JPH06215698A - 電子管用ステムの製造方法 - Google Patents

電子管用ステムの製造方法

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JPH06215698A
JPH06215698A JP50A JP629893A JPH06215698A JP H06215698 A JPH06215698 A JP H06215698A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 629893 A JP629893 A JP 629893A JP H06215698 A JPH06215698 A JP H06215698A
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JP
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inner lead
stem
wells
glass
bead glass
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Michio Takada
道雄 高田
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Toshiba Corp
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下金型にビードガラス、排気管ガラスおよび
複数本のウエルズを配置して加熱し、押込みローラ14の
押圧により溶融したビードガラス11の一部をウエルズ3
のピンサークルの内側に押込んだのち、各ウエルズのイ
ンナーリード7 の周りにフィレットをもつステムを成形
する電子管用ステムの製造方法において、押込みローラ
の押圧により溶融したビードガラスの内側部分をピンサ
ークルの内側に押し込むに当り、あらかじめインナーリ
ード保持部30により複数本のウエルズのインナーリード
を保持して押込みローラにより溶融したビードガラスの
一部をピンサークルの内側に押込むようにした。 【効果】 インナーリードのステムの中心側への偏りを
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陰極線管などの電子
管に用いられる電子管用ステムに係り、特に複数本のウ
エルズの各インナーリードの周りにフィレットが形成さ
れてなる電子管用ステムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に陰極線管などの電子管のステム
は、図7に示すように、ガラスからなる排気管1 の一端
部にガラスからなる円板状部2 が形成され、この円板状
部2 の同一円周(ピンサークル)上を複数本のウエルズ
3 が気密に貫通している。このピンサークル上のウエル
ズ3 の間隔は、必ずしも等間隔ではなく、特に高電圧の
加わるウエルズ3aについては、隣接ウエルズ3bとの間隔
が他のウエルズ3 間の間隔よりも広くなっている。その
各ウエルズ3 は、円板状部2 から排気管1 と同方向に延
出しているアウターピン5 と、円板状部2 に埋込まれた
ジュメット線6 と、円板状部2 から排気管1 とは逆方向
に延出しているインナーリード7 とからなる。その各イ
ンナーリード7 の周りの円板状部2 には、フィレット8
が突出形成されている。
【0003】従来よりこのようなステムは、間欠的に回
転駆動される回転テーブルの周縁部に沿ってステム成形
型の下金型が等間隔で複数個配置され、上記回転テーブ
ルの停止する所定位置に押込みローラおよび上記下金型
と組合わされるステム成形型の上金型が順次配置された
ステム製造装置により製造されている。
【0004】この装置によるステムの製造は、図8に示
すように、上記回転テーブルのローディング位置に停止
している下金型10に、複数本のウエルズ3 、環状のビー
ドガラス11および排気管ガラス12を配置し、回転テーブ
ルの間欠回転にともなって、その停止位置で下金型10を
回転させながら、バーナー13により上記各部材3 ,11,
12を加熱し、図9に示すように、主としてビードガラス
11の上部2/3を溶融軟化させる。つぎに、図10に示
すように、所定の停止位置において、上記溶融軟化した
ビードガラス11をさらにバーナー13により加熱しなが
ら、その溶融軟化したビードガラス11の側面に押込みロ
ーラ14を押圧して、各ウエルズ3 のジュメット線6 、ア
ウターピン5 およびインナーリード7 のジュメット線6
