JPH06213528A - 吸着式冷凍装置 - Google Patents

吸着式冷凍装置

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JPH06213528A
JPH06213528A JP5118729A JP11872993A JPH06213528A JP H06213528 A JPH06213528 A JP H06213528A JP 5118729 A JP5118729 A JP 5118729A JP 11872993 A JP11872993 A JP 11872993A JP H06213528 A JPH06213528 A JP H06213528A
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towers
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 吸着式冷凍装置の吸脱着に必要な熱入力量の
低減。 【構成】 吸着室内に各々吸着剤付熱交換器を備えた少
くとも2基の吸着塔1,2の上記各吸着室間を加熱器
3,冷却器4を介してエンドレスに接続し,吸着塔1,
2の吸着剤付熱交換器の吸着剤に加熱器3または冷却器
4により加熱又は冷却した冷媒を交互に逆方向に供給循
環させて吸・脱着作用を行わせるようにした吸着式冷凍
装置において,第1の吸着塔1−加熱器3−第2の吸着
塔2−冷却器4−第1の吸着塔間相互の冷媒配管途中に
循環ループ全体を連通させる第1運転制御状態と,吸着
塔1と加熱器3または冷却器4のみの循環ループ,吸着
塔2と冷却器4または加熱器3のみの循環ループの2組
の相互遮断の循環ループを形成する第2運転状態を実現
する3方切換弁(11〜18)又は4路切換弁よりなる
切換手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、吸着質の吸着剤への
吸着作用に伴う蒸発潜熱又は脱着作用に伴う放出熱を利
用して被熱媒体を冷却又は加熱する吸着式冷凍装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、電力消費の節減等省エネルギ
ー化の要請から、吸着式冷凍装置の開発が活発に行なわ
れるようになってきている。
【0003】このような吸着式冷凍装置では、吸着塔を
形成する真空容器の底部に例えば水などの吸着質を、ま
た、その上方部に例えばゼオライトやシリカゲルなどの
吸着剤を各々設置し、吸着剤によって上記吸着質の気化
(蒸発)作用を促進することによって被熱媒体の冷却作用
を実現するようになっている。
【0004】そして、上記吸着剤への冷媒蒸気吸着作用
が進行して飽和状態に達すると、当該吸着剤を加熱手段
で加熱して当該冷媒蒸気(吸着質)を放出させて活性化す
る脱着作用が行なわれる。そして、該脱着時の放出熱に
より加熱作用を実現する。
【0005】上記のような吸着式冷凍装置は従来から良
く知られているが、さらに最近では、そのような吸着式
冷凍システムにおいて、例えば2基以上の吸着塔を使用
して更に大きな冷凍能力を得ようとするものも提案され
ている。
【0006】例えば特開平2−230069号公報によ
ると、吸着剤および伝熱管を内蔵した吸着塔を少なくと
も2基以上使用し、それら各吸着塔の胴体部を冷媒が循
環可能なように接続するとともに、該2基以上の吸着塔
の内、1塔以上の吸着塔が他方の吸着塔とは異なる作動
工程となるように吸着、脱着工程を交互に切り換えて可
逆的に運転するようにした吸着式冷凍装置が提案されて
いる。このように2基の吸着塔を加熱器、冷却器を介し
て直接冷媒配管で接続することによって例えば図12に
示すような冷凍回路を形成し、該回路を流れる冷媒の供
給方向を各塔の吸脱着作用の完了に応じて切り換えるよ
うにすると、各吸着塔内の吸着あるいは脱着の各工程を
繰り返して実行させることができ、連続した冷凍作用が
実現されるようになる。
【0007】すなわち、該従来の吸着式冷凍装置では、
上記の如く吸脱着作用に必要な吸着剤の温度制御に、加
