように得られる。
【0040】
【数9】 SP3 ={K−[(SP1 )/(H2 1 )][(AVE.ZL ) +ZD ]m(NS /NP )}a (式9) ここで、すべての項は式2−7について上記のように定
義されたものである。式9は、動的設定値SP3 が図8
および図9の帰還回路のパラメータに依存するというこ
とを示している。図8および図9の帰還回路のパラメー
タは通常、一定である。ドライバのインピーダンスZD
も通常、一定である。また、ランプのインピーダンスZ
L は高圧ナトリウムランプの老化すなわち時間の経過に
つれてかなり変化する。設定値SP3 はランプのインピ
ーダンスの変化につれて変化するので、本発明はランプ
のインピーダンスのかなりの変化を補償する。図12は
これをグラフに示している。
【0041】図12で、実線の曲線500は電力(ワッ
ト)とランプのインピーダンスZL(オーム)との関係
をプロットしたものである。高圧ナトリウムランプの老
化とともに、そのインピーダンスZL がかなり大きくな
る。ランプのインピーダンスZL のかなり大きな変化を
補償することにより、本発明は502で示される丸みの
ある軌道を実現する。これにより、ランプに給電する回
路がより長く所要電力を供給してランプを動作させるこ
とができる。ランプインピーダンスZL の大きな増大を
補償しなければ、ランプ電力対インピーダンスの曲線は
破線曲線504の連続軌道となり、ランプ電源回路が所
要電力を供給してランプを動作させることができなくな
るのが早くなる。
【0042】前の解析に従って得られた誤差信号E2
ランプドライバ308(図7)に印加される。ランプド
ライバ308は、図5および6の対応する電流波形を参
照して図4について前に説明した形式を取ることができ
る。ランプドライバ308の好ましい代替実施例が図1
0に示されている。図10では、ランプドライバ308
は一対のスイッチ450および452で構成される。ス
イッチ450および452のオン−オフ動作は相補的で
あるので、スイッチ452がオフの間、スイッチ450
はオンであり、スイッチ450がオフの間、スイッチ4
52はオンである。ランプ電圧VL およびランプ電流I
L が図11に示されている。ランプ電圧VL が最初零で
ある場合、スイツチ450をターンオンすると、共振イ
ンダクタ454、ランプ300、および共振コンデンサ
456の直列組み合わせの両端間に、調整母線電圧RE
G.VB が印加される。このとき、ランプ電流検知変圧
器400の低いインピーダンスは無視している。このと
きランプは消えているので、図11の迅速に上昇する曲
線480で表されるように、調整母線電圧REG.VB
全体がランプ両端間に現れる。ランプ電圧VL のこのよ
うな急な上昇により、ランプが再点弧する。これによ
り、電流経路の主要な誘導素子および容量素子によって
主として決まる共振周波数を持つランプ電流が流れ始め
る。電流経路の主要な誘導素子および容量素子とは、共
振インダクタ454、ならびに並列接続された共振コン
デンサ456および458である。
【0043】共振ランプ電流IL によって、ランプ電圧
L が2(REG.VB )に向かって共振し、やがてR
EG.VB とダイオード460および462の一方のダ
イオードの両端間の電圧降下との和にクランプされる。
この点は、ランプ電流(曲線482)がその最大値に達
するπ/2ラジアン、すなわち共振サイクルの1/4に
対応する。この点で、サイクルの共振部分が終了する。
ランプ電圧VL はダイオード460および462の一方
によりクランプされ、インダクタ454に蓄積されたエ
ネルギーは指数関数的な減衰として母線に放電される。
ランプ電流ILが零に減衰すれば、スイッチ450をタ
ーンオフすることができる。このとき、ランプドライバ
308は逆方向にサイクルを開始する準備ができてい
る。ダイオード460と462の間の共通節点465が
調整母線電圧REG.VB の値に達するからである。
「不感時間」の長さは、誤差信号E2 、ならびに後で説
明するスイッチ450および452のオン−オフ動作を
制御するための感応回路によって決まる。
【0044】コンデンサ465、458の一方の調整母
線電圧REG.VB とダイオード460および462の
一方の両端間の電圧降下との和に節点465の電圧が設
定された状態で、スイッチ452をターンオンすること
ができる。前のサイクルと同様に、ランプ300の両端
間にREG.VB 全体が印加され、ランプ300が再点
弧する。再点弧すると、ランプ電流はスイッチ450を
通る上記の電流と逆方向に振動し始める。この時間の
間、ランプ電圧VL は調整母線電圧の負の値である−R
EG.VB に向かって下方に共振し始め、やがてダイオ