との隣接部をビードガラス11で覆うようにビードガラス
11の一部をウエルズ3 によって構成されるピンサークル
15の内側まで押込む。つぎに、図11に示すように、所
定の停止位置において、上記下金型10に第1の上金型16
を組合わせ、上記ビードガラス、排気管ガラスおよびウ
エルズ3 を一体のステム形状成形物17に成形する(第1
成形工程)。つづいて、このステム形状成形物17をバー
ナーにより加熱し、図12に示すように、所定の停止位
置において、下金型10にフィレット8 を他の部分ととも
に成形する第2の上金型19(フィレット成形用金型)を
組合わせて、インナーリード7 の周りにフィレット8 を
もつステム20を成形する。
【0005】このようにステム20を成形する前に押込み
ローラ14によりビードガラス11を押込む方式のステム製
造方法は、装置のインデックスを速くしても、押込み強
さを変えることにより、ピンサークル15の内側に押込む
ビードガラス11の量を調整できる特徴があり、ステム20
の品質の安定化、各種寸法、形状の異なるステムへの対
応に有効である。しかし反面、ビードガラス11を強制的
に押込むため、ウエルズ3 のジュメット線6 およびイン
ナーリード7 をステム20の中心側に曲げる。この傾向
は、ウエルズ3 の間隔が狭いところが特に強い。そのた
め、ステム18の成形が完了した時点で、図7に示したよ
うにインナーリード7 が、フィレット8 の中心よりもス
テム20の中心側に偏った状態で押込まれる。またバーナ
ー13によりウエルズ3 のインナーリード7 が高温度に加
熱されるため、表面が酸化し、ステム成形後還元処理し
ても、十分にその酸化膜を除去することができないなど
の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来よ
り電子管用ステムの製造方法として、ステムを成形する
前に押込みローラにより溶融軟化したビードガラスの一
部をウエルズのピンサークルの内側に押込む方式により
ステムを製造する方法がある。この製造方法によれば、
装置のインデックスを速くしても、押込み強さを変える
ことにより、ビードガラスをピンサークルの内側に押込
む量を調整でき、ステムの品質の安定化、各種寸法、形
状の異なるステムへの対応に有効であが、反面、ビード
ガラスを強制的に押込むため、ウエルズのジュメット線
およびインナーリードをステムの中心側に曲げ、ステム
の成形が完了した時点で、インナーリードがフィレット
の中心よりもステムの中心側に偏った状態で押込まれ
る。このようにインナーリードがフィレットの中心から
ステムの中心側に偏ると、インナーリードのステムの中
心方向およびピンサークル方向の曲げに対してフィレッ
トの強度が大幅に低下し、ステムの製造中、インナーリ
ードの曲げ成形時、電子銃にステムを取付けるとき、お
よび電子管組立時などにインナーリードに加わる不可避
的な応力や衝撃により、フィレットが欠け、その破片が
たとえばカラーブラウン管の場合、シャドウマスクの電
子ビーム通過孔を詰まられるなどの問題がおこる。
【0007】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、押込みローラにより溶融軟化した
ビードガラスの一部をピンサークルの内側に押込む方式
によりステムを製造しても、インナーリードがフィレッ
トの中央から外れて偏ることなく、正しくフィレットの
中央に位置するステムの製造方法を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】ステム成形型の下金型に
ビードガラス、排気管ガラスおよび複数本のウエルズを
配置して加熱し、押込みローラの押圧により加熱により
溶融したビードガラスの一部を複数本のウエルズの構成
するピンサークルの内側に押込んだのち、下金型とこの
下金型に組合わされる上金型とにより各ウエルズのイン
ナーリードの周りにフィレットをもつステムを成形する
電子管用ステムの製造方法において、押込みローラの押
圧により溶融したビードガラスの一部をピンサークルの
内側に押し込むに当り、あらかじめインナーリード保持
部により複数本のウエルズのインナーリードを保持し、
このインナーリード保持部によりインナーリードを保持
した状態で押込みローラにより溶融したビードガラスの
一部をピンサークルの内側に押込むようにした。
【0009】また、インナーリード保持部にバーナーを
設け、このインナーリード保持部によりインナーリード
を保持している間、バーナーにより溶融したビードガラ
スの一部を加熱するようにした。
【0010】
【作用】上記のように、押込みローラの押圧により溶融
