JPH06212251A - 熱処理雰囲気の形成方法 - Google Patents

熱処理雰囲気の形成方法

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JPH06212251A
JPH06212251A JP5049582A JP4958293A JPH06212251A JP H06212251 A JPH06212251 A JP H06212251A JP 5049582 A JP5049582 A JP 5049582A JP 4958293 A JP4958293 A JP 4958293A JP H06212251 A JPH06212251 A JP H06212251A
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gas
nitrogen
enriched
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heat treatment
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JP5049582A
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Rick Frey
リック・フレイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】窒素高含有の極微量の水と二酸化炭素を含有
し、液体窒素を用いたプロセスよりも安価に運転できる
熱処理雰囲気を提供するとともに、通常の吸熱性ジェネ
レーターよりも安価で少量の、装置内で熱処理雰囲気を
製造すること。 【構成】(a)空気の供給流れの少なくとも実質的な部
分を除去し、窒素富化ガスと酸素富化廃ガスを製造する
工程、(b)窒素富化ガスと置換または非置換炭化水素
ガスを混合し、第一の混合物を製造する工程、および
(c)第一の混合物を非貴金属触媒の存在下で反応さ
せ、過半量の窒素ガスとトレース量以下の二酸化炭素と
水蒸気を含む熱処理雰囲気を形成する工程、を含む、熱
処理雰囲気を形成する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は熱処理雰囲気(heat treating atm
osphere)を形成するための方法に関する。空気が処理さ
れ、窒素富化プロセス流れが形成され、炭化水素ガスと
一緒にされる。得られた混合物は非貴金属触媒の存在下
で触媒的に反応され、過半量の窒素ガスとトレース量以
下の二酸化炭素と水蒸気を含む熱処理雰囲気が形成され
る。
【0002】熱処理雰囲気は650℃以上の温度で運転
され、保護的な雰囲気(protectiveatmosphere)を必要
とする種々の炉工程(furnace process)において使用
される。たとえば、通常の吸熱性ジェネレーター(endo
thermic generator)で作られた吸熱性熱処理雰囲気
は、約40体積%の窒素と水素、および約20体積%の
一酸化炭素を含み、典型的には露点が約−10℃から+
5℃の範囲であるように作られる。典型的には少量の二
酸化炭素および水も存在する。
【0003】他のタイプの熱処理雰囲気はアンモニアの
分離により作られる。この雰囲気はアニーリング、シン
タリング、およびブレージングの操作において使用さ
れ、典型的には約75体積%の水素、25体積%の窒素
を含む。
【0004】より多量の窒素を含む熱処理雰囲気は、中
性での応用には望ましい。なぜなら比較的多量の水素と
一酸化炭素を含む雰囲気よりも一般に反応性が低いから
である。高い窒素含量の熱処理雰囲気は燃料ガス(たと
えば天然ガス)と高い窒素含量と低い酸素含量を有する
ガスの酸素成分と反応させることによりえられる。
【0005】高い窒素含量の熱処理雰囲気のひとつは、
窒素ガス原料として液体窒素を使用する。この方法は比
較的高品質の雰囲気を製造できるが、液体窒素が高価で
あるためこの方法は経済的には好ましくない。窒素高含
有発熱性熱処理雰囲気は液体窒素ベースの雰囲気よりも
安価に製造できる。しかし、発熱性プロセスは水と二酸
化炭素を多く含む雰囲気をもたらし、そのため低品質で
ある。
【0006】したがって、窒素高含有の極微量の水と二
酸化炭素を含有し、液体窒素を用いたプロセスよりも安
価に運転できる熱処理雰囲気を提供することが望まれ
る。さらに、通常の吸熱性ジェネレーターよりも安価で
少量の、装置内で熱処理雰囲気を製造することも望まれ
る。
【0007】本発明は熱処理雰囲気を形成する方法に関
