JPH06213363A - 遮断弁装置 - Google Patents

遮断弁装置

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JPH06213363A
JPH06213363A JP14115992A JP14115992A JPH06213363A JP H06213363 A JPH06213363 A JP H06213363A JP 14115992 A JP14115992 A JP 14115992A JP 14115992 A JP14115992 A JP 14115992A JP H06213363 A JPH06213363 A JP H06213363A
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JP
Japan
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valve
gas
valve seat
magnet
valve body
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JP14115992A
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English (en)
Inventor
Shinji Tomoe
伸二 友枝
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス漏れ警報器等と遮断弁装置をガスメータ
と組合わせて緊急時にガスを遮断するようにした安全装
置で、開弁時に復帰操作機構の復帰ボタンを操作してガ
スの立消えが生じるのをなくす。又復帰ボタンと可動弁
体を連結するステーをなくし、これによる圧損をなく
す。 【構成】 開弁時は図のようにマグネット21が鉄心1
8に吸着し、軸22がばね12、13に抗して第1の弁
体10を固定弁座6から離す。又同時にプランジャー2
3がマグネット21に吸着し第2の弁体11が固定弁座
6から離れる。コイル16に瞬間時に逆電流を流すとマ
グネット21が鉄心18から離れて両弁体10、11が
固定弁座に接して閉弁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガスメータと組
合せ、地震発生時、ガス漏れ時、ガス圧低下時、その他
の緊急時にガスの流通を遮断する遮断弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感震器、ガス漏れ警報器又はガス圧セン
サと遮断弁装置をガスメータと組合わせて、感震時やガ
ス漏れ発生時やガス圧低下時、その他ガスの異常使用等
の緊急時に遮断弁を自動的に閉じてガスを遮断するよう
にした安全装置が実用化されている。
【0003】この種の遮断弁装置で、実公平2−277
41号公報に記載されているものを図8に示す。図9は
図8の遮断弁装置に使用されている遮断装置である。両
図において、101はガスメータの流入口で、仕切り壁
102が流入口101と連通口103とを区画してい
る。そして、この仕切り壁102には貫通口が穿設さ
れ、この貫通口にはリング状の固定弁座104が固定さ
れている。
【0004】この固定弁座104の内周面には環状溝1
04aが設けられ、この環状溝104aにはOリングか
らなるシール材104bが挿入されている。そして、こ
の固定弁座104には軸方向に移動可能な可動弁座10
5が挿入されている。この可動弁座105は円筒状で、
囲い壁105aを有しており、内部には流通口105b
が設けられている。
【0005】そして、この流通口105bによって前記
流入口101と図示されてないバルブ室とを連通するガ
ス流通路を構成している。さらに、ガスメータの上部ケ
ース106の内壁には取付け座107が設けられ、この
取付け座107には前記流通口105bを遮断する遮断
装置108が設けられている。
【0006】この遮断装置108は取付け座107に固
定された保持機構としての自己保持形ソレノイド10
9、このソレノイド109のプランジャ110に固定さ
れ前記流通口105bと対向する弁体111、およびこ
の弁体111を固定弁座104方向に付勢するばね11
2とから構成されている。
【0007】そして、この自己保持形ソレノイド109
は、コイル113、このコイル113を包囲するヨーク
114およびヨーク114の底部に設けたマグネット1
15とから構成されている。
【0008】そして、自己保持形ソレノイド109のコ
イル113が無通電状態では、プランジャー110がば
