JPH06213533A - 空冷ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents
空冷ヒートポンプ式空気調和機Info
- Publication number
- JPH06213533A JPH06213533A JP644693A JP644693A JPH06213533A JP H06213533 A JPH06213533 A JP H06213533A JP 644693 A JP644693 A JP 644693A JP 644693 A JP644693 A JP 644693A JP H06213533 A JPH06213533 A JP H06213533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air
- air heat
- defrosting
- heat pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】上端4と下端3の間に除霜により発生する水滴
を空気熱交換器の内部より取り出し直接落下させる構造
のプレート1を複数個設けて、空気熱交換器下部までそ
の水滴が落下していかないようにする。 【効果】空気熱交換器の上端と下端との間に設けられた
複数のプレートにより、除霜時発生する水滴を直接空気
熱交換器内側に落下させ、空気熱交換器内より取り除
き、暖房運転復帰時間の短縮を図る。
を空気熱交換器の内部より取り出し直接落下させる構造
のプレート1を複数個設けて、空気熱交換器下部までそ
の水滴が落下していかないようにする。 【効果】空気熱交換器の上端と下端との間に設けられた
複数のプレートにより、除霜時発生する水滴を直接空気
熱交換器内側に落下させ、空気熱交換器内より取り除
き、暖房運転復帰時間の短縮を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房運転により空気熱
交換器に着霜した霜を効率よく除霜することで、より外
気温度低温での暖房運転を継続する事が出来る空冷ヒー
トポンプ式空気調和機に関する。
交換器に着霜した霜を効率よく除霜することで、より外
気温度低温での暖房運転を継続する事が出来る空冷ヒー
トポンプ式空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−172869号に開示されているよ
うに従来の技術では暖房運転時にはプレートフィンに下
方から空気を送り込み、霜を融解させるデフロスト運転
時には上方から空気を送り込んで霜を溶解した後でブレ
ートフィン間に水滴が残るのを防止することによりヒー
トポンプの暖房能力を増大させる方法などがある。この
方法では熱交換器上部と下部での風量のちがい、また、
水滴を下方に吹き飛ばす方法を採用しているが大型の熱
交換器などの場合、熱交換器の下部では水滴は取り除か
れにくく暖房運転復帰後、熱交換器下部での十分な熱交
換器は行われにくくなる。
うに従来の技術では暖房運転時にはプレートフィンに下
方から空気を送り込み、霜を融解させるデフロスト運転
時には上方から空気を送り込んで霜を溶解した後でブレ
ートフィン間に水滴が残るのを防止することによりヒー
トポンプの暖房能力を増大させる方法などがある。この
方法では熱交換器上部と下部での風量のちがい、また、
水滴を下方に吹き飛ばす方法を採用しているが大型の熱
交換器などの場合、熱交換器の下部では水滴は取り除か
れにくく暖房運転復帰後、熱交換器下部での十分な熱交
換器は行われにくくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空冷ヒートポンプ式空
気調和機に使用する空気熱交換器において、暖房運転時
に外気温が約5℃以下の時、空気熱交換器に付く霜に対
し周期的に除霜運転を始める。また、外気温の低い0℃
以下での運転では除霜間隔の知縮、また最大除霜時間
を、例えば、6分の設定で空気熱交換器に付着する霜に
対応している。0℃より低い外気温での運転で暖房を続
けていくには除霜を効率よく行わなくてはならない。
気調和機に使用する空気熱交換器において、暖房運転時
に外気温が約5℃以下の時、空気熱交換器に付く霜に対
し周期的に除霜運転を始める。また、外気温の低い0℃
以下での運転では除霜間隔の知縮、また最大除霜時間
を、例えば、6分の設定で空気熱交換器に付着する霜に
対応している。0℃より低い外気温での運転で暖房を続
けていくには除霜を効率よく行わなくてはならない。
【0004】従来の空冷ヒートポンプ式空気調和機では
一定の暖房能力を確保するため最大除霜時間を、例え
