JPH0621239U - 複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサ - Google Patents
複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPH0621239U JPH0621239U JP6204292U JP6204292U JPH0621239U JP H0621239 U JPH0621239 U JP H0621239U JP 6204292 U JP6204292 U JP 6204292U JP 6204292 U JP6204292 U JP 6204292U JP H0621239 U JPH0621239 U JP H0621239U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film capacitor
- capacitor elements
- metal sprayed
- film
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広い設置面積を必要としない集積型の複数コ
ンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサを提供
すること。 【構成】 金属化プラスチックフイルムを巻回するか或
いは積層し、対向端面に金属溶射部11,12,31,
32,51,52を設けてなるフイルムコンデンサ素子
1,3,5を3個具備する。1個のフイルムコンデンサ
素子1の上に、他の2個のフイルムコンデンサ素子3,
5を載置し、上下のフイルムコンデンサ素子1,3,5
の金属溶射部11,12,31,32,51,52の向
きを直交させた状態でこれらを樹脂7でモールドする。
樹脂7の側面を研磨して各金属溶射部11,12,3
1,32,51,52を露出させ、露出した各金属溶射
部11,12,31,32,51,52上に外部端子6
1,62,63,64,65を設ける。
ンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサを提供
すること。 【構成】 金属化プラスチックフイルムを巻回するか或
いは積層し、対向端面に金属溶射部11,12,31,
32,51,52を設けてなるフイルムコンデンサ素子
1,3,5を3個具備する。1個のフイルムコンデンサ
素子1の上に、他の2個のフイルムコンデンサ素子3,
5を載置し、上下のフイルムコンデンサ素子1,3,5
の金属溶射部11,12,31,32,51,52の向
きを直交させた状態でこれらを樹脂7でモールドする。
樹脂7の側面を研磨して各金属溶射部11,12,3
1,32,51,52を露出させ、露出した各金属溶射
部11,12,31,32,51,52上に外部端子6
1,62,63,64,65を設ける。
Description
【0001】
本考案は、面実装用フイルムコンデンサに関し、特に複数個のコンデンサ素子 を集積化して一体化しその設置面積を小さくした複数コンデンサ素子一体型面実 装用フイルムコンデンサに関するものである。
【0002】
従来、プリント基板への面実装に適した構造の面実装用フイルムコンデンサが 開発され、使用されている。この種の面実装用フイルムコンデンサは、金属化プ ラスチックフイルムを巻回するか或いは積層したものの両端に金属溶射を行なっ て金属溶射部を設けたフイルムコンデンサ素子を樹脂でモールドし、さらに該樹 脂の外側面に前記金属溶射部と導通する外部端子を設けて構成されている。
【0003】 ところでこの種の面実装用フイルムコンデンサを雑音防止回路用として使用す る場合は、図3に示すように、電源100間に1個の雑音防止用コンデンサC1 を接続するとともに、電源100−アース間に2個の雑音防止用コンデンサC2 ,C3を接続する必要があり、つまり計3個の面実装用フイルムコンデンサが必 要であった。
【0004】 しかしながら3個の面実装用フイルムコンデンサを基板上に取り付けた場合、 基板上に広い設置面積が必要となって省スペース化が図れないという問題点があ った。
【0005】 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、広い設置面積を 必要としない集積型の複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサを 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決するため本考案は、金属化プラスチックフイルムを巻回する か或いは積層し、対向端面に金属溶射を施して金属溶射部を設けてなるフイルム コンデンサ素子を複数個具備し、1個のフイルムコンデンサ素子又は複数個の並 列に並べたフイルムコンデンサ素子の上に、他の1個のフイルムコンデンサ素子 又は複数個の並列に並べたフイルムコンデンサ素子を載置し、上下のフイルムコ ンデンサ素子の金属溶射部の向きを直交させた状態でこれらを樹脂でモールドし 、該樹脂の側面を研磨して各金属溶射部を露出させ、該露出した各金属溶射部上 に外部端子を設けることで複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデン サを構成した。
【0007】
複数個のフイルムコンデンサ素子を立体的に組み上げて集積化した上で一体に モールドしたので、これを基板上に面実装させたとき、その設置面積は小さく、 かなりの省スペース化が図れる。
【0008】
以下、本考案の1実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案の実施例にかかる複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコ ンデンサを示す図であり、同図(a)は斜視図(但し樹脂7は一点鎖線で示して いる)、同図(b)は平面図、同図(c)は左側面図、同図(d)は右側面図、 同図(e)は正面図である。
【0009】 同図に示すようにこの複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサ は、1個のフイルムコンデンサ素子1の上に、該フイルムコンデンサ素子1と直 交させた状態で2個のフイルムコンデンサ素子3,5を載置し、これらを樹脂7 でモールドし、該樹脂7の前後左右の面を研磨して各フイルムコンデンサ素子1 ,3,5の各金属溶射部11,12,31,32,51,52を露出させ、その 上にそれぞれ外部端子61,62,63,64,65を形成して構成されている 。
【0010】 ここで3個のフイルムコンデンサ素子1,3,5は、金属化プラスチックフイ ルムを巻回するか或いは積層し、更に対向する端面に金属溶射を施して金属溶射 部11,12,31,32,51,52を設けた後、エポキシ樹脂を含浸させる ことによって製造される。
【0011】 そしてこの面実装用フイルムコンデンサを製造するには、図2に示すように、 まず1個のフイルムコンデンサ素子1の上に、これと直交するように2個のフイ ルムコンデンサ素子3,5を載置する。