ね112に打ち勝ってマグネット115に吸着され、弁
体111は固定弁座104から離間して開弁状態にある
が、コイル113に瞬間的に通電してマグネット115
と逆向きの逆磁場を与えると、ばね112の復元力によ
って弁体111を固定弁座104に圧接して閉弁状態を
保持するようになっている。
【0009】一方前記流通口105bに対向する前記上
部ケース106の前部には前記弁体111を開弁状態に
手動的に復帰させるための復帰操作機構116が設けら
れている。
【0010】この復帰操作機構116は、上部ケース1
06に穿設した取付け穴117に装着された筒体118
と、この筒体118に挿入され先端が前記可動弁座10
5に連結されるとともに、末端に上部ケース106から
外側へ突出する復帰ボタン119を有するプッシュロッ
ド120が設けられている。
【0011】そして、このプッシュロッド120は筒体
118に挿入された復帰ばね121によって後退方向に
付勢されている。また、前記復帰ボタン119は筒体1
18に対して着脱可能に螺着されたキャップ122によ
って覆われている。
【0012】そして、前記プッシュロッド120の長
さ、すなわちストロークは、固定弁座104に圧接され
て閉弁状態にある弁体111を、可動弁座105を介し
てばね112の復元力に抗して押圧し、プランジャー1
10がマグネット115に吸着されて開弁状態を保持す
る長さに設定されている。
【0013】しかも、前記可動弁座105の囲い壁10
5aの長さは、前記弁体111のストロークより長く、
復帰操作時に前記プッシュロッド120を前進させて弁
体111を開弁方向へ押込む過程および押込んで保持さ
れた状態においては可動弁座105の先端が弁体111
に圧接し、末端外周が固定弁座104のシール材104
bにシールされて、内側の流通口105bが閉塞される
ようになっている。
【0014】すなわち、可動弁座105によって弁体1
11を復帰させたのち、復帰ボタン119から手指を離
して復帰ばね121の復元力によってプッシュロッド1
20および可動弁座105を復帰させない限り流通口1
05bが開放しないようになっており、悪戯にキャップ
122内に石などの異物を入れ、復帰ボタン119を押
しつづける操作をしても流通口105bは可動弁座10
5の囲い壁105aによって遮断され、ガスが出ないよ
うになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、復
帰ボタン119を押し込んだとき前進するプッシュロッ
ド120に円筒形の囲い壁を有する可動弁座105を設
け、この囲い壁によって弁体111と流通口105bと
の間を遮断し、復帰ボタン119とともにプッシュロッ
ド120を後退しない限り流通口105bが開放しない
ように構成されているので、悪戯に復帰ボタン119を
押しつづける操作をしても流体の流通口105bは完全
に遮断され、安全性を向上することができる反面、通常
のガス使用時に復帰ボタン119を押すと、ガスが遮断
されてガス圧低下または下流のガス燃料器具が立消えす
る。そして、立消え後に復帰ボタン119から手指を離
してプッシュロッド120が後退すると、ガスメータ下
流に生ガスが放出されるという問題点があった。
【0016】また、上記従来技術では、プッシュロッド
120の先端に可動弁座105を取付けるには、可動弁
座105の囲い壁105aの後端に設けた半径方向に延
びるステーを用いているため、開弁時に流通口105b
を通過するガスがこのステーにより流れの抵抗を受け、
圧損が大きくなり、ガスメータの容量が低下するという
問題点があった。
【0017】そこで、本発明はこれらの問題点を解消で
きる遮断弁装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遮断装置は、固定弁座と、この固定弁座に
対向して設けられ、この固定弁座に接離可能な第1と第
2の弁体と、これら各弁体を閉弁方向に付勢するばね
と、これらのばねの復元力に抗して、第1と第2の弁体
を開弁状態に保持する保持機構と、第1と第2の弁体を
開弁操作するプッシュロッドを具備すると共に、このプ
ッシュロッドにより第1の弁体が開弁されているとき
に、第2の弁体が独立して固定弁座に圧接して閉弁する
ように前記保持機構が構成されていることを特徴とす
る。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1実施例で、1はガスメー
タの上部ケース、2はガスの流入口、3は流通口で、仕
切り壁4が流入口2と連通口3とを区画している。仕切
り壁4には円形の貫通口が穿設され、この貫通口を囲ん