したビードガラスの一部をピンサークルの内側に押し込
むに当り、あらかじめインナーリード保持部により複数
本のウエルズのインナーリードを保持し、このインナー
リード保持部によりインナーリードを保持した状態で、
押込みローラにより溶融したビードガラスの一部をピン
サークルの内側に押込むようにすると、ウエルズにビー
ドガラスの押込み応力が加わっても、インナーリードの
ステムの中心側へく偏りを防止することができる。
【0011】また、インナーリード保持部にバーナーを
設け、このインナーリード保持部によりインナーリード
を保持している間、バーナーにより溶融したビードガラ
スの一部を加熱すると、押込みローラによりビードガラ
スの一部をピンサークルの内側に押込むとき、ビードガ
ラスが容易に流動し、インナーリード保持部によるイン
ナーリードを保持と相俟って、インナーリードのステム
の中心側へく偏りを一層有効に防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
【0013】この例のステムの製造は、間欠的に回転駆
動される回転テーブルの周縁部に沿ってステム成形型の
下金型が等間隔で複数個配置され、この回転テーブルの
停止する所定位置に停止した下金型に対して水平方向に
進退する押し込みローラ、下金型に対して上下方向に昇
降して下金型と組合わされるステム成形型の第1の上金
型および第2の上金型が順次配置されたステム製造装置
によりおこなわれる。特にこのステム製造装置において
は、上記下金型と上金型とによりステムを成形する前の
押し込みローラの配置位置に、ウエルズのインナーリー
ドを各別に保持する複数個の開孔が形成され、かつその
各開孔からH2 などの還元ガスを放出するインナーリー
ド保持部が配置されている。その各開孔は、インナーリ
ードの径よりも僅かに(0.1〜0.5mm程度)大きく
形成されている。
【0014】このインナーリード保持部および第1、第
2の上金型は、それぞれ停止位置において回転している
下金型と同期回転させる必要がある。その同期回転方法
として、たとえばインナーリード保持部は、ベアリング
を使用して円滑な回転を可能にし、停止位置において回
転している下金型に配置されているウエルズのインナー
リードに開孔部が軽く接触したときに下金型と同期回転
させる方法、あらかじめモータによりインナーリード保
持部を下金型と同期回転させておく方法、それらの組合
わせ方法などによりおこなわれる。第1、第2の上金型
の同期回転も、同様の方法によりおこなわれる。
【0015】ステムの製造は、まず図1に示すように、
上記回転テーブルのローディング位置に停止している下
金型に、複数本のウエルズ3 、環状のビードガラス11お
よび排気管ガラス12を配置し、回転テーブルの間欠回転
にともなって、その停止位置で下金型10を回転させなが
ら、バーナー13により上記各部材3 ,11,12を加熱し、
図2に示すように、主としてビードガラス11の上部2/
3を溶融軟化させる。これまでの工程は前記従来のステ
ムの製造工程と同じである。
【0016】つぎに、図3に示すように、上記溶融軟化
したビードガラス11を支持して上記押し込みローラ14の
配置されている位置に停止して回転する下金型10に対し
て、インナーリード保持部30を下金型10と同期回転させ
ながら下降させる。このインナーリード保持部30は、図
3(b)に示したように、下金型10に支持された複数本
のウエルズ3 の各インナーリード7 を各別に保持する開
孔31が形成されたカップ32、およびこのカップ32の内側
に配置されたバーナー33を有し、各開孔31からH2 など
の還元ガスを放出する構造に形成されている。
【0017】したがって下金型10に支持されている複数
本のウエルズ3 の各インナーリード7 は、下金型10と同
期回転しながら下降したインナーリード保持部30によ
り、各開孔31内に各別に挿入されて保持される。そして
このインナーリード保持部30によりインナーリード7 を
保持した状態で、上記溶融軟化したビードガラス11は、
バーナー13によりさらに加熱されるとともに、特にイン
ナーリード保持部30のバーナー33により、特にビードガ
ラス11の内側部分が加熱される。このビードガラス11の
内側部分を加熱するバーナー33は、このビードガラス11
の加熱と同時に排気管1 の一端部も加熱する。このバー
ナー13および33の加熱により、ウエルズ3のインナーリ
ード7 も加熱されるが(約900℃)、このようにイン
ナーリード7 が加熱されても、インナーリード保持部30
の各開孔31からは、還元ガスが放出されているため、酸
化の進行が防止される。
