JPH06213598A - 誘導飛翔体 - Google Patents

誘導飛翔体

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JPH06213598A
JPH06213598A JP663493A JP663493A JPH06213598A JP H06213598 A JPH06213598 A JP H06213598A JP 663493 A JP663493 A JP 663493A JP 663493 A JP663493 A JP 663493A JP H06213598 A JPH06213598 A JP H06213598A
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JP
Japan
Prior art keywords
steering
piezoelectric element
key
output shaft
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP663493A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Segawa
忠一 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06213598A publication Critical patent/JPH06213598A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間に操舵翼の取付、取り外しを行う運用
をする誘導飛翔体において、操舵翼の回転のがたをなく
し操舵の精度と耐フラッタ性を向上する。 【構成】 短時間に操舵翼2の取付、取り外しを行う運
用をする誘導飛翔体において、操舵駆動機構5の回転力
を出力する出力軸4と操舵翼軸3の間にキー7とキー溝
8を設けキー7に片側に圧電素子10を固定し機体本体
1に圧電素子10の電源回路を設ける。 【効果】 短時間で機体本体に操舵翼を取付、取り外し
ができると同時に、圧電素子が操舵翼の回転のがたをな
くして操舵の精度と耐フラッタを向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運用時において誘導
飛翔体に操舵翼の取付、取り外しを行う誘導飛翔体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の誘導飛翔体の概略図で
あり、図15、図16は後述する操舵翼と出力軸の位置
関係を説明する詳細図であり図15は後述する駆動機構
の動作前、図16は動作中を示す。図において1は機体
本体、2は操舵翼、3はこの操舵翼の回転の中心となる
操舵翼軸、4はこの操舵翼軸を保持する出力軸、5はこ
の出力軸を回転させる操舵駆動機構であり、操舵駆動機
構の代表例としてモータと歯車とを組み合わせた機構を
示す。6は前記機体本体に固定され上記出力軸を保持す
る軸受である。7は前記出力軸に設けられたキー、8は
このキーに勘合し前記操舵翼軸に設けられたキー溝、9
はこのキー溝8と前記キー7との間に設定したはめ合い
すきまである。
【0003】誘導飛翔体は通常、保管スペース等の問題
から翼を取り外した状態で保管され、使用前に取り付け
て使用するのが普通である。従来の誘導飛翔体は前述の
ように構成され、例えば取り外し状態で保管されていた
操舵翼2の操舵翼軸3を機体本体1の出力軸4の穴に挿
入し、操舵翼軸3のキー溝8と出力軸4のキー7と嵌合
することにより、操舵翼軸3は出力軸4を介して軸受け
6で支持され、かつ操舵駆動機構5の発生する回転力が
出力軸4のキー7から操舵翼軸3のキー溝8に伝達され
るので操舵翼2が操舵可能となる。この操舵翼2の取付
において操舵翼軸3のキー溝8と出力軸4のキー7との
あいだにはめ合いすきま9がないしまりばめの場合は、
操舵翼2を木槌などで打ち込むはめ合い作業あるいは、
キー溝8を加熱し熱膨張により溝幅を広げて嵌合させる
焼きばめによるはめ合い作業を行うので取付に時間を要
するが、はめ合いすきま9を設けてあるのでこれらのは
め合い作業が不要なため短時間で操舵翼2を機体本体1
に取り付けることができる。また取り外しにおいては、
打ち込みによるはめ合いや焼きばめによるしまりばめの
場合取り外しが不可能であるが、はめ合いすきま9を設
けてあるので取り外しが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の誘
導飛翔体では、図15、図16に示すように操舵駆動機
構5が動作し出力軸4が回転してもキー7とキー溝8の
位置が変化してあたるまで(図16図示)の間は操舵翼
軸3には回転力が伝わらず操舵翼2は操舵されない状態
となり、回転のガタを生ずる。この回転のガタが操舵の
精度を低下せるという問題点があった。またこの回転の
がたは操舵翼2と出力軸4を一体とした軸系のねじり剛
性を低下させるため操舵翼2の制御系の応答性を低下さ
せるとともに耐フラッタ性を劣化させるという問題点が
あった。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、回転のがたをなくし操舵の精度の
向上と制御系の応答性の向上ならびに耐フラッタ性の向
上を目的とするものである。
【0006】または、かかる課題を解決するためになさ
れたものであり、回転のがたをなくし操舵の精度の向上
と制御系の応答性の向上ならびに耐フラッタ性の向上を
目的とするものであり、さらに伝達トルクの増大と信頼
性の向上を目的とするものである。
【0007】または、かかる課題を解決するためになさ
れたものであり、はめ合いすきまが大きい場合において
も回転のがたをなくし操舵の精度の向上と制御系の応答
性の向上ならびに耐フラッタ性の向上を目的とするもの
である。