で仕切り壁4の上面にリング状の固定弁座6が形成され
ている。
【0020】そしてこの貫通口5と前記連通口3によっ
て、前記流入口2と図示されてないバルブ室とを連通す
るガス流通路を構成している。さらに、ガスメータの上
部ケース1の内壁には、取付け座7が設けられ、この取
付座7には前記貫通口5を遮断する遮断装置8が設けら
れている。
【0021】この遮断装置8は取付け座7に固定された
保持機構としての自己保持形ソレノイド9とこの自己保
持形ソレノイドで作動する第1の弁体10と第2の弁体
11と、両弁体に作用する第1のばね12と第2のばね
13と第3のばね14とで構成されている。
【0022】自己保持形ソレノイド9は、ボビン15に
巻いたコイル16、このコイル16を包囲するヨーク1
7、ヨーク17の底部中央に固定した鉄心18、ボビン
15の内周と鉄心18の外周に嵌合されると共にその前
部をブラケット19に圧入固定したガイド20、先端に
マグネット21を螺着した非磁性体の軸22、この軸2
2とガイド20の間に嵌装されて、軸方向に摺動可能の
磁性体からなるプランジャー23で構成され、マグネッ
ト21の先端は鉄心18の吸着面(下面)aに吸着する
ことで軸22を図示位置に保持する。又、マグネット2
1はこの状態で、その末端がプランジャー23の先端吸
着面(上面)bを吸着することでプランジャー23を図
示位置に保持する。
【0023】そして、軸22の末端には第1の弁体10
が固定弁座6に対向して取付けられている。又、プラン
ジャー23には、第1の弁体10を囲み固定弁座方向に
開口する有底円筒形の第2の弁体11が前後方向(プラ
ンジャー23の軸方向)に摺動可能に嵌合していて、プ
ランジャー23に取付けられた止め輪24と第2の弁1
1との間に前記第3のばね14が挿入され、第2の弁1
1を固定弁座6の方向へ付勢している。
【0024】プランジャー23の末端(図の下端)は円
板状部分が一体に形成され、その上面にリング状の突起
が形成され、この突起が前記第2の弁11の肩部とで第
3の弁25を形成している。
【0025】従って、コイル16が無通電状態で、マグ
ネット21の先端が鉄心18の吸着面aに吸着し、か
つ、マグネット21の末端がプランジャー23の吸着面
bに吸着している図示の状態では、第1の弁体10と第
2の弁体11とが図示のように固定弁座6から離れて、
ガスは流入口2から貫通口5と連通口3を通って図示さ
れてないバルブ室へと流れ得る開弁状態にある。
【0026】このとき、プランジャー23の前記リング
状突起は、第2の弁体11の肩部に当接して(第3の弁
25が閉じた状態で)第2の弁体11の固定弁座6方向
への移動を制限している。そして、この状態で第2の弁
体11の先端は、第1の弁体10の先端よりも図に符号
cで示す量だけ固定弁座6側に近づいている。
【0027】そして、コイル16に瞬間的に通電してマ
グネット21と逆向きの逆磁場を与えると、第1のばね
12、第2のばね13及び第3のばね14の復元力によ
って第1の弁体10と第2の弁体11を固定弁座6に圧
接して閉弁状態を保持するようになっている。
【0028】一方前記貫通口5に対向する前記上部ケー
ス1の前部には、前記第1と第2の弁体10、11を開
弁状態に手動で復帰させるための復帰操作機構116が
設けられている。
【0029】この復帰操作機構26は、上部ケース1に
穿設した取付け穴27に装着された筒体28と、この筒
体28に挿入され先端が前記第1の弁体10に間隔をお
いて対向すると共に、末端に上部ケース1から外側へ突
出する復帰ボタン29を有するプッシュロッド30が設
けられている。
【0030】そして、このプッシュロッド30は筒体2
8に挿入された復帰ばね31によって後退方向に付勢さ
れている。32はプッシュロッド30に嵌めた止め輪
で、復帰ばね31によるプッシュロッド30の後退方向
への移動量を図示の位置に制限する。
【0031】また、前記復帰ボタン29は筒体28に対
して着脱可能に螺着されたキャップ33によって覆われ
ている。そして、前記プッシュロッド30の長さ、すな
わちストロークは、固定弁座6に圧接されて閉弁状態に
ある第1と第2の弁体10、11を、第1と第2のばね
12、13の復元力に抗して押圧し、プランジャー23
の吸着面を吸着したまゝ、マグネット21が鉄心18の
吸着面aに吸着して開弁状態を保持する長さに設定され
ている。
【0032】上述の図1の第1実施例の動作の詳細説明
は、構造が酷似している次の第2実施例の動作説明で代
えることとする。図2〜図4は本発明の第2実施例で、
前記第1実施例における円筒形のマグネット21の代り
に、もう少し短いリング状マグネット21が軸22の先