【0018】ついで上記バーナー13および33によりビー
ドガラス11で加熱しながら、押し込みローラ14を回転さ
せながら前進させ、溶融軟化したビードガラス11の側面
14を押圧し、各ウエルズ3 のジュメット線6 、アウター
ピン5 、インナーリード7 のジュメット線6 との隣接部
をビードガラス11が覆うようにウエルズ3 によって構成
されるピンサークル15の内側までビードガラス11の一部
を押込む。
【0019】その後、図4に示すように、第1の上金型
16の配置された位置に停止して回転する下金型10に対し
て、上記第1の上金型16を同期回転させながら下降させ
て、下金型10に第1の上金型16を組合わせ、上記ビード
ガラス11、排気管ガラス12およびウエルズ3 を一体のス
テム形状成形物17に成形する(第1成形工程)。
【0020】さらに、このステム形状成形物17をバーナ
ーにより加熱し、図5に示すように、フィレット8 を他
の部分とともに成形する第2の上金型19の配置された位
置に停止して回転する下金型10に対して、上記第2の上
金型19を同期回転させながら下降させて、下金型10に組
合わせ、インナーリード7 の周りにフィレット8 をもつ
ステム20を成形する。
【0021】ところで、上記のように下金型10と第1お
よび第2の上金型16,19を組合わせてステム20を成形す
る前に、押し込みローラ14により溶融軟化したビードガ
ラス11の側面を押圧して、その一部をウエルズ3 によっ
て構成されるピンサークル15の内側まで押込むときに、
インナーリード保持部30により各ウエルズ3 のインナー
リード7 を保持すると、各ウエルズ3 に押し込みローラ
14の押込み応力が加わっても、インナーリード7 および
ジュメット線6 のステムの中心側への偏りを防止するこ
とができ、図6に示すように、各インナーリード7 をフ
ィレット18の中心に位置させることができる。その結
果、従来インナーリードがフィレットの中心からステム
の中心側へ偏るために生じたインナーリードの曲げに対
するフィレットの強度低下がなくなり、全ての方向に対
してフィレットの強度が均一となる。したがってステム
を電子銃に取付けるとき、電子管を組立てるときなどに
インナーリード7 に加わる不可避的な応力や衝撃に対し
て欠けにくいステムとすることができる。
【0022】また、インナーリード保持部30にバーナー
33を設けて、溶融軟化したビードガラス11の内側部分を
さらに加熱するようにしたので、押し込みローラ14によ
りビードガラス11の側面を押圧して、その一部をウエル
ズ3 によって構成されるピンサークル15の内側に押込む
とき、ビードガラス11が容易に流動し、インナーリード
保持部30によるインナーリード7 の保持と相俟って、イ
ンナーリード7 のステムの中心側への偏りを一層有効に
防止することができる。
【0023】さらに、インナーリード保持部30の開孔か
ら還元ガスを放出するようにしたので、インナーリード
7 の酸化が軽減し、ステム成形後の還元処理により、イ
ンナーリード7 の酸化膜を比較的容易に除去でき、イン
ナーリード7 の溶接性を良好にすることができる、など
の効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】ステム成形型の下金型にビードガラス、
排気管ガラスおよび複数本のウエルズを配置して加熱
し、押込みローラの押圧により、加熱により溶融したビ
ードガラスの一部を複数本のウエルズの構成するピンサ
ークルの内側に押込んだのち、下金型とこの下金型に組
合わされる上金型とにより各ウエルズのインナーリード
の周りにフィレットをもつステムを成形する電子管用ス
テムの製造方法において、押込みローラの押圧により溶
融したビードガラスの一部をピンサークルの内側に押し
込むに当り、あらかじめインナーリード保持部により各
ウエルズのインナーリードを保持し、このインナーリー
ド保持部によりインナーリードを保持した状態で押込み
ローラにより溶融したビードガラスの一部をピンサーク
ルの内側に押込むようにすると、ウエルズにビードガラ
スの押込み応力が加わっても、インナーリードおよびジ
ュメット線のステムの中心側への偏りを防止し、インナ
ーリードをフィレットの中心に位置させることができ
る。その結果、全ての方向に対してフィレットの強度が
均一となり、ステムを電子銃に取付けるとき、電子管を
組立てるときなどにインナーリード7 に加わる不可避的
な応力や衝撃に対して欠けにくいステムとすることがで
きる。
【0025】また、インナーリード保持部にバーナーを
設け、このインナーリード保持部によりインナーリード