し、該熱処理雰囲気は低酸素ガス濃度の窒素富化ガスを
非置換もしくは置換炭化水素ガスまたはこれらの混合物
と混合して得られ、高窒素含量を有する。混合物は触媒
的に反応され、熱処理雰囲気を形成する。該熱処理雰囲
気は実質的にすすを生成せず、過半量の窒素ガスを含
み、少量の水素ガスと一酸化炭素、およびトレース量以
下の二酸化炭素と水蒸気を含む。この熱処理ガスは反応
性成分の量を減少させ、したがって高含量の水素と一酸
化炭素を含む通常の吸熱雰囲気よりも操作上の利点を有
する。以下において、高窒素含量の用語は40体積%以
上の窒素ガスを含む熱処理雰囲気を意味する。
【0008】本発明によれば、窒素富化ガスは好ましく
は空気から、窒素に対して選択的な膜による分離、また
は選択的に窒素を吸着するプレッシャースイング吸着ユ
ニットにより得られる。
【0009】高窒素含量熱処理雰囲気は、通常の吸熱性
ジェネレーターと異なり、反応ガスの混合圧縮システム
を含まない、独特の反応器中で形成される。そのような
システムは通常の吸熱性ジェネレーターにおいては、空
気と炭化水素ガスの適当な混合比を保証するため、およ
び供給空気を圧縮するために必要とされる。通常の吸熱
性ジェネレーターにおいて得られた混合物は、ついで触
媒の存在下で反応される。本発明に係る改良された反応
器は反応ガス混合圧縮システムを持たない。なぜなら、
窒素富化ガスがはすでに所望の圧力にあるからである。
さらに、窒素富化ガスは予熱することができ、したがっ
て炭化水素ガスおよび窒素富化ガスが長い時間プレ混合
されることはない。
【0010】本発明の好ましい態様においては、反応器
は、生成ガスからの熱が炭化水素ガスと混合される前の
窒素富化ガスを加熱するためにリサイクルされる熱交換
システムを含む。
【0011】Powder Metallurgy Equipment Manual、第
3版、Samuel Bradbury編集、119頁、および124-126頁
(これは、本出願の一部として参照される)に述べられ
ているような、通常の吸熱性ジェネレーターは、ほぼ2
0%の一酸化炭素、40%の水素、40%の窒素および
トレース量のメタン、二酸化炭素および水蒸気を含む熱
処理雰囲気を生成する。
【0012】この通常のジェネレーターは、典型的に
は、鉄製のシリンダーであってシステムの主構成物を収
納するケーシングを有する。反応チューブアセンブリが
設けられ、触媒床を収納し反応混合物と触媒との充分な
接触を確実にする。ジェネレーターはさらに反応混合物
の温度を昇温しまた維持するための加熱システムと、運
転中の温度の安定を確実にする温度調節システムを有す
る。
【0013】反応が起ると、生成ガスは速やかに冷却さ
れ、反応チューブアセンブリを出てゆく生成ガスを安定
させなければならない。冷却は典型的には、たとえば水
冷された壁、および熱交換器により成される。さらに、
通常の吸熱性ジェネレーターは空気と炭化水素ガス(た
とえば天然ガスまたはプロパン)との適切な混合比を保
証し、所望の出口圧力を得るため反応ガス混合システム
を有する。
【0014】反応ガス混合圧縮システムは、典型的には
複数の弁と入口フィルターを有する空気流量計アセンブ
リを有する。空気流量計アセンブリは空気の反応チュー
ブアセンブリへの流量をモニターし、調節し、空気流れ
から不純物を除去する。さらに、炭化水素の反応チュー
ブアセンブリへの流量を調整する、弁と圧力調整装置を
有する炭化水素流量計アセンブリを有する。
【0015】通常の吸熱性ジェネレーターは、さらに空
気と炭化水素を混合するための混合装置を有する。混合
装置内で形成された空気/ガス混合物が一定圧力に保た
れることを保証するために正方向排水(positive displ
acement)の混合ポンプが設けられる。
【0016】本発明によれば、反応ガスの混合圧縮シス
テムの鍵となる構成は反応器から除外される。改良され
た反応器は、通常の吸熱性ジェネレーター中で空気と炭
化水素との反応により生成された熱処理雰囲気に比較し
て、高窒素含量であり、一酸化炭素と水素ガスの量の減
少した熱処理雰囲気を製造する。
【0017】本発明に係る改良された反応器は、本質的
に正方向排水混合ポンプを含む混合装置を含まない。プ
レッシャースイング吸着システムから得られる窒素富化
ガスは、すでに充分高圧でありさらに加圧されることを
必要としないので、該ポンプは必要ないのである。
【0018】図1は本発明の実施態様を示す図である
が、これによれば、熱処理雰囲気は空気の供給流れを半
透膜により分離するシステムにより熱処理雰囲気が製造
される。得られる窒素富化プロセス流れは、後述の改良
