JPH06213975A - 試験中のパネルの表面上の多数の位置における電圧を観察する装置および方法 - Google Patents
試験中のパネルの表面上の多数の位置における電圧を観察する装置および方法Info
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- JPH06213975A JPH06213975A JP3040470A JP4047091A JPH06213975A JP H06213975 A JPH06213975 A JP H06213975A JP 3040470 A JP3040470 A JP 3040470A JP 4047091 A JP4047091 A JP 4047091A JP H06213975 A JPH06213975 A JP H06213975A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面上の多数の電圧源の位置の関数として電
圧を電子光学的に検出する。 【構成】 試験中のパネルの多数の電圧試験点におい
て、表面を横切る電圧分布の映像が、電子光学的変調器
(30),(31)を介して光エネルギーの入力ビーム
(24)を表面に照射することによって取り出される。
その変調器は、試験中のパネルの表面における電圧が光
エネルギー中にパワー変調をひき起こす。そのパワー変
調は区域・光センサ(カメラ)(48)によって観察で
きる。そのパワー変調を用いて、試験中のパネル表面上
の空間的に対応する電圧状態を直接表す、空間的に依存
する二次元パワー変調映像を直接発生する。
圧を電子光学的に検出する。 【構成】 試験中のパネルの多数の電圧試験点におい
て、表面を横切る電圧分布の映像が、電子光学的変調器
(30),(31)を介して光エネルギーの入力ビーム
(24)を表面に照射することによって取り出される。
その変調器は、試験中のパネルの表面における電圧が光
エネルギー中にパワー変調をひき起こす。そのパワー変
調は区域・光センサ(カメラ)(48)によって観察で
きる。そのパワー変調を用いて、試験中のパネル表面上
の空間的に対応する電圧状態を直接表す、空間的に依存
する二次元パワー変調映像を直接発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧の電子光学的検出に
関するものであり、更に詳しくいえば、表面上の多数の
電圧源の位置の関数としての電圧の電子光学的検出に関
するものである。
関するものであり、更に詳しくいえば、表面上の多数の
電圧源の位置の関数としての電圧の電子光学的検出に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】構造が完全であることを診断するため
に、印刷回路板、集積回路ウエハー(パッケージ付き、
またはパッケージ無し)、また液晶表示パネルのような
電圧発生表面を試験し、その電圧発生表面から電圧情報
を取り出すことができることに対する需要がますます増
大しつつある。本発明の電子式試験装置は、約6.45
平方Cm(1平方インチ)当たり約100個をこえる回路
点密度を有する回路板またはパネル(試験中のパネルす
なわちPUT)を試験できる技術を有する。
に、印刷回路板、集積回路ウエハー(パッケージ付き、
またはパッケージ無し)、また液晶表示パネルのような
電圧発生表面を試験し、その電圧発生表面から電圧情報
を取り出すことができることに対する需要がますます増
大しつつある。本発明の電子式試験装置は、約6.45
平方Cm(1平方インチ)当たり約100個をこえる回路
点密度を有する回路板またはパネル(試験中のパネルす
なわちPUT)を試験できる技術を有する。
【0003】液晶表示パネルの試験のようなある種の応
用は、電子光学的技術のような非接触検出技術で最も良
く実施できる。しかし、それらのパネルは透明なインジ
ウムすず酸化物(ITD)のような導電性ピクセルを有
し、ガラス表面に薄膜トランジスタが直接付着されるか
ら、それらのパネルは非常にこわれやすい。それらのパ
ネルの付着された構造体の上に付加絶縁層も付着され
て、パネル上の選択された位置に電圧プローブを置くこ
とを不可能にする。したがって、そのようなパネルに対
して接触試験を行うことは実用的ではない。
用は、電子光学的技術のような非接触検出技術で最も良
く実施できる。しかし、それらのパネルは透明なインジ