ば、6分に設定しているが、外気温が0℃より低い状態
で運転を続けると、空気熱交換器の上部では除霜される
が下部では上部から落下する水分が付着したまま暖房運
転に復帰し、空気熱交換器下部では付着する霜も多くな
り、次第に設定された最大除霜時間以内に除霜されなく
なり、上部での水滴をプレート部で空気熱交換器の下部
への水分の付着を防止し除霜時間の短縮をはかり、暖房
能力の向上を図る。また、より外気低温で着霜量を低下
させ暖房運転を行う事を目的とする。
一定の暖房能力を確保するため最大除霜時間を、例え
ば、6分に設定しているが、外気温が0℃より低い状態
で運転を続けると、空気熱交換器の上部では除霜される
が下部では上部から落下する水分が付着したまま暖房運
転に復帰し、空気熱交換器下部では付着する霜も多くな
り、次第に設定された最大除霜時間以内に除霜されなく
なり、上部での水滴をプレート部で空気熱交換器の下部
への水分の付着を防止し除霜時間の短縮をはかり、暖房
能力の向上を図る。また、より外気低温で着霜量を低下
させ暖房運転を行う事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】空冷ヒートポンプ式空気
調和機で使用する大型で縦型の空気熱交換器にプレート
を複数個設け、フィン部を分割し空気熱交換器を数段に
区画することにより、除霜時、空気熱交換器に付く水滴
が下部に流れるのを防ぎ、直接、ドレンバンに落下させ
空気熱交換器水滴をより多く取り除く。
調和機で使用する大型で縦型の空気熱交換器にプレート
を複数個設け、フィン部を分割し空気熱交換器を数段に
区画することにより、除霜時、空気熱交換器に付く水滴
が下部に流れるのを防ぎ、直接、ドレンバンに落下させ
空気熱交換器水滴をより多く取り除く。
【0006】
【作用】本発明により空冷ヒートポンプ式空気調和機で
外気温が低温で繰り返し行う除霜運転において、空気熱
交換器に付く水滴を早く取り除くことができる。これに
より除霜時間の短縮が可能になり暖房能力が向上する。
また、この除霜時間の短縮が暖房能力を確保するために
設定された最大除霜時間以内に、多くの霜が付いた場合
でも除霜が行えることであり、空冷ヒートポンプ空気調
和機がより外気温低温で効率よく使用可能となる。
外気温が低温で繰り返し行う除霜運転において、空気熱
交換器に付く水滴を早く取り除くことができる。これに
より除霜時間の短縮が可能になり暖房能力が向上する。
また、この除霜時間の短縮が暖房能力を確保するために
設定された最大除霜時間以内に、多くの霜が付いた場合
でも除霜が行えることであり、空冷ヒートポンプ空気調
和機がより外気温低温で効率よく使用可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を特明する。図1
は、本発明を実施する空冷ヒートポンプ空気調和機及び
空気熱交換器の系統図である。空気熱交換器は、プレー
ト1,フィン2,熱交換器下端3,熱交換器上端4,ド
レンパン5,プレート取付板6により構成される。ま
た、圧縮機9,水熱交換器7,膨張弁8,四方弁10と
空気熱交換器により空冷ヒートポンプ式空気調和機は構
成される。
は、本発明を実施する空冷ヒートポンプ空気調和機及び
空気熱交換器の系統図である。空気熱交換器は、プレー
ト1,フィン2,熱交換器下端3,熱交換器上端4,ド
レンパン5,プレート取付板6により構成される。ま
た、圧縮機9,水熱交換器7,膨張弁8,四方弁10と
空気熱交換器により空冷ヒートポンプ式空気調和機は構
成される。
【0008】暖房運転時フィン2に着霜しても空冷ヒー
トポンプ式空気調和機が除霜運転に入るとフィン2には
霜が水滴となり付いた状態になる。この水滴が空気熱交
換器上端4近くで発生しても、プレート1まで流れると
フィン2を伝わり空気熱交換器の下端3まで流れること
なく、プレート1によりフィン2から取り除かれ、直
接、ドレンパン5まで落下する。
トポンプ式空気調和機が除霜運転に入るとフィン2には
霜が水滴となり付いた状態になる。この水滴が空気熱交
換器上端4近くで発生しても、プレート1まで流れると
フィン2を伝わり空気熱交換器の下端3まで流れること
なく、プレート1によりフィン2から取り除かれ、直
接、ドレンパン5まで落下する。
【0009】フィン2をプレート1により区画する事
で、空気熱交換器上端4の近くの水滴をフィン2から取
り除く事が可能になり、除霜設定時間の短縮が実現し暖
房能力の向上が図れる。
で、空気熱交換器上端4の近くの水滴をフィン2から取
り除く事が可能になり、除霜設定時間の短縮が実現し暖
房能力の向上が図れる。
