JPH06212890A - 車両走行用地下トンネルシステム - Google Patents

車両走行用地下トンネルシステム

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JPH06212890A
JPH06212890A JP682993A JP682993A JPH06212890A JP H06212890 A JPH06212890 A JP H06212890A JP 682993 A JP682993 A JP 682993A JP 682993 A JP682993 A JP 682993A JP H06212890 A JPH06212890 A JP H06212890A
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underground tunnel
vehicle
train
running
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JP682993A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Makino
俊昭 牧野
Susumu Nakano
晋 中野
Jitsuo Moriizumi
實夫 森泉
Naoto Hashimoto
直人 橋本
Ichiro Nakajima
一郎 中嶋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地下トンネル内を走行する列車の通常走行時
の空気抵抗による走行抵抗を増加させることなく緊急停
止時の制動距離を短縮する。 【構成】 貨物列車6a,6bが走行することにより、
その前方で加圧される地下トンネル1内の空気は、空気
遮断弁10a,10bを開放しておくことにより、空気
バイパス通路8を介して該貨物列車の後方に還流するこ
とで、空気抵抗による列車走行抵抗を低減する。また、
先行する貨物列車6aが停止して後続する貨物列車6b
との間隔が保安車間距離以下に減少すると、制御装置1
2は両貨物列車6a,6b間に開口する吸排気口9aの
前後に位置する空気遮断弁10a,10bを閉鎖状態に
して空気バイパス通路8を介した空気の還流を遮断する
ことにより、空気抵抗による貨物列車の走行抵抗を増加
させる。この空気抵抗の増加は緊急停止制動距離を短縮
するように作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両走行用地下トンネル
システムに係り、地下トンネル内を走行する車両同志の
衝突防止や障害物との衝突防止のための制動制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】貨物鉄道では、大量の荷物を効率良く且
つ安全に輸送することが必要である。そのために、「開
発」Vol.2,No.11(1990年)第6頁〜第
26頁に記載されているように、地下空間を利用し、大
量の貨物を仕分けして高速に輸送する地下物流システム
が提案されている。この地下物流システムは、地下トン
ネル内にリニアモータ車両を含んで編成した列車を高頻
度で高速走行させるシステムであり、工費低減のために
地下トンネルの径を小さくしようとするとその断面積に
対する車両の断面積の比率が大きくなって走行車両に作
用する空気抵抗による走行抵抗が大きくなる問題があ
る。このような地下トンネル内での空気力学的問題に関
しては種々の検討が行なわれ、空気抵抗による走行抵抗
を低減する方法が提案されている。
【0003】地下トンネル内を走行する車両に作用する
空気抵抗に関しては「鉄道技術研究報告」No.608
(1967年8月)の第3頁〜第7頁に記載されてお
り、車両の高速走行のために車上一次方式のリニアイン
ダクションモータを用いたリニアモータ駆動システムが
「日立評論」Vol.73,No.3(1991年)の
第71頁〜第78頁に記載されており、地下トンネルの
構造設計に関しては「地下鉄建設ハンドブック」山海堂
(1975年)の第325頁〜第385頁に記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、輸送能力を