【0012】 次に図1(a)に示すように、これらフイルムコンデンサ素子1,2,3の全 体を樹脂7でモールドして一体に固め、次にその前後左右の面を研磨して、各金 属溶射部11,12,31,32,51,52の端面を露出させる。そして各金 属溶射部11,12,31,32,51,52に電気的に接続されるように、樹 脂7の各研磨面に金属溶射を施し、さらにその上に半田メッキ(或いは半田上げ )をして外部端子61,62,63,64,65を形成する。
【0013】 そしてこの実施例の場合、外部端子61,63間及び62,65間を基板パタ ーン上で接続し、且つ外部端子64を基板パターンのアースに接続すれば、フイ ルムコンデンサ素子1は図3のコンデンサC1として動作し、フイルムコンデン サ素子2,3は図3のコンデンサC2,C3として動作する。
【0014】 ところでこの複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサは、3個 のフイルムコンデンサ素子1,3,5を立体的に組み上げて集積化した上で一体 にモールドしたので、これを基板上に面実装させたとき、その設置面積はコンデ ンサ素子1個+αの面積で済み、かなりの省スペース化が図れる。
【0015】 なお上記実施例においては、1個のフイルムコンデンサ素子1の上に、2個の フイルムコンデンサ素子3,5を載置した例を示したが、本考案はこれに限られ ず、複数個の並列に並べたフイルムコンデンサ素子の上に、1個のフイルムコン デンサ素子又は複数個の並列に並べたフイルムコンデンサ素子を載置して構成し てもよい。
【0016】
以上詳細に説明したように、本考案にかかる複数コンデンサ素子一体型面実装 用フイルムコンデンサによれば、複数のフイルムコンデンサ素子を立体的に構成 したので、これを基板上に面実装させた際、かなりの省スペース化が図れる。
【図1】本考案の実施例にかかる複数コンデンサ素子一
体型面実装用フイルムコンデンサを示す図である。
体型面実装用フイルムコンデンサを示す図である。
【図2】フイルムコンデンサ素子1の上にフイルムコン
デンサ素子3,5を載置する状態を示す図である。
デンサ素子3,5を載置する状態を示す図である。
【図3】面実装用フイルムコンデンサを雑音防止用とし
て使用する場合の回路図である。
て使用する場合の回路図である。
1,3,5 フイルムコンデンサ素子 11,12,31,32,51,52 金属溶射部 61,62,63,64,65 外部端子 7 樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 金属化プラスチックフイルムを巻回する
か或いは積層し、対向端面に金属溶射を施して金属溶射
部を設けてなるフイルムコンデンサ素子を複数個具備
し、1個のフイルムコンデンサ素子又は複数個の並列に
並べたフイルムコンデンサ素子の上に、他の1個のフイ
ルムコンデンサ素子又は複数個の並列に並べたフイルム
コンデンサ素子を載置し、上下のフイルムコンデンサ素
子の金属溶射部の向きを直交させた状態でこれらを樹脂
でモールドし、該樹脂の側面を研磨して各金属溶射部を
露出させ、該露出した各金属溶射部上に外部端子を設け
たことを特徴とする複数コンデンサ素子一体型面実装用
フイルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204292U JPH0621239U (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204292U JPH0621239U (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621239U true JPH0621239U (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=13188720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6204292U Pending JPH0621239U (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621239U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015509659A (ja) * | 2012-02-08 | 2015-03-30 | アップル インコーポレイテッド | 三次元的な、複数の受動部品による構造 |
CN116313524A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-06-23 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | 一种电容堆叠的方法、系统、设备和存储介质 |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP6204292U patent/JPH0621239U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015509659A (ja) * | 2012-02-08 | 2015-03-30 | アップル インコーポレイテッド | 三次元的な、複数の受動部品による構造 |
CN116313524A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-06-23 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | 一种电容堆叠的方法、系统、设备和存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0621239U (ja) | 複数コンデンサ素子一体型面実装用フイルムコンデンサ | |
JPH02129767U (ja) | ||
JPH04118987A (ja) | チップ部品の実装方法 | |
JPS598370Y2 (ja) | 電気回路ユニツト | |
JPH0439668Y2 (ja) | ||
JPH032670U (ja) | ||
JP3160856B2 (ja) | Ic実装用インダクタ部品 | |
JPH084696Y2 (ja) | 混成集積回路 | |
JPS6223063Y2 (ja) | ||
JPH029541Y2 (ja) | ||
JPH0113412Y2 (ja) | ||
JPH0330457U (ja) | ||
JPH0183387U (ja) | ||
JPH0587869U (ja) | 電子部品 | |
JPS62193797U (ja) | ||
JPS6361115U (ja) | ||
JPS6338362U (ja) | ||
JPH0253634U (ja) | ||
JPH0634273U (ja) | 回路基板 | |
JPS6096817U (ja) | チツプ型電子部品 | |
JPH0459182U (ja) | ||
JPS6331547U (ja) | ||
JPS63100870U (ja) | ||
JPS5977243U (ja) | 半導体装置 | |
JPH0224574U (ja) |