された吸熱性ジェネレーターのような反応器に送られ、
そこで非貴金属触媒の存在下で炭化水素ガスと触媒的に
反応され、過半量の窒素ガスを含み、検知量のすすを含
まない熱処理雰囲気が形成される。図2に示される反応
器はストレートスルー反応器である。図2はU字型反応
器の例として後述される。他の形式の反応器も本発明に
使用することができる。
【0019】空気はシステム2に配管8を介して導入さ
れ、圧縮器10で圧縮される。圧縮空気は、たとえばGe
neron Systems、ヒューストン、テキサス製の4200
シリーズ空気分離膜システムのような空気分離膜システ
ム4に導入される。
【0020】膜は中空繊維の束と、チューブの中央の芯
に平衡に配置される半透膜で構成される。前記の束はケ
ースの外側方向に配置され、空気分離モジュールを形成
する。空気は窒素富化流れと酸素と二酸化炭素の富化さ
れた流れの2つの流れに分割される。
【0021】圧縮空気がモジュールの一端の繊維群の中
心に導入され、繊維の穴の中を流れながら膜と接触す
る。酸素、水蒸気および他の「ファーストガス」が繊維
の外側に流出する。酸素富化ガス流れは分離システムの
ケースの外周方向の繊維束に流出し、副生成物として排
出される。
【0022】小部分を除きすべての酸素が膜材料を中空
繊維の外側に通り抜けるが、供給空気中に含まれる窒素
の殆どは中空繊維膜の内部に残る。その結果、窒素成分
は供給空気から効率よく分離され、膜システム4から配
管14を介して取りだされ、反応器6をともなった触媒
床16に導入される。
【0023】反応器6は、好ましくは、本質的には反応
ガス混合圧縮システムの主構成部分を含み、排水混合ポ
ンプを含まない通常の吸熱性ジェネレーターであるよう
に改良された吸熱性ジェネレーターである。
【0024】図2は、改良された吸熱性ジェネレーター
に関し、本発明に係る好ましい反応器200はU字型を
しており、触媒204を含むレトルテ202を含む。レ
トルテ202は、内部に加熱システム208を有する外
側壁206の内部に収納される。熱は炭化水素ガスの燃
焼または公知の電気的方法により供される。
【0025】配管20と弁211を通る炭化水素の流量
と、配管212を通る窒素富化ガスの流量は、それぞれ
流量計214,216により調節される。それぞれのガ
スは一緒にされ、配管218を介して反応器200に導
入される。
【0026】生成ガスはレトルテ202から配管220
を介して排出される。生成ガスは冷却器222により冷
却され、冷却されたガスはシステムから配管224を介
して排出される。
【0027】本発明では、炭化水素ガスと窒素富化ガス
との混合は反応器の外部で行われ、反応ガスの混合圧縮
システムを使用しないで行われる。したがって、反応器
200は前述の正方向排水混合ポンプ、および混合アセ
ンブリを有しない。
【0028】本発明において好ましく使用される炭化水
素ガスとしては、天然ガス、メタン、エタン、プロパ
ン、およびこれらの混合物がある。置換炭化水素は単独
で、または非置換炭化水素ガスと一緒に使用することが
できる。天然ガスは比較的安価であり、最も好ましいガ
スである。さらに少量の他のガス、たとえば水素、一酸
化炭素、および水蒸気が用途によっては存在してもよ
い。
【0029】ガスは少しの圧力の下で混合され、好まし
くは酸化ニッケル、ニッケルベース材料およびコバルト
からなる群より選ばれる非貴金属触媒を含む触媒床を通
過する。安価であり、容易に使用できるので酸化ニッケ
ル、ニッケルベース材料が最も好ましい触媒である。
【0030】触媒床中の窒素富化ガスと炭化水素ガスに
含まれる酸素の反応は、一酸化炭素と水素を生成し、露
点は−50℃から+10℃の範囲で容易に調節できる。
得られる熱処理雰囲気は、比較的大量の窒素と非常に少
量の水蒸気と二酸化炭素を含み、炉に送られ、アニーリ
ング、ブレージングなどの用途に供される。
【0031】本発明の一つの態様では、触媒床は炉のあ
る部分内に収納され、発生する熱は、触媒床を加熱し、
導入される反応物を反応させるために使用される。
【0032】図1によれば、窒素富化ガスは反応器6の
内部にある触媒床16、これは図2に示される、に導入
される。炭化水素ガスは触媒床16に配管22を介して
ソース20から送られる。窒素富化ガスと炭化水素ガス
は混合され、触媒床16と接触させられ、760℃以
上、典型的には980℃から1040℃の範囲で反応さ
れる。混合ガスは触媒の存在下で反応させられた後、直
接炉に送られる。炉が触媒床に近接していない場合に
は、ガスを約315℃以下に急速に冷却することが好ま
しい。冷却工程は、一酸化炭素が炭素と二酸化炭素に分