高めるためには列車の走行速度を高め、保安車間距離を
確保しながら高頻度で運行することが必要である。しか
し、空気抵抗による走行抵抗の増加が高速化を妨げ、緊
急停止による制動距離が保安車間距離の短縮化を制約す
る。空気抵抗による走行抵抗は制動距離の短縮化に有利
に作用するが、通常の走行性能の向上を阻害する。
【0005】本発明の目的は、通常走行時の空気抵抗に
よる走行抵抗を増加させることなく緊急停止時の制動距
離を短縮することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両を走行さ
せる地下トンネルと、該地下トンネルに並設された空気
バイパス通路と、前記地下トンネルと空気バイパス通路
間を連通するように所定の間隔で設けられた複数の吸排
気口と、前記空気バイパス通路による空気の還流を遮断
する空気遮断弁と、前記空気遮断弁の開閉を制御する制
御装置とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】車両が走行することにより地下トンネル内の空
気は、該車両の前方では加圧され、後方では減圧される
ことにより、該車両の前後に圧力差が発生する。この圧
力差が該車両の走行抵抗となる。通常走行時は、空気遮
断弁を開放しておくことにより、加圧された車両前方の
空気を空気バイパス通路を介して該車両の後方に還流す
ることにより圧力差の増加を抑制し、空気抵抗による走
行抵抗を低減させる。そして、先行する車両が事故等に
より停止して後続する車両との間隔が保安車間距離以下
に減少すると、制御装置は両車両の間に開口する吸排気
口に連なる空気遮断弁を閉鎖状態にして空気バイパス通
路を介した空気の還流を遮断するので、走行する車両の
前後の圧力差が増加して空気抵抗による該車両の走行抵
抗を増加させる。この空気抵抗の増加は緊急停止制動距
離を短縮するように作用するので、走行速度の高速化と
共に、保安車間距離を短縮しての高頻度運行を可能にす
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図6は、リニアモータ車両で編成した貨物
列車を地下トンネル内に走行させる地下物流システムを
示している。地下トンネル1内の線路上には2本のレー
ル2が敷設され、該レール2の間にリニアモータの2次
側手段となるリアクションプレート3が敷設される。連
結器4により連結されたリニアモータ車両5等で編成し
た貨物列車6はコンテナ7を搭載し、地上の列車運行管
制装置から車上アンテナを介して伝送される運行指令に
応動するコントローラに制御されて該レール2上を走行
する。該リニアモータ車両5は、鉄車輪で自重及び荷重
を支持し、車上のリニアモータ1次側手段と前記リアク
ションプレート3により得られる推進力により転動走行
する。
【0010】地下トンネル1の頭上には空気バイパス通
路8が並設され、地下トンネル1内を走行する貨物列車
6の前方で加圧された該地下トンネル1内の空気を該空
気バイパス通路8を通して該貨物列車6の後方に還流す
ることにより該貨物列車6の前後の圧力差の増加を抑制
し、空気抵抗による走行抵抗を低減する。
【0011】図1は、地下トンネル1,空気バイパス通
路8,両者間を連通する吸排気口9a,9b…,空気遮
断弁10a,10b…及び車両通過検出器11a,11
b…の配置関係を示している。吸排気口9a,9b…は
保安車間距離以下の所定の間隔Laで地下トンネル1と
空気バイパス通路8間を連通するように配置され、空気
遮断弁10a,10b…は各吸排気口9a,9b…の間
において空気バイパス通路8内の通気を遮断するように
配置される。車両通過検出器11a,11b…は各吸排
気口9a,9b…の近傍に配置され、該位置を通過する
列車6a,6b…に反応して検出信号を発生する。
【0012】制御装置12は計算機を利用して構成さ
れ、車両通過検出器11a,11b…からの検出信号を
入力して前後の貨物列車6の走行位置及び車間距離Lf
を計算し、空気遮断弁10a,10b…の開閉を制御す
る。そして前後して走行する貨物列車6a,6bは、前
記車両通過検出器11a,11b…,その他の検出器か
らの検出信号及び列車運行計画等に従って保安車間距離
Ls以上の走行車間距離Lfを保って走行するように列