を保持している間、このバーナーにより溶融したビード
ガラスの内側部分を加熱するようにすると、押込みロー
ラによりビードガラスの一部をピンサークルの内側に押
込むとき、ビードガラスが容易に流動し、インナーリー
ド保持部によるインナーリードを保持と相俟って、イン
ナーリードおよびジュメット線のステムの中心側へく偏
りを一層有効に防止することができる、などの効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である電子管用ステムの製
造方法における下金型へのウエルズ、ビードガラスおよ
び排気管ガラスの配置を説明するための図である。
【図2】同じくバーナーの加熱により溶融軟化したビー
ドガラスの状態を説明するための図である。
【図3】図3(a)は同じく押込みローラによる溶融軟
化したビードガラスの押し込みを説明するための平面
図、図3(b)はその正面図である。
【図4】同じく下金型と第1の上金型とによるステムの
成形を説明するための図である。
【図5】同じく下金型と第2の上金型とによるステムの
成形を説明するための図である。
【図6】図6(a)は上記方法により製造されたステム
を示す平面図、図6(b)は断面で示したその正面図で
ある。
【図7】図7(a)は従来のステムの製造方法により製
造されたステムを示す平面図、図7(b)はその正面図
である。
【図8】従来の電子管用ステムの製造方法における下金
型へのウエルズ、ビードガラスおよび排気管ガラスの配
置を説明するための図である。
【図9】同じくバーナーの加熱により溶融軟化したビー
ドガラスの状態を説明するための図である。
【図10】図10(a)は同じく押込みローラによる溶
融軟化したビードガラスの押し込みを説明するための平
面図、図10(b)は断面で示したその正面図である。
【図11】同じく下金型と第1の上金型とによるステム
の成形を説明するための図である。
【図12】同じく下金型と第2の上金型とによるステム
の成形を説明するための図である。
【符号の説明】
3 …ウエルズ 5 …アウターピン 7 …インナーリード 8 …フィレット 10…下金型 11…ビードガラス 12…排気管ガラス 13…バーナー 14…押し込みローラ 15…ピンサークル 16…第1の上金型 20…ステム 19…第2の上金型 30…インナーリード保持部 31…開孔 32…カップ 33…バーナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステム成形型の下金型にビードガラス、
    排気管ガラスおよび複数本のウエルズを配置して加熱
    し、押込みローラの押圧により上記加熱により溶融した
    ビードガラスの一部を上記複数本のウエルズの構成する
    ピンサークルの内側に押込んだのち、上記下金型とこの
    下金型に組合わされる上金型とにより上記各ウエルズの
    インナーリードの周りにフィレットをもつステムを成形
    する電子管用ステムの製造方法において、 上記押込みローラの押圧により溶融したビードガラスの
    一部をピンサークルの内側に押し込むに当り、あらかじ
    めインナーリード保持部により上記複数本のウエルズの
    インナーリードを保持し、このインナーリード保持部に
    よりインナーリードを保持した状態で押込みローラによ
    り上記溶融したビードガラスの一部をピンサークルの内
    側に押込むことを特徴とする電子管用ステムの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 インナーリード保持部にバーナーを設
    け、このインナーリード保持部によりインナーリードを
    保持している間、上記バーナーにより溶融したビードガ
    ラスの一部を加熱することを特徴とする請求項1記載の
    電子管用ステムの製造方法。
JP50A 1993-01-19 1993-01-19 電子管用ステムの製造方法 Pending JPH06215698A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100392104B1 (ko) * 1999-06-30 2003-07-22 가부시끼가이샤 도시바 전자관 스템 및 전자관의 제조 방법, 그 제조 장치,전자관 스템 및 전자관
CN109087847A (zh) * 2018-09-20 2018-12-25 上海科发电子产品有限公司 一种用于含弯折引脚to管壳的烧结模具

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