JPH06215732A - 液冷用ランプの液冷構造および冷却液案内装置 - Google Patents

液冷用ランプの液冷構造および冷却液案内装置

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JPH06215732A
JPH06215732A JP401993A JP401993A JPH06215732A JP H06215732 A JPH06215732 A JP H06215732A JP 401993 A JP401993 A JP 401993A JP 401993 A JP401993 A JP 401993A JP H06215732 A JPH06215732 A JP H06215732A
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JP
Japan
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discharge tube
cooling liquid
cooling
liquid
shaped
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JP401993A
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English (en)
Inventor
Manabu Matsuhashi
橋 学 松
Akio Ogoshi
越 明 男 大
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Orc Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Orc Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】流路を流れる冷却液の液量を少なくし、クリー
ニング部材の消費を抑えると共に、流路内の流速を早め
て冷却能力を高めることのできる液冷用ランプの液冷構
造および冷却液案内板。 【構成】U字形放電管11の基部11a,11bを支持
するベース本体12と、前記U字形放電管11を取り囲
むジャケット14とを備え、前記放電管11の基部11
a,11bを支持する位置に、冷却液の第1供給口15
aおよび第1排出口15bとを形成したU字形放電管装
置において、前記U字形放電管11に沿って冷却液の流
路20を形成する冷却液案内装置13を備え、前記冷却
液案内装置13は、前記U字形放電管11に沿って凹部
13a1 ,13b1 を形成した一対の案内板13a,1
3bと、これら案内板13a,13bを密着させる接合
手段19とを備え、前記第1供給口15aおよび第1排
出口15bに、冷却液案内装置13の流路の両端部を当
接させた液冷用ランプの冷却構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント配線用基
板、または写真製版などの露光に用いられる液冷用ラン
プ装置に係り、特にU字形、L字形等、様々な形状の放
電管を効果的に冷却できる液冷用ランプの冷却構造およ
び冷却液案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液冷構造を有するU字形放電管等
は、その放電管の回りにU字形の冷却用管を一体に形成
して装着することができないため、板硝子等を組み合わ
せ、放電管の回りに液冷通路を形成し、その通路に沿っ
て冷却液を循環させ放電管の加熱を冷却している(本願
出願人による特願平3−263691号)。
【0003】図7および図8に示すように、上記した従
来の冷却構造は、両端部が開口した筒状のベース2と、
このベース2の内部に液密に装着したベース本体3と、
前記ベース2の一方の開口端に液密に取り付けた中空の
ジャケット8と、このジャケット8の中空部に突出する
ように前記ベース本体3の中心部に立設した冷却液供給
管5と、この冷却液供給管5の上端部近傍を、U字形放
電管4の湾曲部4aが跨越するように前記ベース本体3
に液密にU字形放電管4の基端部を取り付けると共に、
前記ベース本体3に立設した複数の整流板6、7とを備
えている。
【0004】そして、前記整流板6、7は、前記冷却液
供給管5の上端部に対面する部分に開口10aを有し、
かつ前記U字形放電管4の垂直な両脚4e,4f側を取
り囲む二つの冷却用流路10を形成しており、前記冷却
液供給管5から供給した冷却液が前記二つの冷却用流路
10を流通するように前記ベース本体3およびベース2
に液路2c,2d,3c,3dを形成している。
【0005】したがって、供給管5の上部から放出され
た冷却液は、図7の矢印で示すようにU字形放電管4の
頂部近傍で二分され、整流板6、7とジャケット8で形
成する冷却用流路10内を、U字形放電管4の両直線部
分4f,4eに沿って降下する。そのため、U字形放電