熱器からの加熱冷媒又は冷却器からの冷却冷媒が使用さ
れ、それらの供給方向を例えば図2又は図3に示すよう
に可逆的に切り換えることにより吸着又は脱着作用を実
現するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今図12の
ヒートポンプサイクルの運転状態における脱着作用側吸
着塔の吸着剤に対する加熱冷媒の加熱入力は、吸着剤へ
の再生入力熱量で表わされ、該熱量は脱着側吸着塔の入
口側温度と出口側温度によって決定される。従って、脱
着開始から脱着完了まで上記図2又は図3の冷媒供給状
態を継続するとすれば、例えば図13の特性に示すよう
に、入口温度60℃、出口温度40℃程度から次第に上
昇し、a〜b、c〜dのように大きく変化する。従って、当
然上記加熱器での加熱入力熱量も、それに応じた大きな
ものが必要となる問題がある。
【0009】また、上記図12のヒートポンプサイクル
の熱入力は、結局脱着塔側への加熱器3による加熱量の
みであり、図14〜図16に示すように、上記吸脱着切
換えのサイクルタイムが長くなると、脱着塔側の脱着作
用進行に伴う加熱効率の低下に対して吸着塔側の吸着作
用進行により、やはり加熱器の負荷が増大する問題があ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜7各項
記載の発明は、それぞれ上記の問題を解決することを目
的としてなされたものであって、各々次のように構成さ
れている。
【0011】(1) 請求項1記載の発明の構成 請求項1記載の発明の吸着式冷凍装置では、例えば図1
および図7に示すように、吸着室内に各々吸着剤付熱交
換器を備えた第1、第2の少なくとも2基の吸着塔1,
2を使用し、それら各吸着塔1,2の上記各吸着室間を
加熱器3および冷却器4を介してエンドレスに接続し、
上記第1、第2の2基の吸着塔1,2の吸着剤付熱交換
器の吸着剤に上記加熱器3または冷却器4によって加熱
又は冷却した冷媒を交互に逆方向に供給循環させて吸・
脱着作用を行わせるようにした吸着式冷凍装置におい
て、上記第1の吸着塔1、加熱器3、第2の吸着塔2、
冷却器4、第1の吸着塔1間相互の冷媒配管21,22,
23,24途中に当該冷媒循環ループ全体を相互に連通
させる第1の運転制御状態と上記第1の吸着塔1と加熱
器3又は冷却器4のみの冷媒循環ループ、上記第2の吸
着塔2と冷却器4又は加熱器3のみの冷媒循環ループの
2組の相互に遮断された冷媒循環ループを形成する第2
の運転制御状態との2種の運転状態を形成する冷媒循環
ループ切換手段(11〜18)、(5,6)を設けて構成さ
れている。
【0012】(2) 請求項2記載の発明の構成 請求項2記載の発明の吸着式冷凍装置は、上記請求項1
記載の発明の構成を基本とし、同構成における上記冷媒
循環ループ切換手段が、例えば図1に示すように3方切
換弁11〜18により構成されている。
【0013】(3) 請求項3記載の発明の構成 請求項3記載の発明の吸着式冷凍装置は、上記冷媒循環
ループ切換手段が、例えば図7に示すように4路切換弁
5,6により構成されている。
【0014】(4) 請求項4記載の発明の構成 請求項4記載の発明の吸着式冷凍装置は、上記請求項
1,2又は3記載の発明の構成を各々基本構成とし、同
構成における上記第1、第2の吸着塔1,2が例えば図
1、図7に示すように各々その冷媒流入流出部に冷媒温
度を検出する温度センサ(S1,S4)、(S2,S3)を有し、
吸着作用側吸着塔の出口部の冷媒温度と脱着作用側吸着
塔出口部の冷媒温度とが等しくなった時に上記冷媒循環
ループ切換手段(11〜18)、(5,6)を作動させて上
記第1の運転制御状態から第2の運転制御状態に切り換
えるようになっている。
【0015】(5) 請求項5記載の発明の構成 請求項5記載の発明の吸着式冷凍装置は、例えば図8に
示すように吸着室内に各々吸着剤付熱交換器を備えた第
1、第2の少なくとも2基の吸着塔1,2を使用し、そ
れら各吸着塔1,2の上記各吸着室間を第1のループ3