車運行管制装置13により制御される。
【0013】通常の列車運行状態では空気遮断弁10
a,10b…は開放状態に制御され、貨物列車6a,6
bの走行にともない、その前方で加圧された地下トンネ
ル1内の空気は、吸排気口9a,9b…から空気バイパ
ス通路8内に流入し、該空気バイパス通路8内を流れて
貨物列車6a,6bの後方に位置する吸排気口9a,9
bから該貨物列車6a,6bの後方に還流して該貨物列
車前後の圧力差の増加を抑制し、空気抵抗による走行抵
抗を低減する。
【0014】しかし先行する貨物列車6aが事故等で停
止したような異常時には、後続する貨物列車6bは追突
を避けるために緊急停止制動を行なう必要がある。この
ときの急制動減速度をbとするときの制動距離はv2
2bであり、後続する貨物列車6bの走行速度vが規定
値以上である場合には追突するようになるので、この追
突を避けるためには減速力を増加させる必要がある。制
御装置12は、このようなときに吸排気口9aの両側に
ある空気遮断弁10a,10bを閉鎖するように制御さ
れる。
【0015】空気遮断弁10a,10bが閉鎖される
と、貨物列車6bの前方で加圧された空気は、専ら該貨
物列車6bと地下トンネル1の内壁の間を通過して該貨
物列車6bの後方に還流するだけであり、圧力差が増加
して空気抵抗による走行抵抗が増加する。すなわち、図
2に示すように、地下トンネル1の断面積をA0,貨物
列車6bの断面積をA1,空気バイパス通路8の断面積
をA2とし、貨物列車6bの長さをLtとすると、空気遮
断弁10a,10bが閉鎖された状態で貨物列車6bが
受ける空気(走行)抵抗fは、図3に示すように面積比
1/A0の二乗に比例すると共に、長さLtにも比例し
て変化する。空気遮断弁10a,10bが開放されてい
るときは地下トンネル1の断面積が(A0+A2)になっ
たのと等価な状態であり、空気抵抗fは減少する。例え
ば図3おいて、空気遮断弁10a,10bが開放状態に
あるときの空気抵抗を(イ)点とするとき、閉鎖状態にす
ると(ロ)点になる。
【0016】ところで、貨物列車6bを急制動で減速す
るときの減速力Fは、 F=M・b+f+R 但し、M:列車6bの総重量 b:急制動減加速度 f:空気抵抗 R:鉄車輪の転がり摩擦抵
抗 となる。従って、異常時の緊急停止制動のときには空気
遮断弁10a,10bを閉鎖して空気抵抗fを増加させ
ることにより、減速力Fを大きくして緊急停止制動距離
を短縮することができる。
【0017】次に、貨物列車の通常走行制御と該空気抵
抗を利用した緊急停止制動制御を図4の(a),(b)
及び図5を参照して説明する。リニアモータ車両5で編
成した貨物列車6a,6bを地下トンネル1内で高頻度
(高密度)運行するとき、図4(a)に示すように走行
車間距離Lfが保安車間距離Ls以上であれば、制御装
置12は空気遮断弁10a,10b,10cを開放状態
に制御する。従って、先行する貨物列車6aの前方で加
圧された地下トンネル1内の空気は吸排気口9aから空
気バイパス通路8に流入し、該空気バイパス通路8内を
流れて吸排気口9bから該貨物列車6aの後方で減圧さ
れた地下トンネル1内に還流する。また、後続して走行
する貨物列車6bの前方で加圧された地下トンネル1内
の空気は、先行する貨物列車6aの後方に流れ、一部は
吸排気口9cから空気バイパス通路8に流入し、該空気
バイパス通路8内を流れて吸排気口9dから該貨物列車
6bの後方で減圧された地下トンネル1内に還流する。
このような状態では、列車運行管制装置13は、各貨物
列車6a,6b…を高速度でかつ高頻度に走行させるよ
うな運行管制を行なう。
【0018】そして先行する貨物列車6aが減速或いは
停止した場合には、後続して走行する貨物列車6bも減
速(停止)するために該貨物列車6bに備えられた制動
器による制動制御を行なう。
【0019】しかしながら、図4(b)に示すように、
後続する貨物列車6bの走行車間距離Lfが保安車間距
離Ls以内である場合には、制御装置12は車両通過検
出器11a,11b…から入力される検出信号に基づい
た演算で該状態を認識し、両貨物列車6a,6bの間に
位置する吸排気口9bの両側にある空気遮断弁10a,
10bを閉鎖するように該空気遮断弁を制御する。空気
遮断弁10a,10bが閉鎖されると、貨物列車6bの