管4を均等に冷却することが可能となると共に、U字形
放電管4を取り囲む冷却液の流速を高めることが可能と
なり、冷却効果を促進する等の効果を有している。
【0006】なお、ジャケット8内を循環している冷却
液は、金属等を腐食する作用を有するため、Fe等の不
純物が冷却液に混在すると、放電管の周りに付着して露
光作業に支障をきたす。したがって、冷却液を循環させ
るパイプ(図示せず)の所定位置に、冷却液のクリーニ
ング機構が備えられ、このクリーニング機構により常に
不純物を取り除いた状態で、冷却液が放電管側に供給さ
れている。また、このクリーニング機構に用いられるク
リーニング部材は、イオン樹脂交換部材や活性炭等が使
用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の超高圧
水銀灯装置は、次のような点について改良する余地が残
っていた。 整流板とジャケット内部で形成する冷却用流路は、
U字形放電管に沿って形成されているが、その冷却用流
路内を流れる冷却液が整流板とジャケットの当接あるい
は近接部分から有効な冷却流路外に流れを作るため、冷
却用流路の流速を早めて冷却能力を高めるのに限界があ
った。 U字形の放電管の近傍に設けた整流板は、冷却用流
路の断面面積が大きくなるため、冷却液の液量が大量に
必要になり、冷却液のクリーニング機構で使用されるク
リーニング部材が大量に必要になった。
【0008】この発明は、前記の問題点に鑑み創案され
たものであり、U字形放電管を両側から挟み込む冷却液
案内板を装着することで、冷却用流路を流れる冷却液の
液量を少なくし、クリーニング部材の消費を抑えると共
に、冷却流路内の流速を早めて冷却能力を高めることの
できる液冷用ランプの液冷構造および冷却液案内板を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、この発明は、「U字形放電管と、このU字形放電管
の基部を支持するベース本体と、前記U字形放電管を取
り囲むジャケットとを備え、前記ベース本体の放電管の
基部を支持する位置に、冷却液の第1供給口および第1
排出口とを形成したU字形放電管装置において、前記U
字形放電管の発光部に沿って冷却液の流路を形成する冷
却液案内装置を備え、前記冷却液案内装置は、前記U字
形放電管に沿って凹部を形成した一対の案内板と、これ
ら案内板を密着させる接合手段とを有しており、前記冷
却液の第1供給口および第1排出口に、冷却液案内装置
の流路の両端部を当接させた液冷用ランプの冷却構
造。」として構成した。
【0010】また、「前記ジャケット内でベース本体上
面に冷却液の第2供給口および第2排出口とを備える前
記液冷用ランプの冷却構造」として構成した。さらに、
「一対の案内板のそれぞれに、放電管の発光部に沿って
凹部を形成し、これら案内板を前記放電管を間に係合手
段を介して密着させると共に、各凹部を整合させ冷却液
の液路を放電管の周りに形成する液冷用ランプの冷却液
案内装置。」として構成した。
【0011】そして、「U字形放電管と、このU字形放
電管の両基部を支持するベース本体と、前記U字形放電
管を取り囲むジャケットとを有し、前記ベース本体の放
電管の両基部を支持する位置およびその間に冷却液を供
給および排出する開口部を有するU字形放電管装置にお
いて、前記U字形放電管の発光部に沿って冷却液の流路
を形成した冷却液案内装置を備え、前記冷却液案内装置
は、放電管に沿ってU字形の凹部を形成し、かつそのU
字形凹部の曲折部分から他端に連通した直線状の凹部を
形成した一対の案内板と、これら案内板を密着させる接
合手段とを有し、前記冷却液案内装置の両案内板の凹部
で形成された第1流路および第2流路の各端部を、ベー
ス本体の冷却液を供給および排出する開口部に当接した
液冷用ランプの冷却構造。」として構成した。
【0012】
【作用】この発明は上記のように構成したので以下のよ
うな作用を有している。 U字形放電管は、左右から案内板により密着される
と共に、この案内板に設けられた凹部が整合して冷却液
の流路を放電管の周りに形成するので、冷却液の流速を
早くすることができる。 ベース本体には、冷却液の第2供給口および第2排
出口を形成しているため、ジャケット内と冷却液案内装
置との間に冷却液が循環し、冷却液案内装置を冷却液が
押圧して、その冷却液案内装置の接合強度を高める。 冷却液案内装置は、一対の案内板から構成されてい
るため、U字形放電管に沿って形成でき、効率よく冷却
できる範囲内において液冷通路の断面積を小さくできる
と共に、冷却液の流速を速めることができる。
【0013】 冷却液案内装置は、その案内板に、U
字形放電管の発光部に沿ってU字形の第1流路を形成
し、かつそのU字形流路の曲折部分から他端側に連通し
た直線状の第2流路とを形成しているため、冷却液は、
U字形放電管の曲折部分から両直線部分に沿って流通さ
せることや、また、両直線部分から曲折部分に流通させ