1,32、33,34によって加熱器3および冷却器4を
介してエンドレスに接続可能とし、上記第1、第2の2
基の吸着塔1,2の吸着剤付熱交換器の吸着剤に上記加
熱器3または冷却器4によって加熱又は冷却した冷媒を
交互に逆方向に供給循環させて吸・脱着作用を行わせる
ようにした吸着式冷凍装置において、上記第1のループ
31,32,33,34に対して更に切換弁51,52,5
3,54を介して上記第1、第2の吸着塔1,2の各吸着
室間を上記加熱器3および冷却器4を介することなく直
接接続する第2のループ55,56を設けて構成されて
いる。
【0016】(6) 請求項6記載の発明の構成 請求項6記載の発明の吸着式冷凍装置は、上記請求項5
記載の発明の構成において、吸脱着切換え操作時に上記
切換弁51,52,53,54を第1のループ31,32、
33,34側から第2のループ55,56側に切換えるこ
とにより上記第1、第2の2つの吸着塔1,2間で熱媒
循環を行わせて熱の回収を行うようになっている。
【0017】(7) 請求項7記載の発明の構成 請求項7記載の発明の吸着式冷凍装置は、上記請求項5
又は6記載の発明の構成において、さらに第1、第2の
吸着塔1,2を複数対設置することにより、連続的な冷
凍能力を得るようになっている。
【0018】
【作用】本願の請求項1〜7各項記載の発明の吸着式冷
凍装置は、それぞれ上記のように構成されている結果、
当該各構成に対応して各々次のような作用を奏する。
【0019】(1) 請求項1記載の発明の作用 請求項1記載の発明の吸着式冷凍装置では、上述の如く
吸着室内に各々吸着剤付熱交換器を備えた第1、第2の
少なくとも2基の吸着塔1,2を使用し、それら各吸着
塔1,2の上記各吸着室間を加熱器3および冷却器4を
介してエンドレスに接続し、上記第1、第2の2基の吸
着塔1,2の吸着剤付熱交換器の吸着剤に上記加熱器3
または冷却器4によって加熱又は冷却した冷媒を交互に
逆方向に供給循環させて吸・脱着作用を行わせるように
した吸着式冷凍装置において、上記第1の吸着塔1、加
熱器3、第2の吸着塔2、冷却器4、第1の吸着塔1間
相互の冷媒配管21,22,23,24途中に当該冷媒循
環ループ全体を相互に連通させる第1の運転制御状態と
上記第1の吸着塔1と加熱器3又は冷却器4のみの冷媒
循環ループ、上記第2の吸着塔2と冷却器4又は加熱器
3のみの冷媒循環ループの2組の相互に遮断された冷媒
循環ループを形成する第2の運転制御状態との2種の運
転状態を形成する冷媒循環ループ切換手段(11〜1
8)、(5,6)を設けている。
【0020】したがって、今例えば図2に示す第1、第
2の吸着塔1,2の内の何れか一方の吸着塔2の加熱に
よる吸着剤の脱着(再生)が終了し、新たに他方側の吸着
塔1の加熱による吸着剤の脱着(再生)を行うようになっ
た時の加熱用の冷媒の流れは図3のようになり、加熱器
3へは今まで加熱されていた一方側の吸着塔2からの高
温の冷媒が流入するので、該状態での加熱器3への加熱
入力は、その分低減される。
【0021】しかし、時間が経つに連れて、当該一方側
吸着塔2の出口側冷媒の温度は低下し、他方他方側吸着
塔1の出口側の冷媒温度が上昇して行く。
【0022】そこで、上記一方側吸着塔2の出口側冷媒
温度と他方側吸着塔1の出口側冷媒温度が等しくなった
時点で上記冷媒循環ループ切換手段(11〜18)、(5,
6)を作動して上記図2の第1の運転状態から例えば図
5のような第2の運転状態による冷媒循環状態を形成す
る。このようにすると、上記加熱器3には上記切換時点
における冷媒温度よりも次第に温度が低下してくる一方
側吸着塔2からの冷媒が流入されなくなる一方、逆に次
第に温度が上昇してくる他方側吸着塔1を通した温度の
高い冷媒が流入するようになり、先に述べた図12の従
来の構成と比べて、加熱器自体に必要な熱量が大幅に低
減される。
【0023】また、同時に上記一方側の吸着作用を行っ
ている吸着塔2に冷却冷媒を供給する冷却器4の方にも
上記他方側吸着塔1からの高温の冷媒が流入するような
ことがなく、次第に温度が低下する同一方側吸着塔2の
