JPH06213244A - 非対称ケージを有する等速ボール回転式継手 - Google Patents

非対称ケージを有する等速ボール回転式継手

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JPH06213244A
JPH06213244A JP5277407A JP27740793A JPH06213244A JP H06213244 A JPH06213244 A JP H06213244A JP 5277407 A JP5277407 A JP 5277407A JP 27740793 A JP27740793 A JP 27740793A JP H06213244 A JPH06213244 A JP H06213244A
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JP
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cage
ball
window
radial
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Application number
JP5277407A
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English (en)
Inventor
Hans-Heinrich Welschof
ハンス−ハインリッヒ・ヴェルショフ
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GKN Driveline International GmbH
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GKN Automotive GmbH
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F16D3/2237Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts where the grooves are composed of radii and adjoining straight lines, i.e. undercut free [UF] type joints
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    • F16D2003/22303Details of ball cages
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S464/904Homokinetic coupling
    • Y10S464/906Torque transmitted via radially spaced balls

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】所定のボール寸法のときボールケージの破壊強
さを高める。 【構成】この等速ボール回転式継手は、外輪がその内側
凹部内に第一ボールレース2を有し、内輪がその外面に
第二ボールレース5を有し、第一、第二レースが周面に
均一に分布し、対で対向し且つ各1個のトルクを伝達す
るボール7を受容し、ボールケージ9がボール7を共通
平面Eで保持し、且つボール数に対応した数の窓を有
し、この窓内でボールがそれぞれ周方向に摺動可能であ
り、ボールケージ9内で窓の位置が周面に不均一に分布
している。この場合ボールケージの横断面で見て、ケー
ジ半径軸XA とケージ横軸XQ とを基準に、半径方向中
心線Xnと半径軸XA との各最短角度距離がピッチ円の半
径RT の角度距離と比較して減少しており、半径方向中
心線Xnと横軸XQとの各最短角度距離が半径RT の角度
距離と比較して拡大している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外輪がその内側凹部内
に第一ボールレースを有し、内輪がその外面に第二ボー
ルレースを有し、第一、第二レースが周面に均一に分布
し、対で対向し且つ各1個のトルクを伝達するボールを
受容し、ボールケージがボールを共通平面で保持し、且
つボール数に対応した数の窓を有し、この窓内でボール
がそれぞれ周方向に摺動可能となった等速ボール回転式
継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここで与えられた定義にはボールケージ
用にそれぞれ軸方向止めを有するRF形固定式継手、DO形
スライド式継手及びVL形スライド式継手が含まれる。こ
の種の継手は前記名称の下、エフ・シュメルツ(F.Schm
elz)他、継手とたわみ軸(Gelenke und Gelenkwellen)、
スプリンガー出版、1988年刊に詳しく記載してある。こ
こで指摘した継手に共通する点としてボールの組立は継
手の外輪、内輪及びボールケージを所定位置に予め組立
て、組立角度αM を最大作動角度αA より大きく調整し
てボールを個々に組立てる形で行われる。このことは、