直線状の第2流路から冷却液を排出することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1はU字形放電管の側断面を示す断面図、
図2は図1のII−II線における断面図、図3は冷却
液案内板の分解斜視図である。液冷用ランプを使用した
超高圧水銀灯装置は、U字形放電管11と、このU字形
放電管11の基部11a、11bを取り付けるベース本
体12と、前記U字形放電管11の発光部11cに沿っ
て冷却液の流路20を形成する冷却液案内装置13と、
前記冷却液案内装置11を取り囲むジャケット14と、
このジャケット14を支持すると共に前記ベース本体1
2を嵌合する支持台17とを備えている。
【0015】図3に示すように前記冷却路案内装置13
は、透明な部材、例えばパイレックスガラス等で形成さ
れ、左右対称な一対の案内板13a、13bとから構成
されている。この案内板13a,13bは、側面視野形
状がほぼL字形に形成されており、垂直部分に放電管1
1の発光部に沿って形成された凹部13a1 、13b 1
と、案内板13a、13b同志を接合するための止穴1
3a2 、13b2 が形成され、水平部分にベース本体に
螺着するための留付穴13a3 、13b3 がそれぞれ形
成されている。そして、各案内板13a,13bは、そ
の留付穴13a 3 、13b3 に、留めネジ等を介してベ
ース本体に固定される構成としている。
【0016】また,図3に示すように,U字形放電管1
1を間にして前記案内板13a,13bを密着させる接
合手段19は,ボルト19aとナット19bを使用して
いる。なお、前記留めネジおよび接合手段19は,耐腐
蝕性の強い部材で形成されることが必要であり,例えば
サスネジ等のものを使用すると都合がよい。
【0017】図1および図2で示すよに前記ベース本体
12は、U字形放電管11の基部11aを支持する位置
に形成した冷却液の第1供給口15aおよび第1排出口
15bとを備え、この第1供給口15aおよび第1排出
口15bは、ベース本体12の上面から側面に貫通する
液路15c、15dとそれぞれ連通している。また、図
2で示すようにベース本体12の上面から側面に貫通す
る液路15e,15fの一端に第2供給口16aおよび
第2排出口16bを形成している。そして、前記第1供
給口15aおよび第1排出口15bの直下には、段階的
に直径を異ならせたU字形放電管11の基部11a,1
1bの取付部分を形成している。
【0018】したがって、U字形放電管11の基部11
a,11bを、ベース本体12の取付部分に取り付け、
このU字形放電管11を間にして両案内板13a、13
bを接合手段19により密着させ、各案内板13a,1
3bの凹部13a1 、13b 1 を整合し、冷却液の流路
20をU字形放電管11の発光部11cの周りに形成す
る。そして、この流路20の断面面積は、冷却液の流れ
の速度と液量によりU字形放電管11が発光した際に支
障なく冷却できる程度に最小限に小さくすることが可能
である。
【0019】図1で示すように前記ベース本体12は,
円筒形の支持台17に液密に嵌合して底板17eにより
固定されている。そして,支持台17は、ベース本体1
7に形成された液路15c,15d,15e,15fの
他端側に連通する接続液路17a,17b,17c,1
7d(図2参照)が形成されている。また、この支持台
17は,上端周縁が鍔状に形成されており,中空なジャ
ケット14を、円盤状の取付板18等を介して液密に取
り付けている。そのため、前記冷却液案内装置13、ベ
ース本体12の第2供給口16aおよび第2排出口16
bがジャケット14内部に位置することになる。
【0020】そして、図2で示すように、ベース本体1
2の第2供給口16aから冷却液を供給し、前記ジャケ
ット14内に、冷却液を充満させ第2排出口16bから
冷却液を排出して、ジャケット14内に冷却液を循環さ
せている。そのため、前記冷却液案内装置13は、外側
から冷却液で押圧されるため、案内板13a,13bの
接合強度を高めることになる。したがって、冷却液案内
装置13により形成される流路20から冷却液が、冷却
液案内装置13外に漏れ出すことがない。また、流路2
0内を流れる冷却液の流速を高めることが可能になる。
【0021】上記した第1の実施例では、図1の矢印で
示すように、冷却液は、支持台17の接続液路17aか
らベース本体12の液路15aを介してU字形放電管の
周りに形成された流路20を流れ、液路15b、接続液
路17bから排出される。そして、流路20内の冷却液
の流速は、ポンプ(図示せず)等を操作することによ調
整することができ、さらに、流速を速くしても流路20
を形成する冷却液案内装置13は、接合手段19により
密着されていると共に、冷却液案内装置13の外側とジ
ャケット14内側とに冷却液が充満して循環しているた
め、冷却液が液路20外に漏れ出ることはない。
【0022】なお、支持台17の底板17eを外せば、
ジャケット14を外すことなくベース本体12は、U字