出口側からの低温冷媒が供給されるようになるので、冷
却に必要な熱量が大幅に低減される。
【0024】(2) 請求項2記載の発明の作用 請求項2記載の発明の吸着式冷凍装置では、上記のよう
に、上記の冷媒循環ループ切換手段が、3方切換弁11
〜18により構成されていることから、上記請求項1記
載の発明と同様の作用が、当該3方切換弁11〜18の
切り換えによる運転状態の切り換えによって容易に実現
される。
【0025】(3) 請求項3記載の発明の作用 請求項3記載の発明の吸着式冷凍装置では、上記のよう
に、上記の冷媒循環ループ切換手段が、4路切換弁5,
6により構成されていることから、上記請求項1記載の
発明と同様の作用が、当該4方切換弁5,6の切り換え
による運転状態の切り換えによって簡単に実現される。
【0026】(4) 請求項4記載の発明の作用 請求項4記載の発明の吸着式冷凍装置では、上記のよう
に、上記第1、第2の吸着塔1,2が各々その冷媒流入
流出部に冷媒温度を検出する温度センサ(S1,S4)、(S
2,S3)を有するとともに、該温度センサ(S1,S4)、(S
2,S3)により吸着作用側吸着塔の出口部の冷媒温度と脱
着作用側吸着塔出口部の冷媒温度とを常時検出して、そ
れらが等しくなった時に上記冷媒循環ループ切換手段
(11〜18)、(5,6)を作動させて上記第1の運転制
御状態から第2の運転制御状態に切り換え、上記請求項
1記載の発明の作用をより適切に実現する。
【0027】(5) 請求項5記載の発明の作用 請求項5記載の発明の吸着式冷凍装置では、上記のよう
に、吸着室内に各々吸着剤付熱交換器を備えた第1、第
2の少なくとも2基の吸着塔1,2を使用し、それら各
吸着塔1,2の上記各吸着室間を第1のループ31,3
2、33,34によって加熱器3および冷却器4を介し
てエンドレスに接続可能とし、上記第1、第2の2基の
吸着塔1,2の吸着剤付熱交換器の吸着剤に上記加熱器
3または冷却器4によって加熱又は冷却した冷媒を交互
に逆方向に供給循環させて吸・脱着作用を行わせるよう
にした吸着式冷凍装置において、上記第1のループ3
1,32、33,34に対して更に切換弁51,52,5
3,54を介して上記第1、第2の吸着塔1,2の各吸着
室間を上記加熱器3および冷却器4を介することなく直
接接続する第2のループ55,56を設けているので、
例えば吸脱着工程を切換えた時点で該第2のループ5
5,56を連通させて運転すると、第1、第2の2つの
吸着塔1,2間の熱媒温度が均一化し、前のサイクルで
脱着塔側を加熱していた顕熱成分を回収することができ
るようになる。
【0028】その後、上記第1のループ31,32、3
3,34に切換えて運転することにより、通常の加熱又
は冷却作用を得ることができる。
【0029】(6) 請求項6記載の発明の作用 請求項6記載の発明の吸着式冷凍装置では、上記のよう
に、上記請求項5記載の発明の構成において、吸脱着切
換え操作時に第1、第2の2つの吸着塔1,2間で熱媒
循環を行わせるようにしており、例えば吸脱着工程を切
換えた時点で該第2のループ55,56を連通させて運
転することにより、上記第1、第2の2つの吸着塔1,
2間の熱媒温度が均一化し、前のサイクルで脱着塔側を
加熱していた顕熱成分を回収することができるようにな
る。
【0030】そして、その後、上記第1のループ55,
56に切換えて運転することにより、通常の加熱又は冷
却作用を得ることができる。
【0031】(7) 請求項7記載の発明の作用 請求項7記載の発明の吸着式冷凍装置では、上記のよう
に、上記請求項5又は6記載の発明の構成において、さ
らに第1、第2の吸着塔1,2を複数対設することによ
り、連続的な冷凍能力を得るようにしている。
【0032】すなわち、上述のように2つの吸着塔1,
2間をダイレクトに連通させた時は、顕熱回収が可能と
なる反面、どおしても冷却又は加熱能力は低下すること
になる。
【0033】しかし、複数対の吸脱着塔を設け、各対の
吸脱着切換え操作を例えば半サイクルずつ異ならせてお
くと、連続的な冷却又は加熱作用を得ることが可能とな