【0010】また、外気温が低い場合の空冷ヒートポン
プ空気調和機の暖房運転時、暖房運転能力の確保のため
設定された最大除霜時間内にフィン2に付く水滴をプレ
ート1でより多く取り除く事が可能であり暖房運転の使
用外気条件を拡大可能にする。
プ空気調和機の暖房運転時、暖房運転能力の確保のため
設定された最大除霜時間内にフィン2に付く水滴をプレ
ート1でより多く取り除く事が可能であり暖房運転の使
用外気条件を拡大可能にする。
【0011】
【発明の効果】本発明により、空冷ヒートポンプ式空気
調和機の除霜運転時、空気熱交換器に付く水滴を、プレ
ートを設けた所で空気熱交換器より取り出しドレンパン
まで落下させる。これにより最大設定除霜時間以内によ
り多くの水分を空気熱交換器より取り除く事が可能であ
り、暖房運転復帰後熱交換器の性能低下が防止される。
また、水滴を取り除く時間の短縮は除霜設定時間の短縮
が可能になり暖房能力の向上が得られる。また、空冷ヒ
ートポンプ空気調和機の外気低温での運転範囲の拡大が
可能になる。
調和機の除霜運転時、空気熱交換器に付く水滴を、プレ
ートを設けた所で空気熱交換器より取り出しドレンパン
まで落下させる。これにより最大設定除霜時間以内によ
り多くの水分を空気熱交換器より取り除く事が可能であ
り、暖房運転復帰後熱交換器の性能低下が防止される。
また、水滴を取り除く時間の短縮は除霜設定時間の短縮
が可能になり暖房能力の向上が得られる。また、空冷ヒ
ートポンプ空気調和機の外気低温での運転範囲の拡大が
可能になる。
【図1】本発明の一実施例の空気熱交換器の系統図。
1…プレート、2…フィン、3…空気熱交換器下端、4
…空気熱交換器上端、5…ドレンパン、6…プレート取
付板、7…水熱交換器、8…膨張弁、9…圧縮機、10
…四方弁。
…空気熱交換器上端、5…ドレンパン、6…プレート取
付板、7…水熱交換器、8…膨張弁、9…圧縮機、10
…四方弁。
Claims (1)
- 【請求項1】空気熱交換器,水熱交換器,四方弁,圧縮
機,膨張弁を含む空冷ヒートポンプ式空気調和機におい
て、上端と下端の間に除霜時に発生する水滴を前記空気
調和機内の前記空気熱交換器の内側の下部ドレンバン
に、直接、落下させる構造のプレートを複数個設け、前
記空気熱交換器のフィン部を分割することを特徴とする
空冷ヒートポンプ式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP644693A JPH06213533A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 空冷ヒートポンプ式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP644693A JPH06213533A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 空冷ヒートポンプ式空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06213533A true JPH06213533A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11638646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP644693A Pending JPH06213533A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 空冷ヒートポンプ式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06213533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1136242A3 (en) * | 2000-03-17 | 2004-01-02 | Sony Corporation | Transcribing method |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP644693A patent/JPH06213533A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1136242A3 (en) * | 2000-03-17 | 2004-01-02 | Sony Corporation | Transcribing method |
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