ケージのボール窓の少なくとも1個が外輪から自由に進
出するよう外輪及び内輪の軸線が互いに曲折し、半径方
向外側からボールをケージ窓内及び内輪の当該レース内
に挿入することができることを意味する。組立角度(α
M )が継手の最大動作角度又は作動角度(αA )を超え
ており、上記とは逆方向では継手の自動的分解が不可能
となるよう作動角度は制限してある。
【0003】継手がどのように屈曲していても継手のす
べてのボールはそれらの中心点が屈曲平面に垂直な軸線
上にないかぎりケージ窓の想定中心軸(Xn)に対し周方向
でずれている。つまり屈曲回転する継手の場合個々のボ
ールは各ボール窓内でその長手方向に、即ちケージの周
方向に発振運動する。ボール窓の長さはすべてのボール
を組立てるため前記曲折が可能となるよう寸法設計して
ある。
【0004】ボール継手の破壊強さはボールケージの破
壊強さによって殆ど決まる。この場合最も弱い箇所は特
に前記組立要求条件によって与えられた窓間の腹部であ
る。継手の作動角度が大きいことはそれ自体望ましいこ
とであるが、これはそれ相応に大きな組立角度を必要と
し、この組立角度は大きな窓の故に腹部幅が低減する点
を考慮すると制限されている。窓間の腹部幅に関する強
度要請は、特定の継手寸法の場合トルク容量を高めるた
めそれ自体望ましいボールの拡大にやはり矛盾する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
指摘した種類の等速ボール回転式継手を、所定のボール
寸法のときボールケージの破壊強さを高めることができ
るよう改良することである。これは、ボールケージの破
壊強さに関し不具合を生じることなくボール寸法、従っ
てトルク容量を高めることができるとの表現と意味上同
じことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、ケー
ジ内で窓の位置が周面に不均一に分布しており、この場
合ボールケージの横断面で見て──少なくとも1個の第
一窓の半径方向中心線X1、X2と一致するケージ半径軸X
A と、半径軸XA に垂直でケージ中心を通るケージ横軸
Q とを基準に──残りの窓の半径方向中心線Xnと半径
軸XA との各最短角度距離が──半径軸XA から出発し
同じ角度ピッチを有し窓数に対応したピッチ円の半径R
T の角度距離と比較して──減少しており、残りの窓の
半径方向中心線Xnと横軸XQ との各最短角度距離が──
同じ角度ピッチを有し窓数に対応したピッチ円の前記半
径RT の角度距離と比較して──拡大している点にあ
る。
【0007】本発明によればこうして機能及び組立方式
を何ら変更することなくケージ窓間の腹部幅を広げるこ
とができる。即ち同じ継手構成において、特に同じ作動
屈曲角度及び組立屈曲角度において少なくとも1個の最
初に指摘した窓の両端を又残りの窓では少なくとも1個
の第一窓とは反対側にある各末端を短くすることによ
り、先行技術によるケージと比較して窓間の各腹部を幅
広にすることができる。これにより、同一角度ピッチを
有するピッチ円上の半径に比べ前記残りの窓は半径方向
中心線がそれぞれ摺動する。このことが可能となるの
は、従来一般にそうであるように周面にわたって窓のピ
ッチが同一である場合可能となる任意のボール組立順序
を断念し、即ちボールを挿入した場合任意のいずれの平
面でも組立角度を調整することによる各ボール窓の可能
な自由揺動を断念することによってである。本発明によ
る継手はむしろ、少なくとも1個の最初に指摘した窓
に、この窓を含む平面で組立角度を調整してボールを最
後に挿入するような順序で組立てることができる。この
挿入は窓の中心で行うことができ、この窓の窓長を純粋
の作動範囲に限定することができる。即ち両端で窓長は
従来組立目的のためにだけ予定された範囲だけ短くする
ことができる。前記窓によって与えられた平面とは別の
平面で継手を屈曲させると、作動範囲に限定された窓長
は継手の更なる屈曲を制限する。従って残りの窓内のボ
ールは最後に組立てたり又は最初に分解したりすること
ができない。
【0008】少なくとも1個の第一窓によって与えられ
た平面で組立角度を調整すると、他のケージ窓内のボー
ルは特定の周知方向に移動し、つまり屈曲平面の方に移
動する。この方向でのみ、残りのケージ窓は組立角度を
調整する目的でボールの作動範囲を超える大きな長さを
必要とする。それぞれ逆方向ではこの窓の長さは──継
手伸長時の中心位置を基準に──継手作動角度用の作動
範囲に、又は残りの窓のボールの一部を既に組立てた場
合残りの窓の一つに別のボールを組立てるのに必要な長
さに、制限しておくことができる。
【0009】最初の好ましい実施態様では個々のケージ
窓が相互に同じ周長を有する。このことは、単一の工具
を使って窓を製造することができるので製造技術上の観
点から格別好都合である。この場合窓長は最大限短くす
る点を考慮して以下のことによって決定してある。即
ち、周方向でいわゆる残りの窓の窓長はそれぞれボール
径に、最大作動角度αA で回転する継手の場合ボール変
位長を加え、前記残りの窓にボールが既にすべて挿入し
てあり且つ最後に少なくとも1個の第一窓に少なくとも
1個の付属のボールが挿入されるとき、半径軸XA を通
