JPH0621173U - コネクタ構造 - Google Patents

コネクタ構造

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JPH0621173U
JPH0621173U JP012691U JP1269192U JPH0621173U JP H0621173 U JPH0621173 U JP H0621173U JP 012691 U JP012691 U JP 012691U JP 1269192 U JP1269192 U JP 1269192U JP H0621173 U JPH0621173 U JP H0621173U
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JP
Japan
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terminal
external connection
signal line
electronic circuit
signal
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JP012691U
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力 富田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器内部の電子回路にコネクタから静電
気が侵入することを防止する。 【構成】 電子機器1内の電子回路2の動作状態は、信
号ライン3によって取出される。イヤホンジャック5の
信号端子6は、サージアブソーバ4を介して信号ライン
3に接続される。信号端子6は、イヤホンジャック5に
外部ケーブルが接続されていないときは、切換端子7を
介して接地される。イヤホンジャック5に外部接続ケー
ブルが接続されるときには、信号端子6と切換端子7は
遮断されるので、信号ライン3を介する電子回路2の動
作状態を外部接続ケーブルを介して点検することができ
る。外部接続ケーブルを接続しない状態では、信号端子
6は接地されているので、信号ライン3への静電気など
の侵入を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器の補修用などのために、電子機器内部の電子回路からの信 号ラインを電子機器外部に取出すコネクタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器、特に道路近傍に設置される信号用機器や、交通情報放送用のビーコ ン機器などは、安全性を確保するために定期的に動作状態を点検し、必要に応じ てメンテナンスを行う補修が重要である。このような電子機器が設置されている 道路近傍などは交通量も多く、迅速な作業が要求される。このため、点検すべき 電子回路から、必要な信号を外部に容易に取出せるようなコネクタが予め電子機 器に設けられている。このようなコネクタには、点検時にのみ外部ケーブルが接 続される。外部ケーブルを接続しないときには、コネクタの接続端子は、電子機 器内部の電子回路に接続した状態のままである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来からのコネクタにおいては、外部へケーブルを接続しないときには、電子 機器内部の電子回路から信号ケーブルがコネクタの接続端子まで引出された状態 で、電気的に浮いている状態である。このため、コネクタに外部ケーブルを接続 しようとして作業者が手を近付けたりすると、作業者の衣服の摩擦によって生じ た静電気などがケーブルを接続する前後に接続用電極に誘導される。接続用電極 に誘導された静電気は、信号ラインから電子回路を介して接地(以下、「GND 」と略称することもある。)ラインを通じて放電する。このとき、電子回路内部 の電子部品に過電圧が印加され、過電流が流れて破壊されるおそれがある。
【0004】 本考案の目的は、静電気による電子回路を構成する電子部品の破壊を防止する ことができるコネクタ構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電子機器内部の電子回路からの信号ラインを、電子機器外部の機器 への接続ケーブルに接続するためのコネクタ構造において、 信号ラインに接続される外部接続用電極と、 外部接続用電極を接続テーブルに接続しないときには、外部接続用電極を接地 状態とし、外部接続用電極を接続ケーブルに接続するときには、外部接続用電極 を接地しない状態とする保護用電極とを含むことを特徴とするコネクタ構造であ る。
【0006】
【作用】
本考案に従えば、コネクタ構造は外部接続用電極と、保護用電極とを含む。外 部接続用電極には、電子機器内部の電子回路からの信号ラインが接続され、外部 機器への接続ケーブルを接続することができる。保護用電極は、外部接続用電極 に接続ケーブルが接続しない状態のときに、外部接続用電極を接地状態とし、外 部接続用電極に接続ケーブルを接続するときには、外部接続用電極を接地しない 状態とする。これによって、外部機器への接続ケーブルを接続しないときには、 信号ラインは接地され、外部接続用電極に誘導される静電気による電子回路の破 壊を防止することができる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例の概略的な電気的構成を示す。交通信号用の制御装 置やビーコン放送装置などの電子機器1には、動作状態を点検すべき電子回路2 が含まれる。電子回路2の動作状態を表す信号ライン3は、サージアブソーバ4 を介して外部接続用コネクタとしてのイヤホンジャック5の外部接続用端子であ る信号端子6に接続される。
【0008】 一般に、イヤホンジャック5は、信号端子6、切換端子7および接地端子8を 有する。信号端子6と、接地端子8とを低周波増幅器の出力に接続し、切換端子 7をスピーカに接続する。イヤホンジャック5にイヤホンプラグを挿入しない状 態では、切換端子7が信号端子6に接続された状態である。このため、低周波増 幅器からの出力はスピーカを駆動する。イヤホンジャック5にイヤホンプラグを 挿入すると、信号端子6と切換端子7との間は遮断され、低周波増幅器からの出 力はイヤホンに与えられ、スピーカには与えられない。以上のようなイヤホンジ ャック5を利用して、信号ライン3を電子機器1の外部に取出すためのコネクタ とする。