ード460および462の一方の両端間の負の電圧にク
ランプされる。この点で、強制電流はその最大の負の値
となる。前と同様、過程は同じであり、電流の方向だけ
が変わっている。IC470として標準のMC3406
6Pチップを使用した場合、そのピン3(P3)で受け
る誤差信号E2 に応動して図11の波形が得られるよう
に、スイッチ450および452は動作する。以下の説
明では、IC470として標準のMC34066Pチッ
プを使用するものと仮定する。スイッチ450および4
52のこのような動作により、誤差信号E2 は変圧器4
72の一次巻線471の信号の周波数を制御する。一次
巻線471はIC470の出力ピン12および14(P
12およびP14)に接続され、図に示されるような極
性になっている。変圧器472の二次巻線474は、ス
イッチ450のオン−オフ動作を制御するように、極性
が定められて、接続されている。スイッチ450はFE
Tとすることができる。スイッチ450がFETである
場合、二次巻線474はそのFETのゲート端子とソー
ス端子の間に接続される。同様に、もう一つの二次巻線
476はスイッチ452を制御するため、図示するよう
な極性で接続されている。スイッチ452もFETとす
ることができる。二次巻線474と476は逆極性であ
るので、変圧器472の一次巻線を通る正の波形は一方
のスイッチだけをターンオンさせ、一次巻線を通る負の
波形は他方のスイッチだけをターンオンさせる。ランプ
ドライバ回路308の詳細は上記米国特許出願第971
806号に記載されており、参考のためにここに引用し
ている。
【0045】95ワットの高圧ナトリウムランプ300
の場合の図10の可能な一つの回路例では、次の素子値
を使用する。すなわち、ダイオード412と直列な変圧
器406のインダクタンスが172マイクロヘンリー、
コンデンサ410が470マイクロファラド、変圧器4
06のNS /NP が6/45、共振インダクタ454が
500マイクロヘンリー、共振コンデンサ456、45
8が各々4マイクロファラド、IC402およびIC4
70が上記のICとする。このような値を使用した場
合、図8および9の帰還ループの可能な一つの具体例は
次のようになる。すなわち、利得H1 が5.236、利
得H2 が80.65×10-3、設定値SP 1 が5.0、
利得mが95.3×10-3、設定値SP2 (すなわち
K)が5.477、利得aが14×10-3、オフセット
電圧VO が0である。
【0046】以上の説明から明らかなように本発明は、
ほぼ一定の電力レベルを維持しつつ、ランプのインピー
ダンスのかなり大きな変動の補償を行う。本発明はま
た、ランプ電流をほぼ一定の振幅で供給し、また交流線
路電圧のかなり大きな変動の補償も可能にする。更に、
これらの特徴を、低コストで容易に入手できる回路素子
を使って達成することができる。特定の実施例を図示し
て本発明の説明を行ったが、熟練した当業者は多数の変
形および変化を考えつき得る。したがって特許請求の範
囲は、本発明の趣旨と範囲の中に入るこのような変形お
よび変化のすべてを包含するものと解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランプ電力を調整するための従来技術の電気回
路を表すブロック図である。
【図2】図1の回路に使用される帰還ループの部分のブ
ロック図である。
【図3】図1の回路に使用される帰還ループの部分のブ
ロック図である。
【図4】図1にブロック形式で示されるランプドライバ
回路を詳しく示す回路図である。
【図5】図4の回路の中の電流の波形を示す波形図であ
る。
【図6】図4の回路の中の電流の波形を示す波形図であ
る。
【図7】本発明に従ってランプに給電するための電気回
路のブロック図である。
【図8】図7の回路に使用される帰還ループの回路図で
ある。
【図9】図7の回路に使用される帰還ループの回路図で
ある。
【図10】図7にブロック形式で示される母線電圧調整
回路およびランプドライバ回路を詳しく示す回路図であ
る。
【図11】図10のランプドライバ回路からの電流およ
び電圧の波形を示す波形図である。
【図12】本発明の一実施例におけるランプ電力対ラン
プインピーダンスのグラフである。
【符号の説明】
300 高輝度放電ランプ 304 全波ブリッジ整流器 308 ランプドライバ 320 母線電圧調整器 400 ランプ電流検知変圧器 414 電力スイッチ 416 バックブースト回路 450 スイッチ 452 スイッチ 454 共振インダクタ 456 共振コンデンサ 458 共振コンデンサ 470 IC AVE.IB 平均母線電流 E1 誤差信号 E2 誤差信号 REG.VB 調整母線電圧 SP1 平均電流に対する設定値 SP2 設定値 SP3 設定値