る。
【0034】
【発明の効果】以上の結果、本願発明によると、吸・脱
着作用のための冷媒熱量のロスがなくなり、加熱器およ
び冷却器に必要な熱入力量も低減される。
【0035】
【実施例】
(1) 第1実施例 図1〜図5は本願発明の第1実施例に係る吸着式冷凍装
置の構成および作用を示している。
【0036】先ず図1は、同装置のヒートポンプ回路を
示し、符号1は第1の吸着塔、2は第2の吸着塔であ
る。これら第1、第2の吸着塔1,2は第1〜第4の冷
媒配管21〜24により加熱器3および冷却器4を介し
て相互に接続されて、例えば図2又は図3に示すように
冷媒が各吸着塔1,2に対して可逆的に流されるように
なっている。
【0037】一方、符号11,12は上記第1の吸着塔
1と加熱器3間の第1の冷媒配管21中に設けられた第
1、第2の3方切換弁、また同13,14は上記第2の
吸着塔2と加熱器3間の第2の冷媒配管22中に設けら
れた第3、第4の3方切換弁、また同15,16は上記
第2の吸着塔2と冷却器4間の第3の冷媒配管23中に
設けられた第5、第6の3方切換弁、さらに同17,1
8は上記第1の吸着塔1と冷却器4間の第4の冷媒配管
24中に設けられた第7、第8の3方切換弁である。そ
して、該第1〜第8の3方切換弁11〜18は、図示の
ように第1、第2の3方切換弁11,12が第1、第2
のバイパス配管25,26を介して上記第5、第4の3
方切換弁16,15と、また第3、第4の3方切換弁1
3,14が第3、第4のバイパス配管27,28を介して
上記第8、第7の3方切換弁18,17に対して各々カ
スケードに接続されている。
【0038】したがって、本実施例では該第1〜第8の
3方切換弁11〜18の切り換え方により、例えば図2
の第1の運転サイクル、図3の第2の運転サイクルでの
第1の運転制御状態と図4の第1の運転サイクル、図5
の第2の運転サイクルでの第2の運転制御状態との4つ
の異なる冷媒循環状態に切り換えることができる。
【0039】また、上記第1の吸着塔1および第2の吸
着塔2の両端側(入口、出口)には、各々流通する冷媒温
度検出用の温度センサS1,S4、S2,S3が設置されてい
る。
【0040】今、先ず、例えば上記第1〜第8の各3方
切換弁11〜18が、図2に示すように、第1の吸着塔
(出口側)1−加熱器3−第2の吸着塔2−冷却器4−第
1の吸着塔(入口側)1間を相互に連通させる一方、上記
第1,第2、第3,第4のバイパス配管25,26、27,
28を遮断する状態(第1の運転制御状態)に切り換え制
御されると、第1の吸着塔1で吸着質冷媒の吸着剤付熱
交換器への吸着作用が行われ、該吸着作用の進行によっ
て吸着剤付熱交換器内を流れる利用側冷媒流体と熱交換
されて同熱交換器内を流れる利用側冷媒流体を加熱す
る。他方、第2の吸着塔2は、上記加熱器3からの加熱
冷媒の供給によって加熱されて、それまでの吸着作用に
よって吸着されている吸着剤付熱交換器の吸着質の脱着
(蒸発)作用が行われ、該脱着作用の進行によって当該吸
着剤付熱交換器内を流れる利用側冷媒流体の蒸発潜熱に
よる冷却が行われる。
【0041】一方、該状態において、上記加熱器3およ
び冷却器4からの上記第1、第2の吸着塔1,2に対す
る加熱冷媒および冷却冷媒の供給方向を図3のように逆
方向に切り換えると、今度は上記第2の吸着塔が吸着作
用を、第1の吸着塔1が脱着作用を生じるようになり、
該第1、第2の吸着塔1,2の吸脱着作用を交互に繰り
返して冷凍能力の高い連続した冷・暖房運転が実現され
る。
【0042】ところで、該図2又は図3の第1、第2の
ヒートポンプ運転サイクルの第1の運転制御状態におけ
る脱着作用側吸着塔の吸着剤に対する加熱冷媒の加熱入
力は、吸着剤の再生入力熱量で表わされるが、上記図2
又は図3の冷媒循環状態をそのまま吸脱着作用が完了す
るまで継続するとすれば、例えば図13の特性に示すよ
うに、脱着側吸着塔2又は1の入口側温度と出口側温度
は上記吸脱着切換え時における60℃と40℃程度から
次第に上昇し、a〜b、c〜dのように大きく変化する。従