ウムすず酸化物(ITD)のような導電性ピクセルを有
し、ガラス表面に薄膜トランジスタが直接付着されるか
ら、それらのパネルは非常にこわれやすい。それらのパ
ネルの付着された構造体の上に付加絶縁層も付着され
て、パネル上の選択された位置に電圧プローブを置くこ
とを不可能にする。したがって、そのようなパネルに対
して接触試験を行うことは実用的ではない。
【0004】しかし、現在の、および計画されている製
造方法および戦略は、そのようなパネルの各ピクセルが
電圧状態を変えることができること、および電圧に対す
る各種の条件の下における電圧を測定できることについ
て各ピクセルを試験することを要求する。現在の技術状
態はそのような構造をテストできない。
造方法および戦略は、そのようなパネルの各ピクセルが
電圧状態を変えることができること、および電圧に対す
る各種の条件の下における電圧を測定できることについ
て各ピクセルを試験することを要求する。現在の技術状
態はそのような構造をテストできない。
【0005】電圧発生装置の選択された回路点を直列に
試験する電子光学的装置を使用することが知られてい
る。たとえば、米国特許第4,875,006号および
第4,862,075号には、光ビームを制御する独特
のセンサ/レーザ装置を用いて個々のセンサ回路点を直
列にアクセスするために、1本の光ビームを使用するこ
とが開示されている。それにより、表面上の電圧により
発生された局部的な電界を検出するために、ポッケルス
・セル変調器が電子光学的ポッケルス効果を採用する。
それらの従来の装置は、音響−光偏光器またはx−y台
のような走査技術によりビームを制御することを必要と
する。したがって、従来の装置は単一ビーム、直列デー
タ取り出しに限定される。
試験する電子光学的装置を使用することが知られてい
る。たとえば、米国特許第4,875,006号および
第4,862,075号には、光ビームを制御する独特
のセンサ/レーザ装置を用いて個々のセンサ回路点を直
列にアクセスするために、1本の光ビームを使用するこ
とが開示されている。それにより、表面上の電圧により
発生された局部的な電界を検出するために、ポッケルス
・セル変調器が電子光学的ポッケルス効果を採用する。
それらの従来の装置は、音響−光偏光器またはx−y台
のような走査技術によりビームを制御することを必要と
する。したがって、従来の装置は単一ビーム、直列デー
タ取り出しに限定される。
【0006】
【発明の概要】本発明に従って、NCAP変調器、また
は液体が分散されたポリマーをベースとする他の装置の
ような電子光学的変調手段を介して、光エネルギーの入
力ビームでその表面を照明することにより、試験中のパ
ネルの多数の電圧試験点においてその表面を横切る電圧
分布の二次元映像が取り出される。試験中のパネルの表
面上の空間的に対応する電圧を直接表す空間的に依存す
る二次元パワー変調映像を直接発生するために使用する
ために面積光センサ(カメラのような)を介して観察で
きる光エネルギー内のパワー変調を、試験中のパネルの
表面上の電圧がひき起こさせるように、長手方向プロー
ビングジオメトリイを許すために光変調器が配置され
る。
は液体が分散されたポリマーをベースとする他の装置の
ような電子光学的変調手段を介して、光エネルギーの入
力ビームでその表面を照明することにより、試験中のパ
ネルの多数の電圧試験点においてその表面を横切る電圧
分布の二次元映像が取り出される。試験中のパネルの表
面上の空間的に対応する電圧を直接表す空間的に依存す
る二次元パワー変調映像を直接発生するために使用する
ために面積光センサ(カメラのような)を介して観察で
きる光エネルギー内のパワー変調を、試験中のパネルの
表面上の電圧がひき起こさせるように、長手方向プロー
ビングジオメトリイを許すために光変調器が配置され
る。
【0007】この装置は透過モードまたは反射モードで
動作できる。透過モードにおいては、試験中の透明なパ
ネルを通じて映像が検出される。反射モードにおいて
は、電子光学的光変調器を介して2回透過反射で光りの
パワーが観察される。空間映像を検出するための装置と
してカメラその他の映像形成センサを使用できる。
動作できる。透過モードにおいては、試験中の透明なパ
ネルを通じて映像が検出される。反射モードにおいて
は、電子光学的光変調器を介して2回透過反射で光りの
パワーが観察される。空間映像を検出するための装置と