前方で加圧された空気は、専ら該貨物列車6bと地下ト
ンネル1の内壁の間を通過して該貨物列車6bの後方に
還流するだけであり、先行する貨物列車6aとの間に閉
じ込められた空気が昇圧して貨物列車6bの前後の圧力
差が増加すことにより、該貨物列車6bの走行抵抗が増
加する。従って、この走行抵抗の増加分が後方の貨物列
車6bに新しい制動力として作用し、該貨物列車6bの
減速力を増大する。
【0020】この制動制御を実行する制御装置12の信
号処理を、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0021】ステップ(A)では、地下トンネル1内を
走行中の貨物列車6a,6b…の運行情報を上位の列車
運行管制装置13から入力する。このときの該運行情報
は、貨物列車6a,6b…の位置,速度,加速度等であ
る。
【0022】ステップ(B)では、吸排気口9a,9b
…の近傍に設置された車両通過検出器11a,11b…
からの検出信号(検出器に対向して通過中であるときは
ON信号,通過中でないときはOFF信号)により各貨
物列車6a,6b…の走行位置を確認する。この確認処
理は、列車運行管制装置13の機能が停止しても制御装
置12が単独で空気遮断弁制御を実行できるようにする
ためである。従って、列車運行管制装置13の信頼性が
高い場合には該ステップ(B)は省略できる。
【0023】ステップ(C)では、各貨物列車6a,6
b…間の走行車間距離Lfを算出する。
【0024】ステップ(D)では、走行車間距離Lfと
保安車間距離Lsを比較して空気遮断弁9a,9b…の
開閉制御処理フローを分岐する。
【0025】ステップ(E)は、走行車間距離Lfが保
安車間距離Lsよりも長い場合の空気遮断弁制御処理で
ある。この状態は、後続する貨物列車6bは先行する貨
物列車6aとの間に十分な走行車間距離Lfを保って走
行している通常状態であるので、該制御装置12は各空
気遮断弁9a,9b…を開放状態に制御する。
【0026】ステップ(F)は、走行車間距離Lfが保
安車間距離Lsよりも短い場合の制動制御処理である。
この状態は、後続する貨物列車6bと先行する貨物列車
6aとの間に安全な走行車間距離Lfが存在しない異常
走行状態である。該制動制御処理では、該制御装置12
は、後続する貨物列車6bを急制動して安全な走行車間
距離Lfを確保するために、該情報を上位の列車運行管
制装置13へ伝送することにより後続して走行する列車
6bへの急制動指令信号伝送を促す。
【0027】ステップ(G)は空気抵抗による制動力を
後続する貨物列車6bに付加してその減速力を増加する
処理で、該制御装置12は各空気遮断弁9a,9b…を
閉鎖状態に制御する。
【0028】図7は、地下トンネル1に並設する空気バ
イパス通路を変形した実施例を示している。該実施例
は、地下トンネル1の断面積を大きくすると共に該地下
トンネル1内を走行させる車両5の断面形状を正方形に
し、該車両5の両側面と地下トンネル1の壁面の間の空
間領域に角形の空気バイパス通路8a,8bを設置した
構成である。この実施例では、空気バイパス通路8a,
8bを除く地下トンネル断面積に対する車両断面積の比
率を約63.6%まで大きくすることができ、急制動時
に大きな空気抵抗を発生させるのに有利である。
【0029】図8は、地下トンネルの内壁と車両の間の
空気摩擦抵抗を増加させて大きな空気抵抗を発生させる
のに有利な空気摩擦抵抗増加手段を示している。該空気
摩擦抵抗増加手段は、平滑面領域14aと凸凹面領域1
4bを形成した無端体14を駆動機構15によって地下
トンネル1の壁面に沿って回動可能に配置した構成であ
る。そして前記制御装置12によって該駆動機構15を
制御することにより、通常走行時には平滑面領域14a
を地下トンネル内壁面側に露出させ、前記したような急
制動時には凸凹面領域14bが地下トンネル内壁面側に
露出するようにする。
【0030】なお、空気遮断弁は吸排気口に併設するこ
とも可能であり、このときには空気の流通を遮断したい
吸排気口に併設した空気遮断弁を閉鎖するように制御装
置を構成すればよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、地下トンネルに並設した空気