形放電管11および冷却液案内装置13を取り付けたま
ま取り出すことができる。また、上記実施例であ、冷却
液案内装置の接続手段19の強化のために、ジャケット
内に冷却液を循環させているが、冷却液案内装置が形成
する流路から冷却液が漏れ出なければ、空気を第2供給
口から第2排出口側に循環させる構成にしても構わな
い。
【0023】つぎに、U字形放電管の冷却構造の第2の
実施例を図4を参照して説明する。なお、この実施例で
は冷却液案内装置の構成と、冷却液用の液路をベース本
体に上面から側面貫通する液路をさらに形成し、これに
伴って支持台に接続液路をさらに形成した以外は、同じ
構成であるため説明を省略する。
【0024】図4は、冷却構造の要部を示す分解斜視図
である。冷却液案内装置23は、透明な部材、例えばガ
ラス等で形成され、左右対称な一対の案内板23a、2
3bとから構成されている。そして、案内板23a,2
3bは、側面視野形状が垂直部分と水平部分からなるほ
ぼL字形に形成されている。この案内板23a,23b
の垂直部分には、放電管21の発光部に沿って形成され
たU字形凹部23a1 、23b1 が形成され、さらに、
このU字形凹部23a1 、23b1 の曲線頂部から一端
側に連通する直線状凹部23a2 、23b 2 がそれぞれ
形成されている。また、案内板23a、23b同志を接
合するための止穴23a3 、23b3 が前記直線状凹部
23a2 、23b2 の両側に形成されている。そして、
案内板23a,23bの水平部分には、ベース本体に螺
着するための留付穴23a4 、23b4 がそれぞれ形成
されている。各案内板23a,23bは、その留付穴2
3a4 、23b4 に、留めネジ等を介してベース本体2
2に固定される構成としている。
【0025】ベース本体22は、冷却液を循環させる第
1開口部25aと第2開口部25bの間に、第3開口部
25aを形成し、この第3の開口部15aからベース本
体22の側面に貫通する液路25hを形成している。
【0026】したがって、U字形放電管21の基部21
a,21bを、ベース本体22に取り付け、このU字形
放電管21を間にして両案内板23a、23bを接合手
段29により密着させ、各案内板23a,23bの凹部
23a1 、23b1 、23a 2 、23b2 とを整合し、
冷却液の第1流路30(矢印b,cで示す)をU字形放
電管11の発光部21cの周りに形成すると共に、この
第1流路30の曲線部分から案内板23a,23bの一
端側に連通する第2流路31(矢印aで示す)を形成し
ている。そして、冷却液案内装置23の第1流路30の
両端部開口部分は、ベース本体の開口部25a,25b
に当接すると共に、第2流路31の端部開口部分は、ベ
ース本体の開口部25gに当接する位置に配設されるこ
とになる。
【0027】そのため、U字形放電管21を冷却する冷
却液は、ベース本体22に形成した液路25hから供給
されると、冷却液案内装置23の第2流路31を介して
第1流路30に流通され、この第1流路30の曲線部分
で冷却液が矢印b,cで示すように2分され、U字形放
電管21の直線部分にそって降下する。そして、冷却液
は、開口部25a,25bを通り液路25c,25dを
介して排出されることになる。したがって、U字形放電
管を均等に冷却することが可能となり、効率よく冷却す
ることができる。
【0028】また、ベース本体22には、第1の実施例
と同じように冷却液の第2供給部26aおよび第2排出
部26bを形成すると、冷却液は、冷却液案内装置23
の外側でジャケット(図示せず)内に充満すると共に、
その第2供給部26aから第2排出部26b側に循環さ
せる。そのため、冷却液案内装置23を冷却液が押圧
し、密着度を強くするため、流路30、31を流れる冷
却液は、その流路30、31から漏れ出ることがなく、
冷却液の流速をより高めることができる。もちろん、流
路30の断面面積は、冷却液の流れの速度と液量により
U字形放電管21が発光した際に支障なく冷却できる程
度に最小限に小さくすることが可能である。
【0029】上記した実施例では、冷却液の循環方向
は、第2流路から第1流路側に流通させているが、第1
流路から冷却液を供給し、第2通路からその冷却液を排
出する方向に循環させる構成としても構わない。
【0030】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく例えば、冷却液案内装置は、凹部が形成さ
れた一対の案内板を接合させる構成にしているため、各
種の形状を伴う放電管に適用可能であり、例えば、図5
で示すようにほぼL字形の放電管等に適宜形成すること
ができる。また、図6で示すように冷却案内装置は、案
内板の放電管に沿って形成した凹部の下端部分を延設
し、その延設部分をベース本体に形成された液路に差し
込み冷却液案内装置を支持する構成し、接合手段を使用
