JPH0621505Y2 - 防寒マスク - Google Patents

防寒マスク

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JPH0621505Y2
JPH0621505Y2 JP10333788U JP10333788U JPH0621505Y2 JP H0621505 Y2 JPH0621505 Y2 JP H0621505Y2 JP 10333788 U JP10333788 U JP 10333788U JP 10333788 U JP10333788 U JP 10333788U JP H0621505 Y2 JPH0621505 Y2 JP H0621505Y2
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菊盛 川畑
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株式会社日悌
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、防寒用の顔面マスクに関し、さらに詳しくは
スキーヤーの使用に適した防寒マスクに関している。
(従来の技術) 寒冷地におけるスキーヤーのための防寒マスクは、19
81(昭和56)年11月17日付けで特許されたアメ
リカ特許第4300240号が知られている。
この発明は、マスク部材が顔の周辺にはまる形状になっ
ており、上辺は両こめかみの間から眼窩部分の下に沿っ
て延び、鼻梁の上の外形に沿っている。又、下辺は顎の
下まで延びて口部を覆う形状となっている。この他、マ
スクは使用者の顔に固定するための固定手段をもってい
る。又、マスクには正面の中央部に継ぎ目があり、前端
面は口部、顎部にフィットするように凸面状に形成され
ている。
前記した従来例は、マスク正面の中央部に継ぎ目がある
ので、マスクを使用するときに継ぎ目が唇に絶えず当っ
ており、最も敏感な口部に違和感があり、このため着用
時のフィット感に欠けるという問題がある。
この問題点を解決するため、本願考案者は実願昭62−
71199(実公平4−43254)を提案した。
第7図が提案されたマスクを表わしており、図に示すよ
うに、マスクaは顔の両側部を覆う部分b,cを隆起部
dを介して1枚の素材から型取りした主体部eと、口と
重合する部分を含む縦長の帯状補助部fとを有し、帯状
補助部fの両側部を上記隆起部dより下方において上記
主体部eの縁部に縫着gしたものであって、該帯状補助
部fに通気孔hを設けると共に、隆起部dの下部が開口
部iとなるものである。なお、jはマスクaを固定する
面ファスナーである。
上記考案は、マスクaを左右の頬及び鼻を覆う主体部e
と口の部分を覆う帯状補助部fとに分割し、該補助部f
の両側部を主体部eに縫着することによってマスクを立
体状に縫製したので、縫着部が唇に当って異物感をもた
らすようなことがなく、長時間にわたって着用した場合
にも快適に過ごすことができるという作用効果を奏する
ものである。
改良された考案は、従来技術によるマスクに比べて着用
したときのフィット感が優れていて満足できるものであ
るが、鼻を覆う部分には鼻孔が露出する開口部iが形成
されており、この形状では顔面は保温されるが、着用時
に冷気を直接吸い込んでしまうという新たな問題が生じ
ている。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとする課題は、マスク正面の口部を
覆う部分から継ぎ目を除去することにより使用感を向上
させると共に、着用時に鼻孔から直接冷気を吸い込まな
いようにすることで防寒効果が優れた防寒マスクを提供
することである。
本考案が解決しようとするもう一つの課題は、防寒マス
クに着衣の内側に装入できる前部部材を設けたことによ
り、防寒効果がいっそう優れた防寒マスクを提供するこ
とである。
(課題を解決するための手段) 本考案において課題を解決するための手段は、顔の正面
を覆う正面部材と顔の側部を覆う側部部材が1枚の素材
から型取りされたマスク部材によって形成され、上記側
部部材は使用者の後頭部において重合できる長さを有す
ると共に当該側部部材の各先端部に両者を固定する面フ
ァスナーを設け、上記正面部材は二つ折りにし鼻部に対
応する部分を斜状に切除した切り取り縁を縫着し、当該
縫着継ぎ目の下方に位置しかつ口部を覆う部分に複数の
呼吸孔を設け、上記正面部材の下辺部に首部を覆う下部
部材を設けたことを特徴とするものである。
本考案における課題を解決するためのもう一つの手段
は、上記手段において、下部部材の下辺部の使用者の胸
部に達する長さを有する前部部材を設けたことを特徴と
するものである。
(作用) 防寒マスクは正面部材2の呼吸孔6が口部に位置し、正
面上方の継ぎ目5が鼻梁に位置するように顔面に当て、
側部部材3で耳を覆って後頭部に回し、後頭部で側部部
材3どうしを面ファスナー4により固定する。
又、前部部材9を有する防寒マスクでは、前部部材9を
セーター等の着衣の内側へ装入する。
(実施例) 第1図から第3図が第1の考案を表わしており、第1図
はマスク全体、第2図はマスクを二つ折りに畳んだ状
態、第3図は使用状態を表わしている。
マスクの生地はナイロンで被覆されたゴム材を薄い布に
した織物地であり、従って、生地は弾性に富み顔の表面
に密着する。マスク部材1は顔の正面及び側面を覆う幅
と長さを有し、正面部材2及び該正面部材2に連続し両
側に向って延びる側部部材3が形成されている。該側部
部材3はマスクを使用したときに使用者の後頭部で重合
できる長さを有している。又、側部部材3は耳を覆う位
置31から先端に向かって幅が狭くなり、先端部に2つ
の側部部材3を固定する面ファスナー4が設けられてい
る。
前記正面部材2は、マスクを使用したときに鼻と頬との
間が隙間なく密着するように、マスク部材1を二つ折り