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高輝度放電ランプに給電するための回路
    に於いて、 (a) 直流母線電圧を供給する手段、 (b) 第一の誤差信号に応動して第一の誤差信号を最
    小にするように母線電流供給導線上の母線電圧を調整す
    る第一の帰還制御手段であって、第一の誤差信号が
    (1)ピークランプ電流にほぼ比例する動的信号と
    (2)ピークランプ電流に対する設定値信号との差にほ
    ぼ比例している第一の帰還制御手段、および (c) 第二の誤差信号に応動して第二の誤差信号を最
    小にするように調整母線電圧で上記ランプを駆動して、
    これにより上記ランプの電力を調整する第二の帰還制御
    手段であって、第二の誤差信号が(1)平均母線電流に
    ほぼ比例する動的信号と(2)動的設定値信号との差に
    ほぼ比例し、動的設定値信号が(i)調整母線電圧にほ
    ぼ比例する動的信号と(ii)ランプ電力に関する設定
    値信号との差にほぼ比例している第二の帰還制御手段を
    含むことを特徴とする高輝度放電ランプ用給電回路。
  2. 【請求項2】 上記第二の帰還制御手段は、 (a) オンのとき上記ランプおよびインダクタを含む
    直列回路の両端間に調整母線電圧を印加し、オフのとき
    調整母線電圧から上記直列回路を隔離するように接続さ
    れた電力スイッチ、および (b) 第二の誤差信号を最小にするように上記電力ス
    イッチを繰り返しターンオン、ターンオフさせるスイッ
    チ制御手段を含んでいる請求項1記載の高輝度放電ラン
    プ用給電回路。
  3. 【請求項3】 上記電力スイッチを繰り返しターンオ
    ン、ターンオフさせる周波数によって、上記ランプを駆
    動するための一定周期のデューティサイクルの活性部分
    の長さが決まるように、上記第二の帰還制御手段が構成
    されている請求項2記載の高輝度放電ランプ用給電回
    路。
  4. 【請求項4】 第一の誤差信号に応動して第一の誤差信
    号を最小にするようにオン−オフ動作が制御されるスイ
    ッチをそなえたバックブースト回路が、上記第一の帰還
    制御手段に含まれている請求項1記載の高輝度放電ラン
    プ用給電回路。
  5. 【請求項5】 上記第二の帰還制御手段は、 (a) 上記ランプにそれぞれ第一および第二の互いに
    逆の方向に電流を通すように配置された第一および第二
    の電流ループ、 (b) 上記ランプを上記第一および第二の電流ループ
    に順に交互に入れるための第一および第二の電力スイッ
    チ、および (c) 第一および第二の電流ループであって、各ルー
    プはそのループの電流波形が誘導性素子および容量性素
    子の値によって主として決まる共振部分を有するように
    選定された該誘導性素子および容量性素子をそなえてい
    る第一および第二の電流ループを含んでいる請求項1記
    載の高輝度放電ランプ用給電回路。
  6. 【請求項6】 高輝度放電ランプに給電するための方法
    に於いて、 (a) 直流母線電圧を供給するステップ、 (b) 第一の誤差信号に応動して第一の誤差信号を最
    小にするように母線電圧を調整するステップであって、
    第一の誤差信号が(1)ピークランプ電流にほぼ比例す
    る動的信号と(2)ピークランプ電流に対する設定値信
    号との差にほぼ比例している母線電圧調整ステップ、お
    よび (c) 第二の誤差信号に応動して第二の誤差信号を最