端部に嵌合され、このマグネット21の一方の側にリン
グ状のポールピース21Bが嵌合され、他方の側にはリ
ング状のポールピース21Aが螺着され、結局このポー
ルピース21Aとマグネット21とを同時に軸22の先
端部に固着している。
【0033】こうして、軸22の先端部に取付けられた
マグネット21と両ポールピース21A、21Bとで、
前記図1の第1実施例におけるマグネット21と同じ機
能を果す。
【0034】そして、この第2実施例では他の部分の構
造は、前記第1実施例の構造と全く同じであるので説明
を省略する。又、図2〜図4では、復帰操作機構はプッ
シュロッド30の先端のみを図示し、他の部分は省略し
てある。
【0035】次に、この第2実施例の動作を説明する。
コイル16が無通電状態で、一方のポールピース21A
の先端が鉄心18の吸着面aに吸着し、かつ他方のポー
ルピース21Bの一端がプランジャーー23の吸着面b
に吸着している図示の状態では、第1の弁体10と第2
の弁体11とが図示のように固定弁座6から離れて、ガ
スは流入口2から貫通口5と連通口3を通って図示され
てないバルブ室へと流れ得る開弁状態にある。
【0036】このとき、プランジャー23の前記リング
状突起は、第2の弁体11の肩部の前面に当接して、第
3の弁25が閉じた状態で、第2の弁体11の固定弁座
6方向への移動を制限している。そしてこの状態で第2
の弁体11の先端は、第1の弁体10の先端よりも図に
符号cで示す量だけ固定弁座6側に近づいている。
【0037】この開弁状態における各部の力関係は、 B+G′>B=A>D の関係にある。なお、この力関係の式と、以後に示す力
関係の式に用いる記号は次の意味を持つ。
【0038】A:第1と第2の弁体10、11が共に開
弁時にポールピース21Aが鉄心18の吸着面aに吸着
する吸着力(図1の実施例ではマグネット21が吸着面
aに吸着する吸着力) A′:第1の弁体10が開弁状態で、第2の弁体11が
閉弁時の吸着面aの吸着力 B:第1、第2の弁体10、11が開弁時の吸着面bの
吸着力 B′:第1、第2の弁体10、11が共に閉弁時の吸着
面bの吸着力 D:第1のばね12の圧縮時の荷重 D′:第1のばね12が伸びた時の荷重 E:第2のばね13の圧縮時の荷重 E′:第2のばね13が伸びた時の荷重 G:第3のばね14の圧縮時の荷重 G′:第3のばね14が伸びた時の荷重 F:コイルに通電して、マグネット21と逆の逆磁場を
かけたときに発生する力 P:第2の弁体11に加わるガスの背圧 そして、コイル16に瞬間的に通電してマグネット21
と逆向きの逆磁場を与えると、第1、第2及び第3のば
ね12、13及び14の復元力によって第1の弁体10
と第2の弁体11を固定弁座6に圧接して閉弁状態を保
持する。
【0039】このように、コイル16に通電して開弁状
態から閉弁状態に移るときの力関係は A−F<D となる。
【0040】又、閉弁状態は図3の状態となり、このと
き第3の弁25は開弁状態となる。このときの力関係
は、D′>E′であり、第1の弁体10の締切力はE′
−G′、第2の弁体11の締切力はD′−E′である。
【0041】次に復帰操作機構を操作して、プッシュロ
ッド30を押し込み、第1の弁体10を直接押し込む
と、先ずプランジャー23の前記リング状突起が第2の
弁体11の肩部前面に当接して第3の弁25が閉じ、両
弁体10、11は一方のポールピース21Aが鉄心18
の吸着面に吸着するまで同時に押し込まれ、図2の開弁
状態に戻る。
【0042】このように両弁体10、11が閉弁状態か
ら開弁状態に移るときの力関係は次式であらわされる。 B′+E′>D′+P 次に、図に示す開弁状態にあるときに、悪戯にキャップ
33内に石などの異物を入れ、復帰ボタン29を押しつ
づけ、プッシュロッド30を押し込んだまゝにすると、
プッシュロッド30の先端が第1の弁体10を開弁状態
に押したままになる。ところが、この状態でガスメータ
の電子回路(コントローラ)からの遮断パルスがきて、
コイル16に瞬間的に通電されて逆磁場がかかると、第
1のばね12と第3のばね14の復元力により、プラン
ジャー23の吸着面bがポールピース21Bから離れて
移動し、第2の弁体11が閉弁状態となり安全を確保す
る。このとき、ガスは軸22とプランジャー23との隙
間を通ってわずかに下流に流れるが、規定量以下で危険
はない。
【0043】なお、図4で、第2の弁体11の締切力は
D′−Eとなる。この状態で、キャップ33内の石を取
り出して、プッシュロッド30を復帰させると、 A′
<Eの関係から、ポールピース21Aが鉄心18の吸着
面aから離れ、第2のばね13の復元力で第1の弁体1