解することを防止する。過半量の窒素ガス、比較的少量
の水素ガス、および一酸化炭素を含む熱処理雰囲気はシ
ステム2から配管29を介して取りだされる。
【0033】本発明の好ましい形態においては、酸素富
化ガスは膜システム4から得られる。このガスの少なく
とも一部分は配管26を介して送られ、ソース20から
配管28を介して得られる炭化水素ガスと混合される。
酸素富化ガスの残部は、配管58から排気される。酸素
富化ガスは、ソース20からの炭化水素ガスの燃焼効率
を改善するために使用される。得られる熱エネルギーは
触媒床16を加熱し、窒素富化ガス/炭化水素反応を促
進するために使用される。
【0034】膜システム4から出た窒素富化ガスは好ま
しくは少なくとも85体積%の窒素含量、最も好ましく
は少なくとも97体積%の窒素含量を有する。好ましい
熱処理雰囲気は8%以下の水素、最も好ましくは2から
8体積%の水素、好ましくは1−4体積%の一酸化炭
素、トレース量以下の二酸化炭素、未反応炭化水素ガ
ス、および水蒸気および残部の窒素ガスを含む。
【0035】本発明の他の実施態様によれば、窒素富化
ガスは空気をプレッシャースイング吸着ユニットに通す
ことにより生成される。図3には、2つの床AとBを有
するプレッシャースイング吸着ユニット30が示されて
いる。しかし、本発明はより多数の床を有するもののよ
うな異なる構成を有するプレッシャースイング吸着ユニ
ットも使用できる。
【0036】ソース(図示せず)からの空気は圧縮器3
2に供給され、空気の圧力が上昇され、非製造時の位相
では圧縮空気が蓄積され、床のピークローデイングの間
に圧縮空気が供給される。圧縮空気は貯蔵タンク34に
導入される。圧縮空気はその後配管36、38を介して
床Aに接続される出口40および床Bに接続される出口
42に供給される。出口40、42のそれぞれは弁4
4、46によりコントロールされる。弁44が開の時に
は、圧縮空気は床Aに供給され、弁46は閉に保たれ
る。それによりプレッシャースイング吸着ユニット30
の減圧工程の間、床Bは再生工程にある。
【0037】圧縮空気は床Aに配管48、開とされてい
る弁44を介して導入される。床Aは酸素と他の廃ガス
を選択的に吸着できる少なくともひとつの吸着材料を含
む。好ましい吸着材料はモレキュラーシーブまたはシリ
カゲルである。その結果、実質的に純粋な窒素は床Aか
ら配管50、弁52を介して排出され、配管54を介し
て窒素貯蔵タンク54に窒素に導かれる。
【0038】床Aが窒素ガスを製造している間、床Bは
大気圧にある。床Aの窒素製造サイクルの終了後、シス
テムは床Bの圧力を中間の圧力に上げる均圧化工程に入
る。これは窒素生成弁52、58を閉とし、圧縮空気を
弁44、46を介して取入れることにより達成される。
圧縮空気の取入れと窒素生成物の取りだしは一時的に中
止される。
【0039】均圧化は加圧ガスの一部を床Aの頂上部か
ら配管60、弁62、配管64、制限的オリフィス(re
strictive orifice)、配管68を介して床Bの頂上部
へ導入することにより達成される。さらに、加圧ガスが
床Aの底部から配管48、弁70、配管72、制限的オ
リフィス74、および配管76を介して床Bの底部へ導
入される。
【0040】均圧化が達成されると、床AとBは同じ圧
力にされ、床Aは大気圧に減圧され酸素富化廃ガスが排
気されて再生が行われる。これは均圧化弁62、70を
閉じ、再生弁78を開けることにより達成される。廃ガ
スの少なくとも一部が配管48を介して、床Aの底部か
ら配管80、弁78、配管82および弁84を介して反
応器6へ導入される。廃ガスの残部は配管84、85を
介して排気される。その結果、床Aが再生される。
【0041】床Aのさらなる清浄化をパージガス、たと
えば実質的に純粋な窒素ガス、をソース86からそれぞ
れ配管88および90を介し、さらに弁91、配管50
を介して床Aに通すことにより行うことができる。床B
がさらに清浄化される場合には、パージガスがそれぞれ
配管88、90、弁94および配管68を介して流され
る。パージングの後、吸着剤は新たな窒素生成サイクル
において廃ガスを吸収する準備ができる。
【0042】床Bの圧力は中間的な圧力に昇圧され、圧
縮空気を受入れる準備ができる。圧縮空気が弁46と配
管76を介して導入される。充分に圧縮された空気を速
やかに床Bに導入して運転圧力まで昇圧するためには、
圧縮器32により得られる圧縮空気供給流れが貯蔵容器
34中に貯蔵される圧縮空気により補われることが必要
である。
【0043】床Bがロードされたら、弁58が開かれ、
生成ガスは生成物配管56に配管68を介して導入さ