    小にするように調整母線電圧で上記ランプを駆動して、
    これにより上記ランプの電力を調整するステップであっ
    て、上記第二の誤差信号が(1)平均母線電流にほぼ比
    例する動的信号と(2)動的設定値信号との差にほぼ比
    例し、動的設定値信号が(i)調整母線電圧にほぼ比例
    する動的信号と(ii)ランプ電力に関連する設定値信
    号との差にほぼ比例しているランプ駆動ステップを含む
    ことを特徴とする高輝度放電ランプ用給電方法。
  7. 【請求項7】 上記ランプ駆動ステップには、 (a) 上記ランプおよびインダクタを含む直列回路の
    両端間に調整母線電圧を印加した後、調整母線電圧から
    上記直列回路を隔離することを交互に行うステップ、お
    よび (b) 第二の誤差信号を最小にするように、上記直列
    回路への調整母線電圧の印加と調整母線電圧からの上記
    直列回路の隔離を交互に行う周波数を制御するステップ
    が含まれる請求項6記載の高輝度放電ランプ用給電方
    法。
  8. 【請求項8】 上記直列回路への調整母線電圧の印加と
    調整母線電圧からの上記直列回路の隔離を交互に行う周
    波数を制御する上記ステップによって、上記ランプを駆
    動するための一定周期のデューティサイクルの活性部分
    の周波数応答の長さが決まる請求項7記載の高輝度放電
    ランプ用給電方法。
  9. 【請求項9】 第一の誤差信号を最小にするように出力
    が調整されるバックブースト回路のオン−オフ動作を制
    御するステップが、上記調整母線電圧を発生するステッ
    プに含まれる請求項6記載の高輝度放電ランプ用給電方
    法。
  10. 【請求項10】 ピークランプ電流に対する設定値信号
    またはランプ電力に関する設定値信号が非動的である請
    求項1から5のいずれか1項記載の高輝度放電ランプ用
    給電回路、もしくは請求項6から9のいずれか1項記載
    の高輝度放電ランプ用給電方法。
  11. 【請求項11】 平均母線電流にほぼ比例する動的信号
    が上記ランプの測定電流から求められる請求項1から5
    のいずれか1項記載の高輝度放電ランプ用給電回路、も
    しくは請求項6から9のいずれか1項記載の高輝度放電
    ランプ用給電方法。
  12. 【請求項12】 上記ランプ駆動ステップには、上記ラ
    ンプにそれぞれ第一および第二の互いに逆の方向に電流
    を通すように配置された第一および第二の電流ループに
    上記ランプを順に交互に入れるステップが含まれ、第一
    および第二の電流ループの各々は、そのループの電流波
    形が誘導性素子および容量性素子の値によって主として
    決まる共振部分を有するように選定された該誘導性素子
    および容量性素子を含んでいる請求項6記載の高輝度放
    電ランプ用給電方法。
JP5273935A 1992-11-05 1993-11-02 高輝度放電ランプ用給電回路および方法 Pending JPH06215887A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US971791 1992-11-05
US07/971,791 US5357174A (en) 1992-11-05 1992-11-05 Feedback-controlled circuit and method for powering a high intensity discharge lamp