してカメラその他の映像形成センサを使用できる。
【0008】本発明の方法に従って動作する装置は、レ
ーザのような光エネルギー源と、試験中のパネルに近接
して置かれた時にNCAP(ネマチック彎曲整列フェー
ズ)またはPDLC(ポリマー分散液晶)膜中に存在す
る光散乱効果のような電子光学的効果を示す電子光学的
センサ(光変調器)と、空間的に変調された光ビームを
空間的に観察する手段とを含む。
ーザのような光エネルギー源と、試験中のパネルに近接
して置かれた時にNCAP(ネマチック彎曲整列フェー
ズ)またはPDLC(ポリマー分散液晶)膜中に存在す
る光散乱効果のような電子光学的効果を示す電子光学的
センサ(光変調器)と、空間的に変調された光ビームを
空間的に観察する手段とを含む。
【0009】本発明、高密度集積回路が電気的インター
フェイスへ接続される前にその集積回路を侵すことなし
に試験し、かつ液晶表示(LCD)パネルを電気的イン
ターフェイスへ接続する前にそのパネルを試験すること
にとくに用いられる。
フェイスへ接続される前にその集積回路を侵すことなし
に試験し、かつ液晶表示(LCD)パネルを電気的イン
ターフェイスへ接続する前にそのパネルを試験すること
にとくに用いられる。
【0010】
【実施例】図1と2は、試験中のパネル(PUT)16
または18の表面14上の多数の位置における電圧を観
察するための電圧映像形成装置10または10′の2つ
の実施例を示す。図3は装置10の一部の詳細(A)と
これに対応する各部の電圧空間分布グラフ(B)を示
す。RUT16は対象とする波長の光エネルギーに対し
て透明なパネルであり、PUT18はその光エネルギー
に対して不透明なパネルである。PUT16はシリコン
チップ等とすることができ、PUT18は液晶表示(L
CD)パネルとすることができる。いずれの場合にも、
PUT16または18の表面14の上の選択された場所
に電圧を発生させるために、PUT16または18を何
らかの方法で電源(図示せず)へ接続できる。
または18の表面14上の多数の位置における電圧を観
察するための電圧映像形成装置10または10′の2つ
の実施例を示す。図3は装置10の一部の詳細(A)と
これに対応する各部の電圧空間分布グラフ(B)を示
す。RUT16は対象とする波長の光エネルギーに対し
て透明なパネルであり、PUT18はその光エネルギー
に対して不透明なパネルである。PUT16はシリコン
チップ等とすることができ、PUT18は液晶表示(L
CD)パネルとすることができる。いずれの場合にも、
PUT16または18の表面14の上の選択された場所
に電圧を発生させるために、PUT16または18を何
らかの方法で電源(図示せず)へ接続できる。
【0011】電圧を測定するために、まず光エネルギー
源20が設けられる。この光エネルギー源としてはクセ
ノン灯、ナトリウム灯、石英ハロゲン灯、パルスレーザ
または持続レーザ等で構成できる。光エネルギー源から
の光エネルギーは光エネルギー源ビーム22に分けら
れ、そのビームは処理されて光入力ビーム24にされ
る。その光入力ビームはビーム拡大器28により拡大さ
れ、平行な光ビームにされる。この目的のために、レン
ズ、反射鏡または光ファイバで構成した装置を設けるこ
とができる。平行な入力ビームは一定のパワー密度横断
面、または少なくとも既知のパワー密度横断面を有する
ことが好ましい。
源20が設けられる。この光エネルギー源としてはクセ
ノン灯、ナトリウム灯、石英ハロゲン灯、パルスレーザ
または持続レーザ等で構成できる。光エネルギー源から
の光エネルギーは光エネルギー源ビーム22に分けら
れ、そのビームは処理されて光入力ビーム24にされ
る。その光入力ビームはビーム拡大器28により拡大さ
れ、平行な光ビームにされる。この目的のために、レン
ズ、反射鏡または光ファイバで構成した装置を設けるこ
とができる。平行な入力ビームは一定のパワー密度横断
面、または少なくとも既知のパワー密度横断面を有する
ことが好ましい。
【0012】入力ビームは、特定の種類、特定の構造お
よびできれば特定の原子軸の向きまたは特定の分子軸の
向きを有する電子光学的変調器手段30または31へ向
けられる。この変調器手段30のために適当な変調器と
してはNCAP膜またはPCLD膜で製作されたものが
ある。電子光学的変調器30は、ポリマーマトリックス
内に封入された液晶の小滴の光散乱特性を利用する。