れ、貯蔵容器54に導入される。分配配管96は貯蔵容
器54から伸び、窒素富化ガスが反応器6に導入され
る。第二のサージタンク102が、窒素富化ガスの純度
を安定させるために、任意に提供できる。
【0044】床Bの窒素生成終了後、弁58は閉じら
れ、弁46も閉じられ、圧縮空気の供給も停止される。
均圧化回路が弁62と70を開くことにより作動し、加
圧ガスが床Bの頂部と底部から床Aに導入され、その圧
力を中間的な圧力まで上昇させる。酸化富化廃ガスを配
管76、98、弁100を介し、配管82、弁84を介
して反応器6に送ることにより、床Bはその後減圧され
る。
【0045】その後、圧縮器32と貯蔵容器34から圧
縮空気が、弁44、配管48を介して床Aに供給され、
床Aの圧力を所望の運転圧力まで上昇させ、床Aにおい
て窒素製造サイクルが開始される。
【0046】再度図3を参照すると、窒素富化ガスは配
管96を介して、任意のサージタンク102を介し、反
応器6に送られ、配管22を介してソース20から供給
される炭化水素ガスと混合される。混合されたガスは、
図1に示した実施態様に関して説明されたように、触媒
の存在下で反応される。
【0047】プレッシャースイング吸着ユニット30か
ら配管82および弁84を介して取りだした酸素富化ガ
スは、任意に配管28を介してソース20から送られる
炭化水素ガスと一緒にされる。得られた混合物は燃焼さ
れ、燃焼熱は窒素富化ガスと炭化水素ガスの反応に必要
とされる熱量に応じて使用される。
【0048】炭化水素ガスの量と触媒床に導入された窒
素富化ガスの酸素含量は、より効率的な反応を促進する
ためのフィードバックシステムにより調整される。
【0049】図4では、図3において述べられた、本発
明の実施態様であるプレッシャースイング吸着ユニット
30を使用した窒素富化ガスの製造について開示する。
このシステムはフィードバックコントロールユニット1
10を有する。
【0050】典型的には、熱処理雰囲気を含む配管29
は配管112を介してモニター114に接続され、反応
器6から取りだされた生成物流れ中の二酸化炭素、一酸
化炭素、水素および/または水の量が測定される。
【0051】フィードバックコントロール信号がモニタ
ー114により発生され、配管116を介して、ソース
20から反応器6へ炭化水素ガスを流す配管22上に設
けられた、調整弁118に伝えられる。これにより反応
器に供給される炭化水素ガスの量は、生成物流れ中に含
まれる反応性ガス含量(すなわち一酸化炭素および/ま
たは水素)または不純物(二酸化炭素および/または水
蒸気)に応じて調節される。
【0052】フィードバックコントロールシステム11
0には、窒素富化ガス中の酸素含量を調節する手段がと
もに設けられる。再び図4を参照すると、モニター11
4は公知の方法によりフィードバックコントロール信号
を配管120を介してプレッシャースイング吸着コント
ローラー122に伝えるために使用され、窒素富化ガス
の酸素含量および/または流量を電気的に調節する。
【0053】本発明の最終的な効率は生成ガスから熱を
回収し、その熱を窒素富化供給ガスに、炭化水素供給ガ
スと混合される前に伝達することにより改善される。
【0054】図5の装置では、周囲の窒素富化供給ガス
がプレッシャースイング吸着ユニット30のサージタン
ク102から配管300を介して熱交換器302へ送ら
れる。周囲 窒素富化ガスは、配管304を介して反応
器6から取りだされた生成ガスにより加熱される。生成
ガスの温度は典型的には、反応器6から出た時には90
0から1040℃の範囲にある。窒素富化ガスは熱交換
器302に送られ、典型的には700から1000℃に
加熱され、配管306を介して反応器6の底部に送ら
れ、炭化水素ガスと混合される。
【0055】窒素富化ガスにより運ばれた熱は、窒素富
化ガスと炭化水素ガスの混合物が触媒床に導入される前
に自発的に反応するに充分なものである。そのような触
媒床に導入される前の反応はすすを生成し、プロセスの
効率を低下させる。したがって、窒素富化ガスと炭化水
素ガスを反応器に導入する直前に混合し、混合物の触媒
床に接触するまでの存在時間を制限することが好まし
い。混合物の触媒床に接触するまでの存在時間は好まし
くは数秒である。
【0056】図6には、好ましい熱交換システムが示さ
れる。このシステムにおいては、加熱された窒素富化ガ
スは炭化水素ガスと反応器200に導入される直前で反
応が起る前に混合される。図2の説明において述べられ
たように、ソース(図示せず)から配管212を介して
の窒素富化ガスの供給速度は、流量計216により調節