って、当然上記加熱器3での必要な加熱熱量も、それに
応じた大きなものが必要となる問題がある。
【0043】そして、上記吸着剤の再生入力熱量は、前
述の如く同脱着側(再生側)吸着塔の入口温度(図13のa
〜b)と出口側温度(図13のc〜d)の積分値で決定され
る。従って、上記加熱量を小さくしようとするには、上
記吸脱着切換え時における入口温度が下がらないように
することが好ましい。
【0044】そこで、上記本実施例の構成では、上述の
ように、第1の吸着塔1と加熱器3、加熱器3と第2の
吸着塔2、第2の吸着塔2と冷却器4の各々の相互間に
第1,第2、第3,第4、第5,第6、第7,第8の各2組
1対の3方切換弁11,12、13,14、15,16、
17,18が設けられ、それらの内の第1、第2のもの
11,12が第5,第6のもの15,16と、また第3,第
4のもの13,14が第7,第8のもの17,18と図示
の如く、第1,第2、第3,第4のバイパス配管25,2
6、27,28を介して各々相互に接続可能となってい
る。
【0045】従って、今、例えば該構成において、上記
図2に示す第2の吸着塔2の加熱による吸着剤の脱着
(再生)が終了し、新たに第1の吸着塔1の加熱による吸
着剤の脱着(再生)を行うようになった時の加熱用の冷媒
の流れは図3のようになり、加熱器3へは今まで加熱さ
れていた第2の吸着塔2からの高温の冷媒が流入するの
で、加熱入力は、その分低減される。
【0046】しかし、時間が経つに連れて、一方側第2
の吸着塔2の出口側冷媒の温度は低下し、他方第1の吸
着塔1の出口側の冷媒温度が上昇して行く。
【0047】そこで、上記第2の吸着塔2の出口側冷媒
温度と第1の吸着塔1の出口側冷媒温度が等しくなった
80℃程度の時点で上記第1〜第8の各3方切換弁11
〜18の開口をバイパス配管25〜28側に開いて図5
のような第2の運転状態による冷媒循環状態を形成す
る。このようにすると、上記加熱器3には上記3方切換
弁11〜18の切換時点における冷媒温度よりも次第に
温度が低下してくる第2の吸着塔2からの冷媒が流入さ
れなくなる一方、逆に次第に温度が上昇してくる第1の
吸着塔1を通した少なくとも80℃以上の冷媒が流入す
るようになり、先に述べた従来の構成(図12)の場合と
比べて、加熱器3自体に必要な熱量が大幅に低減される
(図6の特性参照)。
【0048】また、同時に上記第2の吸着塔2側に冷却
冷媒を供給する冷却器4の方にも上記第1の吸着塔1か
らの高温の冷媒が流入するようなことがなく、次第に温
度が低下する第2の吸着塔2の出口側からの低温冷媒が
供給されるようになるので、冷却に必要な熱量が大幅に
低減される。
【0049】そして、該図5の状態での第2の吸着塔2
の吸着、第1の吸着塔1の脱着が終了すると、再び上記
第1〜第8の3方切換弁11〜18のバイパス配管25
〜28側開口を閉じ各組の3方切換弁11,12、13,
14、15,16、17,18相互間を連通させるととも
に冷媒供給方向を図2の状態に切り換えて所定時間運転
し、やがて上記同様第1の吸着塔1の出口側冷媒温度と
第2の吸着塔2の出口側冷媒温度とが等しくなると、上
記と同様にして今度は第1〜第8の3方切換弁11〜1
8の開閉弁状態を図4の状態に切り換えて上記同様熱効
率の良い運転を行う。
【0050】(2) 第2実施例 次に、図7は本願発明の第2実施例に係る吸着式冷凍装
置の構成を示している。
【0051】本実施例のものは、上記第1の吸着塔1、
加熱器3、第2の吸着塔2、冷却器4の各々の各冷媒入
口と出口とを第1、第2の2組の4路切換弁41,42
で相互に切換接続可能とし、上記第1実施例と同じよう
に図2〜図5の4組の冷媒循環状態を第1、第2の吸着
塔1,2の出口の冷媒温度の変化に応じて実現するよう
にしたものである。
【0052】従って、該構成によっても、上記第1実施
例と同様に加熱器3および冷却器4に対する入力熱量を
大幅に低減することが可能となる。
【0053】また、該構成では、4路切換弁が2組あれ
ば足りるので、上記第1実施例の場合に比べて構成が簡
単になる。