よびできれば特定の原子軸の向きまたは特定の分子軸の
向きを有する電子光学的変調器手段30または31へ向
けられる。この変調器手段30のために適当な変調器と
してはNCAP膜またはPCLD膜で製作されたものが
ある。電子光学的変調器30は、ポリマーマトリックス
内に封入された液晶の小滴の光散乱特性を利用する。
【0013】この封入構造により液晶分子を彎曲状態で
整列させることができ、かつこの整列状態を希望に応じ
て制御電界により光学的に切り換えることができる。し
たがって、この装置は光散乱特性が非常に高い状態か
ら、光透過特性が非常に高い状態へ切り換えられる。後
で説明するように、この電子光学的変調器手段30は、
長手方向の測定構造とするために、第1の面32と、こ
の第1の面に向き合う第2の面34とを有する。第1の
面32はインジウムすず酸化物(ITD)のような透明
な導電性被覆36を有する。その導電性被覆はアースの
ような電圧共通部38へ電気的に結合される。
整列させることができ、かつこの整列状態を希望に応じ
て制御電界により光学的に切り換えることができる。し
たがって、この装置は光散乱特性が非常に高い状態か
ら、光透過特性が非常に高い状態へ切り換えられる。後
で説明するように、この電子光学的変調器手段30は、
長手方向の測定構造とするために、第1の面32と、こ
の第1の面に向き合う第2の面34とを有する。第1の
面32はインジウムすず酸化物(ITD)のような透明
な導電性被覆36を有する。その導電性被覆はアースの
ような電圧共通部38へ電気的に結合される。
【0014】変調器手段30(図1)の第2の面34は
透明であって、入力ビームがPUT16を透過できるよ
うにする。変調器手段31(図2)の第2の面34に
は、反射率の高い非導電性被覆33が設けられる。この
被覆33は入力ビーム24を反射する。第2の面34は
PUT16または18の表面14の区域40に近接して
設けられる。第1の面32を通って電子光学的変調器手
段30の内部に入り、PUT16または18の表面14
の区域40のすぐ近くの位置において第2の面に入射す
るように照射された入力ビーム24の少なくとも一部と
交差するように電子光学的変調器手段30は向けられ
る。
透明であって、入力ビームがPUT16を透過できるよ
うにする。変調器手段31(図2)の第2の面34に
は、反射率の高い非導電性被覆33が設けられる。この
被覆33は入力ビーム24を反射する。第2の面34は
PUT16または18の表面14の区域40に近接して
設けられる。第1の面32を通って電子光学的変調器手
段30の内部に入り、PUT16または18の表面14
の区域40のすぐ近くの位置において第2の面に入射す
るように照射された入力ビーム24の少なくとも一部と
交差するように電子光学的変調器手段30は向けられ
る。
【0015】表面14またはその近くの位置12におけ
る電圧が変調器手段30と相互に作用して、位置12に
整列している入力ビーム24の光パワー透過を変化させ
る。これは、入力ビーム24に対する出力ビーム42の
平行な整列状態の空間的に依存する変化として観察でき
る。それらの変化は表面14の位置12における電圧に
比例する。
る電圧が変調器手段30と相互に作用して、位置12に
整列している入力ビーム24の光パワー透過を変化させ
る。これは、入力ビーム24に対する出力ビーム42の
平行な整列状態の空間的に依存する変化として観察でき
る。それらの変化は表面14の位置12における電圧に
比例する。
【0016】図3のBはPUT18と、第2の面34に
反射被覆33を有する種類の変調器手段31との間の相
互作用を示す。反射被覆33は誘電体被覆または誘電体
のスタックとすることができ、第2の面34と表面14
の間に空隙が存在し、また固体あるいは液体の層が充て
んされた間隙が存在するものと仮定する。動作時には、
各位置12の電界(E−電界)が電子光学的変調器手段
31の中に侵入して、光ビーム(位置12における電圧
に正確に正比例してあらゆる位置12と平行に整列状態
にあることが好ましい)の散乱特性と吸収特性を変化さ
せる。
反射被覆33を有する種類の変調器手段31との間の相
互作用を示す。反射被覆33は誘電体被覆または誘電体
のスタックとすることができ、第2の面34と表面14
の間に空隙が存在し、また固体あるいは液体の層が充て
んされた間隙が存在するものと仮定する。動作時には、
各位置12の電界(E−電界)が電子光学的変調器手段