【0009】 本実施例では、切換端子7を接地端子8とともに、電子機器1の金属性の筺体 9に接地する。筺体9は電子機器1をシールドし、電子回路2のノイズによる誤 動作などを防止するとともに、電子機器1の内部を機械的に保護する。
【0010】 イヤホンジャック5と電子回路2との間を接続する信号ライン3の途中には、 サージアブソーバ4が設けられている。サージアブソーバ4には、一定電圧以上 の電圧が印加されると、インピーダンスが急激に低下する過電圧吸収素子10が 含まれる。過電圧吸収素子10の一方端子は、信号ライン3に直列に接続される 抵抗11および12の接続点に接続される。過電圧吸収素子10の他方端子は、 イヤホンジャック5の切換端子7および接地端子8とともに、筺体9のイヤホン ジャック5近傍に設けられる筺体接地点13に接続される。筺体9には、電子回 路2の近傍に電子回路2を接地するための筺体接地点14が設けられる。筺体9 は、全体として外部接地点15において大地に接地される。
【0011】 図2は、図1図示のイヤホンジャック5の概略的な構造を示す。切換端子7の 先端7aは、信号端子6の先端付近の接触部6aに当接し、導通状態となってい る。イヤホンジャック5の信号端子6、切換端子7および接地端子8は、基板2 0に固定される。イヤホンジャック5には、イヤホンプラグ30が挿入可能であ る。イヤホンプラグ30の先端には、信号電極31および接地電極32が形成さ れる。信号電極31と接地電極32との間には、電気絶縁スペーサ33が設けら れる。信号電極31および接地電極32は、外部接続ケーブル34にそれぞれ接 続される。
【0012】 イヤホンジャック5にイヤホンプラグ30を挿入すると、信号電極31は信号 端子6の先端6bに当接する。接地電極32は、接地端子8aに接触する。この とき信号電極31は、信号端子6の先端6bを押上げる。このため、切換端子7 の先端7aと信号端子6の接触部6aとが離反して遮断状態となる。
【0013】 信号端子6に電子回路への信号ラインを接続し、切換端子7および接地端子8 を接地してGNDレベルとしておくと、イヤホンジャック5にイヤホンプラグ3 0を挿入しないときには信号ラインはGNDレベルとなり、挿入したときにはG NDレベルではなくなり、信号電極31を介して外部接続ケーブル34に接続さ れる。
【0014】 図3は、図1図示の電子回路2の構成を示す。電子回路2内には、相補形金属 酸化物半導体(以下、「CMOS」と略称する。)素子である中央処理装置(以 下、「CPU」と略称する。)40や、出力ポート41などが含まれる。出力ポ ート41からの出力は、抵抗42を介して信号ライン3に接続される。信号ライ ン3は、イヤホンジャック5に外部接続ケーブル34を接続しないときには接地 状態となっているので、抵抗42の抵抗値は出力ポート41の出力電流が大きく ならないように充分大きな抵抗値とする。抵抗42の抵抗値が大きくても、外部 接続ケーブル34を介して接続される外部装置の入力インピーダンスが充分に高 ければ電子回路2の点検は可能である。電子回路2の信号ライン3に接続される 部分が接地しても差支えないときには、抵抗42を挿入する必要もない。
【0015】 以上の実施例においては、イヤホンジャック5を外部接続用のコネクタとして 使用しているけれども、同様な構造を有する他のコネクタであってもよいことは 勿論である。イヤホンジャック5は多量に生産され、比較的安価に供給されてい るので、イヤホンジャック5を利用すれば、安価で確実な静電気からの保護を行 うことができる。また、図1図示の実施例ではサージアブソーバ4を設けており 、これによってイヤホンジャック5にイヤホンプラグ30を挿入した状態のとき に、外部接続ケーブル34から導入される過大なノイズなどから電子回路2を保 護することができる。サージアブソーバ4としては、他の構成であってもよく、 特に過電圧吸収素子10はツエナダイオードなどであってもよいことは勿論であ る。また、筺体接地点13,14が別個に設けられているので、外部ノイズの影 響を受けにくい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、コネクタに外部機器への接続ケーブルを接続し ないときには、外部接続用電極を接地状態とするので、電子機器内部の電子回路 が信号ラインを介する静電気によって破壊されることを防止することができる。 これによって、電子機器の点検を安全かつ確実に行うことができ、電子機器の信 頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1図示のイヤホンジャック5の構造を示す概
略的な断面図である。
【図3】図1図示の電子回路2の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 電子機器 2 電子回路 3 信号ライン 4 サージアブソーバ 5 イヤホンジャック 6 信号端子 7 切換端子 8 接地端子 9 筺体 13,14 筺体接地点 30 イヤホンプラグ 41 出力ポート 42 抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器内部の電子回路からの信号ライ
    ンを、電子機器外部の機器への接続ケーブルに接続する
    ためのコネクタ構造において、 信号ラインに接続される外部接続用電極と、 外部接続用電極を接続テーブルに接続しないときには、
    外部接続用電極を接地状態とし、外部接続用電極を接続
    ケーブルに接続するときには、外部接続用電極を接地し
    ない状態とする保護用電極とを含むことを特徴とするコ
    ネクタ構造。
JP012691U 1992-03-13 1992-03-13 コネクタ構造 Pending JPH0621173U (ja)

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