0が固定弁座6に圧接されて、この弁体10も閉弁す
る。
【0044】その後復帰操作機構26を操作すること
で、両弁体10、11を開弁、保持することができる。
なお、上記第2実施例における各作用力は、次のようで
ある。
【0045】A=B=1200g、A′=B′=700
g、D=900g D′=850g、E=750g、E′=700g、F=
1200g P=540g また、これらの作用力の相互関係は次の(1)〜(3)
式となる。
【0046】 D+F−E′>B=A>D>D′>E>E′ ……(1) B′+E′>D′+P ……(2) E>A′ ……(3) 次に、図5に示す第3実施例は、吸着力B′を大とする
ことで相対的にA′を小さくでき、コイルを励磁するに
必要な動作電力が小さくできる。
【0047】又、図6の第4実施例も、第3実施例と同
じ作用効果を狙ったもので、プランジャー23の先端に
マグネット21Aより小さいリング状マグネット34が
嵌め込んで固定してある。
【0048】そして、図7の第5実施例は、A及びA′
の吸着力を小さくすることで、コイルを励磁するに必要
な動作電力を小さくするもので、具体的構造としては、
鉄心18内に軸22を押す圧縮ばねを追加してある。
【0049】
【発明の効果】本発明の遮断弁装置は上述のように構成
されているので、開弁時に悪戯とか誤操作で復帰ボタン
を押し込んだ場合にガスの立消えが生じる虞れがない。
そのため、従来は、立消え防止のため圧力センサを付け
る必要があったのがなくなる利点が生じた。
【0050】また、従来技術のように、可動弁座の囲い
壁をプッシュロッドに連結するためのステーがガス通路
にあって、圧損の原因となっていたのが無くなり、圧損
が低下するためガスメータの容量アップができる。
【0051】更に又、悪戯で、復帰ボタンを押し続けた
としても、ガス漏れ時などの緊急時にコイル(16)に
通電すると第2の弁体(11)が閉じてガス通路を遮断
するため、危険に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の横断平面図。
【図2】本発明の第2実施例の横断平面図。
【図3】図2の異なる態様の図。
【図4】図2の更に異なる態様の図。
【図5】本発明の第3実施例で、(a)は要部横断平面
図、(b)は同図(a)の開弁状態の部分図。
【図6】本発明の第4実施例で、(a)は要部横断平面
図、(b)は同図(a)の開弁状態の部分図。
【図7】本発明の第5実施例で、(a)は要部横断平面
図、(b)は同図(a)の開弁状態の部分図。
【図8】従来技術の横断平面図。
【図9】従来の自己保持形ソレノイドの縦断面図。
【符号の説明】
6 固定弁座 9 保持機構(自己保持形ソレノイド) 10 第1の弁体 11 第2の弁体 12 第1のばね 13 第2のばね 14 第3のばね 30 プッシュロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定弁座と、この固定弁座に対向して設
    けられ、この固定弁座に接離可能な第1と第2の弁体
    と、これら各弁体を閉弁方向に付勢するばねと、これら
    のばねの復元力に抗して、第1と第2の弁体を開弁状態
    に保持する保持機構と、第1と第2の弁体を開弁操作す
    るプッシュロッドを具備すると共に、このプッシュロッ
    ドにより第1の弁体が開弁されているときに、第2の弁
    体が独立して固定弁座に圧接して閉弁するように前記保
    持機構が構成されていることを特徴とする遮断弁装置。
JP14115992A 1992-06-02 1992-06-02 遮断弁装置 Pending JPH06213363A (ja)

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JP14115992A JPH06213363A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 遮断弁装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002327854A (ja) * 2001-05-07 2002-11-15 Toyo Gas Meter Kk ガスメーターの復帰機構

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002327854A (ja) * 2001-05-07 2002-11-15 Toyo Gas Meter Kk ガスメーターの復帰機構
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