31の中に侵入して、光ビーム(位置12における電圧
に正確に正比例してあらゆる位置12と平行に整列状態
にあることが好ましい)の散乱特性と吸収特性を変化さ
せる。
【0017】電圧V1 がパワー変調に正の変化をひき起
こす。電圧V2 がパワー変調に負の変化をひき起こす。
電圧V3 がパワー変調に正の極端な変化をひき起こす。
パワー変調は位置の関数であって、表面14と、電子光
学的変調器手段31の第1の面における接地された導電
性被覆36との間の電圧差に正比例する。したがって、
変調器31を出たビーム(ここで説明している例ではそ
のビームは変調器を2回通った)は空間的に変調された
光パワーを含む。この光パワーは被覆36の基準に対す
る各位置12における電圧についての情報を運ぶ。
こす。電圧V2 がパワー変調に負の変化をひき起こす。
電圧V3 がパワー変調に正の極端な変化をひき起こす。
パワー変調は位置の関数であって、表面14と、電子光
学的変調器手段31の第1の面における接地された導電
性被覆36との間の電圧差に正比例する。したがって、
変調器31を出たビーム(ここで説明している例ではそ
のビームは変調器を2回通った)は空間的に変調された
光パワーを含む。この光パワーは被覆36の基準に対す
る各位置12における電圧についての情報を運ぶ。
【0018】第2の面34と表面14の間の間隔は制御
され、短絡、熱伝導、またはストレスによる機械的な歪
みのような副作用を起こさないで実際上できるだけ狭く
することが好ましい。その間隔の選択は、信号対ノイズ
の比を最高にするように行われる。そのノイズは、とく
に、近くの点の電圧により発生される電界からの漏話に
起因するノイズが重要である。電圧源がピクセル区域
(図3のAに示す112)として定められる区域である
ような、LCDパネルに対してとくに適用できる動作則
は、電子光学的変調器手段の第2の面34を、位置12
の間隔より狭く、ピクセル区域の直径の30%をなるべ
くこえないようにして、表面14に対して置くことであ
る。その間隔は可動台装置(図示せず)のような機械的
位置ぎめ手段で制御できる。
され、短絡、熱伝導、またはストレスによる機械的な歪
みのような副作用を起こさないで実際上できるだけ狭く
することが好ましい。その間隔の選択は、信号対ノイズ
の比を最高にするように行われる。そのノイズは、とく
に、近くの点の電圧により発生される電界からの漏話に
起因するノイズが重要である。電圧源がピクセル区域
(図3のAに示す112)として定められる区域である
ような、LCDパネルに対してとくに適用できる動作則
は、電子光学的変調器手段の第2の面34を、位置12
の間隔より狭く、ピクセル区域の直径の30%をなるべ
くこえないようにして、表面14に対して置くことであ
る。その間隔は可動台装置(図示せず)のような機械的
位置ぎめ手段で制御できる。
【0019】その情報を取出すために、出力ビーム42
を横切る映像の中の変調の変化を検出して、電圧を解析
する手段が設けられる。図1と2を参照して、その検出
手段は、たとえば集束レンズ46を通じて光を受ける感
知カメラ48のような手段で構成できる。その手段46
は、空間的に依存するパワー変調を捕え、カメラにより
見て、電圧の大きさに対応する諸特徴を有する観察可能
なマップを二次元で生ずる。また、信号対ノイズ比を高
くするために、カメラ48により捕らえられた映像のデ
ジタル化された様式での取扱いによる映像処理を用いる
ことができる。(デジタル映像取扱いは知られている技
術である。)
を横切る映像の中の変調の変化を検出して、電圧を解析
する手段が設けられる。図1と2を参照して、その検出
手段は、たとえば集束レンズ46を通じて光を受ける感
知カメラ48のような手段で構成できる。その手段46
は、空間的に依存するパワー変調を捕え、カメラにより
見て、電圧の大きさに対応する諸特徴を有する観察可能
なマップを二次元で生ずる。また、信号対ノイズ比を高
くするために、カメラ48により捕らえられた映像のデ
ジタル化された様式での取扱いによる映像処理を用いる
ことができる。(デジタル映像取扱いは知られている技
術である。)
【0020】図1に示すように1回通過装置において
は、映像形成は線状である。図2に示すような多動通過
装置においては、変調器をビームを2回透過させること
により感度を向上させることができる。ビーム分割器5
0により出力ビーム42は共直線入力ビーム24から分