【0008】または、かかる課題を解決するためになさ
れたものであり、回転のがたをなくし操舵の精度の向上
と制御系の応答性の向上ならびに耐フラッタ性の向上を
目的とするものであり、さらに操舵翼の微小角度駆動を
させることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による誘導飛翔
体は、操舵翼軸へトルクを伝達するキーの片面に固定さ
れた圧電素子とこの圧電素子に電圧を印加する電源回路
とを備えたものである。
【0010】または、操舵翼軸へトルクを伝達するキー
の両面に固定された圧電素子とこの圧電素子に電圧を印
加する電源回路とを備えたものである。
【0011】または、キー溝の一方の側面に固定された
圧電素子とこの圧電素子に電圧を印加する電源回路とを
備えたものである。
【0012】または、キー溝の両側面にそれぞれ複数個
の固定された圧電素子とこの圧電素子に電圧を印加する
電源回路とを備えたものである。
【0013】
【作用】この発明においては、操舵翼軸を出力軸にはめ
合い後、操舵翼軸へトルクを伝達するキーの片面に固定
された圧電素子に電圧を印加して膨張させはめ合いすき
まをなくすことにより回転のがたをなくし、操舵の精度
の向上と制御系の応答性の向上ならびに耐フラッタ性の
向上を図るものである。
【0014】またはキーの両面に固定された圧電素子に
電圧を印加して膨張させはめ合いすきまをなくすことに
より回転のがたをなくし、操舵の精度の向上と制御系の
応答性の向上ならびに耐フラッタ性の向上させるととも
に伝達トルクの増大と信頼性の向上を図るものである。
【0015】またはキー溝の一方の側面に固定された圧
電素子に電圧を印加して膨張させ、はめ合いすきまが大
きい場合においても、はめ合いすきまをなくすことによ
り回転のがたをなくし、操舵の精度の向上と制御系の応
答性の向上ならびに耐フラッタ性の向上を図るものであ
る。
【0016】またはキー溝の両側面に固定された複数個
の圧電素子に電圧を印加して膨張させはめ合いすきまを
なくすことにより回転のがたをなくし、操舵の精度の向
上と制御系の応答性の向上ならびに耐フラッタ性の向上
させるとともに操舵翼を微小角度駆動させることを図る
ものである。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す説明図であ
り、図2は後述する圧電素子に電圧を印加していない状
態を示す詳細図、図3は図2と同様に後述する圧電素子
に電圧を印加した状態を説明する詳細図である。図中1
0はキー7に固定された圧電素子、11は圧電素子10
に電圧を印加する電源回路、12は圧電素子10と電源
回路11を接続するリード線である。
【0018】この発明による誘導飛翔体においては、出
力軸4に固定された圧電素子10にリード線12を介し
て電源回路11から電圧を印加すると、圧電素子10は
膨張する。また操舵翼軸3のキー溝8が嵌合の凹部とな
り、出力軸4のキー7と圧電素子10が嵌合の凸部とな
り嵌合部を構成し、電圧を印加しない状態においてキー
溝8の凹部に対してキー7と圧電素子10の組み合わせ
た凸部ははめ合いすきま9をもつ。操舵翼2を機体本体
1に取り付けるときは電源回路11は圧電素子10へ電
圧を印加しない状態にし、はめ合いすきま9が存在する
ので前述した従来の誘導飛翔体と同様に操舵翼軸3と出
力軸4を簡単に組み込むことが可能であるという利点を
もつ。組み込み後、電源回路11から圧電素子10に電
圧を印加すると圧電素子10が膨張し、図3に示すよう
にキー7とキー溝8の間のすきまがなくなり、操舵翼軸
3と出力軸4の回転方向のがたをなくすことができる。
【0019】実施例2.図4はこの発明の他の実施例を
示す説明図であり、図5は圧電素子10に電圧を印加し
てない状態を示す詳細図、図6は圧電素子10に電圧を
印加した状態を説明する詳細図である。この実施例では
圧電素子10をキー7の両面に固定してある。
【0020】キー7の両面に固定された圧電素子10が
膨張するので操舵翼2と出力軸4の嵌合部の両側にある
はめ合いすきま9がなくなり、実施例1に比べ大きなト
ルクを伝達できるという利点がある。またどちらか一方
の圧電素子10が故障しても他方の圧電素子10が回転
方向のがたをなくすことができる冗長系を構成するので
動作の信頼性が向上するという利点がある。
【0021】実施例3.図7はこの発明の他の実施例を
示す説明図であり、図8は圧電素子10に電圧を印加し
ていない状態を示す詳細図、図9は圧電素子10に電圧
を印加した状態を説明する詳細図である。この実施例で
は操舵翼軸3にキー7を設け、出力軸4にキー溝8を設
け、このキー溝8の片側の一部を切り欠き、切り欠き部
に圧電素子10を固定してある。
【0022】はめ合い隙間9をなくす方向にキー溝8の
側面の一部を大きく切り欠くことができるので膨張方向
に長い圧電素子9を固定することができる。圧電素子9
の膨張できる長さは膨張方向の長さに比例するので大き
なはめ合いすきま9をなくすことができるという利点が
ある。
【0023】実施例4.図10はこの発明の他の実施例
を示す説明図であり、図11は圧電素子10に電圧を印
加していない状態を示す詳細図、図12は圧電素子10
に電圧を印加した状態を説明する詳細図、図13は圧電
素子10を微小角駆動した状態を説明する詳細図であ
る。この実施例では操舵翼軸3にキー7を設け、出力軸
4にキー溝8を設け、このキー溝8両側の一部をそれぞ
れ2箇所切り欠き、切り欠き部に圧電素子10を固定し
てある。
【0024】出力軸4のキー溝8の切り欠きに固定され
た圧電素子10を等しい電圧を印加し4個の圧電素子1
0を等しく膨張させると、はめ合いすきま9がなくなり
(図12)、操舵翼軸3と出力軸4の回転方向のがたを
なくすことができる。また、4個の圧電素子10に印加
する電圧に差を与え膨張する量に差ができるので(図1
3)はめ合いすきま9の範囲内で操舵翼軸3の角度を微