【0054】(3) 第3実施例 さらに、図8〜図11は本願発明の第3実施例に係る吸
着式冷凍装置の構成および作用を示している。
【0055】本実施例のものは、先ず上記第2実施例の
ように、第1の吸着塔1、加熱器3、第2の吸着塔2、
冷却器4の各々の各冷媒入口と出口とを第1、第2の2
組の4路切換弁41,42を介した配管(第1のループを
形成)31,32、33,34で相互に切換接続可能と
し、上記第1実施例と同じように図2〜図5の4組の冷
媒循環状態を第1、第2の吸着塔1,2の出口の冷媒温
度の変化に応じて実現するようにする一方、さらに第1
〜第4の4組の3路切換弁51〜54と2組のバイパス
配管55,56を介して上記第1、第2の吸着塔1,2の
各吸着室間を上記加熱器3および冷却器4を介すること
なく直接接続する第2の熱媒ループを設け、熱の回収を
行うようにしている。従って、該構成によっても、上記
第1実施例と同様に加熱器3および冷却器4に対する入
力熱量を大幅に低減することが可能となることはもちろ
ん、例えば吸脱着工程を切換えた時点で該第2のループ
を連通させて運転すると、上記第1、第2の2つの吸着
塔1,2間の熱媒温度が均一化して、前のサイクルで脱
着塔側を加熱していた顕熱成分を有効に回収することが
できるようになる。
【0056】そして、その後上記第1のループに切換え
て運転することにより、通常の加熱又は冷却作用を得る
ことができる(図11参照)。
【0057】(4) 第4実施例 ところで、上記第3実施例のように第1、第2の2つの
吸着塔1,2間を第2の熱媒ループによってダイレクト
に連通させた時は、顕熱回収が可能となる反面、どおし
ても冷却又は加熱能力は低下することになる。
【0058】そこで、さらに同第3実施例の構成の複数
対の吸脱着塔を設け、各対の吸脱着切換え操作を例えば
半サイクルずつ異ならせておくようにすると、連続的な
冷却又は加熱作用を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の第1実施例に係る吸着式冷
凍装置の構成を示す冷凍回路図である。
【図2】図2は、同装置の第1の運転制御状態における
第1の吸脱着サイクルを示す説明用冷凍回路図である。
【図3】図3は、同装置の第1の運転制御状態における
第2の吸脱着サイクルを示す説明用冷凍回路図である。
【図4】図4は、同装置の第2の運転制御状態における
第1の吸脱着サイクルを示す説明用冷凍回路図である。
【図5】図5は、同装置の第2の運転状態における第2
の吸脱着サイクルを示す説明用冷凍回路図である。
【図6】図6は、同装置の上記第1〜第2の運転制御状
態に応じた吸着剤の加熱入力特性を示すグラフである。
【図7】図7は、本願発明の第2実施例に係る吸着式冷
凍装置の構成を示す冷凍回路図である。
【図8】図8は、本願発明の第3実施例に係る吸着式冷
凍装置の構成を示す冷凍回路図である。
【図9】図9は、同装置の第1の運転制御状態における
吸脱着サイクルを示す説明用冷凍回路図である。
【図10】図10は、同装置の第2の運転制御状態にお
ける吸脱着サイクルを示す説明用冷凍回路図である。
【図11】図11は、同装置の上記第1〜第2の運転制
御状態に応じた吸着剤の加熱入力特性を示すグラフであ
る。
【図12】図12は、従来の吸着式冷凍装置の構成を示
す冷凍回路図である。
【図13】図13は、同従来の装置の運転状態に応じた
吸着剤の加熱入力特性を示すグラフである。
【図14】図14は、同従来の装置における熱媒の吸着
塔出入口での温度特性を示すグラフである。
【図15】図15は、同従来の装置における熱媒の脱着
塔加熱成分量を示す特性グラフである。
【図16】図16は、同従来の装置における熱媒に対す
る加熱器(ヒータ)の負荷量を示す特性グラフである。
【符号の説明】
1は第1の吸着塔、2は第2の吸着塔、3は加熱器、4
は冷却器、5,6は4路切換弁、11〜18は第1〜第
8の3方切換弁、21〜24は第1〜第4の冷媒配管、
25〜25は第1〜第4のバイパス配管、41,42は
四路切換弁、55,56はバイパス配管、S1〜S4は温