しない構成にしても良いこと等、この発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変更が可能なことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上に述べたごとくこの発明は次の優れ
た効果を発揮する。 U字形放電管は、左右から案内板により密着される
と共に、この案内板に設けられた凹部が整合して冷却液
の流路を放電管の周りに形成するので、冷却液の流速を
早くすることができ、冷却能力が向上できると共に、流
路の断面面積を小さくでき、冷却液の消費量を少なくす
ることができる。 ベース本体には、冷却液の第2供給口および第2排
出口を形成しているため、ジャケット内と冷却液案内装
置との間に冷却液が循環して冷却液案内装置が冷却液で
押圧されるため、冷却液案内装置の接合強度を高めるこ
とになる。
【0032】 冷却液案内装置は、放電管の発光部の
形状に沿って凹部を形成した一対の案内板により接合手
段を介して密着されるため、種々の形状をした放電管に
対応できる共に、放電管を効率よく液冷することが可能
になる。 冷却液案内装置は、その案内板に、U字形放電管の
発光部に沿ってU字形の第1流路を形成し、かつそのU
字形流路の曲折部分から他端側に連通した直線状の第2
流路とを形成しているため、流路を流通する冷却液は、
U字形放電管の曲折部分から両直線部分に沿って流通さ
せることや、また、両直線部分から曲折部分に流通させ
直線状の第2流路から冷却液を排出することができ、放
電管を効率よく均等に冷却することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のU字形放電管の冷却構造を示す側面
断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】案内板を示す分解斜視図である。
【図4】この発明の第2の実施例を示す放電管の冷却構
造および冷却液案内装置の分解斜視図である。
【図5】この発明の冷却液案内装置の他の対応を示す平
面図である。
【図6】この発明の案内板の他の対応を示す斜視図であ
る。
【図7】従来のU字形放電管の冷却構造を示す側面断面
図である。
【図8】従来のU字形放電管の横断面図である。
【符号の説明】
11、21 U字形放電管 12、22 ベース本体 13、23 冷却液案内装置 13a,13b 案内板 13a1 ,13b1 凹部 14、24 ジャケット 15a 冷却液の第1供給口 15b 冷却液の第1排出口 16a 冷却液の第2供給口 16b 冷却液の第2排出口 19 接合手段 20 流路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】U字形放電管と、このU字形放電管の基部
    を支持するベース本体と、前記U字形放電管を取り囲む
    ジャケットとを備え、前記ベース本体の放電管の基部を
    支持する位置に、冷却液の第1供給口および第1排出口
    とを形成したU字形放電管装置において、 前記U字形放電管の発光部に沿って冷却液の流路を形成
    する冷却液案内装置を備え、 前記冷却液案内装置は、前記U字形放電管に沿って凹部
    を形成した一対の案内板と、これら案内板を密着させる
    接合手段とを有しており、 前記冷却液の第1供給口および第1排出口に、冷却液案
    内装置の流路の両端部を当接させたことを特徴とする液
    冷用ランプの冷却構造。
  2. 【請求項2】前記ジャケット内でベース本体上面に冷却
    液の第2供給口および第2排出口とを備える請求項1に
    記載の液冷用ランプの冷却構造。
  3. 【請求項3】一対の案内板のそれぞれに、放電管の発光
    部に沿って凹部を形成し、これら案内板を前記放電管を
    間に係合手段を介して密着させると共に、各凹部を整合
    させ冷却液の液路を放電管の周りに形成することを特徴
    とする液冷用ランプの冷却液案内装置。
  4. 【請求項4】U字形放電管と、このU字形放電管の両基
    部を支持するベース本体と、前記U字形放電管を取り囲
    むジャケットとを有し、前記ベース本体の放電管の両基
    部を支持する位置およびその間に冷却液を供給および排
    出する開口部を有するU字形放電管装置において、 前記U字形放電管の発光部に沿って冷却液の流路を形成
    した冷却液案内装置を備え、 前記冷却液案内装置は、放電管に沿ってU字形の凹部を
    形成し、かつそのU字形凹部の曲折部分から他端に連通
    した直線状凹部を形成した一対の案内板と、 これら案内板を密着させる接合手段とを有し、 前記冷却液案内装置の両案内板の凹部で形成された第1
    流路および第2流路の各端部を、ベース本体の冷却液を
    供給および排出する開口部に当接したことを特徴とする
    液冷用ランプの冷却構造。
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