離される。また、位相変調器31の反射面33が光ビー
ムに対して垂直でないように、その反射面33を向ける
ことによって入力ビームと出力ビームを分離できる。そ
うすると反射により出力ビーム42は分離されるからビ
ーム分離器は不要である。
は、映像形成は線状である。図2に示すような多動通過
装置においては、変調器をビームを2回透過させること
により感度を向上させることができる。ビーム分割器5
0により出力ビーム42は共直線入力ビーム24から分
離される。また、位相変調器31の反射面33が光ビー
ムに対して垂直でないように、その反射面33を向ける
ことによって入力ビームと出力ビームを分離できる。そ
うすると反射により出力ビーム42は分離されるからビ
ーム分離器は不要である。
【0021】以上、特定の実施例について本発明を説明
した。他の実施例も当業者には明らかであろう。たとえ
ば、多量子井戸電子吸収変調器を使用できる。
した。他の実施例も当業者には明らかであろう。たとえ
ば、多量子井戸電子吸収変調器を使用できる。
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図3】Aは試験中のパネルに近接する電気光学的結晶
の側横断面図で、BはAに関連する電圧空間分布のグラ
フの一例である。
の側横断面図で、BはAに関連する電圧空間分布のグラ
フの一例である。
28 ビーム拡大器 30,31 電子光学的光変調器手段 32 光変調器手段の第1の面 34 光変調器手段の第2の面 48 感知カメラ
Claims (3)
- 【請求項1】 光エネルギーを発生する手段と、 この光エネルギーを任意の偏光状態の入力ビームへ向け
る手段と、 電圧共通部へ電気的に結合される導電性被覆を有する第
1の面と、反対側の第2の面とを長手方向のプロービン
グジオメトリイを許す向きに有する電子光学的変調器手
段であって、前記入力ビームに沿って空間的に依存する
変調を出力ビーム中にひき起こさせるために、前記第1
の面を通って、試験中のパネルの表面の区域に近接する
前記第2の面に入射する、前記変調器手段へ向けられた
前記入力ビームの少なくとも一部と交差するために向け
られる前記電子光学的変調器手段と、 前記表面上の電圧を解析するために前記出力ビームを横
切る映像中の前記変調を検出する手段と、を備え、前記
変調は前記表面上の位置における電圧に比例することを
特徴とするテスト中のパネルの表面上の多数の位置にお
ける電圧を観測する装置。 - 【請求項2】 光エネルギーを発生する光源と、 電圧共通部へ電気的に結合される導電性被覆を有する第
1の面と、反対側の第2の面とを長手方向のプロービン
グジオメトリイを許す向きに有する電子光学的変調器手
段であって、前記入力ビームに沿って空間的に依存する
光パワーの変化を出力ビーム中にひき起こさせるため
に、前記第1の面を通って、試験中のパネルの表面の区
域に近接する前記第2の面に入射する、前記変調器手段
へ向けられた前記入力ビームの少なくとも一部と交差す
るために向けられる前記電子光学的変調器手段と、 前記表面上の電圧を解析するために電圧の大きさに対応
する諸特徴を有する観察可能なマップを発生するために
前記空間的に依存するパワー変調に交差するために配置
される手段と、を備え、光パワーの前記変化は前記表面
上の位置における電圧に比例することを特徴とするテス
ト中のパネルの表面上の複数の位置における電圧を同時
に観察する装置。 - 【請求項3】 電圧共通部へ電気的に結合される導電性
被覆を有する第1の面と、反対側の第2の面とを長手方
向のプロービングジオメトリイを許す向きに有する電子
光学的変調器手段であって、入力ビームに沿って空間的
に依存する変調を出力ビーム中にひき起こさせるため
に、前記第1の面を通って、試験中のパネルの表面の区
域に近接する前記第2の面に入射する、前記変調器手段
へ向けられた前記ビームの少なくとも一部と交差するた
めに向けられている前記電子光学的変調器手段へ光エネ
ルギーの入力ビームを向ける過程と、 前記表面上の電圧を解析するために前記出力ビームを横
切る映像中の前記変調を検出する過程と、を備え、前記
変調は前記表面上の位置における電圧に比例することを
特徴とする、試験中のパネルの表面上の多数の位置にお
ける電圧を観察する方法。
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