度センサである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着室内に各々吸着剤付熱交換器を備え
    た第1、第2の少なくとも2基の吸着塔1,2を使用
    し、それら各吸着塔1,2の上記各吸着室間を加熱器3
    および冷却器4を介してエンドレスに接続し、上記第
    1、第2の2基の吸着塔1,2の吸着剤付熱交換器の吸
    着剤に上記加熱器3または冷却器4によって加熱又は冷
    却した冷媒を交互に逆方向に供給循環させて吸・脱着作
    用を行わせるようにした吸着式冷凍装置において、上記
    第1の吸着塔1、加熱器3、第2の吸着塔2、冷却器
    4、第1の吸着塔1間相互の冷媒配管21,22,23,
    24途中に当該冷媒循環ループ全体を相互に連通させる
    第1の運転制御状態と上記第1の吸着塔1と加熱器3又
    は冷却器4のみの冷媒循環ループ、上記第2の吸着塔2
    と冷却器4又は加熱器3のみの冷媒循環ループの2組の
    相互に遮断された冷媒循環ループを形成する第2の運転
    制御状態との2種の運転状態を形成する冷媒循環ループ
    切換手段(11〜18)、(5,6)を設けたことを特徴と
    する吸着式冷凍装置。
  2. 【請求項2】 上記冷媒循環ループ切換手段は、3方切
    換弁11〜18により構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の吸着式冷凍装置。
  3. 【請求項3】 上記冷媒循環ループ切換手段は、4路切
    換弁5,6により構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の吸着式冷凍装置。
  4. 【請求項4】 上記第1、第2の吸着塔1,2は各々そ
    の冷媒流入流出部に冷媒温度を検出する温度センサ
    (S1,S4)、(S2,S3)を有し、吸着作用側吸着塔の出口
    部の冷媒温度と脱着作用側吸着塔出口部の冷媒温度とが
    等しくなった時に上記冷媒循環ループ切換手段(11〜
    18)、(5,6)を作動させて上記第1の運転制御状態か
    ら第2の運転制御状態に切り換えるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の吸着式冷凍装
    置。
  5. 【請求項5】 吸着室内に各々吸着剤付熱交換器を備え
    た第1、第2の少なくとも2基の吸着塔1,2を使用
    し、それら各吸着塔1,2の上記各吸着室間を第1のル
    ープ31,32、33,34によって加熱器3および冷却
    器4を介してエンドレスに接続可能とし、上記第1、第
    2の2基の吸着塔1,2の吸着剤付熱交換器の吸着剤に
    上記加熱器3または冷却器4によって加熱又は冷却した
    冷媒を交互に逆方向に供給循環させて吸・脱着作用を行
    わせるようにした吸着式冷凍装置において、上記第1の
    ループに対して更に切換弁51,52,53,54を介し
    て上記第1、第2の吸着塔の各吸着室間を上記加熱器3
    および冷却器4を介することなく直接接続する第2のル
    ープ55,56を設け、熱の回収を行うようにしたこと
    を特徴とする吸着式冷凍装置。
  6. 【請求項6】 吸脱着切換え操作時に上記切換弁51,
    52,53,54を第1のループ31,32,33,34側
    から第2のループ55,56側に切換えることにより上
    記第1、第2の2つの吸着塔1,2間で熱媒循環を行わ
    せて熱の回収を行うようにしたことを特徴とする請求項
    5記載の吸着式冷凍装置。
  7. 【請求項7】 上記第1、第2の吸着塔1,2を複数対
    設置することにより、連続的な冷凍能力を得るようにし
    たことを特徴とする請求項5又は6記載の吸着式冷凍装
    置。
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