したときに正面部材2の折り目21が該マスク部材1の
上縁中央部11に向って傾斜するように切り取り、切り
取られた縁部を縫着している。
上記のように正面部材2の上部中央に該正面部材2の途
中に至る継ぎ目5を設けることにより、正面部材2は鼻
及び口部並びに顎部を覆う凸部弯曲形状が形成される。
又、該継ぎ目5の長さは使用したとき鼻の先端に達する
長さが良好である。鼻の高さは個人によって異なるが、
平均的な鼻の高さを考慮して継ぎ目5の長さを決める。
又、正面部材2のは口部を覆う位置に複数の呼吸孔6が
設けられている。鼻孔と直結する呼吸孔はないが、鼻孔
による呼吸も前記呼吸孔6から取り入れる空気で正常に
行われる。むしろ、鼻孔と呼吸孔とが直結していないの
で、冷気を直接吸い込まないから寒冷地においても快適
に使用できる。
この他、マスク部材1には正面部材2の下辺に接続し、
側部部材3の耳を覆う位置31まで達する下部部材7が
縫着されて継ぎ目8が形成される。この下部部材7は顎
の側部から正面下方を覆うもので、正面部材2が形成す
る凸部弯曲部を下部においても連続して形成し、マスク
を立体的に仕上げる役目をしている。
第3図は本考案のマスクを使用している図である。マス
ク部材1は正面部材2の呼吸孔6が口部に位置し、正面
上方の継ぎ目5が鼻梁に位置するように顔面に当て、側
部部材3で耳を覆って後頭部に回し、後頭部で側部どう
しを面ファスナー4により固定する。下部部材7の下辺
部71はセーターなどの襟部分の形状に沿っているので
使用者に防寒効果を与える。又、タートルネック形のセ
ーターを着用すれば、セーターの襟が下部部材7と重合
するので首部が密封され防寒効果はより向上する。
なお、第3図において、20はゴーグル、21は帽子を
表わしている。
第3図に示すように、マスク部材1、ゴーグル20、帽
子21を全て着用すると、マスク部材1の上辺部12と
ゴーグル20の下辺の曲線が一致しているので、使用者
は外気に当たる部分が全くなくなり、頭部も含めて顔全
体が寒気から保護される。
第4図から第6図は第2の考案を表わしており、第4図
はマスク全体、第5図はマスクを二つ折りに畳んだ状
態、第3図は使用状態を表わす。
これらの図において、第1から第3図に付した符号と同
じ符号は、第1の考案と同じ部材を表わしているのでそ
の説明は省略する。
第2の考案によるマスクは、下部部材7の下辺部にマス
クを使用したときに、使用者の胸部に達する長さの前部
部材9が継ぎ目10によって縫着されている。
そして、この前部部材9は、セーター等の着衣の内側に
挿入して使用するので防寒効果が第1の考案に比べてい
っそう優れている。
(考案の効果) 本考案は、マスク部材の正面部の口部を覆う位置に継ぎ
目がないので、着用時に縫着した縫糸が唇に当ることに
よる不快感がなく、又、顔全面にマスクが密着するので
防寒効果が優れている。
又、本考案は、呼吸孔が口部を覆う部分にのみ設けられ
ているので、鼻孔へは口部前面を通った空気が供給され
るので、冷気を直接吸い込むことがなく暖かさを感じる
マスクとなっている。
さらに本考案は、マスクの下辺には首部並びに胸部を覆
う前部部材が設けられているので、顔面の他に首部まで
を密封し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は第1の考案によるマスクを表わし、
第1図はマスク全体の斜視図、 第2図はマスクを二つ折りに畳んだ側面図、 第3図は使用状態の斜視図、 第4図から第6図は第2の考案によるマスクを表わし、
第4図はマスク全体の斜視図、 第5図はマスクを二つ折りに畳んだ側面図、 第6図は使用状態の斜視図、 第7図は本願考案者が先に提案した防寒マスクの斜視図
である。 1……マスク部材、2……正面部材 3……側部部材、4……面ファスナー 5……継ぎ目、6……呼吸孔 7……下部部材、8……継ぎ目 9……前部部材、10……継ぎ目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】顔の正面を覆う正面部材と顔の側部を覆う
    側部部材が1枚の素材から型取りされたマスク部材によ
    って形成され、上記側部部材は使用者の後頭部において
    重合できる長さを有すると共に当該側部部材の各先端部
    に両者を固定する面ファスナーを設け、上記正面部材は
    二つ折りにし鼻部に対応する部分を斜状に切除した切り
    取り縁を縫着し、当該縫着継ぎ目の下方に位置しかつ口
    部を覆う部分に複数の呼吸孔を設け、上記正面部材の下
    辺部に首部を覆う下部部材を設けたことを特徴とする防
    寒マスク。
  2. 【請求項2】上記下部部材の下辺部に、使用者の胸部に
    達する長さを有する前部部材を設けたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の防寒マスク。
JP10333788U 1988-08-04 1988-08-04 防寒マスク Expired - Fee Related JPH0621505Y2 (ja)

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JPH0225279U JPH0225279U (ja) 1990-02-20
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JPH0733818Y2 (ja) * 1991-10-25 1995-08-02 株式会社アックス スポーツ用顔防寒具

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JPH0225279U (ja) 1990-02-20

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