される。調節された窒素富化ガスの流れは配管320を
介して熱交換器302に送られ、配管322を介して熱
交換器302に導入される生成ガスから熱が回収され
る。加熱された窒素ガスは、典型的には700から10
00℃の温度を有し、配管324を介して熱交換器から
取りだされる。
【0057】周囲の炭化水素ガスはソース(図示せず)
から弁211と配管210を介して流量計に送られ、反
応器200に導入される前に流速が規格化される。流量
計216から配管326を介して排出される炭化水素ガ
スは反応器200に導入される直前に配管330の前に
設けられたジャンクション328で加熱された窒素富化
ガスと混合される。
【0058】図5および6に示された本発明の実施態様
において使用できる熱交換器の型式は実質的には限定さ
れず、当業者であれば容易に選択することができる。使
用できる熱交換器にはシェルタイプ、チューブタイプの
他、Warren L.McCabeらのUnit Operation Of Chemical
Engineering、3版、(1976)、398-426頁、McGraw Hill
出版に示されるプレートタイプの熱交換器がある。この
文献は本明細書の一部として参照される。
【0059】熱の少なくとも一部が生成ガスから熱交換
器内部において除去されているけれども、生成ガスは典
型的には炉に導入される前に冷却されなければならな
い。図6に示されたように、生成ガス、たとえば過半量
の窒素ガス、少量の一酸化炭素および水素ガス、ならび
にトレース量の二酸化炭素および水を含む熱処理雰囲気
は、典型的には900から1040℃の温度範囲で反応
器200から配管322を介して排出される。熱交換器
302において冷却された後、生成ガスは熱交換器30
2を典型的には400から700℃の温度で配管322
を介して排出される。
【0060】生成ガスはその後第二の熱交換器または冷
却器334に通され、生成ガスの温度は周囲温度まで下
げられた後、配管336を介して炉(図示せず)に供給
される。
【0061】前述のように、加熱された窒素富化ガスと
炭化水素ガスを一緒にし、混合物の触媒床に接触するま
での存在時間を最小にすることにより、すすの形成は実
質的に減少され、またはなくなる。
【0062】すすの生成量は炭化水素ガスの不完全な反
応を防止することによっても制御できる。これは、混合
物の温度と炭化水素含有量を調節することにより達成で
きる。約760℃以下ではすすの生成が起るので、反応
温度を少なくとも760℃に保つことが望ましい。酸素
含有量に対する炭化水素ガスの比率を最小にすることも
望ましいことである。使用できるすべての炭素が一酸化
炭素を形成するのが理想的である。たとえば、熱処理雰
囲気の生成のための実際の運転範囲は、反応が少なくと
も約760℃で行われる場合には、メタンの含有量が酸
素1モルに対し2.15モル以下である。
【0063】実施例1 図1および2に示された実施態様により熱処理雰囲気が
以下のようにして製造された。
【0064】ほぼ3.600標準立方フィート毎時(S
CFH)の圧縮空気が4200シリーズの膜分離装置
(Generon Systems製造)に導入された。93体積%の
窒素と7体積%の酸素を含む2,000SCFHの窒素
富化ガス(1,860SCFHの窒素と140SCFH
の酸素)が膜システム4から配管14を介して排出さ
れ、ニッケルベース触媒(3/4インチ立方体、J.L.Be
cker社製)が詰められた吸熱反応器6(オハイオ、Surf
ace Combustion Inc. Maumee製)に導入された。
【0065】280SCFHの天然ガスが反応器6に導
入され、窒素富化ガスと一緒にされ、触媒床16に通さ
れた。
【0066】35%の酸素を含む廃ガス、1,600S
CFHが膜システム4から配管26を介して除去され
た。流れの過半量(910SCFH)が配管85から大
気に排気され、690SCFHが配管26に流され、こ
こでソース20から配管28を介して得られる120S
CFHの天然ガスと混合される。このガス混合物は燃焼
され、窒素富化ガスと天然ガスとの触媒反応を実施する
ための熱を反応器6に供給する。
【0067】反応は1040℃、3から6秒の触媒床滞
留時間で行われる。
【0068】熱処理雰囲気は反応器から約2,700S
CFHの速度で配管29から回収される。得られた熱処
理雰囲気は以下の組成を有していた。
【0069】 CO 280SCFH (10.3体積%) H2 560SCFH (20.7体積%) N2 1860SCFH (68.9体積%) CO2 トレース量 H2O トレース量 合計 2700SCFH 実施例2 図3に示された運転システムに、3,800SCFHの