る平面で組立角度αM を調整する場合組立て時ボールを
摺動させるのに必要な長さを加えたもの一致する。
【0010】好ましい第二変形態様によれば、周方向で
少なくとも1個のいわゆる第一窓の長さを残りの窓の長
さより小さくすることも可能である。この場合少なくと
も1個のこの窓の最大可能な短縮は、周方向で少なくと
も1個の第一窓の長さがボール径に、最大作動角度αA
で回転する継手の場合ボール変位長を加えたものに一致
することにより与えられている。
【0011】この場合好ましくは強度を考慮して窓間の
腹部は周方向で相互に同じ長さとすることができる。
【0012】
【実施例】本発明の好ましい実施例を図面に基づき説明
する。以下共通して説明する図1と図2にはツェッパ形
(Rzeppa)固定式継手が示してある。内面3に第一ボール
レース2を有する外輪1と外面6に第二ボールレース5
を有する内輪4が示してある。対をなしたボールレース
3、6内で保持してあるボール7はこの断面においてボ
ールケージ9の窓8内で遊隙なしに案内される。この断
面は同時に、外輪の軸線X1と内輪の軸線X2とにより固定
される図示位置における継手の屈曲平面である。ケージ
は図示平面に垂直な共通の平面Eですべてのボールのボ
ール中心点MK を保持する。ケージ9は外面10が外輪1
の内面3で、又内面11は内輪の外面6で案内されてい
る。角を二等分する平面にケージ9を制御することは、
ボール7が図示した屈曲平面の範囲内にあるときこのボ
ールがレース接触角により前記平面に強いられることに
より行われる。
【0013】図1には継手が最大可能な作動角度αA
示してある。この場合すべてのボール中心点MK の平面
Eは外輪の中心平面EA に対し半分の大きさの角度βA
で角の二等分線上にある。この場合屈曲平面のボール7
はまだ外輪1及び内輪4のレース2、5内で、そしてケ
ージ9のケージ窓8により、半径方向に進出することの
ないよう保持される。
【0014】図2には継手が組立角度αM で示してあ
る。すべてのボール中心点MK の平面E'は外輪の中心平
面EA に対し、角度αM の半分に相当する角度βM だけ
移動している。この位置でボール7はケージ窓8から半
径方向に進出し又はこの位置で組立てることができ、そ
の際ボールは外輪によって保持されず又は妨げられな
い。
【0015】図3にはケージ9が細部として断面図で示
してあり、ケージに対するボール7の位置は図2のもの
と同じである。均一なピッチ円上に60°ピッチで6個の
ケージ窓8が示してある。個々の窓8は同一ピッチの半
径RT と一致した半径方向中心線Xにより示してある。
半径軸XA は図示平面に垂直な屈曲平面を定義し、他方
それに垂直でケージ中心を通る横軸XQ は付属の屈曲軸
を定義する。上側ボール71とそれに対向したボール72
屈曲平面上にあるボールと考えるべきである。それらは
第一ケージ窓81、82を基準に対称位置で示してあり、該
窓の半径方向中心線X1、X2は半径軸XA と一致する。残
りのボール7nは該当する残りのケージ窓8nを基準に、組
立角度αM 達成時にそれらが占める位置で示してある。
それらはこの場合中心軸Xn に対しそれらの窓8n内で角
度Δだけずれている。そのことからすべての窓は窓長の
半分がLM となる。
【0016】継手の作動角度をαA と仮定した場合に残
りのボール7の輪郭が達成する位置が破線で示してあ
る。この位置のときボールの輪郭とケージ窓8nの中心軸
n との距離LA は作動角度の半分である。
【0017】従ってボール71を有するケージ窓81の箇所
で示したように各窓の周長は2LM である。
【0018】図4と図5にやはり半径軸XA と横軸XQ
が示してあり、そのうち前者は屈曲平面にあり、後者は
屈曲軸を定義する。半径軸XA から出発して窓の数に応
じて同じ角度ピッチで半径RT が記入してある。第一窓
の半径方向中心線X1、X2は半径軸XA と一致する。残り
の窓の半径方向中心線は同一ピッチの当該半径RT と相
違している。
【0019】図4では残りの窓8nはそれぞれ図3に示す
原長を基準にそれらの対の隣接端部がそれぞれLM −L
A だけ短くなっており、この方向では同一ピッチの半径
Tから出発して作動範囲の半分の長さLA が残ってい
るだけであり、他方取付角度を調整するのに必要な長さ
M は同一ピッチの半径RT から出発して逆方向に図示
した形状で屈曲するためにのみ設けてある。この窓8nの
総窓長はLA +LM である。そのことから各ケージ窓に
関し同一ピッチの半径RT とは異なる新たな中心線Xnが
生じ、他方最初2つの窓の中心線X1、X2はそのままであ
る。
【0020】窓81、82の長さは不変の中心軸X1、X2を中
心に対称に両側でそれぞれ(LM −LA /2だけ短くな
っている。この実施によれば周方向で不均一に分布し但
し相互に同じ長さの窓が生じる。このことの利点として
これらは同じ穴抜き工具で製造することができる。
【0021】図5では残りのボール7n用の残りの窓8nが
図4と同様に短くなっている。この場合にも総窓長はや
はりLA +LM であり、得られる新たな中心線Xnは同一
ピッチの半径RT とは相違しており、他方最初2つの窓
の中心線X1、X2はそのままである。それに対し、不変の
中心線X1、X2を有する最初2つの窓81、82はそれぞれ両