バイパス通路を介して車両の前方から後方に還流する空
気を空気遮断弁で制御して車両の走行抵抗を変えるよう
にしたので、通常走行時の空気抵抗による走行抵抗を増
加させることなく緊急停止時の制動距離を短縮すること
ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる車両走行用地下トンネルシステム
の基本構成図である。
【図2】地下トンネルと列車の断面形状を示す縦断正面
図である。
【図3】地下トンネルを走行する車両に作用する空気抵
抗特性図である。
【図4】空気遮断弁の開閉制御と地下トンネル内の空気
移動状態を示す図である。
【図5】制動制御のための制御装置の信号処理フローチ
ャートである。
【図6】地下物流システムにおける地下トンネル内の列
車走行状態を示す斜視図である。
【図7】地下トンネルと空気バイパス通路の変形例を示
す斜視図である。
【図8】地下トンネル内に設置する空気摩擦抵抗増加手
段を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 地下トンネル 2 レール 5 リニアモータ車両 6,6a,6b 貨物列車 8,8a,8b 空気バイパス通路 9a,9b… 吸排気口 10a,10b… 空気遮断弁 11a,11b… 車両通過検出器 12 制御装置 13 列車運行管制装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 直人 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 中嶋 一郎 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を走行させる地下トンネルと、該地
    下トンネルに並設された空気バイパス通路と、前記地下
    トンネルと空気バイパス通路間を連通するように所定の
    間隔に設けられた複数の吸排気口とを備えた車両走行用
    地下トンネルシステムにおいて、 前記空気バイパス通路の途中に配置した空気遮断弁と、
    前記空気遮断弁の開閉を制御する制御装置とを設けたこ
    とを特徴とする車両走行用地下トンネルシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御装置は、該
    地下トンネル内を前後して走行する車両の走行車間距離
    が保安車間距離以下になったときに該車両の間にある吸
    排気口の両側の空気遮断弁を閉鎖することを特徴とする
    車両走行用地下トンネルシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記吸排気口は保安
    車間距離以下の間隔で配置したことを特徴とする車両走
    行用地下トンネルシステム。
  4. 【請求項4】 車両を走行させる地下トンネルと、該地
    下トンネルに並設された空気バイパス通路と、前記地下
    トンネルと空気バイパス通路間を連通するように所定の
    間隔に設けられた複数の吸排気口とを備えた車両走行用
    地下トンネルシステムにおいて、 前記空気バイパス通路の途中に配置した空気遮断弁と、
    地下トンネル内の車両の走行を検出する車両走行検出器
    と、該車両走行検出器の検出信号を参照して前記空気遮
    断弁の開閉を制御する制御装置とを設けたことを特徴と
    する車両走行用地下トンネルシステム。
  5. 【請求項5】 車両を走行させる地下トンネルと、該地
    下トンネルに並設された空気バイパス通路と、前記地下
    トンネルと空気バイパス通路間を連通するように所定の
    間隔に設けられた複数の吸排気口と、前記空気バイパス
    通路による空気の還流を遮断する空気遮断弁と、前記空
    気遮断弁の開閉を制御する制御装置とを備えたことを特
    徴とする車両走行用地下トンネルシステム。
JP682993A 1993-01-19 1993-01-19 車両走行用地下トンネルシステム Pending JPH06212890A (ja)

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