圧縮空気がプレッシャースイング吸着システム30に供
給され、窒素含有量1,960SCFH(98体積%)
と残部が酸素の窒素富化ガスが2,000SCFHで製
造された。
【0070】この窒素富化ガスが80SCFHの天然ガ
スと反応された。熱処理雰囲気が2,200SCFHで
製造され、得られた熱処理雰囲気は以下の組成を有して
いた。
【0071】 CO 80SCFH ( 3.6体積%) H2 160SCFH ( 7.3体積%) N2 1960SCFH (89.0体積%) CO2 トレース量 H2O トレース量 合計 2200SCFH 1,800SCFHの酸素富化ガスがプレッシャースイ
ング吸着システム30から回収され、その630SCF
Hが110SCFHの天然ガスと反応され、反応器6に
熱が供給された。残部の酸素は大気中に排気された。
【0072】実施例3 図3に示された運転システムに、1,000SCFHの
速度で、98体積%の窒素と2体積%の酸素を含む窒素
富化ガスがプレッシャースイング吸着システム30に、
40SCFHの天然ガスと共に供給された。反応器の温
度は約980℃に保持された。生成物中の一酸化炭素、
二酸化炭素、天然ガス、水素および酸素の量は、露点で
3時間測定された。結果を表1に示す。
【0073】 表1 時間 体積% 体積% 体積% 体積% 酸素 露点 (分) CO CO2 天然ガス H2 ppm ℃ 0 3.54 0.62 0.00 5.5 4 23.5 30 4.00 0.31 0.00 6.5 5 11.0 60 4.00 0.00 0.00 7.0 6 -37.0 90 3.20 0.00 0.00 6.5 6 -37.0 120 3.32 0.00 0.00 6.5 5 -42.0 135 3.38 0.00 0.00 6.5 5 -42.0 150 3.38 0.00 0.00 6.5 5 -45.0 165 3.40 0.00 0.00 7.0 5 -45.0 180 3.40 0.00 0.00 7.5 5 -46.0 実施例4 図5および6に示されたシステムにおいて、3,800
SCFHの圧縮空気がプレッシャースイング吸着システ
ム30に供給され、1,960SCFHの窒素含量(9
8体積%)と残部の酸素を有する窒素富化ガス2,00
0SCFHが製造された。周囲の窒素富化ガスは配管3
20(図6参照)を介して熱交換器に送られ、750℃
に昇温された。
【0074】加熱された窒素富化ガスは配管324を介
して送られ、ジャンクション328でメタンガス(80
SCFH)と混合された。混合ガスはニッケル触媒を含
む反応器200へ配管330を介して送られる。混合物
の触媒床と接触するまでの総滞留時間は2秒未満であ
る。
【0075】混合ガスはニッケル触媒の存在下、980
℃で触媒的に反応された。80SCFHの一酸化炭素、
160SCFHの水素、1960SCFHの窒素、およ
びトレース量の二酸化炭素および水蒸気を含む生成ガス
は、配管322を介して熱交換器302に送られ、生成
物ガスの温度が約600℃に低下された。生成ガスは冷
却器334中で室温に冷却され、その後、たとえば新オ
ンでのアニーリング操作工程に送られる。
【0076】反応器への熱は、加熱された窒素富化ガス
により、炭化水素ガスとプレッシャースイング吸着シス
テム30の副生成物として得られた酸素富化廃ガスとの
反応により、または図2に示されたような電気加熱器2
08により、またはそれらの組合わせにより供給され
る。特に、35%の酸素を含む廃ガスが170SCFH
でプレッシャースイング吸着システム30から配管82
(図5参照)から除去され、ソース20から配管28を
介して送られてくる30SCFHのメタンと混合され
る。さらに、50,000BTU/時が加熱された窒素
富化ガスとの熱交換により供給され、残部の約6KWH
が電気的加熱器により供給される。
【0077】本発明について好ましい実施態様に基づい
て説明をしてきたが、当業者にとって自明な改良等も本
発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は窒素富化ガスの製造のために空気の膜分
離装置を使用した、本発明の実施態様を示す図である。
【図2】図2は本発明の反応器の模式図を示す図であ
る。
【図3】図3は、窒素富化ガスの製造のためにプレッシ
ャースイング吸着装置を使用した、本発明の実施態様を
示す図である。
【図4】図4は、図3に示す態様において、フィードバ
ックコントロールシステムを含む態様を示す図である。
【図5】図5は、図3に示す態様において、生成ガスか