端がLM −LA だけ短縮して合計2LA としてある。これ
でもってこれらの窓について可能な最小長さ寸法が達成
してある。このことの利点としていまやボール間のすべ
ての腹部が周方向で均一に拡大しており、従って同じ強
度を有する。但しこの場合窓長は同一でない。
【0022】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. ピッチ円の第二半径RT が半径軸と一致するとき
第二中心線X2と半径軸XA との角度距離が0に留まる
(ボール数4、6、8…)ことを特徴とする請求項1記
載の継手。
【0023】2. ピッチ円の2つの半径RT が横軸と
一致するとき2つの中心線と横軸XQ との角度距離が0
に留まる(ボール数4、8、12…)ことを特徴とする請
求項1又は前項1記載の継手。
【0024】3. 周方向ですべての窓(81,82,8n)の長
さが相互に等しいことを特徴とする請求項1、前項1又
は2のいずれか1項記載の継手。
【0025】4. 周方向で少なくとも1個の第一窓(8
1, 82)の長さが残りの窓(8n)の長さより小さいことを特
徴とする請求項1、前項1又は2のいずれか1項記載の
継手。
【0026】5. 周方向で少なくとも1個の第一窓(8
1, 82)の長さはボール(71, 72)のボール径に、最大作動
角度αA で回転する継手の場合ボール変位長を加えたも
のに一致することを特徴とする請求項1又は前項1〜4
のいずれか1項記載の継手。
【0027】6. 周方向で残りの窓(8n)の長さはそれ
ぞれボール径に、最大作動角度αAで回転する継手の場
合ボール変位長を加え、前記残りの窓(8n)にボール(7n)
が既にすべて挿入してあり且つ最後に少なくとも1個の
第一窓(81,82)に少なくとも1個の付属のボール(71, 7
2)が挿入されるとき、半径軸XA を通る平面で組立角度
αM を調整する場合組立て時ボール(7n)を摺動させるの
に必要な長さを加えたもの一致することを特徴とする請
求項1又は前項1〜4のいずれか1項記載の継手。
【図面の簡単な説明】
【図1】最大作動角度αA で屈曲した場合の本発明によ
る継手を示す。
【図2】組立角度αM で屈曲した場合の本発明による継
手を示す。
【図3】組立位置にボールを有する先行技術によるケー
ジを示す。
【図4】本発明による継手のケージの第一実施態様を図
3と同様に示す図である。
【図5】本発明による継手のケージの第二実施態様を図
3と同様に示す図である。
【符号の説明】
1 外輪 2 第一ボールレース 4 内輪 5 第二ボールレース 7 ボール 8 ケージ窓 9 ボールケージ 10 外面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪(1) がその内側凹部内に第一ボール
    レース(2) を有し、内輪(4) がその外面に第二ボールレ
    ース(5) を有し、第一、第二レース(2, 5)が周面に均一
    に分布し、対で対向し且つ各1個のトルクを伝達するボ
    ール(7) を受容し、ボールケージ(9) がボールを共通平
    面Eで保持し、且つボール数に対応した数の窓(8) を有
    し、この窓内でボール(7) がそれぞれ周方向に摺動可能
    となった等速ボール回転式継手において、ボールケージ
    (9) 内で窓(8) の位置が周面に不均一に分布しており、
    この場合ボールケージ(9) の横断面で見て──少なくと
    も1個の第一窓(81, 82)の半径方向中心線X1、X2と一致
    するケージ半径軸XA と、半径軸XA に垂直でケージ中
    心を通るケージ横軸XQ とを基準に──残りの窓(8n)の
    半径方向中心線Xn と半径軸XA との各最短角度距離が
    ──半径軸XA から出発し同じ角度ピッチを有し窓数に
    対応したピッチ円の半径RT の角度距離と比較して──
    減少しており、残りの窓(8n)の半径方向中心線Xnと横軸
    Q との各最短角度距離が──同じ角度ピッチを有し窓
    数に対応したピッチ円の前記半径RT の角度距離と比較
    して──増大していることを特徴とする等速ボール回転
    式継手。
JP5277407A 1992-10-14 1993-10-12 非対称ケージを有する等速ボール回転式継手 Pending JPH06213244A (ja)

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DE42-34-488-3 1992-10-14
DE4234488A DE4234488C1 (de) 1992-10-14 1992-10-14 Gleichlaufkugeldrehgelenk mit asymmetrischem Käfig

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JP (1) JPH06213244A (ja)
DE (1) DE4234488C1 (ja)
FR (1) FR2696799B1 (ja)

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