小に変化させることができる利点をもつ。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、短時間
に操舵翼を機体本体に取付、取り外しを行う運用をする
誘導飛翔体において、操舵翼軸と出力軸の間でトルクを
伝達するキーとキー溝の組み合わせ部に圧電素子を固定
することにより、短時間に操舵翼を機体本体に取付、取
り外しができると同時に、回転のがたをなくし操舵の精
度の向上と制御系の応答性の向上ならびに耐フラッタ性
の向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による誘導飛翔体を示す図
である。
【図2】この発明の実施例1による誘導飛翔体の圧電素
子に電圧を印加していない状態を示す詳細図である。
【図3】この発明の実施例1による誘導飛翔体の圧電素
子に電圧を印加した状態を示す詳細図である。
【図4】この発明の実施例2による誘導飛翔体を示す図
である。
【図5】この発明の実施例2による誘導飛翔体の圧電素
子に電圧を印加していない状態を示す詳細図である。
【図6】この発明の実施例2による誘導飛翔体の圧電素
子に電圧を印加した状態を示す詳細図である。
【図7】この発明の実施例3による誘導飛翔体を示す図
である。
【図8】この発明の実施例3による誘導飛翔体の圧電素
子に電圧を印加していない状態を示す詳細図である。
【図9】この発明の実施例3による誘導飛翔体の圧電素
子に電圧を印加した状態を示す詳細図である。
【図10】この発明の実施例4による誘導飛翔体を示す
図である。
【図11】この発明の実施例4による誘導飛翔体の圧電
素子に電圧を印加していない状態を示す詳細図である。
【図12】この発明の実施例4による誘導飛翔体の圧電
素子に電圧を印加した状態を示す詳細図である。
【図13】この発明の実施例4による誘導飛翔体の圧電
素子に電圧を印加し微小角度操舵翼を操舵した状態を示
す詳細図である。
【図14】従来の誘導飛翔体の説明図である。
【図15】従来の誘導飛翔体の操舵駆動機構を動作して
いない状態を示す詳細図である。
【図16】従来の誘導飛翔体の操舵駆動機構を動作した
状態を示す詳細図である。
【符号の説明】
1 機体本体 2 操舵翼 3 操舵翼軸 4 出力軸 5 操舵駆動機構 6 軸受 7 キー 8 キー溝 9 はめ合いすきま 10 圧電素子 11 電源回路 12 リード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵翼の回転の中心となる操舵翼軸と、
    この操舵翼軸を保持する出力軸と、この出力軸を回転さ
    せる操舵駆動機構とを有する誘導飛翔体において、上記
    出力軸から操舵翼軸へトルクを伝達するキーと、このキ
    ーにはめあいすきまを有して勘合するキー溝と、前記キ
    ーの片面又は両面に固定された圧電素子と、この圧電素
    子に電圧を印加する電源回路とを備えたことを特徴とす
    る誘導飛翔体。
  2. 【請求項2】 操舵翼の回転の中心となる操舵翼軸と、
    この操舵翼軸を保持する出力軸と、この出力軸を回転さ
    せる操舵駆動機構とを有する誘導飛翔体において、上記
    出力軸から操舵翼軸へトルクを伝達するキーと、このキ
    ーにはめあいすきまを有して勘合するキー溝と、前記キ
    ー溝の一方の側面、又は両側面に固定された圧電素子
    と、この圧電素子に電圧を印加する電源回路とを備えた
    ことを特徴とする誘導飛翔体。
JP663493A 1993-01-19 1993-01-19 誘導飛翔体 Pending JPH06213598A (ja)

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JP663493A JPH06213598A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 誘導飛翔体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP663493A JPH06213598A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 誘導飛翔体

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Publication Number Publication Date
JPH06213598A true JPH06213598A (ja) 1994-08-02

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ID=11643801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP663493A Pending JPH06213598A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 誘導飛翔体

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JP (1) JPH06213598A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120625A (ja) * 2000-12-21 2009-06-04 Resuscitek Inc 安定したt3の組成物およびその使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120625A (ja) * 2000-12-21 2009-06-04 Resuscitek Inc 安定したt3の組成物およびその使用方法

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