ら窒素富化ガスへ熱を伝えるための熱交換システムを含
む態様を示す図である。
【図6】図6は、図2に示す反応器において、生成ガス
から窒素含むガスへ熱を伝えるための熱交換システムを
含む態様を示す図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)空気の供給流れの少なくとも実質的
    な部分を除去し、窒素富化ガスと酸素富化廃ガスを製造
    する工程、(b)窒素富化ガスと置換または非置換炭化
    水素ガスを混合し、第一の混合物を製造する工程、およ
    び(c)第一の混合物を非貴金属触媒の存在下で反応さ
    せ、過半量の窒素ガスとトレース量以下の二酸化炭素と
    水蒸気を含む熱処理雰囲気を形成する工程、を含む、熱
    処理雰囲気を形成する方法。
  2. 【請求項2】酸素の少なくとも実質的な部分を除去する
    工程が、供給空気を、空気の供給流れの他のガス成分か
    ら窒素を選択的に分離する膜を通過させる工程を含む、
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】酸素の少なくとも実質的な部分を除去する
    工程が、供給空気を、空気の供給流れの中の酸素および
    他のガス成分を選択的に吸着する吸着剤を含むプレッシ
    ャースイング吸着ユニットに通し、窒素富化ガスを形成
    する工程を含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】熱処理雰囲気が1−4体積%の一酸化炭
    素、最大8体積%の水素、最大トレース量の二酸化炭素
    および水蒸気と残部の窒素ガスを含む請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】炭化水素ガスが天然ガス、メタン、エタ
    ン、プロパン、およびそれらの混合物からなる群より選
    ばれる、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】非貴金属触媒が、酸化ニッケル、ニッケル
    ベースの材料、およびコバルトからなる群より選ばれ
    る、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】(a)酸素富化廃ガスと炭化水素ガスを混
    合して第二の混合物を形成する工程、(b)第二の混合
    物に点火して熱を発生させる工程、および(c)熱を触
    媒に伝え、触媒的に誘発される第一の混合物の成分の反
    応を促進する工程、をさらに含む請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】炭化水素ガスと窒素富化ガスの混合物から
    熱処理雰囲気を形成するための装置であって、(a)非
    貴金属触媒の存在下で前記混合物を反応させる触媒床を
    含む反応器手段、(b)触媒床を反応温度まで加熱する
    手段、(c)反応器手段から熱処理雰囲気を取りだす手
    段、(d)前記炭化水素ガスと窒素富化ガスを前記混合
    物と、反応器手段の外部で、反応ガス混合物圧縮システ
    ムの非存在下に一緒にする工程、を含む前記装置。
  9. 【請求項9】前記混合物を形成するための、炭化水素ガ
    スの流量を調節する手段、および窒素富化ガスの流量を
    調節する手段をさらに含む請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】(a)空気から窒素富化ガスを形成する
    ためのプレッシャースイング吸着システム、および
    (b)窒素富化ガスを窒素富化ガス流量調節手段に移送
    する手段をさらに含む請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】(a)空気から窒素富化ガスを形成する
    ための膜分離手段、(b)窒素富化ガスを窒素富化ガス
    流量調節手段に移送する手段をさらに含む請求項9記載
    の装置。
  12. 【請求項12】(a)窒素富化ガスを熱処理雰囲気から
    の熱で加熱するための熱交換手段、(b)加熱された窒
    素富化ガスと炭化水素ガスとを一緒にする手段、をさら
    に含む請求項8記載の装置。
JP5049582A 1992-03-10 1993-03-10 熱処理雰囲気の形成方法 Pending JPH06212251A (ja)

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