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06215887A true JPH06215887A (ja) 1994-08-05

Family

ID=25518795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5273935A Pending JPH06215887A (ja) 1992-11-05 1993-11-02 高輝度放電ランプ用給電回路および方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5357174A (ja)
EP (1) EP0596740B1 (ja)
JP (1) JPH06215887A (ja)
CA (1) CA2108419A1 (ja)
DE (1) DE69308986T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101021561B1 (ko) * 2009-06-23 2011-03-16 경남정보대학산학협력단 고압방전 램프용 인버터

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5545955A (en) * 1994-03-04 1996-08-13 International Rectifier Corporation MOS gate driver for ballast circuits
US5612597A (en) * 1994-12-29 1997-03-18 International Rectifier Corporation Oscillating driver circuit with power factor correction, electronic lamp ballast employing same and driver method
DE19507553A1 (de) * 1995-03-03 1996-09-05 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Verfahren und Schaltungsanordnung zum Betrieb einer Hochdruckentladungslampe
US5949197A (en) * 1997-06-30 1999-09-07 Everbrite, Inc. Apparatus and method for dimming a gas discharge lamp
DE10045712A1 (de) * 2000-09-15 2003-10-30 Tridonicatco Gmbh & Co Kg Elektronisches Vorschaltgerät
US20030002689A1 (en) * 2001-06-29 2003-01-02 Harris Corporation Supplemental audio content system with wireless communication for a cinema and related methods
US7355352B2 (en) * 2003-06-02 2008-04-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Circuit and method for dynamic adjustment of operation conditions of a gas discharge lamp
DE102004016945A1 (de) * 2004-04-06 2005-10-27 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH EVG mit Regelschaltung und Störgrößenaufschaltung
JP4054004B2 (ja) * 2004-04-28 2008-02-27 株式会社スカンジナビア 美容機器
US7876060B2 (en) * 2008-06-10 2011-01-25 Osram Sylvania Inc. Multi-lamps instant start electronic ballast
DE102010039430A1 (de) 2010-08-18 2012-02-23 Osram Ag Elektronisches Vorschaltgerät und Verfahren zum Betreiben mindestens einer Entladungslampe

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4928038A (en) * 1988-09-26 1990-05-22 General Electric Company Power control circuit for discharge lamp and method of operating same
EP0439864B1 (en) * 1990-01-29 1995-03-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Circuit arrangement
ES2071753T3 (es) * 1990-01-29 1995-07-01 Philips Electronics Nv Disposicion de circuito.
DE4102069A1 (de) * 1991-01-24 1992-07-30 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Schaltungsanordnung zum betrieb einer entladungslampe
US5262701A (en) * 1991-03-15 1993-11-16 U.S. Philips Corporation Circuit arrangement for operating a high pressure sodium lamp
US5128592A (en) * 1991-07-18 1992-07-07 Thomas Industries Inc. High frequency ballast for gaseous discharge lamps

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101021561B1 (ko) * 2009-06-23 2011-03-16 경남정보대학산학협력단 고압방전 램프용 인버터

Also Published As

Publication number Publication date
US5357174A (en) 1994-10-18
DE69308986T2 (de) 1997-10-09
DE69308986D1 (de) 1997-04-24
EP0596740A1 (en) 1994-05-11
EP0596740B1 (en) 1997-03-19
CA2108419A1 (en) 1994-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2968532B2 (ja) ガス放電ランプの点灯及び給電回路
JP2607766Y2 (ja) 直流電源におけるガス放電ランプの作動回路装置
US4914356A (en) Controller for gas discharge lamps
US6094017A (en) Dimming ballast and drive method for a metal halide lamp using a frequency controlled loosely coupled transformer
US6072282A (en) Frequency controlled quick and soft start gas discharge lamp ballast and method therefor
US7019468B2 (en) Electronic ballast with ignition and operation control
US4999547A (en) Ballast for high pressure sodium lamps having constant line and lamp wattage
EP1078557B1 (en) Dimming ballast and drive method for lamps using a frequency controlled, loosely-coupled transformer
US7067987B2 (en) Electronic ballast with closed loop control using composite current and voltage feedback and method thereof
JPH07220889A (ja) 電子安定器
JPH06215887A (ja) 高輝度放電ランプ用給電回路および方法
JP2001351792A (ja) セラミック・メタルハライド・ランプ用高周波数電子安定器の電力調整回路
US7592753B2 (en) Inductively-powered gas discharge lamp circuit
US20020089293A1 (en) High intensity discharge lamp magnetic/electronic
JPH04324291A (ja) ランプ作動用回路
US7525261B2 (en) Circuit arrangement for operating a high pressure discharge lamp
US5150009A (en) Glow discharge lamp
JP2005522818A (ja) ガス放電ランプ駆動方法及び装置
US6791285B2 (en) Lamp color control for dimmed high intensity discharge lamps
JP2013108981A (ja) 促進耐候性試験装置内のキセノンランプ用電源
EP0893943B1 (en) Inverter for a gas discharge lamp with stepwise variable frequencies
US5424616A (en) Modulatged high frequency discharge lamp operating circuit with IR suppression
Mascarenhas Applications of electronic circuits in lighting
JP4724909B2 (ja) Hidランプの点灯回路
EP0323452A1 (en) Solid state ballast for high intensity discharge lamps having constant line and lamp wattage

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030611